JPH0977373A - 電線弛み防止装置 - Google Patents

電線弛み防止装置

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JPH0977373A
JPH0977373A JP23714095A JP23714095A JPH0977373A JP H0977373 A JPH0977373 A JP H0977373A JP 23714095 A JP23714095 A JP 23714095A JP 23714095 A JP23714095 A JP 23714095A JP H0977373 A JPH0977373 A JP H0977373A
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JP
Japan
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electric wire
electric
wire
holding portion
rack
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Pending
Application number
JP23714095A
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English (en)
Inventor
Satoshi Yagi
敏 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線棚と、電線棚から電線を引き出す電線送
り装置との間に配置される電線弛み防止装置を提供す
る。 【解決手段】 電線棚と、電線棚から複数の電線を引き
出す電線送り装置との間に配置される電線弛み防止装置
であって、フレーム2に一端を回動自在に支持され、電
線4に対する支持部18を他端に有する揺動アーム17
を複数備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線棚と、電線棚
から電線を引き出す電線送り装置との間に配置される電
線弛み防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、電線棚30と電線送り装置31
とを示すものである。電線棚30は、種類の異なった
(例えば、色違いや径違い等)電線33a,33b,3
3cを各電線ごとにリール32a,32b,32cに巻
き、巻回した複数のリールをストックして配置する棚で
ある。
【0003】電線送り装置31は、モータ37の回転に
よって回動する一対の無端状タイミングベルト35,3
5と、一対の無端状タイミングベルト35,35に対し
て垂直に載置され、電線33aを通す案内ノズル34
と、案内ノズル34から電線33aを引っ張りだす送り
ロール36とから成る。一対の無端状タイミングベルト
35,35は、プーリ軸38を介してロ字状に張設され
て互いに平行でモータ37の回転によってに回動し、案
内ノズル34は、一対の無端状タイミングベルト35,
35に対して垂直方向に複数かつ一定の間隔で配設され
て成り、無端状タイミングベルト35の回動によって間
欠的に回動する。
【0004】また、送りロール36は、一対の平坦な回
転板39,39で、一対の回転板39,39の間に電線
33aを挟装させて電線33aの必要な長さを送り出
す。なお、電線送り装置31を通過した電線33aは、
図示しない電線の切断装置、電線の搬送装置、電線端末
の皮剥き装置等の工程へ進む。電線棚30の一巻きのリ
ール32aに対して電線送り装置31の一本の案内ノズ
ル34を対応させ、電線棚30から電線送り装置31へ
直接電線33aを供給する。
【0005】電線送り装置31は、先ずモータ37の回
転によって一対の無端状タイミングベルト35,35を
回動させ、所望の電線33aを有する案内ノズル34を
所定の位置(送りロール36が電線33aを送ることの
できる位置)に移動させる。このとき、他の電線33
b,33cは、無端状ベルトの回動によって電線棚から
引っ張れ、電線棚30と電線送り装置31との間で弛ん
でいる。そして、送りロール36を回転させ、所望の電
線33aを所望の長さに引っ張り出す。
【0006】次に、一対の無端状タイミングベルト3
5,35を回動させ、所望の電線33cを有する案内ノ
ズル34を所定の位置に移動させる。このとき、他の電
線33a,33bも無端状タイミングベルト35,35
の回動によって電線棚30から引っ張り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
電線(例えば、百本)を扱う場合、電線棚と電線送り装
置との間で多数の電線が弛んでいるために、無端状タイ
ミングベルトを回動させると、電線同志が接触し、電線
の皮膜に傷が付いたり、穴が開いたりする、という問題
点があった。
【0008】本発明は、上記した点に鑑み、電線棚と電
線送り装置との間で、電線同志が接触するのを防いで、
電線の皮膜に傷や穴が開くのを防止する電線弛み防止装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電線棚と、該電線棚から複数の電線を引
き出す電線送り装置との間に配置される電線弛み防止装
置であって、フレームに一端を回動自在に支持され、該
電線に対する支持部を他端に有する揺動アームを複数備
えたことを特徴とする電線弛み防止装置を採用する。
【0010】本発明によれば、支持部が、電線棚と電線
送り装置との間に位置し、その間の複数の電線を支持す
る。また、揺動アームが各電線に対応して上下方向に回
動可能であるから、電線が引っ張られると、電線からの
張力が支持部に対して上向きに働き、揺動アームが自重
に抗して回転する。あるいは、電線が弛むと、電線から
の張力が支持部に対して働かず、自重で揺動アームが落
下方向に回転する。これにより、電線が揺動アームで常
に下向きに付勢され、電線の弛みが防止される。
【0011】
【実施例】図1〜図4は、本発明に係る電線弛み防止装
置の一実施例を示すものである。図1に示す如く、この
電線弛み防止装置1は、くさび型をしたフレーム2と、
フレーム2上に対向して配設され、電線4に対する第一
保持部5及び第二保持部6と、第一保持部5と第二保持
部6との間に配置されると共に、フレーム2に回動自在
に軸支され、電線4を支持する保持部7とで構成され
る。フレーム2は、角柱状の金属部材をくさび型に組
み、くさび型の傾斜3側を上側にして配置され、下側に
移動を可能にするためのキャスタ23を固設されて成
る。
【0012】第一保持部5は、フレーム2の傾斜3の尖
端部3aに設けられた踊場4aに、電線同志の左右の接
触を防止する左右接触ストッパー8と、左右接触ストッ
パー8の右側に電線同志の上下の接触を防止する上下接
触ストッパー9とから成る。図2(a)及び(b)に示
す如く、左右接触ストッパー8は、矩形状の枠10に、
長手方向の金属部材10aから、その金属部材10aに
対向する金属部材10bへ金属棒11を垂直、且つ、等
間隔(電線一本を通すことのできる程度の間隔)に複数
固設されて成る。
【0013】上下接触ストッパー9は、矩形状で、長手
方向を円筒12a,12bにした枠12と、円筒12
a,12bを軸として回動自在に設けられた小滑車13
a,13bとから成る。小滑車13a,13bは一本の
電線の幅程度の溝13′a,13′bを有し、相対する
円筒12a,12bと互いに外接するように並設して成
る。そして、電線4は、外接した小滑車13a,13b
の溝13′aと溝13′bとの間を通過する。また、小
滑車の個数は電線の本数と同数であり、金属棒の本数は
〔小滑車の個数+1〕本である。
【0014】図1に戻って、第二保持部6は、フレーム
2の傾斜3の下端部3bに設けられた踊場4bに、電線
同志の左右の接触を防止する左右接触ストッパー14
と、左右接触ストッパー14の左側に電線同志の上下の
接触を防止する上下接触ストッパー15とを有し、第一
保持部5と平行して設けられると共に、第一保持部5の
上下接触ストッパー9と第二保持部6の上下接触ストッ
パー15とを対向して配設させて成る。
【0015】また、フレーム2上に配置された第一保持
部5に対する第二保持部6の位置は、第一保持部5と第
二保持部6との間に、後述する保持部7が設けられてさ
えいれば、上でも下でも等しくてもよい。更に、上下接
触ストッパーを一対の小滑車で構成しているが、電線同
志の上下の接触を防止することができれば、一対でなく
ても上または下の小滑車だけでもよい。
【0016】そして、電線同志の左右の接触を防止する
ことができれば、左右接触ストッパーを設けなくても、
上下接触ストッパーだけでもよい。逆に、電線同志の上
下の接触を防止することができれば、上下接触ストッパ
ーを配置しなくても、左右接触ストッパーだけでもよ
い。なお、第二保持部6は、第一保持部5と全く同じ構
造をしているので詳細な説明を省略する。
【0017】図3(a)に示す如く、保持部7は、フレ
ーム2の支柱2aと支柱2aとの間に固定された支軸1
6と、支軸16に対して回動自在に設けられた棒状の揺
動アーム17と、揺動アーム17に設けられ、電線4を
保持する支持部18とから成る。支軸16が、支柱2
a,2aに第一保持部5と平行に凸状の金具19で固定
され(図1)、揺動アーム17の後端部17bが、支軸
16に回動自在に設けられ、揺動アーム17の先端部1
7aが、電線4を保持する支持部18を有している。ま
た、第二保持部6を支える支柱2b,2bに支軸16を
設けてもよい(図1)。
【0018】図3(a)に示す如く、支持部18は、電
線4をスムーズに移動させる小滑車20と、揺動アーム
17の先端部17aと、小滑車20を揺動アーム17に
対して鋭角に固着させる一対の接続金具21,21とか
ら成り、図3(b)に示す如く、これらによって囲まれ
た電線通過空間22内を電線4が貫通している。また、
一本の電線に対応して一つの電線通過空間が対応する。
なお、電線棚と電線送り装置とは従来例と同じなので、
詳細な説明を省略する。
【0019】次に、電線弛み防止装置の作動について記
述する。図4に示す如く、電線弛み防止装置1を電線棚
30と電線送り装置31との間に配置し、電線棚30に
配設されたリール32から電線33を引き出し、第一保
持部5の左右接触防止ストッパー8の金属棒11,1
1′の間を通した後に上下接触防止ストッパー9の一対
の小滑車13a,13bの間の溝13′a,13′bに
通す。
【0020】次に、第一保持部5を通った電線33を保
持部7の電線通過空間22内に通し、第二保持部6の上
下接触防止ストッパー15を通した後に左右接触防止ス
トッパー14を通す。そして、第二保持部6を通した電
線33を電線送り装置31の案内ノズル34の一本に通
す。
【0021】電線送り装置31の無端状タイミングベル
ト35を回動させて案内ノズル34を回動させ、所望の
電線33を挿通している案内ノズルを選択して所定の位
置(送りロール36が電線33を送ることのできる位
置)で停止させ、送りロール36を回転させることで所
望の電線33を所望の長さだけ送り出す。
【0022】通常、電線送り装置31の案内ノズル34
が回動することで、電線33が電線棚30から引っ張ら
れたり、弛まされたりする。しかしながら、電線送り装
置31と電線棚30との間に電線弛み防止装置1が配置
されているので、電線33が引っ張られた時には、保持
部7の小滑車20が、電線33の張力により、上向きに
力を受けて回転しながら、保持部7が上昇する。また、
電線33′が弛んだ時には、保持部7の小滑車20が、
保持部7の自重により、電線33′に対して下向きに力
を与えて回転しながら、保持部7が落下する。
【0023】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、電線棚
と電線送り装置との間で複数の電線が各々支持されるの
で、電線が互いに係合することがない。これにより、複
数の電線を完全に分離することができる。また、常に電
線が支持部に係合し、電線に対応して揺動アームが上昇
あるいは下降するので、電線棚と支持部との間及び、支
持部と電線送り装置との間で複数の電線が、揺動アーム
の自重によりピンと張った状態を維持することができ
る。従って、電線の皮膜が接触することがなく、電線に
対する信頼性と、作業の効率性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電線弛み防止装置の一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】同じく第一保持部(第二保持部)の要部拡大図
を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【図3】同じく(a)は保持部を示す縦断面図であり、
(b)はX方向の要部正面図である。
【図4】同じく全体を示す斜視図である。
【図5】電線棚と電線送り装置とを示す斜視図である。
【符号の説明】 17 揺動アーム 18 支持部 30 電線棚 31 電線送り装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線棚と、該電線棚から複数の電線を引
    き出す電線送り装置との間に配置される電線弛み防止装
    置であって、フレームに一端を回動自在に支持され、該
    電線に対する支持部を他端に有する揺動アームを複数備
    えたことを特徴とする電線弛み防止装置。
JP23714095A 1995-09-14 1995-09-14 電線弛み防止装置 Pending JPH0977373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23714095A JPH0977373A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 電線弛み防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23714095A JPH0977373A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 電線弛み防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0977373A true JPH0977373A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17011005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23714095A Pending JPH0977373A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 電線弛み防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0977373A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004114329A1 (ja) * 2003-06-19 2004-12-29 Yazaki Corporation 電線の着色装置
JP2016131084A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 矢崎総業株式会社 電線送給装置
JP2016209976A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 矢崎総業株式会社 チューブ切断装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000509