JP2016131010A - モニタリングタグ、モニタリング構造物及び所定の変化状態モニタリング方法 - Google Patents

モニタリングタグ、モニタリング構造物及び所定の変化状態モニタリング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンクリートのようなモニタリング対象物を非破壊で容易に変化状態を把握することができるモニタリングタグ、モニタリング構造物及び変化状態モニタリング方法を提供する。【解決手段】モニタリングタグ10は、RFIDタグ20と、接続回路40と、送受信アンテナ30と、送受信停止手段50とを備える。RFIDタグ20は、ICチップ22、内蔵ICアンテナ24、及びICチップ22と内蔵ICアンテナ24とを電気的に接続する内蔵回路26を有する。送受信停止手段50は、モニタリング対象物が所定の変化状態に変化した際に、RFIDタグ20からの送受信アンテナ30の送受信機能を停止させる。モニタリングタグ10の外側からリーダを用いて送受信アンテナ30を介してICチップ22との通信を試みることにより、モニタリング対象物が、所定の変化状態に変化したか否かを判断する。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象物に埋め込まれるモニタリングタグ、モニタリング構造物及びこれらを用いた所定の変化状態モニタリング方法に関する。
一般に、コンクリート及び樹脂のような材料で形成した構造物は、風雨及び日光等に曝され、経年変化により、構造物にひび割れが生じたり、構造物の内部又は表面の化学的性質が変化したりし、構造物に要求されていた機能が低下する場合がある。特に、コンクリートで形成した構造物が風雨又は日光等に曝されると、中性化又は塩害の進行により構造物の強度等が低下する。
そこで、そのような構造物の内部又は表面の所定の変化状態を把握することが望まれている。
特許文献1には、コンクリートで形成した構造物の測定対象を構造物全体の広域に亘って、しかも専門家を必要とせず、簡素な方法でコンクリートの所定の変化状態を把握する非破壊検査方法を開示している。すなわち、特許文献1に記載の非破壊検査方法は、コンクリート中に少なくとも2本の電気絶縁鉄筋を電極として配筋し、各電極にリード線により導電することでインピーダンス等の電気的特性値を装置で定期的に測定することにより、コンクリートの所定の変化状態を把握することを含む。
特開平08−201324号公報
しかし、特許文献1に記載の非破壊検査方法では、検査の度に、電気絶縁鉄筋から延在し、構造物の表面に出ている測定用電極を測定器と結線する等の手間を要し、簡易に、所定の変化状態のモニタリングをすることができない。
本発明の目的は、モニタリング対象物を非破壊で容易に変化状態の監視(以下、モニタリングという)をすることができるモニタリングタグ、モニタリング構造物及び変化状態モニタリング方法を提供することにある。
本発明者らは、モニタリング対象物が所定の健全状態から所定の変化状態に変化することにより、モニタリング対象物に埋め込まれたモニタリングタグの機能が停止するようにすれば、モニタリング対象物が、所定の変化状態に変化したか否かを判断することができることを見出し、以下の発明をした。
(1)所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象物に埋め込まれるモニタリングタグ又は前記モニタリング対象物の表面に設置されるモニタリングタグであって、
ICチップ、内蔵ICアンテナ、及び前記ICチップと前記内蔵ICアンテナとを電気的に接続する内蔵回路を有するRFIDタグと、
前記モニタリング対象物の外部からの電波を送受信する送受信アンテナと、
前記内蔵ICアンテナと前記送受信アンテナとを電気的に接続する接続回路と、
前記モニタリング対象物が前記所定の変化状態に変化した際に、前記送受信アンテナの送受信機能を停止させる送受信停止手段と、を備え、
前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記ICチップとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象物が、前記所定の変化状態に変化したか否かを判断する、モニタリングタグ。
(2)前記送受信停止手段は、前記モニタリング対象物が前記所定の健全状態から前記所定の変化状態になった際に、前記内蔵回路及び前記接続回路の少なくとも一方の回路を切断し又は他の回路に短絡させる、(1)に記載のモニタリングタグ。
(3)前記送受信停止手段は、前記内蔵回路及び前記接続回路の少なくとも一方の回路が切断又は他の回路に短絡させるように、前記内蔵回路及び前記接続回路の少なくとも一方の回路に設けられた、前記モニタリング対象物が前記所定の健全状態から前記所定の変化状態になった際に刺激応答する刺激応答性部を有する、(1)又は(2)に記載のモニタリングタグ。
(4)前記刺激応答性部は、刺激応答性材料である、(3)に記載のモニタリングタグ。
(5)前記刺激応答性材料は、刺激応答性樹脂材料又は刺激応答性無機材料である、(4)に記載のモニタリングタグ。
(6)さらに、別のICチップ、別の内蔵ICアンテナ、及び前記別のICチップと前記別の内蔵ICアンテナとを電気的に接続する別の内蔵回路を有する別のRFIDタグと、
前記別の内蔵ICアンテナと前記送受信アンテナとを電気的に接続する別の接続回路と、
前記モニタリング対象物が所定の別の変化状態に変化した際に、前記別のRFIDタグからの前記送受信アンテナの送受信機能を停止させる別の送受信停止手段と、を備え、
前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記ICチップ及び前記別のICチップとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象物が、前記所定の変化状態又は前記所定の別の変化状態に変化したか否かを判断する、(1)から(5)のいずれかに記載のモニタリングタグ。
(7)所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象物に埋め込まれるモニタリングタグ又は前記モニタリング対象物の表面に設置されるモニタリングタグであって、
ICチップを有するRFIDタグと、
前記モニタリング対象物の外部からの電波を送受信する送受信アンテナと、
前記RFIDタグと前記送受信アンテナとを電気的に接続する接続回路と、
前記モニタリング対象物が前記所定の変化状態に変化した際に、前記送受信アンテナの送受信機能を停止させる送受信停止手段と、を備え、
前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記RFIDタグとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象物が、前記所定の変化状態に変化したか否かを判断する、モニタリングタグ。
(8)それぞれが(1)から(7)のいずれかに記載のモニタリングタグである複数のモニタリングチップと、
前記複数のモニタリングチップを埋め込んだモニタリング対象物とを備え、
前記複数のモニタリングチップは、前記モニタリング対象物の変化をモニタリングしたい方向において、所定の間隔をおいて配置されている、モニタリング構造物。
(9)所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象構造体の変化状態をモニタリングする変化状態モニタリング方法であって、
前記モニタリング対象構造体に(8)に記載のモニタリング構造物を埋め込む埋込工程と、
所定の日時が経過する毎に、前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記ICチップとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象構造体が、前記所定の変化状態になっているか否かを判断する判断工程とを含む、変化状態モニタリング方法。
本発明によれば、モニタリングタグは、モニタリング対象物が所定の変化状態に変化した際に、送受信アンテナの送受信機能を停止させる送受信停止手段を備え、モニタリングタグの外側からリーダを用いて送受信アンテナを介してICチップとの通信を試みることにより、モニタリング対象物が、所定の変化状態に変化したか否かを判断することができる。このため、モニタリング対象物を非破壊で容易に変化状態を把握することができるモニタリングタグ、モニタリング構造物及び変化状態モニタリング方法を提供することができる。
本発明に係るモニタリングタグの概念図である。 図1に示したモニタリングタグを備えたモニタリング構造物の製造方法を説明するための概略斜視図である。 図2に示したモニタリング構造物の製造方法を説明するための概略斜視図である。 図3に示したモニタリング構造物の変化状態をモニタリングする方法を説明するための概略斜視図である。 本発明に係る別のモニタリングタグの概念図である。 本発明に係るさらに別のモニタリングタグの概念図である。 本発明に係るさらに別のモニタリングタグの概念断面図である。 図8に示したさらに別のモニタリングタグの上面図である。
図1から図4を参照して、本発明に係るモニタリングタグ10、モニタリングタグ10を備えたモニタリング構造物100及びそれらを用いた変化状態モニタリング方法を説明する。
図1に示すように、モニタリングタグ10は、以下に説明するように、全体で、シート状の形状を有し、また、弾性変形するよう構成されている。
図2に示すように、モニタリング構造物100は、所定の健全状態から所定の変化状態に変化する、例えば、鉄筋コンクリートのような構造物である。モニタリングタグ10は、コンクリートのようなモニタリング対象物120に埋め込まれる。
図4に示すように、モニタリングタグ10が正常な状態である場合において、モニタリング対象物120の外側からリーダライタ200からの電波を受信すると、リーダライタ200と通信する。
リーダライタ200は、モニタリングタグ10からID等の読み取りを行ったり、モニタリングタグ10にID等の書き込みを行ったりするための装置である。リーダライタ200が読み取ったID等の情報は、PDA等の携帯端末210を介して小型計算機230等で処理される。
図1に示すように、モニタリングタグ10は、RFID(Radio Frequency IDentification)タグ20と、送受信アンテナ30と、接続回路40と、送受信停止手段50とを備える。
RFIDタグ20は、電池を内蔵しないパッシブタイプのタグである。RFIDタグ20は、以下に説明するように、全体で、シート状に弾性変形するよう構成されている。
RFIDタグ20は、ICチップ22と、内蔵ICアンテナ24と、内蔵回路26とを有する。ICチップ22と、内蔵ICアンテナ24と、内蔵回路26とは、樹脂のような弾性体の材料で形成されたシート状の基材28に形成されている。
ICチップ22は、例えば、0.4mmから1mm角程度の小さな半導体チップであり、基材28の中央に形成されている。ICチップ22が特定のID等を格納する媒体として機能するように、ICチップ22にはメモリ(図示せず)が搭載されている。
内蔵ICアンテナ24は、ICチップ22の周りを螺旋状に巻くように、基材28に形成されている。
内蔵回路26は、ICチップ22と内蔵ICアンテナ24とを電気的に接続する回路である。内蔵回路26は、基材28に形成されている。
内蔵回路26は、後述する送受信停止手段50の作用によって、ICチップ22と内蔵ICアンテナ24との電気的な接続を切断されたり、他の回路に短絡されたりする。内蔵回路26としては、ワイヤボンド式又はスルーホール式であることが好ましいが、それら以外の一般的な方式であってもよい。
送受信アンテナ30は、RFIDタグ20の側になるように、基材28に形成される。
図1に示すように、送受信アンテナ30は、モニタリングタグ10がモニタリング構造物100に埋め込まれた状態において、内蔵ICアンテナ24からの電波をモニタリング構造物100の外側にあるリーダライタ200(図4参照)に届くように発信し、また、モニタリング構造物100の外側にあるリーダライタ200からの電波を受信するアンテナである。
図1に示すように、接続回路40は、内蔵ICアンテナ24と送受信アンテナ30とを電気的に接続する回路である。接続回路40は、後述する送受信停止手段50の作用によって、内蔵ICアンテナ24と送受信アンテナ30との電気的な接続を切断されたり、他の回路に短絡されたりする。
ここで、「電気的に接続する」とは、「電気抵抗の低い金属が形成する導通回路が物理的に接触又は接続している状態」と、「物理的に離れているが、想定した電気回路として機能している状態」とを含む概念である。
例えば、「リーダから信号を受けることで送受信アンテナ30に電流が流れ、その電流によって送受信アンテナ30周辺には磁束が発生し、発生した磁束が内蔵ICアンテナ24に電流を発生させ、それによりICチップ22に電圧が印加されて動作する状態」も、送受信アンテナ30と内蔵ICアンテナ24との間は、物理的に離れてはいるが、磁気的に接続し、ひいては、「電気的に接続している状態」となる。
したがって、内蔵ICアンテナ24と送受信アンテナ30とを電気的に接続する接続回路40とは、例えば、導電性を有する電気抵抗の低い材料で形成された導電性回路であったり、内蔵ICアンテナと送受信アンテナとの間に配置された絶縁体であったりする。
接続回路40が絶縁体で形成されている場合、接続回路40が電気的に接続している状態とは、内蔵ICアンテナ24からの電気によって送受信アンテナ30が想定した動作をする状態、及び、送受信アンテナ30からの電気によって内蔵ICアンテナ24が想定した動作をする状態をいう。つまり、接続回路40が絶縁体で形成されていても、内蔵ICアンテナ24と送受信アンテナ30との間の距離が近いと、相互作用によって、内蔵ICアンテナ24からの電波が送受信アンテナ30に届いたり、送受信アンテナ30からの電波が内蔵ICアンテナ24に届いたりする。
また、接続回路40が電気的に接続していない状態とは、内蔵ICアンテナ24からの電気によって送受信アンテナ30が想定した動作をしない状態(送受信アンテナ30として機能していない状態)、及び、送受信アンテナ30からの電気によって内蔵ICアンテナ24が想定した動作をしない状態(内蔵ICアンテナ24として機能していない状態)をいう。
送受信停止手段50は、モニタリング対象物120が所定の変化状態に変化した際に、送受信アンテナ30の送受信機能を停止させる機能を有する。
具体的には、送受信停止手段50は、モニタリング対象物120が所定の健全状態から所定の変化状態になった際に、ICチップ22、内蔵ICアンテナ24、内蔵回路26、送受信アンテナ30、接続回路40の1つ又は複数の回路を切断し又は他の回路に短絡させるように、ICチップ22、内蔵ICアンテナ24、内蔵回路26、送受信アンテナ30、接続回路40の1つ又は複数の回路に設けられる。送受信停止手段50は、モニタリング対象物120が所定の健全状態から所定の変化状態になった際に刺激応答する刺激応答性部を有する。ここで、接続回路40の切断とは、電気的に接続していない状態、すなわち、送受信アンテナ30の断線、接続回路40の距離の拡大、内蔵ICアンテナ24の少なくとも1つ以上の原因により送受信ができなくなる状態を例示することができる。
刺激応答性部は、刺激応答性材料であり、公知の刺激応答性樹脂材料又は刺激応答性無機材料であることが好ましく、例えば、パラフィンを例示することができる。
刺激応答性樹脂材料としては、熱応答性樹脂材料、pH応答性樹脂材料、応力応答性樹脂材料、光応答性樹脂材料、特定の物質に応答する樹脂材料、またこれら複数を組み合わせた樹脂材料等を例示することができる。また、刺激応答性無機材料としては、熱応答性無機材料、pH応答性無機材料、応力応答性無機材料、光応答性無機材料、特定の物質に応答する無機材料、またこれら複数を組み合わせた無機材料等を例示することができる。
図2に示すように、モニタリング構造物100は、既設のコンクリート構造物100aにモニタリングタグ10を埋め込んで形成され、モニタリング構造物100が所定の経年変化(経時変化)をモニタリングすることができる。
具体的には、以下のようにしてモニタリング構造物100を形成する。
既設のコンクリート構造物100aは、コンクリートのようなモニタリング対象物120に複数の鉄筋110が埋め込まれている。複数の鉄筋110は、モニタリング対象物120であるコンクリートの、風雨又は塩害を受ける表面から所定の距離だけ離れた位置に配置されている。
まず、既設のコンクリート構造物100aから円柱形状のコアを抜く(コア抜き工程)。これにより、風雨及び塩害がモニタリング対象物120であるコンクリートの表面から複数の鉄筋110へ進行する変化進行方向に向けた凹部130が形成される。
次に、複数のモニタリングタグ10を所定の間隔になるように、樹脂製又は金属製の棒140に固定する。
次に、複数のモニタリングタグ10が変化進行方向において、所定の間隔になるように、固定された棒140を凹部130に配置する(センサ工程)。
そして、凹部130にモニタリング対象物120であるコンクリートと同じ成分のコンクリートを充填し(埋め戻し工程)、モニタリング構造物100を得る。
モニタリング構造物100は、風雨又は塩害を受ける面と鉄筋110との間に複数のモニタリングタグ10が配置されている。
また、モニタリングタグ10は、モニタリング対象物120であるコンクリートに完全に埋め込まれているので、モニタリング構造物100の外観は損なわれない。
図3に示すように、新設する構造物をモニタリング構造物100としてもよい。
具体的には、以下のような製造工程でモニタリング構造物100を形成する。
まず、型枠150内の所定の位置に複数の鉄筋110を配置する。
次に、型枠150内にセメント122を、複数のモニタリングタグ10と共に流し込む(セメント/センサ工程)。これにより、複数のモニタリングタグ10は、型枠150内にランダムな位置に散らばって配置する。
そして、セメント122が硬化し、モニタリング対象物120であるコンクリートとなった後に、型枠150を取り外すと(脱型工程)、モニタリング構造物100を得ることができる。
また、別の製造工程の場合、以下のようにしてモニタリング構造物100を形成する。
まず、型枠150内の所定の位置に複数の鉄筋110を配置した後、複数のモニタリングタグ10が所定の間隔となるように、複数のモニタリングタグ10を棒140に固定し、型枠150内に配置する(センサ工程)。この時、複数のモニタリングタグ10が変化進行方向(変化状態をモニタリングしたい方向)において、所定の間隔になるように、固定された棒140を型枠150内に配置する。
次に、型枠150にセメント122を充填する(セメント工程)。
そして、セメント122が硬化してモニタリング対象物120であるコンクリートになった後、型枠150を外して(脱型工程)、モニタリング構造物100を得る。
モニタリング構造物100は、風雨又は塩害を受ける面と鉄筋110との間に複数のモニタリングタグ10が配置されている。
また、さらに別の製造工程の場合、以下のようにしてモニタリング構造物100を形成する。
まず、型枠150内の所定の位置に複数の鉄筋110を配置した後、型枠150にセメント122を充填する(セメント工程)。
次に、複数のモニタリングタグ10が所定の間隔となるように、複数のモニタリングタグ10を棒140に固定し、セメント122が充填された型枠150内に配置する(センサ工程)。この時、複数のモニタリングタグ10が鉄筋110の伸びる方向において、所定の間隔になるように、固定された棒140を型枠150内に配置する。
そして、セメント122が硬化してモニタリング対象物120であるコンクリートになった後、型枠150を外して(脱型工程)、内部に複数のモニタリングタグ10が配置されたモニタリング構造物100を得る。
モニタリング構造物100は、風雨又は塩害を受ける面と鉄筋110との間に複数のモニタリングタグ10が配置されている。
なお、モニタリング構造物100の内部と共に表面にも、1つ又は複数のモニタリングタグ10を配置してもよいし、モニタリング構造物100の表面のみに、1つ又は複数のモニタリングタグ10を配置してもよい。
モニタリング構造物100の表面をモニタリングすることで、劣化が促進される思われる部位のスクリーニングが可能になる。これにより、従来モニタリング構造物100の表面に設置した、試験片等を分析していたが(試験片等の劣化が塩化物イオンの場合には、イオンクロマト等が用いられる)、モニタリングタグ10を用いることにより、従来のような分析が不要となる。
図4を参照して、以下に、モニタリング構造物100を用いた変化状態モニタリング方法を説明する。
まず、以上のモニタリング構造物100は、モニタリング構造物100の変化状態をモニタリングするために、モニタリング対象構造体に埋め込まれる(埋込工程)。このとき、モニタリング対象物120は、モニタリング対象構造体と同じ材料で形成されていることが好ましいが、モニタリング対象物120の設置方法等によっては、モニタリング対象構造体とは異なる材料、例えば、異なるコンクリート又は樹脂で形成してもよい。
そして、長期に亘り、モニタリング対象構造体が風雨又は塩害に曝されると、風雨又は塩害がモニタリング対象物120の表面から複数の鉄筋110へ進行する。
このような状況下において、所定の日時が経過する毎に、モニタリングタグ10の外側(モニタリング対象物120であるコンクリートの外側)からリーダライタ200を用いて送受信アンテナ30を介してICチップ22との通信を試みる。
そして、試みた通信の結果によって、モニタリング対象構造体が、所定の変化状態になっているか否かを判断する(判断工程)。
具体的には、モニタリング対象構造体が所定の健全状態となっている場合、送受信停止手段50は、送受信アンテナ30の送受信機能が停止する状態にはしていない。このため、リーダライタ200をモニタリングタグ10に向けて所定の電波を出力すると、送受信アンテナ30、接続回路40、RFIDタグ20の内蔵回路26は、正常に作動するので、リーダライタ200は、ICチップ22に記憶されているID等の情報を得ることができる。すなわち、IDに対応するモニタリングタグ10がある位置の近傍のモニタリング対象物120の状態は、変化していないと判断することができる。
他方、モニタリング対象構造体が所定の健全状態から風雨又は塩害を受けて所定の変化状態に変化している場合(劣化の進行)、モニタリング対象物120であるコンクリートはその表面から鉄筋110に向けての風雨又は塩害を受ける(中性化又は塩害の進行)。このとき、中性化又は塩害の進行は、鉄筋110に到達する前にモニタリングタグ10に到達する。そして、中性化又は塩害の進行がモニタリングタグ10に到達すると、その送受信停止手段50、すなわち、刺激応答性樹脂材料は、中性化又は塩害によって化学変化を起こし、接続回路40又は内蔵回路26を切断したり、これらを他の回路に短絡させたりする。
このため、リーダライタ200をモニタリングタグ10に向けて所定の電波を出力しても、送受信アンテナ30、接続回路40、RFIDタグ20の内蔵回路26は、正常には作動しないので、リーダライタ200は、ICチップ22に記憶されているID等の情報を得ることができない。すなわち、取得できないIDに対応するモニタリングタグ10がある位置の近傍のモニタリング対象物120の状態は、所定の変化状態をしていると判断することができる。
図5を参照して、モニタリングタグ10aを説明する。
モニタリングタグ10aは、別のRFIDタグ20aと、別の接続回路40aと、別の送受信停止手段50aとを備える。
別のRFIDタグ20aは、別のICチップ22a、別の内蔵ICアンテナ24a、及び別のICチップ22aと別の内蔵ICアンテナ24aとを電気的に接続する別の内蔵回路26aを有する。
別の接続回路40aは、別の内蔵ICアンテナ24aと送受信アンテナ30とを電気的に接続する。
別の送受信停止手段50aは、モニタリング対象物が所定の別の変化状態に変化した際に、別のRFIDタグ20aからの送受信アンテナ30の送受信機能を停止させる。
そして、モニタリングタグ10aの外側からリーダライタ200を用いて送受信アンテナ30を介してICチップ22及び別のICチップ22aとの通信を試みることにより、モニタリング対象物120が、所定の変化状態又は所定の別の変化状態に変化したか否かを判断することができる。つまり、送受信停止手段50と別の送受信停止手段50aとが作動する変化状態を異なる状態とすることにより、ICチップ22及び別のICチップ22aが作動しているか停止しているかでモニタリング対象物120の変化状態を把握することができる。
図6を参照して、モニタリングタグ10bを説明する。
モニタリングタグ10bは、RFIDタグ20bと、送受信アンテナ30bと、接続回路(図示せず)と、送受信停止手段(図示せず)とを備える。
接続回路は、ICチップ22と送受信アンテナ30bとを電気的に接続する回路であり、モニタリングタグ10の接続回路40と同じ機能、性質を有する。
送受信停止手段は、モニタリングタグ10の送受信停止手段50と同じ機能、性質を有し、モニタリング対象物が所定の変化状態に変化した際に、送受信アンテナ30bの送受信機能を停止させる機能を有する。
送受信アンテナ30bは、螺旋状の巻かれたスプリング形状を有し、その送受信アンテナ30bの中にRFIDタグ20bが配置されている。このため、スプリング状の送受信アンテナ30bに発生した磁束がコイル状アンテナである送受信アンテナ30bに効率よく伝わるため、通信距離を長くすることができる。また、送受信アンテナ30bは螺旋状に巻かれているので、モニタリングタグ10bの大きさを小さくしつつ、送受信アンテナ30bの長さを長くすることができる。
図7及び図8を参照して、モニタリングタグ10cを説明する。
モニタリングタグ10cは、ICチップ(図示せず)を有するRFIDタグ20cと、送受信アンテナ30cと、接続回路40cと、送受信停止手段(図示せず)とを備える。
モニタリングタグ10のRFIDタグ20では、ICチップ22、内蔵ICアンテナ24、及び、内蔵回路26を有するとして説明したが、RFIDタグ20cは、ICチップを有するが、内蔵ICアンテナは有さない。
送受信アンテナ30cは、送受信アンテナ30cの長さが長くなるように、蛇行形状を有する。このため、モニタリングタグ10cの大きさを小さくしつつ、送受信アンテナ30cの長さを長くすることができる。
モニタリングタグ10cは、例えば、板状の基材28に配置されており、蛇行している送受信アンテナ30cは、基材28に積層され、RFIDタグ20cは、アンダーフィル材60を介して基材28に積層されている。
RFIDタグ20cのICチップと送受信アンテナ30cとは、接続回路40cで電気的に接続している。
接続回路40cは、例えば、ACP(異方性導電ペースト)で形成された接続回路である。ACPは、異方導電材料の一種で、回路と回路、又は、回路と部品等の接続に用いられる。
以上の説明では、接続回路40、40cは、いずれも、電気抵抗の低い金属が形成する導通回路が物理的に接触又は接続している状態を形成するものとして説明したが、これに限定されず、物理的に離れているが、想定した電気回路として機能している状態を形成するものであってもよい。例えば、接続回路40cは、RFIDタグ20cのICチップと送受信アンテナ30cとを電気回路として接続する機能を発揮させることができる状態であれば、RFIDタグ20cのICチップと送受信アンテナ30cとの間に配置された絶縁体であってもよい。
また、モニタリング構造物100の内部に複数のモニタリングタグ10が配置されたとして説明したが、モニタリング構造物100の表面にモニタリングタグ10、10a、10b、10cを配置してもよい。
また、送受信停止手段50、50aは、モニタリング対象物120が所定の変化状態に変化した際に、送受信アンテナ30の送受信機能を停止させる機能を有するとして説明し、内蔵回路26及び接続回路40を例示したが、これらに限定されず、ICチップ又はICチップ上に形成された回路を電気的に切断したり他の回路に短絡させたり、また、内蔵ICアンテナ又は送受信アンテナを電気的に切断したり、他の回路に短絡させたりしてもよい。さらに、送受信アンテナとRFIDタグ又はICチップとの間の回路を電気的に切断したり他の回路に短絡させたりしてもよい。
また、判断工程は、試みた通信の結果によって、モニタリング対象構造体が、所定の変化状態になっているか否かを判断する、として説明したが、この判断は、「なっている」、「なっていない」のいずれかを判断するとして説明したが、これに限定されず、例えば、モニタリング対象構造体の変化状態に応じて、送受信停止手段が送受信アンテナの端部から順次切断されていき、送受信アンテナの通信性能が徐々に低下することをもって、所定の変化状態になっているか否かを判断してもよい。
以上の説明から明らかなように、所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象物に埋め込まれるモニタリングタグにおいて、ICチップ、内蔵ICアンテナ、及び前記ICチップと前記内蔵ICアンテナとを電気的に接続する内蔵回路を有するRFIDタグと、前記モニタリング対象物の外部からの電波を送受信する送受信アンテナと、前記内蔵ICアンテナと前記送受信アンテナとを電気的に接続する接続回路と、前記モニタリング対象物が前記所定の変化状態に変化した際に、前記送受信アンテナの送受信機能を停止させる送受信停止手段と、を備えているので、前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記ICチップとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象物が、前記所定の変化状態に変化したか否かを判断することができる。
10、10a モニタリングタグ
20、20a RFIDタグ
22、22a ICチップ
24、24a 内蔵ICアンテナ
26、26a 内蔵回路
30、30b、30c 送受信アンテナ
40、40a、40c 接続回路
50、50a 送受信停止手段
60 アンダーフィル材
100 モニタリング構造物
100a コンクリート構造物
110 鉄筋
120 モニタリング対象物(コンクリート)
122 セメント
130 凹部
200 リーダライタ

Claims (9)

  1. 所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象物に埋め込まれるモニタリングタグ又は前記モニタリング対象物の表面に設置されるモニタリングタグであって、
    ICチップ、内蔵ICアンテナ、及び前記ICチップと前記内蔵ICアンテナとを電気的に接続する内蔵回路を有するRFIDタグと、
    前記モニタリング対象物の外部からの電波を送受信する送受信アンテナと、
    前記内蔵ICアンテナと前記送受信アンテナとを電気的に接続する接続回路と、
    前記モニタリング対象物が前記所定の変化状態に変化した際に、前記送受信アンテナの送受信機能を停止させる送受信停止手段と、を備え、
    前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記ICチップとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象物が、前記所定の変化状態に変化したか否かを判断する、モニタリングタグ。
  2. 前記送受信停止手段は、前記モニタリング対象物が前記所定の健全状態から前記所定の変化状態になった際に、前記内蔵回路及び前記接続回路の少なくとも一方の回路を切断し又は他の回路に短絡させる、請求項1に記載のモニタリングタグ。
  3. 前記送受信停止手段は、前記内蔵回路及び前記接続回路の少なくとも一方の回路が切断又は他の回路に短絡させるように、前記内蔵回路及び前記接続回路の少なくとも一方の回路に設けられた、前記モニタリング対象物が前記所定の健全状態から前記所定の変化状態になった際に刺激応答する刺激応答性部を有する、請求項1又は2に記載のモニタリングタグ。
  4. 前記刺激応答性部は、刺激応答性材料である、請求項3に記載のモニタリングタグ。
  5. 前記刺激応答性材料は、刺激応答性樹脂材料又は刺激応答性無機材料である、請求項4に記載のモニタリングタグ。
  6. さらに、別のICチップ、別の内蔵ICアンテナ、及び前記別のICチップと前記別の内蔵ICアンテナとを電気的に接続する別の内蔵回路を有する別のRFIDタグと、
    前記別の内蔵ICアンテナと前記送受信アンテナとを電気的に接続する別の接続回路と、
    前記モニタリング対象物が所定の別の変化状態に変化した際に、前記別のRFIDタグからの前記送受信アンテナの送受信機能を停止させる別の送受信停止手段と、を備え、
    前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記ICチップ及び前記別のICチップとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象物が、前記所定の変化状態又は前記所定の別の変化状態に変化したか否かを判断する、請求項1から5のいずれかに記載のモニタリングタグ。
  7. 所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象物に埋め込まれるモニタリングタグ又は前記モニタリング対象物の表面に設置されるモニタリングタグであって、
    ICチップを有するRFIDタグと、
    前記モニタリング対象物の外部からの電波を送受信する送受信アンテナと、
    前記RFIDタグと前記送受信アンテナとを電気的に接続する接続回路と、
    前記モニタリング対象物が前記所定の変化状態に変化した際に、前記送受信アンテナの送受信機能を停止させる送受信停止手段と、を備え、
    前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記RFIDタグとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象物が、前記所定の変化状態に変化したか否かを判断する、モニタリングタグ。
  8. それぞれが請求項1から7のいずれかに記載のモニタリングタグである複数のモニタリングチップと、
    前記複数のモニタリングチップを埋め込んだモニタリング対象物とを備え、
    前記複数のモニタリングチップは、前記モニタリング対象物の変化をモニタリングしたい方向において、所定の間隔をおいて配置されている、モニタリング構造物。
  9. 所定の健全状態から所定の変化状態に変化するモニタリング対象構造体の変化をモニタリングする変化状態モニタリング方法であって、
    前記モニタリング対象構造体に請求項8に記載のモニタリング構造物を埋め込む埋込工程と、
    所定の日時が経過する毎に、前記モニタリングタグの外側からリーダを用いて前記送受信アンテナを介して前記ICチップとの通信を試みることにより、前記モニタリング対象構造体が、前記所定の変化状態になっているか否かを判断する判断工程とを含む、変化状態モニタリング方法。
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