JP6848365B2 - 物流管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、物流管理システムに関するものである。本発明において、物流とは、生産物(以下、製品という)を生産者から消費者へ引き渡す全工程を指し、輸送、保管、荷役、包装、流通加工の5大機能を含むものとする。
生産者から消費者に届けられるまでの全物流工程に亘って、温度等が適切に管理された環境下にあることが求められる製品(食品、医薬品等)を対象とした物流管理システムが開示されている(特許文献1)。特許文献1には、温度変化等を検知するセンサを、製品を梱包する梱包箱内に、製品とともに梱包し、このセンサから発信される情報を管理する管理サーバを設けるとともに、生産工場、物流倉庫、配送センター、小売店舗、搬送車等に、前記のセンサ及び管理サーバと通信する手段を設けて構成した物流管理システムが開示されている。
大量の製品を対象とする物流管理システムでは、その製品の全てにセンサを設けることはコスト面等の観点から現実的ではなく、特許文献1のように、複数の製品をまとめて梱包した梱包箱或いは、複数の梱包箱を収容したコンテナの内部にセンサを設けるシステムが採用されている。しかし、このような従来のシステムでは、センサで異常が検出された際に、そのセンサを梱包した梱包箱やコンテナ内の個々の製品が実際に「異常」と判断すべき状態に晒されたのか否かは判断できない。このため、例えば、センサで異常が検出された場合には、そのセンサが設けられた梱包箱もしくはコンテナ内の製品の全てを「異常が検出された製品」として取り扱って廃棄等の処分とするか、もしくは、そのセンサが設けられた梱包箱もしくはコンテナ内の製品を一つ一つ梱包箱或いはコンテナから取り出して品質の確認を行うことが必要であり、何れもコストや手間がかかり不都合であるという問題があった。
特開2004−323169号公報
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は上記した従来技術の問題を解決し、所定の状態変化を検知するセンサを梱包箱或いはコンテナに配置して物流管理を行う物流管理システムにおいて、センサで異常が検出された際に、そのセンサが管理対象としている個々の製品について、改めて梱包箱やコンテナから取り出して品質の確認を行わずとも、簡単に品質の確認を行うことができる技術を提供することである。
上記のような問題を解決するため、本発明者らは鋭意検討した結果、複数の製品からなる製品群の状態を検出するモニタリングタグと、製品群を構成する各製品が所定の状態に晒されたことを目視可能に表示する表示手段を合わせて用いることによって上記問題を解決することができることを見出し、本発明を完成させた。本発明は、以下の[1]〜[19]を提供する。
[1]複数の製品からなる製品群の状態を検出するモニタリングタグと、モニタリングタグで検出したモニタリング情報を、モニタリングタグに固有のID情報と関連付けて読み取る読取端末を備え、前記製品群を構成する製品に、該製品が所定の状態に晒されたことを目視可能に表示する表示手段を備える物流管理システム。
[2]前記表示手段が、雰囲気変化もしくは水分混入の少なくとも何れかで変性する物質を含む、[1]に記載の物流管理システム。
[3]前記雰囲気変化が、温度変動、湿度変動、磁界変動、ガス混入の少なくとも何れかに起因する、[2]に記載の物流管理システム。
[4]前記表示手段が、インクを印字した印字部を有する、[1]〜[3]の何れかに記載の物流管理システム。
[5]前記インクが前記物質を含む、[4]に記載の物流管理システム。
[6]前記表示手段が、ラベルである、[1]〜[5]の何れかに記載の物流管理システム。
[7]前記モニタリングタグが、前記ID情報を含むメモリ情報を格納したICチップと、前記メモリ情報を前記読取端末に送信するアンテナ回路と、タンパー検知用回路を有し、前記タンパー検知用回路に、前記製品の品質に影響を及ぼす特定の刺激に応答して前記ICチップのメモリ情報を変化させる刺激応答部位を有する、[1]〜[6]の何れかに記載の物流管理システム。
[8]前記タンパー検知用回路に、前記タンパー検知用回路の抵抗値を調整する抵抗調整部を有する、[7]に記載の物流管理システム。
[9]前記抵抗調整部が抵抗器である、[8]に記載の物流管理システム。
[10]前記抵抗調整部がトランジスタである、[8]に記載の物流管理システム。
[11]前記抵抗調整部がフォトインタラプタを含んだ構成を有する、[8]に記載の物流管理システム。
[12]前記フォトインタラプタの光検出部に刺激応答性部位を有する、[11]に記載の物流管理システム。
[13]前記モニタリングタグは、シート状のシート基材に、前記アンテナ回路と前記ICチップを搭載したRFIDタグを内蔵する、[7]〜[12]の何れかに記載の物流管理システム。
[14]前記モニタリングタグが、少なくとも前記タンパー検知用回路を封止する封止材を有し、前記封止材に、前記刺激応答部位を露出させる開口部を形成した、[7]〜[13]の何れかに記載の物流管理システム。
[15]前記刺激応答部位が、タンパー検知用回路を刺激応答性樹脂で被覆してなる、請求項14の何れか1項に記載の物流管理システム。
[16]前記刺激応答部位が、刺激応答性金属からなる、[7]〜[14]の何れかに記載の物流管理システム。
[17]前記読取端末で読み取った情報を集積する記憶手段を備えた管理サーバを、[1]〜[16]の何れかに記載の物流管理システム。
[18]前記管理サーバに、前記記憶手段に集積された情報に基づき、前記印刷部の目視確認を要する製品群を抽出する演算手段を備えた、[17]に記載の物流管理システム。
[19]前記管理サーバに、前記モニタリングタグを付した各製品群の情報を格納した製品群データベースと、前記各製品群を構成する製品の情報を格納した製品データベースを備え、前記演算手段は、前記記憶手段に集積された情報を、前記製品群データベース及び製品データベースと紐付けする処理を行う、[18]に記載の物流管理システム。
上記構成からなる本発明によれば、所定の状態変化を検知するセンサを梱包箱或いはコンテナに配置して物流管理を行う物流管理システムにおいて、製品群を構成する各製品に、該製品が所定の状態に晒されたことを目視可能に表示する表示手段を備えているため、センサで異常が検出された際に、そのセンサが管理対象としている製品群に含まれる個々の製品について、改めて梱包箱やコンテナから取り出して品質の確認を行わずとも、表示手段を目視するだけで簡単に個々の製品の品質を確認することができる
物流管理システムの全体構成を概念的に示すブロック図である。 モニタリングタグと読取端末と管理サーバの回路構成例を示すブロック図である。 モニタリングタグの概略図である。 モニタリングタグと読取端末と管理サーバの回路構成例を示す他の実施形態におけるブロック図である。 抵抗調整部を備えたモニタリングタグ(実施形態A)の概略図である。 図5のモニタリングタグの概略電気回路図である。 抵抗調整部を備えたモニタリングタグ(実施形態B)の概略図である。 図7のモニタリングタグの概略電気回路図である。
以下、本発明の一実施形態における物流管理システムを詳述する。本実施形態では、本発明を物流時の温度管理に適用した実施形態で説明するが、本発明は、温度管理の他、湿度、pH、光量等の管理にも適用することができる。
本実施形態の物流管理システムは、生産者から消費者に届けられるまでの物流工程に亘って、温度が所定温度に管理されていることを要する製品(その原材料や中間製品等も含む)の物流管理に適し、具体的には、飲食品及び医薬品等の物流管理に適している。また、採取後、温度管理の必要な血液や臓器、血液などの生体試料にも応用可能である。
図1に示すように、本実施形態の物流管理システムは、複数の製品1を梱包した梱包箱2の内部に、モニタリングタグ3と、読取端末4と、読取端末4で読み取った情報を管理する管理サーバ5を備えている。
モニタリングタグ3は、予め規定された温度範囲を外れたことを検出する機能を有する。
読取端末4は、モニタリングタグで検出したモニタリング情報を、モニタリングタグに固有のID情報と関連付けて読み取る機能を有する。
梱包箱2の中の個々の製品1は、それぞれ、各製品が所定の状態に晒されたことを目視可能に表示する表示手段6を有している。
本実施形態では、梱包箱2の中の個々の製品1の全てに、表示手段6を備えた例で説明するが、適宜必要に応じて、製品群をいくつかのグループに区分して、そのグループを代表する製品に表示手段6を備えることもできる。また、本実施形態では、各梱包箱2ごとに一つのモニタリングタグ3を付した実施形態、すなわち、各梱包箱単位で「製品群」を構成した実施形態で説明するが、適宜必要に応じて、各梱包箱2内の複数の製品をいくつかの製品群に区分して、各製品群ごとにモニタリングタグ3を付す実施形態、すなわち、各梱包箱2内に複数のモニタリングタグ3を配置する実施形態とすることもできる。
本実施形態では、表示手段6として、所定温度で変色する示温インクを用いて印刷した印字部を有するラベルを用いた例を説明するが、表示手段6として、示温インクをフィルムに練りこんでフィルム化したものや、特定の温度領域で溶解するフィルムなどを用いることもできる。例えば、特定の温度領域で溶解するフィルムを白色に形成し、このフィルムを貼付する基材上に赤色などフィルムと異なる色の着色を施し、その着色箇所を被覆するようにフィルムを貼付して使用することができる。このフィルムは、特定の温度領域となると溶解し、着色箇所を目視可能に露出するため、表示手段6を付した各製品が所定の状態に晒されたことを容易に目視で確認することができる。
<モニタリングタグ>
モニタリングタグ3は、図2及び図3に示すように、RFIDタグ7を内蔵している。RFIDタグ7とは、固体識別情報(Identification)を記憶したICチップ11を埋め込んだ無線用(Radio Frequency)タグを意味する。
モニタリングタグ3の形状は、ラベル型、カード型、コイン型、スティック型等の形状から、用途に応じて最適なものを選択することができる。モニタリングタグの設置方法は特に限定されず、貼付や埋設等、適宜最適な形態を採用することができる。
モニタリングタグ3は、特定の刺激に応答して刺激を検出する刺激応答部位8を備えている。この刺激応答部位8は、ICチップ11から引き出されたループ回路9に形成されている。
図3に示すように、モニタリングタグ3は、前記のRFIDタグ7と、ループ回路9と、刺激応答部位8と、後述する送受信アンテナ10を、封止材で封止して構成されている。
封止材としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、EVA樹脂からなる群から構成される少なくとも何れかを用いることが好ましい。封止材で封止後、さらに、カバーフィルムを積層することが好ましい。
カバーフィルムは、モニタリングタグが設置される環境に応じて、適宜最適なものを選択することが好ましく、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる群から構成される少なくとも何れかを用いることが好ましい。
カバーフィルムは、耐候性(耐湿、耐熱、耐塩害等)、水蒸気バリア性、電気絶縁性、機械的特性(引張強度、伸び、引裂き強度等)、耐薬品性、封止材との接着性などの要求に応じて、様々な性能をもつフィルム(PVF、PET等)を積層させた構造とすることもできる。
通常、タンパー検知用回路とは、RFIDタグ7が取り付けられた対象物から、RFIDタグ7が故意に(盗難等の目的のために)引き剥がされた場合に、機械的に破壊されるように設けられた回路、すなわち、その回路の開裂によって、その要因となった行為(すなわち、タンパー行為)を検知することを目的として敷設された回路を意味する。これに対し本明細書において、タンパー検知用回路とは、前記のようなRFIDタグ7の引き剥がしを検出する回路の他に、RFIDタグ7が、所定の状態変化(本実施形態では温度変化。その他の実施形態では、例えば、湿度変動、磁界変動、ガス混入の少なくとも何れかに起因する雰囲気変化、もしくは水分混入等に起因する変化も含みうる)に晒された場合に、その状態変化で生じる物理的或いは化学的反応によって、断線、短絡、新たな導通等が生じて、回路全体の抵抗が変化する回路、すなわち、その抵抗の変化によって、特定の刺激に晒されたことを検知することを目的として敷設された回路をも含むものとする。
本発明では、ループ回路9と刺激応答部位8から構成される回路をタンパー検知用回路として用いている。刺激応答部位8は、前記「所定の状態変化」で物理的或いは化学的反応を生じる物質で構成される。
本実施形態において、刺激応答部位とは、RFIDタグ7が所定の温度に晒された場合に「応答」してモニタリングタグの配置された環境が変化したことを検知するセンサ機能を有する部位を意味する。「応答」するとは、具体的には、物理的或いは化学的反応を生じさせて、タンパー検知用回路の断線、短絡、新たな導通等によってタンパー検知用回路の抵抗値を変化させ、ICチップ11のメモリ12を書き換えてメモリ情報を変化させることを意味する。
このタンパー検知用回路には、後述する抵抗調整部27を備えることが好ましい。本明細書において、抵抗調整部27とは、タンパー検知用回路の抵抗を調整する機能を有するものを意味する。
ループ回路9の両端は、RFIDタグ7内のICチップ11の所定のピンに有線接続されている。ICチップ11は、ループ回路9の抵抗状態の高低を区別して検知可能なもの(例えば、NXP Semiconductors社製UCODE G2iL+)を使用することが好ましい。
ループ回路9は、通電可能なループとしてつながっていればよく、形状は特に限定されない。使用環境及び使用目的等に応じて、平面、湾曲、ロッド状等、適宜最適な形状に設計することができる。ループ回路9の大きさも同様に、適宜最適な大きさとすることができる。
前記のように刺激応答部位8が所定の温度に晒されて、タンパー検知用回路の抵抗が変化すると、ICチップ11内でメモリ12の書き換えが行われ、メモリ情報が変化する。例えば、タンパー検知用回路が断線、短絡、新たな導通等によって高抵抗状態となった場合、メモリ12の所定アドレスの「フラグ」がOFFからON(或いはONからOFF)となるように設定し、これをリーダライタ等の読取端末4で読み取ることにより、RFIDタグ7が、所定の温度に晒されたことを検知するシステムを構築することができる。
本実施形態で用いるモニタリングタグ3は、図2に示すように、ICチップ11に、ループ回路9とアンテナ回路13の2つの回路をそれぞれ接続し、RFIDタグ7が所定の温度に晒された場合に、ループ回路9に設けた刺激応答部位8が応答して、ループ回路9の抵抗が変化したことを、ICチップ11内でメモリ情報として記憶させるものであるため、簡単な回路構成からなるコンパクトなセンサとすることができる。
例えば、従来、センサ構成として、複数の刺激応答部位を並列に接続して並列回路を構成し、各刺激応答部位とそれぞれ直列に抵抗器を配置して、合成抵抗値の変化に基づいて腐食箇所を特定する等、何らかの演算処理を必要とする構成が知られているが、このような従来の構成では、センサで検出される情報を演算処理して測定値とするコンピュータチップをRFIDタグ内に設ける必要があり、センサをコンピュータチップに接続する端子も必要となるため、RFIDタグを大型化せざるを得ず、演算処理用の電力も必要となるという課題があった。これに対し本発明では、上記のように、ICチップ11に接続したループ回路9に刺激応答部位8を設ける構造を採用しているため、前記のコンピュータチップが不要となる他、センサをコンピュータチップに接続する端子も不要となり、省電力で、コンパクトかつ簡易な構造で、配置の自由度が高いシステムを構築することができる。
本実施形態では、図2に示すように、アンテナ回路13とICチップ11を有線接続しているが、他の実施形態として図4に示すように、ICアンテナを用いず磁界・電波共振を利用した無線方式を採用することもできる。
<RFIDタグ>
本実施形態のRFIDタグ7は、電池を内蔵しないパッシブタイプのRFIDタグであり、ICチップ11と、ループ回路9と、アンテナ回路13を備えている。
アンテナ回路13は、ICチップ11のメモリ情報を読取端末4に送信する送受信アンテナ10と接続する。アンテナ回路13は、回路長さが長くなるように、蛇行形状を有して、シート基材30の上に配置されている。アンテナ回路13は、シート基材30の面上に導電性材料の細粒を含む樹脂溶液を印刷して形成された回路、又は金属箔をシート基材30の面上に圧着及びエッチングして形成した回路であることが好ましい。
送受信アンテナ10は、読取端末4から発信された電波を受信する機能、及び、ICチップ11内のメモリ情報を、ICチップ11の内蔵回路14を経て、読取端末4に送信する機能を有する。
RFIDタグ3の通信距離は、数mm〜数mの中から、用途に応じて最適なものを選択することができる。
ICチップ11は、例えば、0.4mmから1mm角程度の小さな半導体チップであり、シート基材30の中央に配置されている。ICチップ11には、CPUとメモリ12が搭載され、特定のID等を格納する媒体としてのメモリ機能を備えている。データ改ざん等を防ぐための暗号化処理を行うためのプログラムを備えることもできる。
<刺激応答部位>
前記のように、モニタリングタグ3は、RFIDタグ7とループ回路9に形成した刺激応答部位8を、封止材で封止して構成される。図3に示すように、モニタリングタグ3は、刺激応答部位8の少なくとも一部を封止材から露出させる開口部15を有している。
なお、刺激応答部位8を、RFIDタグ7又はアンテナ回路13の少なくとも何れかに設け、刺激応答部位8が刺激に応答した際に、刺激応答部位8の設置箇所で断線もしくは短絡を生じさせ、その結果、センサがリーダライタ等に対して応答しなくなることを指標としてモニタリング対象物が特定の刺激に晒されたことを検知するシステムを構築することはできる。ただし、この場合には、読取端末4に対して応答がなくなった原因が、刺激応答部位8が刺激に応答したことに起因するものなのか、もしくは、モニタリングタグ3の破損に起因するものなのかは区別することができない。このため、正確な判断のためには、例えば、複数のモニタリングタグ3を使用して、全てのモニタリングタグ3が読取端末4に対して応答しなくなった場合には、刺激応答部位8が刺激に応答したものと判断し、何れかのモニタリングタグ3のみが読取端末4に対して応答しなくなった場合には、そのモニタリングタグ3の故障と判断する、等の故障判定手段が必要となる。
これに対し、ループ回路9に刺激応答部位8を備えた場合、刺激応答部位8が刺激に応答した状態でも、RFIDタグ7自体及びアンテナ回路13は影響を受けず、モニタリングタグ3と読取端末4との通信は行われるため、上記のような故障判定手段によらずとも、刺激応答部位8が刺激に応答した状態と、モニタリングタグ3の破損を区別することができる。
刺激応答部位8の構造は特に限定されないが、例えば、ループ回路9の少なくとも一部を刺激応答性樹脂で被覆して構成することができる。或いは、ループ回路9の少なくとも一部を刺激応答性金属に置き換えて構成することができる。ループ回路9の全てを刺激応答性樹脂で被覆したり、ループ回路9の全てを刺激応答性金属で構成することもできる。例えば、検知すべき温度に融点を有する熱融解物質を含む熱応答性樹脂でループ回路9の少なくとも一部を被覆して構成した刺激応答部位8を例示することができる。
<抵抗調整部>
タンパー検知用回路の抵抗を調整する抵抗調整部27の実施形態として、以下に実施形態Aと実施形態Bを説明する。
図5、図6に示す実施形態Aは、抵抗調整部27として、トランジスタ又は抵抗器を備えている。タンパー検知用回路の抵抗値を、刺激応答部位8の湿潤状態又はイオン性不純物存在の影響を考慮した抵抗値に設定することができる。
図7、図8に示す実施形態Bは、抵抗調整部27として作用するフォトインタラプタ回路31を備えている。
図5、図6に示す実施形態Aでは、抵抗調整部27の抵抗値R2は、モニタリングタグ3が設置される雰囲気中のpH及びイオン性不純物の影響を考慮した抵抗値に設定される。抵抗調整部27の抵抗値R2の調整は、ICチップ11が検知可能な抵抗値の高低を区別する閾値の調整によって、簡単に行うことができる。
具体的には、先ず、ICチップ11が検知可能な抵抗値の高低を区別する閾値と、タンパー検知用回路の抵抗値RAと、刺激応答部位自体の抵抗値RCと、湿潤状態による影響又はイオン性不純物の存在による影響と、を考慮して、抵抗調整部27の抵抗値R2を調整する。
刺激応答部位8が、湿潤状態又はイオン性不純物の存在の影響を受けない場合、抵抗値RCは、タンパー検知用回路の抵抗値RAに殆ど影響しない。一方、刺激応答部位8が、湿潤状態又はイオン性不純物の存在の影響を受けて、抵抗値RCが低下すると、タンパー検知用回路の抵抗値RAに及ぼす影響が大きくなる。
抵抗調整部27の抵抗値R2を調整することで、刺激応答部位自体の抵抗値RCと、湿潤状態又はイオン性不純物の存在による抵抗値RCとに差がある場合でも、タンパー検知用回路の抵抗値RAをほぼ同じ値に設定することができ、ICチップ11の検出精度を上げることができる。
図7、図8に示す実施形態Bでは、タンパー検知用回路は、抵抗調整部27として作用するフォトインタラプタ回路31と、刺激応答部位8とを備える。
フォトインタラプタ回路31は、刺激応答部位8に光を発光する発光ダイオードDと刺激応答部位8で反射した反射光に反応する反射型フォトインタラプタTと、発光ダイオードD及び反射型フォトインタラプタTが所定の動作をするように設けられた抵抗R11及びコイルLとを備える。また、フォトインタラプタ回路31の状態を検知するために抵抗R10が設けられている。
反射型フォトインタラプタTは、フォトインタラプタの光検出部として作用する。フォトインタラプタの光検出部に刺激応答性部位を有してもよい。反射型フォトインタラプタ以外のフォトインタラプタを利用することもできる。
モニタリングタグ3を設置した直後の状態では、刺激応答部位8は、モニタリングタグ3を設置した雰囲気中のpH及びイオン性不純物の影響を受けていない。このため、反射型フォトインタラプタTは、刺激応答部位8で反射した所定の反射量の反射光を受光して、ループ回路9に出力(通電)し、ループ回路9は導通(または絶縁)を示す。
刺激応答部位8が特定の刺激により化学的に又は物理的に変化した場合、反射光の反射量が低下し、反射型フォトインタラプタTは、ループ回路9に出力(通電)できず、タンパー回路内の抵抗値が増大し、不導通を示す。
抵抗調整部27として作用するフォトインタラプタ回路31を設けることで、モニタリングタグ3を設置した雰囲気中のpH及びイオン性不純物等の影響を受けることなく、精度よく検知することができる。
<読取端末>
読取端末4は、モニタリングタグ3に対して非接触で信号の伝達及び電力の供給が可能なものであり、例えば、汎用のリーダ或いはリーダライタ(以下リーダライタ等)を用いることができる。
読取端末4は、中央処理装置(CPU)16、メモリ17、送受信回路18、及び電源回路19を有している。送受信回路18及び送受信アンテナ20を介して、中央処理装置(CPU)16とRFIDタグ7との間で信号の送受信が行われる。
読取端末4に読取結果を表示させることもできる。
本実施形態の読取端末4は、管理サーバ5に接続され、管理サーバ5と通信経路21を介して接続する通信手段22を有している。通信経路21は、単なるケーブルまたは無線通信回線であっても、またローカルエリアネットワーク、インターネット、又はその他の広域ネットワークであってよい。
読取端末4から発信された電波は、モニタリングタグ3の送受信アンテナ10を介してICアンテナに伝達され、これによりICチップ11に電力が誘導されることによって、読取端末4とICチップ11との間で、非接触による情報の送受信が行われる。
<管理サーバ>
管理サーバ5は、読取端末4で読み取った情報を集積する記憶手段23と、記憶手段23に集積された情報に基づき、後述する表示手段6の目視確認を要する製品群を抽出する演算手段24を備えている。
管理サーバ5には、データベース25を収容することもできる。
データベース25として、例えば、モニタリングタグ3を付した製品群の情報(識別番号等)に関するデータベース(以下、製品群データベース)、各製品群を構成する各製品それぞれの情報(識別番号等)に関するデータベース(以下、製品データベース)、各製品の識別番号と紐着けした位置情報に関するデータベース(位置情報データベース)等を収容することができる。
演算手段24を用いて、このデータベース25内の各情報と、記憶手段23に記憶された情報(読取端末4で読み取った情報)を紐付けする処理を行わせることができる。その他、前記の紐付け処理に加えて、所望の演算処理を行わせることもできる。
管理サーバ5を、ネットワーク28を介してユーザー端末29と接続してもよい。そして、ユーザー端末29からの要求に応じて、ユーザー端末に前記の演算手段24による処理結果を出力することができる。
例えば、輸送工程を完了する際に、ドライバーの携帯端末に、製品群データベース内の情報と記憶手段23に記憶された情報(読取端末4で読み取った情報)を紐付けしたデータを出力して印刷し、温度保証書として受取主に提出する使用形態が考えられる。
また、製品群データベース内の情報および製品データベース内の情報と記憶手段23に記憶された情報(読取端末4で読み取った情報)を紐付けしたデータを、最終的に各製品を手にするエンドユーザーに対する品質保証書として提供する使用形態も考えられる。
<表示手段>
前記のように、梱包箱2の中の個々の製品1は、それぞれ、各製品が所定の状態に晒されたことを目視可能に表示する表示手段6を備えている。ここで、目視可能とは、目視のみで観察できることを意味する。具体的には、表示手段6は、発色、変色、透過度や濁りレベルの変化などにより各製品が所定の状態に晒されたことを表示する。
表示手段6は、温度変動、湿度変動、磁界変動、ガス混入の少なくとも何れかに起因する雰囲気変化、もしくは水分混入等に起因する所定の状態変化で変性する物質を含み、この物質としては、物流管理システムの具体的用途により適宜最適なものを選択することができる。
例えば、検知すべき温度に融点を有する熱融解物質や、所定温度で変色する示温顔料をあげることができる。
具体例として、例えば、前記の熱融解物質と樹脂を含む白色混合物を、青色シートの表面に印刷して白色シートを形成したものを表示手段6として用いることができる。この場合、白色シートが熱融解して、シートの色が白色から青色に変色したことをもって、各製品が所定の状態に晒されたことを確認することができる。表示手段6は、刺激応答部位と同一の箇所に、設けることもできる。
本実施形態では、所定の温度変化で変性する物質を含むインク(以下、示温インク)を印字した印字部を有するラベルを表示手段として用いている。
その他、刺激応答部位を構成する樹脂自体に示温顔料を含ませて、表示手段と刺激応答部位を兼用した構成とすることもできる。
表示手段6は、梱包箱の中から製品を取り出さずに、例えば、梱包箱の蓋を取り除いたり、一面を開放した状態で外部から視認可能な位置に付すことが好ましい。
表示手段6は、製品もしくはその包装容器に直接印刷したものでもよいし、或いは、印刷部を形成したラベルを製品もしくはその包装容器に貼付したものでもよい。
示温インクの印刷方法は特に限定されるものではなく、既知のたとえば凸版、凹版、スクリーン印刷、インクジェット印刷法などから適宜選択することができる。また印刷インクも特に限定するものでは無いが、印刷装置との適合性や、印刷する対象物(製品もしくはその包装容器、もしくはラベル)への印刷適性、内容物が食品である場合には樹脂や着色剤の安全性にも配慮して適宜選択することができる。
示温インクとしては、たとえば水性タイプの示温インクを用いることができる。必要とされる温度の変化領域と臨界温度の整合性が取れていれば良くまた、用途によって可逆反応型或いは不可逆反応型などを適宜選択することができる。
<物流管理方法>
製品を生産者から消費者へ引き渡す任意の工程で、作業者が読取端末4を用いて、モニタリングタグ3内のICチップ11のメモリ情報の読み取りを行うことができる。
例えば、複数の製品1を梱包した梱包箱2ごとにモニタリングタグ3を配置して、その梱包箱2をコンテナ26内に収めた状態で搬送を行う際、コンテナ26の移動の前後に読取端末4を用いて、コンテナ内の全てのモニタリングタグ3の情報の読み取りを行うことができる。モニタリングタグ3の情報の読み取りは、複数のモニタリングタグを対象として、一括で行うこともできる。
ICチップ11のメモリ情報から、全てのモニタリングタグ3が、「刺激応答部位が所定の温度に応答した、もしくは、タンパー行為が行われた状態(異常状態)」「刺激応答部位が所定の温度に応答していない、かつ、タンパー行為も行われていない正常状態(正常状態)」「モニタリングタグが損傷した状態(損傷状態)」の何れの状態にあるかを、瞬時に判定することができる。
読取端末4の読み取り結果は、読み取りと同時に自動的に管理サーバ5に送信する構成としてもよいし、例えば、読取端末4に読み取り結果を表示する表示部を設けて、読み取り作業者が異常状態もしくは損傷状態を確認後、管理サーバ5に送信する操作を行って送信する構成としてもよい。その他、読取端末4に条件判定手段を設けて、条件判定手段が、ある一定の条件に達したと判定したときに管理サーバ5に送信する構成とすることもできる。このような操作を、1台の読取端末4で多数の(例えば100個)のモニタリングタグ3に対して行うようにしてもよい。
読取端末4の読み取り結果を、読み取りと同時に、自動的に管理サーバ5に送信する場合には、読み取り作業ごとの全データが管理サーバ5記録されるため、これらの管理サーバ5に記録された情報を、温度保証証明書として発行することもできる。
何れかのモニタリングタグ3で異常が検出された際には、そのID情報から梱包箱を特定して、その梱包箱内の全ての製品の印刷部を目視で確認して、実際に異常を生じた製品を容易に特定することができる。
このように、本発明によれば、各製品が、所定の状態に晒されたことを目視可能に表示する表示手段を有しているため、センサで異常が検出された際に、そのセンサが管理対象としている個々の製品について、改めて梱包箱やコンテナから取り出して品質の確認を行わずとも、表示手段を目視するだけで、簡単に品質の確認を行うことができる。また、本発明で用いるモニタリングタグ3と印刷部は、何れも軽量化、小型化、薄型化が可能であり、電源が不要であるという特徴を有するため、コンパクトかつ簡易な物流管理システムを、低コストで構築することができる。
1 製品
2 梱包箱
3 モニタリングタグ
4 読取端末
5 管理サーバ
6 表示手段
7 RFIDタグ
8 刺激応答部位
9 ループ回路
10 送受信アンテナ
11 ICチップ
12 メモリ
13 アンテナ回路
14 内蔵回路
15 開口部
16 CPU
17 メモリ
18 送受信回路
19 電源回路
20 送受信アンテナ
21 通信経路
22 通信手段
23 記憶手段
24 演算手段
25 データベース
26 コンテナ
27 抵抗調整部
28 ネットワーク
29 ユーザー端末
30 シート基材
31 フォトインタラプタ回路

Claims (18)

  1. 複数の製品からなる製品群の状態を検出するモニタリングタグと、モニタリングタグで検出したモニタリング情報を、モニタリングタグに固有のID情報と関連付けて読み取る読取端末を備え、
    前記製品群を構成する製品に、該製品が所定の状態に晒されたことを目視可能に表示する表示手段を備え
    前記モニタリングタグが、前記ID情報を含むメモリ情報を格納したICチップと、前記メモリ情報を前記読取端末に送信するアンテナ回路と、前記モニタリングタグが前記製品の品質に影響を及ぼす特定の刺激に晒されたことを検知するタンパー検知用回路とを有し、
    前記タンパー検知用回路に、前記特定の刺激に応答して前記ICチップのメモリ情報を変化させる刺激応答部位と、前記タンパー検知用回路の抵抗値を調整する抵抗調整部とを有する、物流管理システム。
  2. 前記特定の刺激が、温度変動、湿度変動、磁界変動、ガス混入の少なくとも何れかに起因する雰囲気変化である、請求項1に記載の物流管理システム。
  3. 前記表示手段が、雰囲気変化もしくは水分混入の少なくとも何れかで変性する物質を含む、請求項1又は2に記載の物流管理システム。
  4. 前記雰囲気変化が、温度変動、湿度変動、磁界変動、ガス混入の少なくとも何れかに起因する、請求項に記載の物流管理システム。
  5. 前記表示手段が、インクを印字した印字部を有する、請求項1〜の何れか1項に記載の物流管理システム。
  6. 前記インクが雰囲気変化もしくは水分混入の少なくとも何れかで変性する物質を含む、請求項に記載の物流管理システム。
  7. 前記表示手段が、ラベルである、請求項1〜の何れか1項に記載の物流管理システム。
  8. 前記抵抗調整部が抵抗器である、請求項1〜7の何れか1項に記載の物流管理システム。
  9. 前記抵抗調整部がトランジスタである、請求項1〜7の何れか1項に記載の物流管理システム。
  10. 前記抵抗調整部がフォトインタラプタを含んだ構成を有する、請求項1〜7の何れか1項に記載の物流管理システム。
  11. 前記フォトインタラプタの光検出部に刺激応答性部位を有する、請求項10に記載の物流管理システム。
  12. 前記モニタリングタグは、シート基材に、前記アンテナ回路と前記ICチップを搭載したRFIDタグを内蔵する、請求項1〜11の何れか1項に記載の物流管理システム。
  13. 前記モニタリングタグが、少なくとも前記タンパー検知用回路を封止する封止材を有し、前記封止材に、前記刺激応答部位を露出させる開口部を形成した、請求項1〜12の何れか1項に記載の物流管理システム。
  14. 前記刺激応答部位が、タンパー検知用回路を刺激応答性樹脂で被覆してなる、請求項1〜13の何れか1項に記載の物流管理システム。
  15. 前記刺激応答部位が、刺激応答性金属からなる、請求項1〜13の何れか1項に記載の物流管理システム。
  16. 前記読取端末で読み取った情報を集積する記憶手段を備えた管理サーバを有する、請求項1〜15の何れか1項に記載の物流管理システム。
  17. 前記管理サーバに、前記記憶手段に集積された情報に基づき、前記表示手段の目視確認を要する製品群を抽出する演算手段を備えた、請求項16に記載の物流管理システム。
  18. 前記管理サーバに、前記モニタリングタグを付した各製品群の情報を格納した製品群データベースと、前記各製品群を構成する製品の情報を格納した製品データベースを備え、
    前記演算手段は、前記記憶手段に集積された情報を、前記製品群データベース及び製品データベースと紐付けする処理を行う、請求項17に記載の物流管理システム。
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