JP2016130534A - クロスヘッド軸受装置およびエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受メタルとクロスヘッドピンの間へ潤滑油を良好に行き渡らせるとともに、軸受メタルの損傷リスクを低減する。
【解決手段】軸受面を含む軸受メタルと、軸受メタルを軸受面の裏側から支持する支持面を一端側に含む連接棒と、を備えるクロスヘッド軸受装置であって、支持面には、周方向に延在する周方向油溝が設けられ、連接棒の内部には、一端側において周方向油溝と接続する給油路が設けられ、軸受メタルの軸受面には、支持面の周方向油溝と連通する貫通孔が形成された周方向油溝が設けられ、軸受面の周方向油溝は、中央溝部と、中央溝部の一端側に接続する一端側溝部と中央溝部の他端側に接続する他端側溝部とを含み、中央溝部は、軸受メタルのうち支持面の周方向油溝を覆う架橋部に設けられ、中央溝部の溝幅は、一端側溝部の溝幅及び他端側溝部の溝幅のそれぞれより小さい。
【選択図】 図3

Description

本開示は、クロスヘッド軸受装置およびエンジンに関する。
例えば舶用2サイクルエンジンは、ピストンの往復運動をクランク軸の回転運動に変換するためのクロスヘッド軸受装置を備えている。
クロスヘッド軸受装置は、クロスヘッドピンの外周面に対向する軸受面を含む軸受メタルと、軸受メタルを軸受面の裏側から支持する支持面を一端側に含む連接棒とを備えるものが一般的に用いられる。
この種の軸受メタルの軸受面には、クロスヘッドピンの外周面との間に潤滑油を行き渡らせるために、クロスヘッドピンの周方向に延在する周方向油溝が設けられている。該周方向油溝は、軸受面への潤滑油の行き渡りを良好にすることを容易化するものの、軸受面を分断することの影響として、油膜圧力が高くなるとともに油膜厚さが薄くなる場合があり、軸受メタルの損傷を招く可能性があった。
特許文献1に開示されたクロスヘッド軸受装置では、この影響を低減するために、軸受メタルにおいて最も大きな面圧荷重がかかる部分を周方向油溝が設けられていない連続的な面とし、該最も大きな荷重がかかる部分の外側にのみ2本の周方向油溝を設けている。
特開2013−57400号公報
ところで、クロスヘッド軸受装置における軸受メタルを支持する連接棒の上記支持面には、連接棒の他端側(クランクピン側)に供給するための潤滑油を集めるべく、クロスヘッドピンの周方向に延在する周方向油溝が一般的に設けられている。
本発明者の知見によれば、軸受メタルのうち連接棒の支持面の周方向油溝を覆う架橋部は、軸受メタルが支持面から支持されないため、軸受メタルの局所曲げ応力が大きくなりやすい。特に、軸受メタルの架橋部に周方向油溝がない場合には、架橋部全体の軸受面で面圧荷重を受けることになるため、架橋部に生じる局所曲げ応力が増大する。
この点、特許文献1に記載のクロスヘッド軸受装置においても、軸受メタルのうち連接棒の支持面の周方向油溝を覆う架橋部には周方向油溝が設けられていないため、油膜圧力を小さくできたとしても、上記架橋部に生じる局所曲げ応力が増大してしまい、軸受メタルの損傷リスクを十分に抑制することができない。
本発明は、上述したような従来の課題に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、軸受メタルとクロスヘッドピンの間へ潤滑油を良好に行き渡らせるとともに、軸受メタルの損傷リスクを低減することを可能とするクロスヘッド軸受装置及びこれを備えたエンジンを提供することである。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るクロスヘッド軸受装置は、クロスヘッドピンの外周面に対向する軸受面を含む軸受メタルと、前記軸受メタルを前記軸受面の裏側から支持する支持面を一端側に含む連接棒と、を備えるクロスヘッド軸受装置であって、前記連接棒の前記支持面には、前記クロスヘッドピンの周方向に延在する周方向油溝が設けられ、前記軸受メタルの前記軸受面には、前記周方向に延在し、前記支持面の前記周方向油溝と連通する少なくとも一つの貫通孔が形成された周方向油溝が設けられ、前記軸受面の前記周方向油溝は、前記クロスヘッドピンの軸方向に垂直な前記軸受メタルの幅方向における中央に位置する中央溝部と、前記周方向において前記中央溝部の一端側に接続する一端側溝部と、前記周方向において前記中央溝部の他端側に接続する他端側溝部とを含み、前記中央溝部は、前記軸受メタルのうち前記支持面の前記周方向油溝を覆う架橋部に設けられ、前記中央溝部の溝幅は、前記一端側溝部の溝幅及び前記他端側溝部の溝幅のそれぞれより小さい。
上記(1)に記載のクロスヘッド軸受装置によれば、クロスヘッドピンの周方向に延在する周方向油溝が軸受メタルの軸受面に形成されており、該周方向油溝は、前記クロスヘッドピンの軸方向に垂直な前記軸受メタルの幅方向における中央に位置する中央溝部と、周方向において中央溝部の一端側に接続する一端側溝部と、周方向において中央溝部の他端側に接続する他端側溝部とを含む。このため、軸受メタルの上記幅方向における中央に位置する中央溝部が設けられていない場合と比較して、軸受面へ潤滑油を良好に行き渡らせることができる。また、軸受メタルのうち支持面の周方向油溝を覆う(すなわち、支持面の周方向油溝の真上に位置する)架橋部に上記中央溝部が設けられているため、架橋部に上記中央溝部が設けられていない場合と比較して、架橋部が受ける面圧荷重を低減し、架橋部における局所曲げ応力を低減することができる。さらに、中央溝部の溝幅は、一端側溝部の溝幅及び他端側溝部の溝幅のそれぞれより小さいため、中央溝部の溝幅を一端側溝部の溝幅及び他端側溝部の溝幅と等しくする場合(軸受面の周方向油溝の溝幅を周方向位置によらず一定にする場合)と比較して、周方向油溝によって軸受面を分断することによる油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少を抑制することができる。したがって、軸受メタルの損傷リスクを低減することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載のクロスヘッド軸受装置において、前記貫通孔は、前記一端側溝部に形成された少なくとも一つの貫通孔と、前記他端側溝部に形成された少なくとも一つの貫通孔を含み、前記中央溝部の溝幅は、前記一端側溝部に形成された前記少なくとも一つの貫通孔の孔径及び前記他端側溝部に形成された前記少なくとも一つの貫通孔の孔径のそれぞれより小さい。
上記(2)に記載のクロスヘッド軸受装置によれば、一端側溝部に形成された貫通孔及び他端側溝部に形成された貫通孔を介して、軸受面の周方向油溝と支持面の周方向油溝との間で潤滑油の移動が良好に行われる。また、中央溝部の溝幅を一端側溝部の貫通孔の孔径及び他端側溝部の貫通孔の孔径のそれぞれ以上とする場合と比較して、周方向油溝によって軸受面を分断することによる油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少を効果的に抑制することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)に記載のクロスヘッド軸受装置において、前記クロスヘッドピンの外周面には、前記軸受面の前記周方向油溝に潤滑油を供給するための給油孔が形成され、前記一端側溝部は、前記連接棒の揺動過程の一部において前記給油孔と対向するように形成され、前記他端側溝部は、前記連接棒の揺動過程の他の一部において前記給油孔と対向するように形成されている。
上記(3)に記載のクロスヘッド軸受装置によれば、軸受面の周方向油溝と支持面の周方向油溝とを連通する貫通孔を中央溝部に設けることが困難なほど中央溝部の溝幅が細い場合であっても、簡易な構成で軸受面の周方向油溝と支持面の周方向油溝の間で潤滑油の移動が良好に行われる。また、軸受メタルの上記幅方向における中央位置に中央溝部があるため、上記給油孔の数が1つであっても、軸受面に良好に潤滑油を行き渡らせることができる。ただし、給油孔の数は、2つ以上あってもよい。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の何れか1項に記載のクロスヘッド軸受装置において、前記中央溝部の溝幅は、前記支持面の前記周方向油溝の溝幅より小さい。
軸受面へ潤滑油の行き渡らせる観点や上記架橋部が受ける面圧荷重を低減する観点からは、中央溝部の溝幅は、支持面の周方向油溝の溝幅より大きくしてもよいが、中央溝部によって軸受面を分断することによる油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少の影響をも勘案した場合、上記(4)に記載のように、支持面の周方向油溝の溝幅より小さくすることが望ましい。これにより、軸受メタルの損傷リスクを効果的に低減することができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(4)の何れか1項に記載のクロスヘッド軸受装置において、前記軸受面には、前記軸受面の前記周方向油溝と交差するように前記クロスヘッドピンの軸方向に延在する複数の軸方向油溝が設けられ、前記複数の軸方向油溝は、前記一端側溝部に接続する少なくとも一つの軸方向油溝と、前記他端側溝部に接続する少なくとも一つの軸方向油溝を含み、前記中央溝部には交差しない。
上記(5)に記載のクロスヘッド軸受装置によれば、一端側溝部に接続する軸方向油溝と他端側溝部に接続する軸方向油溝によって、軸受面とクロスヘッドピンの間に潤滑油を良好に行き渡らせることができる。また、中央溝部に交差する軸方向油溝を設けないことにより、中央溝部に交差する軸方向油溝が存在する場合と比較して、軸受面を分断することによる油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少を効果的に抑制し、軸受メタルの損傷リスクを効果的に低減することができる。
(6)本発明の少なくとも一実施形態に係るエンジンは、ピストンと、ピストンに連結されたピストン棒と、前記ピストン棒に連結されたクロスヘッドピンと、上記(1)乃至(5)の何れか1項に記載のクロスヘッド軸受装置と、クランク軸とを備え、前記ピストンの往復運動を前記クロスヘッド軸受装置によってクランク軸の回転運動に変換するよう構成される。
上記(6)に記載のエンジンによれば、軸受メタルとクロスヘッドピンの間へ潤滑油を良好に行き渡らせるとともに、軸受メタルの損傷リスクを低減することが可能となるため、エンジンの安定的な運転を実現することができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態によれば、軸受メタルとクロスヘッドピンの間へ潤滑油を良好に行き渡らせるとともに、軸受メタルの損傷リスクを低減することを可能とするクロスヘッド軸受装置及びこれを備えたエンジンが提供される。
本発明の一実施形態係るエンジンの構成を概略的に示す断面図である。 図1中のエンジンにおけるクロスヘッド軸受装置近傍を概略的に示す斜視図である。 図2中の軸受メタルの軸受面の構成を概略的に示す上面図である。 図2中の連接棒の支持面の構成を概略的に示す上面図である。 図2中のクロスヘッドピン及びクロスヘッド軸受装置における、軸受面の周方向油溝に沿った断面(すなわち支持面の周方向油溝に沿った断面)を概略的に示す図である。 図3中の中央溝部及び支持面の周方向油溝におけるクロスヘッドピンの軸方向に沿った断面を概略的に示す図である。 図3中の一端側溝部及び支持面の周方向油溝におけるクロスヘッドピンの軸方向に沿った断面(並びに他端側溝部及び支持面の周方向油溝におけるクロスヘッドピンの軸方向に沿った断面)を概略的に示す図である。 比較例1に係る軸受メタルの軸受面の構成を概略的に示す上面図であり、軸受メタルの軸受面に中央溝部が設けられていない場合の構成を示す図である。 比較例2に係る軸受メタルの軸受面の構成を概略的に示す上面図であり、軸受面の周方向油溝の溝幅を周方向位置によらず一定にする場合(中央溝部の溝幅を一端側溝部の溝幅及び他端側溝部の溝幅と等しくする場合)の構成を示す図である。 実施形態、比較例1及び比較例2について、軸受面におけるクロスヘッドピンの軸方向の油膜圧力分布を模式的に示す図である。 各油溝の断面形状の一例を示す図である。 各油溝の断面形状の一例を示す図である。 各油溝の断面形状の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態係るエンジン100の構成を概略的に示す断面図である。エンジン100は、例えば、舶用2ストローク大型ディーゼルエンジンである。
図1に示すように、エンジン100は、シリンダ1と、シリンダ1内を往復運動するピストン2と、ピストン2に連結されたピストン棒4と、ピストン棒4に連結されたクロスヘッドピン6と、連接棒14を含むクロスヘッド軸受装置8と、連接棒14に連結されたクランクピン10を含むクランク軸11とを備えている。エンジン100におけるピストン2の往復運動は、クロスヘッドピン6に対する連接棒14の揺動運動を経て、クランク軸11の回転運動に変換される。
図2は、図1中のエンジン100におけるクロスヘッド軸受装置8近傍を概略的に示す斜視図である。
図2に示すように、クロスヘッド軸受装置8は、クロスヘッドピン6の外周面6aに対向する軸受面12aを含む軸受メタル12と、軸受メタル12を軸受面12aの裏側から支持する支持面14aを一端側(クロスヘッドピン6側)に含む連接棒14と、を備える。一実施形態では、クロスヘッドピン6の軸方向一端側と他端側は、それぞれガイドシュー15によって支持されていてもよく、クロスヘッドピン6の上面側には軸受キャップ17が設けられていてもよい。
軸受メタル12は略半円筒形状に形成されており、クロスヘッドピン6の軸線Oに垂直な断面において軸受面12aは半円状である。また、連接棒14におけるクロスヘッドピン6の軸線Oに垂直な断面において、支持面14aは略半円状である。軸受メタル12の軸受面12aには、クロスヘッドピン6の外周面6aとの間に潤滑油を行き渡らせるために、クロスヘッドピン6の周方向に延在する軸受面の周方向油溝16が設けられている。また、連接棒14の支持面14aには、連接棒14の他端側(図1に示すクランクピン10側)に供給するための潤滑油を集めるべく、クロスヘッドピン6の周方向に延在する支持面の周方向油溝18が設けられている。
図3は、図2中の軸受メタル12の軸受面12aの構成を概略的に示す上面図である。図4は、図2中の連接棒14の支持面14aの構成を概略的に示す上面図である。図5は、図2中のクロスヘッドピン6及びクロスヘッド軸受装置8における、軸受面の周方向油溝16に沿った断面(すなわち支持面の周方向油溝18に沿った断面)を概略的に示す図である。
例えば図3に示すように、軸受面の周方向油溝16は、クロスヘッドピン6の軸方向における軸受面12aの中央に設けられている。また、図4に示すように、支持面の周方向油溝18は、クロスヘッドピン6の軸方向における支持面14aの中央に設けられている。軸受面の周方向油溝16には、図3及び図5に示すように、支持面の周方向油溝18と連通する少なくとも一つの貫通孔20が形成されている。このように、軸受面の周方向油溝16と支持面の周方向油溝18とは、貫通孔20を介して潤滑油の移動を許容するよう構成されている。
例えば図5に示すように、連接棒14の内部には、連接棒14の他端側(図1に示すクランクピン10側)に潤滑油を供給するための給油路22が連接棒14の軸方向(連接棒の長手方向)に沿って延在するよう設けられている。給油路22は、図4及び図5に示すように、連接棒14の一端側において支持面の周方向油溝18と接続している。これにより、支持面の周方向油溝18によって集められた潤滑油の少なくとも一部は、給油路22を通って連接棒14の他端側に供給され、例えばクランクピン10(図1参照)の潤滑に利用される。
例えば図3に示すように、軸受面の周方向油溝16は、クロスヘッドピン6の軸方向に垂直な軸受メタル12の幅方向の中央に位置する中央溝部16aと、クロスヘッドピン6の周方向において中央溝部16aの一端側に接続する一端側溝部16bと、周方向において中央溝部16aの他端側に接続する他端側溝部16cとを含む。このため、軸受メタル12の上記幅方向における中央に位置する中央溝部16aが設けられていない場合(図8参照)と比較して、軸受面12aへ潤滑油を良好に行き渡らせることができる。
図6は、図3中の中央溝部16a及び支持面の周方向油溝18におけるクロスヘッドピン6の軸方向に沿った断面を概略的に示す図であり、図7は、図3中の一端側溝部16b及び支持面の周方向油溝18におけるクロスヘッドピン6の軸方向に沿った断面(並びに他端側溝部16c及び支持面の周方向油溝18におけるクロスヘッドピン6の軸方向に沿った断面)を概略的に示す図である。図8は、比較例1に係る軸受メタル12の軸受面12aの構成を概略的に示す上面図であり、軸受メタル12の軸受面12aに中央溝部が設けられていない場合の構成を示す図である。図9は、比較例2に係る軸受メタル12の軸受面12aの構成を概略的に示す上面図であり、軸受面の周方向油溝16の溝幅を周方向位置によらず一定にする場合(中央溝部16aの溝幅Waを一端側溝部16bの溝幅Wb及び他端側溝部16cの溝幅Wcと等しくする場合)の構成を示す図である。図10は、実施形態、比較例1及び比較例2について、軸受面12aにおけるクロスヘッドピン6の軸方向の油膜圧力分布を模式的に示す図である。
例えば図3、図6及び図7に示すように、中央溝部16a、一端側溝部16b、他端側溝部16cは、それぞれ軸受メタル12のうち支持面の周方向油溝18を覆う架橋部12bに設けられる。このため、架橋部12bに中央溝部16aが設けられていない場合(図8に示す比較例1)と比較して、図10に示すように架橋部12bの位置での油膜圧力が減少するため、架橋部12bが受ける面圧荷重が減少し、架橋部12bにおける局所曲げ応力を低減することができる。
例えば図3に示すように、中央溝部16aの溝幅Waは、一端側溝部16bの溝幅Wb及び他端側溝部16cの溝幅Wcのそれぞれより小さい。このため、軸受面の周方向油溝16の溝幅を周方向位置によらず一定にする場合(図9に示す比較例2)と比較して、図10に示すように、軸受面の周方向油溝16によって軸受面12aを分断することによる油膜圧力(ピーク圧)の上昇を抑制することができる(該ピーク圧は上述の比較例1に対してほとんど変化しない)。したがって、軸受メタル12の損傷リスクを低減することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図3に示すように、軸受メタル12の軸受面12aには、軸受面の周方向油溝16と交差するようにクロスヘッドピン6の軸方向に延在する複数の軸方向油溝24が設けられる。そして、複数の軸方向油溝24は、一端側溝部16bに接続する少なくとも一つの軸方向油溝24と、他端側溝部16cに接続する少なくとも一つの軸方向油溝24を含み、中央溝部16aには交差しない。これにより、一端側溝部16bに接続する軸方向油溝24と他端側溝部16cに接続する軸方向油溝24によって、軸受面12aとクロスヘッドピン6の間に潤滑油を良好に行き渡らせることができる。また、中央溝部16aに交差する軸方向油溝が存在する場合と比較して、軸受面12aを分断することによる油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少を効果的に抑制し、軸受メタル12の損傷リスクを効果的に低減することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図3に示すように、軸受メタル12の貫通孔20は、一端側溝部16bに形成された少なくとも一つの貫通孔20と、他端側溝部16cに形成された少なくとも一つの貫通孔20とを含む。そして、中央溝部16aの溝幅Waは、一端側溝部16bに形成された貫通孔20の孔径及び他端側溝部16cに形成された貫通孔20の孔径のそれぞれより小さい。このため、一端側溝部16bに形成された貫通孔20及び他端側溝部16cに形成された貫通孔20を介して、軸受面の周方向油溝16と支持面の周方向油溝18との間で潤滑油の移動が良好に行われる。また、中央溝部16aの溝幅Waを一端側溝部16bの貫通孔20の孔径及び他端側溝部16cの貫通孔20の孔径のそれぞれ以上とする場合と比較して、軸受面の周方向油溝16によって軸受面12aを分断することによる油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少を効果的に抑制することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図3及び図6に示すように、中央溝部16aの溝幅Waは、支持面の周方向油溝18の溝幅Wdより小さい。軸受面12aへ潤滑油を良好に行き渡らせる観点や上記架橋部12bが受ける面圧荷重を低減する観点からは、中央溝部16aの溝幅Waは、支持面の周方向油溝18の溝幅Wdより大きくしてもよいが、軸受面の周方向油溝16によって軸受面12aを分断することによる油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少の影響をも勘案した場合、上記のように、溝幅Waを溝幅Wdより小さくすることが望ましい。また、より望ましくは、中央溝部16a及び周方向油溝18は、1/100Wd≦Wa≦1/2Wdを満たすよう構成してもよい。これにより、軸受メタル12の損傷リスクを効果的に低減することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図3及び図7に示すように、一端側溝部16bの溝幅Wb及び他端側溝部16cの溝幅Wcは、それぞれ、支持面14aの周方向油溝18の溝幅Wdより大きい。軸受面12aのうちクロスヘッドピン6の周方向における一端側溝部16bが存在する領域12a1(図3参照)及び他端側溝部16cが存在する領域12a2(図3参照)は、軸受面12aのうちクロスヘッドピン6の周方向における中央溝部16aが存在する領域12a3(図3参照)と比較して、油膜圧力の上昇や油膜厚さの減少が問題になりにくいため、このように溝幅Wb及び溝幅Wcをそれぞれ溝幅Wdより大きくすることが望ましい。これにより、軸受面12aへ潤滑油を一層良好に行き渡らせることができる。
幾つかの実施形態では、例えば図5に示すように、クロスヘッドピン6の外周面6aには、軸受面の周方向油溝16に潤滑油を供給するための給油孔26が形成されている。また、一端側溝部16bは、連接棒14の揺動過程の一部において給油孔26と対向するように形成され、他端側溝部16cは、連接棒14の揺動過程の他の一部において給油孔26と対向するように形成されている。これにより、軸受面の周方向油溝16と支持面14aの周方向油溝18とを連通する貫通孔20を中央溝部16aに設けることが困難なほど中央溝部16aの溝幅Waが細い場合であっても、簡易な構成で軸受面の周方向油溝16と支持面14aの周方向油溝18の間で潤滑油の移動が良好に行われる。また、軸受メタル12の上記幅方向における中央位置に中央溝部16aがあるため、上記給油孔26の数が1つであっても、軸受面12aに良好に潤滑油を行き渡らせることができる。ただし、給油孔26の数は2つ以上であってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
例えば、図6及び図7に示した軸受面の周方向油溝16及び支持面14aの周方向油溝18の断面形状は、方形の場合を例示したが、これに限らず、例えば図11に示すように半円状であってもよく、図12に示すように台形でもよく、図13に示すように三角形でもよく、あるいはその他の形状であってもよい。軸受面12aの軸方向油溝24の断面形状も、同様に何れの断面形状であってもよく、特に限定されない。また、上述した各油溝の溝幅(中央溝部16aの溝幅Wa、一端側溝部16bの溝幅Wb、他端側溝部16cの溝幅Wc、周方向油溝18の溝幅Wd)は、何れの断面形状においても、図11〜図13に示すように、各油溝の底部ではなく各油溝の開口部での溝幅を意味することとする。
1 シリンダ
2 ピストン
4 ピストン棒
6 クロスヘッドピン
6a 外周面
8 クロスヘッド軸受装置
10 クランクピン
11 クランク軸
12 軸受メタル
12a 軸受面
12b 架橋部
14 連接棒
14a 支持面
15 ガイドシュー
16 周方向油溝
16a 中央溝部
16b 一端側溝部
16c 他端側溝部
17 軸受キャップ
18 周方向油溝
20 貫通孔
22 給油路
24 軸方向油溝
26 給油孔
100 エンジン

Claims (6)

  1. クロスヘッドピンの外周面に対向する軸受面を含む軸受メタルと、
    前記軸受メタルを前記軸受面の裏側から支持する支持面を一端側に含む連接棒と、
    を備えるクロスヘッド軸受装置であって、
    前記連接棒の前記支持面には、前記クロスヘッドピンの周方向に延在する周方向油溝が設けられ、
    前記軸受メタルの前記軸受面には、前記周方向に延在し、前記支持面の前記周方向油溝と連通する少なくとも一つの貫通孔が形成された周方向油溝が設けられ、
    前記軸受面の前記周方向油溝は、前記クロスヘッドピンの軸方向に垂直な前記軸受メタルの幅方向における中央に位置する中央溝部と、前記周方向において前記中央溝部の一端側に接続する一端側溝部と、前記周方向において前記中央溝部の他端側に接続する他端側溝部とを含み、
    前記中央溝部は、前記軸受メタルのうち前記支持面の前記周方向油溝を覆う架橋部に設けられ、
    前記中央溝部の溝幅は、前記一端側溝部の溝幅及び前記他端側溝部の溝幅のそれぞれより小さいクロスヘッド軸受装置。
  2. 前記貫通孔は、前記一端側溝部及び前記他端側溝部に形成され、
    前記中央溝部の溝幅は、前記貫通孔の孔径より小さい請求項1に記載のクロスヘッド軸受装置。
  3. 前記クロスヘッドピンの外周面には、前記軸受面の前記周方向油溝に潤滑油を供給するための給油孔が形成され、
    前記一端側溝部は、前記連接棒の揺動過程の一部において前記給油孔と対向するように形成され、
    前記他端側溝部は、前記連接棒の揺動過程の他の一部において前記給油孔と対向するように形成されている請求項2に記載のクロスヘッド軸受装置。
  4. 前記中央溝部の溝幅は、前記支持面の前記周方向油溝の溝幅より小さい請求項1乃至3の何れか1項に記載のクロスヘッド軸受装置。
  5. 前記軸受面には、前記軸受面の前記周方向油溝と交差するように前記クロスヘッドピンの軸方向に延在する複数の軸方向油溝が設けられ、
    前記複数の軸方向油溝は、前記一端側溝部に接続する少なくとも一つの軸方向油溝と、前記他端側溝部に接続する少なくとも一つの軸方向油溝を含み、前記中央溝部には交差しない請求項1乃至4の何れか1項に記載のクロスヘッド軸受装置。
  6. ピストンと、前記ピストンに連結されたピストン棒と、前記ピストン棒に連結されたクロスヘッドピンと、請求項1乃至5の何れか1項に記載のクロスヘッド軸受装置と、クランク軸とを備え、前記ピストンの往復運動を前記クロスヘッド軸受装置によって前記クランク軸の回転運動に変換するよう構成されたエンジン。
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