JP2016128227A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム - Google Patents
印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016128227A JP2016128227A JP2015003223A JP2015003223A JP2016128227A JP 2016128227 A JP2016128227 A JP 2016128227A JP 2015003223 A JP2015003223 A JP 2015003223A JP 2015003223 A JP2015003223 A JP 2015003223A JP 2016128227 A JP2016128227 A JP 2016128227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- command
- printing apparatus
- control
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、専門的な知識を有さないユーザーが容易かつ正確に制御プログラムの改変を行えるようにすることを目的とする。
本発明の構成によれば、専門的な知識を有さないユーザーが容易かつ正確に制御プログラムの改変を行える。
本発明の構成によれば、印刷装置は、受信した各コマンドに基づいて各モードへの移行を即時に行うことができる。
本発明の構成によれば、印刷装置は、第2モードに移行中、制御プログラムに関する情報を外部装置に提供し、当該外部装置による当該提供した情報に基づく制御プログラムの改変の要否の判断結果に応じて適切なモードへ移行できる。
本発明の構成によれば、印刷装置は、制御プログラム関連データの受信が完了してから、改変実行モードに移行して、制御プログラム関連データに基づく制御プログラムの改変を実行するため、通信エラー等に起因して、制御プログラムの改変が失敗することを防止できる。
本発明の構成によれば、印刷装置について、制御プログラムの改変に関する処理を行った後、正常に改変後の制御プログラムに基づく処理を実行できる状態とすることができる。
本発明の構成によれば、専門的な知識を有さないユーザーが容易かつ正確に制御プログラムの改変を行える。
本発明の構成によれば、専門的な知識を有さないユーザーが容易かつ正確に制御プログラムの改変を行える。
図1は、本実施形態に係る印刷システム5の機能的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、印刷システム5は、印刷装置1と、印刷装置1に通信可能に接続されたホストコンピューター2(制御装置)とを備える。
図1に示すように、印刷装置1は、制御部10と、記憶部11と、入力部12と、通信部13と、印刷部14と、を備える。
タッチパネル121は、表示パネルと表示パネルに重ねて配置されたタッチセンサーとを備える。表示パネルは、液晶表示パネル等を供え、制御部10の制御で、各種情報を表示する。タッチセンサーは、ユーザーのタッチ操作を検出し、制御部10に出力する。制御部10は、タッチセンサーからの入力に基づいてタッチ操作に対応する処理を実行する。
操作スイッチ122は、電源スイッチや、フィードスイッチ等の各種スイッチを備え、ユーザーのスイッチに対する操作を検出し、制御部10に出力する。制御部10は、操作スイッチ122からの入力に基づいて、ユーザーの操作に対応する処理を実行する。
第1通信インターフェース131は、USB(通信規格)に従って通信する通信インターフェースであり、USBポートを有するインターフェースボードや、インターフェースボードに実装された通信モジュール等を備える。本実施形態では、ホストコンピューター2は、第1通信インターフェース131により印刷装置1に接続され、USBに従って印刷装置1と通信する。
第2通信インターフェース132は、RS232C等のUSB以外の所定のシリアル通信規格に従って通信する通信インターフェースであり、当該所定のシリアル通信規格に従ったポートを有するインターフェースボードや、インターフェースボードに実装された通信モジュール等を備える。
なお、通信部13が、他の通信規格(無線通信に係る通信規格を含む)に従った通信インターフェースを備える構成であってもよい。
図2に示すように、ホストコンピューター2は、ホスト制御部20と、ホスト通信部21とを備える。
ホスト制御部20は、CPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、ホストコンピューター2を制御する。ホスト制御部20は、所定のアプリケーション、及び、付随するプログラムを読み出して実行することにより処理を実行するアプリケーション実行部201を備える。また、ホスト制御部20は、プリンタードライバー、及び、付随するプログラムを読み出して実行することにより処理を実行するプリンタードライバー実行部202を備える。
図2(B)のフローチャートの開始時点において、印刷装置1の動作モードは、「ノーマルモード」である。ノーマルモードでは、印刷装置1は、ホストコンピューター2の制御に基づく画像の印刷等、通常動作を実行可能である。
詳述すると、ホスト制御部20のアプリケーション実行部201は、プリンタードライバー実行部202に、印刷装置1に印刷させる画像に関する情報を出力する。
プリンタードライバー実行部202は、入力された画像に関する情報に基づいて、印刷制御データを生成する。
受信バッファーBFは、RAM等のメモリーに形成された記憶領域であり、通信部13は、ホストコンピューター2から受信したデータを、受信バッファーBFに順次格納する。受信バッファーBFに格納されたデータは、格納された順番で処理対象となる。
ファームウェアFWは、バージョンアップや、アップデート等の改変が行われる場合がある。
本実施形態では、ファームウェアFWのバージョンアップは、1のバージョンのファームウェアFWを、他のバージョンのファームウェアFWに書き換えることを意味する。また、本実施形態では、ファームウェアFWのアップデートは、ファームウェアFWの一部を更新することを意味する。
一方で、本実施形態に係る印刷装置1は、専門知識を有さないユーザーが、ファームウェアFWの改変を行うことを想定して、ホストコンピューター2と共に、以下の処理を実行し、ファームウェアFWの改変が容易かつ正確に、また、できるだけスムーズに行われるようにしている。
図4は、印刷装置1の動作モードの遷移を示す図である。図3のフローチャートの説明に際し、適宜、図4を用いて印刷装置1の動作モードの遷移について説明する。
また、以下の説明では、ファームウェアFWの改変として、ファームウェアFWをバージョンアップする場合を例にして、各装置の処理を説明する。
ファームウェアFWをバージョンアップするために必要なデータである制御プログラム関連データは、ユーザーにより、所定の方法で事前にホストコンピューター2に記憶される。制御プログラム関連データは、バージョンアップ後のファームウェアFWや、その他のファームウェアFWのバージョンアップに必要なデータを含んで構成される。
また、以下の説明において、図3(A)のフローチャートの各処理の主体は、プリンタードライバー実行部202である。すなわち、図3(A)のフローチャートの各処理は、プリンタードライバーの機能により実行される。しかし、図3(A)のフローチャートの各処理が、プリンタードライバー以外のソフトウェア(例えば、印刷装置1のメンテナンス用の専用のソフトウェアツール)の機能により、また、プリンタードライバー及び他のソフトウェアの機能により実行される構成でもよい。
ステップSX1の指示入力があった場合、ホストコンピューター2のホスト制御部20のプリンタードライバー実行部202は、第1移行コマンドを生成し、ホスト通信部21を制御して印刷装置1に送信する(ステップSC1)。
第1移行コマンドは、印刷装置1の動作モードについて、ノーマルモード(第1モード)から、後述する印刷装置情報応答モード(第2モード)への移行を指示する制御コマンドである。
即時実行コマンドは、当該即時実行コマンドを印刷装置1が受信したときに、既に印刷装置1が受信した他の制御コマンド(データ)であって、未処理の制御コマンドがあった場合であっても、これら制御コマンドに優先して実行されるコマンドである。
従って、ホストコンピューター2は、印刷装置1に即時実行コマンドを送信することにより、印刷装置1に即時実行コマンドに基づく処理を即時に実行させることができる。
特に、即時実行コマンドを受信した場合、印刷装置1は、オフライン状態であっても、即時実行コマンドに基づく処理を実行する。
オフライン状態とは、印刷装置1の筐体に設けられたカバーが開状態の場合や、所定のエラーが発生している場合、ロール紙について紙切れが発生している場合等、印刷装置1による印刷を正常に実行できない場合に、ホストコンピューター2から受信した制御コマンドの読み出し及び実行が制限された状態である。
すなわち、制御部10は、受信バッファーBFの状態を監視する。そして、制御部10は、ホストコンピューター2からの制御コマンドの受信に応じて受信バッファーBFに新たに制御コマンドが格納された場合、制御コマンドの命令コードに基づいて、新たに格納された制御コマンドが即時実行コマンドか否かを判別する。受信バッファーBFに新たに格納された制御コマンドが即時実行コマンドではない場合、制御部10は、制御コマンドの読み出しを実行せず、再び、受信バッファーBFの状態を監視する。この場合、新たに受信バッファーBFに格納された制御コマンドは、受信バッファーBFに格納された未処理の制御コマンドが順番に読み出されていき、読み出し対象となったときに制御部10により読み出され、実行される。
一方、受信バッファーBFに新たに格納された制御コマンドが即時実行コマンドの場合、即時実行コマンド管理部101は、未処理の制御コマンドが受信バッファーBFに格納されているか否かにかかわらず、即時実行コマンドを読み出して実行する。
バッファークリアとは、受信バッファーBFに格納されたデータを消去することである。なお、ステップSD2において、受信バッファーBFに格納されたデータのうち、未処理の(読み出しが完了していない)データが格納された領域を、記憶領域のアドレスを示すポインターによって管理している場合は、ポインターが示すアドレスを変更することにより、受信バッファーBFに未処理のデータが格納された領域がない状態としてもよい。
すなわち、ステップSD2では、受信バッファーBFに未処理の(読み出しが完了していない)制御コマンド(データ)が無い状態となればよい。
印刷装置情報応答モードは、オフライン状態であっても、ホストコンピューター2から制御コマンドを受信した場合、制御部10が、制御コマンドを読み出して実行するモードである。後述するように、ホストコンピューター2は、印刷装置1が印刷装置情報応答モードにおいて、応答要求コマンドを印刷装置1に送信して当該コマンドに対応する応答を受け付け、ファームウェアFWに関する情報を取得する。
すなわち、印刷装置情報応答モードへ移行時に受信バッファーBFのバッファークリアを実行することにより、以下の処理で行われるファームウェアFWのバージョンアップに関連する各種処理の実行時に、受信バッファーBFに未処理の制御コマンドが残っていることに起因した不具合が発生することを防止できる。
例えば、受信バッファーBFのバッファークリアをすることなく印刷装置情報応答モードへ移行した場合、以下の事態が生じ得る。すなわち、印刷装置情報応答モードにおいて、ホストコンピューター2が、ファームウェアFWのバージョンアップに関連する1の制御コマンド(即時実行コマンドでない制御コマンド)を送信したときに、未処理の印刷制御データが受信バッファーBFに残っている場合、当該1の制御コマンドは、印刷制御データの実行後に、実行されることになる。この場合において、印刷制御データに基づく処理の実行によってエラー(例えば、ロール紙の搬送に関するエラー)が発生した場合、印刷制御データの読み出しが中断され、これに起因して当該1の制御コマンドの読み出しが遅延し、又は、実行されないという事態が発生し得る。
そして、本実施形態では、印刷装置情報応答モードへ移行時に受信バッファーBFのバッファークリアが実行されるので、印刷装置情報応答モードにおいて、受信バッファーBFに未処理の制御コマンドが残っていることに起因した不具合が発生することを防止できる。このため、ユーザーは、印刷装置情報応答モードにおいて、受信バッファーBFに未処理の制御コマンドが残っていることに起因して発生した不具合を解消する作業を行う必要がなく、専門的な知識を有さない場合であっても、容易かつ正確に、また、スムーズに、ファームウェアFWのバージョンアップを行うことができる。
すなわち、オフライン状態の場合は制御コマンドの読み出しをしない構成とした場合、印刷装置情報応答モードにおいて、ホストコンピューター2がファームウェアFWのバージョンアップに関連する1の制御コマンドを印刷装置1に送信したときに、印刷装置1がオフライン状態であるため、当該1の制御コマンドに基づく処理を実行しないという事態が生じ得る。このような事態が生じた場合、ユーザーは、オフライン状態となった原因を究明し、オフライン状態を解消する作業を実行する必要が生じる。また、原因の究明や、オフライン状態の解消には、印刷装置1についての専門的な知識が必要である。
一方で、本実施形態によれば、ユーザーが上述した作業を行う必要がなく、専門的な知識を有さない場合であっても、容易かつ正確に、また、スムーズに、ファームウェアFWのバージョンアップを行える。
なお、ファームウェアFWの改変(本例の場合バージョンアップ)は、印刷装置1の物理的な動作を伴わず、オフライン状態であっても正常に処理を実行可能である。
応答要求コマンドは、後述するファームウェア情報の応答を要求する制御コマンドである。
次いで、制御部10は、応答要求コマンドを読み出して実行することにより、ファームウェア情報を取得する(ステップSD6)。ファームウェア情報とは、印刷装置1にインストールされたファームウェアFWに関する情報であり、少なくとも、ファームウェアFWのバージョンを示す情報を含む。ファームウェア情報は、所定の記憶領域に記憶される。
以下の説明では、印刷装置1にインストールされているバージョンアップ前のファームウェアFWを「旧ファームウェアFW1」と表現し、印刷装置1に新たにインストールを試みるバージョンアップ後のファームウェアFWを「新ファームウェアFW2」と表現する。
すなわち、ステップSC3において、プリンタードライバー実行部202は、受信したファームウェア情報に基づいて、旧ファームウェアFW1のバージョンと、新ファームウェアFW2のバージョンとを比較し、新ファームウェアFW2のバージョンの方が、旧ファームウェアFW1のバージョンよりも新しいか否かを判別する。
プリンタードライバー実行部202は、復帰コマンド(モード復帰コマンド)を生成し、印刷装置1に送信する(ステップSC4)。
次いで、制御部10は、復帰コマンドを読み出して実行することによりステップSD9〜ステップSD10の処理を実行する。復帰コマンドは、即時実行コマンドであるため、ステップSD9〜ステップSD10の処理は、復帰コマンドの受信に応じて即時に実行される。
ステップSD9において、制御部10は、受信バッファーBFをバッファークリアする。
続くステップSD10において、制御部10は、動作モードを、印刷装置情報応答モードから、ノーマルモードへ移行する(図4の矢印Y2も併せて参照。)。
ノーマルモードへの移行時に受信バッファーBFのバッファークリアが行われるため、ノーマルモードへ移行後、印刷装置情報応答モードにおいてホストコンピューター2から受信した制御コマンドが未処理の状態で受信バッファーBFに格納された状態であることに起因した不具合の発生を防止できる。
第2移行コマンドは、印刷装置情報応答モードから、後述する改変準備モードへの移行を指示する即時実行コマンドである。
次いで、制御部10は、第2移行コマンドを読み出して実行することによりステップSD12〜ステップSD17の処理を実行する。第2移行コマンドは、即時実行コマンドであるため、ステップSD12〜ステップSD17の処理は、第2移行コマンドの受信に応じて即時に実行される。
次いで、制御部10は、動作モードを、印刷装置情報応答モードから、改変準備モードへ移行する(ステップSD13)(図4の矢印Y3も併せて参照。)。
改変準備モードでは、印刷装置情報応答モードと同様、オフライン状態であっても、ホストコンピューター2から制御コマンドを受信した場合、制御部10は、制御コマンドを読み出して実行する。このことによる効果は、印刷装置情報応答モードで説明した効果と同様である。
印刷装置1の制御部10と、のプリンタードライバー実行部202とが必要な情報の送受信が行われる。改変準備処理は、ホストコンピューター2では、プリンタードライバー実行部202が、制御プログラム関連データを送信する処理であり、印刷装置1では、制御部10が制御プログラム関連データの全てを受信して、所定の記憶領域に記憶する処理である。上述したように、制御プログラム関連データは、新ファームウェアFW2、及び、ファームウェアFWのバージョンアップに必要なデータを含むデータである。改変準備処理の実行中、印刷装置1の制御部10は、必要に応じて、受信したデータの整合性チェックを実行し、制御プログラム関連データの受信が正常に実行されたか否かを監視する。
改変実行モードは、記憶した制御プログラム関連データに基づいて、ファームウェアFWのバージョンアップを行うモードである。改変実行モードは、「第4モード」に相当する。
印刷装置1がリセットされることにより、新ファームウェアFW2を実行するのに必要な初期化、その他の処理が行われ、印刷装置1は、リセットに伴う起動後に新ファームウェアFW2の機能に基づく処理を実行できる。
また、リセットに伴う起動時に印刷装置1の動作モードは、ノーマルモードとされる(図4の矢印Y6も併せて参照。)。従って、印刷装置1は、リセットに伴う起動後、新ファームウェアFW2に基づいて、印刷部14の制御を含む、通常動作を実行できる。
また、印刷装置1の制御部10は、受信した制御コマンド(コマンド)に基づく印刷部14の制御を実行可能なノーマルモード(第1モード)において、第1移行コマンドを受信した場合、受信バッファーBFをバッファークリア(クリア)してノーマルモードから印刷装置情報応答モード(第2モード)へ移行し、印刷装置情報応答モードにおいて、受信したコマンドに基づく処理を実行し、復帰コマンドを受信した場合、受信バッファーBFをクリアして印刷装置情報応答モードからノーマルモードへ移行し、第2移行コマンドを受信した場合、受信バッファーBFをクリアして、印刷部14の制御に係るファームウェアFW(制御プログラム)の改変に関する処理を実行可能な改変準備モード(第3モード)へ移行する。
この構成によれば、印刷装置情報応答モードへ移行時に受信バッファーBFのバッファークリアが実行されるので、印刷装置情報モードに移行中、受信バッファーBFに未処理の制御コマンドが残っていることに起因した不具合が発生することを防止できる。このため、ユーザーは、印刷装置情報モードに移行中、受信バッファーBFに未処理の制御コマンドが残っていることに起因して発生した不具合を解消する作業を行う必要がなく、専門的な知識を有さない場合であっても、容易かつ正確に、また、スムーズに、ファームウェアFWのバージョンアップを行うことができる。
また、上記構成によれば、印刷装置1は、印刷装置情報応答モードに移行中、ホストコンピューター2の指示に応じて、ノーマルモード、及び、改変準備モードのいずれにも移行できるため、ファームウェアFWの改変が必要のない場合に改変準備モードへ移行して、改変準備モードへの移行に伴うリセットが実行されることを防止できる。
この構成によれば、印刷装置1は、ホストコンピューター2からの指示に基づいて各モードへの移行を即時に行うことができる。
この構成によれば、ホストコンピューター2は、印刷装置1を印刷装置情報モードへ移行させた後、当該モードにおいて、ファームウェアFWに関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、ファームウェアFWの改変の要否を判別し、判別結果に基づいて、印刷装置1の動作モードをノーマルモード、又は、改変準備モードへ移行させることができる。すなわち、ホストコンピューター2は、ファームウェアFWの改変の要否に応じて適切なモードへ印刷装置1を移行させることができる。
この構成によれば、印刷装置1は、複数の通信インターフェースからデータの受信をできる状態とし、ファームウェアFWの改変に必要なデータを記憶する任意のデバイス(ホストコンピューター2を含む)から、任意の通信プロトコルで、当該データを受信できる。
また、上記構成によれば、印刷装置1は、制御プログラム関連データの受信が完了してから、改変実行モードに移行して、制御プログラム関連データに基づくファームウェアFWの改変を実行するため、通信エラー等に起因して、ファームウェアFWの改変が失敗することを防止できる。
この構成によれば、印刷装置1について、ファームウェアFWの改変に関する処理を行った後、正常に改変後のファームウェアFWに基づく処理を実行できる状態とすることができる。
上述した実施形態では、印刷装置1は、サーマルプリンターであったが、印刷装置1の印刷方式は、例示したものに限らない。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
Claims (7)
- 記録媒体に印刷を実行する印刷部と、
コマンドを受信する受信バッファーと、
第1モードにおいて、受信したコマンドに基づき前記印刷部の制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1モードにおいて、第1移行コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして第1モードから第2モードへ移行させ、
前記第2モードにおいて、受信したコマンドに基づく処理を実行し、復帰コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして前記第2モードから第1モードへ移行させ、第2移行コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして、前記印刷部の制御に係る制御プログラムの改変に関する処理を実行可能な第3モードへ移行させることを特徴とする印刷装置。 - 前記第1移行コマンド、前記第2移行コマンド、及び、前記復帰コマンドは、
未処理の他のコマンドに優先して実行され、オフライン状態であっても実行される即時実行コマンドであることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記第2モードは、オフライン状態であっても受信したコマンドに基づく処理を実行可能なモードであり、
前記制御部は、
前記第2モードにおいて、前記制御プログラムに関する情報の応答を要求するコマンドを受信した場合、前記制御プログラムに関する情報を取得して応答することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記第3モードにおいて、複数の通信インターフェースによる前記制御プログラムの改変に関するデータである制御プログラム関連データの受信を許可し、前記制御プログラム関連データの受信が完了した場合、前記制御プログラム関連データに基づく前記制御プログラムの改変に関する処理を実行可能な第4モードへ移行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記制御部は、
前記制御プログラム関連データに基づく前記制御プログラムの改変に関する処理が完了した後、リセットを実行し、リセットに伴う再起動後、前記第1モードへ移行することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 印刷装置の制御方法であって、
受信したコマンドに基づき印刷部の制御を実行可能な第1モードにおいて、第1移行コマンドを受信した場合、受信バッファーをクリアして第1モードから第2モードへ移行し、
前記第2モードにおいて、受信したコマンドに基づく処理を実行し、復帰コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして前記第2モードから第1モードへ移行し、第2移行コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして、前記印刷部の制御に係る制御プログラムの改変に関する処理を実行可能な第3モードへ移行する
ことを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 印刷装置と、前記印刷装置と通信する制御装置と、を備える印刷システムであって、
前記印刷装置は、
記録媒体に印刷する印刷部と、
前記制御装置からコマンドを受信する受信バッファーと、
第1モードにおいて、受信したコマンドに基づき前記印刷部の制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1モードにおいて、前記制御装置から第1移行コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして前記第1モードから第2モードへ移行し、
前記第2モードにおいて、前記制御装置から受信したコマンドに基づく処理を実行し、前記制御装置から復帰コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして前記第2モードから第1モードへ移行し、前記制御装置から第2移行コマンドを受信した場合、前記受信バッファーをクリアして、前記印刷部の制御に係る制御プログラムの改変に関する処理を実行可能な第3モードへ移行する制御部を備える
ことを特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003223A JP6421603B2 (ja) | 2015-01-09 | 2015-01-09 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003223A JP6421603B2 (ja) | 2015-01-09 | 2015-01-09 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016128227A true JP2016128227A (ja) | 2016-07-14 |
JP6421603B2 JP6421603B2 (ja) | 2018-11-14 |
Family
ID=56383978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015003223A Active JP6421603B2 (ja) | 2015-01-09 | 2015-01-09 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6421603B2 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02289374A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-11-29 | Hitachi Ltd | プリンタ |
JPH0651922A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Canon Inc | 出力方法及び装置 |
JPH11316676A (ja) * | 1998-05-06 | 1999-11-16 | Seiko Epson Corp | データ処理装置、データ処理装置の制御方法 |
JP2001180052A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-07-03 | Seiko Epson Corp | プリンタ及びその制御方法 |
JP2004334443A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Seiko Epson Corp | ファームウェアダウンロード方法、ファームウェアダウンロードシステム及びファームウェアダウンロードプログラム |
JP2006062266A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | プリンタ及びプリンタの制御方法 |
JP2007245603A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Seiko Epson Corp | プリンタ、プリンタシステム及びファームウェア書き換え方法 |
JP2008282090A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Seiko Epson Corp | 電子機器及び電子機器におけるファームウェア更新方法 |
US20110061082A1 (en) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Lg Electronics Inc. | Method for partly updating software in network television |
JP2011068022A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム |
-
2015
- 2015-01-09 JP JP2015003223A patent/JP6421603B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02289374A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-11-29 | Hitachi Ltd | プリンタ |
JPH0651922A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Canon Inc | 出力方法及び装置 |
JPH11316676A (ja) * | 1998-05-06 | 1999-11-16 | Seiko Epson Corp | データ処理装置、データ処理装置の制御方法 |
JP2001180052A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-07-03 | Seiko Epson Corp | プリンタ及びその制御方法 |
JP2004334443A (ja) * | 2003-05-06 | 2004-11-25 | Seiko Epson Corp | ファームウェアダウンロード方法、ファームウェアダウンロードシステム及びファームウェアダウンロードプログラム |
JP2006062266A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Seiko Epson Corp | プリンタ及びプリンタの制御方法 |
JP2007245603A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Seiko Epson Corp | プリンタ、プリンタシステム及びファームウェア書き換え方法 |
JP2008282090A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Seiko Epson Corp | 電子機器及び電子機器におけるファームウェア更新方法 |
US20110061082A1 (en) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Lg Electronics Inc. | Method for partly updating software in network television |
JP2011068022A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Seiko Epson Corp | 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6421603B2 (ja) | 2018-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9661170B2 (en) | Image forming system that appropriately permits interrupt print, and recording medium | |
US8839014B2 (en) | Apparatus and method for shortening time for transitioning power mode of network communication device by utilizing a shared storage unit, a socket, and a socket wrapper | |
JP4148283B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN106557003A (zh) | 图像形成装置及图像形成装置的控制方法 | |
JP5728946B2 (ja) | 制御装置、制御装置の制御方法、及び、プログラム | |
JP6431279B2 (ja) | 印刷装置、印刷装置の制御方法 | |
US9983839B2 (en) | Image processing apparatus and non-transitory computer-readable recording medium encoded with mode switching program | |
JP6421603B2 (ja) | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム | |
KR100503484B1 (ko) | 화상형성장치 | |
JP5304360B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム | |
JPH06314202A (ja) | 画像形成装置 | |
US10956090B2 (en) | Memory system and electronic apparatus | |
JP6123109B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20190258439A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP6758995B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム | |
JP4750588B2 (ja) | プリンタ及び電気機器 | |
JP6150048B2 (ja) | 画像形成システムおよび画像形成システムの診断方法 | |
JP5578255B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム | |
JP2019128691A (ja) | 制御プログラム及びプログラム群 | |
JP2018124611A (ja) | 外部メディア処理装置およびプログラム | |
JP2014194709A (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム | |
JP2017130082A (ja) | ネットワークシステム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び印刷装置 | |
JP6699428B2 (ja) | 電子装置および画像処理装置 | |
JP5290880B2 (ja) | 電子装置および画像形成装置 | |
JP2016139206A (ja) | 電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180918 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181001 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6421603 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |