JP2017130082A - ネットワークシステム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えるネットワークシステムを提供する。
【解決手段】印刷システム100は、印刷部134とファームウェアDF1を記憶可能な不揮発性記憶部141とを有する印刷装置100と、印刷装置100と通信するホストPC200とを備える。ホストPCは、印刷装置の情報収集を印刷装置に実行させる情報収集用ファームウェアDFXを、印刷装置に送信して不揮発性記憶部に記憶させると共に、情報収集が実行された後の所定のタイミングで、印刷装置を、情報収集用ファームウェアDFXを記憶する前のファームウェアDF1の状態に戻す処理を実行するホスト側制御部250を有する。
【選択図】図1
【解決手段】印刷システム100は、印刷部134とファームウェアDF1を記憶可能な不揮発性記憶部141とを有する印刷装置100と、印刷装置100と通信するホストPC200とを備える。ホストPCは、印刷装置の情報収集を印刷装置に実行させる情報収集用ファームウェアDFXを、印刷装置に送信して不揮発性記憶部に記憶させると共に、情報収集が実行された後の所定のタイミングで、印刷装置を、情報収集用ファームウェアDFXを記憶する前のファームウェアDF1の状態に戻す処理を実行するホスト側制御部250を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークシステム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び印刷装置に関する。
従来より、ファームウェア配信サーバーからネットワークを経由して印刷装置へファームウェアをダウンロードし、印刷装置のファームウェアを更新する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ユーザーの指定したタイミングや自動更新のタイミングでファームウェアを更新し、ファームウェアを新しいバージョンに更新することでバグを修正している。
ファームウェアは、プリンターの障害解析に必要な情報を収集する機能を備えている。製品出荷時に認知されていなかった障害に関しては、ファームウェアを書き換えることによって、書き換え前にはできなかった情報収集等の対策を採ることができる。
しかし、情報収集用のファームウェアを書き換えた場合、処理負担の増大により印刷装置の機能に影響が生じたり、ファームウェアの長時間稼働での検証不十分であることに伴い悪影響が生じたりするおそれがある。
そこで、本発明は、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることを目的とする。
しかし、情報収集用のファームウェアを書き換えた場合、処理負担の増大により印刷装置の機能に影響が生じたり、ファームウェアの長時間稼働での検証不十分であることに伴い悪影響が生じたりするおそれがある。
そこで、本発明は、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ネットワークシステムであって、印刷部とファームウェアを記憶可能な記憶部とを有する印刷装置と、前記印刷装置と通信する情報処理装置と、を備えるネットワークシステムであって、前記情報処理装置は、前記印刷装置の情報収集を前記印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、前記印刷装置に送信して前記記憶部に記憶させ、前記情報収集が実行された後の所定のタイミングで、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
本発明によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
本発明は、上記構成において、前記制御部は、前記印刷装置から、前記所定のファームウェアによって収集した情報を取得した後、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前の状態に戻す処理を実行する。
本発明によれば、情報処理装置側で、所定のファームウェアによって収集した情報に基づく障害解析がし易くなる。また、収集した情報を取得した後に、印刷装置を、所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻すので、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を可及的に抑えることができる。
本発明によれば、情報処理装置側で、所定のファームウェアによって収集した情報に基づく障害解析がし易くなる。また、収集した情報を取得した後に、印刷装置を、所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻すので、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を可及的に抑えることができる。
また、本発明は、上記構成において、前記所定のファームウェアの運用期間が予め設定され、前記制御部は、前記運用期間が経過したか否かを判定し、前記運用期間が経過すると、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する。
本発明によれば、所定のファームウェアの運用期間、つまり、情報収集の期間を管理できる。従って、店舗の繁忙時間を避けた時間帯だけ、所定のファームウェアによる情報収集を行う、といったことが可能である。
本発明によれば、所定のファームウェアの運用期間、つまり、情報収集の期間を管理できる。従って、店舗の繁忙時間を避けた時間帯だけ、所定のファームウェアによる情報収集を行う、といったことが可能である。
また、本発明は、上記構成において、前記制御部は、前記印刷装置から前記記憶部が記憶するファームウェアの識別情報を取得し、取得した前記識別情報に基づいて、前記印刷装置に記憶されるファームウェアを特定する。
本発明によれば、印刷装置に記憶されるファームウェアを容易に特定できる。
本発明によれば、印刷装置に記憶されるファームウェアを容易に特定できる。
また、本発明は、上記構成において、前記制御部は、前記印刷装置の前記記憶部が記憶するファームウェアを、前記所定のファームウェアに書き換える処理を行い、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理として、前記印刷装置の前記記憶部に記憶されるファームウェアを、取得した前記識別情報に対応するファームウェアに書き換える処理を行う。
本発明によれば、所定のファームウェアにする前のファームウェアに戻すことができ、以前と同じ印刷装置の動作状態を担保できる。
本発明によれば、所定のファームウェアにする前のファームウェアに戻すことができ、以前と同じ印刷装置の動作状態を担保できる。
また、本発明は、上記構成において、前記制御部は、前記印刷装置の前記記憶部に対し予め記憶されたファームウェアに加えて、前記所定のファームウェアを記憶させるとともに、前記所定のファームウェアを実行対象に切り替える処理を行い、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理として、前記予め記憶されたファームウェアを実行対象に戻すとともに、前記記憶部から前記所定のファームウェアを削除させる。
本発明によれば、変更前のファームウェアのデータを、印刷装置に記憶したまま、実行対象のファームウェアを所定のファームウェアに適宜に切り替えるので、情報処理装置側に、変更前のファームウェアのデータを記憶する必要等がない。従って、情報処理装置側の処理負担を軽減することができる。
本発明によれば、変更前のファームウェアのデータを、印刷装置に記憶したまま、実行対象のファームウェアを所定のファームウェアに適宜に切り替えるので、情報処理装置側に、変更前のファームウェアのデータを記憶する必要等がない。従って、情報処理装置側の処理負担を軽減することができる。
また、本発明は、印刷部とファームウェアを記憶可能な記憶部とを有する印刷装置と通信する情報処理装置であって、前記印刷装置の情報収集を前記印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、前記印刷装置に送信して前記記憶部に記憶させ、前記情報収集が実行された後の所定のタイミングで、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する制御部を有することを特徴とする。
本発明の情報処理装置によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
本発明の情報処理装置によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
また、本発明は、印刷部とファームウェアを記憶可能な記憶部とを有する印刷装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、前記印刷装置の報収集を前記印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、前記印刷装置に送信して前記記憶部に記憶させ、前記情報収集が実行された後の所定のタイミングで、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行することを特徴とする。
本発明の情報処理装置によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
本発明の情報処理装置によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
また、本発明は、印刷部と、ファームウェアを記憶可能な記憶部とを有し、外部の情報処理装置と通信可能な印刷装置であって、前記情報処理装置から、当該印刷装置の前記印刷部を含む各部に関する情報収集を当該印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、受信して前記記憶部に記憶し、前記情報収集を実行した後の所定のタイミングで、前記情報処理装置からの指示に基づき、当該印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前の状態に戻す処理を実行する制御部を有することを特徴とする。
本発明の印刷装置によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
本発明の印刷装置によれば、所定のファームウェアによる所望の情報収集を可能にしつつ、所定のファームウェアに起因する印刷装置への影響を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷システム1の構成を示す図である。
印刷システム1は、会計用の印刷装置100と、ホストコンピューター(情報処理装置)200とを備え、印刷装置100とホストPC200とが互いに通信可能なネットワークシステムを構成している。以下、ホストコンピューター200を、ホストPC200と表記する。
この印刷システム1は、スーパーマーケット又はコンビニエンスストア等の店舗に構築されたPOSシステムの一部を構成している。ホストPC200は、売上登録処理及び精算処理等の機能を備え、印刷装置100は、ホストPC200から出力された印刷データD1に基づきレシート等を発行(印刷)する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る印刷システム1の構成を示す図である。
印刷システム1は、会計用の印刷装置100と、ホストコンピューター(情報処理装置)200とを備え、印刷装置100とホストPC200とが互いに通信可能なネットワークシステムを構成している。以下、ホストコンピューター200を、ホストPC200と表記する。
この印刷システム1は、スーパーマーケット又はコンビニエンスストア等の店舗に構築されたPOSシステムの一部を構成している。ホストPC200は、売上登録処理及び精算処理等の機能を備え、印刷装置100は、ホストPC200から出力された印刷データD1に基づきレシート等を発行(印刷)する。
ホストPC200は、印刷装置100に対応するプリンタードライバーがインストールされた装置である。プリンタードライバーによって、ホストPC200は、印刷装置100に対し、レシート等の発行処理(印刷処理)、及びファームウェアの書き換え処理等を指示することができる。
ホストPC200は、ホスト側入力部210と、ホスト側表示部220と、ホスト側記憶部230と、接続部240と、ホスト側制御部250とを備える。
ホスト側入力部210は、バーコードスキャナー及び操作キー等の入力デバイスに接続され、入力デバイスに対するユーザー操作を検出し、ホスト側記憶部230に出力する。また、ホスト側入力部210は、所定の通信ネットワークを介してPOSサーバー(図示略)と接続され、ホスト側制御部250の制御の下、POSサーバーとの間で各種の情報を送受信する。
ホストPC200は、ホスト側入力部210と、ホスト側表示部220と、ホスト側記憶部230と、接続部240と、ホスト側制御部250とを備える。
ホスト側入力部210は、バーコードスキャナー及び操作キー等の入力デバイスに接続され、入力デバイスに対するユーザー操作を検出し、ホスト側記憶部230に出力する。また、ホスト側入力部210は、所定の通信ネットワークを介してPOSサーバー(図示略)と接続され、ホスト側制御部250の制御の下、POSサーバーとの間で各種の情報を送受信する。
ホスト側表示部220は、液晶表示装置等の表示デバイスに接続され、ホスト側制御部250の制御の下、各種の情報を表示デバイスに表示させる。
接続部240は、印刷装置100が接続されるインターフェースであり、USB(Universal Serial Bus)、RS−232C、IEEE1284、Bluetooth(登録商標)、Ethernet(登録商標)、又は無線LAN等の通信インターフェースである。
ホスト側記憶部230は、ホストPC200の制御プログラム等の各種データを記憶する。このホスト側記憶部230には、印刷装置100用のファームウェアDFXのデータが記憶される。このファームウェアDFXは、情報収集機能を少なくとも有するため、以下、「情報収集用ファームウェアDFX」と表記する。
接続部240は、印刷装置100が接続されるインターフェースであり、USB(Universal Serial Bus)、RS−232C、IEEE1284、Bluetooth(登録商標)、Ethernet(登録商標)、又は無線LAN等の通信インターフェースである。
ホスト側記憶部230は、ホストPC200の制御プログラム等の各種データを記憶する。このホスト側記憶部230には、印刷装置100用のファームウェアDFXのデータが記憶される。このファームウェアDFXは、情報収集機能を少なくとも有するため、以下、「情報収集用ファームウェアDFX」と表記する。
このホストPC200には、ホスト側入力部210及びホスト側表示部220に接続されるデバイスに対応するデバイスドライバー、及び印刷装置100に対応するプリンタードライバー等が予めインストールされている。
ホスト側制御部250は、ホスト側記憶部230に記憶される制御プログラムに従ってホストPC200の各部を制御することにより、各種の処理を実行する。
ホスト側制御部250は、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253とを備える。POSアプリケーション実行部251は、取引毎に、POSサーバー等から購入された商品等に関するレシートに記載すべき情報を取得し、取得した情報をプリンタードライバー実行部253に出力する。例えば、POSアプリケーション実行部251は、購入された商品、商品毎の購入額、及び合計購入金額等を示す情報を取得する。
ホスト側制御部250は、ホスト側記憶部230に記憶される制御プログラムに従ってホストPC200の各部を制御することにより、各種の処理を実行する。
ホスト側制御部250は、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253とを備える。POSアプリケーション実行部251は、取引毎に、POSサーバー等から購入された商品等に関するレシートに記載すべき情報を取得し、取得した情報をプリンタードライバー実行部253に出力する。例えば、POSアプリケーション実行部251は、購入された商品、商品毎の購入額、及び合計購入金額等を示す情報を取得する。
プリンタードライバー実行部253は、POSアプリケーション実行部251から入力した情報に基づき、レシートを印刷させる印刷データD1を生成し、印刷装置100に出力する。印刷データD1は、印刷装置100のコマンド仕様に対応した制御コマンドで構成される。この制御コマンドは、画像を記録させるコマンド、印刷媒体を搬送させるコマンド等を含む。
ホスト側制御部250は、演算処理を行うプロセッサー(図示略)と周辺回路(図示略)とで構成され、具体的には、マイコン、SOC(System-on-a-chip)又はCPU等で構成される。この場合、マイコン、SOC又はCPUが複数のプロセッサーコアを有し、各プロセッサーコアが、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253として機能しても良い。また、一つのプロセッサーコアが、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253とのいずれか2つ以上を兼用しても良い。
ホスト側制御部250は、演算処理を行うプロセッサー(図示略)と周辺回路(図示略)とで構成され、具体的には、マイコン、SOC(System-on-a-chip)又はCPU等で構成される。この場合、マイコン、SOC又はCPUが複数のプロセッサーコアを有し、各プロセッサーコアが、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253として機能しても良い。また、一つのプロセッサーコアが、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253とのいずれか2つ以上を兼用しても良い。
印刷装置100は、ホストPC200が接続される接続部110と、印刷装置100の各部を制御する制御部120とを備える。接続部110は、ホストPC200が有する接続部240と共通の通信インターフェースであり、制御部120の制御の下、印刷データD1を取得する取得部として機能する。
制御部120は、接続部110に接続されたホストPC200と通信する通信制御部123と、印刷に関する制御を行う印刷制御部125とを備える。
制御部120は、接続部110に接続されたホストPC200と通信する通信制御部123と、印刷に関する制御を行う印刷制御部125とを備える。
通信制御部123は、所定の通信プロトコルに従って接続部110に接続されたホストPC200との間の通信を確立する。つまり、通信制御部123は、ホストPC200との間で、印刷データD1等を送受信する通信部として機能する。
印刷制御部125は、ホストPC200から受信した印刷データD1に基づいて、印刷装置100が備える印刷部134を制御して、印刷データD1に対応する画像を、印刷媒体(レシート用紙)に印刷する。印刷媒体は、例えば、感熱ロール紙である。
印刷制御部125は、ホストPC200から受信した印刷データD1に基づいて、印刷装置100が備える印刷部134を制御して、印刷データD1に対応する画像を、印刷媒体(レシート用紙)に印刷する。印刷媒体は、例えば、感熱ロール紙である。
制御部120は、演算処理を行うプロセッサー(図示略)と周辺回路(図示略)とで構成され、具体的には、マイコン、SOC(System-on-a-chip)又はCPU等で構成される。マイコン、SOC又はCPUが複数のプロセッサーコアを有し、各プロセッサーコアが、通信制御部123と、印刷制御部125として機能しても良い。また、一つのプロセッサーコアが、通信制御部123と、印刷制御部125とのいずれか2つ以上を兼用しても良い。
制御部120には、入力部132と、用紙センサー133と、印刷部134と、記憶部140とが接続される。入力部132は、印刷装置100が備える操作パネルのスイッチ等に接続される。制御部120は、入力部132を介してスイッチ操作等のユーザー指示を入力する。
用紙センサー133は、印刷媒体の有無を検出する光学式センサーである。制御部120(印刷制御部125)は、用紙センサー133の検出値を取得することにより、印刷媒体の有無を検出する。
用紙センサー133は、印刷媒体の有無を検出する光学式センサーである。制御部120(印刷制御部125)は、用紙センサー133の検出値を取得することにより、印刷媒体の有無を検出する。
印刷部134は、印刷媒体に印刷する装置であり、搬送モーター135と、印刷ヘッド136と、搬送モーター135と印刷ヘッド136とをそれぞれ駆動するドライバー回路137、138とを備える。
ドライバー回路137は、印刷制御部125の制御に従って、搬送モーター135に駆動電流を供給し、搬送モーター135を回転駆動する。ドライバー回路138は、印刷制御部125の制御に従って、印刷ヘッド136を駆動する。印刷ヘッド136は、複数の発熱素子(ドット印字部)136Aにより印刷媒体にドットを形成して画像を印刷するラインサーマルヘッドである。なお、複数の発熱素子136Aは、レシートの搬送方向と直交する方向に配列されている。
ドライバー回路137は、印刷制御部125の制御に従って、搬送モーター135に駆動電流を供給し、搬送モーター135を回転駆動する。ドライバー回路138は、印刷制御部125の制御に従って、印刷ヘッド136を駆動する。印刷ヘッド136は、複数の発熱素子(ドット印字部)136Aにより印刷媒体にドットを形成して画像を印刷するラインサーマルヘッドである。なお、複数の発熱素子136Aは、レシートの搬送方向と直交する方向に配列されている。
記憶部140は、印刷装置100に関する各種データを記憶する装置であり、不揮発性記憶部141と、揮発性記憶部142とを備える。
不揮発性記憶部141は、フラッシュメモリーで構成され、書き換え可能にデータを記憶する。この不揮発性記憶部141は、少なくともファームウェアDF1を記憶する。
揮発性記憶部142は、RAM(Random Access Memory)で構成され、各種データを一時的に記憶するワークエリアとして機能する。
不揮発性記憶部141は、フラッシュメモリーで構成され、書き換え可能にデータを記憶する。この不揮発性記憶部141は、少なくともファームウェアDF1を記憶する。
揮発性記憶部142は、RAM(Random Access Memory)で構成され、各種データを一時的に記憶するワークエリアとして機能する。
ここで、ファームウェアは、ハードウェアの基本的な制御を行うために機器に組み込まれたソフトウェア(プログラム)のデータである。機器に固定的に搭載され、あまり変更が加えられないことから、ハードウェアとソフトウェアの中間的な存在としてファームウェアと呼ばれる。この種のファームウェアは、機能追加、又は不具合修正のために書き換えられることがある。
この印刷装置100に使用されるファームウェアDF1は、印刷装置100に、会計用の印刷装置としての基本機能を付与するとともに、印刷装置100の印刷部134を含む各部に関する情報を、ログ情報DLとして収集する情報収集機能を付与する。これによって、制御部120は、ホストPC200から出力される制御コマンドに従って動作でき、レシート等の発行、及びファームウェアの書き換え等ができる。なお、制御部120は、上記ログ情報DLを、印刷装置100の障害解析に必要な情報として収集し、不揮発性記憶部141に蓄積する。
このようにファームウェアDF1は、ログ情報DLを収集する情報収集用のファームウェアでもある。このため、ファームウェアDF1を書き換える(更新する)ことによって、書き換え前にできなかった情報収集ができ、製品出荷時に認知されていなかった障害への対策が可能になる。例えば、搬送モーター135及び印刷ヘッド136に関して収集する情報を増やしたり、収集する頻度を増やしたりすることができる。
しかし、ファームウェアを書き換えると、制御部120等の処理負担が増大し、印刷装置100の機能に影響が生じるおそれがある。特に、情報収集機能を充実させたファームウェア(情報収集用ファームウェアDFX)は、処理量が増えるため、制御部120等の処理負担が増大し易い。
また、書き換え後のファームウェアDFXの長時間稼働での検証不十分であった場合等に、印刷装置100に意図せぬ悪影響が生じるおそれもある。
そこで、本構成では、ホストPC200の制御の下、以下のようにして、印刷装置100のファームウェアDF1を書き換えている。
しかし、ファームウェアを書き換えると、制御部120等の処理負担が増大し、印刷装置100の機能に影響が生じるおそれがある。特に、情報収集機能を充実させたファームウェア(情報収集用ファームウェアDFX)は、処理量が増えるため、制御部120等の処理負担が増大し易い。
また、書き換え後のファームウェアDFXの長時間稼働での検証不十分であった場合等に、印刷装置100に意図せぬ悪影響が生じるおそれもある。
そこで、本構成では、ホストPC200の制御の下、以下のようにして、印刷装置100のファームウェアDF1を書き換えている。
図2は、ファームウェアの書き換え時のホストPC200の動作を示すフローチャートである。また、図3及び図4はファームウェアの書き換えの説明に供する図である。
以下、説明の便宜上、印刷装置100に既に記憶されるファームウェアDF1を、「変更前ファームウェアDF1」と表記し、情報収集用ファームウェアDFXに書き換える場合を説明する。
図3(A)はファームウェアの書き換え前の状態(初期状態)を示す。図3(A)に示すように、ホストPC200のホスト側記憶部230は、少なくとも情報収集用ファームウェアDFXと、運用設定情報DSとを記憶している。また、印刷装置100の不揮発性記憶部141は、変更前ファームウェアDF1を記憶している。
以下、説明の便宜上、印刷装置100に既に記憶されるファームウェアDF1を、「変更前ファームウェアDF1」と表記し、情報収集用ファームウェアDFXに書き換える場合を説明する。
図3(A)はファームウェアの書き換え前の状態(初期状態)を示す。図3(A)に示すように、ホストPC200のホスト側記憶部230は、少なくとも情報収集用ファームウェアDFXと、運用設定情報DSとを記憶している。また、印刷装置100の不揮発性記憶部141は、変更前ファームウェアDF1を記憶している。
ここで、運用設定情報DSは、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集期間を設定する設定情報であり、例えば、情報収集されたログ情報DLを取得するタイミング(時刻、日時、情報収集期間等)を規定する情報である。
なお、この運用設定情報DSは、ファームウェアを情報収集用ファームウェアDFXに書き換えた後に書き戻すタイミングを規定する情報、換言すると、情報収集用ファームウェアDFXの運用期間を規定する情報でもある。
なお、この運用設定情報DSは、ファームウェアを情報収集用ファームウェアDFXに書き換えた後に書き戻すタイミングを規定する情報、換言すると、情報収集用ファームウェアDFXの運用期間を規定する情報でもある。
また、図3(A)に示す多数の既存バージョンのファームウェアDFk(k=1〜n;nは自然数)は、多数の印刷装置100に記憶済みのファームウェアであり、変更前ファームウェアDF1を含む。
これら既存バージョンのファームウェアDFkは、ホストPC200がインターネット等のネットワークを介してアクセス可能な外部装置(図示略)に記憶され、ホストPC200が適宜に取得可能である。なお、ホストPC200のホスト側記憶部230の容量に余裕がある場合は、ホスト側記憶部230に多数の既存バージョンのファームウェアDFkを記憶しても良い。
これら既存バージョンのファームウェアDFkは、ホストPC200がインターネット等のネットワークを介してアクセス可能な外部装置(図示略)に記憶され、ホストPC200が適宜に取得可能である。なお、ホストPC200のホスト側記憶部230の容量に余裕がある場合は、ホスト側記憶部230に多数の既存バージョンのファームウェアDFkを記憶しても良い。
まず、ホスト側制御部250は、印刷装置100の制御部120に所定の制御コマンドを送信することによって、図2及び図3(B)に示すように、現在のファームウェア(変更前ファームウェアDF1)を識別する識別情報DVを取得する(ステップS11)。この識別情報DVは、例えば、変更前ファームウェアDF1のバージョン番号である。
次いで、ホスト側制御部250は、取得した識別情報DVを下に、既存バージョンのファームウェアDFkの中から、印刷装置100に記憶される変更前ファームウェアDF1を特定する。そして、ホスト側制御部250は、図2及び図3(C)に示すように、特定したファームウェアDF1のデータを、ファームウェアDFkの中から取得し、ホスト側記憶部230に記憶させる(ステップS12)。これによって、ホストPC200は、変更前ファームウェアDF1に対応するデータを保持する。
次いで、ホスト側制御部250は、取得した識別情報DVを下に、既存バージョンのファームウェアDFkの中から、印刷装置100に記憶される変更前ファームウェアDF1を特定する。そして、ホスト側制御部250は、図2及び図3(C)に示すように、特定したファームウェアDF1のデータを、ファームウェアDFkの中から取得し、ホスト側記憶部230に記憶させる(ステップS12)。これによって、ホストPC200は、変更前ファームウェアDF1に対応するデータを保持する。
次に、ホスト側制御部250は、図2及び図3(D)に示すように、ホスト側記憶部230が記憶する情報収集用ファームウェアDFXのデータを印刷装置100に送信する。そして、ホスト側制御部250は、図3(E)に示すように、印刷装置100の不揮発性記憶部141に記憶させる(ステップS13)。
このとき、ホスト側制御部250の指示に基づき、印刷装置100の制御部120は、不揮発性記憶部141が記憶する変更前ファームウェアDF1を削除する。また、ホスト側制御部250の指示に基づき、制御部120は、以降、情報収集用ファームウェアDFXを実行するようにファームウェアの開始アドレス等を必要に応じて変更する。
このとき、ホスト側制御部250の指示に基づき、印刷装置100の制御部120は、不揮発性記憶部141が記憶する変更前ファームウェアDF1を削除する。また、ホスト側制御部250の指示に基づき、制御部120は、以降、情報収集用ファームウェアDFXを実行するようにファームウェアの開始アドレス等を必要に応じて変更する。
これによって、印刷装置100のファームウェアを、情報収集用ファームウェアDFXに書き換える。つまり、ステップS13の処理は、変更前ファームウェアDF1から情報収集用ファームウェアDFXへの書き換え処理に相当する。
情報収集用ファームウェアDFXに書き換えられることによって、印刷装置100の制御部120は、情報収集用ファームウェアDFXに定められた情報収集を実行する。情報収集用ファームウェアDFXは、変更前ファームウェアDF1ではできなかった情報収集を実行させる。これにより、例えば、印刷装置100の各部(印刷部134、入力部132、用紙センサー133、記憶部140等)に関する情報のうち、取得していなかった搬送モーター135の所定情報、又は印刷ヘッド136の所定情報等を取得可能になる。
収集した情報は、ログ情報DLとして、不揮発性記憶部141に蓄積される。ログ情報DLは、印刷装置100の障害解析に用いる解析用情報として利用可能な有用な情報である。
情報収集用ファームウェアDFXに書き換えられることによって、印刷装置100の制御部120は、情報収集用ファームウェアDFXに定められた情報収集を実行する。情報収集用ファームウェアDFXは、変更前ファームウェアDF1ではできなかった情報収集を実行させる。これにより、例えば、印刷装置100の各部(印刷部134、入力部132、用紙センサー133、記憶部140等)に関する情報のうち、取得していなかった搬送モーター135の所定情報、又は印刷ヘッド136の所定情報等を取得可能になる。
収集した情報は、ログ情報DLとして、不揮発性記憶部141に蓄積される。ログ情報DLは、印刷装置100の障害解析に用いる解析用情報として利用可能な有用な情報である。
続いて、図2及び図4(A)に示すように、ホスト側制御部250は、運用設定情報DSに基づきログ情報DLを取得するタイミングを特定し、このタイミングに至ると、ログ情報DLの転送指示を、印刷装置100に送信する(ステップS14)。
印刷装置100の制御部120は、ログ情報DLの転送指示を受信すると、図4(B)に示すように、情報収集により得たログ情報DLをホストPC200に送信する。ホスト側制御部250は、ログ情報DLを取得すると、図4(C)に示すように、ホスト側記憶部230に記憶させる(ステップS15)。この場合、印刷装置100の不揮発性記憶部141からログ情報DLが削除され、記憶容量が十分に確保される(図4(C)参照)。
印刷装置100の制御部120は、ログ情報DLの転送指示を受信すると、図4(B)に示すように、情報収集により得たログ情報DLをホストPC200に送信する。ホスト側制御部250は、ログ情報DLを取得すると、図4(C)に示すように、ホスト側記憶部230に記憶させる(ステップS15)。この場合、印刷装置100の不揮発性記憶部141からログ情報DLが削除され、記憶容量が十分に確保される(図4(C)参照)。
上記ステップS14において、運用設定情報DSに時刻又は日時が記述される場合には、ホスト側制御部250は、その時刻又は日時に至った否かを監視し、その時刻又は日時に至ると、ログ情報DLの転送指示を印刷装置100に送信する。また、運用設定情報DSに期間が記述される場合には、ホスト側制御部250は、情報収集用ファームウェアDFXに書き換えた後の経過時間をカウントし、その期間が経過すると、ログ情報DLの転送指示を印刷装置100に送信する。これにより、情報収集用ファームウェアDFXによって情報収集する時間を管理できる。
ステップS15の処理を実行後、ホスト側制御部250は、ホスト側記憶部230が記憶する変更前ファームウェアDF1のデータを読み出す。そして、図2及び図4(D)に示すように、ホスト側制御部250は、読み出したデータを印刷装置100に送信し、印刷装置100の不揮発性記憶部141に記憶させる(ステップS16)。
この場合、ホスト側制御部250の指示に基づき、印刷装置100の制御部120は、不揮発性記憶部141が記憶する変更前ファームウェアDF1を削除する(図4(E)参照)。また、ホスト側制御部250の指示に基づき、印刷装置100の制御部120は、以降、変更前ファームウェアDF1を実行するようにファームウェアの開始アドレス等を必要に応じて変更する。
つまり、ステップS16の処理は、情報収集用ファームウェアDFXから変更前ファームウェアDF1への書き戻し処理に相当する。
この場合、ホスト側制御部250の指示に基づき、印刷装置100の制御部120は、不揮発性記憶部141が記憶する変更前ファームウェアDF1を削除する(図4(E)参照)。また、ホスト側制御部250の指示に基づき、印刷装置100の制御部120は、以降、変更前ファームウェアDF1を実行するようにファームウェアの開始アドレス等を必要に応じて変更する。
つまり、ステップS16の処理は、情報収集用ファームウェアDFXから変更前ファームウェアDF1への書き戻し処理に相当する。
これにより、情報収集用ファームウェアDFXによって収集した情報がホストPC200に送信されると、直ちに、変更前ファームウェアDF1へ書き戻される。従って、情報収集用ファームウェアDFXへの変更によって印刷装置100の機能への影響や意図せぬ影響が生じた場合でも、その影響が継続する事態は回避される。以上がファームウェアの書き換え時の動作である。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷システム1は、印刷部134とファームウェアを記憶可能な不揮発性記憶部141とを有する印刷装置100と、印刷装置100と通信する情報処理装置であるホストPC200とを備える。
ホスト側制御部250は、情報収集用ファームウェアDFXを印刷装置100に送信して不揮発性記憶部141に記憶させ、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集が実行された後のタイミングで、ファームウェアを書き戻す処理を実行する。
この場合、印刷装置100の制御部120は、ホストPC200から、情報収集用ファームウェアDFXを受信して不揮発性記憶部141に記憶する。そして、制御部120は、ホストPC200からの指示に基づき、情報収集を実行した後の所定のタイミングで、当該印刷装置100を、情報収集用ファームウェアDFXを記憶する前の変更前ファームウェアDF1の状態に戻す処理を実行する。
ホスト側制御部250は、情報収集用ファームウェアDFXを印刷装置100に送信して不揮発性記憶部141に記憶させ、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集が実行された後のタイミングで、ファームウェアを書き戻す処理を実行する。
この場合、印刷装置100の制御部120は、ホストPC200から、情報収集用ファームウェアDFXを受信して不揮発性記憶部141に記憶する。そして、制御部120は、ホストPC200からの指示に基づき、情報収集を実行した後の所定のタイミングで、当該印刷装置100を、情報収集用ファームウェアDFXを記憶する前の変更前ファームウェアDF1の状態に戻す処理を実行する。
このホストPC200と印刷装置100の構成及び制御方法によれば、ファームウェアの変更により所望の情報収集を可能にしつつ、ファームウェアの変更に起因する印刷装置100への影響を抑えることができる。
また、制御部120は、ファームウェアの変更により印刷装置100の各部(印刷部134、入力部132、用紙センサー133、記憶部140等)に関する情報を収集するので、製品出荷時に認知されていなかった障害に対応する情報収集が可能になる。
また、制御部120は、ファームウェアの変更により印刷装置100の各部(印刷部134、入力部132、用紙センサー133、記憶部140等)に関する情報を収集するので、製品出荷時に認知されていなかった障害に対応する情報収集が可能になる。
また、ホスト側制御部250は、印刷装置100から、情報収集用ファームウェアDFXによって収集した情報(ログ情報DL)を取得後、印刷装置100を、ファームウェアを変更前ファームウェアDF1の状態に戻す処理を実行する。
ホスト側制御部250が、情報収集用ファームウェアDFXによって収集した情報を取得するので、ホストPC200側で、印刷装置100の障害解析がし易くなる。しかも、収集した情報を取得した後、情報収集用ファームウェアDFXを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行するので、情報収集用ファームウェアDFXの期間を、情報収集の期間に限定することができる。従って、情報収集用ファームウェアDFXによる影響を可及的に抑えることができる。
ホスト側制御部250が、情報収集用ファームウェアDFXによって収集した情報を取得するので、ホストPC200側で、印刷装置100の障害解析がし易くなる。しかも、収集した情報を取得した後、情報収集用ファームウェアDFXを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行するので、情報収集用ファームウェアDFXの期間を、情報収集の期間に限定することができる。従って、情報収集用ファームウェアDFXによる影響を可及的に抑えることができる。
なお、ホスト側制御部250が、情報収集用ファームウェアDFXによって収集した情報(ログ情報DL)を取得しないようにしても良い。この場合、ログ情報DLは、印刷装置100に記憶されたままとなる。従って、印刷装置100の障害解析を行う際に、ホスト側制御部250が印刷装置100から取得しても良いし、印刷装置100が、ログ情報DLの内容を印刷しても良い。
また、本実施形態では、印刷装置100のファームウェアを変更前ファームウェアDF1に書き戻すので、情報収集用ファームウェアDFXにする前のファームウェアに戻すことができ、以前と同じ印刷装置100の動作状態を担保できる。
また、印刷装置100にファームウェアが組み込まれる前に、情報収集用ファームウェアDFXを書き込んで一定期間、情報収集することも可能である。この場合、変更前ファームウェアDF1に書き戻す処理が不要になる。要は、変更前ファームウェアDF1を記憶する前の状態に戻せば良い。
変更前ファームウェアDF1を記憶する前の状態に戻せば、情報収集用ファームウェアDFXによる所望の情報収集を可能にしつつ、情報収集用ファームウェアDFXに起因する印刷装置100への影響を抑えることが可能である。
また、印刷装置100にファームウェアが組み込まれる前に、情報収集用ファームウェアDFXを書き込んで一定期間、情報収集することも可能である。この場合、変更前ファームウェアDF1に書き戻す処理が不要になる。要は、変更前ファームウェアDF1を記憶する前の状態に戻せば良い。
変更前ファームウェアDF1を記憶する前の状態に戻せば、情報収集用ファームウェアDFXによる所望の情報収集を可能にしつつ、情報収集用ファームウェアDFXに起因する印刷装置100への影響を抑えることが可能である。
本実施形態では、運用設定情報DSにより、情報収集用ファームウェアDFXの運用期間が予め設定され、ホスト側制御部250は、運用期間が経過したか否かを判定している。そして、運用期間が経過すると、ホスト側制御部250は、印刷装置100を、変更前ファームウェアDF1を記憶する前のファームウェアの状態に戻している。
これにより、情報収集用ファームウェアDFXの運用期間、つまり、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集の期間を管理できる。従って、店舗の繁忙時間を避けた時間帯だけ、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集を行う、といったことが可能である。
これにより、情報収集用ファームウェアDFXの運用期間、つまり、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集の期間を管理できる。従って、店舗の繁忙時間を避けた時間帯だけ、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集を行う、といったことが可能である。
また、ホスト側制御部250は、印刷装置100から変更前ファームウェアDF1の識別情報DVを取得し、取得した識別情報DVに基づいて変更前ファームウェアDF1を特定するので、変更前ファームウェアDF1を容易に特定できる。
また、本実施形態では、情報収集用ファームウェアDFXが一種類の場合を説明したが、印刷装置100に応じて異なる情報収集用ファームウェアDFXを用いても良い。この場合、変更前ファームウェアDF1の識別情報DVに基づいて、印刷装置100に適合する情報収集用ファームウェアDFXを特定しても良い。
また、本実施形態では、情報収集用ファームウェアDFXが一種類の場合を説明したが、印刷装置100に応じて異なる情報収集用ファームウェアDFXを用いても良い。この場合、変更前ファームウェアDF1の識別情報DVに基づいて、印刷装置100に適合する情報収集用ファームウェアDFXを特定しても良い。
また、本実施形態では、ホスト側制御部250は、印刷装置100の不揮発性記憶部141に記憶されるファームウェアを、取得した識別情報DVに対応するファームウェア(変更前ファームウェアDF1)に書き換えている。このため、印刷装置100側に、変更前ファームウェアDF1のデータを保存しなくても、変更前ファームウェアDF1を特定し、書き換えることができる。従って、印刷装置100の記憶容量が複数のファームウェアを記憶可能な容量未満であっても、変更前ファームウェアDF1へ書き戻すことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、印刷装置100の記憶容量が2つのファームウェアを記憶可能な容量であり、ファームウェアの書き換え時の動作が第1実施形態と異なる。以下、異なる箇所を説明し、重複説明は省略する。
図5は第2実施形態に係るファームウェアの書き換え時のホストPC200の動作を示すフローチャートであり、図6はファームウェアの書き換えの説明に供する図である。
図6(A)に示すように、ホストPC200のホスト側記憶部230は、情報収集用ファームウェアDFXと、運用設定情報DSとを記憶する。また、印刷装置100の不揮発性記憶部141は、少なくとも2つのファームウェアを記憶可能な大容量のフラッシュメモリーであり、変更前ファームウェアDF1を記憶する。
第2実施形態は、印刷装置100の記憶容量が2つのファームウェアを記憶可能な容量であり、ファームウェアの書き換え時の動作が第1実施形態と異なる。以下、異なる箇所を説明し、重複説明は省略する。
図5は第2実施形態に係るファームウェアの書き換え時のホストPC200の動作を示すフローチャートであり、図6はファームウェアの書き換えの説明に供する図である。
図6(A)に示すように、ホストPC200のホスト側記憶部230は、情報収集用ファームウェアDFXと、運用設定情報DSとを記憶する。また、印刷装置100の不揮発性記憶部141は、少なくとも2つのファームウェアを記憶可能な大容量のフラッシュメモリーであり、変更前ファームウェアDF1を記憶する。
図5及び図6(B)に示すように、ホストPC200のホスト側制御部250は、まず、ホスト側記憶部230が記憶する情報収集用ファームウェアDFXのデータを印刷装置100に送信する。そして、ホスト側制御部250は、図6(C)に示すように、情報収集用ファームウェアDFXを、印刷装置100の不揮発性記憶部141の空き領域に記憶させる(ステップS21)。これによって、不揮発性記憶部141に、2つのファームウェア(変更前ファームウェアDF1と、情報収集用ファームウェアDFX)のデータが記憶される。
このとき、ホスト側制御部250の指示に基づき、印刷装置100の制御部120は、以降、情報収集用ファームウェアDFXを実行するようにファームウェアの開始アドレス等を変更する。これによって、印刷装置100が実行するファームウェアが、情報収集用ファームウェアDFXに切り替えられ、ファームウェアが書き換えられた状態となる。
次に、ホスト側制御部250は、図5及び図6(D)に示すように、運用設定情報DSに基づきログ情報DLを取得するタイミングを特定し、このタイミングに至ると、ファームウェアの書き戻し指示を、印刷装置100に送信する(ステップS22)。
この場合のファームウェアの書き戻し指示は、ファームウェアの書き戻しを指示する制御コマンドに加え、ログ情報DLの転送指示の制御コマンド、及び変更前ファームウェアDF1の削除指示の制御コマンドを含んでいる。
この場合のファームウェアの書き戻し指示は、ファームウェアの書き戻しを指示する制御コマンドに加え、ログ情報DLの転送指示の制御コマンド、及び変更前ファームウェアDF1の削除指示の制御コマンドを含んでいる。
従って、印刷装置100の制御部120は、ファームウェアの書き戻し指示を受信すると、図6(E)に示すように、情報収集により得たログ情報DLをホストPC200に送信する。また、制御部120は、以降、変更前ファームウェアDF1を実行するように、ファームウェアの開始アドレス等を変更する。これによって、印刷装置100が実行するファームウェアが、変更前ファームウェアDF1に切り替えられ、ファームウェアが書き戻された状態となる。
さらに、制御部120は、不揮発性記憶部141が記憶する変更前ファームウェアDF1を削除する。
これらにより、図6(F)に示すように、印刷装置100は、変更前ファームウェアDF1を記憶する前のファームウェアの状態、つまり、図6(A)に示した状態に戻る。
また、ホスト側制御部250は、ログ情報DLを取得すると、図2及び図6(F)に示すように、ホスト側記憶部230に記憶させる(ステップS23)。以上がファームウェアの書き換え時の動作である。
さらに、制御部120は、不揮発性記憶部141が記憶する変更前ファームウェアDF1を削除する。
これらにより、図6(F)に示すように、印刷装置100は、変更前ファームウェアDF1を記憶する前のファームウェアの状態、つまり、図6(A)に示した状態に戻る。
また、ホスト側制御部250は、ログ情報DLを取得すると、図2及び図6(F)に示すように、ホスト側記憶部230に記憶させる(ステップS23)。以上がファームウェアの書き換え時の動作である。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷システム1では、第1実施形態と同様に、ホスト側制御部250は、情報収集用ファームウェアDFXを印刷装置100に送信して不揮発性記憶部141に記憶させる。そして、ホスト側制御部250は、情報収集用ファームウェアDFXによる情報収集が実行された後のタイミングで、ファームウェアを書き戻した状態にする。
このホストPC200と印刷装置100の構成及び制御方法によっても、第1実施形態と同様に、ファームウェアの変更により所望の情報収集を可能にしつつ、ファームウェアの変更に起因する印刷装置100への影響を抑えることができる。
このホストPC200と印刷装置100の構成及び制御方法によっても、第1実施形態と同様に、ファームウェアの変更により所望の情報収集を可能にしつつ、ファームウェアの変更に起因する印刷装置100への影響を抑えることができる。
しかも、本実施形態では、ホスト側制御部250が、印刷装置100の不揮発性記憶部141に対し変更前ファームウェアDF1に加えて、情報収集用ファームウェアDFXを記憶させ、情報収集用ファームウェアDFXを実行対象に切り替える。そして、ファームウェアを書き戻す処理として、予め記憶された変更前ファームウェアDF1を実行対象に戻すとともに、不揮発性記憶部141から情報収集用ファームウェアDFXを削除させる。
つまり、変更前ファームウェアDF1のデータを、印刷装置100に記憶したまま、実行対象のファームウェアを情報収集用ファームウェアDFXに適宜に切り替える。従って、ホストPC200側に、変更前ファームウェアDF1のデータを記憶する必要がなく、また、ホストPC200から印刷装置100に、変更前ファームウェアDF1のデータを送る必要もない。
これにより、ホストPC200側の処理負担を軽減することができる。
つまり、変更前ファームウェアDF1のデータを、印刷装置100に記憶したまま、実行対象のファームウェアを情報収集用ファームウェアDFXに適宜に切り替える。従って、ホストPC200側に、変更前ファームウェアDF1のデータを記憶する必要がなく、また、ホストPC200から印刷装置100に、変更前ファームウェアDF1のデータを送る必要もない。
これにより、ホストPC200側の処理負担を軽減することができる。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、ホスト側制御部250が、情報収集用ファームウェアDFXによって収集した情報(ログ情報DL)を取得しないようにしても良い。また、印刷装置100にファームウェアが組み込まれる前に、情報収集用ファームウェアDFXを書き込んで一定期間、情報収集しても良い。
なお、上述した第1及び第2実施形態は、本発明の好適な実施形態を示すものであり、本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施形態では、印刷装置100の一例として、感熱ロール紙を記録媒体とするサーマルプリンターについて説明したが、記録媒体は、定型サイズにカットされたカットシートであっても連続シートでも良い。また、印刷装置100は、インクジェットプリンター又はレーザープリンター等の公知のプリンターを広く適用できる。
また、上述した各図に示す各機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
1…印刷システム(ネットワークシステム)、100…印刷装置、110…接続部、120…制御部、123…通信制御部、125…印刷制御部、134…印刷部、140…記憶部、141…不揮発性記憶部、142…揮発性記憶部、200…ホストコンピューター(情報処理装置)、210…ホスト側入力部、220…ホスト側表示部、230…ホスト側記憶部、240…接続部、250…ホスト側制御部、D1…印刷データ、DL…ログ情報(解析用情報)、DS…運用設定情報、DF1…変更前ファームウェア、DFX…情報収集用ファームウェア。
Claims (9)
- 印刷部とファームウェアを記憶可能な記憶部とを有する印刷装置と、
前記印刷装置と通信する情報処理装置と、を備えるネットワークシステムであって、
前記情報処理装置は、前記印刷装置の情報収集を前記印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、前記印刷装置に送信して前記記憶部に記憶させ、前記情報収集が実行された後の所定のタイミングで、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する制御部を有する
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 前記制御部は、前記印刷装置から、前記所定のファームウェアによって収集した情報を取得した後、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する請求項1に記載のネットワークシステム。
- 前記所定のファームウェアの運用期間が予め設定され、
前記制御部は、前記運用期間が経過したか否かを判定し、前記運用期間が経過すると、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する請求項1又は2に記載のネットワークシステム。 - 前記制御部は、前記印刷装置から前記記憶部が記憶するファームウェアの識別情報を取得し、取得した前記識別情報に基づいて、前記印刷装置に記憶されるファームウェアを特定する請求項1から3のいずれかに記載のネットワークシステム。
- 前記制御部は、前記印刷装置の前記記憶部が記憶するファームウェアを、前記所定のファームウェアに書き換える処理を行い、
前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理として、前記印刷装置の前記記憶部に記憶されるファームウェアを、取得した前記識別情報に対応するファームウェアに書き換える処理を行う請求項4に記載のネットワークシステム。 - 前記制御部は、前記印刷装置の前記記憶部に対し予め記憶されたファームウェアに加えて、前記所定のファームウェアを記憶させるとともに、前記所定のファームウェアを実行対象に切り替える処理を行い、
前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前の状態に戻す処理として、前記予め記憶されたファームウェアを実行対象に戻すとともに、前記記憶部から前記所定のファームウェアを削除させる請求項1から3のいずれかに記載のネットワークシステム。 - 印刷部とファームウェアを記憶可能な記憶部とを有する印刷装置と通信する情報処理装置であって、
前記印刷装置の情報収集を前記印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、前記印刷装置に送信して前記記憶部に記憶させ、前記情報収集が実行された後の所定のタイミングで、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する制御部を有する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 印刷部とファームウェアを記憶可能な記憶部とを有する印刷装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、
前記印刷装置の情報収集を前記印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、前記印刷装置に送信して前記記憶部に記憶させ、前記情報収集が実行された後の所定のタイミングで、前記印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する
ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 印刷部と、ファームウェアを記憶可能な記憶部とを有し、外部の情報処理装置と通信可能な印刷装置であって、
前記情報処理装置から、当該印刷装置の情報収集を当該印刷装置に実行させる所定のファームウェアを、受信して前記記憶部に記憶し、前記情報収集を実行した後の所定のタイミングで、前記情報処理装置からの指示に基づき、当該印刷装置を、前記所定のファームウェアを記憶する前のファームウェアの状態に戻す処理を実行する制御部を有する
ことを特徴とする印刷装置。
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WO2019009037A1 (ja) | 2017-07-03 | 2019-01-10 | 東レ株式会社 | 樹脂、樹脂組成物、および、これらを用いた不織布、繊維製品、セパレーター、二次電池、および、電気二重層キャパシターならびに不織布の製造方法 |
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2016
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WO2019009037A1 (ja) | 2017-07-03 | 2019-01-10 | 東レ株式会社 | 樹脂、樹脂組成物、および、これらを用いた不織布、繊維製品、セパレーター、二次電池、および、電気二重層キャパシターならびに不織布の製造方法 |
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