JP2016127498A - 表示制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 暗所において表示を行う際の周囲から見える表示部に不用意に表示が行われることを防止する。
【解決手段】 接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、前記ファインダの外に設けられた第二の表示部と、前記第一の表示部への物体の接近を検知する検知手段と、暗所に適した表示をする暗所表示モードに設定する設定手段と、前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなったことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、前記表示モードに設定されている場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ファインダ表示部と背面表示部への表示制御技術に関する。
近年、光学ファインダとは異なり、電子画像としてライブビュー画像等を表示可能である電子ビューファインダがある。
特許文献1には、背面の液晶ディスプレイ(LCD)と電子ビューファインダ(EVF)を有する撮像装置においてEVFへの接眼検知をしたことに応じて、LCDからEVFへ表示を切り替えることが記載されている。また、EVFへの接眼検知をしなくなったことに応じて、EVFからLCDへ表示先を切り替えることが記載されている。
一方、イベント会場などの暗い環境における暗所撮影においては、背面表示部に明るい表示がされると、周囲の人の目にも光が入り暗所における観察がしにくくなるため迷惑となる。また、動物を対象とした野外暗所での撮影においてもカメラの光が外にもれてしまうと撮影対象に逃げられてしまうことがある。
特許文献2には、通常モードとマナーモードとに切り替え可能であり、マナーモードである場合には表示画面において画像を通常モードのときよりも小さい領域に表示することで、周辺への影響を低減することが記載されている。
特開2003−319226号公報 特開2013−115722号公報
特許文献1のように、接眼検知の結果に応じてLCDとEVFとへの表示を切り替える場合には、暗所においてEVFからユーザが目を離した際にLCDに表示がされてしまうため、LCDからの光が周囲に好ましくない影響を及ぼす可能性がある。
特許文献2のように、マナーモード設定したことに応じて表示する領域を小さくしても、暗所においては表示画面への表示がされてしまうと表示画面からの光が周囲に好ましくない影響を及ぼす可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、暗所において表示を行う際の周囲から見える表示部に不用意に表示が行われることを防止する表示制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、前記ファインダの外に設けられた第二の表示部と、前記第一の表示部への物体の接近を検知する検知手段と、暗所に適した表示をする暗所表示モードに設定する設定手段と、前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなったことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、前記表示モードに設定されている場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、暗所において表示を行う際の周囲から見える表示部に不用意に表示が行われることを防止することができる。
本実施形態の構成を適用可能な表示制御装置の一例としてのデジタルカメラの構成例を示すブロック図。 本実施形態の構成を適用可能な表示制御装置の一例としてのデジタルカメラの外観図。 本実施形態の表示切替えに関する処理を示すフローチャート。 本実施形態における暗所表示設定画面の表示例を示す図。 本実施形態におけるライブビュー画面の表示例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
<ハードウェア>
図1に、本発明を適用可能なデジタルカメラ100の構成の一例を示す。デジタルカメラ100は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)などを用いて構成可能なものである。
図1において、内部バス150に対してシステム制御部50、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、ファインダ表示部105、操作部70、記録媒体I/F107、外部I/F109、通信I/F110等が接続されている。内部バス150に接続される各部は、内部バス150を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。メモリ102は、撮像部112によって得られるデジタルデータに変換された画像データや、背面表示部28(背面液晶)に表示するための画像データを格納する。
システム制御部50は、例えば不揮発性メモリ103に格納されるプログラムに従い、メモリ102をワークメモリとして用いて、デジタルカメラ100の各部を制御する。不揮発性メモリ103には、画像データや音声データ、その他のデータ、システム制御部50が動作するための各種プログラムなどが格納される。不揮発性メモリ103は例えばハードディスク(HD)やROMなどで構成される。また、システム制御部50は、照度計測部57において計測されたデジタルカメラ100周辺の照度によって背面表示部28とファインダ表示部105における表示輝度を制御することができる。また、電源制御部56のON(オン)とOFF(オフ)を検知し、OFFの場合には表示部への表示等を終了させることができる。システム制御部50は、ファインダ表示部105においても背面表示部28においても同じライブビュー画像や表示アイテムを表示させることができる。
システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ103から読み出したプログラム等を展開する。
画像処理部104は、システム制御部50の制御に基づいて、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データや、外部I/F109を介して取得した映像信号、通信I/F110を介して取得した画像データなどに対して各種画像処理を施す。画像処理部104が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。画像処理部104は特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成しても良い。また、画像処理の種別によっては画像処理部104を用いずにシステム制御部50がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
ファインダ表示部105は、システム制御部50の制御に基づいて、画像やGUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示する。システム制御部50は、プログラムに従い表示制御信号を生成し、ファインダ表示部105に表示するための映像信号を生成してファインダ表示部105に出力するようにデジタルカメラ100の各部を制御する。ファインダ表示部105は出力された映像信号に基づいて映像を表示する。本実施形態において説明するファインダ表示部105は、電子ビューファインダのことであり、光学ファインダとは異なる。なお、デジタルカメラ100本体が備える構成としてはファインダ表示部105に表示させるための映像信号を出力するためのインターフェースまでとする。ファインダ表示部105は電子ビューファインダ等のファインダ表示部であり、外付けのモニタ(アクセサリとしての着脱式の電子ビューファインダ)等でもよい。また、背面表示部28はLCD等の表示パネルでありデジタルカメラ100本体に取り付けられている。接眼検知部113は、赤外線接近検知センサ等のセンサによりファインダ表示部105へのユーザの目の接近と、接近した状態から離れた状態であることを検知する。接近しているのが目かどうかまで判断できるものでなくてもよく、何らかの物体が接近していることを検知できるセンサでもよい。本実施形態では、何らかの物体が接近していることの検知を接眼検知と称するものとする。ただし、ファインダ表示部105及び接眼検知部113は、ファインダユニット200(電子ファインダユニット)がデジタルカメラ100本体に接続されている(装着されている)ときのみシステム制御部50は制御を行えるものとする。また、システム制御部50は、ファインダユニット200がデジタルカメラ100に接続されているか、外されているかを検知できるものとする。
操作部70は、キーボードなどの文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサ、タッチパッドなどを含む、ユーザ操作を受け付けるための入力デバイスである。なお、タッチパネルは、背面表示部28に重ね合わせて平面的に構成され、人体やスタイラスペンなどに接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。
記録媒体I/F107は、メモリーカードやCD、DVDといった記録媒体108が装着可能とされ、システム制御部50の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、当該記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。外部I/F109は、外部機器と有線ケーブルや無線によって接続し、映像信号や音声信号の入出力を行うためのインターフェースである。通信I/F110は、外部機器やインターネット111などと通信して、ファイルやコマンドなどの各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
撮像部112は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子、レンズ群、絞りなどを備えたカメラユニットである。撮像部112により得られ、メモリ102に格納された画像データはアナログ変換されて背面表示部28やファインダ表示部105に逐次転送されることでライブビュー画像(スルー画像、LV)として表示される。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。システム制御部50は、システムタイマー53により所定時間が計測されたことに応じてスリープモードに遷移し、表示部での表示をやめるようにすることができる。
背面表示部28およびファインダ表示部105における表示の光学輝度変更はシステム制御部50の制御に基づいてそれぞれバックライト等の輝度調整装置を調整することでできる。本実施形態においては、表示の光学輝度は0cd/m2〜300cd/m2程度の間で調整することができるものとする。また、画像処理部104は、背面表示部28に表示する画像及び表示アイテムをなす画素の各RGB成分の明度の値を変更することができる。RGB成分は0〜255の256段階で変更可能である。各画像のRGB成分の値は、検出可能(取得可能)であるが各画像や表示アイテムと共に不揮発性メモリ103に記憶してもよい。暗所においては可視光のうち青の波長の光量が低い表示であれば暗順応がとけにくく、赤の波長の光量が高い表示であれば視認性も保つことができることが知られている。暗所では暗順応をしないと視認性が低くなり、特に撮影においては暗順応しないと撮影結果に影響を及ぼすことがある。よって、暗所においては暗順応がとけにくい暗所表示(赤色表示)をすると画面の表示が見やすくなる。このような暗所表示のための処理を暗所表示処理と称するものとする。本実施形態において暗所表示処理は、もともとの画像の各画素におけるRGB成分から表示の全体の色彩が赤色に近づくように、B成分の明度を画素ごとに0にするRGB信号処理である。ただし、表示アイテム等の予め決まっている表示の場合にはB成分を低減させる処理を施さなくてもよく、暗所表示用に表示アイテムをメモリ102に記録しておき、暗所表示でない場合に表示する表示アイテムと置き換えて表示してもよい。これも暗所表示処理の1つであるものとする。B成分は、RGB成分の中で最も暗順応を妨げる要因となる色彩であるためB成分を低くするとよい。なお、上述した暗所表示処理は一例であり、必ずしもB成分を0にしなくても5や10といった値に低減させてもよいし、G成分も共に低い値にしてもよい。
図2に本発明の表示制御装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図を示す。背面表示部28はファインダ表示部105と同様に画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。モードには撮影モードや表示設定のモード等がある。撮影モードには星空撮影モードや夜景を撮影する夜景撮影モード等の暗所での撮影を前提として撮影モードや、明るい室内で撮影をする室内撮影モードや明るい野外で撮影するための撮影モード等がある。また、表示設定のモードには、文字の大きさを設定する文字設定やファインダ表示部の表示に関する暗所表示設定等がある。モード切替スイッチ60への操作もしくは、メニュー画面における選択操作によってモード選択可能(表示モード切替可能)である。操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。操作部70の各操作部材は、背面表示部28またはファインダ表示部105に表示される種々の機能アイコン(表示アイテム)を選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば再生ボタン74、メニューボタン75、戻るボタン76等がある。例えば、メニューボタン75が押されると各種の設定可能なメニュー画面が背面表示部28またはファインダ表示部105に表示される。利用者は、背面表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタン77とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源部30は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。
ファインダユニット200には、表示切替ボタン201とファインダユニット200内部にはファインダ表示部105(ファインダ内表示部)が設けられる。ファインダユニット200の観察部202(接眼部)を覗きこむと、ユーザはファインダユニット200内にあるファインダ表示部105をみることができる(視認可能)。表示切替ボタン201は表示する画面(表示先)を切り替えるためのボタンである。暗所表示設定がOFFの場合には表示切替ボタン201への押下に応じて(切替え指示を受付けたことに応じて)ファインダ表示部105と背面表示部28とへの表示の切り替えが可能である(表示を行う表示部の制御可能)。
接眼検知部113は、ファインダユニット200上の、観察部202側に設置され、ユーザがファインダユニット200の観察部202を覗こうとしている(近づいている)こと、観察部202に近づいた状態から離れていくことを検知することができる。
電源部30は、デジタルカメラ100の側面に設けられユーザからの電源のONとOFFを受け付けることができる。電源部30がOFFにされるとデジタルカメラ100の電源もOFFになる。
照度計測部57は、デジタルカメラ100がある環境周辺の照度を計測可能な照度センサである。
本実施形態においては、背面表示部28の光学輝度は、照度計測部57によって検出された周囲の照度に応じてシステム制御部50が明るくしたり暗くしたりするように制御する。周囲の照度が明るければ光学輝度も明るく、周囲の照度が暗ければ光学輝度も暗くなるように制御する。
暗所表示設定について説明する。暗所表示設定は、暗所において暗順応を妨げるのを低減させるための表示の設定(暗所表示の設定)であり、暗所表示は青色成分の明度を低減させる暗所表示処理を施すことにより行われる。また、暗所等において背面表示部28にライブビュー画面や設定項目画面等が表示されてしまうと背面表示部28からの光が周囲に好ましくない影響を及ぼす可能性がある。暗所表示設定がONにされると、ファインダ表示部105には表示をするが背面表示部28には警告以外は表示しない。また、ファインダ表示部105においては、表示アイテムの表示(画像以外)が暗所表示される。暗所表示設定がOFFの場合にはファインダ表示部105へのユーザの接眼検知もしくは接眼した状態からユーザの目が離れたことの検知(接眼検知)に応じて、ファインダ表示部105と背面表示部28とのどちらを表示先とするかを切り替える。暗所表示設定がONの場合には接眼検知しなくなったことに応じて、ファインダ表示部105から背面表示部28への表示の切り替えは行わない。暗所表示設定(暗所表示モード設定)がONであるかOFFであるかの情報は不揮発性メモリ103に記憶される。
図3のフローチャートを用いて、本実施形態における表示先切替えについて説明する。この表示先切替えのフローはデジタルカメラ100に電源が入り、背面表示部28またはファインダ表示部105の少なくともいずれか一方への表示が可能になると開始する。この処理は、不揮発性メモリ103に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。フローの開始時にはシステムメモリ52に記憶されているフラグAは0とする。
S301では、システム制御部50は、不揮発性メモリ103に記憶された設定情報を参照し、暗所表示設定がONであるか否か否かを判定する。ONであると判定した場合は、S302へ進み、そうでない場合は、S333へ進む。
S302では、システム制御部50は、ファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体についているか否かを判定する。ついている(装着されている、接続されている)と判定した場合は、S303へ進み、そうでない場合は、S328へ進む。
S303では、システム制御部50は、ユーザが接眼していない期間が所定時間TA継続したかを判定するために、時間Tαの計測を開始する。既に開始していた場合はリセットして改めて開始する。
S304では、システム制御部50は、接眼を検知したか否かを判定する。ここで、接眼検知部113によって、何らかの物体が近付いていること(接眼検知部113から所定の距離以内に物体があること)を検知すると接眼していると判定する。接眼していると判定した場合は、S305へ進み、そうでない場合は、S312へ進む。
S305では、システム制御部50は、撮像部112から得られたライブビュー画像及び撮影情報などの表示アイテムをファインダ表示部105に表示する。図5(a)に示すようなライブビュー画像501と撮影に関する情報を示す設定表示507、508をファインダ表示部105に表示する。ライブビュー画像501は星空を含む夜景を示しており、暗所における撮影が行われている場合のライブビュー画像である。図5は本実施形態におけるファインダ表示部105と背面表示部28の表示の一例を示している。ライブビュー画像501は暗所表示処理を施さずにそのまま表示する。暗所表示設定がONである場合には暗所での撮影を行っていると想定されるので、ライブビュー画像501も周囲の明度に応じて暗い画像となる。そのため、暗所表示処理を施さずにそのまま表示しても暗順応を妨げることはないと想定される。一方、設定表示507、508等の撮影情報を示す表示アイテムは、暗所表示設定がONであるため、暗所表示処理を施して表示する。
S306では、システム制御部50は、システムメモリ52に記憶しているフラグA=1であるか否かを判定する。フラグA=1であると判定された場合には、S307へ進み、そうでない場合は、S309へ進む。フラグAは、ユーザが暗所表示設定ONの場合にファインダ表示部105にしか基本的に表示が行われないことを認識しているか否かの想定結果(判定結果)を示すフラグである。フラグはA=0、1、2のいずれかとしてシステムメモリ52に記憶される。フラグA=1の場合は接眼を検知したことに応じて、暗所表示設定について説明をするための警告(通知)を行い、フラグA=2の場合はユーザがファインダ表示部105を(見ていないと想定される時に)見るように促す警告を行う。ユーザが暗所表示設定をONに設定したにも関わらず、所定時間以上(連続した所定期間)ファインダ表示部105を見ていない(ファインダユニット200を覗く動作をしていない)と判定した場合にフラグA=1または2になる。フラグA=2になった後に、暗所表示設定がONのまま所定時間以上ユーザがファインダ表示部105を見ていないと判定した場合にはフラグA=1になる。フラグAの値がいずれになるかについての詳細は後述する。
S307では、システム制御部50は、ファインダ表示部105に警告(第1の警告)を3秒間表示する。図5(b)に示すように、第1の警告は暗所表示設定中には背面表示部28への表示は行わないことを示す警告であり、警告表示503をファインダ表示部105に表示することで行う。S307では、S304においてユーザからの接眼を検知した後の表示であり、ユーザがファインダ表示部105を見ていると想定されるが警告を表示する。これは、S306においてフラグA=1であると判定されたため、ユーザが暗所表示設定ONの場合にはファインダ表示部105にしか画像の表示が行われないということに気づいていない可能性があるためである。また、暗所表示設定がONの時は暗所においてユーザが撮影や操作を行っている可能性が高いので、警告表示503は暗所表示処理を施して表示する。また、ファインダ表示部105における警告表示503は他の表示の邪魔をしない程度に大きく表示することで、ユーザが警告表示503に気づきやすくなる。S305と同じように、図5(b)に示す設定表示507、508等のライブビュー画像ではない表示アイテムは暗所表示処理を施したものを表示する。
S308では、システム制御部50は、フラグA=0にしてシステムメモリ52に記憶する。S307において警告表示503によりユーザへファインダ表示部105にのみしか表示しないことを警告した(ユーザが認識したと想定される)ので、フラグA=0とする。
S309では、システム制御部50は、暗所表示設定がONからOFFへ変更されたか否かを判定する。暗所表示設定がONからOFFへ変更されたと判定した場合には、不揮発性メモリ103の設定情報を、暗所表示設定ONを示すように書き変えて、S333へ進み、そうでない場合は、S310へ進む。図4には暗所表示設定画面401及び404を示す。図4(a)の暗所表示設定画面401は、暗所表示設定がOFFにされた場合のファインダ表示部105もしくは背面表示部28の暗所表示設定画面の一例を示したものである。図4(b)の暗所表示設定画面404は、暗所表示設定がONにされた場合のファインダ表示部105の暗所表示設定画面の一例を示したものであり、暗所表示設定がONなので暗所表示処理が施されて表示される。暗所表示設定のONとOFFは、ユーザ操作により切替可能である。操作部70の操作によってメニュー画面が表示され、マニュー項目の1つである暗所表示設定から図4(a)または(b)の表示をさせ、上下キーの操作によってONとOFFを切り替えられる。
S310では、システム制御部50は、ファインダユニット200が外されたか否かを判定する。外されたと判定した場合は、S328へ進み、そうでない場合は、S311へ進む。
S311では、システム制御部50は、表示切替ボタン201が押下されたか否かを判定する。押下されたと判定した場合は、S307へ進み、そうでない場合は、S327へ進む。暗所表示設定ONなので、ファインダ表示部105から背面表示部28への表示切り替えないので、表示切替ボタン201が押下された場合には、S307に進み第1の警告を表示し、表示切り替えできない(背面表示部28に表示をしない)ことをユーザに示す。
S312では、システム制御部50は、S303において計測開始した時間Tαが所定時間TA経過したか否か(接眼を検知していない期間が所定時間TAに達したか否か)を判定する。ここで所定時間TAとは10秒や15秒等の時間の長さである。所定時間TA経過したと判定した場合は、S315へ進み、そうでない場合は、S313へ進む。ここで、ファインダ表示部105にライブビュー画像が表示されている場合にはライブビュー画像(及び他の表示アイテム)を非表示にする。
S313〜S314は、S310〜S311と同様の処理を行う。なお、S314でNOと判定された場合は、S304に進む。
S315では、システム制御部50は、フラグA=2にしてシステムメモリ52に記憶する。S312において所定時間TA経過した(接眼が所定期間検知されなかった)と判定されたので、所定時間TAユーザがファインダ表示部105を見ておらず、ユーザはファインダ表示部105にのみしか表示できないことを認識していない可能性が高い。よって、暗所表示設定がONの場合には、ファインダ表示部105にライブビュー画像(及びその他の表示アイテム)が表示されることをユーザに気づかせるための警告(第2の警告)を表示するためにフラグA=2にする。
S316では、システム制御部50は、ファインダ表示部105に警告(第2の警告)を表示する。S316では、S307とは異なり接眼検知していない(ユーザがファインダ表示部105を見ていないと想定される)状態で警告を表示するので、図5(c)の警告表示506のように暗所表示処理を施さずに警告を表示する。これはユーザが観察部202から目を離していても気付くよう、より目立つようにするためである。警告表示506は警告表示503よりもファインダ表示部105において大きく、ファインダ表示部105を覗いていなくてもユーザが表示に気づくようにする。より目立つ色で表示してもよい。ただし、ユーザの接眼を検知したことに応じて警告表示506を非表示し、ユーザが暗所表示処理していない表示を直接見る可能性を低減させ、暗順応が阻害される可能性を低減させる。このようにフラグA=2である場合には、フラグA=1(S307)の場合と異なり接眼を検知していなくてもファインダ表示部105に警告表示を行う。
S317では、システム制御部50は、警告を表示してもユーザが接眼していない期間が更に続いているかを判定するための時間Tβの計測を開始する。
S318では、システム制御部50は、S304と同様に、接眼を検知したか否かを判定する。接眼していると判定した場合は、S323へ進み、そうでない場合は、S319へ進む。
S319では、システム制御部50は、S317において計測開始した時間Tβが所定時間TB経過したか否かを判定する。ここで所定時間TBとは5秒や10秒等の時間の長さである。所定時間TB経過したと判定した場合は、S322へ進み、そうでない場合は、S320へ進む。
S320〜S321は、S310〜S311と同様の処理を行う。なお、S321でYESと判定された場合はS322に進み、そうでない場合はS319に進む。
S322では、システム制御部50は、S316において表示した警告表示506を非表示にし、フラグA=1にする。S316〜S319にかけて警告表示506を所定時間TBの期間表示したが、接眼を検知しなかったので、ユーザが被写体を直接観察している可能性や表示を確認する必要がない可能性がある。よって、フラグA=2からフラグA=1にする。なお、S322になった後にはユーザからの操作や接眼を検知するまで次のステップに進まない(S316において再び警告を表示しない)ようにしてもよい。S322の処理を行った回数をカウントし、2回等の所定回数連続してS322の処理を行ったことに応じて、次のステップに進まないようにしてもよい。
S323では、システム制御部50は、S305と同様に撮像部112から得られたライブビュー画像をファインダ表示部105に表示する。
S324では、システム制御部50は、S316において表示した警告表示506を非表示にし、暗所表示処理を施した第1の警告を表示する。S316で説明したように、警告表示506は暗所表示処理をしていないので、接眼を検知したことに応じて非表示にすることで暗順応が阻害される可能性を低減させる。また、ここでS307において表示した第1の警告を表示する。
S325〜S326は、S308〜S309と同様の処理を行う。
S327では、システム制御部50は、終了操作があったか否かを判定する。終了操作があったと判定した場合は、ファインダ表示部105への表示をやめる。そうでない場合は、S303へ戻る。終了操作とは、電源部30をOFFする操作や電池が切れてしまい、ファインダ表示部105への表示ができない状態である場合に終了操作がされたものと判定する。
S328では、システム制御部50は、背面表示部28に警告(第3の警告)を表示する。図5(d)に示すように、ファインダユニット200をデジタルカメラ100につけることを促す警告表示505を背面表示部28に表示する。S328では、ファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体についていないにも関わらず、暗所表示設定がONになっているので、表示先がない状態である。暗所表示設定がONの場合に背面表示部28に表示するのは、この警告表示505のみであり、警告表示505は暗所表示処理を施されて表示される。警告表示505は、警告表示503、506のようにユーザがすぐ認識できるようにファインダ表示部105に大きく表示するのではなく、背面表示部28の下辺に小さく表示する。また、背面表示504のうち警告表示505以外の領域は黒色になり光をあまり発しないようにするか、警告表示505以外の領域については表示パネルをOFFする。このようにすることで、例えばファインダユニット200がユーザの意図に反して外れてしまった場合やファインダユニット200を付け替える時に不用意に背面表示部28へ表示が行われることがない。このように本実施形態では、暗所表示設定がONの場合は、背面表示部28へ最低限(背面表示部28しか表示ができなくなったが、表示が必要な場合)のみしか表示しないようにする。
S329では、システム制御部50は、ファインダユニット200をつけるまでの時間Tγの計測を開始する。
S330では、システム制御部50は、ファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体に装着されたか否かを判定する。装着されたと判定された場合は、S331へ進み、そうでない場合は、S332へ進む。
S331では、システム制御部50は、背面表示部28への警告表示を非表示にする。ファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体に装着されたので、警告表示505を行う必要はない。また、暗所表示設定ONの状態で、ファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体に装着されたので、S303へと戻る。
S332では、システム制御部50は、時間Tγが所定時間TC経過したか否かを判定する。所定時間は例えば1分や3分といった時間である。所定時間TC経過したと判定した場合は、電源をOFFにし、そうでない場合は所定時間TC経過するまでファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体につけられるのを待つ。所定時間TCが経過する前にユーザはファインダユニット200または他のファインダユニット200にあたるものをデジタルカメラ100の本体につければよい。また、ファインダユニット200でなくても外部出力をするような設定を行ってもよい。つまり、デジタルカメラ100から離れた位置にあるパネル等の表示部へライブビュー画像や設定画面等を表示できるように設定した場合でもよい。ファインダユニット200でなくても、離れた位置にある表示部であれば表示を行ってもデジタルカメラ100の周囲には光がもれる可能性が低い。また、外部の表示部へ表示する場合には、表示アイテムを暗所表示しなくてもよい。この場合、外部の表示部に対しての表示制御をしている状態であることを検知(表示検知)した場合には、ファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体についているものとして処理を行う。また、外部の表示部に対して表示制御をしていない状態である場合には、ファインダユニット200がデジタルカメラ100の本体についていないものとして処理を行う。
S333は、S302と同様の処理を行う。
S334〜S335は、S304〜S305と同様の処理を行う。ただし、S335は暗所表示設定OFFの場合を示しているので、表示アイテム(図5(a)においては設定表示507、508)は暗所表示処理を施さずに表示する。
S336では、システム制御部50は、暗所表示設定がOFFからONへ変更されたか否かを判定する。暗所表示設定がOFFからONへ変更されたと判定した場合には、不揮発性メモリ103の設定情報を、暗所表示設定ONを示すように書き変えてS302へ戻り、そうでない場合はS337へ進む。
S337では、システム制御部50は、S310と同様にファインダユニット200が外されたか否かを判定する。外されたと判定した場合は、S344へ進み、そうでない場合は、S338へ進む。
S338では、システム制御部50は、S311と同様に表示切替ボタン201が押下されたか否かを判定する。押下されたと判定した場合は、S344へ進み、そうでない場合は、S334へ戻る。
S339では、システム制御部50は、背面表示部28にライブビュー画像を表示する。S339では、撮像部112で得られた画像に暗所表示処理を施さずにライブビュー画像として表示する。また、暗所表示設定がOFFになっているので表示アイテム(図5(a)においては設定表示507、508)は暗所表示処理を施さずに表示する。
S340は、S336と同様の処理を行う。背面表示部28で暗所表示設定がOFFからONに切り替えられた場合は、背面表示部28に表示中の表示を中止して(非表示にし、何も表示しない)S302に進む。
S341では、システム制御部50は、S310と同様にファインダユニット200が外されたか否かを判定する。外されたと判定した場合は、S344へ進み、そうでない場合は、S342へ進む。
S342では、システム制御部50は、表示切替ボタン201が押下されたか否かを判定する。押下されたと判定した場合は、S343へ進み、そうでない場合は、S334へ戻る。S342で表示切替ボタン201が押下された場合には、背面表示部28からファインダ表示部105へ表示が切り替わる。
S343では、システム制御部50は、S305と同様に撮像部112から得られたライブビュー画像をファインダ表示部105に30秒間表示する。つまり、S343でファインダ表示部105に表示をした後にS347、S333、S334の順に進んだとしてもライブビュー画像の表示後30秒間は接眼検知をしない。つまり、30秒間はユーザがファインダを覗かなくても(接眼検知しなくても)ファインダ表示部105に表示をする。30秒経過した後に接眼が検知されない場合には、ユーザが誤って表示切替ボタン201を押下してしまった可能性があるので、S339において背面表示部28に表示を切り替える。
S344では、システム制御部50は、S339と同様に背面表示部28にライブビュー画像を表示する。ただし、暗所表示設定がOFFになっているので設定表示507、508は暗所表示処理を施さずに表示する。
S345では、システム制御部50は、S336と同様に暗所表示設定がOFFからONへ変更されたか否かを判定する。暗所表示設定がOFFからONへ変更されたと判定した場合には、不揮発性メモリ103の設定情報を、暗所表示設定ONを示すように書き変えてS346へ進み、そうでない場合は、S347へ進む。
S346では、システム制御部50は、背面表示部28へのライブビューの表示を非表示にして、S328へ進む。ファインダユニット200が外された状態で、暗所表示設定がONにされたのでS328において警告(第3の警告)を表示する。
S347では、システム制御部50は、S327と同様に終了操作があったか否かを判定する。終了操作があったと判定した場合は、背面表示部28とファインダ表示部105への表示をやめる。もしくは、電源をOFFにする。そうでない場合は、S333へ戻る。
以上、説明した実施形態によれば、暗所表示設定をONにすることで背面表示部28への表示を不用意に行わないので、暗所において表示を行う際の周囲から見える表示部に不用意に表示が行われることを防止できる。また、暗所において表示を行う場合に、表示部からの光が周囲に与える影響を低減させることができる。暗所で行う撮影において、接眼を検知しなくなったことや表示先の切替が指示されたとしても、暗所表示設定がONの場合にはライブビュー画像等の画像や表示アイテムを背面表示部28に表示しないようにする。よって、背面表示部28からの光が出ることがなく、周囲に好ましくない影響を与えない(周囲の人に迷惑をかけない、撮影対象に逃げられない)。また、ユーザはファインダ表示部105より表示を確認することができ、暗所表示設定をONにすると暗順応を妨げる可能性を低減させた暗所表示を行うので暗順応を妨げる可能性も低減させることができる。暗所表示設定をONにすれば、ファインダユニット200を外さない限り、ユーザは背面表示部28へ表示がされないように注意する必要性がなくなる。ユーザが誤って背面表示部28への表示指示をしてしまった場合にも背面表示部28への表示はされない。
また、S340において暗所表示設定がOFFからONに切り替えられた場合には、背面表示部28はOFFになり、ファインダ表示部105へ切り替わる。
ユーザは暗所表示設定をONにすることで、ファインダ表示部105を覗いた時にライブビュー画像や設定画面を確認できるので、撮影の操作性や視認性は低減しない。
ユーザが暗所表示設定をONにしたが、ユーザが暗所表示設定ONであることを認識していないと想定される場合には、第1の警告と第2の警告で表示する警告を分け、不用意に警告の表示によりユーザの暗順応が阻害されないようにする。
なお、上述の実施形態においては、ユーザの操作に応じて暗所表示設定をONまたはOFFする者としたが、これに限らす暗所表示設定を行いようにしてもよい。例えば照度計測部57または撮像部112でデジタルカメラ100の周囲が暗所になったと検知したこと(照度が30ルクス等の所定未満になったことを検知したこと)に応じて暗所表示設定がONになるようにしてもよい。さらに、撮影モードが星空撮影や夜景撮影といった暗所における撮影モードに設定された(撮影モード選択された)場合に暗所表示設定を自動的にONにするようにしてもよい。また、暗所でなくても周囲に表示を見せたくないような場合にも暗所表示設定は有効である。また、人物を含めて撮影を行うときやフラッシュをたいて撮影をするとき等の、周囲に光がもれてもよいような設定または操作が行われた際には暗所表示設定をOFFにしてもよい。
また、ライブビュー画像は暗所表示処理せずに表示をすると説明したが、ライブビュー画像でもB成分の明度が所定以上である場合や、再生画像については、暗所表示処理を施した画像を表示してもよい。
なお、表示制御装置の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず複数箇所の表示部への表示を制御することのできるような表示制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はファインダを含む複数の表示部がある携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
上記目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、前記ファインダの外に設けられた第二の表示部と、前記第一の表示部への物体の接近を検知する検知手段と、暗所に適した表示をする暗所表示モードに設定する設定手段と、前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなったことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、前記暗所表示モードに設定されている場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、前記ファインダの外に設けられた第二の表示部と、前記第一の表示部への物体の接近を検知する検知手段と、表示する色彩を暗所用の色彩にする暗所表示モードに設定する設定手段であって前記第二の表示部に表示をしておらず、前記第一の表示部に表示をしている時に、前記暗所表示モードに切り替える場合、前記第二の表示部に表示先を切り替えずに前記暗所表示モードに切り替える設定手段と、前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなったことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、前記表示モードに設定されている場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
S309では、システム制御部50は、暗所表示設定がONからOFFへ変更されたか否かを判定する。暗所表示設定がONからOFFへ変更されたと判定した場合には、不揮発性メモリ103の設定情報を、暗所表示設定ONを示すように書き変えて、S333へ進み、そうでない場合は、S310へ進む。図4には暗所表示設定画面401及び404を示す。図4(a)の暗所表示設定画面401は、暗所表示設定がOFFにされた場合のファインダ表示部105もしくは背面表示部28の暗所表示設定画面の一例を示したものである。図4(b)の暗所表示設定画面404は、暗所表示設定がONにされた場合のファインダ表示部105の暗所表示設定画面の一例を示したものであり、暗所表示設定がONなので暗所表示処理が施されて表示される。暗所表示設定のONとOFFは、ユーザ操作により切替可能である。操作部70の操作によってメニュー画面が表示され、メニュー項目の1つである暗所表示設定から図4(a)または(b)の表示をさせ、上下キーの操作によってONとOFFを切り替えられる。

Claims (18)

  1. 接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、
    前記ファインダの外に設けられた第二の表示部と、
    前記第一の表示部への物体の接近を検知する検知手段と、
    暗所に適した表示をする暗所表示モードに設定する設定手段と、
    前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなったことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、
    前記表示モードに設定されている場合には、前記検知手段によって物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、
    前記ファインダの外に設けられた第二の表示部と、
    暗所に適した表示をする暗所表示モードに設定する設定手段と、
    表示先を前記第二の表示部へ切り替える操作を受け付ける受付手段と、
    前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記受付手段により前記操作を受け付けたことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、
    前記暗所表示モードに設定されている場合には、前記操作があっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  3. 表示先を前記第二の表示部へ切り替える操作を受け付ける受付手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記受付手段により前記操作を受け付けたことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、
    前記暗所表示モードに設定されている場合には、前記操作があっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 照度を計測する照度手段をさらに有し、
    前記設定手段は、前記照度手段により計測された照度が所定の明るさ未満になったことに応じて、前記暗所表示モードに設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記設定手段は、ユーザの指示に応じて前記暗所表示モードへ設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されている場合に、表示アイテムの青色成分を低減させて表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されている場合に、前記第一の表示部及び前記第二の表示部の輝度を低減させて表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記検知手段によって物体の接近を検知していない期間に応じて、前記第一の表示部に、前記第一の表示部に表示を行わないことを示す警告を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されている場合に、前記検知手段によって物体の接近を第一の期間検知しなかったことに応じて、前記第一の表示部に、前記第一の表示部に表示を行わないことを示す警告を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されている場合に、前記検知手段によって物体の接近を第二の期間検知しなかったことに応じて、前記第一の表示部に表示されていた前記第一の表示部に表示を行わないことを示す警告を非表示にするように制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されている場合に、前記検知手段によって物体の接近を前記第二の期間検知しなかった後に、物体の検知がされたことに応じて、前記第一の表示部に、前記第一の表示部に前記第一の表示部に表示を行わないことを示す警告を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されている場合に、前記第一の表示部に前記第一の表示部に表示を行わないことを示す警告を前記検知手段によって物体の接近を第一の期間検知しなかったことに応じて表示する場合は、暗所表示処理を施さずに表示し、前記検知手段によって物体の接近を第二の期間検知しなかった後に、物体の検知がされたことに応じて表示する場合は、前記第一の表示部に表示を行わないことを示す警告を暗所表示処理を施して表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されている場合に、前記第一の表示部を含むファインダユニットが取り外されたことに応じて、前記第二の表示部に、ファインダに表示ができないことを示す警告を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  14. 前記制御手段は、前記暗所表示モードに設定されたことに応じて、前記第二の表示部への表示をしないようにし、前記第二の表示部から前記第一の表示部へ表示を切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  15. 接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、
    前記ファインダの外に設けられた第二の表示部とを有する表示制御装置を制御する制御方法であって、
    前記第一の表示部への物体の接近を検知する検知ステップと、
    暗所に適した表示をする暗所表示モードに設定する設定ステップと、
    前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記検知ステップにおいて物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなったことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、
    前記暗所表示モードに設定されている場合には、前記検知ステップにおいて物体の前記第一の表示部への接近が検知されなくなっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御ステップとを有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  16. 接眼部を介して視認可能なファインダ内に設けられた第一の表示部と、
    前記ファインダの外に設けられた第二の表示部とを有する表示制御装置を制御する制御方法であって、
    暗所に適した表示をする暗所表示モードに設定する設定ステップと、
    表示先を前記第二の表示部へ切り替える操作を受け付ける受付ステップと、
    前記暗所表示モードに設定されていない場合には、前記受付ステップにおいて前記操作を受け付けたことに応じて前記第二の表示部への表示を行い、
    前記暗所表示モードに設定されている場合には、前記操作があっても前記第二の表示部への表示を行わないように制御する制御ステップとを有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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