JP6664461B1 - 表示制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの意図ではなく動画記録が停止した場合に、停止した時点でユーザが記録停止したことをより認識しやすく、かつ、異常停止理由を知ることができるようにする。【解決手段】 撮像手段で撮像されている動画の記録を、ユーザ操作がなくとも異常停止条件が満たされたことに応じて停止するように制御する制御手段と、前記異常停止条件が満たされたことを要因として動画記録を停止したことに応じて、記録停止時に動画の記録が停止したことを示す第1の通知を表示手段に表示し、前記第1の通知が表示された状態で、特定のユーザ操作が行われたことに応じて、前記第1の通知に替えて異常停止した要因を示す第2の通知を前記表示手段に表示するように制御する。【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルカメラ等の異常停止時の動作状況をユーザに示す技術に関する。
近年、静止画、動画記録が可能なデジタルカメラが普及している。動画の記録は、メモリカードの異常、温度上昇、電池残量低下等の要因で、ユーザの意図とは関係なく終了することがある。これに対し、特許文献1に記載されているデジタルカメラは、電源オン時に前回の動画記録が正常に終了していなかったことを検出した場合には、その旨を警告表示することが提案されている。それにより、デジタルカメラの前回動作時の異常を使用者に知らせ、使用者に適切な処理を促すことが可能である。
特開2004−289202号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では次回起動時に警告表示をするため、ユーザが記録停止時に動作異常に気づきにくい可能性がある。記録停止時にユーザが動作異常に気付くことができないと、動画記録が停止しているにもかかわらず記録されていると誤認した作業を続けてしまうことが生じる。次回起動時に初めて動画記録ができていなかったことに気付くことが生じ、ユーザは無駄な時間を費やしてしまうという問題があった。一方で、ユーザが動画記録の異常停止に気づいたとしても、動画記録が停止した理由がわからなければ、対策を立てられない。また、動画記録が停止した旨とその理由の両方を同時に表示すると通知すべき内容が多くなり、表示が小さくならざるを得ず、ユーザが動画記録停止に気づかない可能性がある。
本発明は上記の課題に鑑み、ユーザの意図ではなく動画記録が停止した場合に、停止した時点でユーザが記録停止したことをより認識しやすく、かつ、異常停止理由を知ることができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、撮像手段で撮像されている動画の記録を、ユーザ操作がなくとも異常停止条件が満たされたことに応じて停止するように制御する制御手段と、前記異常停止条件が満たされたことを要因として動画記録を停止したことに応じて、記録停止時に動画の記録が停止したことを示す第1の通知を表示手段に表示し、前記第1の通知が表示された状態で、特定のユーザ操作が行われたことに応じて、前記第1の通知に替えて異常停止した要因を示す第2の通知を前記表示手段に表示するように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの意図ではなく動画記録が停止した場合に、停止した時点でユーザが記録停止したことをより認識しやすく、かつ、異常停止理由を知ることができる。
本発明の実施形態である、デジタルカメラの外観図である。 本発明の実施形態である、デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本実施形態における動画記録時の警告表示処理のフローチャートである。 本実施形態における各種表示例である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)、(b)に本発明の表示制御装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の背面図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の前面図である。図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。ヒンジ部90は表示部28をカメラ本体筐体と連結するヒンジ部である。カメラ本体筐体と表示部28がヒンジ部90によって連結されていることで、ユーザは撮影を行う体勢に応じて表示部28のカメラ本体筐体に対する角度(相対的な位置)を自由に変更可能となり、様々なアングルで被写体を確認しながら撮影を行うことができる。表示部28は表示面がカメラ背面側(被写体と反対側)を向く通常位置(図1(a)に図示した位置)と、表示面がカメラ前面側(被写体側)を向く対面位置(図1(b)に図示した位置)を少なくとも含む複数の位置のいずれかとすることができる。ヒンジ部90内の位置検出用のスイッチ素子からの出力に基づいて、システム制御部50は、表示部28がどの位置関係となっているかを検出することができる。撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は、パーソナルコンピュータやプリンタなどの外部機器と接続するための接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。動画ボタン74は操作部70に含まれる操作部材の1つであり、動画記録の開始/停止を指示する押しボタンである。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となり、記録や再生が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。図においては、蓋202を開けて記録媒体スロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、これらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号等の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサーなどを用いることができる。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70aを有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル70a上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
本実施形態では、動画記録時の記録停止メッセージおよび記録停止理由メッセージの表示処理について説明する。また、本実施形態では表示部28の解像度は横900pixel縦600pixelとする。
図3は、動画記録時の警告表示処理のフローチャートである。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。デジタルカメラ100を動画の撮影が可能な撮影モードで起動すると、図3の処理を開始する。なお、図3フローチャート内でMSGと表記しているものは、メッセージの意である。
S301では、システム制御部50は、撮像部22でのライブビュー撮影を開始し、表示部28に図4(a)に示すような動画撮影待機画面を表示する。図4(a)は動画撮影モードでの表示部の動画撮影待機画面の表示例である。ライブビュー画像400は、撮像部22で撮像された画像である。アイコン401は動画撮影モードであることを示すアイコンであり、アイコン402はホワイトバランスの設定状態を示すアイコンである。情報403は、動画の記録解像度、記録フレームレート、記録可能時間を示す情報表示である。情報404は、露出補正の設定状態、ISO感度の設定状態を示す情報表示である。枠405は、被写体の顔を検出していることを示す顔枠である。
S302では、システム制御部50は、デジタルカメラ100に設定されている、オートディスプレイオフ機能のための、ディスプレイオフ用のタイマを開始する。オートディスプレイオフ機能とは、無操作の状態が予め定められた第1の時間継続した場合に、表示部28を自動的にオフ状態とする機能のことを指す。ここでいうディスプレイとは、表示部28のことである。
S303では、システム制御部50は、動画記録開始操作を受け付けたかどうかを判定する。具体的には、動画ボタン74が押されたか否かを判定する。受け付けていなければS303へ戻る。受け付けた(動画ボタン74が押下された)場合は、S304へ進む。
S304では、システム制御部50は、動画記録を開始する(記録媒体200にファイルを作成する)。
S305では、システム制御部50は、動画記録停止イベントを受け付けたかどうかを判定する。動画記録停止イベントについては、S307で説明する。受け付けていなければS305へ戻る。受け付けた場合は、S306へ進む。
S306では、システム制御部50は、動画記録を停止する。記録が停止すると、記録媒体200に作成された動画ファイルのクローズ処理(属性情報の付与など)を行う。
S307では、システム制御部50は、S305で受け付けた動画記録停止イベントの種類を判定する。動画記録停止イベントがユーザ操作の場合、具体的には、動画ボタン74の押下、タッチパネル70aに表示された停止アイコンへのタッチ等の場合は、S303へ戻る。動画記録停止イベントがユーザ操作以外の場合、具体的には動画記録の異常停止条件となる、カードフル、バッファフル、高温エラー、ファイル番号エラー、撮影可能時間フル等を満たす場合は、S308へ進む。カードフルとは、記録媒体200の空き容量が所定量以下となり動画が記録できない状態のことである。バッファフルとは、動画の記録を継続的に行うためのワークメモリであるメモリ32の空き容量が不足し、動画が記録できない状態のことである。高温エラーとは、カメラ内部の温度検出部(不図示)によりデジタルカメラ100が所定の温度以上となり動画が記録できない状態のことである。ファイル番号エラーとは、記録媒体200内のファイル番号の割り振りができなくなり、動画が記録できない状態のことである。撮影可能時間フルとは、記録媒体200の動画記録に関する空き容量が不足し、動画が記録できない状態のことである。高温エラーは、図2に示した各種デバイスの故障やユーザの低温やけど等を防ぐために、内蔵の温度センサで所定以上の温度になったことを検知したことに応じて、動画を停止する処理である。
S308では、システム制御部50は、図4(a)に示すような動画記録時のユーザ設定状態等を示す撮影情報(アイコン401、402、情報403、404、枠405)を消去する。これはS312で表示する動画記録停止メッセージにユーザが気付きやすくするためである。
S309では、システム制御部50は、表示部28が対面位置であるか否かを判定する。対面位置である場合は、S308へ進む。対面位置でない場合は、動画記録停止メッセージは表示せず、動画記録停止理由メッセージのみを表示するため、S324へ進む。
S310では、システム制御部50は、撮影中のライブビュー画像内から人物の顔が検出できたか否かを判定する。顔が検出できた場合は、S311へ進む。顔が検出できない場合は、S312へ進む。
S311では、システム制御部50は、検出された顔のサイズを判定する。顔が所定サイズ(本実施形態では横150pixel縦150pixelとする)以下の場合は、被写体がデジタルカメラ100から離れていると想定されるため、動画記録停止メッセージを表示するために、S312へ進む。顔が所定サイズ(横150pixel縦150pixel)より大きい場合は、被写体がデジタルカメラ100と近いと想定されるため、動画記録停止メッセージは表示せず動画記録停止理由メッセージのみを表示するため、S324へ進む。
S312では、システム制御部50は、表示部28に図4(b)に示すような動画記録停止メッセージを表示する。動画記録停止メッセージのダイアログボックス410には、メッセージ411とアイコン412が表示される。動画記録停止メッセージのダイアログボックス410のサイズは、横幅、縦幅ともに表示部28の表示領域の半分以上の大きさとなるようにし、表示部28の中央を含む領域に表示する。表示部28の解像度が横900pixel縦600pixelであるから、動画記録停止メッセージのダイアログボックス410は横700pixel縦460pixelとする。これは、後述する動画記録停止理由メッセージのダイアログボックス420よりも大きい。メッセージ411には「動画記録を停止しました」という動画記録が停止した旨のメッセージだけが表示され、停止した理由は表示されない。アイコン412は動画記録が停止した旨を視覚的に表しており、停止した理由は示していない。
S313では、システム制御部50は、ユーザ操作があったか否かを判定する。ユーザ操作がない場合は、S314へ進む。ユーザ操作があった場合は、S320へ進む。ユーザ操作については、S320、S321で述べる。
S314では、システム制御部50は、S302で開始したディスプレイオフ用タイマがタイムアウトしたかどうかを判定する。タイムアウトした場合は、S315へ進む。タイムアウトしていない場合は、S313へ戻る。
S315では、システム制御部50は、記録停止メッセージを消去し、システムメモリ52に、記録停止メッセージ再表示フラグをオンにする情報を記憶する。これは、ユーザが記録停止メッセージに気づくことなくディスプレイがオフになってしまった場合に、次回カメラ起動時に、ユーザに記録停止メッセージを認識してもらうために、再度記録停止メッセージを表示するためである。
S316では、システム制御部50は、S302で開始したディスプレイオフ用タイマを停止し、表示部28をオフにする。
S317では、システム制御部50は、ユーザ操作があったか否かを判定する。ユーザ操作がない場合は、S317へ戻る。ユーザ操作があった場合は、S318へ進む。ここでのユーザ操作については、S320、S321で述べる。
S318では、システム制御部50は、ライブビュー画像400の表示を開始し、S316で行ったディスプレイオフを解除し(すなわち表示部28をオン状態にする)、ディスプレイオフ用タイマを開始する。
S319では、システム制御部50は、記録停止メッセージを再表示し、システムメモリ52に記憶した記録停止メッセージ再表示フラグを破棄する。なお、ディスプレイオフから復帰した場合に、システムメモリ52に記録停止メッセージ再表示フラグが記憶されていない場合には、記録停止メッセージの再表示は行わない。
S320では、システム制御部50は、S313またはS317で判定したユーザ操作が、リモコン操作等の遠隔操作であったか否かの判定を行う。リモコン操作であった場合はS324へ進む。リモコン操作でなかった場合は、S321へ進む。S320でYesと判定されるリモコン操作は具体的に以下の操作である。リモート撮影や録画、オートフォーカスによるピント合わせ、ズーム操作、リモート再生(撮影した画像をリモート上で再生する)、カメラ内の画像一覧表示、リモートライブビュー(リモコンにライブビュー画像を表示する)等の操作である。例えば、近年ではスマートフォンとカメラがBLUETOOTH(登録商標)やWi−Fi等を介して接続し、ユーザがスマートフォンを用いてカメラへ撮影指示を出したり、カメラ内の画像をスマートフォンで再生・確認できる機能がある。表示部28に撮影待機画面の表示中に、ユーザによってスマートフォンのリモート録画ボタンが押下されると、スマートフォンが動画記録コマンドを送信する。通信部54がスマートフォンからの動画記録コマンドを受信することで、システム制御部50が動画記録を開始する。しかし動画記録の異常停止が生じた後にスマートフォンのリモート録画ボタンが押下されると、スマートフォンは動画記録コマンドを送信し、通信部54は動画記録コマンドを受信するが、動画記録は開始されない。これは、動画記録の異常停止についてユーザに、より明確に認識してもらいたいためである。リモコン操作を行っている際は、ユーザはカメラから離れた場所で操作をしている可能性が考えられ、表示部28に大きく記録停止メッセージを表示しても認識できない可能性がある。そのため、動画記録の異常停止が生じた後にユーザによるリモコン操作が行われた場合は、操作に応じた通常の処理は行わない。リモコン操作による通常の処理が行われないと、例えば動画記録が開始されないと、操作に応じた応答処理(スマートフォンでの動作応答表示やカメラ側のタリーランプの点灯等)が行われない。そのためユーザは不審に思い、カメラ本体の様子を見るために、カメラ本体に近づいて来ることが想定される。カメラ本体に近づくと、記録停止メッセージの表示を視認することができ、動画記録が異常停止したことを認識することができる。なお、ライブビュー画像をスマートフォン上に表示することができるリモートライブビュー機能を使用する場合は、以下のようにしてもよい。カメラの表示部28に記録停止メッセージや記録停止理由メッセージを表示することなく、リモートライブビュー画像上にそれらメッセージを表示するようにしてもよい。カメラの表示部28とリモートライブビュー画像上の両方に表示するようにしてもよい。
S321では、システム制御部50は、S313またはS317で判定したユーザ操作が、電源スイッチ72の押下であったか否かの判定を行う。電源スイッチ72の押下であった場合は、S322へ進む。電源スイッチ72の押下でなかった場合は、S323へ進む。ユーザには、動画記録が停止した理由をより明確に認識してもらいたいが、電源スイッチ72の押下についてはユーザの意図する操作である可能性が高いため、電源スイッチ72の押下操作に応じた通常の処理(電源オフ)を行う。電源スイッチ72の押下以外のユーザ操作である場合は、そのユーザ操作にユーザの意図があるかどうかの判定が難しいため、操作に応じた通常処理を行わない。なお、モード切替スイッチ60の操作があった場合は、操作に応じた撮影モードに切り替え、記録停止理由メッセージの表示は維持する。
S322では、システム制御部50は、電源オフ処理を行い、処理を終了する。
S323では、システム制御部50は、記録停止メッセージ(ダイアログボックス410)を消去する。
S324では、記録停止理由メッセージを表示部28に表示する。S313でYesと判定され、S320、S321でNoと判定された場合、すなわちリモコン操作と電源スイッチ押下以外のユーザ操作があったことに応じて、S323で記録停止メッセージを消去し、S324で記録停止理由メッセージを表示する。逆に言うと、記録停止メッセージを表示した後、ディスプレイオフタイマの満了によるオートディスプレイオフか、ユーザ操作がない限り、記録停止メッセージは表示され続ける。これによって、より確実にユーザに記録が停止したことを認識させることができる。また、記録停止メッセージを消去するトリガーとなる操作に応じては、記録停止メッセージの消去のみが行われ、操作に応じた通常の処理は行われない。例えば、撮影待機画面の表示中にセットボタンが押下されると、各種撮影設定を変更するためのクイック設定メニューがライブビュー画像に重畳して表示される。しかし、記録停止メッセージの表示中にセットボタンが押下されると、記録停止メッセージが非表示となり記録停止理由メッセージが表示され、クイック設定メニューは表示されない。記録停止メッセージを非表示として記録停止理由メッセージを表示させるトリガーとなる操作には、以下の操作が含まれる。方向を指示する方向指示部材(4方向ボタン)への操作、方向指示部材で移動した選択肢を決定する操作を受け付ける操作部材(セットボタン)への操作、前記表示手段へのタッチ操作、回転ダイヤル(コントローラホイール73)の回転操作。動作モードを切り替えるモード切替部(モード切替スイッチ60)への操作、シャッターボタン61への操作、動画記録開始を指示する操作部材(動画ボタン74)への操作。記録停止メッセージ表示中に動画ボタン74が1回押下されると、動画の記録を開始することなく、記録停止メッセージを非表示として記録停止理由メッセージを表示する。
図4(c)に、記録停止理由メッセージの表示例を示す。ダイアログボックス420内に表示されたメッセージ421は、動画記録が停止した理由を示すガイダンス文言である。図4(c)では記録停止イベントの一例である、高温エラー発生時の理由メッセージとして、「カメラ内部の温度が上昇したため、動画記録を停止しました」と表示する。カードフルの場合は「カードがいっぱいになったため、動画記録を停止しました」、バッファフルの場合は「カードの書き込み速度が遅いため、動画記録を停止しました」。ファイル番号エラーの場合は「フォルダと画像番号がいっぱいになったため、動画記録を停止しました」、撮影可能時間フルの場合は「撮影可能時間の上限に達したため、動画記録を停止しました」という記録停止理由メッセージを表示する。動画記録停止理由メッセージのダイアログボックス420のサイズは、横500pixel縦200pixelとして表示する。これは前述の、動画記録停止メッセージのダイアログボックス410よりも小さい。
S325では、システム制御部50は、ユーザ操作があったか否かを判定する。ユーザ操作がない場合は、S328へ進む。ユーザ操作があった場合は、S326へ進む。
S326では、システム制御部50は、記録停止理由メッセージを消去する。
S327では、システム制御部50は、S325で判定されたユーザ操作に応じた通常の処理を実施し、処理を終了する。例えば、記録停止理由メッセージの表示中にセットボタンが押下されると、記録停止理由メッセージが非表示となるとともに、クイック設定メニューが表示される。
S328では、システム制御部50は、S314と同様に、ディスプレイオフタイマがタイムアウトしたか否かの判定を行う。タイムアウトしていれば、S329へ進む。タイムアウトしていなければ、S325へ戻る。
S329では、システム制御部50は、記録停止理由メッセージを消去する。
S330では、システム制御部50は、S316と同様に、ディスプレイオフ用タイマを停止し、表示部28をオフにする。
S331では、システム制御部50は、ユーザ操作があったか否かを判定する。ユーザ操作があった場合は、S332に進む。ユーザ操作がない場合は、S331へ戻る。
S332では、システム制御部50は、S318と同様に、ライブビュー画像を開始し、ディスプレイオフを解除する(表示部28をオンにする)。ディスプレイオフ用タイマを開始し、処理を終了する。記録停止理由メッセージの表示中に、オートディスプレイオフ機能が実行された場合、ディスプレイオフから復帰しても、記録停止理由メッセージの再表示は行われない。
なおS309では、表示部28が対面位置であるか否かを判定し、対面位置でない場合には記録停止メッセージを表示せずに、すぐに記録停止理由メッセージを表示するものとした。これは、表示部28が対面位置でない場合には、撮影者自身が被写体でない場合か、撮影者自身が被写体であっても表示部28は視認できない状態であるためである。撮影者自身が被写体でない場合は、撮影者はデジタルカメラ100の背面側の近い位置にいることが多いと想定されるため、記録停止理由メッセージを表示しても十分判読でき、記録が異常停止したこと及びその理由を理解することができる。したがって大きめの表示である記録停止メッセージを表示するメリットは小さく、むしろ、操作することなく記録停止理由メッセージを見ることができるため使い勝手が良い。また、撮影者自身が被写体であっても、表示部28を視認できない状態では、大きめの表示である記録停止メッセージを表示するメリットはない。なお、S309の処理を行わずに、表示部28の向きに関わらず記録停止メッセージを表示するようにしてもよい。
またS310では、表示部28が対面位置である場合に、ライブビュー画像400内に顔があるか否かを判定し、顔がない場合には記録停止メッセージを表示するものとした。顔がある場合にはS311で顔のサイズを判定し、その大きさに応じて、記録停止メッセージを表示するか、記録停止メッセージを表示せず直ぐに記録停止理由メッセージを表示するものとした。これは、ライブビュー画像内の顔のサイズが小さい場合には、被写体とデジタルカメラの距離が遠く、撮影者自身が表示部28は視認しにくい状態である。このとき、大きめの表示である記録停止メッセージを表示しなければ、撮影者自身(被写体)が記録停止に気づかない可能性が大いに考えられる。これに対して、ライブビュー画像内の顔のサイズが大きい場合には、被写体とデジタルカメラの距離が近いと考えられ、撮影者(被写体)は表示部28を視認できると考えられる。このとき、大きめの表示である記録停止メッセージを表示するメリットは小さく、むしろ、操作することなく記録停止理由メッセージを見ることができるため使い勝手が良い。なお、S310、S311の処理を行わずに、ライブビュー画像400内の顔の大きさに関わらず、記録停止メッセージを表示するようにしてもよい。
なお、図3のフローチャートのうちS309〜S311の処理を行わず、S308の次にS312を実行するようにしてもよい。
また、図3フローチャートではデジタルカメラ100に設定されている、オートディスプレイオフ機能についての応答を記載している。オートパワーオフ機能(無操作の状態が第1の時間よりも長い第2の時間継続した場合に、デジタルカメラ100の電源をオフとする機能)については、オートディスプレイオフ機能の場合とは異なる動作をする。オートパワーオフ機能実行後にユーザ操作によって電源がオンにされたとしても、記録停止メッセージの再表示は行わない。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザの意図ではない動画記録停止が生じた場合に、ユーザが記録停止時に動画記録の異常停止に気づくことができるように警告表示することで、記録停止時に記録停止したことを認識することができる。これによってユーザは、動画記録がされていたと考えていたにも関わらず、動画記録がされていなかったという、ユーザにとって不本意な事象が生じにくくなる。また、記録が続いていると誤認した状態で作業(演技やスピーチ等)を続けてしまうという無駄な時間消費を抑制することができる。また、動画記録停止メッセージには停止した理由までは表示しない分、停止した旨を大きく表示することで、ユーザに停止したことをより確実に気付かせることができる。動画記録の異常停止通知を行った後、ユーザが動画記録の異常停止に気づいたと想定できる操作があれば、動画記録の異常停止が生じた理由を表示する。このことにより、ユーザが記録の異常停止について認識しやすくなるとともに、動画記録の異常停止への対策を立てることができるようになる。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。上述した実施形態においては、本発明を動画記録が可能なデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず動画記録が可能である撮像手段を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はカメラ機能付きのパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
また、撮像装置本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置(ネットワークカメラを含む)と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (16)

  1. 撮像手段で撮像されている動画の記録を、ユーザ操作がなくとも異常停止条件が満たされたことに応じて停止するように制御する制御手段と、
    前記異常停止条件が満たされたことを要因として動画記録を停止したことに応じて、記録停止時に動画の記録が停止したことを示す第1の通知を表示手段に表示し、
    前記第1の通知が表示された状態で、特定のユーザ操作が行われたことに応じて、前記第1の通知にかえて異常停止した要因を示す第2の通知を前記表示手段に表示するように制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第1の通知を、前記第2の通知より大きく表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1の通知を、前記表示手段の表示領域の横幅の半分以上の横幅、かつ、前記表示領域の縦幅の半分以上の縦幅で、かつ、前記表示領域の中央を含む領域に表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御手段は更に、動画撮影の撮影待機画面において、ライブビュー画像とともに、動画撮影に関する設定状態を示す表示アイテムを表示するように制御し、前記異常停止条件が満たされたことを要因として動画記録を停止したことに応じて、前記表示アイテムを表示することなく、前記第1の通知を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御手段は、無操作の状態が第1の時間継続したことに応じて自動的に前記表示手段をオフ状態とするオートディスプレイオフ機能を実行するように制御し、前記オートディスプレイオフ機能によって前記表示手段がオフとなっている状態でユーザからの操作を受け付けたことに応じて前記表示手段をオン状態に復帰させるように制御し、
    前記表示制御手段は、前記第1の通知の表示中に前記オートディスプレイオフ機能が実行された後に、ユーザからの操作を受け付けたことに応じて前記表示手段をオン状態に復帰させた場合にも前記第1の通知を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御手段は、無操作の状態が前記第1の時間よりも長い第2の時間継続したことに応じて自動的に電源をオフとするオートパワーオフ機能を実行するように制御し、
    前記表示制御手段は、前記第1の通知を表示していた状態から無操作の状態が前記第2の時間継続したことに応じて前記オートパワーオフ機能が実行された場合、その後に電源がオンとされても前記第1の通知を表示しないように制御することを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 前記特定のユーザ操作は、方向を指示する方向指示部材への操作、前記方向指示部材で移動した選択肢を決定する操作を受け付ける操作部材への操作、前記表示手段へのタッチ操作、回転ダイヤルの回転操作、動作モードを切り替えるモード切替部への操作、シャッターボタンへの操作、動画記録開始を指示する操作部材への操作の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記特定のユーザ操作には、前記表示制御装置の電源をオフとする操作部材への操作は含まれないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記特定のユーザ操作には、前記表示制御装置に対する遠隔装置からの遠隔操作は含まれず、前記表示制御手段は、前記第1の通知の表示中に前記遠隔操作があっても前記第1の通知の表示を継続するように制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記異常停止条件には、
    動画を記録する記録媒体の空き容量が所定量以下となったこと、
    動画の記録を継続的に行うためのワークメモリの空き容量が不足したこと、
    前記表示制御装置の温度が所定の温度以上となったこと、
    前記記録媒体においてファイル番号が割り振れない状態となること、
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御装置は、前記異常停止条件が満たされたことを要因として動画記録を停止した場合でも、前記撮像手段で撮像されている動画において所定サイズを超える人物の顔が検出されていた場合には、前記第1の通知を表示することなく前記第2の通知を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記撮像手段と前記表示手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記表示手段は、前記表示制御装置の本体筐体に対する相対的な位置を、少なくとも前記表示手段の表示面が前記撮像手段で撮像される被写体側を向く第1の位置と、前記表示手段の表示面が前記被写体側と反対側を向く第2の位置とを含む複数の位置のいずれかに変更可能であり、
    前記表示制御手段は、前記異常停止条件が満たされたことを要因として動画記録を停止した場合でも、前記表示手段が前記第2の位置である場合には前記第1の通知を表示することなく前記第2の通知を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  14. 撮像手段で撮像されている動画の記録を、ユーザ操作がなくとも異常停止条件が満たされたことに応じて停止するように制御する制御ステップと、
    前記異常停止条件が満たされたことを要因として動画記録を停止したことに応じて、記録停止時に動画の記録が停止したことを示す第1の通知を表示手段に表示し、
    前記第1の通知が表示された状態で、特定のユーザ操作が行われたことに応じて、前記第1の通知にかえて異常停止した要因を示す第2の通知を前記表示手段に表示するように制御する表示制御ステップと
    を有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  16. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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