JP2016127106A - ガスパージユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】パージガスの導入時におけるパーティクルの巻き上げを防止できるガスパージユニットを提供する。
【解決手段】
収容物を出し入れするための主開口(2b)を有する容器(2)の内部に、前記主開口から清浄化ガスを導入させるガスパージユニットであって、長手方向に延在しており、供給部から前記清浄化ガスが供給される長空洞(23)と、前記長手方向に沿って配列されており、前記長空洞と外部とを連通させ前記長手方向に交差する方向へ前記清浄化ガスを流出させる複数の放出流路(26)と、が内部に形成されている筒状の吹き出し部材(22)を有しており、前記放出流路は、前記長空洞への開口(26a)の開口面積をA1とし、前記外部への開口(26b)の開口面積をA2とした場合、A2はA1より大きいガスパージユニット。
【選択図】図5

Description

本発明は、たとえば半導体の製造工程などに用いられるガスパージユニットに関する。
半導体の製造工程において、フープ(FOUP)又はポッド等と呼ばれるウエハ搬送容器内に収容されているウエハには、たとえば高密度の金属配線等が形成されたものが存在する。このような高密度の金属配線が形成されたウエハ表面は、工程中にわずかに酸化されるだけで、素子完成時に所望の特性を得られなくなる恐れがある。そのため、工程中におけるウエハ表面への異物付着やウエハ表面の酸化を防ぐため、搬送容器内部の酸素濃度を抑制しつつ、清浄度を高いレベルに保つ必要がある。
しかし、搬送容器内のウエハを各種処理装置に持ち込んで所定の処理を施す際には、ウエハを搬送容器から出し入れする作業を行う都合上、搬送容器の主開口を開いた状態とする必要がある。この際、搬送容器の内部は、ウエハを搬送容器から各種処理装置まで搬送するロボット等が配置された中間室内の環境と、主開口を介して連通した状態となる。中間室内の環境は、中間室内の環境を浄化するファン及びフィルタを備える機器(イーフェム(EFEM)等)により制御され、中間室内の清浄度は一定値以上に管理されている。しかし、中間室内の清浄度は、窒素ガス等の清浄化ガスで満たされた搬送容器内部に比べて低い場合があるため、中間室内の空気が搬送容器内部に侵入した場合、搬送容器内部における酸素濃度が上昇し、ウエハ表面が酸化される危険性が高まる。
そこで、たとえば特許文献1では、搬送容器の内部に向けて窒素ガスなどのパージガスを導入する技術が提案されている。
特開2004−235516号公報
しかしながら、従来の装置では、搬送容器内に導入されたパージガスの勢いにより、ウエハの裏側表面等に付着したパーティクルが巻き上げられる現象が起きている。これにより、従来の装置では、パーティクルの付着を最も避けたい高密度配線部分に、パージガスによって巻き上げられたパーティクルが付着する等の問題により、パージガスを導入したにもかかわらず、素子完成時の不良品率を十分に低減できないという課題を有している。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、パージガスの導入時におけるパーティクルの巻き上げを防止できるガスパージユニットを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るガスパージユニットは、
収容物を出し入れするための主開口を有する容器の内部に、前記主開口から清浄化ガスを導入させるガスパージユニットであって、
長手方向に延在しており、供給部から前記清浄化ガスが供給される長空洞と、前記長空洞と外部とを連通させ前記長手方向に交差する方向へ前記清浄化ガスを流出させる複数の放出流路と、が内部に形成されている筒状の吹き出し部材を有しており、
前記複数の放出流路は、前記長手方向に沿って配列されており、
前記放出流路は、前記長空洞への開口の開口面積をA1とし、前記外部への開口の開口面積をA2とした場合、A2はA1より大きいことを特徴とする。
本発明のガスパージユニットでは、外部への開口面積A2が、長空洞への開口面積A1より大きいため、吹き出し部材から放出されるパージガスが、搬送容器の内部に向かって拡散しながら進む。このため、搬送容器内において、局所的に清浄化ガスの流速が速くなる部分が形成され難く、パーティクルの巻き上げを防止しつつ、搬送容器内部への清浄化ガスの導入を行うことができる。
また、例えば、前記長空洞は、前記供給部に通じる第1部分と、前記第1部分に対してフィルタで仕切られており前記放出流路に通じる第2部分と、を有しても良い。
長空洞が、フィルタで仕切られた第1部分と第2部分を有することにより、吹き出し部材に形成された各放出流路からのパージバスの流出量及び放出圧の差を小さくして、局所的に清浄化ガスの流速が速くなる部分が形成される問題を、より効果的に防止できる。
また、例えば、前記放出流路の前記外部への開口の形状は、前記長手方向の開口幅と前記長手方向に直交する方向の開口幅とが異なっていても良い。その場合、前記長手方向の開口幅が、前記長手方向に直交する方向の開口幅より大きくてもよく、その反対に、前記長手方向の開口幅が、前記長手方向に直交する方向の開口幅より小さくても良い。
放出流路の開口形状を、楕円形状のような縦長、若しくは横長の形状とすることにより、清浄化ガスの流速が速くなることを特に避けたい方向があるような場合に、そのような位置を避けながら清浄化ガスの導入を行うことが可能である。例えば、ウエハと搬送容器との隙間、又はウエハとウエハの隙間に沿って清浄化ガスを導入する場合において、隙間の延在方向の開口幅を大きくすることにより、隙間に沿ってガスを拡散させて、ウエハに衝突する清浄化ガスの流速が速くなることを抑制できる。
前記放出流路において、A2/A1は1.0より大きく、4.0より小さいことが好ましい。このような範囲とすることにより、清浄化ガスが適切に拡散され、かつ、長空洞への開口面積A1が小さくなりすぎず、1つの放出流路あたりの流量も一定以上に確保されるため、パーティクルの巻き上げを防止しつつ、適切に搬送容器内に清浄化ガスを導入することができる。
また、例えば、本発明に係るガスパージユニットにおいて、前記放出流路の周壁と前記長空洞の周壁とは、前記吹き出し部材の外壁によって一体に構成されていてもよい。
また、例えば、前記長手方向に直交する断面において、前記放出流路の流路長さをL1とし、前記吹き出し部材の前記外壁の平均厚さをL2とした場合、L1はL2より大きくてもよい。
放出流路の周壁と長空洞の周壁とが一体である吹き出し部材は、構造がシンプルであるため、このような吹き出し部材を用いるガスパージユニットは製造が容易である。放出流路の流路長さを、吹き出し部材の外壁の平均厚さより大きくすることにより、吹き出し部材を軽量かつコンパクトに構成しつつ、放出される清浄化ガスの拡散状態を適切に制御できる。
図1は、本発明の一実施形態に係るガスパージユニットが適用されたロードポート装置の一部断面概略図である。 図2は、図1に示すロードポート装置の一部断面斜視図である。 図3Aは、フープの蓋がロードポート装置により開けられる工程を示す概略図である。 図3Bは、図3Aの続きの工程を示す概略図である。 図3Cは、図3Bの続きの工程を示す概略図である。 図3Dは、図3Cの続きの工程を示す概略図である。 図4は、図3Dに示すIV−IV線に沿う断面図である。 図5(a)は、図1及び図4等に示すガスパージユニットの概略斜視図、図5(b)は同縦断面図、図5(c)は同横断面図である。 図6は、変形例に係るガスパージユニットの横断面図である。 図7は、他の変形例に係るガスパージユニットの概略側面図である。 図8は、変形例に係る吹き出し部材を含むガスパージユニットをロードポート装置に適用した状態を表す断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るガスパージユニット20を有するロードポート装置10の一部断面概略図である。図1に示すロードポート装置10は、イーフェム本体60の中間室60aに連結してある。なお、以下に述べる実施形態においては、ロードポート装置10に適用されるガスパージユニット20を例に本発明の説明を行うが、ガスパージユニット20の用途としてはこれに限定されず、収容物を出し入れするための主開口から清浄化ガスを導入させる他の装置にも適用することができる。
ロードポート装置10は、密封搬送容器2の内部に密封状態で収容してあるウエハ1を、クリーン状態を維持しながら、中間室60aの内部に、移し替えるためのインターフェース装置である。また、中間室60aには、単一または複数の処理室70が気密に連結してあり、中間室60aに搬送されたウエハ1は、ロボットアーム50によって、さらに中間室60aから処理室70へ搬送される。処理室70は、ウエハ1に対して所定の処理を行うための装置の一部であり、処理室70内では、ロボットアーム50によって搬送されたウエハ1に対して、順次所定の処理が行われる。処理室70を含む装置としては、特に限定されないが、たとえば蒸着装置、スパッタリング装置、エッチング装置など、半導体製造プロセスで用いられる装置が挙げられる。
ロードポート装置10は、壁11と、設置台12と、可動テーブル14と、ドア18と、ガスパージユニット20等を有する。可動テーブル14は、設置台12の上に配置されており、設置台12に対してX軸方向に移動可能になっている。なお、図面において、X軸が可動テーブル14の移動方向を示し、Z軸が鉛直方向の上下方向を示し、Y軸がこれらのX軸およびZ軸に垂直な方向を示す。
可動テーブル14のZ軸方向の上部には、複数のウエハ1を密封して保管して搬送するポットやフープなどで構成される密封搬送容器2が着脱自在に載置可能になっている。ロードポート装置10のその他の構成については後述する。
密封搬送容器2は、ケーシング2a、蓋4、給気ポート5、排気ポート6等を有する。ケーシング2aの内部には、被処理物たるウエハ1を内部に収めるための空間が形成されている。ケーシング2aは、水平方向に存在するいずれか一面に、収容物であるウエハ1を出し入れするための主開口2bを有する略箱状の形状を有する。蓋4は、ケーシング2aの主開口2bを密閉可能である。後述するように、ロードポート装置10は、蓋4を動かし、主開口2bを開閉することができる。
ケーシング2aの内部には、複数のウエハ1を、互いに接触しないように重ねて収容するための複数の段を有する棚(不図示)が設けられている。密封搬送容器2内に収容されるウエハ1は、棚の各段に1枚ずつ設置されることにより、水平に保持され、かつ、鉛直方向(Z軸方向)に沿って所定の間隔を開けた状態で、ケーシング2aの内部に配置される。
イーフェム本体60の中間室60aには、ロボットアーム50が設置してある。中間室60aの上部には、FFU(Fan Filter Unit)40が装着してある。イーフェム本体60は、FFU40から中間室60aの内部に清浄な空気をダウンフローで流し、中間室60aの内部に局所的清浄環境を作り出している。中間室60aの内部の清浄度は、密封搬送容器2の内部の清浄度よりは低いが、外部環境の清浄度よりは高い。
ロードポート装置10の壁11は、可動テーブル14に設置された密封搬送容器2に対向しており、中間室60aを密封するケーシングの一部として機能するようになっている。壁11には、壁側開口13が形成されている。ドア18は、壁側開口13を開閉する。
ドア18の動きについて、図3A〜図3Dを用いて簡単に説明する。図3Aに示すように、可動テーブル14の上に密封搬送容器2が設置されると、密封搬送容器2のケーシング2aの下面に設けられた位置決め部3の凹部に位置決めピン16が嵌合することにより、密封搬送容器2と可動テーブル14との位置関係が一義的に決定される。なお、ウエハ1の保管中や、ウエハ1を収容する密封搬送容器2自体の搬送中は、密封搬送容器2の内部は密封され、ウエハ1の周囲の環境は、概ね一定の状態に維持される。
密封搬送容器2が可動テーブル14の上面に位置決めされて設置されると、密封搬送容器2の下面に形成してある給気ポート5と排気ポート6とが、それぞれ可動テーブル14の内部に配置してあるボトムパージ装置に気密に連結される。そして、密封搬送容器2の下部に設けられた給気ポート5および排気ポート6を通してボトムガスパージが行われる。ボトムガスパージが行われた状態で、図3Bに示すように、可動テーブル14がX軸方向に移動し、密封搬送容器2の主開口2bを気密に塞いでいる蓋4が取り付けられている開口縁2cが、壁11の壁側開口13の内部に入り込む。
それと同時に、壁側開口13を封止するドア18における密封搬送容器2に対向する側の面が、密封搬送容器2の蓋4に係合する。その際に、開口縁2cと壁側開口13の開口縁との間はガスケットなどによりシールされ、これらの間は良好に密封される。その後に、図3Cに示すように、ドア18を蓋4と共に、X軸方向に平行移動させ、あるいは回動移動させて、蓋4を中間室60aに移動させることにより、開口縁2cから取り外す。このようにして、密封搬送容器2の主開口2bを開放し、主開口2bと壁側開口13とを通して、密封搬送容器2の内部と中間室60aとを連通させる。
主開口2bを開放した後も、ボトムガスパージを継続させて動作させても良い。さらに、ボトムパージに加えて、あるいはボトムパージを停止させて、開放した主開口2bから、窒素ガスやその他の不活性ガスなどのパージガス(清浄化ガス)を、密封搬送容器2の内部に導入させるフロントパージを開始する。フロントパージは、壁11に取り付けられたガスパージユニット20を用いて、ガスパージユニット20に備えられる吹き出し部材22に形成された放出流路から清浄化ガスを放出し、密封搬送容器2の内部に清浄化ガスを導入することにより実施される。ガスパージユニット20については後述する。
次に、図3Dに示すように、ドア18と伴に中間室60aに移動させた、蓋4をZ軸下方に移動させれば、密封搬送容器2の主開口2bは、中間室60aに対して完全に開く。これにより、中間室60aに配置されたロボットアーム50は、主開口2bおよび壁側開口13を通して、密封搬送容器2の内部からウエハ1を取り出し、中間室60aにウエハ1を搬送することが可能となる。ロボットアーム50によるウエハ1の搬送作業中も、好ましくは主開口2bが開いている間は常に、フロントパージが継続される。フロントパージが継続されることにより、密封搬送容器2の内部に向かう中間室60aの空気の流入が抑制され、密封搬送容器2の内部は、中間室60aに比べてクリーンな環境に維持される。密封搬送容器2の主開口2bを閉鎖し、密封搬送容器2を可動テーブル14から取り外すには、上記の逆の動作を行えば良い。
なお、図面においては、理解を容易にするために、密封搬送容器2に比較して、給気ポート5、排気ポート6、ガスパージユニット20などを拡大して図示してあるが、実際の寸法比とは異なる。
次に、図面を参照しながら、本実施形態に係るフロントパージを行うためのガスパージユニット20について説明する。
図2に示すように、本実施形態では、壁11に形成してある壁側開口13は、四角形の開口面を有し、壁11における上辺部13b、下辺部13c、二つの両側辺部13aで囲まれている。図3Aに示すように、密封搬送容器2の主開口2bは、壁側開口13に対応する形状をしており、壁側開口13と同じか、または壁側開口13より少し小さな寸法に設定してある。
図2に示すように、本実施形態では、壁側開口13の両側辺部13aに、それぞれガスパージユニット20がドア18を避けるように、壁11の内面に取り付けてある。なお、壁11の内面とは、設置台12とは反対側の壁11の面であり、ガスパージユニット20は、アダプター17を介して壁11に固定されている。なお、本実施形態ではアダプター17を介してガスパージユニット20を取り付ける態様としているが、必ずしも実施形態に示すようなアダプターを用いて取り付ける必要はなく、ガスパークユニットを直接壁11に取り付ける態様であってもよい。
図2及び図4に示すように、ガスパージユニット20は、壁側開口13の両側辺部13aに、それぞれZ軸方向に沿って配置される。また、図3Dに示すように、ガスパージユニット20のZ方向の長さは、密封搬送容器2の主開口2bのそれよりも長くなるように形成してある。図2及び図4に示すように、ガスパージユニット20は、それぞれ筒状の吹き出し部材22を有する。
吹き出し部材22は、本実施形態では、Z軸方向に細長い管状部材で構成してあり、吹き出し部材22の長手方向は、Z軸方向と一致する。図5(a)〜図5(c)は、吹き出し部材22の概略斜視図、概略縦断面図及び概略横断面図である。図5(a)に示すように、吹き出し部材22は、長手方向に延びる4つの側面と、長手方向に直交する方向に延びる2つの端面とを有する略四角柱状の外形状を有している。
吹き出し部材22に含まれる側面の1つである側面22aには、Z軸方向に沿って放出流路26の外部開口26bが設けられている。また、吹き出し部材22のZ軸負方向側を向く端面22bには、吹き出し部材22へ清浄化ガスを供給する供給管28が接続されている。なお、吹き出し部材22の外形状は四角柱状に限定されず、四角柱以外の多角柱状、楕円・円柱状その他の形状であってもよい。
縦断面図(長手方向(Z軸方向)に延在する断面による断面図)である図5(b)に示すように、吹き出し部材22の内部には、1つの長空洞23と、長空洞23に繋がる複数の放出流路26とが形成されている。長空洞23と放出流路26は、清浄化ガスの流路を構成する。
長空洞23は、吹き出し部材22の外形上と同様に、長手方向(Z軸方向)に延在しており、長空洞23の形状は筒状になっている。長空洞23のZ軸負方向側の端部開口は、供給管28内の供給流路28aに連通しており、長空洞23には、供給流路28aから清浄化ガスが供給される。
放出流路26は、吹き出し部材22の外部と長空洞23とを連通させる。放出流路26は、その中心軸が長手方向(Z軸方向)とは直交する方向(XY平面に平行な方向)に延びており、長手方向に交差する方向へ清浄化ガスを放出させる。放出流路26は、吹き出し部材22の内部に複数形成されており、複数の放出流路26は、長手方向に沿って配列されている。
図5(b)および横断面図(長手方向(Z軸方向)に直交する断面による断面)である図5(c)に示すように、1つの放出流路26において、放出流路26の長空洞23への開口である内部開口26aの開口面積をA1とし、放出流路26の外部への開口である外部開口26bの開口面積をA2とした場合、A2はA1より大きくなっている。また、内部開口26a及び外部開口26bは、いずれも略円形状である。すなわち、本実施形態において、放出流路26は、長空洞23から外部に向かって径が大きくなる円錐台形状となっている。
本実施形態において、A1及びA2は、内部開口26a内径D1及び外部開口26bの内径D2より算出される。また、A1とA2の比は特に限定されないが、A2/A1は1より大きく、4より小さいことが好ましい。A2とA1の比を1より大きくすることにより、放出される清浄化ガスを好適に拡散させることが可能である。また、A2/A1を4より小さくすることにより、長空洞への開口面積A1が小さくなりすぎず、1つの放出流路あたりの流量が一定以上に確保されるため、密封搬送容器2の内部に、好適に清浄化ガスを導入できる。
図5(b)及び図5(c)に示すように、放出流路26の周壁と長空洞23の周壁とは、吹き出し部材22の外壁22cによって一体に構成されている。また、図5(c)に示すように、放出流路26の中心軸C1を通る横断面図において、放出流路26の流路長さをL1とし、吹き出し部材22の外壁22cの平均厚さをL2とした場合、L1はL2より大きいことが好ましい。なお、外壁の平均厚さL2は、放出流路26の中心軸を通る横断面図において、外壁22cの断面積を外壁22cの中心線C2の長さで割った値とする。
放出流路26の流路長さL1を、吹き出し部材22の外壁22cの平均厚さL2より大きくすることにより、吹き出し部材22を軽量かつコンパクトに構成しつつ、放出される清浄化ガスが拡散するために十分な方向性を与えることができる。なお、L1をL2より大きくする方法としては、本実施形態のように放出流路26側の側面22aについて、他の側面より外壁22cの厚さを厚くする手法の他に、外壁22cの壁面に対して、放出流路を斜めに形成する方法などが挙げられる。
図4の矢印は、図5(a)〜図5(c)に示すガスパージユニット20を用いて行われるフロントパージにおいて、密封搬送容器2の奥まで清浄化ガスが到達する様子を、模式的に表している。図4に示すように、ガスパージユニット20は、外部開口26bが配列された吹き出し部材22の側面22aが密封搬送容器2の奥を向くように、壁11に対して斜めになるように、アダプター17を用いて固定される。
このように、本実施形態に係るガスパージユニット20では、放出流路26における外部への開口面積A2が、長空洞23への開口面積A1より大きいため、吹き出し部材22から放出される清浄化ガスが、密封搬送容器2の内部に向かって拡散しながら進む。このため、搬送容器内において、局所的に清浄化ガスの流速が速くなる部分が形成され難く、ウエハ1の裏側表面や側面などに付着したパーティクルの巻き上げを防止しつつ、密封搬送容器2内部への清浄化ガスの導入を行うことができる。また、図3D等に示すように、複数の放出流路26が、長手方向に沿って配列されているため、放出流路26の位置を、棚に配置されたウエハ1の位置に対して上下にずらすことにより、ウエハ1の間を通過させて搬送容器の奥まで清浄化ガスを到達させることができる。また、ガスパージユニット20では、供給側のガス圧力を変えず、密封搬送容器2の内部への清浄化ガスの導入量を維持した状態で、パーティクルの巻き上げを防止できる。したがって、ガスパージユニット20では、パーティクルの巻き上げを防止しつつ、密封搬送容器2の内部全体に清浄化ガスを導入することが可能となり、主開口2bが開いている状態において、清浄化ガスを導入して密封搬送容器2内部における酸素濃度の上昇を抑制しつつ、パーティクルの付着を最も避けたい高密度配線部分に、巻き上げられたパーティクルが付着する問題を防止できる。
なお、実施形態に係るロードポート装置10におけるフロントパージでは、図1、図3C及び図3Dに示すように、上述したガスパージユニット20に加えて、上辺部13bに配置されるカーテンノズル30から、清浄化ガスを鉛直下方(Z軸負方向)に噴出してもよい。フロントパージにおいて、カーテンノズル30を用いて、主開口2bの前面に清浄化ガスのダウンフローを形成することにより、中間室60a内の空気が密封搬送容器2内部に侵入することをより効果的に防止できる。
上述の実施形態では、図5等に示すガスパージユニット20を例に説明を行ったが、ガスパージユニットの内部に形成される長空洞及び放出流路の構造は、発明の効果を奏する範囲で様々な変更が可能であり、それらの変形例についても、発明の技術的範囲に含まれる。例えば、図6(a)は、第1変形例に係るガスパージユニットの吹き出し部材122の概略横断面図である。吹き出し部材122の内部には、放出流路126と、長空洞123とが形成されている。
吹き出し部材122の長空洞123は、供給流路28a(図5(b))に通じる第1部分123aと、第1部分123aに対してフィルタ124を介して接続されており放出流路126に通じる第2部分123bとを有する。吹き出し部材122を構成する外壁122cは、第1部分123aを構成する四角柱と第2部分123bを構成する四角柱とを、互いの側面を接触させるように繋いだ構造を有している。放出流路126は、第2部分123bを構成する四角柱の角部に形成されている点で、図5(c)に示す放出流路26とは異なるが、吹き出し部材122及び長空洞123の長手方向(Z軸方向)に沿って複数の放出流路126が配列されている点や、外部開口126bの開口面積が内部開口126aの開口面積より大きい点は、放出流路26と同様である。
このように、長空洞123を第1部分123aと第2部分123bに分割し、第1部分123aと第2部分123bとの間にフィルタ124を配置させることにより、第2部分123bの内部における清浄化ガスの圧力ばらつき(特に長手方向の圧力ばらつき)が小さくなる。したがって、吹き出し部材122を有するガスパージユニットは、清浄化ガスの放出流量及び放出流速の放出流路26ごとのばらつきを低減し、密封搬送容器2において局所的に清浄化ガスの流速が速くなる部分が形成される問題を、より効果的に防止できる。
また、吹き出し部材122では、放出流路26が、外壁122cの側面に対して斜め方向に延在するように、第2部分123bの流路形状である四角柱の角部に形成されている。このため、吹き出し部材122は、吹き出し部材122の側面の1つをロードポート装置10の壁11(図4参照)に平行に配置すればその放出流路126が密封搬送容器2の奥を向くため、壁11への取り付けが容易である。なお、変形例に係る吹き出し部材122について説明を省略した部分については、吹き出し部材22と同様であり、吹き出し部材22と同様の効果を奏する。
図6(b)は、第2変形例に係るガスパージユニットの吹き出し部材222の概略横断面図である。吹き出し部材222は、放出流路226の周壁と長空洞223の周壁とが、別部材で構成されている点で図5(c)に示す吹き出し部材22と異なる。放出流路226の周壁は、長空洞223の周壁とは別箇に成形されたのち、接着等により組み合わされている。このように、放出流路226の周壁を、長空洞223の周壁の少なくとも一部と別体に構成することにより、吹き出し部材222を成型する金型の構造を単純にすることができる。これとは逆に、図5(c)に示す吹き出し部材22のように、放出流路26の周壁と長空洞23の周壁とは、吹き出し部材22の外壁22cによって一体に構成することにより、ガスパージユニット20の組み立て工程を簡略化するとともに、組み立て誤差を無くして放出流路26の中心軸C1のばらつきを抑制することができる。
図7(a)は、第3変形例に係るガスパージユニットの吹き出し部材322の一部を、外部開口326bが形成された側面322a側から見た概略側面図である。吹き出し部材322に形成された外部開口326bの形状は、長手方向(Z軸方向)の開口幅W1が、長手方向に直交する方向の開口幅W2より大きい形状となっている。なお、長手方向とは、吹き出し部材322の内部に形成された長空洞(不図示)の延在方向である。また、吹き出し部材322に関して、外部開口326bの開口面積が、内部開口326aの開口面積より大きい点などは、上述した吹き出し部材22と同様であり、共通部分についての説明は省略する。
図8は、第3変形例に係る吹き出し部材322を含むガスパージユニットをロードポート装置に適用した状態を表したものであり、上述した吹き出し部材22の図4に対応する図である。図8の矢印は、吹き出し部材322を用いて行われるフロントパージにおいて、密封搬送容器2の奥まで清浄化ガスが到達する様子を、模式的に表している。図8に示すように、吹き出し部材322は、放出流路326の延長線がウエハ1の中心方向ではなく、ウエハ1と密封搬送容器2の内壁の間を向くように配置されている。吹き出し部材322の外部開口326bは、長手方向に直交する方向の開口幅W2が狭いため、このような配置とすることにより、積み重ねられたウエハ1の周辺で清浄化ガスの流速が速くなりすぎることを防止し、ウエハ1の表側表面及び裏側表面などで、パーティクルが巻き上げられる問題を効果的に防止できる。
図7(b)は、第4変形例に係るガスパージユニットの吹き出し部材422の一部を、外部開口426bが形成された側面422a側から見た概略側面図である。吹き出し部材422に形成された外部開口426bの形状は、長手方向(Z軸方向)の開口幅W1が長手方向に直交する方向の開口幅W2より小さい形状になっている。なお、外部開口426bの開口面積が、内部開口426aの開口面積より大きい点などは上述した吹き出し部材22と同様であり、共通部分についての説明は省略する。
第4変形例に係るガスパージユニットの吹き出し部材422は、たとえば、図3C、図3D及び図4に示す吹き出し部材22と同様に、放出流路426の延長線が、積層されたウエハ1の隙間に向かうように配置されている。吹き出し部材422の外部開口426bは、長手方向に直交する方向の開口幅W2が広いため、このような配置とすることにより、流速を抑制された清浄化ガスが、積み重ねられたウエハ1の間を通過することが可能となり、パーティクルの巻き上げを防止しつつ、ウエハ1の表側表面及び裏側表面などで酸素濃度が低下する問題を効果的に防止できる。
第3及び第4変形例の吹き出し部材322、422のように、放出流路326、426における外部開口326b、426bの形状に関して、長手方向の開口幅W1と長手方向に直交する方向の開口幅W2とを異ならせることにより、流量や流速を維持したまま、清浄化ガスの導入方向を調整して、パーティクルの巻き上げや酸素濃度の上昇を効果的に抑制することができる。
なお、上述の実施形態では、1つのガスパージユニット20に形成された放出流路26は同一の開口形状を有しているが、1つのガスパージユニットの中に、互いに異なる開口形状を有する放出流路が含まれていてもよい。例えば、一部の放出流路の開口形状を楕円とし、他の一部の放出流路の開口形状を円形としてもよい。さらに、1つのガスパージユニット20に形成された放出流路26の全てについて、外部開口26bの開口面積A2が、内部開口26aの開口面積A1より広くてもよいが、本発明はこれに限定されない。例えば、1つのガスパージユニットの中に、外部開口の開口面積が内部開口の開口面積より広い放出流路の他に、外部開口の開口面積が内部開口の開口面積と同一の放出流路や、外部開口の開口面積が内部開口の開口面積より狭い放出流路が含まれていてもよい。
1… ウエハ
2… 密封搬送容器
2a… ケーシング
2b… 主開口
2c… 開口縁
3… 位置決め部
4… 蓋
5… 給気ポート
6… 排気ポート
10… ロードポート装置
11… 壁
12… 設置台
13… 壁側開口
13a… 側辺部
13b… 上辺部
13c… 下辺部
14… 可動テーブル
16… 位置決めピン
18… ドア
20… ガスパージユニット
22、122、222、322、422… 吹き出し部材
22a…側面
22b…端面
22c…外壁
23、123… 長空洞
123a… 第1部分
123b… 第2部分
124… フィルタ
26、126… 放出流路
26a、126a、326a、426a… 内部開口
26b、126b、326b、426b… 外部開口
28… 供給管
28a… 供給流路
30… カーテンノズル
40… FFU
50… ロボットアーム
60… イーフェム本体
60a… 中間室
70… 処理室
124… フィルタ

Claims (8)

  1. 収容物を出し入れするための主開口を有する容器の内部に、前記主開口から清浄化ガスを導入させるガスパージユニットであって、
    長手方向に延在しており、供給部から前記清浄化ガスが供給される長空洞と、前記長空洞と外部とを連通させ前記長手方向に交差する方向へ前記清浄化ガスを放出させる複数の放出流路と、が内部に形成されている筒状の吹き出し部材を有しており、
    前記複数の放出流路は、前記長手方向に沿って配列されており、
    前記放出流路において、前記長空洞への開口の開口面積をA1とし、前記外部への開口の開口面積をA2とした場合、A2はA1より大きいことを特徴とするガスパージユニット。
  2. 前記長空洞は、前記供給部に通じる第1部分と、前記第1部分に対してフィルタを介して接続されており前記放出流路に通じる第2部分と、を有することを特徴とする請求項1に記載のガスパージユニット。
  3. 前記放出流路の前記外部への開口の形状は、前記長手方向の開口幅と前記長手方向に直交する方向の開口幅とが異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガスパージユニット。
  4. 前記長手方向の開口幅が、前記長手方向に直交する方向の開口幅より大きいことを特徴とする請求項3に記載のガスパージユニット。
  5. 前記長手方向の開口幅が、前記長手方向に直交する方向の開口幅より小さいことを特徴とする請求項3に記載のガスパージユニット。
  6. 前記放出流路において、A2/A1は1.0より大きく、4.0より小さい請求項1から請求項5の何れかに記載のガスパージユニット。
  7. 前記放出流路の周壁と前記長空洞の周壁とは、前記吹き出し部材の外壁によって一体に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載のガスパージユニット。
  8. 前記長手方向に直交する断面において、前記放出流路の流路長さをL1とし、前記吹き出し部材の前記外壁の平均厚さをL2とした場合、L1はL2より大きいことを特徴とする請求項7に記載のガスパージユニット。
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