JP2016126432A - 遠隔会議プログラム、端末装置、および遠隔会議方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】遠隔会議において、複数の端末装置のそれぞれに適切な画像が表示されているのかを発表者が適切に把握できる遠隔会議プログラム、端末装置、および遠隔会議方法を提供する。【解決手段】他の端末装置に関連する所定のデータを受信するステップと、第2端末装置を示す識別情報と、所定のデータが第1端末装置の第1表示部において表示される位置を示す位置情報とを関連付けて記憶するステップと、第2端末装置の第2表示部に資料データを表示させる指示を、第2端末装置に送信するステップと、第2表示部における表示状態を示す特定情報を取得するステップ(S32)と、特定情報を送信した端末装置の識別情報に対応する位置情報を特定するステップ(S34)と、第1表示部のうち、位置情報で示される位置に、特定情報に対応する特定画像を表示するステップ(S42、S45)とを第1端末装置のコンピュータに実行させる遠隔会議プログラム。【選択図】図6
Description
本発明は、ネットワークを介して通信を行うことによって遠隔会議を実現するための遠隔会議プログラム、端末装置、および遠隔会議方法に関する。
ネットワークに接続した複数の端末装置のそれぞれのユーザ間で、仮想的な会議室に参加して遠隔会議を実現するためのシステムが提案されている。遠隔会議では、各参加者の端末装置において、資料データを共有して表示する場合がある。この場合、各参加者に対して説明を行う発表者は、共有された資料データを参照しながら説明を行うため、参加者の端末装置の表示画面に異なる資料データなど、発表者の端末装置と異なる表示がされていると、発表者の説明が参加者に適切に伝わらないおそれがある。特許文献1には、複数の端末装置を使用して、ネットワークを介して画像を共有して表示するシステムが開示されている。このシステムでは、第2端末の表示画面に表示されている共有画像の領域を点線枠等で囲み、第1端末の表示画面に表示された共有画像上に重畳して表示する。そのため、第1端末のユーザは、共有画像のいずれの領域が第2端末の表示画面に表示されているか把握できる。
しかしながら、上記に記載のシステムでは、共有画像を表示する端末装置の数が増えた場合、いずれの端末装置に共有画像のいずれの領域が表示されているのかを発表者が適切に把握できないおそれがある。
本発明の目的は、遠隔会議において、複数の端末装置のそれぞれに適切な画像が表示されているのかを発表者が適切に把握できる遠隔会議プログラム、端末装置、および遠隔会議方法を提供することである。
本発明の第1態様に係る遠隔会議プログラムは、ネットワークを介して各種データの送受信を行うことにより遠隔会議を実行可能な複数の端末装置のうちの1の第1端末装置のコンピュータが実行可能な遠隔会議プログラムであって、前記複数の端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる端末装置であって第2端末装置を含む他の端末装置に関連する所定のデータを受信する受信ステップと、前記所定のデータに含まれる前記他の端末装置を示す識別情報と、前記所定のデータが前記第1端末装置の第1表示部において表示される位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する記憶ステップと、前記第2端末装置の第2表示部に資料データを表示させる指示を、前記第2端末装置に送信する表示指示ステップと、前記第2端末装置の前記第2表示部における表示状態を示す特定情報を取得する取得ステップと、前記特定情報を送信した前記第2端末装置の前記識別情報に対応する前記位置情報を、前記記憶ステップによって記憶された前記識別情報および前記位置情報に応じて特定する特定ステップと、前記第1表示部のうち、前記特定ステップによって特定された前記位置情報で示される位置に、前記特定情報に対応する特定画像を表示する表示ステップとを前記第1端末装置のコンピュータに実行させる。
上記の遠隔会議プログラムが第1端末装置によって実行されることによって、例えば、複数の端末装置で資料データを共有しながら、第1端末装置を使用する使用者が発表する場合、第1端末装置は、第2端末装置の第2表示部における表示状態を、第2端末装置の位置情報に関連付けて第1表示部に表示する。これにより、遠隔会議において、発表者は、第2端末装置の第2表示部に適切な画像が表示されているか適切に把握できる。
本発明の第2態様に係る端末装置は、ネットワークを介して各種データの送受信を行うことで遠隔会議を実行可能な複数の端末装置のうちの1の第1端末装置であって、前記複数の端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる端末装置であって第2端末装置を含む他の端末装置に関連する所定のデータを受信する受信手段と、前記所定のデータに含まれる前記他の端末装置を示す識別情報と、前記所定のデータが前記第1端末装置の第1表示部において表示される位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記第2端末装置の第2表示部に資料データを表示させる指示を、前記第2端末装置に送信する表示指示手段と、前記第2端末装置の前記第2表示部における表示状態を示す特定情報を取得する取得手段と、前記特定情報を送信した前記第2端末装置の前記識別情報に対応する前記位置情報を、前記記憶手段によって記憶された前記識別情報および前記位置情報に応じて特定する特定手段と、前記第1表示部のうち、前記特定手段によって特定された前記位置情報で示される位置に、前記特定情報に対応する特定画像を表示する表示手段とを備える。第2態様に係る端末装置は、第1態様と同様の効果を奏することができる。
本発明の第3態様に係る遠隔会議方法は、ネットワークを介して各種データの送受信を行うことで遠隔会議を実行可能な複数の端末装置のうちの1の第1端末装置のコンピュータが実行可能な遠隔会議方法であって、前記複数の端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる端末装置であって第2端末装置を含む他の端末装置に関連する所定のデータを受信する受信ステップと、前記所定のデータに含まれる前記他の端末装置を示す識別情報と、前記所定のデータが前記第1端末装置の第1表示部において表示される位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する記憶ステップと、前記第2端末装置の第2表示部に資料データを表示させる指示を、前記第2端末装置に送信する表示指示ステップと、前記第2端末装置の前記第2表示部における表示状態を示す特定情報を取得する取得ステップと、前記特定情報を送信した前記第2端末装置の前記識別情報に対応する前記位置情報を、前記記憶ステップによって記憶された前記識別情報および前記位置情報に応じて特定する特定ステップと、前記第1表示部のうち、前記特定ステップによって特定された前記位置情報で示される位置に、前記特定情報に対応する特定画像を表示する表示ステップとを含む。第3態様に係る遠隔会議方法は、第1態様と同様の効果を奏することができる。
<遠隔会議システム1の概要>
遠隔会議システム1について、図1を参照して説明する。遠隔会議システム1は、サーバ装置11、および端末装置12A〜12Cを備える。端末装置12A〜12Cを総称して端末装置12という。サーバ装置11および端末装置12は、ネットワーク14を介して接続する。遠隔会議システム1は、端末装置12のそれぞれの使用者に対し、仮想会議室を提供することによって、それぞれの使用者間で遠隔会議を実現させるためのシステムである。
遠隔会議システム1について、図1を参照して説明する。遠隔会議システム1は、サーバ装置11、および端末装置12A〜12Cを備える。端末装置12A〜12Cを総称して端末装置12という。サーバ装置11および端末装置12は、ネットワーク14を介して接続する。遠隔会議システム1は、端末装置12のそれぞれの使用者に対し、仮想会議室を提供することによって、それぞれの使用者間で遠隔会議を実現させるためのシステムである。
サーバ装置11は、周知のMulti-point Control Unit(MCU)である。端末装置12は、周知の汎用Personal Computer(PC)に対して、遠隔会議を行なうためのアプリケーション(以下、「会議アプリケーション」という。)のプログラムをインストールすることで構成される。以下、端末装置12A〜12Cのそれぞれの使用者を、使用者13A〜13Cという。使用者13A〜13Cを総称して使用者13という。なお、サーバ装置11は、汎用のサーバであってもよい。端末装置12の少なくとも1つは、遠隔会議用の専用端末に対して会議アプリケーションのプログラムをインストールすることで構成されてもよい。
<電気的構成>
端末装置12の電気的構成について、図1を参照して説明する。端末装置12は、ネットワーク14を介してサーバ装置11と接続する。端末装置12は、端末装置12の制御を司るCPU121を備える。CPU121は、ROM122、RAM123、記憶部124、カメラ125、表示部126、通信I/F127、入力部128、マイク129、スピーカ130、およびドライブ装置131と電気的に接続する。ROM122には、ブートプログラム、BIOS等が記憶される。RAM123には、タイマやカウンタ、後述する表示フラグの情報等、一時的なデータ等が記憶される。記憶部124は、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記憶媒体、例えば、ハードディスク等で構成される。記憶部124には、会議アプリケーションのプログラム、およびOSが記憶される。ただし、記憶部124は、例えば、フラッシュメモリおよび/またはROM等で構成されてもよい。非一時的な記憶媒体は、情報を記憶する期間に関わらず、情報を記憶可能な記憶媒体であればよい。非一時的な記憶媒体は、一時的な記憶媒体(例えば、伝送される信号)を含まなくてもよい。
端末装置12の電気的構成について、図1を参照して説明する。端末装置12は、ネットワーク14を介してサーバ装置11と接続する。端末装置12は、端末装置12の制御を司るCPU121を備える。CPU121は、ROM122、RAM123、記憶部124、カメラ125、表示部126、通信I/F127、入力部128、マイク129、スピーカ130、およびドライブ装置131と電気的に接続する。ROM122には、ブートプログラム、BIOS等が記憶される。RAM123には、タイマやカウンタ、後述する表示フラグの情報等、一時的なデータ等が記憶される。記憶部124は、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記憶媒体、例えば、ハードディスク等で構成される。記憶部124には、会議アプリケーションのプログラム、およびOSが記憶される。ただし、記憶部124は、例えば、フラッシュメモリおよび/またはROM等で構成されてもよい。非一時的な記憶媒体は、情報を記憶する期間に関わらず、情報を記憶可能な記憶媒体であればよい。非一時的な記憶媒体は、一時的な記憶媒体(例えば、伝送される信号)を含まなくてもよい。
表示部126はLiquid Crystal Display(LCD)である。通信I/F127は、端末装置12がネットワーク14に接続するためのインタフェース素子(例えば、LANカードなど)、または端末装置12がネットワーク14に接続した図示外のアクセスポイントと接続して無線通信を行うためのインタフェース素子(例えば、Wi−Fi通信モデムなど)である。CPU121は、通信I/F127を介して、ネットワーク14に接続する他の機器とデータの送受信を行う。入力部128は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、およびタッチパネル等を含む。ドライブ装置131は、半導体メモリ等のコンピュータが読み取り可能な記憶媒体131Aに記憶された情報を読み出すことができる。CPU121は、記憶媒体131Aに記憶されたプログラムをドライブ装置131によって読み出し、記憶部124に記憶できる。
なお、CPU121として、汎用的なプロセッサーが用いられてもよい。CPU121によって実行される処理の一部は、他の電子部品(例えば、ASIC)によって実行されてもよい。CPU121によって実行される処理は、複数の電子機器(つまり、複数のCPU)によって分散処理されてもよい。プログラムは、例えば、ネットワーク14に接続された別のサーバからダウンロードされて(即ち、伝送信号として送信され)、記憶部124に記憶されてもよい。この場合、プログラムは、別のサーバに備えられたハードディスクなどの非一時的な記憶媒体に保存されている。
<会議室の概要>
端末装置12の使用者13が、サーバ装置11によって提供される仮想会議室(以下、単に「会議室」という。)を利用する場合の手順について、具体例を挙げて説明する。まず、端末装置12AのCPU121は、使用者13AのユーザIDおよびパスワードが入力部128を介して入力されたことを検出した場合、遠隔会議システム1にログインさせる。次に、端末装置12AのCPU121は、使用者13Aの主催する会議室に使用者13B、13Cを招待するために、使用者13B、13Cによって使用される端末装置12B、12Cの電子メールアドレス宛てに、電子メールを送信する。この電子メールは、使用者13B、13Cが会議室に参加するために必要なURL(Uniform Resource Locator)を含む。URLは、会議室を識別する会議IDを含む。会議室にパスワードが設定されている場合は、URLにパスワードを示すパスワード情報を含んでもよい。
端末装置12の使用者13が、サーバ装置11によって提供される仮想会議室(以下、単に「会議室」という。)を利用する場合の手順について、具体例を挙げて説明する。まず、端末装置12AのCPU121は、使用者13AのユーザIDおよびパスワードが入力部128を介して入力されたことを検出した場合、遠隔会議システム1にログインさせる。次に、端末装置12AのCPU121は、使用者13Aの主催する会議室に使用者13B、13Cを招待するために、使用者13B、13Cによって使用される端末装置12B、12Cの電子メールアドレス宛てに、電子メールを送信する。この電子メールは、使用者13B、13Cが会議室に参加するために必要なURL(Uniform Resource Locator)を含む。URLは、会議室を識別する会議IDを含む。会議室にパスワードが設定されている場合は、URLにパスワードを示すパスワード情報を含んでもよい。
次に、端末装置12AのCPU121は、会議アプリケーションを起動する指示を入力部128を介して検出した場合、会議アプリケーションを起動する。端末装置12AのCPU121は、使用者13Aの主催する会議室に入室するための入力操作を検出した場合、使用者13Aの主催する会議室の会議IDを、サーバ装置11に対して送信する。端末装置12AのCPU121は、サーバ装置11と通信を行い、会議接続の処理を実行する。サーバ装置11は、会議接続の処理により、会議IDで示される会議室のセッションを端末装置12Aとの間で確立させる。
一方、端末装置12BのCPU121は、端末装置12Aから送信された電子メールを受信し、URLを表示部126に表示させる。端末装置12BのCPU121は、URLが選択されたことを入力部128を介して検出した場合、会議アプリケーションを起動させる。端末装置12BのCPU121は、URLに含まれる会議IDを、サーバ装置11に対して送信する。端末装置12BのCPU121は、サーバ装置11と通信を行い、会議接続の処理を実行する。サーバ装置11は、会議接続の処理により、会議IDで示される会議室のセッションを端末装置12Bとの間で確立させる。端末装置12Cでも同様の操作が行われる。
以上によって、サーバ装置11は会議IDで示される会議室のセッションを端末装置12との間で確立させる。使用者13Aの主催する会議室に、使用者13A〜13Cが参加した状態になる。端末装置12のCPU121によって会議アプリケーションが実行されることによって、図1に示す会議アプリケーションウィンドウ20が表示部126に表示される。また、端末装置12のCPU121によって会議アプリケーションが実行されることによって、他の端末装置12のマイク129によって集音された音声がスピーカ130から出力される。使用者13は、使用者13Aの主催する会議室に参加する他の使用者13の映像および音声を確認しながら、他の使用者13との間で遠隔会議を実行できる。
上記の会議アプリケーションは、会議室における複数の機能を使用者13に提供可能である。複数の機能の1つとして、「資料共有」がある。「資料共有」は、会議アプリケーションウィンドウ20の資料ウィンドウ20Aに、他の端末装置12との間で共有する資料データを表示させる機能である。
なお、会議アプリケーションにおいて、「資料共有」の機能を起動する端末装置12の使用者であって、共有される資料データを用いて説明を行う者を、「発表者」という。共有される資料データを閲覧しながら発表者の説明を聞く者を、「閲覧者」という。なお、発表者および閲覧者の端末装置12は、会議アプリケーションにおいて、権限がそれぞれ設定されている。具体的には、発表者の端末装置12は、会議室を主催する使用者13によって、「資料共有」の機能の実行を許可する設定がなされている。閲覧者の端末装置12は、会議室を主催する使用者13によって、「資料共有」の機能の実行を許可しない設定がなされている。以下では、使用者13Aが端末装置12Aを介して「資料共有」の機能を起動した場合について、具体的に説明する。この場合、使用者13Aは、共有される資料を用いて、使用者13B、13Cに対して説明を行う。使用者13Aのことを「発表者13A」ともいう。使用者13B、13Cのことを「閲覧者13B、13C」ともいう。
<会議アプリケーションウィンドウ20の表示態様>
会議アプリケーションウィンドウ20の表示態様について、具体例を挙げて図1から図3を参照して説明する。図1に示すように、会議アプリケーションウィンドウ20は、資料ウィンドウ20Aと映像ウィンドウ20Bとで構成される。資料ウィンドウ20Aには、「資料共有」の機能が実行された場合において、資料データに基づいて資料データ画像201が表示される。資料データ画像201とは、資料データに基づいて表示される画像である。
会議アプリケーションウィンドウ20の表示態様について、具体例を挙げて図1から図3を参照して説明する。図1に示すように、会議アプリケーションウィンドウ20は、資料ウィンドウ20Aと映像ウィンドウ20Bとで構成される。資料ウィンドウ20Aには、「資料共有」の機能が実行された場合において、資料データに基づいて資料データ画像201が表示される。資料データ画像201とは、資料データに基づいて表示される画像である。
映像ウィンドウ20Bには、通常、映像データ202A、202Bおよび表示名205が表示される。映像データ202Aとは、端末装置12Aのカメラ125で撮影された映像である。映像データ202Bとは、端末装置12B、12Cのカメラ125で撮影されて、端末装置12Aに送られた映像である。表示名205とは、使用者13によって事前に登録された文字列である。具体的には、発表者13A、閲覧者13B、13Cの表示名205は、それぞれ、「発表者A」、「閲覧者B」、「閲覧者C」である。表示名205は、映像データ202A、202Bのそれぞれの上側に表示される。映像データ202A、202Bおよび表示名205は、後述する位置情報に基づいて表示される。
図2は、端末装置12Aが「資料共有」の機能を実行し、資料データが端末装置12B、12Cへ送信された直後の端末装置12Aの表示部126に表示される会議アプリケーションウィンドウ20の表示態様の一例を示している。図2示すように、端末装置12Aが「資料共有」の機能を実行し、資料データが端末装置12B、12Cへ送信された直後では、映像ウィンドウ20Bの映像データ202Bが表示されていた位置に、表示データ画像203および通知画像204のいずれかが表示される。
ここで、端末装置12Bまたは端末装置12Cにおいて、資料ウィンドウ20Aに、資料データ画像201が適切に表示されていた場合を仮定する。表示データ画像203は、端末装置12Aにおいて、端末装置12Bまたは端末装置12Cの位置情報に基づいて、端末装置12Aの映像ウィンドウ20Bに表示される。表示データ画像203は、端末装置12Bまたは端末装置12Cの資料ウィンドウ20Aに表示されている資料データ画像201を再現する画像である。
一方、端末装置12Bまたは端末装置12Cにおいて、資料ウィンドウ20Aに、資料データ画像201が適切に表示されていない場合を仮定する。通知画像204は、端末装置12Aにおいて、端末装置12Bまたは端末装置12Cの位置情報に基づいて、端末装置12Aの映像ウィンドウ20Bに重畳表示される。通知画像204は、例えば、エクスクラメーションマークであるが、これに限定されない。通知画像204は、例えば種々のマークの中から事前にユーザが選択して設定できてもよいし、表示データ画像203のサムネイルでもよい。なお、端末装置12Aの資料ウィンドウ20Aには、必ず資料データ画像201が適切に表示されるため、映像データ202Aが表示されている位置には、表示データ画像203および通知画像204のいずれも表示されない。
例えば図2に示される一例の場合、表示データ画像203が表示されている位置に対応する端末装置12Cの資料ウィンドウ20Aには、端末装置12Aが端末装置12Cへ送信した資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されている。通知画像204が表示されている位置に対応する端末装置12Bの資料ウィンドウ20Aには、端末装置12Aが端末装置12Bへ送信した資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されていない。
図3は、端末装置12Bの表示部126に表示される会議アプリケーションウィンドウ20の表示態様を示している。図3に示される会議アプリケーションウィンドウ20は、端末装置12Aから資料データが端末装置12B、12Cへ送信された場合であって、かつ、端末装置12Bの表示部126に、送信された資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されなかった場合に表示される。この場合、会議アプリケーションウィンドウ20の中央部には、異常通知画像206が表示される。異常通知画像206とは、閲覧者の端末装置12の表示部126に、端末装置12Aから送られてきた資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されていないことを示す画像である。
<端末装置12のCPU121による処理の詳細>
端末装置12のCPU121によって実行される処理では、RAM123に記憶された表示フラグが用いられる。表示フラグとは、映像ウィンドウ20Bに表示される映像や画像の表示態様を示すフラグである。映像ウィンドウ20Bに映像データ202Bが表示される場合には、表示フラグとしてRAM123に「0」が記憶される。映像ウィンドウ20Bに表示データ画像203が表示される場合には、表示フラグとしてRAM123に「1」が記憶される。なお、「資料共有」の機能が起動された場合には、表示フラグとしてRAM123に「0」が記憶される。
端末装置12のCPU121によって実行される処理では、RAM123に記憶された表示フラグが用いられる。表示フラグとは、映像ウィンドウ20Bに表示される映像や画像の表示態様を示すフラグである。映像ウィンドウ20Bに映像データ202Bが表示される場合には、表示フラグとしてRAM123に「0」が記憶される。映像ウィンドウ20Bに表示データ画像203が表示される場合には、表示フラグとしてRAM123に「1」が記憶される。なお、「資料共有」の機能が起動された場合には、表示フラグとしてRAM123に「0」が記憶される。
メイン処理について、図4を参照して説明する。メイン処理は、会議アプリケーションが起動された場合に、会議室に参加する端末装置12のCPU121によって開始される。このため、閲覧者拠点第1処理は、端末装置12A〜12CのCPU121によって実行される処理に対応する。以下では、使用者13Aが発表者となり、特定の資料データを指定して、端末装置12Aを介して「資料共有」の機能を起動する場合を例に挙げて、具体的に説明する。なお、会議アプリケーションは、例えば、以下の2つの場合に起動される。一つ目の場合は、端末装置12のCPU121が、入力部128を介して会議アプリケーションを起動する指示を検出した場合である。この場合、起動した会議アプリケーションに対して、会議室に参加するために必要な会議IDおよびパスワードが、入力部128を介して入力される。二つ目の場合は、端末装置12のCPU121が、会議室に参加するために必要なURLが選択されたことを入力部128を介して検出した場合である。なお、端末装置12のCPU121は、会議室に参加するために必要なURLが選択されたことを入力部128を介して検出した場合であり、かつ、端末装置12に会議アプリケーションがインストールされていない場合は、会議アプリケーションをインストールして起動する。
図4に示すように、メイン処理が実行されると、端末装置12のCPU121は、入力部128が受け付けた操作に基づいて、会議を終了させる指示が検出されたか判定する(S11)。会議を終了させる指示が検出されたと判定された場合には(S11:YES)、CPU121は、会議室から退室することを示す通知を、サーバ装置11に対して送信して、メイン処理を終了する。会議を終了させる指示が検出されていないと判定された場合には(S11:NO)、CPU121は、他の端末装置12のいずれかからサーバ装置11を介して映像データ202Bが受信されたか判定する(S12)。他の端末装置12のいずれからも映像データ202Bが受信されていないと判定された場合には(S12:NO)、CPU121は、処理をS11の判定に戻す。他の端末装置12のいずれかから映像データ202Bが受信されたと判定された場合には(S12:YES)、CPU121は、受信された映像データ202Bを送信した端末装置12を特定する(S13)。CPU121は、例えば、映像データ202Bに付加されたユーザIDによって端末装置12を特定する。
次いで、CPU121は、特定された端末装置12が新規の端末装置であるか判定する(S14)。後述のS15の処理によってRAM123に特定された端末装置12に対応するユーザIDが記憶されている場合には、新規の端末装置でないと判定される。RAM123に特定された端末装置12に対応するユーザIDが記憶されていない場合には、新規の端末装置であると判定される。特定された端末装置12が新規の端末装置でないと判定された場合には(S14:NO)、CPU121は、処理をS16の判定へ移行する。特定された端末装置12が新規の端末装置であると判定された場合には(S14:YES)、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDと位置情報とを対応付けてRAM123に記憶させる(S15)。なお、位置情報とは、映像データ202B等が映像ウィンドウ20Bのいずれの位置に表示されるかを示す情報である。位置情報は、例えば、映像ウィンドウ20Bにおける、水平方向の座標および垂直方向の座標の範囲として定義される。
次いで、CPU121は、表示フラグとしてRAM123に「0」が記憶されているか判定する(S16)。表示フラグとしてRAM123に「0」が記憶されていないと判定された場合には(S16:NO)、CPU121は、処理をS11の判定に戻す。表示フラグとしてRAM123に「0」が記憶されていると判定された場合には(S16:YES)、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応付けてRAM123に記憶された位置情報に基づいて、端末装置12の映像ウィンドウ20Bに、受信された映像データ202Bを表示させる(S17)。次いで、CPU121は、処理をS11の判定に戻す。
発表者拠点第1処理について、図5を参照して説明する。発表者拠点第1処理は、特定の資料データが指定されて、「資料共有」の機能が起動された場合に、「資料共有」の機能の起動を指示した端末装置12のCPU121によって開始される。このため、発表者拠点第1処理は、端末装置12AのCPU121によって実行される処理に対応する。
図5に示すように、発表者拠点第1処理が実行されると、CPU121は、指定された資料データを、端末装置12B、12Cのそれぞれへサーバ装置11を介して送信する(S21)。次いで、CPU121は、送信された資料データをRAM123に記憶させる(S22)。例えば、「資料共有」の機能の例として、所定のアプリケーションウィンドウやデスクトップをキャプチャして、キャプチャ画像データを送る共有機能が挙げられる。この場合、資料データとは、キャプチャ画像データである。また、「資料共有」の機能の他の例として、所定のファイルが送信される共有機能が挙げられる。この場合、資料データは、そのファイル自体である。
次いで、CPU121は、資料データの共有を終了させる指示が検出されたか判定する(S23)。資料データの共有を終了させる指示が検出されたと判定された場合には(S23:YES)、CPU121は、発表者拠点第1処理を終了する。資料データの共有を終了させる指示が検出されていないと判定された場合には(S23:NO)、CPU121は、資料データが更新されたか判定する(S24)。例えば、現在表示されている資料データから新規の資料データへ変更された場合に更新されたと判定される。
資料データが更新されていないと判定された場合には(S24:NO)、CPU121は、処理をS23の判定に戻す。資料データが更新されたと判定された場合には(S24:YES)、CPU121は、処理をS21の処理に戻す。
発表者拠点第2処理について、図6を参照して説明する。発表者拠点第2処理は、特定の資料データが指定されて、「資料共有」の機能が起動された場合に、「資料共有」の機能の起動を指示した端末装置12のCPU121によって開始される。このため、発表者拠点第2処理は、端末装置12AのCPU121によって実行される処理に対応する。
図6に示すように、発表者拠点第2処理が実行されると、CPU121は、資料データの共有を終了させる指示が検出されたか判定する(S31)。資料データの共有を終了させる指示が検出されたと判定された場合には(S31:YES)、CPU121は、発表者拠点第2処理を終了する。資料データの共有を終了させる指示が検出されていないと判定された場合には(S31:NO)、CPU121は、端末装置12B、12Cのいずれかからサーバ装置11を介して表示データが受信されたか判定する(S32)。表示データとは、端末装置12Aから送信された資料データを資料データ画像201として、送信元の端末装置12において表示するためのデータであって、後述のS71の処理によって作成される。表示データには、画像の大きさやページ番号等が付加されてもよい。
端末装置12B、12Cのいずれからも表示データが受信されていないと判定された場合には(S32:NO)、CPU121は、処理をS31の判定に戻す。端末装置12B、12Cのいずれかから表示データが受信されたと判定された場合には(S32:YES)、CPU121は、受信された表示データを送信した端末装置を特定する(S33)。例えば、CPU121は、受信された表示データに付加されたID情報を参照することによって、表示データを送信した端末装置を特定する。
次いで、CPU121は、S15(図4参照)の処理によってRAM123に記憶された位置情報を参照して、S33の処理で特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報を取得する(S34)。次いで、CPU121は、特定された端末装置12の資料ウィンドウ20Aに適切な画像が表示されているか判定するため、受信された表示データとS22(図5参照)の処理によってRAM123に記憶された資料データとを比較する(S35)。互いに比較される表示データおよび資料データをまとめて、以下「比較画像」という。なお、資料データがキャプチャ画像の場合、資料データ自体が表示データとして用いられてよい。また、資料データが所定のファイルの場合、そのファイルに基づいて作成されたデータが、表示データとして用いられてよい。
次いで、CPU121は、比較画像が互いに対応しているか判定する(S41)。なお、特定された端末装置12の資料ウィンドウ20Aに、端末装置12Aが送信した資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されている場合は、対応している(以下、「対応状態」という。)と判定される。特定された端末装置12の資料ウィンドウ20Aに、端末装置12Aが送信した資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されていない場合は、対応していない(以下、「非対応状態」という。)と判定される。
例えば、画像のシフト、回転、スケーリング(拡大または縮小)を行うことによって比較画像が一致する場合は、対応状態と判定されてもよい。具体的には、公知のフィルタ(例えば、Sobel、Laplacian)を用いることで、比較画像から、エッジパターンがそれぞれ抽出される。比較画像のエッジパターンを、公知のテンプレートマッチングで比較することによって、比較画像が互いに対応するか判定される。
他には、例えば、ページ番号が一致する場合は、対応状態と判定されてもよい。画像を回転することによって比較画像が互いに一致する場合は、対応状態と判定されてもよい。画像の濃淡を変更することによって比較画像が互いに一致する場合は、対応状態と判定されてもよい。画像の中央部等の特定の部分が一致する場合は、対応状態と判定されてもよい。比較画像に含まれるアイコン等の特定の画像が一致する場合は、対応状態と判定されてもよい。スクロールによって比較画像が互いに一致する場合は、対応状態と判定されてもよい。比較画像における差異に特定の幅を持たせ、特定の幅の範囲内で比較画像が互いに一致した場合は、対応状態と判定されてもよい。Optical Character Reader機能等を利用して、画像に含まれる文字列、数値、または記号を認識して、それらを比較することによって対応状態および非対応状態のいずれであるか判定されてもよい。画像の特徴量を比較することによって対応状態および非対応状態のいずれであるか判定されてもよい。本発明において、判定方法は限定されない。
比較画像が対応状態であると判定された場合には(S41:YES)、CPU121は、表示フラグとしてRAM123に「1」を記憶させる(S42)。次いで、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報に基づいて、映像ウィンドウ20Bに、受信された表示データに基づいて表示データ画像203(図2参照)を表示させる(S43)。次いで、CPU121は、特定された端末装置12にサーバ装置11を介して正常通知を通知する(S44)。なお、正常通知とは、特定された端末装置12の資料ウィンドウ20Aに、端末装置12Aが送信した資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されていることを示す通知である。次いで、CPU121は、処理をS51の判定へ移行する。
比較画像が非対応状態であると判定された場合には(S41:NO)、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報に基づいて映像ウィンドウ20Bに表示されている映像データ202Bに、通知画像204(図2参照)を重畳表示させる(S45)。次いで、CPU121は、特定された端末装置12にサーバ装置11を介して異常通知を通知する(S46)。なお、異常通知とは、特定された端末装置12の資料ウィンドウ20Aに、端末装置12Aが送信した資料データに基づいて資料データ画像201が適切に表示されていないことを示す通知である。
次いで、CPU121は、資料データの共有を終了させる指示が検出されたか判定する(S51)。資料データの共有を終了させる指示が検出されていないと判定された場合には(S51:NO)、CPU121は、S43の処理によって映像ウィンドウ20Bに表示データ画像203が表示されてから所定の時間が経過したか判定する(S52)。所定の時間は、例えば5秒程度であるが、これに限定されず、5秒より長くてもよいし、短くてもよい。S43の処理によって映像ウィンドウ20Bに表示データ画像203が表示されてから、所定の時間が経過していないと判定された場合には(S52:NO)、CPU121は、処理をS51の判定に戻す。
資料データの共有を終了させる指示が検出されたと判定された場合(S51:YES)、もしくは、S43の処理によって映像ウィンドウ20Bに表示データ画像203が表示されてから所定の時間が経過したと判定された場合には(S52:YES)、CPU121は、表示フラグとしてRAM123に「0」を記憶させる(S53)。すなわち、映像ウィンドウ20Bに表示されている表示データ画像203が、受信された映像データ202Bに切り替えられて表示される。次いで、CPU121は、処理をS31の処理に戻す。
閲覧者拠点第1処理について、図7を参照して説明する。閲覧者拠点第1処理は、会議アプリケーションが起動された場合に、会議室に参加する端末装置12のCPU121によって開始される。このため、閲覧者拠点第1処理は、端末装置12のCPU121によって実行される処理に対応する。
図7に示すように、閲覧者拠点第1処理が実行されると、CPU121は、S21の処理によって端末装置12Aが送信した資料データがサーバ装置11を介して受信されたか判定する(S61)。資料データが受信されたと判定された場合には(S61:YES)、CPU121は、第1表示データ処理を実行する(S62)。第1データ処理については、図8を参照して後述する。CPU121は、第1表示データ処理の終了後、処理をS61の判定に戻す。資料データが受信されていないと判定された場合には(S61:NO)、CPU121は、資料データの共有を終了させる指示が検出されたか判定する(S63)。資料データの共有を終了させる指示が検出されたと判定された場合には(S63:YES)、CPU121は、閲覧者拠点第1処理を終了する。資料データの共有を終了させる指示が検出されていないと判定された場合には(S63:NO)、CPU121は、処理をS61の判定に戻す。
第1表示データ処理について、図8を参照して説明する。第1表示データ処理が実行されると、CPU121は、受信された資料データに基づいて表示データを作成する(S71)。詳細には、CPU121は、資料データに基づいて資料データ画像201を資料ウィンドウ20Aに表示するために、拡大または縮小等の加工を行ったり、特定の情報のみを取得したり、所定のファイル形式に変換したりすることによって表示データを作成する。すなわち、端末装置12Aの資料ウィンドウ20Aに表示される資料データ画像201と、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに表示される資料データ画像201とは異なる場合がある。次いで、CPU121は、作成された表示データに基づいて資料データ画像201を資料ウィンドウ20Aに表示させる(S72)。次いで、CPU121は、作成された表示データを端末装置12Aへサーバ装置11を介して送信する(S73)。次いで、CPU121は、第1表示データ処理を終了して、処理を閲覧者拠点第1処理(図7参照)に戻す。
閲覧者拠点第2処理について、図9を参照して説明する。閲覧者拠点第2処理は、会議アプリケーションが起動された場合に、会議室に参加する端末装置12のCPU121によって開始される。このため、閲覧者拠点第2処理は、端末装置12のCPU121によって実行される処理に対応する。
図9に示すように、閲覧者拠点第2処理が実行されると、CPU121は、資料データの共有を終了させる指示が検出されたか判定する(S91)。資料データの共有が終了されたと判定された場合には(S91:YES)、CPU121は、閲覧者拠点第2処理を終了する。資料データの共有を終了させる指示が検出されていないと判定された場合には(S91:NO)、CPU121は、端末装置12Aからサーバ装置11を介して異常通知が受信されたか判定する(S92)。端末装置12Aから異常通知が受信されていないと判定された場合には(S92:NO)、CPU121は、処理をS91の判定に戻す。端末装置12Aから異常通知が受信されたと判定された場合には(S92:YES)、CPU121は、異常通知画像206(図3参照)を表示部126に表示させる(S93)。
次いで、CPU121は、資料データの共有を終了させる指示が検出されたか判定する(S94)。資料データの共有を終了させる指示が検出されたと判定された場合には(S94:YES)、CPU121は、閲覧者拠点第2処理を終了する。資料データの共有を終了させる指示が検出されていないと判定された場合には(S94:NO)、CPU121は、端末装置12Aからサーバ装置11を介して正常通知が受信されたか判定する(S95)。端末装置12Aから正常通知が受信されていないと判定された場合には(S95:NO)、CPU121は、処理をS94の判定に戻す。端末装置12Aから正常通知が受信されたと判定された場合には(S95:YES)、CPU121は、表示部126に表示されている異常通知画像206を削除する(S96)。次いで、CPU121は、処理をS91の判定に戻す。
<実施形態の主たる効果>
以上説明したように、上記実施形態において、比較画像が対応状態であると判定された場合には(S41:YES)、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報に基づいて、映像ウィンドウ20Bに、受信された表示データに基づいて表示データ画像203を表示させる(S43)。比較画像が非対応状態であると判定された場合には(S41:NO)、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報に基づいて映像ウィンドウ20Bに表示されている映像データ202Bに、通知画像204を重畳表示させる(S45)。
以上説明したように、上記実施形態において、比較画像が対応状態であると判定された場合には(S41:YES)、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報に基づいて、映像ウィンドウ20Bに、受信された表示データに基づいて表示データ画像203を表示させる(S43)。比較画像が非対応状態であると判定された場合には(S41:NO)、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報に基づいて映像ウィンドウ20Bに表示されている映像データ202Bに、通知画像204を重畳表示させる(S45)。
これにより、発表者13Aは、表示データ画像203が表示されている位置に対応する端末装置12の資料ウィンドウ20Aに、適切な画像が表示されていることを把握できる。発表者13Aは、通知画像204が映像データ202Bに重畳して表示されている位置に対応する端末装置12の資料ウィンドウ20Aに、適切な画像が表示されていないことを把握できる。
上記実施形態において、S42の処理によって端末装置12Aの映像ウィンドウ20Bに表示データ画像203が表示されてから、所定の時間が経過したと判定された場合には(S52:YES)、端末装置12AのCPU121は、表示フラグに「0」を記憶する(S53)。これにより、発表者13Aは、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに適切な画像が表示されていることを把握した後、映像データ202Bによって映し出された閲覧者13B、13Cを視認しながら遠隔会議を行うことできる。
上記実施形態において、資料データが更新されたと判定された場合には(S24:YES)、CPU121は、共有される資料データを、端末装置12B、12Cのそれぞれへサーバ装置11を介して送信する(S21)。これにより、発表者13Aは、資料データが更新されたタイミングで、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに適切な画像が表示されているか把握できる。
上記実施形態において、比較画像が対応状態であると判定された場合には(S41:YES)、CPU121は、判定に基づいた端末装置12に正常通知を通知する(S44)。比較画像が非対応状態であると判定された場合には(S41:NO)、CPU121は、判定に基づいた端末装置12にサーバ装置11を介して異常通知を通知する(S46)。この場合、端末装置12Aは、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aにそれぞれ適切な画像が表示されているかを、端末装置12B、12Cのそれぞれに通知する。これにより、閲覧者13B、13Cは、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに、端末装置12Aから送信された資料データに基づいて適切な画像が表示されているか把握できる。
<変形例>
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態において、CPU121は、S62の処理で第1表示データ処理を実行する代わりに、図10に示す第2表示データ処理を実行してもよい。以下、第2表示データ処理について、図10を参照して説明する。
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態において、CPU121は、S62の処理で第1表示データ処理を実行する代わりに、図10に示す第2表示データ処理を実行してもよい。以下、第2表示データ処理について、図10を参照して説明する。
第2表示データ処理が実行されると、CPU121は、表示データを作成する(S81)。次いで、CPU121は、表示部126に表示されている資料ウィンドウ20Aに、作成した表示データに基づいて表示データ画像203を表示させる(S82)。次いで、CPU121は、資料ウィンドウ20Aをキャプチャする(S83)。次いで、CPU121は、キャプチャ画像を端末装置12Aへ送信する(S84)。次いで、CPU121は、第2表示データ処理を終了して、処理を閲覧者拠点第1処理(図7参照)に戻す。
以上の場合、端末装置12B、12Cの表示部126に実際に表示されている画像が端末装置12Aに送信されるため、発表者13Aは、閲覧者13B、13Cがそれぞれ適切な画像を閲覧しているかを確実に把握できる。
上記実施形態において、発表者拠点第1処理は、S22の処理を備えなくてもよい。発表者拠点第2処理は、S35、S41、S44〜S46の処理を備えなくてもよい。この場合、S34の処理に次いで、S42、S43の処理が実行されて、S51の判定へ移行される。すなわち、比較画像が対応状態であるにも関わらず、CPU121は、特定された端末装置12に対応する位置情報に基づいて、表示部126の映像ウィンドウ20Bに、表示データ画像203を表示させる。
以上の場合、例えば、複数の端末装置12で資料データを共有しながら、端末装置12Aを使用する使用者13Aが発表する場合、端末装置12Aは、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aにおける表示状態を、端末装置12B、12Cのそれぞれの位置情報に基づいて端末装置12Aの映像ウィンドウ20Bに表示する。これにより、遠隔会議において、端末装置12Aは、端末装置12B、12Cのそれぞれから受信された表示データに基づいて、表示データ画像203を、それぞれの端末装置12B、12Cに対応する表示位置に表示するため、発表者13Aは、閲覧者13B、13Cのそれぞれが適切な画像を閲覧しているか確実に把握できる。
上記実施形態において、発表者拠点第2処理は、S45およびS46の処理を備えなくてもよい。この場合、比較画像が非対応状態であると判定された場合には(S41:NO)、端末装置12AのCPU121は、処理をS51の判定へ移行する。すなわち、対応状態では、端末装置12AのCPU121は、端末装置12に対応する位置情報に基づいて、端末装置12Aの映像ウィンドウ20Bに、表示データ画像203を表示させる(S43)が、非対応状態では、端末装置12に対応する位置情報に基づく領域には、通知画像204は表示されず、映像データ202Bが表示されたままとなる。
以上の場合、発表者13Aは、映像データ202Bが表示データ画像203に切り替わった表示位置に対応する端末装置12には、適切な画像が表示されていることを把握できる。発表者13Aは、映像データ202Bが表示データ画像203に切り替わらない表示位置に対応する端末装置12には、適切な画像が表示されていないことを把握できる。端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに、資料データ画像201ではなく、機密データ等の他者に閲覧されるべきでない画像が表示されていた場合には、その機密データ等は、発表者13Aに閲覧されない。また、発表者13Aは、適切な画像が表示されていない端末装置12の使用者13を、映像データ202Bにより視認できる。
上記実施形態において、発表者拠点第2処理は、S42およびS43の処理を備えなくてもよい。この場合、比較画像が対応状態であると判定された場合には(S41:YES)、CPU121は、処理をS44の処理へ移行する。すなわち、非対応状態では、CPU121は、端末装置12に対応する位置情報に基づいて、映像ウィンドウ20Bに、通知画像204を表示させる(S45)が、対応状態では、端末装置12に対応する位置情報に基づく領域には、表示データ画像203は表示されず、映像データ202Bが表示されたままとなる。
以上の場合、発表者13Aは、通知画像204が表示されていない表示位置に対応する端末装置12には、適切な画像が表示されていることを把握できる。発表者13Aは、通知画像204が表示された表示位置に対応する端末装置12には、適切な画像が表示されていないことを把握できる。端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに、表示データ画像203ではなく、機密データ等の他者に閲覧されるべきでない画像が表示されていた場合には、その機密データ等は、発表者13Aに閲覧されない。
上記実施形態において、閲覧者拠点第1処理は、S63の処理を備えなくてもよい。なお、閲覧者拠点第1処理は、端末装置12Aが資料データを送信した場合に実行される。この場合、CPU121は、第1表示データ処理の終了後、閲覧者拠点第1処理を終了する。すなわち、CPU121は、初めに受信された資料データに基づいてのみ、第1表示データ処理および第2表示データ処理のいずれかを実行する。
遠隔会議では、「資料共有」の機能が起動された場合に初めに受信された資料データが資料ウィンドウ20Aに適切に表示されない場合が多い。すなわち、初めに受信された資料データが資料ウィンドウ20Aに適切に表示されれば、それ以降に更新された資料データは適切に表示される場合が多い。なぜならば、端末装置12間の通信の信頼性は、一度適切な画像が表示されることにより確保できるためである。ゆえに、端末装置12AのCPU121は、「資料共有」の機能が起動された場合に、初めに受信された資料データに基づいてのみ、第1表示データ処理および第2表示データ処理のいずれかを実行すればよい。これにより、発表者13Aは、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに初めに受信された資料データに基づいて適切な画像が表示されているか把握でき、それ以降は映像データ202Bによって映し出された閲覧者13B、13Cを視認しながら遠隔会議を行うことができる。
上記実施形態において、発表者拠点第2処理のS42の処理では、CPU121は、特定された端末装置12のユーザIDに対応する位置情報に基づいて、表示データ画像203を透過させて、映像ウィンドウ20Bに表示されている映像データ202Bに重畳して表示させてもよい。この場合、発表者13Aは、常に端末装置12B、12Cから送信される映像データ202Bを視認できる。
上記実施形態において、端末装置12AのCPU121は、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに表示されている資料データ画像201のページ番号等、特定の情報のみを、表示データ画像203や通知画像204として、位置情報に基づいた表示位置に常に表示してもよい。この場合、発表者13Aは、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに適切な画像が表示されているか常に把握できる。特定の情報のみを表示することにより、表示領域も小さくでき、映像データ202Bによって映し出された閲覧者13B、13Cを視認しながら遠隔会議を行うことができる。
上記実施形態において、発表者拠点第2処理は、S35の処理を備えなくてもよい。この場合、S34の処理が実行されてS41の判定へ移行する。例えば、他のデバイスで表示データと資料データとの比較を行い、CPU121は、その結果に基づいてS41の判定を実行してもよい。さらには、端末装置12B、12CのCPU121が、表示データと資料データとの比較を行い、その結果に対応する画像が重畳された映像データ202Bを作成して、端末装置12Aに送信してもよい。この場合、端末装置12Aは、発表者拠点第2処理において、S41の判定を備えなくてもよい。この場合、端末装置12AのCPU121は、表示データと資料データとが比較された結果に対応する画像が重畳された映像データ202Bを、そのまま表示部126に表示すればよい。発表者13Aは、端末装置12B、12Cの資料ウィンドウ20Aに資料データに基づいて適切な画像が表示されているか把握できる。
上記実施形態において、端末装置12AのCPU121は、S12の処理で映像データ202Bの代わりに、他の端末装置12を示す所定の画像を受信してもよい。例えば、カメラを備えていない端末装置12は、映像データ202Bの代わりに、その端末装置12の使用者13が事前に登録したアイコン等を送信する場合が考えられる。この場合、所定の画像は、位置情報に基づいた表示位置に表示される。
上記実施形態において、閲覧者拠点第1処理および閲覧者拠点第2処理は、例えば、端末装置12B、12Cが、サーバ装置11から「資料共有」の機能が実行された指示を受信した場合に、端末装置12B、12Cで実行されてもよい。閲覧者拠点第1処理および閲覧者拠点第2処理は、サーバ装置11に保存されていた資料データが端末装置12Aによって指定されて、資料データがサーバ装置11から端末装置12B、12Cへ送信された場合に、端末装置12B、12Cで実行されてもよい。
上記実施形態において、S24の処理では、端末装置12Aで、現在共有されている資料データ画像201のページが切り替えられた場合、スクロールや拡大または縮小等によって資料データ画像201の表示領域が変更された場合等に、資料データは更新されたと判定されてもよい。この場合、端末装置12AのCPU121は、端末装置12B、12Cへ資料が更新されたことを通知する。次いで、端末装置12B、12Cは、端末装置12Aへ表示データを送信する。
上記実施形態において、端末装置12C、12Cで、現在共有されている資料データ画像201のページが切り替えられた場合、スクロールや拡大または縮小等によって表示領域が変更された場合等に、端末装置12AのCPU121は表示データやキャプチャ画像を受信してもよい。この場合、切り替えられたページや変更された表示領域が、所定の時間だけ資料ウィンドウ20Aに表示された場合に、端末装置12AのCPU121は表示データやキャプチャ画像を受信してもよい。会議アプリケーションウィンドウ20に他のウィンドウが重畳表示された場合に、端末装置12のCPU121は表示データやキャプチャ画像を受信してもよい。
なお、上記実施形態において、端末装置12間のデータの送信および受信、通知等はサーバ装置11を介してもよいし、介さなくてもよい。
<本発明との対応>
発表者13Aの端末装置12Aが本発明の「第1端末装置」に相当する。閲覧者13B、13Cの端末装置12B、12Cが本発明の「第2端末装置」に相当する。S12の処理が本発明の「受信ステップ」の一例である。ユーザIDは本発明の「識別情報」の一例である。S15の処理が本発明の「記憶ステップ」の一例である。S21の処理が本発明の「表示指示ステップ」の一例である。S32の処理が本発明の「取得ステップ」の一例である。S34の処理が本発明の「特定ステップ」の一例である。S43、S45の処理が本発明の「表示ステップ」の一例である。S41の処理が本発明の「判断ステップ」の一例である。表示データ画像203が本発明の「第1画像」に相当する。通知画像204が本発明の「第2画像」に相当する。S53の処理が本発明の「切替ステップ」の一例である。S44、S46が本発明の「送信ステップ」の一例である。
発表者13Aの端末装置12Aが本発明の「第1端末装置」に相当する。閲覧者13B、13Cの端末装置12B、12Cが本発明の「第2端末装置」に相当する。S12の処理が本発明の「受信ステップ」の一例である。ユーザIDは本発明の「識別情報」の一例である。S15の処理が本発明の「記憶ステップ」の一例である。S21の処理が本発明の「表示指示ステップ」の一例である。S32の処理が本発明の「取得ステップ」の一例である。S34の処理が本発明の「特定ステップ」の一例である。S43、S45の処理が本発明の「表示ステップ」の一例である。S41の処理が本発明の「判断ステップ」の一例である。表示データ画像203が本発明の「第1画像」に相当する。通知画像204が本発明の「第2画像」に相当する。S53の処理が本発明の「切替ステップ」の一例である。S44、S46が本発明の「送信ステップ」の一例である。
1 :遠隔会議システム
11 :サーバ装置
12、12A〜12C :端末装置
20 :会議アプリケーションウィンドウ
20A :資料ウィンドウ
20B :映像ウィンドウ
121 :CPU
126 :表示部
201 :資料データ画像
202A、202B :映像データ
203 :表示データ画像
204 :通知画像
11 :サーバ装置
12、12A〜12C :端末装置
20 :会議アプリケーションウィンドウ
20A :資料ウィンドウ
20B :映像ウィンドウ
121 :CPU
126 :表示部
201 :資料データ画像
202A、202B :映像データ
203 :表示データ画像
204 :通知画像
Claims (9)
- ネットワークを介して各種データの送受信を行うことにより遠隔会議を実行可能な複数の端末装置のうちの1の第1端末装置のコンピュータが実行可能な遠隔会議プログラムであって、
前記複数の端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる端末装置であって第2端末装置を含む他の端末装置に関連する所定のデータを受信する受信ステップと、
前記所定のデータに含まれる前記他の端末装置を示す識別情報と、前記所定のデータが前記第1端末装置の第1表示部において表示される位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する記憶ステップと、
前記第2端末装置の第2表示部に資料データを表示させる指示を、前記第2端末装置に送信する表示指示ステップと、
前記第2端末装置の前記第2表示部における表示状態を示す特定情報を取得する取得ステップと、
前記特定情報を送信した前記第2端末装置の前記識別情報に対応する前記位置情報を、前記記憶ステップによって記憶された前記識別情報および前記位置情報に応じて特定する特定ステップと、
前記第1表示部のうち、前記特定ステップによって特定された前記位置情報で示される位置に、前記特定情報に対応する特定画像を表示する表示ステップと
を前記第1端末装置のコンピュータに実行させることを特徴とする遠隔会議プログラム。 - 前記特定情報で示される表示状態と、前記第1端末装置における前記資料データの表示状態とが対応しているかを判断する判断ステップを、前記第1端末装置のコンピュータに実行させ、
前記表示ステップは、前記判断ステップによって対応していると判断された場合、前記特定画像として第1画像を表示し、前記判断ステップによって対応していないと判断された場合、前記特定画像として前記第1画像とは異なる第2画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の遠隔会議プログラム。 - 前記第1画像は、前記第2表示部における前記資料データの表示状態を再現する画像であって、
前記第2画像は、前記受信ステップによって受信された前記所定のデータに対応することを特徴とする請求項2に記載の遠隔会議プログラム。 - 前記表示ステップによって前記第1画像が表示されてから所定の時間が経過した場合、前記第1画像から、前記受信ステップによって受信された前記第2画像に切り替えて前記第1表示部に表示する切替ステップを、前記第1端末装置のコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2または3に記載の遠隔会議プログラム。
- 前記表示指示ステップは、前記第1表示部に表示されている前記資料データを更新する操作を受け付けたことに応じて、前記第2端末装置の前記第2表示部に更新された前記資料データを表示させる指示を、前記第2端末装置に送信することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の遠隔会議プログラム。
- 前記判断ステップによって判断された結果を示す通知を前記第2端末装置に送信する送信ステップを、前記第1端末装置のコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の遠隔会議プログラム。
- 前記所定のデータは、前記第2端末装置のカメラで撮像された映像データであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の遠隔会議プログラム。
- ネットワークを介して各種データの送受信を行うことで遠隔会議を実行可能な複数の端末装置のうちの1の第1端末装置であって、
前記複数の端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる端末装置であって第2端末装置を含む他の端末装置に関連する所定のデータを受信する受信手段と、
前記所定のデータに含まれる前記他の端末装置を示す識別情報と、前記所定のデータが前記第1端末装置の第1表示部において表示される位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
前記第2端末装置の第2表示部に資料データを表示させる指示を、前記第2端末装置に送信する表示指示手段と、
前記第2端末装置の前記第2表示部における表示状態を示す特定情報を取得する取得手段と、
前記特定情報を送信した前記第2端末装置の前記識別情報に対応する前記位置情報を、前記記憶手段によって記憶された前記識別情報および前記位置情報に応じて特定する特定手段と、
前記第1表示部のうち、前記特定手段によって特定された前記位置情報で示される位置に、前記特定情報に対応する特定画像を表示する表示手段と
を備えたことを特徴とする端末装置。 - ネットワークを介して各種データの送受信を行うことで遠隔会議を実行可能な複数の端末装置のうちの1の第1端末装置のコンピュータが実行可能な遠隔会議方法であって、
前記複数の端末装置のうち前記第1端末装置とは異なる端末装置であって第2端末装置を含む他の端末装置に関連する所定のデータを受信する受信ステップと、
前記所定のデータに含まれる前記他の端末装置を示す識別情報と、前記所定のデータが前記第1端末装置の第1表示部において表示される位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する記憶ステップと、
前記第2端末装置の第2表示部に資料データを表示させる指示を、前記第2端末装置に送信する表示指示ステップと、
前記第2端末装置の前記第2表示部における表示状態を示す特定情報を取得する取得ステップと、
前記特定情報を送信した前記第2端末装置の前記識別情報に対応する前記位置情報を、前記記憶ステップによって記憶された前記識別情報および前記位置情報に応じて特定する特定ステップと、
前記第1表示部のうち、前記特定ステップによって特定された前記位置情報で示される位置に、前記特定情報に対応する特定画像を表示する表示ステップと
を含むことを特徴とする遠隔会議方法。
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