JP2018046443A - 情報端末、電子情報ボード及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 IWBの設置場所まで行くことなく、情報端末にパスコードを入力可能とする。【解決手段】 一実施形態に係る情報端末は、ネットワークに接続された電子情報ボードを検索する検索部と、検索により発見された前記電子情報ボードの中からユーザにより選択された対象電子情報ボードに表示変更要求を送信することにより、パスコードの視認性が高まるように前記パスコードの表示状態を変更させる表示変更部と、前記ユーザにより入力された前記パスコードを含む接続要求を前記対象電子情報ボードに送信する接続部と、を備える。【選択図】 図9
Description
本発明は、情報端末、電子情報ボード及びプログラムに関する。
従来、インタラクティブホワイトボード(以下、「IWB」という)と、情報端末と、を備えるIWBシステムが利用されている。IWBシステムでは、情報端末のユーザは、IWBに表示されたIPアドレス及びパスコードを情報端末に入力することにより、情報端末をIWBに接続する。従来のIWBシステムでは、IPアドレスが見えにくかったり、IPアドレスが非表示であった場合、ユーザは、IWBの設置場所まで行き、IPアドレスを目視で確認したり、IPアドレスを表示状態にしたりしなければならず、不便であった。
そこで、近年、情報端末によりIWBのディスカバリを行い、得られたIWBの一覧から、ユーザがIWBを選択し、選択されたIWBのIPアドレスを自動的に情報端末に入力する、情報端末の接続方法が提案されている。この接続方法によれば、IPアドレスの入力を省略できるため、ユーザは情報端末をIWBに簡便に接続することができる。
しかしながら、上記従来の接続方法では、セキュリティの低下を避けるため、パスコードの入力は省略できない、という問題があった。この結果、IWBに表示されたパスコードが見えにくかったり、パスコードが非表示であった場合、ユーザは、IWBの設置場所まで行き、パスコードを目視で確認したり、パスコードを表示状態にしたりしなければならず、不便であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、IWBの設置場所まで行くことなく、情報端末にパスコードを入力可能とすることを目的とする。
一実施形態に係る情報端末は、ネットワークに接続された電子情報ボードを検索する検索部と、検索により発見された前記電子情報ボードの中からユーザにより選択された対象電子情報ボードに表示変更要求を送信することにより、パスコードの視認性が高まるように前記パスコードの表示状態を変更させる表示変更部と、前記ユーザにより入力された前記パスコードを含む接続要求を前記対象電子情報ボードに送信する接続部と、
を備える。
を備える。
本発明の各実施形態によれば、IWBの設置場所まで行くことなく、情報端末にパスコードを入力することができる。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重畳した説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係るIWBシステムについて、図1〜図13を参照して説明する。まず、本実施形態に係るIWBシステムの構成について説明する。本実施形態に係るIWBシステムは、ネットワークを介して接続された、1つ又は複数のIWBと、1つ又は複数の情報端末と、を備える。
第1実施形態に係るIWBシステムについて、図1〜図13を参照して説明する。まず、本実施形態に係るIWBシステムの構成について説明する。本実施形態に係るIWBシステムは、ネットワークを介して接続された、1つ又は複数のIWBと、1つ又は複数の情報端末と、を備える。
図1は、本実施形態に係るIWBシステムの構成の一例を示す図である。図1のIWBシステムは、ネットワークNを介して接続された、IWB1a,1bと、PC(Personal Computer)2a,2bと、タブレット端末2c,2dと、を備える。図1の例では、ネットワークNは、有線の社内LAN(Local Area Network)を想定しているが、これに限られない。
IWB1a,1bは、電子情報ボードの一例であり、自装置が表示している画像を、自装置に対して接続した各情報端末に配信する。図1の例では、IWBシステムは、2つのIWB1a,1bを備えるが、1つ又は3つ以上のIWBを備えてもよい。以下、IWBシステムが備える各IWBを区別しない場合、単にIWB1という。IWB1の構成について、詳しくは後述する。
PC2a,2bは、IWB1に接続する情報端末の一例である。PC2a,2bは、IWB1に接続し、接続したIWB1から受信した画像を表示する。図1の例では、IWBシステムは、2つのPC2a,2bを備えるが、1つ又は3つ以上のPCを備えてもよい。また、図1の例では、PC2a,2bは、ネットワークNに有線で接続されているが、無線で接続されてもよい。
タブレット端末2c,2dは、IWB1に接続する情報端末の一例である。タブレット端末2c,2dは、IWB1に接続し、接続したIWB1から受信した画像を表示する。図1の例では、IWBシステムは、2つのタブレット端末2c,2dを備えるが、1つ又は3つ以上のタブレット端末を備えてもよい。また、図1の例では、タブレット端末2c,2dは、WiFi(登録商標)などの無線通信規格に従った無線ルータ3を介して、ネットワークNに無線で接続されているが、有線で接続されてもよい。
以下、IWBシステムが備える情報端末を区別しない場合、単に情報端末2という。情報端末2は、PCやタブレット端末に限られず、スマートフォンや他のIWBであってもよい。情報端末2の構成について、詳しくは後述する。
次に、IWB1及び情報端末2のハードウェア構成について説明する。
図2は、IWB1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2のIWB1は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、フラッシュメモリ104と、を備える。また、IWB1は、入力装置105と、表示装置106と、通信インタフェース107と、バス108と、を備える。
CPU101は、プログラムを実行することにより、IWB1の全体を制御し、IWB1の機能を実現する。ROM102は、CPU101が実行するプログラムを含む各種データを記憶する。RAM103は、CPU101に作業領域を提供する。フラッシュメモリ104は、CPU101が実行するプログラムを含む各種データを記憶する。
入力装置105は、IWB1のユーザからの操作を受け付け、受け付けた操作に応じた情報をIWB1に入力する。入力装置105は、例えば、タッチパネルやハードキーなどである。タッチパネルは、表示装置106上に設けられ、ユーザの指やスタイラスが接触した位置座標をIWB1に入力する。
表示装置106は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどであり、画面に画像を表示する。IWB1は、表示装置106に表示された画像を自装置に接続している各情報端末2に配信する。
通信インタフェース107は、IWB1をネットワークNに接続するためのインタフェースである。バス108は、CPU101、ROM102、RAM103、フラッシュメモリ104、入力装置105、表示装置106及び通信インタフェース107を接続する。
図3は、情報端末2のハードウェア構成の一例を示す図である。図3の情報端末2は、PCを想定しており、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(Hard Disk Drive)204と、を備える。また、情報端末2は、入力装置205と、表示装置206と、通信インタフェース207と、バス208と、を備える。
CPU201は、プログラムを実行することにより、情報端末2の全体を制御し、情報端末2の機能を実現する。ROM202は、CPU201が実行するプログラムを含む各種データを記憶する。RAM203は、CPU201に作業領域を提供する。HDD204は、CPU201が実行するプログラムを含む各種データを記憶する。
入力装置205は、情報端末2のユーザからの操作を受け付け、受け付けた操作に応じた情報を情報端末2に入力する。入力装置205は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス、ハードキーなどである。
表示装置206は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどであり、画面に画像を表示する。情報端末2は、IWB1が配信した画像を表示装置206の画面に表示する。これにより、IWB1の画面に表示された画像が、情報端末2の画面上に共有される。
通信インタフェース207は、情報端末2をネットワークNに接続するためのインタフェースである。バス208は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、入力装置205、表示装置206及び通信インタフェース207を接続する。
次に、IWB1及び情報端末2の機能構成について説明する。
図4は、IWB1の機能構成の一例を示す図である。図4のIWB1は、通信部11と、表示部12と、を備える。これらの各機能構成は、CPU101がプログラムを実行することにより実現される。
通信部11は、ネットワークNを介して、情報端末2などの外部装置と通信し、各種の処理を実行する。具体的には、通信部11は、ディスカバリ処理、接続処理、仲介処理、配信処理などを実行する。ディスカバリ処理は、情報端末2が実行するディスカバリに応答する処理である。接続処理は、情報端末2からの接続要求に応答して、情報端末2と接続する処理である。仲介処理は、表示部12と外部装置との間の情報のやり取りを仲介する処理である。配信処理は、自装置の画面に表示された画像を、自装置に接続している情報端末2に配信する処理である。通信部11は、画像の代わりに、画像から生成した映像を配信してもよい。
表示部12は、IWB1の主要な機能を実現する各種の処理を実行する。具体的には、表示部12は、画像生成処理、画像表示処理及びUI表示処理などを実行する。画像生成処理は、入力装置105や外部装置からの入力に基づいて、表示装置106の画面に表示させる画像を生成する処理である。画像生成処理には、ストロークの描画、削除及び編集や、ページの追加及び削除などが含まれる。画像表示処理は、画像生成処理により生成された画像を表示装置106の画面に表示させる処理である。
UI表示処理は、表示装置106の画面にUI(User Interface)を表示させる処理である。UIには、IWB1の機能のメニューを表示するUIや、IWB1のIPアドレス及びパスコードを表示するUIが含まれる。パスコードは、情報端末2がIWB1に接続する際に入力を要求される情報である。入力されたパスコードが誤っている場合、IWB1は、情報端末2の接続を拒否する。パスコードは、IWB1の起動時などの所定のタイミングで、表示部12により変更される。このように、パスコードを利用することにより、IWB1に対する情報端末2の不正な接続を抑制し、IWBシステムのセキュリティを向上させることができる。
図5は、IWB1の画面に表示された画像の一例を示す図である。図5の画像には、画像生成処理により生成された主たる画像Imと、各種のメニューを表示するUI1〜3と、が表示されている。また、画像Imに重畳して、IWB1のIPアドレス(192.168.10.10)及びパスコード(5678)が表示されている。情報端末2のユーザは、このIPアドレス及びパスコードを情報端末2に入力することにより、情報端末2をIWB1に接続することができる。
なお、本実施形態では、IWB1のIPアドレスは情報端末2に自動で入力される。したがって、IWB1の画面には、IWB1のIPアドレスが表示されてなくてもよい。また、IWB1の画面には、パスコードが常に表示されていてもよいし、一時的に表示されてもよい。
図6は、情報端末2の機能構成の一例を示す図である。図6の情報端末2は、検索部21と、表示変更部22と、接続部23と、表示部24と、を備える。これらの各機能構成は、CPU201がプログラム(IWBクライアント)を実行することにより実現される。
検索部21は、ネットワークNに接続されたIWB1を検索し、検索により発見された各IWB1のIWB情報を取得し、検索結果UIを画面に表示させる。検索結果UIは、検索結果として、検索により発見された各IWB1のIWB情報の一覧を表示するためのUIである。IWB情報には、IWB1のIPアドレス(識別情報)と、IWB1に予め設定された名称と、が含まれる。IWB1の名称は、ユーザがIWB1を識別するためのものであり、任意に設定可能である。IWB1の名称は、IWB1自体の名称であってもよいし、IWB1の設置場所を示す名称であってもよい。IWB1の検索方法及び検索結果UIについて、詳しくは後述する。
表示変更部22は、検索結果UIにIWB情報を表示されたIWB1の中からユーザにより選択されたIWB(以下、「対象IWB」という)1に、パスコードの視認性が高まるように、パスコードの表示状態を変更させる。具体的には、表示変更部22は、パスコードの表示状態の変更を要求する表示変更要求を、対象IWBに送信する。表示状態の変更方法について、詳しくは後述する。
接続部23は、IWB1のIPアドレス及びパスコードを入力するための接続UIを画面に表示させる。接続部23は、ユーザにより対象IWBが選択されると、選択された対象IWBのIPアドレスを自動的に接続UIに入力する。また、接続部23は、ユーザにより対象IWBのパスコードを入力され、対象IWBへの接続を指示されると、対象IWBと情報端末2との接続処理を実行する。具体的には、接続部23は、対象IWBのIPアドレス及びパスコードを含む接続要求を、対象IWBに送信する。
図7は、接続UIの一例を示す図である。図7の接続UIは、対象IWBのIPアドレスを入力するテキストボックスであるIPアドレス欄と、対象IWBのパスコードを入力するテキストボックスであるパスコード欄と、を備える。また、図7の接続UIは、検索部21にIWB1の検索処理を実行させる検索ボタンと、接続部23に接続処理を実行させる接続ボタンと、を備える。接続部23は、テキストボックスに対象IWBのIPアドレス及びパスコードが入力された状態で接続ボタンを押下されると、対象IWBへの接続処理を実行する。
表示部24は、情報端末2が接続した対象IWBから受信した画像を、表示装置206の画面に表示させる。これにより、情報端末2の画面に、IWB1の画面に表示された画像と同一の画像が表示される。
次に、本実施形態に係るIWBシステムの動作について説明する。
図8は、IWBシステムの構成の一例を示す図である。以下では、図8に示すように、IWBシステムには、会議室1に設置されたIWB1aと、会議室2に設置されたIWB1bと、含まれるものとする。IWB1aは、IPアドレス(IP Address)が「192.168.10.10」であり、名称(Name)が「Meeting Room1(会議室1)」である。IWB1bは、IPアドレスが「192.168.10.11」であり、名称が「Meeting Room2(会議室2)」である。
また、情報端末2のユーザは、会議室1で行われる会議等に参加し、情報端末2をIWB1aに接続するものとする。このように、本実施形態では、情報端末2のユーザが、画面を視認可能な範囲(例えば、同一の室内)に設置されたIWB1に、情報端末2を接続することを想定している。
図9は、本実施形態に係るIWBシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。図9のシーケンスの開始時点では、情報端末2はIWB1a,1bには接続されていないものとする。
ユーザがIWBクライアントを起動すると、上述の情報端末2の各機能構成が動作を開始し、接続部23が、表示装置206の画面に接続UIを表示させる(ステップS101)。ユーザは、IWB1aの画面に表示されたIPアドレス及びパスコードを視認可能な場合、IWB1aのIPアドレス及びパスコードを接続UIのテキストボックスに手入力してもよい。この場合、処理はステップS114に進む。これに対して、ユーザは、情報端末2の機能により、IWB1aのIPアドレスを接続UIのテキストボックスに自動入力させてもよい。以下では、IPアドレスを自動入力する場合の処理について説明する。
この場合、ユーザは、入力装置205を操作して、接続UIの検索ボタンを押下することにより、検索部21に、ネットワークNに接続されたIWB1の検索を指示する(ステップS102)。
検索部21は、検索を指示されると、ネットワークNに対してディスカバリ処理を実行する。ここでいうディスカバリ処理とは、ネットワークNに接続された機器を検出する処理のことである。ディスカバリ処理を実行するネットワークNの範囲は、IPアドレスの範囲として設定可能であり、ユーザにより設定されてもよいし、検索部21に予め設定されていてもよい。
具体的には、検索部21は、ネットワークNの所定の範囲に接続された機器(IWB1a,1bを含む)に対して、ディスカバリ要求を送信する(ステップS103)。このディスカバリ要求を受信した機器(IWB1a,1bを含む)は、ディスカバリ応答を情報端末2に送信する(ステップS104)。ディスカバリ応答には、機器のIPアドレスと、機器の種類を示す情報と、が含まれる。情報端末2の検索部21は、各機器からのディスカバリ応答を受信する。
検索部21は、以上のディスカバリ処理により得られた各機器の種別を示す情報に基づいて、ディスカバリ応答を送信した機器の中からIWB1を検索する。これにより、IWB1a,1bが発見される。検索部21は、こうして発見したIWB1a,1bに、IWB情報を取得するための取得要求を送信する(ステップS105)。
IWB1a,1bの通信部11は、この取得要求を受信すると、それぞれ自装置のIWB情報を情報端末2に送信する(ステップS106)。上述の通り、IWB情報には、IWB1のIPアドレス及び名称が含まれる。
情報端末2の検索部21は、IWB1a,1bからIWB情報を受信すると、検索結果UIを表示装置206の画面に表示させる。検索結果UIには、検索結果として、IWB1a,1bのIPアドレス及び名称が表示される。
図10は、検索結果UIの一例を示す図である。図10の検索結果UIは、検索結果として、IWB1a,1bのIPアドレス及び名称が表示している。上述の通り、IWB1aのIPアドレスは「192.168.10.10」であり、名称は「Meeting Room1」である。IWB1bのIPアドレスは「192.168.10.11」であり、名称は「Meeting Room2」である。また、検索結果UIは、選択を確定するためのOKボタンを備える。
なお、検索部21は、全ての情報端末2のIWB情報を受信した後、検索結果UIを表示させてもよいし、ディスカバリ処理の開始時点で検索結果UIを表示させてもよい。この場合、検索部21は、新たなIWB1からIWB情報を受信するたびに、受信したIWB情報に含まれるIPアドレス及び名称を、検索結果として追加すればよい。
検索結果UIが表示されると、ユーザは、入力装置205を操作して、検索部21により発見されたIWB1の中から対象IWBを選択し、OKボタンを押下する(ステップS108)。ユーザは、各IWB1の名称に基づいて、IWB1を識別子、対象IWBを選択すればよい。ここでは、上述の通り、IWB1a,1bの中からIWB1aが対象IWBとして選択される。以下、IWB1aを、対象IWB1aという。
対象IWB1aが選択されると、表示変更部22は、対象IWB1aに表示変更要求を送信する(ステップS109)。対象IWB1aは、この表示変更要求を受信すると、パスコードの視認性が高まるように、パスコードの表示状態を変更する(ステップS110)。表示状態の変更方法について、詳しくは後述する。
また、対象IWB1aが選択されると、接続部23は、接続UIを表示し、表示した接続UIのIPアドレス欄に、対象IWB1aのIPアドレスを入力する(ステップS111)。
図11は、ステップS111において表示される接続UIの一例を示す図である。図11に示すように、接続UIのIPアドレス欄には、対象IWB1aのIPアドレスである「192.168.10.10」が入力されている。また、パスコード欄は空欄である。このように、本実施形態によれば、ユーザは、検索処理により発見されたIWB1の中から対象IWBを選択することにより、対象IWBのIPアドレスを接続UIに自動的に入力することができる。
接続UIが表示され、パスコードの表示状態が変更されると、ユーザは、対象IWB1aの表示装置106の画面に表示されたパスコードを目視で確認する。対象IWB1aのパスコードは、視認性が高まるように表示されているため、ユーザは、パスコードを容易に確認することができる。パスコードを確認すると、ユーザは、確認したパスコードを、入力装置205を操作して、接続UIのパスコード欄に手入力する(ステップS112)。
図12は、ステップS112において表示される接続UIの一例を示す図である。図12に示すように、接続UIのパスコード欄には、対象IWB1aのパスコードである「5678」が入力されている。
このように、本実施形態では、対象IWBのパスコードは、ユーザにより手入力され、自動入力はされない。これは、パスコードを自動入力可能とすると、どの情報端末2であっても対象IWBに接続可能となり、IWBシステムのセキュリティが低下するためである。本実施形態では、ユーザがパスコードを目視で確認する必要があるため、パスコードを視認可能な範囲(例えば、同一の室内)にいないユーザの情報端末2は、対象IWBに接続することができない。これにより、IWBシステムのセキュリティの低下を抑制することができる。
ユーザは、対象IWB1aのパスコードを入力した後、入力装置205を操作して、接続UIの接続ボタンを押下し、接続部23に、情報端末2の対象IWB1aへの接続を指示する(ステップS113)。
接続部23は、接続を指示されると、接続要求を対象IWB1aに送信する(ステップS114)上述の通り、接続要求には、接続UIに入力された対象IWB1aのIPアドレス及びパスコードが含まれる。
対象IWB1aの通信部11は、この接続要求を受信すると、受信した接続要求に含まれる情報に基づいて、認証処理を実行する(ステップS115)。認証処理には、接続要求に含まれるパスコードが正しいか、すなわち、自装置のパスコードと一致するか、の判定が含まれる。パスコードが誤っている場合、認証は失敗し、通信部11は、認証が失敗したことを通知する認証失敗通知を情報端末2に送信し、情報端末2からの接続を拒否する。これに対して、パスコードが正しく、かつ、他の認証条件も満たしている場合、対象IWB1aは、情報端末2に接続応答を送信する(ステップS116)。これにより、情報端末2と対象IWB1aとの間の接続が確立される(ステップS117)。
情報端末2と対象IWB1aとの間の接続が確立されると、対象IWB1aは、情報端末2への画像の配信を開始する(ステップS118)。以降、情報端末2の表示部24は、対象IWB1aから受信した画像を、表示装置206の画面に表示させる(ステップS110)。これにより、対象IWB1aの画面に表示された画像が、情報端末2の画面上に共有される。
次に、パスコードの表示状態の変更方法について説明する。上述の通り、IWB1は、情報端末2から表示変更要求を受信すると、パスコードの視認性が高まるように、パスコードの表示状態を変更する。
表示状態の第1の変更方法として、表示変更要求の受信時におけるパスコードの表示状態にかかわらず、パスコードを拡大表示したり、アニメーション表示したりする方法が挙げられる。
ここで、図13は、パスコードの表示状態の一例を示す図である。図13(A)は、パスコードが表示されていない状態(非表示状態)を示し、図13(B)は、パスコードが通常表示された状態(通常表示状態)を示し、図13(C)は、パスコードが拡大表示された状態(拡大表示状態)を示している。
第1の変更方法によれば、IWB1は、表示変更要求の受信時において、パスコードが表示されていない場合であっても、通常表示されている場合であっても、パスコードを拡大表示する。これにより、パスコードの視認性を高めることができる。
また、表示状態の第2の変更方法として、表示変更要求の受信時におけるパスコードの表示状態に応じて、変更後の表示状態を選択する方法が挙げられる。第2の変更方法によれば、IWB1は、表示変更要求の受信時において、パスコードが表示されていない場合、パスコードを通常表示させる。一方、IWB1は、表示変更要求の受信時において、パスコードが通常表示されている場合、パスコードを拡大表示させる。
パスコードが拡大表示されると、パスコードが重畳する画像の範囲が広がり、IWB1に表示された画像(ストロークなど)の視認性が低下するおそれがある。第2の変更方法では、パスコードの余計な拡大表示を抑制できるため、上記のような、IWB1に表示された画像の視認性の低下を抑制することができる。
なお、IWB1は、拡大表示されたパスコードの色を薄くするのが好ましい。また、IWB1は、パスコードを拡大表示してから所定時間経過後、又は、情報端末2との間の接続確立後に、パスコードを通常表示又は非表示にするのが好ましい。これにより、パスコードの表示による、IWB1に表示された画像(ストロークなど)の視認性の低下を抑制することができる。
また、IWB1は、情報端末2との間の接続確立後、パスコードを非表示にするのが好ましい。これにより、パスコードの拡大表示による、IWB1に表示された画像の視認性の低下を抑制することができる。
以上説明した通り、本実施形態によれば、ユーザは、情報端末2にパスコードを入力する際に、パスコードの視認性が高まるように、パスコードの表示状態を変更させることができる。これにより、ユーザは、対象IWB1の画面に表示されたパスコードを容易に視認できるため、対象IWB1の設置場所まで行くことなく、情報端末2にパスコードを入力することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るIWBシステムについて、図14を参照して説明する。本実施形態では、認証失敗時にパスコードの表示状態が変更されるIWBシステムについて説明する。なお、本実施形態において、IWBシステム、IWB1及び情報端末2の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態に係るIWBシステムについて、図14を参照して説明する。本実施形態では、認証失敗時にパスコードの表示状態が変更されるIWBシステムについて説明する。なお、本実施形態において、IWBシステム、IWB1及び情報端末2の構成は、第1実施形態と同様である。
図14は、本実施形態に係るIWBシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。図14のステップS101〜S115は、図9と同様である。ただし、本実施形態では、ステップS112において、パスコードが誤入力されている。このため、ステップS115において、情報端末2の認証は失敗している(ステップS115)。認証が失敗すると、上述の通り、対象IWB1aの通信部11から情報端末2に、認証失敗通知が送信される(ステップS120)。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、ステップS110において、パスコードは、視認性が高まるように、表示状態を変更されている。しかしながら、表示状態を変更後のパスコードの視認性が十分に高くないために、図14の例のように、ユーザがパスコードを誤入力することは考えられる。
そこで、本実施形態において、対象IWB1aは、パスコードの誤入力により情報端末2の認証に失敗すると、パスコードの視認性がさらに高まるように、パスコードの表示状態を再び変更する(ステップS121)。すなわち、本実施形態では、パスコードの視認性が段階的に高まるように、パスコードの表示状態が変更される。
具体的には、対象IWB1aは、パスコードが通常表示されている場合、パスコードを拡大表示させる。また、対象IWB1aは、パスコードが拡大表示されている場合、パスコードをさらに拡大表示させる。これにより、対象IWB1aは、パスコードの視認性を、認証失敗以前より高めることができる。
パスコードの表示状態の変更後、ユーザは、パスコードを接続UIのパスコード欄に改めて手入力し(ステップS112)、情報端末2の対象IWB1aへの接続を指示し(ステップS113)、対象IWB1aに接続要求を送信する(ステップS114)
ここで、パスコードが正しく入力された場合、第1実施形態で説明した通り、情報端末2の認証が成功し、情報端末2と対象IWB1aとの間の接続が確立される。(ステップS117)。一方、再びパスコードが誤入力された場合、情報端末2の認証が失敗し、対象IWB1aから情報端末2に認証失敗通知が送信される(ステップS120)。その後、対象IWB1aは、パスコードの表示状態を、パスコードの視認性がさらに高まるように変更してもよいし、パスコードの表示状態を維持してもよい。
以上説明した通り、本実施形態によれば、パスコードが誤入力された場合に、パスコードの視認性がさらに高まるように、パスコードの表示状態を変更することができる。これにより、ユーザは、対象IWB1の画面に表示されたパスコードをさらに容易に視認できるため、対象IWB1の設置場所まで行くことなく、情報端末2にパスコードを入力することができる。
なお、以上では、パスコードが誤入力された場合に、対象IWB1が自動的にパスコードの表示状態を変更する場合について説明した。しかしながら、本実施形態において、認証失敗通知を受信した情報端末2が、対象IWB1に対して、表示変更要求を送信することにより、パスコードの表示状態を変更させることも可能である。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1:IWB
2:情報端末
3:無線ルータ
11:通信部
12:表示部
21:検索部
22:表示変更部
23:接続部
24:表示部
N:ネットワーク
2:情報端末
3:無線ルータ
11:通信部
12:表示部
21:検索部
22:表示変更部
23:接続部
24:表示部
N:ネットワーク
Claims (9)
- ネットワークに接続された電子情報ボードを検索する検索部と、
検索により発見された前記電子情報ボードの中からユーザにより選択された対象電子情報ボードに表示変更要求を送信することにより、パスコードの視認性が高まるように前記パスコードの表示状態を変更させる表示変更部と、
前記ユーザにより入力された前記パスコードを含む接続要求を前記対象電子情報ボードに送信する接続部と、
を備える情報端末。 - 前記表示変更部は、前記対象電子情報ボードに、前記パスコードを拡大表示させる
請求項1に記載の情報端末。 - 前記表示変更部は、前記対象電子情報ボードに、前記パスコードが表示されていない場合、前記パスコードを通常表示させ、前記パスコードが通常表示されている場合、前記パスコードを拡大表示させる
請求項1又は2に記載の情報端末。 - 前記表示変更部は、前記対象電子情報ボードに、前記パスコードを拡大表示させた後、所定時間経過後に前記パスコードを非表示又は通常表示させる
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報端末。 - 前記表示変更部は、前記対象電子情報ボードによる認証が失敗した場合、前記対象電子情報ボードに、前記パスコードの視認性が高まるように前記パスコードの表示状態を変更させる
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報端末。 - 前記接続部は、前記対象電子情報ボードの前記IPアドレスを入力するIPアドレス欄と、前記対象電子情報ボードの前記パスコードを入力するパスコード欄と、画面に表示させ、前記IPアドレス欄に、検索により発見された前記電子情報ボードの前記IPアドレスを入力する
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の情報端末。 - ネットワークに接続された電子情報ボードを検索する検索工程と、
検索により発見された前記電子情報ボードの中からユーザにより選択された対象電子情報ボードに表示変更要求を送信することにより、パスコードの視認性が高まるように前記パスコードの表示状態を変更させる表示変更工程と、
前記ユーザにより入力された前記パスコードを含む接続要求を前記対象電子情報ボードに送信する接続工程と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 情報端末から表示変更要求を受信する通信部と、
パスコードを画面に表示させる表示部と、
を備え、
前記表示部は、前記通信部が前記表示変更要求を受信した場合、前記パスコードの視認性が高まるように前記パスコードの表示状態を変更する
電子情報ボード。 - 前記通信部は、前記情報端末から接続要求を受信し、受信した前記接続要求に基づいて前記情報端末の認証処理を実行し、
前記表示部は、前記情報端末の認証が失敗した場合、前記パスコードの視認性が高まるように前記パスコードの表示状態を変更する
請求項8に記載の電子情報ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016180464A JP2018046443A (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 情報端末、電子情報ボード及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016180464A JP2018046443A (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 情報端末、電子情報ボード及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018046443A true JP2018046443A (ja) | 2018-03-22 |
Family
ID=61695209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016180464A Pending JP2018046443A (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 情報端末、電子情報ボード及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018046443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022525636A (ja) * | 2019-03-18 | 2022-05-18 | グーグル エルエルシー | エンドユーザデバイスのためのクラウドベースの発見サービス |
-
2016
- 2016-09-15 JP JP2016180464A patent/JP2018046443A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022525636A (ja) * | 2019-03-18 | 2022-05-18 | グーグル エルエルシー | エンドユーザデバイスのためのクラウドベースの発見サービス |
JP7296475B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-06-22 | グーグル エルエルシー | エンドユーザデバイスのためのクラウドベースの発見サービス |
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