JP2016124025A - ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 低温用鋼の溶接において、AWおよびPWHT後の引張強度と低温領域での靭性に優れた溶接金属が得られるとともに、溶接作業性および耐溶接割れ性が良好なガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤを提供する。【解決手段】 ワイヤ全質量に対する質量%で、C:0.01〜0.08%、Si:0.2〜0.6%、Mn:0.5〜1.5%、Cu:0.15〜0.40%、Ni:3.0〜4.0%、Mo:0.10〜0.40%、Ti:0.020〜0.100%、B:0.0010〜0.0100%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤ。【選択図】 なし

Description

本発明は、ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤに関し、長時間の溶接後熱処理(溶接部の溶接残留応力の除去および機械的性質の改善を目的に行われる熱処理:以下、PWHTという。)の引張強度と低温領域での靭性に優れた溶接金属が得られるとともに、溶接作業性および耐溶接割れ性が良好なガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤに関する。
近年、石油・ガスエネルギー関連分野の生産(海洋構造物)・輸送(ガス運搬船、パイプライン)・貯蔵(圧力容器)などの分野では低温域で優れた機械的性質を有する低温用鋼(例えば、アルミキルド鋼、含Ni鋼等)が広く使用されている。このような低温用鋼の溶接には、高能率で溶接金属の機械的性質に優れるガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤが用いられており、例えば特許文献1や特許文献2、特許文献3に溶接金属の低温靭性と引張強度が良好な低温用鋼用のガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤが開示されている。
低温用鋼の溶接では、溶接金属の残留応力および機械的性質の更なる改善の目的から長時間のPWHT(Post Weld Heat Treatment)を行うことが多い。この場合、特許文献1〜3に開示されたガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤの溶接では、溶接のまま(以下、AWという。)では必要な溶接金属の強度および低温靭性が確保できるものの、長時間のPWHT後では、溶接金属の強度および低温靭性が低下してしまい、必要な機械的性質が得らないという問題がある。
PWHT後の溶接金属の強度および靭性の低下を防止する手段として、例えば、特許文献4や特許文献5に、溶接金属の低温靭性を低下させずに強度改善効果のあるNiが多く添加された高張力鋼用ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤが開示されている。しかし、特許文献4および特許文献5に記載のガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤでは、長時間のPWHTの場合では、溶接金属の強度および低温靭性が低下し、必要な機械的性質が得られないという問題がある。また、特許文献6には、溶接金属の高靭性化および高強度化効果のあるTi、Ni、Cr、Mo等が添加されたガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤが開示されている。しかし、特許文献6に記載のガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤは、低温用鋼の溶接を想定したガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤではないので、溶接金属の十分な低温靭性を確保することができない。また、ワイヤ送給性が不良でアークが安定せず、スパッタ発生量が多いなど溶接作業性が悪いという問題もあった。
特開昭60−96394号公報 特開昭62−238094号公報 特開平3−294083号公報 特開平1−233088号公報 特開2003−311471号公報 特開昭63−157795号公報
本発明は、上記問題点を解決するためになしたものであり、低温用鋼の溶接において、AWおよび長時間のPWHT後でも適正な強度と低温領域において良好で安定した靭性を有する溶接金属が得られるとともに、耐溶接割れ性に優れ、アークが安定してスパッタ発生量が少ないなど溶接作業性に優れたガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべくガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤの成分組成に着目し、詳細に検討した。
その結果、AWおよび長時間のPWHT後でも溶接金属の適正な強度と同時に安定した低温靭性の向上をも同時に達成させるためには、ワイヤ中のC、Si、Mn、Cu、Ni、Mo、Ti、B量のそれぞれの適正化することにより、AWの溶接金属の必要な強度および低温靭性を確保しつつ、長時間のPWHT後の溶接金属の低温靭性の改善および高強度化が可能であることを知見した。また、ワイヤ中のC、Cu、Ni、Ti、Bの適正化によって、耐溶接割れ性を改善され、溶接時のアークが安定されスパッタ発生量を低減するなど溶接作業性を改善できることも知見した。
本発明は、これらの知見に基づいて完成したもので、その発明の要旨は次のとおりである。
(1)ワイヤ全質量に対する質量%で、
C :0.01〜0.08%、
Si:0.2〜0.6%、
Mn:0.5〜1.5%、
Cu:0.15〜0.40%、
Ni:3.0〜4.0%、
Mo:0.10〜0.40%、
Ti:0.020〜0.100%、
B :0.0010〜0.0100%を含有し
残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤ。
本発明のガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤによれば、低温用鋼のガスシールドアーク溶接において、溶接時のアークが安定してスパッタ発生量が少ないなど溶接作業性が良好で、耐溶接割れ性にも優れ、長時間のPWHT後でも適正な溶接金属の強度および低温靭性が確保でき、欠陥のない高品質な溶接金属が得られるガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤを提供することができる。
本発明者らは、低温用鋼のガスシールドアーク溶接において、AWおよび長時間のPWHT後でも適正な強度および低温靭性を有する溶接金属を得られるとともに、耐溶接割れ性に優れ、アークが安定してスパッタ発生量が少ないなど良好な溶接作業性が得られるガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤの成分組成について詳細に検討した。
その結果、AWおよび長時間のPWHT後でも溶接金属の適正な強度と同時に安定した低温靭性の向上をも同時に達成させるためには、ワイヤ中のC、Si、Mn、Cu、Ni、Mo、Ti、B量のそれぞれの適正化することにより、AWの溶接金属の必要な強度および低温靭性を確保しつつ、長時間のPWHT後の溶接金属の低温靭性の改善および高強度化が可能であることを知見した。また、ワイヤ中のC、Cu、Ni、Ti、Bの適正化によって、耐溶接割れ性を改善され、溶接時のアークが安定されスパッタ発生量を低減するなど溶接作業性を改善できることも知見した。
本発明では、これらの知見に基づいてガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤの成分組成を決定した。
本発明のガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤは、各成分組成それぞれの単独および共存による相乗効果により、本発明が目的とする効果が達成されたものであるが、以下にそれぞれの各成分組成の添加理由および限定理由を述べる。なお、以下においては、ソリッドワイヤの化学成分をワイヤの全質量に対する割合である質量%で表すものとし、その質量%に関する記載を単に%と記載して説明する。
[C:0.01〜0.08%]
Cは、固溶強化によりAWおよびPWHT後の溶接金属の強度を向上するために必要な元素である。Cが0.01%未満であると、AWおよびPWHT後の溶接金属の強度が得られない。一方、Cが0.08%を超えると、溶接金属中にCが過剰に歩留まり、AWおよびPWHT後の溶接金属の強度が過度に高くなり、低温靭性が低下する。また、溶接割れ感受性が高くなる。従って、Cは0.01〜0.08%とする。
[Si:0.2〜0.6%]
Siは、溶接金属の脱酸のために添加する。Siが0.2%未満であると、溶接金属が脱酸不足となり、AWおよびPWHT後の低温靭性が低下する。一方、Siが0.6%を超えると、AWおよびPWHTの低温靭性が安定して得られない。従って、Siは0.2〜0.6%とする。
[Mn:0.5〜1.5%]
Mnは、AWおよびPWHT後の溶接金属の低温靭性確保と強度向上のために添加する。Mnが0.5%未満であると、AWおよびPWHT後の溶接金属の強度が低く、低温靭性が十分に確保できない。一方、Mnが1.5%を超えると、AWおよびPWHT後の低温靭性が安定して得られない。従って、Mnは0.5〜1.5%とする。
[Cu:0.15〜0.40%]
Cuは、析出強化作用を有し、変態温度を低下させて溶接金属の組織を微細化し、特にPWHT後の低温靭性を向上させるとともに、ワイヤ表面に銅めっきとしてコーティングし、ワイヤ送給性と通電性を安定化してアークを安定化する効果を有する。Cuが0.15%未満であると、溶接金属の組織が微細化されず、PWHT後の溶接金属の低温靭性が安定して得られない。また、必要なワイヤ送給性と通電性が得られず、アークが不安定となりスパッタ発生量が増加する。一方、Cuが0.40%を超えると、溶接割れ感受性が高くなる。したがって、Cuは0.15〜0.40%とする。なお、ワイヤ表面の銅めっき厚さは、耐チップ磨耗性の観点から、0.2〜1.0μmであることが好ましい。
[Ni:3.0〜4.0%]
Niは、変態温度を低下させて溶接金属の組織を微細化し、AWおよびPWHT後の低温靭性を向上させるとともに、溶接金属中に固溶して低温靭性を低下させることなく強度を高める作用を有する。Niが3.0%未満であると、低温靭性の低下を防止する効果が十分に得られず、AWおよびPWHT後の溶接金属の低温靭性が安定して得られない。一方、Niが4.0%を超えると、溶接割れ感受性が高くなるとともに、粒界が脆化し、AWおよびPWHT後の低温靭性が低下する。従って、Niは3.0〜4.0%とする。
[Mo:0.10〜0.40%]
Moは、変態温度を低下させて溶接金属の組織を微細化し、特にPWHT後の強度の低下を防止しつつ低温靭性を向上させる効果を有する。Moが0.10%未満であると、これらの効果が十分に得られず、PWHT後の溶接金属の強度および低温靭性が低下する。一方、Moが0.40%を超えると、AWおよびPWHT後の溶接金属の強度が過剰に高くなり、低温靭性が安定して得られない。従って、Moは0.10〜0.40%とする。
[Ti:0.020〜0.100%]
Tiは、脱酸剤であり、溶接金属の酸素を低下させるとともに、溶接時に混入する溶接金属中の窒素を固定化し、AWおよびPWHT後の低温靭性を向上させる重要な元素である。また、アークを安定させてスパッタ発生量を減少させる効果がある。Tiが0.020%未満であると、アークが不安定となり、スパッタ発生量が多くなる。また、AWおよびPWHT後の溶接金属の低温靭性が安定して得られない。一方、Tiが0.100%を超えると、TiCの析出や固溶強化を引き起こし、AWおよびPWHT後の溶接金属の強度が過剰に高くなり、低温靭性が低下する。従って、Tiは0.020〜0.100%とする。
[B:0.0010〜0.0100%]
Bは、Tiと共存しアシュキュラーフェライトの核になり、特にPWHT後の低温靭性を向上させる効果を有する。Bが0.0010%未満では、この効果が得られず、PWHT後の低温靭性が低下する。一方、Bが0.0100%を超えると、溶接割れ感受性が高くなるとともに、AWおよびPWHT後の低温靭性が低下する。従って、Bは0.0010〜0.0100%とする。
なお、本発明のガスシールドアーク溶接用ソリッドの残部は、主成分であるFeおよびP、S、N、Oなどの不可避不純物である。PおよびSは、AWおよびPWHT後の溶接金属の低温靭性を低下させるとともに、溶接割れ感受性を高くするので、それぞれ0.01%以下とすることが好ましい。
Nは、AWおよびPWHT後の溶接金属の低温靭性を安定にするためには固溶Nを少なくする必要があり、0.005%以下であることが好ましい。
Oは、溶接金属中でSiまたはMn等と酸化物(非金属介在物)となってAWおよびPWHT後の低温靭性を低下させるので、0.007%以下であることが好ましい。
なお、シールドガスはArとCOの混合ガスとするが、COの混合量は、溶接金属中の酸素量を低減するために5〜25体積%の範囲とすることが好ましい。また、シールドガスの流量は、耐欠陥性および大気からの窒素の混入を防ぐために20〜35リットル/分であることが好ましい。
以下、本発明の効果を実施例により具体的に説明する。
原料鋼を真空溶解し、鍛造、圧延、伸線、焼鈍し、ワイヤ表面に銅めっきした後、1.2mmの製品径まで仕上伸線し、20kg巻きスプールとしたものを試作品とした。試作したソリッドワイヤの化学成分を表1に示す。
Figure 2016124025
試作したソリッドワイヤを用いて、溶接作業性及び溶着金属性能の調査を行った。
溶接作業性および溶着金属性能は、JIS G3127 SL3N440に規定される板厚20mmの鋼板を用いて、JIS Z3111に準じて表2に示す溶接条件で溶着金属試験を実施した。
溶接作業性の調査項目は、溶着金属試験時のアークの安定性、スパッタの発生状況および高温割れの有無について調査した。なお、溶接時のワイヤ送給は、6m長さのコンジットケーブルを用いた。
Figure 2016124025
溶着金属試験は、AW後の溶着金属、および表3に示す溶接後熱処理条件によるPWHT後の溶着金属を評価し、各溶着金属部からA0号引張試験片および衝撃試験を採取して各々の機械的性能を調査した。
Figure 2016124025
溶着金属の引張試験の評価は、AWおよびPWHT後の溶着金属の引張強さが600〜700MPaを良好とした。また、衝撃試験の評価は、−60℃におけるシャルピー衝撃試験を実施し、AWおよびPWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの平均値が80J以上、最低値が60J以上を良好とした。これらの結果を表4にまとめて示す。
Figure 2016124025
表1および表4中のワイヤ記号W1〜W5が本発明例、ワイヤ記号W6〜W19は比較例である。本発明例であるワイヤ記号W1〜W5は、ワイヤ中のC、Si、Mn、Cu、Ni、Mo、Ti、B量が適正なので、ワイヤ送給性が良好でアークが安定してスパッタ発生量が少なく、AWおよびPWHT後の溶着金属の引張強さおよび吸収エネルギーの平均値および最低値ともに良好であり、極めて満足な結果であった。
比較例中ワイヤ記号W6は、Cが少ないので、AWおよびPWHT後の溶着金属の引張強さが低かった。また、Cuが少ないので、PWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの最低値が低く、アークが不安定でスパッタ発生量が多かった。
ワイヤ記号W7は、Cが多いので、AWおよびPWHT後の溶着金属の引張強さが高く、吸収エネルギーの平均値および最低値が低かった。また、クレータ部に割れが生じた。
ワイヤ記号W8は、Siが少ないので、AWおよびPWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの平均値が低かった。また、Cuが多いので、クレータ部に割れが生じた。
ワイヤ記号W9は、Siが多いので、AWおよびPWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの最低値が低かった。
ワイヤ記号W10は、Mnが少ないので、AWおよびPWHT後の溶着金属の引張強さが低く、吸収エネルギーの平均値が低かった。
ワイヤ記号W11は、Mnが多いので、AWおよびPWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの最低値が低かった。
ワイヤ記号W12は、Niが少ないので、AWおよびPWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの最低値が低かった。
ワイヤ記号W13は、Niが多いので、AWおよびPWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの平均値及が低かった。また、クレータ部に割れが生じた。
ワイヤ記号W14は、Moが少ないので、PWHT後の溶着金属の引張強さが低く、吸収エネルギーの平均値および最低値が低かった。
ワイヤ記号W15は、Moが多いので、AWおよびPWHT後の溶着金属の引張強さが高く、吸収エネルギーの最低値が低かった。
ワイヤ記号W16は、Tiが少ないので、アークが不安定でスパッタ発生量が多く、AWおよびPWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの最低値が低かった。
ワイヤ記号W17は、Tiが多いので、AWおよびPWHT後の溶着金属の引張強さが高く、吸収エネルギーの平均値および最低値が低かった。
ワイヤ記号W18は、Bが少ないので、PWHT後の溶着金属の吸収エネルギーの平均値および最低値が低かった。
ワイヤ記号W19は、Bが多いので、AWおよびPWHT後の吸収エネルギーの平均値および最低値が低かった。また、クレータ部に割れが生じた。

Claims (1)

  1. ワイヤ全質量に対する質量%で、
    C :0.01〜0.08%、
    Si:0.2〜0.6%、
    Mn:0.5〜1.5%、
    Cu:0.15〜0.40%、
    Ni:3.0〜4.0%、
    Mo:0.10〜0.40%、
    Ti:0.020〜0.100%、
    B :0.0010〜0.0100%を含有し
    残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤ。
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