JP2016123229A - 自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の衝突後にモータの回転が継続しているときに、コンデンサの電圧を、モータの回転に伴って発生する逆起電圧より低くする。
【解決手段】車両の衝突が検知されたときには、インバータ34のトランジスタT11〜T16のうち上アーム(T11〜T13)の全てまたは下アーム(T14〜T16)の全てをオンとする三相オン制御と、放電回路46のスイッチング素子48をオンとする放電用制御と、を実行する。こうした制御により、モータ32の回転に伴って発生する逆起電圧に起因する電力がコンデンサ44に供給されないようにしながら、コンデンサ44の電荷を放電抵抗47によって熱として消費させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車に関し、詳しくは、モータと、インバータと、コンデンサと、放電回路と、を備える自動車に関する。
従来、この種の自動車としては、モータと、インバータと、コンデンサと、放電モジュールと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。モータは、回転軸が車軸に連結されている。インバータは、6つのトランジスタのスイッチングによってモータを駆動する。コンデンサは、インバータが接続された電力ラインの正極側ラインと負極側ラインとに接続されている。放電モジュールは、電力ラインの正極側ラインと負極側ラインとに接続されており、放電抵抗と放電リレーとが直列に接続されている。この自動車では、車両の衝突が検知されたときには、放電リレーをオンとする。このようにして、コンデンサの電荷を放電抵抗により熱として消費させて、コンデンサの電圧を低下させている。
特開2013−90424号公報
こうした自動車では、衝突時に、その衝撃によってモータの回転軸と車軸との連結が解除され、その後に、モータの回転が継続することがある。この場合、インバータを駆動停止すると(6つのトランジスタの全てをオフとすると)、モータの回転に伴って発生する逆起電圧がコンデンサの電圧より高い場合に、モータの逆起電圧に起因する電力がコンデンサに供給される。このため、コンデンサの電圧をモータの逆起電圧より低くすることができない。
本発明の自動車は、車両の衝突後にモータの回転が継続しているときに、コンデンサの電圧を、モータの回転に伴って発生する逆起電圧より低くすることを主目的とする。
本発明の自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の自動車は、
車軸に連結された三相交流のモータと、
複数のスイッチング素子のスイッチングによって前記モータを駆動するインバータと、
前記インバータの端子間の電圧を平滑するコンデンサと、
放電抵抗とスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、前記コンデンサに並列に接続された放電回路と、
を備える自動車であって、
車両の衝突が検知されたときには、前記インバータの前記複数のスイッチング素子のうち上アームの全てまたは下アームの全てがオンとなるように前記インバータを制御する三相オン制御を実行すると共に、前記放電回路の前記スイッチング素子がオンとなるように前記放電回路を制御する放電用制御を実行する制御手段、
を備えることを特徴とする。
この本発明の自動車では、車両の衝突が検知されたときには、インバータの複数のスイッチング素子のうち上アームの全てまたは下アームの全てがオンとなるようにインバータを制御する三相オン制御を実行すると共に、放電回路の前記スイッチング素子がオンとなるように放電回路を制御する放電用制御を実行する。三相オン制御を実行することにより、車両の衝突の検知後にモータが回転している場合に、モータの回転に伴って発生する逆起電圧に起因する電力がコンデンサに供給されないようにすることができる。したがって、放電回路のスイッチング素子をオンとして、コンデンサの電荷を放電抵抗によって熱として消費させることにより、コンデンサの電圧をモータの逆起電圧より低くすることができる。即ち、車両の衝突の検知後にモータが回転しているときでも、コンデンサの電荷を放電させることができる。
こうした本発明の自動車において、前記制御手段は、前記三相オン制御および前記放電用制御の実行中に、前記モータの回転数が第1閾値以下になる回転数条件と、前記コンデンサの電圧が第2閾値以下になる電圧条件と、が共に成立したときに、前記三相オン制御および前記放電用制御の実行を終了するものとしてもよい。
また、本発明の自動車において、前記制御手段は、前記三相オン制御および前記放電用制御の実行中に、前記モータの回転数が第1閾値以下になる回転数条件が成立したときに前記三相オン制御の実行を終了し、前記コンデンサの電圧が第2閾値以下になる電圧条件が成立したときに前記放電用制御の実行を終了するものとしてもよい。
さらに、本発明の自動車において、前記インバータと電力をやりとり可能なバッテリと、前記インバータおよび前記コンデンサおよび前記放電回路と前記バッテリとの接続および接続の解除を行なうリレーと、を備え、前記制御手段は、車両の衝突を検知したときには、前記インバータおよび前記コンデンサおよび前記放電回路と前記バッテリとの接続が解除されるように前記リレーを制御するものとしてもよい。
本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のECU50により実行される衝突検知時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 車両の衝突を検知してリレー42をオフとした後の、実施例の場合の電力の流れの様子を示す説明図である。 車両の衝突を検知してリレー42をオフとした後の、比較例の場合の電力の流れの様子を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図示するように、モータ32と、インバータ34と、バッテリ36と、リレー42と、コンデンサ44と、放電回路46と、電子制御ユニット(以下、ECUという)50と、を備える。
モータ32は、永久磁石が埋め込まれた回転子と、三相コイルが巻回された固定子と、を有する周知の同期発電電動機として構成されている。このモータ32は、駆動輪22a,22bにドライブシャフト(車軸)23およびデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸26に接続されている。また、モータ32は、回転に伴って逆起電圧を発生する。
インバータ34は、バッテリ36と電力ライン40により接続されている。このインバータ34は、6つのトランジスタT11〜T16と、6つのダイオードD11〜D16と、を有する。トランジスタT11〜T16は、それぞれ、電力ライン40の正極母線40aと負極母線40bとに対して、ソース側とシンク側になるように、2個ずつペアで配置されている。6つのダイオードD11〜D16は、それぞれ、トランジスタT11〜T16に逆方向に並列接続されている。トランジスタT11〜T16の対となるトランジスタ同士の接続点の各々には、モータ32の三相コイル(U相,V相,W相)の各々が接続されている。したがって、インバータ34に電圧が作用しているときに、ECU50によって、対となるトランジスタT11〜T16のオン時間の割合が調節されることにより、三相コイルに回転磁界が形成され、モータ32が回転駆動される。以下、トランジスタT11〜T13をU相,V相,W相の上アームと称し、トランジスタT14〜T16をU相,V相,W相の下アームと称することがある。
バッテリ36は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されている。コンデンサ44は、電力ライン40の正極母線40aと負極母線40bとに接続されている。放電回路46も、正極母線40aと負極母線40bとに接続されている。この放電回路46は、放電抵抗47と、スイッチング素子48と、が直列に接続されて構成されている。リレー42は、正極母線40aおよび負極母線40bの、コンデンサ44との接続点や放電回路46との接続点よりバッテリ36側に設けられている。このリレー42は、インバータ34側(インバータ34やコンデンサ44,放電回路46)と、バッテリ36側との接続および接続の解除を行なう。
ECU50は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
ECU50には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。各種センサからの信号としては、以下のものを挙げることができる。モータ32の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ32aからの回転位置θm。モータ32とインバータ34とを接続する電力ラインに取り付けられた電流センサからのモータ32の各相の相電流Iu,Iv,Iw。インバータ34の温度を検出する温度センサからのインバータ温度Tinv。バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサからの電池電圧Vb。バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサからの電池電流Ib。バッテリ36に取り付けられた温度センサからの電池温度Tb。コンデンサ44の端子間に取り付けられた電圧センサ44aからのコンデンサ電圧VH。イグニッションスイッチ60からのイグニッション信号。シフトレバー61の操作位置を検出するシフトポジションセンサ62からのシフトポジションSP。アクセルペダル63の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Acc。ブレーキペダル65の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ66からのブレーキペダルポジションBP。車速センサ68からの車速V。車体前側の中央部や両側部などに取り付けられた加速度センサ69からの車体加速度α。
ECU50からは、種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。種々の制御信号としては、以下のものを挙げることができる。インバータ34のトランジスタT11〜T16へのスイッチング制御信号。リレー42への制御信号。放電回路46のスイッチング素子48へのスイッチング制御信号。
ECU50は、回転位置検出センサ32aにより検出されたモータ32の回転子の回転位置θmに基づいて、モータ32の回転数Nmを演算している。また、ECU50は、電流センサにより検出された電池電流Ibの積算値、或いは、電圧センサにより検出された電池電圧VbとOCV(開路電圧)カーブとの関係に基づいて、バッテリ36の蓄電割合SOCを演算している。
こうして構成された実施例の電気自動車20では、ECU50は、まず、アクセルペダルポジションセンサ64からのアクセル開度Accと車速センサ68からの車速Vとに基づいて、走行に要求される要求トルクTd*を算出する。続いて、要求トルクTd*に基づいてモータ32のトルク指令Tm*に算出する。そして、モータ32がトルク指令Tm*で駆動されるように、インバータ34のトランジスタT11〜T16のスイッチング制御を行なう。
次に、こうして構成された実施例の電気自動車20の動作、特に、車両の衝突が検知されたときの動作について説明する。図2は、実施例のECU50により実行される衝突検知時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、車両の衝突が検知されたときに実行される。なお、実施例では、加速度センサ69により検出された車体加速度αが衝突判定用の閾値αref(負の値)を超えたとき(α<αrefになったとき)に、車両の衝突を検知するものとした。
衝突検知時制御ルーチンが実行されると、ECU50は、まず、リレー42をオフとする(ステップS100)。これにより、インバータ34側(インバータ34やコンデンサ44,放電回路46)と、バッテリ36側との接続が解除される。
続いて、三相オン制御および放電用制御の実行を開始する(ステップS110)。ここで、三相オン制御は、インバータ41のトランジスタT11〜T16のうち上アーム(T11〜T13)の全てをオンとすると共に下アーム(T14〜T16)の全てをオフとするか、あるいは、上アーム(T11〜T13)の全てをオフとすると共に下アーム(T14〜T16)の全てをオンとする制御である。また、放電用制御は、放電回路46のスイッチング素子48をオンとする制御である。
車両の衝突時には、その衝撃によってモータ32の回転軸とドライブシャフト23との連結が解除され、モータ32の回転が継続することがある。実施例としては、車両の衝突を検知してリレー42をオフとした後に、上述の三相オン制御および放電用制御を実行する場合を考える。また、比較例としては、リレー42をオフとした後に、インバータ34を駆動停止する(トランジスタT11〜T16の全てをオフとする)と共に放電用制御を実行する場合を考える。図3は、実施例の場合の電力の流れの様子を示す説明図であり、図4は、比較例の場合の電力の流れの様子を示す説明図である。
車両の衝突を検知してリレー42をオフとした後に、モータ32の回転が継続しているときにおいて、比較例の場合、モータ32の回転に伴って発生する逆起電圧がコンデンサ44の電圧より高いときには、図4に示すように、モータ32の逆起電圧に起因する電力がコンデンサ44に供給される。このため、放電用制御を実行しても、コンデンサ44の電圧をモータ32の逆起電圧より低くすることはできない。これに対して、実施例では、三相オン制御を実行することにより、図3に示すように、モータ32の逆起電圧に起因する電力がコンデンサ44に供給されないようにすることができる。したがって、放電用制御の実行によって、コンデンサ44の電荷を放電抵抗47によって熱として消費させることにより、コンデンサ44の電圧VHをモータ32の逆起電圧より低くすることができる。即ち、モータ32が回転しているときでも、コンデンサ44の電荷を放電させることができる。なお、三相オン制御を実行すると、モータ32の回転数Nmの絶対値を小さくする方向のトルク(引き摺りトルク)が発生する。したがって、モータ32の回転数Nmを小さくして、モータ32を回転停止させることができる。
こうして三相オン制御および放電用制御の実行を開始すると、三相オン制御および放電用制御の終了条件が成立したか否かを判定する(ステップS120)。ここで、終了条件としては、モータ32の回転数Nmが閾値Nmref以下である回転数条件と、コンデンサ44の電圧VHが閾値VHref以下である電圧条件と、を用いることができる。閾値Nmrefは、モータ32の逆起電圧がコンデンサ44の電荷の放電に影響を与えない程度か否かを判定するために用いられる閾値である。この閾値Nmrefは、例えば、数十rpm程度の値を用いることができる。閾値VHrefは、コンデンサ44の電荷の放電を終了してよいか否かを判定するために用いられる閾値である。この閾値VHrefは、例えば、リレー42がオンのときにコンデンサ44の電圧VHが数百V程度になるものにおいて、数V〜数十V程度の値を用いることができる。実施例では、回転数条件と電圧条件とが共に成立したときに、終了条件が成立したと判定するものとした。
ステップS120で終了条件が成立していないと判定されたときには、三相オン制御および放電用制御の実行を継続して、終了条件が成立するのを待つ。そして、終了条件が成立すると、三相オン制御および放電用制御の実行を終了して(ステップS130)、本ルーチンを終了する。回転数条件と電圧条件とが共に成立したときに、三相オン制御および放電用制御の実行を終了することにより、車両の衝突の検知後に、モータ32の逆起電圧に起因する電力によってコンデンサ44の電圧VHが上昇するのを、より確実に抑制することができる。
以上説明した実施例の電気自動車20では、車両の衝突が検知されたときには、三相オン制御および放電用制御を実行する。ここで、三相オン制御は、インバータ34のトランジスタT11〜T16のうち、上アーム(T11〜T13)の全てまたは下アーム(T14〜T16)の全てをオンとする制御である。また、放電用制御は、放電回路46のスイッチング素子48をオンとする制御である。このように三相オン制御および放電用制御を実行することにより、モータ32の回転に伴って発生する逆起電圧に起因する電力がコンデンサ44に供給されないようにしながら、コンデンサ44の電荷を放電抵抗47によって熱として消費させることができる。これにより、コンデンサ44の電圧VHをモータ32の逆起電圧より低くすることができる。即ち、モータ32が回転しているときでも、コンデンサ44の電荷を放電させることができる。
実施例の電気自動車20では、三相オン制御および放電用制御の実行中に、回転数条件と電圧条件とが共に成立したときに、終了条件が成立したと判定し、三相オン制御および放電用制御の実行を終了するものとした。しかし、三相オン制御および放電用制御の実行中に、回転数条件が成立したときに三相オン制御の実行を終了し、電圧条件が成立したときに放電用制御の実行を終了するものとしてもよい。基本的に、回転数条件と電圧条件とは異なるタイミングで成立する。このため、この変形例の制御により、以下の効果を奏する。回転数条件,電圧条件の順に成立する場合には、実施例に比して、インバータ34のトランジスタT11〜T16のオン時間を短くすることができる。また、電圧条件,回転数条件の順に成立する場合には、実施例に比して、スイッチング素子48のオン時間を短くすることができる。
実施例では、モータ32とインバータ34とバッテリ36とリレー42とコンデンサ44と放電回路46とを備える電気自動車20の構成とした。しかし、モータを1つだけでなく、複数備える電気自動車の構成としてものとしてもよい。また、図5の変形例のハイブリッド自動車120に示すように、モータ32とインバータ34とバッテリ36とリレー42とコンデンサ44と放電回路46とに加えて、エンジン122と、プラネタリギヤ130と、モータ132と、インバータ134と、を備える構成としてもよい。プラネタリギヤ130は、エンジン122とモータ132と駆動軸26とに接続されている。インバータ134は、モータ132を駆動すると共に、バッテリ36と電力をやりとりする。さらに、図6の変形例のハイブリッド自動車220に示すように、モータ32とインバータ34とバッテリ36とリレー42とコンデンサ44と放電回路46とに加えて、エンジン222と、クラッチ224と、変速機230と、を備える構成としてもよい。エンジン222とモータ32とは、クラッチ224を介して接続されている。変速機230は、モータ32の回転軸と駆動軸26とに接続されている。加えて、シリーズタイプのハイブリッド自動車の構成としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「モータ」に相当し、インバータ34が「インバータ」に相当し、コンデンサ44が「コンデンサ」に相当し、放電抵抗47とスイッチング素子48とにより構成される放電回路46が「放電回路」に相当し、ECU50が「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車の製造産業などに利用可能である。
20 電気自動車、22a,22b 駆動輪、23 ドライブシャフト、24 デファレンシャルギヤ、26 駆動軸、32,132 モータ、32a 回転位置検出センサ、34 インバータ、36 バッテリ、40 電力ライン、40a 正極母線、40b 負極母線、42 リレー、44 コンデンサ、44a 電圧センサ、46 放電回路、47 放電抵抗、48 スイッチング素子、50 電子制御ユニット(ECU)、60 イグニッションスイッチ、61 シフトレバー、62 シフトポジションセンサ、63 アクセルペダル、64 アクセルペダルポジションセンサ、65 ブレーキペダル、66 ブレーキペダルポジションセンサ、68 車速センサ、69 加速度センサ、120,220 ハイブリッド自動車、122,222 エンジン、130 プラネタリギヤ、134 インバータ、224 クラッチ、230 変速機、D11〜D16 ダイオード、T11〜T16 トランジスタ。

Claims (3)

  1. 車軸に連結された三相交流のモータと、
    複数のスイッチング素子のスイッチングによって前記モータを駆動するインバータと、
    前記インバータの端子間の電圧を平滑するコンデンサと、
    放電抵抗とスイッチング素子とが直列に接続されて構成され、前記コンデンサに並列に接続された放電回路と、
    を備える自動車であって、
    車両の衝突が検知されたときには、前記インバータの前記複数のスイッチング素子のうち上アームの全てまたは下アームの全てがオンとなるように前記インバータを制御する三相オン制御を実行すると共に、前記放電回路の前記スイッチング素子がオンとなるように前記放電回路を制御する放電用制御を実行する制御手段、
    を備えることを特徴とする自動車。
  2. 請求項1記載の自動車であって、
    前記制御手段は、前記三相オン制御および前記放電用制御の実行中に、前記モータの回転数が第1閾値以下になる回転数条件と、前記コンデンサの電圧が第2閾値以下になる電圧条件と、が共に成立したときに、前記三相オン制御および前記放電用制御の実行を終了する、
    ことを特徴とする自動車。
  3. 請求項1記載の自動車であって、
    前記制御手段は、前記三相オン制御および前記放電用制御の実行中に、前記モータの回転数が第1閾値以下になる回転数条件が成立したときに前記三相オン制御の実行を終了し、前記コンデンサの電圧が第2閾値以下になる電圧条件が成立したときに前記放電用制御の実行を終了する、
    ことを特徴とする自動車。
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