JP2016123004A - 撮像装置の設置支援装置、撮像装置の設置支援方法および映像記録再生装置 - Google Patents

撮像装置の設置支援装置、撮像装置の設置支援方法および映像記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】監視エリア内において、所望の映像を撮像する複数の撮像装置の撮像範囲調整を行うための補助情報を提示することができ、撮像装置の設置業務に要する作業人数の軽減、および、作業時間の短縮を図ることができる撮像装置の設置支援装置を提供する。
【解決手段】複数の撮像装置から取得した映像データから、撮像装置各々の撮像範囲の重複度を算出する重複度判定部と、重複度判定部が算出した撮像装置各々の撮像範囲の重複度を文字または映像で表示する重複表示情報を作成する重複表示情報作成部とを備えた。
【選択図】図3

Description

この発明は、撮像装置の導入に伴う設置時、あるいは、その後の撮像範囲調整時において、複数の撮像装置における撮像範囲の重複を検出する撮像装置の設置支援装置、当該設置支援装置による撮像装置の設置支援方法、および、当該設置支援装置を搭載した映像記録再生装置に関するものである。
近年、複数台の監視カメラによる監視システムの普及に伴い、監視システム構築、監視カメラ設置の機会が増加している。
セキュリティーシステムを構築する際には、映像記録再生装置と複数台の監視カメラを接続し、所望の監視範囲を撮像・記録できるように設置する。設置にあたっては、所望の監視範囲を網羅するよう、複数の監視カメラの撮像範囲を重複なく設置角度調整等を行って撮像範囲を調整したり、あるいは、重点監視範囲を複数カメラで撮像するよう、複数カメラの撮像範囲を重複させて設置角度調整等を行って撮像範囲を調整したりする。
しかしながら、従来、この撮像範囲調整作業は、複数人の設置作業者により実施されることがほとんどであり、実際に監視対象となるエリア内を動いて監視カメラ映像に映る役割、監視カメラの撮像範囲調整を実施する役割、監視カメラ映像を確認しながら監視カメラの撮像範囲調整者に指示する役割等をそれぞれの人が担う必要があるため、作業人数、および、作業時間を多く要するという欠点があった。そこで、複数台のカメラによる監視システムの普及に伴い、作業人数、および、作業時間を軽減できるような、設置業務の一助となる機能に対する要望が高まっている。
複数の監視カメラによる監視システムにおいて、各監視カメラの映像を評価する技術としては、例えば、特許文献1に、複数の領域を撮像する複数の監視カメラにおいて同一の物体が重複して検出される場合に、各監視カメラの映像の優先度を算出し、適切な映像を選択する方法が開示されている。
国際公開第2013/179335号
特許文献1に開示されている技術は、複数の監視カメラにおいて同一物体が重複して検出される場合には、各監視カメラ映像から適切な映像を選択することができるため、監視員が、適切な映像を撮像している監視カメラを知るには有効であり、このような技術を監視カメラの設置作業に応用できる可能性はある。
しかしながら、各監視カメラの映像同士がどの程度重複しているか等の情報を得ることはできないため、例えば、所望の撮像範囲に対して各監視カメラの撮像範囲が網羅されるように配置する作業に対しては、依然として充分な情報を提示できていないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、監視エリア内において所望の映像を撮像する複数の撮像装置の撮像範囲調整を行うための補助情報を設置作業者に提示することができ、撮像装置の設置業務に要する作業人数の軽減、および、作業時間の短縮を図ることができる撮像装置の設置支援装置、当該撮像装置の設置支援装置による設置支援方法、および、当該設置支援装置を搭載した映像記録再生装置を提供することを目的とする。
この発明に係る撮像装置の設置支援装置は、複数の撮像装置から取得した映像データから、撮像装置各々の撮像範囲の重複度を算出する重複度判定部と、重複度判定部が算出した撮像装置各々の撮像範囲の重複度を文字または映像で表示する重複表示情報を作成する重複表示情報作成部とを備えるものである。
この発明によれば、監視エリア内において所望の映像を撮像する複数の撮像装置の撮像範囲調整を行うための補助情報を設置作業者等に提示することができ、撮像装置の設置業務に要する作業人数の軽減、および、作業時間の短縮を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る撮像装置の設置支援装置を搭載した映像記録再生装置を備えた監視システムの構成の一例を説明する図である。 実施の形態1に係る撮像装置の設置支援装置を搭載した映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る撮像装置の設置支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る撮像装置の設置支援装置の動作について説明するフローチャートである。 実施の形態1において、映像データに付与されている情報の内容の一例を説明する図である。 実施の形態1において、映像解析結果情報の一例を説明する図である。 実施の形態1において、重複有無判定結果情報の一例を説明する図である。 実施の形態1において、フレーム単位による判定方法で重複度判定部が重複度を算出する場合の説明で、監視エリアのイメージを示す図である。 実施の形態1において、フレーム単位による判定方法で重複度判定部が重複度を算出する場合の説明で、各撮像装置の1フレームの映像を示す図である。 実施の形態1において、重複表示情報作成部に出力される重複判定結果の一例を説明する図である。 実施の形態1において、重複表示情報作成部が作成した重複表示情報が表示制御部によって表示装置に表示された画面のイメージの一例を示す図である。 実施の形態1において、重複判定結果を表示装置に図示表示させたイメージの一例を示す図である。 実施の形態1において、どの方法によって重複度の算出を行うかを、重複判定を行う撮像装置の組合せ単位で選択できるようにした画面のイメージの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る撮像装置の設置支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る撮像装置の設置支援装置の動作について説明するフローチャートである。 実施の形態2において、表示制御部が表示装置に表示させる画面のイメージの一例を示す図である。 実施の形態2において、撮像装置が撮影している映像に重複判定結果を表示させたイメージ映像を見ながら、撮像範囲調整指示を入力できるようにした画面の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る撮像装置の設置支援装置43を搭載した映像記録再生装置4を備えた監視システムの構成の一例を説明する図である。
監視システムでは、図1に示すように、撮像装置1と監視用PC3と映像記録再生装置4とがネットワーク2を介して接続される。また、撮像装置1には設定用PC6が接続され、映像記録再生装置4には表示装置5が接続される。
撮像装置1は、設定された範囲の監視映像を撮像する。ここでは、監視カメラを想定している。
なお、図1においては、撮像装置1がネットワーク2を介して3台接続されるものとしているがこれに限らず、監視システムは複数台の撮像装置1を備えるものであればよい。
設定用PC6は、撮像装置1に接続され、パンやチルト、ズーム倍率等の設定を行うことによる、接続された撮像装置1の撮像範囲の調整などの各種設定を行う。
なお、図1においては、撮像装置1にそれぞれ設定用PC6が接続されるものとしているが、これに限らず、1台の設定用PC6が複数台の撮像装置1に接続されるようにしてもよい。
監視用PC3は、撮像装置1が撮像した監視映像をリアルタイムに再生し、監視映像を監視するためのものである。なお、ここでは、監視システムは監視用PC3を備えるものとしたが、例えば、映像記録再生装置4および表示装置5で監視を行う場合等には、監視用PC3を備えない構成としてもよい。
映像記録再生装置4は、撮像装置1が撮像した監視映像をリアルタイムに表示装置5に表示させる。あるいは、映像記録再生装置4は、撮像装置1が撮像した監視映像を記録しておき、必要に応じて、表示装置5に再生させる。また、この実施の形態1では、映像記録再生装置4は、設置支援装置43から出力される、撮像装置1の撮像範囲の重複判定結果を表示装置5に表示させる。
設置支援装置43は、撮像装置1の導入に伴う設置時、あるいは、その後の撮像装置1の撮像範囲調整時において、複数の撮像装置1の撮像範囲の重複判定を行い、当該重複判定結果を出力する。
図2は、実施の形態1に係る撮像装置の設置支援装置43を搭載した映像記録再生装置4の構成を示すブロック図である。
映像記録再生装置4は、図2に示すように、映像データ受信装置41と、映像記録制御部42と、設置支援装置43と、表示制御部44と、記録装置45とを備える。
なお、図2においても、映像記録再生装置4には、ネットワーク2を介して3台の撮像装置1が接続されるものとしているが、これに限らず、映像記録再生装置4には複数の撮像装置1が接続されていればよい。
映像データ受信装置41は、ネットワーク2に接続された撮像装置1各々が撮像した監視映像の映像データを受信して取得する。映像データ受信装置41が取得した映像データは、映像記録制御部42に出力された後、記録装置45に記録される。また、この実施の形態1では、映像データ受信装置41が取得した映像データは、設置支援装置43にも出力され得る。
映像データは、撮像装置1から、フレーム単位で送信される。
なお、映像データ受信装置41が撮像装置1から取得する映像データには、映像データ属性情報が紐付けられて付与されている。映像データ属性情報とは、例えば、タイムスタンプや位置情報など、映像データに付随する情報や、色情報や画像解析情報など、撮像装置1における監視映像の符号化処理に伴う情報をいう。
映像記録制御部42は、映像データ受信装置41から出力された映像データを記録装置45に記録させる。
記録装置45は、撮像装置1から取得した映像データを記録する。
なお、ここでは、記録装置45は、映像記録再生装置4に備えるものとしたが、これに限らず、記録装置45は、映像記録再生装置4の外部に備えるものとしてもよい。
表示制御部44は、映像データ受信装置41から取得した映像データを表示装置5に表示させたり、記録装置45に記録されている映像データを表示装置5に表示させたりする。また、この実施の形態1では、表示制御部44は、設置支援装置43から出力される撮像装置1が撮像した監視映像の撮像範囲の重複判定結果を表示装置5に表示させる。
図3は、実施の形態1に係る撮像装置の設置支援装置43の構成を示すブロック図である。
設置支援装置43は、図3に示すように、重複度判定部431と重複表示情報作成部432とを備える。重複度判定部431は、映像解析部4311と、重複有無判定部4312と、重複度算出部4313とを備える。
重複度判定部431の映像解析部4311は、映像データ受信装置41または記録装置45から取得した複数の撮像装置1からの映像データを解析し、予め設定された特定対象物を検出する。
重複度判定部431の重複有無判定部4312は、映像解析部4311の解析結果に基づき、複数の撮像装置1の撮像範囲に重複があるか否かを判定する。
重複度判定部431の重複度算出部4313は、重複有無判定部4312が重複ありと判断した複数の撮像装置1の撮像範囲について、それぞれ、例えば数値などで示された重複度を算出する。重複度算出部4313が算出した重複度の情報は重複表示情報作成部432に送られる。
重複表示情報作成部432は、重複度判定部431の重複度算出部4313から重複度の情報を受信し、受信した重複度の情報を重複判定結果として表示装置5に表示するための文字情報、または、表示映像を作成し、表示制御部44に出力する。出力された文字情報、または、表示映像は、表示制御部44を通じて表示装置5に表示される。
図4は、実施の形態1に係る撮像装置1の設置支援装置43の動作について説明するフローチャートである。
なお、ここでは、一例として、図1〜図3と同様、設置支援装置43は、映像記録再生装置4に搭載され、映像記録再生装置4には、ネットワーク2を介して3台の撮像装置1が接続されるものとする。また、ここでは、設置支援装置43が、映像データ受信装置41から出力された映像データに基づき重複度を判定する場合について説明する。
映像解析部4311は、映像データ受信装置41から取得した複数の撮像装置1からの映像データの解析を行う(ステップST401)。
なお、映像データ受信装置41が撮像装置1から取得する映像データには、映像データ属性情報が紐付けられて付与されている。
ここで、映像解析部4311が映像データ受信装置41から取得する映像データ、すなわち、各撮像装置1から送出される映像データについて説明する。
図5は、映像データに付与されている情報の内容の一例を説明する図である。
図5に示すように、映像データには、例えばフレームごとに、撮像装置1を特定するカメラID、監視エリア内での撮像装置1の制御情報と、撮像装置1の設置位置を表わす位置情報、撮影日時のタイムスタンプ、および、図示しない色情報、画像解析情報などの映像データ属性情報とが付与されている。
映像解析部4311は、このステップST401において、図5で示したような映像データの解析を行い、特定対象物が映像データに含まれているかどうかを検出する。また、特定対象物が映像データに含まれている場合、当該特定対象物の画像上の検出範囲を示す座標を算出する。
例えば、固定マーカAAが特定対象物に設定されており、カメラIDがaa,bbの撮像装置1について、固定マーカAAの画像が撮影されているものとすると、映像解析部4311は、設置支援装置43が有する図示しないメモリ等に予め記憶された固定マーカAAに関する情報、映像データの画像解析情報等を参照して画像解析を行い、カメラIDがaa,bbの撮像装置1について、特定対象物が含まれていると判断し、固定マーカAAの検出範囲を示す座標を算出する。なお、検出範囲を示す座標については、制御情報、位置情報、映像データの内容等から算出するようにすればよい。
なお、ここでは、映像解析部4311は、特定対象物の画像上の検出範囲を示す座標を算出するものとしたが、これに限らず、特定対象物について予め定めた中心の座標等であってもよい。
以上のような映像データの解析を行うと、映像解析部4311は、図5で示したような情報に、特定対象物が含まれているか否かの情報、および、含まれている場合はその検出範囲を加えた映像解析結果情報(図6参照)を付加した映像データを、重複有無判定部4312に出力する。
重複有無判定部4312は、ステップST401において映像解析部4311が映像データの解析を行い出力した、映像解析結果情報が付与された映像データを受信し、各撮像装置1の撮像範囲の重複の有無を判定する(ステップST402)。
具体的には、重複有無判定部4312は、映像解析部4311から受信した各撮像装置1の映像解析結果情報が付与された映像データのうち、同じ時刻に撮像された映像データ、すなわち、同じタイムスタンプが付与された映像データについて、同じ特定対象物が検出されたかどうかを判定し、同じ特定対象物が検出されている場合に、重複ありと判断する。
このステップST402の動作について、具体例をあげて説明する。
ここでは、特定対象物として、固定マーカAAが設定され、固定マーカAAは、ユーザによって監視エリア内の任意の位置に配置されており、映像解析部4311は、図5で示したような、各撮像装置1(カメラID:aa,bb,cc)において2014/12/1 11:00に撮像された映像データを、映像データ受信装置41から取得し、映像データを解析した後、図6で示したような映像解析結果情報が付与された映像データを出力したものとする。
重複有無判定部4312は、2014/12/1 11:00のタイムスタンプが付与された映像データについて、特定対象物である固定マーカAAが検出されているかどうかを判断する。
図6に示すように、固定マーカAAは、カメラIDがaaの撮像装置1と、カメラIDがbbの撮像装置1で検出されている。
従って、重複有無判定部4312は、カメラIDがaaの撮像装置1と、カメラIDがbbの撮像装置1で、撮像範囲が重複していると判断する。
一方、図6に示すように、固定マーカAAは、カメラIDがccの撮像装置1では検出されていない。
従って、重複有無判定部4312は、カメラIDがccの撮像装置1については、他の撮像装置1と撮像範囲は重複していないと判断する。
なお、ここでは、特定対象物は、固定マーカAAのような静的特定対象とし、監視エリア内のポイントとなる箇所に静的特定対象を配置し、配置状態を撮像した複数の撮像装置1からの映像データについて映像データの解析および重複有無判定を実施するようにしたが、特定対象物は静的なもの、動的なものを問わない。
例えば、特定の設置作業者の顔のような動的特定対象を特定対象物に設定した場合には、監視エリア内を動的特定対象が移動し、その様子を撮像した複数の撮像装置1からの映像データについて重複判定を行うようにすることもできる。
具体例をあげて説明すると、映像解析部4311は、ステップST401において、映像データ受信装置41からではなく、映像データ受信装置41が各撮像装置1から取得した映像データが記録されている記録装置45を参照して、各撮像装置1について、任意の同一期間の映像データを抽出する。なお、記録装置45には、映像データ受信装置41が各撮像装置1からフレーム単位で取得した映像データが撮像装置1ごとに蓄積されており、映像解析部4311は、撮像装置1ごとの映像データのタイムスタンプにより、任意の同一期間の映像データを特定することができる。任意の期間は、予めユーザにより適宜設定可能とする。
そして、映像解析部4311は、記録装置45から抽出した各撮像装置1の映像データについて映像データの解析を行い、映像解析結果情報が付与された映像データを出力する。
重複有無判定部4312は、映像解析部4311から映像解析結果情報が付与された映像データを受信し、同じ時刻に撮像された映像データ、すなわち、同じタイムスタンプが付与された映像データをそれぞれ比較し、同じ時刻に特定対象物が検出されている場合には、撮像範囲の重複があると判断するようにする。
なお、静的特定対象を特定対象物とする場合であっても、映像解析部4311は、記録装置45を参照して、撮像装置1ごとの任意の期間の映像データを抽出して映像データの解析を行うようにし、重複有無判定部4312は、映像解析部4311からの映像解析結果情報が付与された映像データを受信して、同じタイムスタンプが付与された映像データをそれぞれ比較し、同じ時刻に特定対象物が検出されたかどうかの重複有無判定を、複数の映像データについて行うようにしてもよい。
複数フレームの映像データから重複有無の判定を行った場合、重複有無判定部4312は、例えば、1秒あたり何フレーム中の何フレームについて重複があるかという重複有無判定を行うようにすることができる。
このように、静的なもの、動的なものを問わず、特定対象物を設定することができる。なお、静的特定対象としては、固定マーカのほか、固定マーカを含む一定範囲の動かないエリアなどがあげられ、動的特定対象としては、特定の設置作業者の顔のほか、監視エリア内を動く特定の自動走行式の床面清掃機などがあげられる。
また、ここでは、ネットワーク2を介して接続された3台の撮像装置1全てから同時刻の映像データを取得できたものとして、重複有無判定部4312による撮像範囲の重複有無判定の動作を説明したが、ネットワーク2を介して接続された撮像装置1全てから同時刻の映像データを取得できない場合は、同時刻の映像データを取得できた撮像装置1についてのみ撮像範囲の重複有無判定を行うようにすればよい。すなわち、重複有無判定部4312は、映像解析部4311から受信した映像解析結果情報が付与された映像データについて同じタイムスタンプが付与された映像データがある場合に、同じタイムスタンプが付与された映像データについて撮像範囲の重複有無判定を行うようにすればよい。
図4のフローチャートに戻る。
ステップST402において重複有無判定を行うと、重複有無判定部4312は、重複有無判定結果情報を重複度算出部4313に出力する。
図7は、重複有無判定結果情報の一例を説明する図である。
図7に示すように、重複有無判定部4312は、撮像装置1ごとに、ネットワーク2で接続された他の撮像装置1と撮像範囲の重複があるかどうかを示す重複フラグ(0:撮像範囲重複なし、1:撮像範囲重複あり)と、撮像範囲が重複している場合の重複内容を収録した重複有無判定結果情報を重複度算出部4313に出力する。
重複内容には、例えば、画像解析結果情報の特定対象物検出範囲(図6参照)を参照し、特定対象物が検出された範囲が収録される。
他に、重複内容には、例えば、重複有無判定部4312が、複数フレームの映像データから重複有無判定を行った場合は、対象とされた期間内の全フレーム中の何フレームについて重複ありと判断したかなどの内容が収録されるようにしてもよい。
なお、図7で示した内容は一例にすぎず、重複有無判定結果情報には、撮像装置1ごとに、他の撮像装置1と撮像範囲の重複があるか、また、重複がある場合はその範囲がわかる情報が記録されていればよい。
重複度算出部4313は、重複有無判定部4312から重複有無判定結果情報を受信すると、受信した重複有無判定結果情報に基づき、各撮像装置1について、ネットワーク2に接続されているほかの撮像装置1全てに対する重複度を算出する(ステップST403)。
具体的には、重複度算出部4313は、重複有無判定結果情報に基づき、例えば、ある撮像装置1において、他の撮像装置1と重複する特定対象物が映っていると判断した両者のフレームにおいて、当該特定対象物を基準として当該フレームが重複している割合や、任意の期間あたりの複数フレームの映像データのうち何フレームの映像データが重複と判定されたかの割合等の数値化された情報を算出し、これを重複度とする。なお、重複度の定義については、予め設定可能とする。
例えば、重複有無判定部4312から受信した重複有無判定結果情報が図7に示すものであり、重複する特定対象物が映っていると判断した撮像装置1各々のフレームにおいて、当該特定対象物を基準として当該フレームが重複している割合を重複度として、重複度算出部4313が重複度を算出する場合について説明する。
なお、その場合の監視エリアのイメージは図8に示すものであったとする。
このとき、カメラIDがaaの撮像装置1およびカメラIDがbbの撮像装置1の、ある1フレームの映像は、例えば、図9のようになる。
図9(a)は、カメラIDがaaの撮像装置1が撮像した映像、図9(b)は、カメラIDがbbの撮像装置1が撮像した映像をイメージしている。
なお、図9では、特定対象物、すなわち、固定マーカAAの座標は小文字で、映像の左右端の座標は大文字で表わしている。
重複度算出部4313は、重複有無判定部4312から重複有無判定結果情報(図7参照)とともに、映像解析部4311からの映像解析結果情報(図6参照)を取得し、各撮像装置1の位置情報と、各映像に対して映像解析部4311で付加された特定対象物検出範囲とから各撮像装置1同士について固定マーカAAが重複して映る範囲を算出することができる。なお、各撮像装置1の位置情報については、予め図示しない入力部から入力され設置支援装置43内に記憶されているものとしてもよい。
例えば、図9で説明すると、XL1<XL2<XR1<XR2であるので、図9(a)のx11からXR1の範囲と、図9(b)のXL2からx22の範囲が重複していると判定することができる。よって、映像を占める重複範囲も各座標値から算出することができる。
なお、図9(a),(b)では、それぞれ、重複範囲を網掛けで表わしている。
そして、重複度算出部4313は、カメラIDがaaの撮像装置1の画面は、カメラIDがbbの撮像装置1との重複度が20%、カメラIDがbbの撮像装置1の画面は、カメラIDがaaの撮像装置1との重複度が30%というように、重複度を求める。
なお、20%等の数値で示される重複度は、上述したような方法により、映像データのフレームのサイズ、重複判定結果の重複内容、各座標値から算出した映像の重複範囲等から求めることができる。
また、カメラIDがaaの撮像装置1は、カメラIDがccの撮像装置1とは重複していないと判断され、重複度0%とする。
そして、重複度算出部4313は、このステップST403において算出した撮像装置1ごとの重複度の情報を、重複表示情報作成部432に出力する。
重複表示情報作成部432に出力される重複判定結果の一例を図10に示す。
重複表示情報作成部432は、重複度算出部4313から重複度の情報を受信し、受信した重複度の情報を重複判定結果として表示装置5に表示するための重複表示情報の作成を行い(ステップST404)、処理終了する。具体的には、重複表示情報作成部432は、受信した重複度の情報を表示装置5に表示するための文字情報、または、表示映像を作成する。
ステップST404において作成された重複表示情報は、表示制御部44に出力され、表示制御部44によって、表示装置5に表示される。
図11は、実施の形態1において、重複表示情報作成部432が作成した重複表示情報が表示制御部44によって表示装置5に表示された画面のイメージの一例を示す図である。
図11は、重複表示情報作成部432が、重複判定結果を表示装置5に表示するための重複表示情報を文字情報として作成した例である。図11では、1フレームずつの画像を比較した場合の例として、「カメラIDaa:カメラIDbbと20%重複、カメラIDccと0%重複」と文字表示するようにした場合を示しているが、例えば、任意の同一期間の複数フレームの画像を比較した場合は、「カメラIDaa:カメラIDbbと10フレーム中2フレーム重複、カメラIDccと重複なし」のように文字表示するようにしてもよい。
また、重複表示情報作成部432は、重複判定結果を表示装置5に表示するための重複表示情報を、視覚的に分かり易い表示映像として作成することもできる。その場合、例えば、監視エリアの地図上に各撮像装置1の撮像範囲が図示表示される。
図12に、実施の形態1において、重複判定結果を表示装置5に図示表示させたイメージの一例を示す。
図12において、Aで示す範囲は各撮像装置1の撮像範囲であり、Bで示す範囲は重複度判定部431が重複していると判断した撮像範囲であり、Cで示す範囲は監視エリアである。
重複表示情報作成部432は、重複度算出部4313から受信した重複度の情報と、記録装置45に記録されている映像データの情報とから、図12に示すように、各撮像装置1の撮像範囲を図示表示することができる。各撮像装置1の向き、撮像範囲等は、映像データの制御情報に基づいて判断するようにすればよい。
ユーザは、例えば、監視エリア内の撮像領域が網羅されるよう撮像装置1を設置したい場合には、複数の撮像装置1の撮像範囲の重複を極力減らすようにしたり、また、例えば、監視エリア内において、重点監視エリアを複数の撮像装置1で撮像させたい場合には、複数の撮像装置1の撮像範囲を重複させるようにしたりといった撮像装置1の撮像範囲調整を、表示装置5に表示された重複判定結果を確認して、より簡単に行うことができる。
上述したように、この実施の形態1に係る設置支援装置43の重複度判定部431(映像解析部4311,重複有無判定部4312,重複度算出部4313)では、例えば、他の撮像装置1と重複する特定対象物が映っていると判断した撮像装置1が撮像した1フレーム中の、重複と判定される範囲の割合はどれくらいかを重複度とする「フレーム単位による判定方法」や、フレームレートによる、何フレームのうち何フレームが重複と判定されたかの割合を重複度とする「時間単位による判定方法」によって、重複度の判定を行うことができるようにした。
この、「フレーム単位による判定方法」や「時間単位による判定方法」について、ユーザが、表示装置5から、どの方法によって重複度の算出を行うかを、重複判定を行う撮像装置1の組合せ単位で選択し、重複度判定部431(映像解析部4311,重複有無判定部4312,重複度算出部4313)は、ユーザの選択に従った方法で重複度の判定を行うようにすることもできる。
具体的には、映像解析部4311は、図13に示すような画面を表示装置5に表示させ、ユーザからの選択を受け付け、ユーザから受け付けた方法に従って映像データの解析を行い、重複有無判定部4312において、重複有無の判定を行った後、重複度算出部4313は、表示装置5から受け付けた選択情報に従った方法での重複度の算出を行うようにすることができる。
なお、図13に示す画面の例は一例であり、図13では、画面上のプルダウンより選択を受け付けるようにしたが、これに限らず、ユーザが、どの撮像装置1の組合せについて、どの判定方法によって重複度の算出を行うかということが選択できるようになっていればよい。
また、この実施の形態1では、一例として、映像記録再生装置4が設置支援装置43を搭載するものとしたが、これに限らず、設置支援装置43は、映像記録再生装置4の外部に備えるものとしてもよい。
また、設置支援装置43を、設定用PC(図1参照)の内部に備えるようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、表示装置5は設置支援装置43の外部に備えるものとしたが、これに限らず、表示装置5を設置支援装置43の内部に備えるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、複数の撮像装置1の撮像範囲の重複判定を行い、重複判定結果を表示装置5に表示させるようにしたので、監視エリア内において、所望の映像を撮像する複数の撮像装置の撮像範囲調整を行うための補助情報を提示することができ、撮像装置の設置業務に要する作業人数の軽減、および、作業時間の短縮を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1に係る設置支援装置43では、重複判定結果を表示装置5に表示させるようにし、ユーザは、画面表示された重複判定結果を確認し、各撮像装置1の撮像範囲調整を別途行うこととしていた。この実施の形態2の設置支援装置46では、ユーザが画面表示された重複判定結果を確認した後、ユーザから各撮像装置1の撮像範囲を所望の撮像範囲となるようにする指示を受け付けて、当該指示に基づく撮像範囲調整を制御することができるようにする。
この実施の形態2においても、一例として、実施の形態1同様、設置支援装置46が映像記録再生装置4に搭載されるものとして以下説明する。
この実施の形態2において、撮像装置1の設置支援装置46を搭載した映像記録再生装置4を備えた監視システムの構成については、実施の形態1で図1を用いて説明した構成と同様であるため重複した説明を省略する。
また、この実施の形態2に係る撮像装置1の設置支援装置46を搭載した映像記録再生装置4の構成についても、実施の形態1で図2を用いて説明した構成を同様であるため重複した説明を省略する。
図14は、この発明の実施の形態2に係る撮像装置1の設置支援装置46の構成を示すブロック図である。
図14に示す映像解析部4611、重複有無判定部4612、重複度算出部4613、重複表示情報作成部462は、実施の形態1で図3を用いて説明した映像解析部4311、重複有無判定部4312、重複度算出部4313、重複表示情報作成部432と同様であるので、重複した説明を省略する。
この発明の実施の形態2に係る撮像装置1の設置支援装置46は、実施の形態1に係る撮像装置1の設置支援装置43とは、指示受付部463と、調整値設定部464と、調整制御部465とをさらに備えた点が異なる。また、表示装置5には、キーボード等の入力装置(図示を省略する)が付加的に備えられているものとする。
指示受付部463は、ユーザが表示装置5の図示しない入力装置より入力した撮像範囲調整指示を受け付ける。
調整値設定部464は、指示受付部463が受け付けた情報に基づき、撮像範囲調整を行う撮像装置1と、当該撮像装置1における撮像範囲調整値を設定する。
調整制御部465は、調整値設定部464が算出した撮像範囲調整値となるよう、各撮像装置1を制御する。
図15は、実施の形態2に係る撮像装置1の設置支援装置46の動作について説明するフローチャートである。
図15のステップST1201〜ステップST1204の処理は、実施の形態1において図4を用いて説明したステップST401〜ステップST404の処理と同様であるため、重複した説明を省略し、ここでは、ステップST1205以降の処理について詳細に説明する。
表示制御部44は、重複表示情報作成部462から受信した重複表示情報に基づき、重複判定結果を表示装置5に表示させる(ステップST1204)。この時、この実施の形態2では、重複表示情報作成部462からは、重複判定結果とともに、ユーザからの撮像範囲調整指示を促す項目を表示させる制御情報を含んだ重複表示情報が出力され、表示制御部44は、ユーザからの撮像範囲調整指示を促す項目も表示装置5に表示させる。
図16は、実施の形態2において、表示制御部44が表示装置5に表示させる画面のイメージの一例を示す図である。
この実施の形態2では、重複判定結果を示す「カメラIDaa:カメラIDbbと20%重複、カメラIDccと0%重複」などの文字表示、あるいは、監視エリアの地図上に各撮像装置1の撮像範囲を示す図示表示に加え、図16に示すように、ユーザからの撮像範囲調整指示を促す項目を表示させる。
ユーザからの撮像範囲調整指示を促す項目とは、具体的には、例えば、撮像装置1各々によって監視エリアを網羅するように撮像装置1の撮像範囲を調整する指示をする「監視エリアを網羅」ボタン(図16のd)、撮像装置1各々によって監視エリアのうちのあるエリアを重点的に撮像するように撮像装置1の撮像範囲を調整する指示をする「重点監視」ボタン(図16のe)、および、重点監視を指示する場合の重点監視対象エリア入力部(図16のf)、直接撮像装置1を指定し、所望の撮像範囲調整を行うための撮像装置1入力部(図16のg)および調整値入力部(図16のh)、実行ボタン(図16のi)である。
なお、図16に示す画面のイメージは一例にすぎず、ユーザが撮像装置1各々を所望の撮像範囲に調整する指示を入力できるような項目が表示されているものであればよい。
例えば、直接撮像装置1を指定し、所望の撮像範囲調整を行う場合に、「撮像装置○○と撮像装置△△との重複度を□□%」のような表示を行うとともに、ユーザが、所望の撮像装置および重複度を、○○、△△、□□の項目に入力できるようにしてもよい。
ステップST1204において、表示制御部44の制御により、表示装置5に図16に示すような画面が表示されると、ユーザは、重複判定結果を確認し、各撮像装置1の撮像範囲が所望の目的にあったものとなっているかを判断する。
所望の撮像範囲になっていないと判断した場合、ユーザは、表示装置5より、各撮像装置1の撮像範囲調整の指示を入力する。
ここで、撮像範囲調整を指示する第一の方法として、ユーザは、撮像装置1各々によって監視エリアを網羅するように撮像装置1の撮像範囲を調整する指示をするのか、撮像装置1各々によって監視エリアのうちのあるエリアを重点的に撮像するように撮像装置1の撮像範囲を調整する指示をするのかを選択することができる。
ユーザは、撮像装置1各々によって監視エリアを網羅するように撮像装置1の撮像範囲を調整する指示をしたい場合は、「監視エリアを網羅」ボタン(図16のd)を選択し、実行ボタン(図16のi)を押す。
また、ユーザは、撮像装置1各々によって監視エリアのうちのあるエリアを重点的に撮像するように撮像装置1の撮像範囲を調整する指示したい場合は、「重点監視」ボタン(図16のe)を選択し、重点監視対象エリア入力部(図16のf)に撮像装置1に重点的に撮像させたいエリアを入力して、実行ボタン(図16のi)を押す。なお、監視エリアには、全監視エリアをいくつかに分割したエリアが設定されているものとし、ユーザは、この予め設定されたエリアを重点監視対象エリア入力部(図16のf)から入力するものとする。
撮像範囲調整を指示する第二の方法として、ユーザは、直接、撮像範囲調整を行う撮像装置11および所望の調整値を指定することができる。なお、調整値とは、例えば、所望の撮像範囲とするための、パン、チルト方向、ズーム倍率の値などである。
その場合、ユーザは、撮像装置1入力部(図16のg)および調整値入力部(図16のh)にそれぞれ、撮像範囲調整を行いたい撮像装置1のカメラIDおよび調整後の水平方向(パン)、垂直方向(チルト)への回転角度や、ズーム倍率などを入力し、実行ボタン(図16のi)を押す。
表示装置5から、上述したようなユーザの撮像範囲調整指示が入力されると、指示受付部463は、入力された撮像範囲調整指示情報を受け付け、受け付けた撮像範囲調整指示情報を調整値設定部464へ出力する。
調整値設定部464は、指示受付部463から撮像範囲調整指示情報を受信したかどうかを判断する(ステップST1205)。
ステップST1205において、撮像範囲指示情報を受信しない場合(ステップST1205の“NO”の場合)、現在の撮像装置1各々の撮像範囲がユーザの所望の撮像範囲であったとし、処理終了する。
ステップST1205において、撮像範囲調整指示情報を受信した場合(ステップST1205の“YES”の場合)、調整値設定部464は、受信した撮像範囲調整指示情報に応じて、撮像範囲調整を行う撮像装置1および撮像範囲調整値を設定する(ステップST1206)。
具体的には、「監視エリアを網羅」ボタン(図16のd)が選択されることにより、撮像装置1各々によって監視エリアを網羅するように撮像装置1の撮像範囲を調整する撮像範囲調整指示情報を受信した場合は、調整値設定部464は、記録装置45に記録されている映像データの制御情報、重複度の情報を参照し、撮像装置1各々の撮像範囲の重複範囲の重複度が閾値となるまで小さくなるよう、撮像範囲調整を行う撮像装置1を決定し、当該決定した撮像装置1の撮像範囲調整値を算出する。撮像範囲調整値とは、例えば、各撮像装置1における、水平方向(パン)、垂直方向(チルト)方向への回転角度や、ズーム倍率である。なお、重複度の情報は、重複度判定部461が、記録装置45などの空きスペースに一時的に保存しておくようにし、調整値設定部464は、当該一時保存された情報を参照するようにすればよい。
また、重複度の閾値は、予め設定されているものとしてもよいし、表示装置5に入力部を表示させるようにしてユーザが設定できるようにしてもよい。
そして、調整値設定部464は、決定した撮像装置1と算出した撮像範囲調整値とを、撮像範囲調整を行う撮像装置1および撮像範囲調整値に設定する。
また、「重点監視」ボタン(図16のe)が選択されることにより、撮像装置1各々によって監視エリアのうちのあるエリアを重点的に撮像するように撮像装置1の撮像範囲を調整する撮像範囲調整指示情報を受信した場合は、調整値設定部4464は、記録装置45に記録されている映像データの制御情報、重複判定結果、および、重複度の情報を参照し、撮像範囲調整指示情報に含まれるエリア、すなわち、ユーザが指定したエリアを撮像する撮像範囲の重複度が閾値以上となるよう、撮像範囲調整を行う撮像装置1を決定し、当該決定した撮像装置1の撮像範囲調整値を算出する。なお、重複度の閾値は、予め設定されているものとしてもよいし、表示装置5に入力部を表示させるようにしてユーザが設定できるようにしてもよい。
そして、調整値設定部464は、決定した撮像装置1と算出した撮像範囲調整値とを、撮像範囲調整を行う撮像装置1および撮像範囲調整値に設定する。
また、具体的に撮像範囲調整を行う撮像装置11および所望の調整値を指定する撮像範囲調整指示情報を受信した場合は、調整値設定部464は、撮像範囲調整指示情報に従い、撮像範囲調整を行う撮像装置1および撮像範囲調整値を設定する。
調整制御部465は、ステップST1206において調整値設定部464が設定した撮像装置1に対して、設定した撮像範囲調整値となるよう制御し(ステップST1207)、処理終了する。なお、当該制御は、調整制御部465が直接撮像装置1の制御情報を変更する制御情報を送信するものであってもよいし、調整制御部465が、例えば設定用PC6など撮像装置1の制御情報を変更する機能を持つ手段に対して、制御情報を送信するものであってもよい。
なお、ここでは、調整制御部465が、撮像装置1に対する制御を行う(ステップST1207)と処理終了するようにしたが、これに限らず、ステップST1207の処理終了後、ステップST1201に戻り、再度映像データを取得し、重複判定を行って、重複判定結果を表示装置5に表示させるようにして、ユーザの所望の撮像範囲となっているかを確認させるようにしてもよい。
また、ステップST1206において、ユーザが直接指示した撮像装置1および撮像範囲ではなく、調整値設定部464が撮像範囲調整を行う撮像装置1および撮像範囲調整値を設定した場合には、調整値設定部464は、表示制御部44に対して設定した内容を出力し、表示制御部44において、表示装置5に撮像範囲調整しようとしている撮像装置1および撮像範囲調整値を表示させるようにし、ユーザが確認できるようにしてもよい。また、この時、ユーザが所望の撮像範囲となっていないと判断した場合には、ユーザから撮像範囲調整をする撮像装置1および撮像範囲の入力を受け付け、当該受け付けた内容で撮像範囲調整するように変更するようにしてもよい。
また、ユーザは、各撮像装置1が撮影している映像に重複判定結果を表示させたイメージ映像を見ながら、撮像範囲調整指示を入力できるようにしてもよい。
具体的に例をあげて説明すると、表示制御部44は、重複表示情報作成部462から受信した重複表示情報に基づき、重複判定結果を表示装置5に表示させる(ステップST1204)際に、図17に示すような画面を表示させるようにする。
ユーザは、図17に示すような画面において、所望の撮像装置1を撮像装置1入力部(図17のj)から入力する。この入力を受けて、重複表示情報作成部462は、イメージ映像表示エリア(図17のl)に、ユーザが指定した撮像装置1が撮影している映像に重複判定結果を表示させたイメージ映像を表示させる。
ユーザは、イメージ映像を確認しながら、調整値入力部(図17のk)から、撮像装置1入力部より指定した撮像装置1の調整値等の撮像範囲調整指示を入力し、指示受付部463が当該撮像範囲調整指示を受け付けると(ステップST1205)、調整値設定部464は、取得した撮像範囲調整指示情報に応じて、撮像範囲調整を行う撮像装置1および撮像範囲調整値を設定する(ステップST1206)。設定された撮像範囲調整を行う撮像装置1および撮像範囲調整値の情報は、調整制御部465に送られ、調整制御部465で撮像範囲調整値が設定され(ステップST1207)、調整制御部465が、調整制御部465が設定した撮像範囲調整値となるよう撮像装置1の制御を行うと(ステップST1207)、重複表示情報作成部462において、撮像範囲調整後の重複度を重複度算出部4613から取得し、該当の撮像装置1が撮影している映像に重複判定結果を表示させたイメージをイメージ映像表示エリア(図17のl)に表示させる。
このように、各撮像装置1が撮影している映像に重複判定結果を表示させたイメージ映像を見ながら、撮像範囲調整指示を入力できるようにすることで、ユーザが、選択した撮像装置1を主体として、リアルタイムで、他の撮像装置1との重複度を一目で把握することができるような画面表示を行うことができ、ユーザは、より簡単に、各撮像装置1の撮影範囲を所望の撮影範囲となるよう調整することができる。
なお、ここでは、一例として、ユーザは、調整値入力部(図17のk)から、撮像装置1入力部(図17のj)より指定した撮像装置1の調整値を入力するようにしたが、これに限らず、ユーザは、撮像装置1入力部(図17のj)から入力した撮像装置1を主体として、その他の撮像装置1との重複度の算出方法を選択したり(図17のm)、他の撮像装置1との重複度をそれぞれ指定したりするようにしてもよい(図17のn,o)。
また、図17に示した画面は一例にすぎず、ユーザが、選択した撮像装置1が撮影している映像に重複判定結果を表示させたイメージ映像をリアルタイムに確認しながら、撮像範囲調整指示を入力できるような画面になっていればよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、複数の撮像装置1の撮像範囲の重複判定を行い、重複判定結果を表示装置5に表示させるようにしたので、監視エリア内において、所望の映像を撮像する複数の撮像装置の撮像範囲調整を行うための補助情報を提示することができる。さらに、ユーザから撮像装置1に対する撮像範囲の調整の指示を受け付け、当該受け付けた指示に基づき撮像装置1の撮像範囲を調整するようにしたので、より撮像装置1の設置業務に要する作業人数の軽減、および、作業時間の短縮を図ることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、実施の形態1,2における撮像装置1の設置支援装置43,46の制御に用いられる各部は、メモリに記憶されたプログラムを実行するCPU、システムLSI等の処理回路により、実現される。また、複数の処理回路が連携して上記機能を実行してもよい。
また、実施の形態1,2における記録装置45は、HDD、DVD、メモリなどによって構成される。
1 撮像装置、2 ネットワーク、3 監視用PC、4 映像記録再生装置、5 表示装置、6 設定用PC、41 映像データ受信装置、42 映像記録制御部、43,46 設置支援装置、44 表示制御部、45 記録装置、431,461 重複度判定部、432,462 重複表示情報作成部、463 指示受付部、464 調整値設定部、465 調整制御部、 4311,4611 映像解析部、4312,4612 重複有無判定部、4313,4613 重複度算出部。

Claims (5)

  1. 複数の撮像装置から取得した映像データから、前記撮像装置各々の撮像範囲の重複度を算出する重複度判定部と、
    前記重複度判定部が算出した前記撮像装置各々の撮像範囲の重複度を文字または映像で表示する重複表示情報を作成する重複表示情報作成部
    とを備えた撮像装置の設置支援装置。
  2. 前記複数の撮像装置に対する撮像範囲調整指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示受付部が受け付けた撮像範囲調整指示に基づき、撮像範囲調整を行う撮像装置と当該撮像装置における撮像範囲調整値を設定する調整値設定部と、
    前記調整値設定部が設定した撮像装置に前記撮像範囲調整値に応じた撮像範囲調整を行わせる制御情報を送信する調整制御部とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置の設置支援装置。
  3. 前記重複度判定部は、
    前記撮像装置各々から取得した映像データのうち、同時刻に撮像された映像データに特定対象物が検出されるか否かによって前記重複度を算出する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の撮像装置の設置支援装置。
  4. 重複度判定部が、複数の撮像装置から取得した映像データから、前記撮像装置各々の撮像範囲の重複度を算出するステップと、
    重複表示情報作成部が、前記重複度判定部が算出した前記撮像装置各々の撮像範囲の重複度を文字または映像で表示する重複表示情報を作成するステップと、
    指示受付部が、前記複数の撮像装置に対する撮像範囲調整指示を受け付けるステップと、
    調整値設定部が、前記指示受付部が受け付けた撮像範囲調整指示に基づき、撮像範囲調整を行う撮像装置と当該撮像装置における撮像範囲調整値を設定するステップと、
    調整制御部が、前記調整値設定部が設定した撮像装置に前記撮像範囲調整値に応じた撮像範囲調整を行わせる制御情報を送信するステップ
    とを備えた撮像装置の設置支援方法。
  5. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の撮像装置の設置支援装置を搭載した映像記録再生装置。
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