JP2016122830A - フィルタ組立体及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コモンモードでの動作中に、インピーダンスの著しい増加及び/又は組立体からの磁束の漏れを改善した非対称のフィルタ組立体及び方法を提供する。
【解決手段】電子フィルタ組立体100が、中心軸線104の周囲に延びる磁気伝導環状体と、中心軸線から、環状体に向かって半径方向に延びる、1セットの磁気伝導プロング106と、プロングの周囲に延びる導電巻き線108とを備える。導電巻き線108は、フィルタ組立体100のインピーダンスを低減させ、かつ/又はフィルタ組立体100の温度をより均一に分布させるために、コモンモードの磁束の伝導を助けるように、環状体の代わりに、プロング106の周囲に配置される。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示される主題の実施形態は、インバータ、変圧器等の、電子フィ
ルタ組立体に関する。
多相電流用に使用されるいくつかの電子フィルタ組立体には、変圧器、インダ
クタ等が含まれる。これらの組立体は、水平に向けられ、かつ平行しているフェ
ライトのヨークによって接合される、垂直に向けられ、かつ平行しているフェラ
イトのリムを含む場合がある。導電ワイヤが、垂直なリムの周囲に巻き付けられ
、組立体を形成する。動作中、電流が、これらの巻き線のいくつかによって伝え
られ、フェライトのリム、及びヨークに、磁束を誘導する。この磁束を、ヨーク
を通して他のリムに伝えることができ、ここで磁束は、ワイヤに、別の電流を誘
導することができる。この別の電流は、1つ以上の電気装置に伝えられる前に、
フィルタリングされるか、そうでなければ組立体によって変流される電流であり
得る。
リムが垂直に向いているため、これらの種類のフィルタ組立体は、磁気的に対
称ではない場合がある。例えば、別々のリムに誘導される別々の磁束は、別々の
距離で、及び/又は別々の通路に沿って伝えられ得る。これにより、リム、及び
ヨークにおいて、温度分布、又は加熱分布が不均等になる場合があり、このこと
が、フィルタ組立体の寿命を縮め、又はフィルタ組立体の損傷につながる恐れが
ある。また、ヨークは通常、リムに結合されるように比較的大型であるため、フ
ィルタ組立体は、大型で、かつ重い可能性がある。
非対称のフィルタ組立体によりまた、コモンモードでの動作中に、インピーダ
ンスの著しい増加、及び/又は組立体からの磁束の漏れが生じる恐れがある。例
えば、非対称のフィルタ組立体が、コモンモードの磁束を伝えるために使用され
る場合、コモンモードの磁束を、ヨークを通して他のリムに伝えることができな
い可能性がある。結果として、フィルタ組立体のインピーダンスが、著しく増加
し、かつ/又はコモンモードの磁束が、フィルタ組立体のリム、及びヨークから
漏れる。
米国特許第8587398号明細書
一実施形態では、電子フィルタ組立体は、中心軸線の周囲に延びる磁気伝導環
状体と、中心軸線から、環状体に向かって半径方向に延びる、第1セットの磁気
伝導プロングと、第1セットのプロングの周囲に延びる導電巻き線とを備える。
別の実施形態では、(例えば、電子フィルタ組立体を形成する)方法は、中心
軸線の周囲に延びる磁気伝導環状体と、中心軸線から、環状体に向かって半径方
向に延びる、第1セットの磁気伝導プロングとを備える電子フィルタ組立体を形
成することを含む。環状体、及びプロングは、磁気伝導ボディによる複数の層を
、併せて結合することによって形成され得る。プロングは、電子フィルタ組立体
を形成するために、プロングの周囲に延びる導電巻き線を受けるように構成され
る。
別の実施形態では、別の電子フィルタ組立体は、中心軸線の周囲に延びる磁気
伝導環状体と、中心軸線から、環状体に向かって半径方向に延びる、第1セット
の磁気伝導プロングと、中心軸線から、環状体に向かって半径方向に延びる、第
2セットの磁気伝導プロングとを備える。第1セットの磁気伝導プロングが、フ
ィルタ組立体が差動モードで動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成
されており、第2セットの磁気伝導プロングが、フィルタ組立体がコモンモード
で動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成されている。
添付の図面を参照する。これらの図面では、本発明の特定の実施形態、及びさ
らなる利益が、以下の説明により詳細に説明されるように、示されている。
一実施形態による、対称型フィルタ組立体の斜視図である。 図1に示されるフィルタ組立体の概略図である。 別の実施形態による、別のフィルタ組立体を示す図である。 図3に示されるフィルタ組立体の概略図である。 別の実施形態によるフィルタ組立体の断面図である。 一実施形態によるフィルタ組立体の、差動モードでの動作中の、フィルタ組立体における磁束(Φ)の伝導を、概略的に示す図である。 一実施形態によるフィルタ組立体の、コモンモードでの動作中の、フィルタ組立体における磁束(Φ)の伝導を、概略的に示す図である。 一実施形態による、図1に示されるフィルタ組立体を形成するために組み合わせることができる、材料のいくつかの層を示す図である。 一実施形態による、電子フィルタ組立体を形成する方法の流れ図である。 一実施形態による、フィルタ組立体の断面図である。
本明細書に説明される組立体、及び方法の、1つ以上の実施形態により、パワ
ーエレクトロニクスインバータに使用されるフィルタ用等のフィルタ組立体用の
、対称型コモンモード構造体を提供する。本明細書に説明される組立体は、いく
つかの知られているコア式フィルタと比べて、比較的容易に製造することができ
、小型で、軽量で、かつ/又は低コストのフィルタを提供することができる。
図1は、一実施形態による、対称型フィルタ組立体100の斜視図である。図
2は、図1に示されるフィルタ組立体100の概略図である。図2は、フィルタ
組立体100を通る磁束の流れを示す。フィルタ組立体100は、中心軸線10
4の周囲に延びる(例えば、取り囲む)環状のヨーク、即ちコア体102を含む
。コア体102は、図1に示されるように、非円形状であってもよく、円形状で
あってもよく、又は別の形状であってもよい。コア体102は、フェライト材料
等の磁気伝導材料から形成され得る。フィルタ組立体100はまた、中心軸線1
04からコア体102に向かって延びる方向に沿って、半径方向に延びる複数の
プロング106を含む。プロング106も、フェライト材料等の磁気伝導材料か
ら形成され得る。プロング106は、図1に示されるように、コア体102と、
互いとに結合されることができ、又は以下に説明されるように、1つ以上の分離
ギャップにより、コア体102、及び/又は互いから離されていてもよい。
プロング106は、中心軸線104を中心に、対称的に配置され得る。例えば
、プロング106は、
度、
ラジアン、又は別の距離で、互いから離されていてもよく、ここでnは、プロン
グ106の数を表す。図示された実施形態では、3本のプロング106が含まれ
ているが、代替的に、別の本数のプロング106が、設けられ得る。プロング1
06は、導電巻き線108により、少なくとも部分的に取り囲まれている。導電
巻き線108は、別々の相の電流を伝え、プロング106に、磁束を誘導するこ
とができる。例えば、第1プロング106の周囲の導電巻き線108は、第1相
(例えば、図1の「A相」)の交流電流を導電することができ、別の第2プロン
グ106は、別の第2相(例えば、図1の「B相」)の同じ交流電流を導電する
ことができ、別の第3プロング106は、別の第3相(例えば、図1の「C相」
)の同じ交流電流を導電することができる。
第1相の電流が、プロング106の周囲に延びる導電巻き線108を通って伝
わる間(例えば、図1に示されるような、A相、及び第1プロング106)、磁
束(Φ)が、プロング106に誘導される。図2は、フィルタ組立体100にお
ける磁束(Φ)を表す、いくつかの磁束線200を示す。磁束線200間の間隔
により、線200がより近い場合は、線200が離れている場合と比較して、磁
束密度が高いことを表すというように、磁束(Φ)の密度を示すことができる。
磁束(Φ)が、プロング106に沿って伝えられると、磁束(Φ)は、部分的な
磁束(例えば、
)に分割され、コア体102を通って伝えられ得る。他のプロング106は、単
一のプロング106に関して、図2に示されるように、同様の方式で、他の磁束
(Φ)を、コア体102に伝えることができる。
各プロング106の周囲の巻き線108は、別々のセットの導電巻き線を表す
ことができる。例えば、1つのプロング106の周囲の導電巻き線108は、導
電材料による第1巻き線、及び第2巻き線(例えば、ワイヤ)を表すことができ
、第1巻き線、及び第2巻き線は、互いから離れており、互いに導電結合されて
いない。これらの巻き線のうち1つが、電流を伝え、プロング106に、磁束(
Φ)を誘導することができる。他の巻き線は、同じプロング106を通して伝え
られている磁束(Φ)に基づき生成される電流を伝えることができる。例えば、
電流は、磁束(Φ)により、第2巻き線に誘導される。第1巻き線を通して伝え
られ、磁束(Φ)を誘導する電流を、入力、又は流入電流と呼ぶことができ、こ
の磁束(Φ)により、第2巻き線に誘導される電流を、出力、又は流出電流と呼
ぶことができる。フィルタ組立体100は、プロング106の周囲の第1巻き線
に電流を受け、フィルタ組立体100のプロング106、及びコア体102に、
磁束(Φ)を誘導し、その後、この磁束(Φ)から、第2巻き線に出力電流を誘
導することにより、(例えば、スパイク、即ち電流の瞬時的な上昇をフィルタリ
ングすることにより)この電流のいくらかの部分を除去することができる。必要
に応じて、フィルタ組立体100は、第1巻き線に伝えられ、第2巻き線に誘導
されて出力電流になる電流の、電圧、又は他の大きさを、上げるか、下げるか、
そうでなければ変化させる変圧器、インダクタ等として使用され得る。
図1、及び図2に示されるように、フィルタ組立体100のプロング106、
及びコア体102は、中心軸線104を中心に、対称的に配置されている。フィ
ルタ組立体100のこの対称的な配置により、フィルタ組立体100全体にわた
る、より均一な温度分布が可能になる。例えば、より大きな電流が、導電巻き線
108を通って伝わる間、比較的大きな磁束(Φ)が誘導され、プロング106
、及びコア体102を通して伝えられ得る。これらの磁束(Φ)は、プロング1
06、及びコア体102の温度を、著しく上昇させる可能性がある。プロング1
06、及びコア体102は、中心軸線104を中心に、対称形状を形成するため
、温度上昇の分布が、プロング106、及びコア体102の全体を通して、均一
な分布となり得る。プロング106が、中心軸線104を中心に、均一な間隔で
配置されていない場合、及び/又はコア体102が、中心軸線104を中心に、
別の対称ではない形状を有する場合、フィルタ組立体100の1つ以上の部分に
おける温度上昇が、フィルタ組立体100の1つ以上の他の部分における温度上
昇より、著しく大きくなる可能性がある。このような局所的な加熱により、温度
上昇がより大きな部分、又はそのような部分の近くでは、消耗が激しくなり、か
つ/又は故障の可能性が高まる恐れがある。温度上昇の分布を均一にすることに
より、フィルタ組立体100では、非対称のフィルタ組立体に対して、補修、及
び/又は置き換えが必要になるまでの寿命を、より長くすることができる。
フィルタ組立体100が対称形状であることによりまた、非対称形状と比較し
て、フィルタ組立体100の重量を減らすことができる。非対称形状のフィルタ
は、磁束(Φ)を、フィルタのフェライト材料に伝えるのに効率的に使用されな
い余分な材料を含む場合がある。対称形状のフィルタ組立体100により、より
重い、非対称のフィルタと比較して、フィルタ組立体100における磁束(Φ)
の伝導を犠牲にすることなく、プロング106、及び/又はコア体102に含ま
れる余分なフェライト材料の量を減らすことができる。材料の量が減ることによ
りまた、非対称のフィルタと比較して、フィルタ組立体100のコスト、及び/
又は大きさを減らすことができる。
図3は、別の実施形態による、別のフィルタ組立体300を示す。図1、及び
図2に示されるフィルタ組立体100と同様に、フィルタ組立体300は、中心
軸線304の周囲に延びる(例えば、取り囲む)環状のヨーク、即ちコア体30
2を含む。図4は、図3に示されるフィルタ組立体300の概略図である。図4
は、フィルタ組立体300を通る磁束の流れを示す。中心軸線304が、図3の
平面に対して垂直に向けられているため、中心軸線304は、図3では点として
示されている。コア体302は、図3に示されるように、円形状であってもよく
、非円形状であってもよく、又は別の形状であってもよい。コア体302は、フ
ェライト材料等の磁気伝導材料から形成され得る。
フィルタ組立体300はまた、中心軸線304からコア体302に向かって延
びる方向に沿って、半径方向に延びる複数のプロング306を含む。図1、及び
図2に示される中心軸線104で交わる、図1に示されるプロング106とは対
照的に、図3に示されるプロング306は、中心軸線304で交わらない。その
代わり、プロング306は、エアギャップ、即ち分離ギャップ310の周囲に延
びる、又は取り囲む、フィルタ組立体300の内部環状部308に向かって延び
る。内部環状部308は、コア体302、及び/又はプロング306と同じ材料
、又は同様の材料から形成され得る。中心軸線304は、内部環状部308の内
側の、ギャップ310内に配置されている。プロング306は、プロング306
、及び内部環状部308が、連続している(例えば、ギャップによって離されて
いない)ように、内部環状部308と結合されている。代替的に、1つ以上のギ
ャップが、プロング306と内部環状部308との間に配置され得る。
さらに、図1、及び図2に示されるフィルタ組立体100とは対照的に、フィ
ルタ組立体300は、プロング306とコア体302との間に、分離ギャップ3
10を有する。分離ギャップ310は、エアギャップであってもよく、又は誘電
体材料等の材料で、完全に、もしくは少なくとも部分的に充填される空間であっ
てもよい。プロング306も、フェライト材料等の磁気伝導材料から形成され得
る。
図1、及び図2に示されるプロング106と同様に、プロング306は、中心
軸線304を中心に、対称的に配置され得る。図示された実施形態では、3本の
プロング306が含まれているが、代替的に、別の数のプロング306が、設け
られ得る。プロング306は、図1、及び図2に示されるフィルタ組立体100
のプロング106と同様、又は同一に、導電巻き線108により、少なくとも部
分的に取り囲まれている。導電巻き線108は、上述したものと同様に、別々の
相の電流を伝え、プロング306に、磁束を誘導することができる。
第1相の電流が、第1プロング306の周囲に延びる導電巻き線108を通っ
て伝わる間、磁束(Φ)が、第1プロング306に誘導され得る。磁束(Φ)が
、第1プロング306に沿って伝えられると、磁束(Φ)は、部分的な磁束(例
えば、
)に分割され、分離ギャップ310をわたり、コア体302に伝えられ得る。他
のプロング306は、同様の方式で、他の磁束(Φ)を、コア体302に伝える
ことができる。図4に示されるいくつかの磁束線200は、プロング306、及
びコア体302において伝えられている、かつ/又は誘導されている磁束(Φ)
の密度を示す。
図3に示されるように、フィルタ組立体300のプロング306、及びコア体
302は、中心軸線304を中心に、対称的に配置されている。フィルタ組立体
300のこの対称的な配置により、フィルタ組立体300全体にわたる、より均
一な温度分布が可能になり、かつ/又は非対称のフィルタと比較して、フィルタ
組立体300の重量、コスト、及び/もしくは大きさを減らすことができる。
図5は、別の実施形態による、フィルタ組立体500の断面図を示す。図1〜
図4に示されるフィルタ組立体100、フィルタ組立体300と同様に、フィル
タ組立体500は、中心軸線504の周囲に延びる(例えば、取り囲む)環状の
ヨーク、即ちコア体502を含む。中心軸線504が、図5の平面に対して垂直
に向けられているため、中心軸線504は、図5では点として示されている。コ
ア体502は、図5に示されるように、円形状であってもよく、非円形状であっ
てもよく、又は別の形状であってもよい。コア体502は、フェライト材料等の
磁気伝導材料から形成され得る。
フィルタ組立体100、フィルタ組立体300と同様に、フィルタ組立体50
0はまた、中心軸線504からコア体502に向かって延びる方向に沿って、半
径方向に延びるいくつかのプロングを含む。フィルタ組立体100、フィルタ組
立体300とは対照的に、フィルタ組立体500は、複数セットのプロングを含
む。第1セットのプロングは、差動モードプロング506(例えば、プロング5
06A〜プロング506C)を含み、別のセットのプロングは、コモンモードプ
ロング508(例えば、プロング508A〜プロング508C)を含む。3本の
プロング506、及び3本のプロング508が示されているが、代替的には、差
動モードプロング506、及び/又はコモンモードプロング508のうち1つ以
上が、より少ない、又はより多い数のプロング506、プロング508を含んで
もよい。図5に示されるように、差動モードプロング506は、差動モードプロ
ング506の断面の直径、周長、面積、又は他の測定値が、コモンモードプロン
グ508の対応する断面の直径、周長、面積、又は他の測定値より大きいという
ように、コモンモードプロング508より大きくてもよい。プロング506、プ
ロング508も、フェライト材料等の磁気伝導材料から形成され得る。
図3に示されるフィルタ組立体300のプロング306と同様に、図5に示さ
れるプロング506は、中心軸線504で交わらない。プロング506は、フィ
ルタ組立体500の内部環状部510に延びてもよく、内部環状部510は、プ
ロング506、及び/又はコア体502と同じ材料、又は同様の材料から形成さ
れ得る。内部環状部510は、図3に示されるプロング306、及び内部環状部
308と同様に、ギャップ、即ち分離部が、プロング506と、内部環状部51
0との間に存在しないように、プロング506と連続していてもよい。代替的に
、1つ以上のギャップが、プロング506と、内部環状部510との間に配置さ
れ得る。内部環状部510は、エアギャップ、即ち分離ギャップ512の周囲に
延びるか、又は取り囲む。中心軸線504は、内部環状部510の内側の、ギャ
ップ512内に配置されている。
分離ギャップ514が、差動モードプロング506と、コア体502との間に
配置されてもよい。分離ギャップ514は、エアギャップであってもよく、又は
誘電体材料等の材料で、完全に、もしくは少なくとも部分的に充填される空間で
あってもよい。代替的に、差動モードプロング506は、ギャップが、差動モー
ドプロング506と、コア体502との間に存在しないように、コア体502に
結合されてもよく、又は連続していてもよい。
コモンモードプロング508は、分離ギャップ516により、フィルタ組立体
500の内部環状部510から離されていてもよい。分離ギャップ516は、エ
アギャップであってもよく、又は誘電体材料等の材料で、完全に、もしくは部分
的に充填される空間であってもよい。代替的に、コモンモードプロング508は
、ギャップが、コモンモードプロング508と、内部環状部510との間に存在
しないように、内部環状部510に結合されてもよく、又は連続していてもよい


図1〜図4に示されるプロング106、プロング306と同様に、プロング5
06、及びプロング508は、中心軸線504を中心に、対称的に配置され得る
。図示された実施形態では、コモンモードプロング508のそれぞれは、2つの
差動モードプロング506間に配置されており、差動モードプロング506のそ
れぞれは、2つのコモンモードプロング508間に配置されている。例えば、プ
ロング506、プロング508の順序が、中心軸線504を中心に、時計回りの
経路、又は反時計回りの経路に沿って、交互になっていてもよい。
差動モードプロング506は、図1〜図4に示されるフィルタ組立体100、
フィルタ組立体300のプロング106、プロング306と同様、又は同一に、
導電巻き線108により、少なくとも部分的に取り囲まれている。導電巻き線1
08は、上述したものと同様に、別々の相の電流を伝え、プロング506に、磁
束を誘導し、かつ/又はこの磁束によって誘導された出力電流を伝えることがで
きる。例えば、プロング506Aの周囲の巻き線108は、第1相の交流電流を
伝え、プロング506Aに第1磁束(Φ1)を誘導することができ、プロング5
06Bの周囲の巻き線108は、第2相の交流電流を伝え、プロング506Bに
、第2磁束(Φ2)を誘導することができ、プロング506Cの周囲の巻き線1
08は、第3相の交流電流を伝え、プロング506Cに、第3磁束(Φ3)を誘
導することができる。巻き線108はまた、磁束(Φ1、Φ2、Φ3)により、巻
き線108に誘導された出力電流を伝えることができる。
フィルタ組立体500が、別々のモードで動作している間、別々の磁束(Φ)
が、プロング506、及び/又はプロング508に誘導され得る。例えば、フィ
ルタ組立体500が、差動モードで動作している間、磁束(Φ)は、差動モード
プロング506に誘導され、差動モードプロング506により、コア体502、
及び/又は他のプロング506に伝えられ得るが、コモンモードプロング508
には、誘導され得ない、かつ/又は伝えられ得ない。フィルタ組立体500が、
コモンモードで動作している間、磁束(Φ)は、差動モードプロング506と、
コモンモードプロング508との両方により、誘導され得る、かつ/又は伝えら
れ得る。
図6は、一実施形態によるフィルタ組立体500の、差動モードでの動作中の
、フィルタ組立体500における磁束(Φ)の伝導を、概略的に示す。フィルタ
組立体500のプロング、及びコア体における磁束(Φ)を表す磁束線200に
よって示されるように、磁束(Φ)は、電流が、差動モードのフィルタ組立体5
00に、巻き線108を通して伝えられる場合、差動モードプロング506には
誘導されるが、コモンモードプロング508には誘導されない。この磁束(Φ)
は、差動モードプロング506において比較的高密度であり、ギャップ514を
わたり、コア体502に伝えられ得る。上述のように、巻き線108のいくつか
の部分が、差動モードの電流を伝え、磁束(Φ)を生成することができる一方で
、巻き線108の離れた他の部分が、この磁束(Φ)によって誘導された出力電
流を、フィルタ組立体500の外に伝えることができる。
図7は、一実施形態によるフィルタ組立体500の、コモンモードでの動作中
の、フィルタ組立体500における磁束(Φ)の伝導を、概略的に示す。フィル
タ組立体500のプロング、及びコア体における磁束(Φ)を表す磁束線200
によって示されるように、磁束(Φ)は、電流が、コモンモードのフィルタ組立
体500に、巻き線108を通して伝えられる場合、差動モードプロング506
、及びコモンモードプロング508に誘導される。磁束(Φ)を誘導する電流を
伝える巻き線108は、一実施形態では、コモンモードプロング508の周囲に
は延びないが、この磁束(Φ)は、コモンモードプロング508に誘導される。
上述のように、フィルタ組立体500のプロング506、プロング508、及
びコア体502は、中心軸線504を中心に、対称的に配置されている。フィル
タ組立体500のこの対称的な配置により、フィルタ組立体500全体にわたる
、より均一な温度分布が可能になり、かつ/又は非対称のフィルタと比較して、
フィルタ組立体500の重量、コスト、及び/もしくは大きさを減らすことがで
きる。また、コモンモードプロング508は、コモンモードの電流によって誘導
された磁束(Φ)を、フィルタ組立体500を通して伝えるために設けられ得る
。差動モード、及びコモンモードの両方の動作によって誘導される磁束(Φ)を
伝えることにより、磁束(Φ)が、フィルタ組立体500から、ほとんど、又は
全く漏れないようにできる。その代わり、実質的にすべての、又はすべての磁束
(Φ)が、巻き線108により、フィルタ組立体500の外に伝えられる出力電
流を誘導するために、使用され得る。
一態様では、コモンモードプロング508により、コモンモードの磁束専用の
通路が提供される。これらのプロング508は、磁束で飽和する可能性があり、
かつ/又はプロング508の位置が対称的であることにより、プロング508が
、フィルタ組立体500に対するいかなるインダクタンスにも貢献しないように
、プロング508によって運ばれる磁束のいくらかが打ち消される可能性がある
。零シーケンスの磁束(即ちコモンモードの磁束)の場合、コモンモードの磁束
は、プロング506からの通路を完成させることができず、したがってプロング
508を通して伝えられ得る。
例えば、R相の磁束が最大(例えば、Φm)の状況では、Y相の磁束、及びB
相の磁束は、それぞれ
になり得る。プロング506のいずれかに誘導された磁束は、磁束がほとんど、
コモンモードプロング508を通しては伝わらない状態で、通路に沿って、他の
2つのプロング506から伝えられ得る。零相シーケンスの磁束(例えば、磁束
の相、及び大きさが同一である、コモンモードの磁束、又はコモンモード動作)
の際には、磁束を、通路に沿って、差動モードプロング506を通して伝えるこ
とができない。コモンモードプロング508が、中心軸線504を中心に、対称
的に配置されているため、このコモンモードの磁束は、コモンモードプロング5
08を通して伝えられ、高インダクタンスが、コモンモードの磁束に付与され得
る。
本明細書に説明される1つ以上のフィルタ組立体は、積層組立方法によって形
成され得る。このような方法は、フィルタ組立体のコア、及びプロングを形成す
るために使用される材料(例えば、フェライト材料)の複数の層を組み合わせる
ことを含むことができる。層は、コア体、及びプロングが形成されるまで、当接
する層の間に接着材を置くことにより、溶融、溶接、そうでなければ当接する層
を併せてヒュージングすること等により、組み合わされ得る。その後、導電巻き
線が、本明細書に説明されるように、プロングの周囲に巻き付けられ得る。
図10は、一実施形態による、フィルタ組立体1000の断面図を示す。フィ
ルタ組立体1000は、フィルタ組立体100、フィルタ組立体300、及び/
又はフィルタ組立体500等の、本明細書に説明される1つ以上のフィルタ組立
体を表すことができる。フィルタ組立体1000は、中心軸線1004の周囲に
延びる(例えば、取り囲む)環状のヨーク、即ちコア体1002を含む。中心軸
線1004が、図10の平面に対して垂直に向けられているため、中心軸線10
04は、図10では点として示されている。フィルタ組立体1000はまた、中
心軸線1004からコア体1002に向かって延びる方向に沿って、半径方向に
延びるいくつかのプロングを含む。図示された実施形態では、フィルタ組立体1
000は、第1セットのプロング1006(例えば、差動モードプロング)、及
び第2セットのプロング1008(例えば、コモンモードプロング)を含む。代
替的に、フィルタ組立体1000は、プロング1006は含むが、プロング10
08は含まなくてもよく、又はプロング1008は含むが、プロング1006は
含まなくてもよい。
プロング1006は、中心軸線1004で交わらない。プロング1006は、
フィルタ組立体1000の内部環状部1010に延びてもよい。内部環状部10
10は、ギャップ、即ち分離部が、プロング1006と、内部環状部1010と
の間に存在しないように、プロング1006と連続していてもよい。代替的に、
1つ以上のギャップが、プロング1006と内部環状部1010との間に配置さ
れ得る。内部環状部1010は、エアギャップ、即ち分離ギャップ1012の周
囲に延びるか、又は取り囲む。中心軸線1004は、内部環状部1010の内側
の、ギャップ1012内に配置されている。分離ギャップ1014が、プロング
1006と、コア体1002との間に配置されてもよい。代替的に、プロング1
006は、ギャップが、プロング1006と、コア体1002との間に存在しな
いように、コア体1002に結合されてもよく、又は連続していてもよい。プロ
ング1008は、図5に示されるギャップ516と同様に、分離ギャップにより
、内部環状部1010から離されていてもよい。代替的に、プロング1008は
、ギャップが、コモンモードプロング1008と、内部環状部1010との間に
存在しないように、内部環状部1010に結合されてもよく、又は連続していて
もよい。プロング1006は、他の組立体に関して、本明細書に説明されるのと
同様に、導電巻き線により、少なくとも部分的に取り囲まれ得る。
プロング1006、及びプロング1008は、中心軸線1004を中心に、対
称的に配置され得る。同じ長さの弧1016が、第1セットのプロング1006
の隣り合うプロング1006間に延びることができる。同じ長さの弧1018が
、第2セットのプロング1008の隣り合うプロング1008間に延びることが
できる。明瞭になるように、弧1016、弧1018のそれぞれのうち1つのみ
が、図10に示されている。これらの弧1016、弧1018は、1つ以上の円
の円周によって定められた通路に沿って延びることができ、これらの円は、中心
軸線1004と同一の広がりを持つ(例えば、同じ)中心を有する。一実施形態
では、弧1016、弧1018は、中心軸線1004と同じ中心を有する、同じ
円の円周によって定められた通路に沿って延びることができる。弧1016の長
さは、すべて同じであってもよく、弧1018の長さは、すべて同じであっても
よい。一実施形態では、弧1016の長さは、弧1018の長さと同じであって
もよい。代替的には、弧1016の長さは、(例えば、プロング1008より多
くのプロング1006がある場合、又はプロング1006より多くのプロング1
008がある場合)弧1018の長さと異なってもよい。
プロング1006は、中心軸線1004の周囲に延びる同じ距離(例えば、弧
1016)分、互いから離れて配置することにより、中心軸線1004を中心に
、対称的に配置されている。プロング1008は、中心軸線1004の周囲に延
びる同じ距離(例えば、弧1018)分、互いから離れて配置することにより、
中心軸線1004を中心に、対称的に配置されている。
図8は、一実施形態による、図1に示されるフィルタ組立体100を形成する
ために組み合わせることができる、材料のいくつかの層である層1〜層6を示す
。製作方法の説明は、フィルタ組立体100に焦点を合わせているが、必要に応
じて、この同じ方法が、本明細書に説明される、1つ以上の他のフィルタ組立体
300、フィルタ組立体500を形成するために使用され得る。
一実施形態では、層は、フェライト材料、又は別の磁気伝導材料の、いくつか
の別個のボディから形成され得る。これらのボディは、接着剤を使用すること、
溶接、ヒュージング、そうでなければボディを接続すること等により、互いに結
合され得る。別々の層である層1〜層6における、フィルタ組立体100の同じ
部分を形成するために使用されるボディは、異なる形状であってもよい。
例えば、層1のボディ800、ボディ802、ボディ804、ボディ806、
ボディ808、ボディ810が、コア体102を形成する。これらのボディは、
コア体102の対応する部分を形成する、層2のボディ818、ボディ820、
ボディ822、ボディ824、ボディ826、ボディ828とは、形状が異なる
。また、層1のプロング106の部分を形成する、ボディ812、ボディ814
、ボディ816は、層2のボディ830、ボディ832、ボディ834とは、形
状が異なってもよい。図8に示されるように、他の層である層3〜層6が、コア
体102、及び/又はプロング106の別の部分を形成する、形状の異なるボデ
ィを有することもできる。形状の異なるボディを有する、これらの別々の層であ
る層1〜層6を併せて結合し、コア体102、及びプロング106を形成するこ
とができる。
図9は、一実施形態による、電子フィルタ組立体を形成する方法900の流れ
図を示す。方法900は、本明細書に説明される、1つ以上のフィルタ組立体を
形成するために使用され得る。902の工程では、磁気伝導ボディによる複数の
層が得られる。これらの層は、磁気伝導材料のより大きなボディから、切り取ら
れるか、そうでなければ磁気伝導材料のより大きなボディから得られる。例えば
、図8に示されるより小さなボディを、磁気伝導材料から切り取り、その後、接
着剤、溶接、ヒュージング等により、併せて接合し、図8に示される複数の層で
ある層1〜層6を形成してもよい。904の工程では、層が、併せて結合され、
プロングを有する環状体を形成する。例えば、図8に示される層1〜層6を、接
着剤の使用、溶接、ヒュージング等により、併せて接合し、本明細書に示され、
かつ説明される、1つ以上の環状のボディ、及びプロングを形成してもよい。9
06の工程では、導電巻き線が、プロングの周囲に配置され、電子フィルタ組立
体を形成する。例えば、巻き線108を、プロング106、プロング306、プ
ロング506の周囲に巻き付け、本明細書に説明される、1つ以上のフィルタ組
立体を形成してもよい。
一実施形態では、電子フィルタ組立体は、中心軸線の周囲に延びる磁気伝導環
状体と、中心軸線から、環状体に向かって半径方向に延びる、第1セットの磁気
伝導プロングと、第1セットのプロングの周囲に延びる導電巻き線とを備える。
一態様では、第1セットの磁気伝導プロングが、磁束を、環状体に、磁気的に
伝えるように構成される。磁束は、導電巻き線を通して伝えられている電流によ
り、第1セットの磁気伝導プロングに誘導され得る。
一態様では、第1セットの磁気伝導プロングが、中心軸線を中心に、互いから
対称的に離されている。例えば、中心軸線に対して垂直な平面では、第1セット
のプロングは、同じ平面に配置され、かつ第1セットの各プロングから、隣のプ
ロングに延びる弧により、互いから離されていてもよく、弧の長さは、第1セッ
トのプロングにおける、いずれの2つの隣り合うプロング間でも同じであっても
よい。
一態様では、第1セットのプロングが、1つ以上の分離ギャップにより、環状
体から離されている。
一態様では、フィルタ組立体がまた、中心軸線が通るギャップの周囲に延びる
内部環状部を含む。プロングは、内部環状部から、環状体に向かって延びること
ができる。
一態様では、フィルタ組立体がまた、中心軸線から、環状体に向かって半径方
向に延びる、第2セットの磁気伝導プロングを備える。
一態様では、第2セットのプロングは、プロングの周囲に延びる、いかなる導
電巻き線も含まない。
一態様では、環状体は、環状体の周囲に延びる、いかなる導電巻き線も含まな
い。
一態様では、第1セットの磁気伝導プロングが、フィルタ組立体が差動モード
で動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成されており、第2セットの
磁気伝導プロングが、フィルタ組立体がコモンモードで動作している間、磁束を
磁気的に伝えるように構成されている。
一態様では、第1セットの磁気伝導プロングが、中心軸線を中心に、互いから
対称的に離されており、第2セットの磁気伝導プロングが、中心軸線を中心に、
互いから対称的に離されている。例えば、中心軸線に対して垂直な平面では、第
1セットのプロングは、同じ平面に配置され、かつ第1セットの各プロングから
、隣のプロングに延びる第1の弧により、互いから離されていてもよく、第2セ
ットのプロングは、同じ平面に配置され、かつ各プロングから、隣のプロングに
延びる第2の弧により、互いから離されていてもよく、第1の弧の長さは、第1
セットのプロングにおける、いずれの2つの隣り合うプロング間でも同じであり
、第2の弧の長さは、第2セットのプロングにおける、いずれの2つの隣り合う
プロング間でも同じである。
一態様では、第1セット、及び第2セットの磁気伝導プロングが、3相の電流
が、導電巻き線を通して伝わる間、磁束を磁気的に伝えるように構成される。
一態様では、第1セットの磁気伝導プロングが、分離ギャップにより、環状体
から離されており、第2セットの磁気伝導プロングが、環状体に接続されている
一態様では、環状体、及び第1セットの磁気伝導プロングが、差動動作モード
中、磁束を磁気的に伝え、一方、第2セットの磁気伝導プロングは、磁束が、環
状体、及び第1セットの磁気伝導プロングの外側に漏れることを防止するために
、磁束を磁気的に伝えない。
別の実施形態では、(例えば、電子フィルタ組立体を形成する)方法は、中心
軸線の周囲に延びる磁気伝導環状体と、中心軸線から、環状体に向かって半径方
向に延びる、第1セットの磁気伝導プロングとを備える電子フィルタ組立体を形
成することを含む。環状体、及びプロングは、磁気伝導ボディによる複数の層を
、併せて結合することによって形成され得る。プロングは、電子フィルタ組立体
を形成するために、プロングの周囲に延びる導電巻き線を受けるように構成され
る。
一態様では、層の磁気伝導ボディは、形状が異なる。
一態様では、環状体、又はプロングの共通の部品を形成する層の磁気伝導ボデ
ィは、層のうち別々の層では、形状が異なる。
別の実施形態では、別の電子フィルタ組立体は、中心軸線の周囲に延びる磁気
伝導環状体と、中心軸線から、環状体に向かって半径方向に延びる、第1セット
の磁気伝導プロングと、中心軸線から、環状体に向かって半径方向に延びる、第
2セットの磁気伝導プロングとを備える。第1セットの磁気伝導プロングが、フ
ィルタ組立体が差動モードで動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成
されており、第2セットの磁気伝導プロングが、フィルタ組立体がコモンモード
で動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成されている。
一態様では、第1セットの磁気伝導プロングが、中心軸線を中心に、互いから
対称的に離されており、第2セットの磁気伝導プロングが、中心軸線を中心に、
互いから対称的に離されている。
一態様では、フィルタ組立体がまた、第1セットの磁気伝導プロングの周囲に
延びる導電巻き線を含む。
一態様では、第1セット、及び第2セットの磁気伝導プロングが、3相の電流
が、導電巻き線を通して伝わる間、磁束を磁気的に伝えるように構成される。
一態様では、第1セットの磁気伝導プロングが、分離ギャップにより、環状体
から離されており、第2セットの磁気伝導プロングが、環状体に接続されている
一態様では、環状体、及び磁気伝導プロングが、磁束が、環状体、及び磁気伝
導プロングの外側に漏れることを防止するために、差動モードの間、及びコモン
モードの間、磁束を磁気的に伝える。
上記の説明は、例示的なものであることが意図されており、限定的なものでは
ないことを理解されたい。例えば、上述の実施形態(及び/又は上述の実施形態
の態様)は、互いに組み合わせて使用され得る。また、本発明の主題の範囲から
逸脱することなく、特定の状況、又は材料を、本発明の主題の教示に適合させる
ために、多くの修正がなされ得る。本明細書に説明される材料の寸法、及び種類
は、本発明の主題のパラメータを定めることが意図されているが、これらは限定
的なものではなく、例示的な実施形態である。多くの他の実施形態が、上記の説
明を検討することにより、当業者には明らかになるであろう。したがって、本発
明の主題の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照し、そのような特許請求の範囲
が権利を与えられる均等物の範囲全体に沿って、決定されるべきである。添付の
特許請求の範囲では、「含む」、及び「ここで」という用語が、「備える」、及
び「ここにおいて」というそれぞれの用語の、平易な英語による同意義語として
使用される。その上、以下の特許請求の範囲において、「第1」、「第2」、及
び「第3」等の用語は、単に符号として使用されており、特許請求の範囲の対象
に、数的用件を課すことを意図するものではない。また、以下の特許請求の範囲
における限定は、ミーンズプラスファンクション形式で書かれたものではなく、
そのような特許請求の範囲における限定が、さらなる構造を有さない機能の言及
が後に続く「〜のための手段」という表現を、明示的に使用しない限り、かつ明
示的に使用するまでは、米国特許法第112条(f)に基づき解釈されることを
意図するものではない。
本明細書は、本発明の主題のいくつかの実施形態を開示するために、さらにいかなる装置、又はシステムを作製し、かつ使用すること、及びいかなる組み込まれた方法を実施することを含めて、当業者ならば、本発明の主題の実施形態を実践することができるように、例を使用する。本発明の主題における特許性のある範囲は、当業者に想起される他の例を含む場合がある。このような他の例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造要素を有する場合、又は特許請求の範囲の文言と実質的な差異のない均等の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることが意図されている。
本明細書で使用される場合、単数形で述べられ、かつ「1つ」という用語で始まる要素、又は過程は、除外すると明言されない限り、複数の前述の要素、又は過程を除外するものではないと理解されるべきである。また、本発明の主題の「一実施形態」、又は「1つの実施形態」に対する参照は、述べられた機能をさらに組み込む、さらなる実施形態の存在を除外するものとして解釈されることを意図するものではない。その上、逆が明言されない限り、特定の特性を有する1つの要素、又は複数の要素を「備える」、「含む」、又は「有する」実施形態は、その特性を有さない、さらなるそのような要素を含む場合がある。
本明細書に含まれる本発明の主題の趣旨、及び範囲から逸脱することなく、上述のシステム、及び方法において、特定の変更がなされ得るため、上記の説明の主題、又は添付の図面に示される主題のすべては、本明細書において、本発明の概念を示す単なる例として解釈され、本発明の主題を限定すると解釈されるものではないことが意図されている。
本明細書で使用される場合、仕事、又は作業を実施するように「構成された」構造体、限定部、又は要素は、その仕事、又は作業に対応する方式で、特に構造的に形成されるか、構築されるか、プログラムされるか、又は適合される。明瞭にし、疑義を避けるために、仕事、又は作業を実施するように、単に修正することができる物体は、本明細書で使用される場合、仕事、又は作業を実施するように「構成されている」ものとはしない。その代わり、本明細書で使用される場合、「構成されている」の使用は、仕事、もしくは作業を実施するようにプログラムされた「既製の」構造体、もしくは要素とは異なる方式で、対応する仕事、もしくは作業を実施するための、構造的適応、もしくは構造的特性、構造体、もしくは要素のプログラミングを示し、かつ/又は仕事、もしくは作業を実施するように「構成されている」と説明される、いかなる構造体、限定部、もしくは要素の、構造的要件を示す。
[実施態様1]
中心軸線の周囲に延びる磁気伝導環状体と、
前記中心軸線から、前記環状体に向かって半径方向に延びる、第1セットの磁気伝導プロングと、
前記第1セットの前記プロングの周囲に延びる導電巻き線とを備える電子フィルタ組立体。
[実施態様2]
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、磁束を、前記環状体に、磁気的に伝えるように構成されており、前記磁束が、前記導電巻き線を通して伝えられている電流により、前記第1セットの前記磁気伝導プロングに誘導される、実施態様1に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様3]
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、前記中心軸線を中心に、互いから対称的に離されている、実施態様1に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様4]
前記第1セットの前記プロングが、1つ以上の分離ギャップにより、前記環状体から離されている、実施態様1に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様5]
前記中心軸線が通るギャップの周囲に延びる内部環状部をさらに備え、前記プロングが、前記内部環状部から、前記環状体に向かって延びる、実施態様1に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様6]
前記中心軸線から、前記環状体に向かって半径方向に延びる、第2セットの磁気伝導プロングをさらに備える、実施態様1に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様7]
前記第2セットの前記プロングが、前記第2セットの前記プロングの周囲に延びる、いかなる導電巻き線も含まない、実施態様1に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様8]
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、前記フィルタ組立体が差動モードで動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、前記フィルタ組立体がコモンモードで動作している間、前記磁束を磁気的に伝えるように構成されている、実施態様7に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様9]
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、前記中心軸線を中心に、互いから対称的に離されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、前記中心軸線を中心に、互いから対称的に離されている、実施態様7に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様10]
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、分離ギャップにより、前記環状体から離されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、前記環状体に接続されている、実施態様7に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様11]
前記環状体、及び前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、差動動作モード中、前記磁束を磁気的に伝え、一方、前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、前記磁束が、前記環状体、及び前記第1セットの前記磁気伝導プロングの外側に漏れることを防止するために、前記磁束を磁気的に伝えない、実施態様7に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様12]
前記環状体が、前記環状体の周囲に延びる、いかなる導電巻き線も含まない、実施態様1に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様13]
中心軸線の周囲に延びる磁気伝導環状体と、前記中心軸線から、前記環状体に向かって半径方向に延びる、第1セットの磁気伝導プロングとを有する電子フィルタ組立体を形成することを含む方法であって、前記環状体、及び前記プロングが、磁気伝導ボディによる複数の層を併せて結合することにより形成され、前記プロングが、前記電子フィルタ組立体を形成するために、前記プロングの周囲に延びる導電巻き線を受けるように構成される方法。
[実施態様14]
前記層の前記磁気伝導ボディが、異なる形状を有する、実施態様13に記載の方法。
[実施態様15]
前記環状体、又は前記プロングの共通の部品を形成する、前記層の前記磁気伝導ボディが、前記層のうち別々の層では、形状が異なる、実施態様13に記載の方法。
[実施態様16]
中心軸線の周囲に延びる磁気伝導環状体と、
前記中心軸線から、前記環状体に向かって半径方向に延びる、第1セットの磁気伝導プロングと、
前記中心軸線から、前記環状体に向かって半径方向に延びる、第2セットの磁気伝導プロングとを備える電子フィルタ組立体であって、
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、前記フィルタ組立体が差動モードで動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成され、前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、前記フィルタ組立体がコモンモードで動作している間、前記磁束を磁気的に伝えるように構成される電子フィルタ組立体。
[実施態様17]
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、前記中心軸線を中心に、互いから対称的に離されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、前記中心軸線を中心に、互いから対称的に離されている、実施態様16に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様18]
前記第1セット、及び前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、3相の電流が、前記導電巻き線を通して伝わる間、前記磁束を磁気的に伝えるように構成される、実施態様16に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様19]
前記第1セットの前記磁気伝導プロングが、分離ギャップにより、前記環状体から離されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロングが、前記環状体に接続されている、実施態様16に記載の電子フィルタ組立体。
[実施態様20]
前記環状体、及び前記磁気伝導プロングが、前記磁束が、前記環状体、及び前記磁気伝導プロングの外側に漏れることを防止するために、前記差動モードの間、及び前記コモンモードの間、前記磁束を磁気的に伝える、実施態様16に記載の電子フィルタ組立体。
1 層
2 層
3 層
4 層
5 層
6 層
100 フィルタ組立体
102 コア体
104 中心軸線
106 プロング
108 巻き線
200 磁束線
300 フィルタ組立体
302 コア体
304 中心軸線
306 プロング
308 内部環状部
310 分離ギャップ
500 フィルタ組立体
502 コア体
504 中心軸線
506 プロング
506A プロング
506B プロング
506C プロング
508 プロング
508A プロング
508B プロング
508C プロング
510 内部環状部
512 分離ギャップ
514 分離ギャップ
516 分離ギャップ
800 ボディ
802 ボディ
804 ボディ
806 ボディ
808 ボディ
810 ボディ
812 ボディ
814 ボディ
816 ボディ
818 ボディ
820 ボディ
822 ボディ
824 ボディ
826 ボディ
828 ボディ
830 ボディ
832 ボディ
834 ボディ
1000 フィルタ組立体
1002 コア体
1004 中心軸線
1006 プロング
1008 プロング
1010 内部環状部
1012 分離ギャップ
1014 分離ギャップ
1016 弧
1018 弧
Φ 磁束
Φ1 第1磁束
Φ2 第2磁束
Φ3 第3磁束

Claims (15)

  1. 中心軸線(104、304、504、1004)の周囲に延びる磁気伝導環状体(308、510、1010)と、
    前記中心軸線(104、304、504、1004)から、前記環状体(308、510、1010)に向かって半径方向に延びる、第1セットの磁気伝導プロング(106、306、506、1006)と、
    前記第1セットの前記プロング(106、306、506、1006)の周囲に延びる導電巻き線(108)とを備える電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  2. 前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)が、磁束を、前記環状体(308、510、1010)に、磁気的に伝えるように構成されており、前記磁束が、前記導電巻き線(108)を通して伝えられている電流により、前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)に誘導される、請求項1に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  3. 前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)が、前記中心軸線(104、304、504、1004)を中心に、互いから対称的に離されている、請求項1に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  4. 前記第1セットの前記プロング(106、306、506、1006)が、1つ以上の分離ギャップ(516)により、前記環状体(308、510、1010)から離されている、請求項1に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  5. 前記中心軸線(104、304、504、1004)が通るギャップの周囲に延びる内部環状部(308、510、1010)をさらに備え、前記プロング(106、306、506、1006)が、前記内部環状部(308、510、1010)から、前記環状体(308、510、1010)に向かって延びる、請求項1に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  6. 前記中心軸線(104、304、504、1004)から、前記環状体(308、510、1010)に向かって半径方向に延びる、第2セットの磁気伝導プロング(508、1008)をさらに備える、請求項1に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  7. 前記第2セットの前記プロング(508、1008)が、前記第2セットの前記プロング(508、1008)の周囲に延びる、いかなる導電巻き線(108)も含まない、請求項1に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  8. 前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)が、前記フィルタ組立体(100、300、500、1000)が差動モードで動作している間、磁束を磁気的に伝えるように構成されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロング(508、1008)が、前記フィルタ組立体(100、300、500、1000)がコモンモードで動作している間、前記磁束を磁気的に伝えるように構成されている、請求項7に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  9. 前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)が、前記中心軸線(104、304、504、1004)を中心に、互いから対称的に離されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロング(508、1008)が、前記中心軸線(104、304、504、1004)を中心に、互いから対称的に離されている、請求項7に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  10. 前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)が、分離ギャップ(516)により、前記環状体(308、510、1010)から離されており、前記第2セットの前記磁気伝導プロング(508、1008)が、前記環状体(308、510、1010)に接続されている、請求項7に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  11. 前記環状体(308、510、1010)、及び前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)が、差動動作モード中、前記磁束を磁気的に伝え、一方、前記第2セットの前記磁気伝導プロング(508、1008)が、前記磁束が、前記環状体(308、510、1010)、及び前記第1セットの前記磁気伝導プロング(106、306、506、1006)の外側に漏れることを防止するために、前記磁束を磁気的に伝えない、請求項7に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  12. 前記環状体(308、510、1010)が、前記環状体(308、510、1010)の周囲に延びる、いかなる導電巻き線(108)も含まない、請求項1に記載の電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)。
  13. 中心軸線(104、304、504、1004)の周囲に延びる磁気伝導環状体(308、510、1010)と、前記中心軸線(104、304、504、1004)から、前記環状体(308、510、1010)に向かって半径方向に延びる、第1セットの磁気伝導プロング(106、306、506、1006)とを有する電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)を形成することを含む方法であって、前記環状体(308、510、1010)、及び前記プロング(106、306、506、1006)が、磁気伝導ボディ(800、802、804、806、808、810、812、814、816、818、820、822、824、826、828、830、832、834)による複数の層(1、2、3、4、5、6)を併せて結合することにより形成され、前記プロング(106、306、506、1006)が、前記電子フィルタ組立体(100、300、500、1000)を形成するために、前記プロング(106、306、506、1006)の周囲に延びる導電巻き線(108)を受けるように構成される方法。
  14. 前記層(1、2、3、4、5、6)の前記磁気伝導ボディ(800、802、804、806、808、810、812、814、816、818、820、822、824、826、828、830、832、834)が、異なる形状を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記環状体(308、510、1010)、又は前記プロング(106、306、506、508、1006、1008)の共通の部品を形成する、前記層(1、2、3、4、5、6)の前記磁気伝導ボディ(800、802、804、806、808、810、812、814、816、818、820、822、824、826、828、830、832、834)が、前記層(1、2、3、4、5、6)のうち別々の層(1、2、3、4、5、6)では、形状が異なる、請求項13に記載の方法。
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