JP2018195783A - 複数に分割された外周部鉄心を有するリアクトルおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特殊な治具を使用することなしに、所望の寸法のギャップを容易に形成する。
【解決手段】リアクトル(6)は、コア本体(5)を含む。コア本体は、複数の外周部鉄心部分(24〜27)から構成された外周部鉄心(20)と、複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心(41〜44)と、少なくとも三つの鉄心に巻回されたコイル(51〜54)とを含む。リアクトルは、コア本体の少なくとも一方の端部に取付られた端板(81)を含む。端板は、複数の外周部鉄心部分を互いに締結する複数の締結具(91a〜94b、99a〜99d)を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数に分割された外周部鉄心を有するリアクトルおよびその製造方法に関する。
リアクトルは複数の鉄心コイルを含んでおり、各鉄心コイルは鉄心と該鉄心に巻回されたコイルとを含んでいる。そして、複数の鉄心の間には所定のギャップが形成されている。例えば特許文献1および特許文献2を参照されたい。
特開2000−77242号公報 特開2008−210998号公報
ところで、複数の外周部鉄心部分から構成された外周部鉄心の内側に複数の鉄心コイルが配置されているリアクトルも存在している。そのようなリアクトルにおいては、各鉄心は外周部鉄心部分のそれぞれと一体的に構成されている。
このような場合に、前述したギャップの寸法は複数の外周部鉄心部分の組み合わせ精度に応じて変化する。外周部鉄心部分が互いにずれて組み合わされた場合には、所望の寸法のギャップが得られず、その結果、想定されたインダクタンスを確保できないという問題がある。さらに、所望の寸法のギャップを得るために特殊な治具が必要とされる場合もある。
それゆえ、特殊な治具を使用することなしに、所望の寸法のギャップを容易に得ることができるリアクトルが望まれている。
本開示の1番目の態様によれば、コア本体を具備し、該コア本体は、複数の外周部鉄心部分から構成された外周部鉄心と、前記複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心と、前記少なくとも三つの鉄心に巻回されたコイルと、を含んでおり、さらに、前記コア本体の少なくとも一方の端部に取付られた端板を具備し、該端板は、前記複数の外周部鉄心部分を互いに締結する複数の締結具を含んでいる、リアクトルが提供される。
1番目の態様においては、複数の締結具が複数の外周部鉄心部分を互いに締結しているので、少なくとも三つの鉄心のうちの互いに隣接する二つの鉄心の間に形成されたギャップを所望の寸法に容易に維持できる。さらに、製造時に特殊な治具を必要とせず組み立て効率を飛躍的に高められる。
添付図面に示される本開示の典型的な実施形態の詳細な説明から、本開示のこれら目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明解になるであろう。
第一の実施形態におけるリアクトルのコア本体の断面図である。 第一の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。 端板の頂面図である。 第一の実施形態におけるリアクトルの頂面図である。 第一の実施形態におけるリアクトルの製造工程を説明する第一の図である。 第一の実施形態におけるリアクトルの製造工程を説明する第二の図である。 第二の実施形態におけるリアクトルのコア本体の断面図である。 他の端板の頂面図である。 第三の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
以下の記載では、三相リアクトルを例として主に説明するが、本開示の適用は、三相リアクトルに限定されず、各相で一定のインダクタンスが求められる多相リアクトルに対して幅広く適用可能である。また、本開示に係るリアクトルは、産業用ロボットや工作機械におけるインバータの一次側および二次側に設けるものに限定されず、様々な機器に対して適用することができる。
図1は第一の実施形態におけるリアクトルのコア本体の断面図である。図1に示されるように、リアクトル6のコア本体5は、外周部鉄心20と、外周部鉄心20に磁気的に互いに連結する三つの鉄心コイル31〜33とを含んでいる。図1においては、略六角形の外周部鉄心20の内側に鉄心コイル31〜33が配置されている。これら鉄心コイル31〜33はコア本体5の周方向に等間隔で配置されている。
なお、外周部鉄心20が他の回転対称形状、例えば円形であってもよい。そのような場合には、後述する端板81は外周部鉄心20に対応した形状であるものとする。また、鉄心コイルの数は3の倍数であればよく、その場合には、リアクトル6を三相リアクトルとして使用できる。
図面から分かるように、それぞれの鉄心コイル31〜33は、外周部鉄心20の半径方向に延びる鉄心41〜43と、該鉄心に巻回されたコイル51〜53とを含んでいる。外周部鉄心20および鉄心41〜43は、複数の鉄板、炭素鋼板、電磁鋼板を積層するか、または圧粉鉄心から形成される。
外周部鉄心20は周方向に分割された複数、例えば三つの外周部鉄心部分24〜26より構成されている。外周部鉄心部分24〜26は、それぞれ鉄心41〜43に一体的に構成されている。このように外周部鉄心20が複数の外周部鉄心部分24〜26から構成される場合には、外周部鉄心20が大型である場合であっても、そのような外周部鉄心20を容易に製造できる。なお、鉄心41〜43の数と、外周部鉄心部分24〜26の数とが必ずしも一致していなくてもよい。
コイル51〜53は外周部鉄心部分24〜26と鉄心41〜43との間に形成されるコイルスペース51a〜53aに配置される。コイルスペース51a〜53aにおいては、コイル51〜53の内周面および外周面はコイルスペース51a〜53aの内壁に隣接している。
さらに、鉄心41〜43のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心近傍に位置している。図面においては鉄心41〜43のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約120度である。そして、鉄心41〜43の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101〜103を介して互いに離間している。
言い換えれば、鉄心41の半径方向内側端部は、隣接する二つの鉄心42、43のそれぞれの半径方向内側端部とギャップ101、102を介して互いに離間している。他の鉄心42、43についても同様である。なお、ギャップ101〜103の寸法は互いに等しいものとする。
このように、図1に示される構成では、コア本体5の中心部に位置する中心部鉄心が不要であるので、コア本体5を軽量かつ簡易に構成することができる。さらに、三つの鉄心コイル31〜33が外周部鉄心20により取囲まれているので、コイル51〜53から発生した磁場が外周部鉄心20の外部に漏洩することもない。また、ギャップ101〜103を任意の厚さで低コストで設けることができるので、従来構造のリアクトルと比べて設計上有利である。
さらに、本開示のコア本体5においては、従来構造のリアクトルに比較して、相間の磁路長の差が少なくなる。このため、本開示においては、磁路長の差に起因するインダクタンスのアンバランスを軽減することもできる。
図2は第一の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。図2および後述する図8においては、簡潔にする目的で、コイル51〜53の図示を省略している。図2に示されるリアクトル6は、コア本体5と、コア本体5の軸方向の一方の端面に締結された環状の端板81と含んでいる。端板81はコア本体5の後述する外周部鉄心20の縁部全体にわたって外周部鉄心20に連結する連結部材としての役目を果たす。端板81は非磁性材料、例えばアルミニウム、SUS、樹脂などから形成されるのが好ましい。
図3は端板の頂面図である。図3に示されるように、端板81の内周面には、端板81に対して突出する複数の締結具、例えば六つの突起91a〜93bが設けられている。なお、他の形態の締結具であってもよい。
さらに、図4は第一の実施形態におけるリアクトルの頂面図である。図2〜図4を参照して分かるように、突起91a、91bは鉄心41の両側部に対応した位置に形成されている。同様に、突起92a、92bおよび突起93a、93bは鉄心42、43の両側部にそれぞれ対応した位置に形成されている。
従って、図4に示されるようにコア本体5に端板81を組み付けると、突起91a〜93bはコイル51〜53と外周部鉄心部分24〜26の内周面との間に配置される。そして、突起91a〜93bは外周部鉄心部分24〜26の内周面に接触する。
図1および図4を比較して分かるように、突起91a〜93bの幅は、コイル51〜53が配置されるコイルスペース51a〜53aの幅に概ね等しい。従って、突起91a〜93bを外周部鉄心部分24〜26の内周面に接触させると、突起91a〜93bはコイルスペース51a〜53aの両内壁に挟まれると共に、コイルスペース51a〜53aの半径方向外側端部に突き当たって固定されることになる。これにより、これら外周部鉄心部分24〜26が互いに締結されるようになる。このため、外周部鉄心部分24〜26のそれぞれの周方向端部は互いに当接し、その結果、鉄心41〜43の半径方向内側端部は所定の寸法のギャップ101〜103を介して互いに離間するようになる。言い換えれば、端板81が取付けられて突起91a〜93bが挿入されたときに所望の寸法のギャップ101〜103が得られるように、外周部鉄心部分24〜26および鉄心41〜43は寸法決めされている。従って、リアクトル6は所望のインダクタンスを有するようになる。この場合には、リアクトル6の製造時に特殊な治具を必要としないので、組み立て効率を飛躍的に高めることができる。
図2および図3から分かるように、端板81に形成された複数の貫通孔81a〜81cに締結具としてのネジ99a〜99cを通して外周部鉄心部分24〜26に予め形成された孔29a〜29cに螺合させるのが好ましい。これにより、ギャップ101〜103の寸法を所望の寸法にさらに正確に維持することができる。
さらに、図5Aおよび図5Bは図1に示されるリアクトルの製造工程を説明する図である。はじめに、図5Aに示されるように、複数の締結具、例えば六つの突起91a〜93bを備えた端板81を準備する。そして、突起91a、91bに対応した位置にコイル51を配置する。次いで、鉄心41と一体的に結合されている外周部鉄心部分24を端板81の外側に配置する。
次いで、図5Bに示されるように、外周部鉄心部分24を移動させて、鉄心41をコイル51に挿入させる。これにより、突起91a、91b(突起91bは図5Bに示さない)はコイル51と外周部鉄心部分24の内周面との間において、外周部鉄心部分24の内周面に接触するようになる。
図面には示さないものの、他のコイル52、53を他の突起92a〜93bに対応した位置に前述したように配置する。そして、外周部鉄心部分25、26に一体的な鉄心42、43をコイル52、53にそれぞれ同様に挿入する。これにより、突起91a〜93bはコイルスペース51a〜53aの半径方向外側端部に前述したように突き当たって固定され、その結果、外周部鉄心部分24〜26が互いに締結される。このような場合には、リアクトル6の組立を自動化することも可能である。
その後、図2を参照して説明したように、締結具としてのネジ99a〜99cを端板81の複数の貫通孔81a〜81cおよび外周部鉄心部分24〜26の孔29a〜29cに通して螺合させてもよい。なお、コイル51〜53を一つずつ配置する代わりに、少なくとも三つのコイル51〜53全てを前述した位置に配置した後で、鉄心41〜43をコイル51〜53にそれぞれ順番または同時に挿入してもよい。
なお、図1に示されるコア本体5以外のコア本体に前述した端板81を取付けてもよい。例えば図6は第二の実施形態におけるリアクトルのコア本体の断面図である。図6に示されるコア本体5は、略八角形状の外周部鉄心20と、外周部鉄心20の内方に配置された、前述したのと同様な四つの鉄心コイル31〜34とを含んでいる。これら鉄心コイル31〜34はコア本体5の周方向に等間隔で配置されている。また、鉄心の数は4以上の偶数であるのが好ましく、それにより、コア本体5を備えたリアクトルを単相リアクトルとして使用できる。
図面から分かるように、外周部鉄心20は周方向に分割された四つの外周部鉄心部分24〜27より構成されている。それぞれの鉄心コイル31〜34は、半径方向に延びる鉄心41〜44と該鉄心に巻回されたコイル51〜54とを含んでいる。そして、鉄心41〜44のそれぞれの半径方向外側端部は、外周部鉄心部分21〜24のそれぞれと一体的に形成されている。なお、鉄心41〜44の数と、外周部鉄心部分24〜27の数とが必ずしも一致していなくてもよい。図1に示されるコア本体5も同様である。
さらに、鉄心41〜44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心近傍に位置している。図6においては鉄心41〜44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約90度である。そして、鉄心41〜44の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101〜104を介して互いに離間している。
図7は他の端板の頂面図である。図7に示される端板81は略八角形状であり、突起91a〜94bが前述したのと同様に設けられている。このような端板81を図6に示されるコア本体5に前述したように取付ける。この場合にも、前述したのと同様な効果が得られるのは明らかであろう。
さらに、図8は第三の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。図8においては、コア本体5の一方の端部に端板81が取付けられている。さらに、コア本体5の他方の端部には、端板81と同様な構成の端板82が取付けられている。このように、コア本体5の両端部に端板81、82が取付けられている場合には、外周部鉄心部分24〜26をさらに堅固に締結できることが分かるであろう。
本開示の態様
1番目の態様によれば、コア本体(5)を具備し、該コア本体は、複数の外周部鉄心部分(24〜27)から構成された外周部鉄心(20)と、前記複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心(41〜44)と、前記少なくとも三つの鉄心に巻回されたコイル(51〜54)と、を含んでおり、さらに、前記コア本体の少なくとも一方の端部に取付られた端板(81)を具備し、該端板は、前記複数の外周部鉄心部分を互いに締結する複数の締結具(91a〜94b、99a〜99d)を含んでいる、リアクトル(6)が提供される。
2番目の態様によれば、1番目の態様において、前記複数の締結具は、前記コイルと前記複数の外周部鉄心部分との間の領域に挿入される複数の突起を含む。
3番目の態様によれば、1番目または2番目の態様において、前記端板は非磁性材料から形成されている。
4番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は3の倍数である。
5番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は4以上の偶数である。
6番目の態様によれば、1番目から5番目のいずれかの態様において、前記複数の締結具が前記複数の外周部鉄心部分を締結すると、前記鉄心の半径方向内側端部は所定の寸法のギャップ(101〜104)を介して互いに離間する。
7番目の態様によれば、リアクトル(6)の製造方法において、複数の締結具(91a〜94b)を備えた端板(81)を準備し、前記複数の締結具に対応した位置に少なくとも三つのコイル(51〜54)を配置し、外周部鉄心(20)を構成する複数の外周部鉄心部分(21〜24)に結合された少なくとも三つの鉄心(41〜44)を準備し、前記少なくとも三つの鉄心のそれぞれを前記少なくとも三つのコイルに挿入し、前記複数の締結具により前記複数の外周部鉄心部分を互いに締結し、それにより、前記リアクトルを製造する製造方法が提供される。
態様の効果
1番目の態様においては、複数の締結具が複数の外周部鉄心部分を互いに締結しているので、少なくとも三つの鉄心のうちの互いに隣接する二つの鉄心の間に形成されたギャップを所望の寸法に容易に維持できる。さらに、製造時に特殊な治具を必要とせず組み立て効率を飛躍的に高められる。
2番目の態様においては、複数の突起が、コイルと複数の外周部鉄心部分との間の領域に配置されて、外周部鉄心部分を締結する。
3番目の態様においては、非磁性材料は、例えばアルミニウム、SUS、樹脂などであるのが好ましく、これにより、磁場が端板を通過するのを避けられる。
4番目の態様においては、リアクトルを三相リアクトルとして使用できる。
5番目の態様においては、リアクトルを単相リアクトルとして使用できる。
6番目の態様においては、所望の寸法のギャップを容易に形成できる。 7番目の態様においては、複数の締結具が複数の外周部鉄心部分を互いに締結しているので、少なくとも三つの鉄心のうちの互いに隣接する二つの鉄心の間に形成されたギャップを所望の寸法に容易に維持できる。さらに、製造時に特殊な治具を必要とせず組み立て効率を飛躍的に高められる。さらに、リアクトルを自動的に製造できるようになる。
典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、前述した変更および種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
5 コア本体
6 リアクトル
20 外周部鉄心
24〜27 外周部鉄心部分
31〜34 鉄心コイル
41〜44 鉄心
51〜54 コイル
81、82 端板
81a〜81d 貫通孔
91a〜94b 突起(締結具)
99a〜99d ネジ(締結具)
101〜104 ギャップ

Claims (7)

  1. コア本体を具備し、
    該コア本体は、複数の外周部鉄心部分から構成された外周部鉄心と、前記複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心と、前記少なくとも三つの鉄心に巻回されたコイルと、を含んでおり、
    さらに、
    前記コア本体の少なくとも一方の端部に取付られた端板を具備し、
    該端板は、前記複数の外周部鉄心部分を互いに締結する複数の締結具を含んでいる、リアクトル。
  2. 前記複数の締結具は、前記コイルと前記複数の外周部鉄心部分との間の領域に挿入される複数の突起を含む、請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記端板は非磁性材料から形成されている請求項1または2に記載のリアクトル。
  4. 前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は3の倍数である、請求項1から3のいずれか一項に記載のリアクトル。
  5. 前記少なくとも三つの鉄心コイルの数は4以上の偶数である、請求項1から3のいずれか一項に記載のリアクトル。
  6. 前記複数の締結具が前記複数の外周部鉄心部分を締結すると、前記鉄心の半径方向内側端部は所定の寸法のギャップを介して互いに離間する、請求項1から5のいずれか一項に記載のリアクトル。
  7. リアクトルの製造方法において、
    複数の締結具を備えた端板を準備し、
    前記複数の締結具に対応した位置に少なくとも三つのコイルを配置し、
    外周部鉄心を構成する複数の外周部鉄心部分に結合された少なくとも三つの鉄心を準備し、
    前記少なくとも三つの鉄心のそれぞれを前記少なくとも三つのコイルに挿入し、
    前記複数の締結具により前記複数の外周部鉄心部分を互いに締結し、それにより、前記リアクトルを製造する製造方法。
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