JP2016122675A - 電気機器収納箱およびパワーコンディショナ - Google Patents

電気機器収納箱およびパワーコンディショナ Download PDF

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Tetsuya Suzuki
鉄也 鈴木
信昌 佐々木
Nobumasa Sasaki
信昌 佐々木
大地 長縄
Daichi Osanawa
大地 長縄
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Abstract

【課題】箱体の底面に形成された穴からの水の浸入と、箱体の内部への水の残存を抑えることのできる電気機器収納箱を得ること。【解決手段】本発明は、底面1aに水抜き用の穴12が形成された箱体と、箱体の外側から穴12に差し込まれた栓3と、を備え、栓3は、穴12から箱体の内側に露出する露出面6と、露出面6の外周に形成されて箱体の外側面であって穴12の周囲を囲む周囲面1bに当接する鍔部9と、露出面6から箱体の内側に向けて突出されて穴12の縁部に引っ掛かる引っ掛かり部5と、を有し、露出面6は、穴12の縁部から中心に向うにしたがって、箱体の内側に向けて突出する凸面で形成され、鍔部9には、露出面6との境界から鍔部9の外周に至る溝7が形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、内部に電気機器を収納する電気機器収納箱およびパワーコンディショナに関する。
太陽光発電システムに用いられるパワーコンディショナでは、直流電流を交流電流に変換する電気機器が電気機器収納箱に収納される。電気機器収納箱には、箱体内部へ浸入した水を外部に排出するために、箱体の底面に水抜き用の穴が形成されている。特許文献1には、水抜き用の穴から箱体の内部への水の浸入を防ぐために、穴に栓が取り付けられた電気機器収納箱が開示されている。特許文献1に開示された栓は、穴を塞ぐ閉塞部を有する。また、閉塞部の周囲には、穴の周囲で箱体の底面に外側から当接する鍔部が形成されている。栓の鍔部には、水を外部に導くための溝が形成されている。溝の部分では、箱体の底面と鍔部との間に隙間が形成されて水が通過することができる。そのため、穴に栓がされて箱体の底面と鍔部とが密着した状態でも、溝を通じて水を外部に排出することができる。
特開2011−238676号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電気機器収納箱では、栓の閉塞部が平坦面であり、閉塞部の外周に向けて流れなかった水が残存しやすくなっている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、箱体の底面に形成された穴からの水の浸入を防ぎつつ、箱体の内部への水の残存を抑えることのできる電気機器収納箱を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、底面に水抜き用の穴が形成された箱体と、箱体の外側から穴に差し込まれた栓と、を備え、栓は、穴から箱体の内側に露出する露出面と、露出面の外周に形成されて箱体の外側から穴の周囲面に当接する鍔部と、露出面から箱体の内側に向けて突出されて穴の縁部に引っ掛かる引っ掛かり部と、を有し、露出面は、穴の縁部から中心に向うにしたがって、箱体の内側に向けて突出する凸面で形成され、鍔部には、露出面との境界から鍔部の外周に至る溝が形成されることを特徴とする。
本発明にかかる電気機器収納箱によれば、箱体の底面に形成された穴からの水の浸入を防ぎつつ、箱体の内部への水の残存を抑えることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるパワーコンディショナの斜視図であって、蓋を外した状態を示す図 実施の形態1における栓の斜視図 実施の形態1において栓が差し込まれた穴部分を拡大した部分拡大断面図 実施の形態1における栓の変形例1を示す斜視図 実施の形態1における栓の変形例2を示す斜視図 実施の形態1における栓の変形例3を示す斜視図
以下に、本発明の実施の形態にかかる電気機器収納箱およびパワーコンディショナを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるパワーコンディショナの斜視図であって、蓋を外した状態を示す図である。パワーコンディショナは、箱体1と蓋2を有する電気機器収納箱10と、電気機器収納箱10の内部に収納された電力変換部11を備える。箱体1は、前面が開口され、蓋2は箱体1の開口を塞ぐ。蓋2は、図示しないネジによって箱体1に固定される。電力変換部11は、図示しない太陽電池モジュールで生成された直流電流を交流電流に変換する。電力変換部11は電気機器である。
電気機器の誤作動および故障を防ぐ観点から、電気機器収納箱10の内部に水が存在することは好ましくない。そこで、箱体1の底面1aには、電気機器収納箱10の内部に浸入した水を排出するために水抜き用の穴12が形成されている。穴12は、円形形状を呈する。また、電気機器収納箱10の内部への異物の侵入を防ぐために、穴12には、箱体1の外側から栓3が差し込まれている。図2は、実施の形態1における栓3の斜視図である。図3は、実施の形態1において栓3が差し込まれた穴12部分を拡大した部分拡大断面図である。
栓3には、穴12に差し込まれた状態で、穴12から箱体1の内側に露出する露出面6が設けられる。露出面6は、穴12を閉塞する閉塞部である。栓3には、露出面6の外周に形成されて、箱体1の底面1aの外側面であって、穴12の周囲を囲む周囲面1bに当接する鍔部9が設けられる。栓3には、露出面6から箱体1の内側に向けて突出された引っ掛かり部5が設けられる。引っ掛かり部5は、底面1aの内側面から穴12の縁部に引っ掛かる。引っ掛かり部5は、複数設けられており、穴12の縁部に沿うように並べて形成されている。引っ掛かり部5同士の間には、隙間が設けられる。引っ掛かり部5が弾性変形することで、栓3を穴12に差し込むことが可能となる。栓3を穴12に差し込んだ後は、引っ掛かり部5が穴12の縁部に引っ掛かることで、栓3の抜け落ちが防がれる。引っ掛かり部5と露出面6との境界部分には、補強リブ13が形成されている。補強リブ13を形成することで、引っ掛かり部5が弾性変形しにくくなり、栓3の抜け落ちがより確実に防がれる。
露出面6は、穴12の縁部から中心に向かうにしたがって、箱体1の内側に向けて突出する凸面で形成される。露出面6が形成する凸面は、球面形状となっている。これは、露出面6の全体が、鍔部9との境界部分に向かうにしたがって低くなる傾斜を有していると換言することができる。
鍔部9には、露出面6との境界から鍔部9の外周に至る溝7が形成される。溝7は、露出面6との境界部分において引っ掛かり部5同士の隙間に位置する。溝7の底面7aは、鍔部9の外周に向かうにしたがって箱体1の底面1aから離れる傾斜面となっている。溝7部分では、箱体1の底面1aと鍔部9との間に隙間が形成される。また、溝7の底面7aは、露出面6よりも低い位置に形成される。
以上説明した電気機器収納箱10によれば、箱体1内の水は、底面1aに形成された穴12から栓3の露出面6上に落下する。露出面6上に落下した水は、露出面6の傾斜に誘導されて鍔部9との境界に流れる。露出面6と鍔部9との境界に流れた水は、鍔部9の外周に向けて形成された溝7上を流れて、箱体1の外部に排出される。露出面6の全体が凸面で形成されて鍔部9との境界に向けた傾斜を有するため、露出面6のいずれの場所であっても、落下した水が鍔部9との境界に流れやすくなっている。そのため、露出面6上に水が残存しにくくなっている。また、引っ掛かり部5の隙間から溝7が伸びているので、露出面6から溝7への水の流れが阻害されにくい。したがって、箱体1の内部に水が残存しにくくなっている。
また、露出面6によって穴12が塞がれることで、穴12を通して外部から箱体1の内部に水が浸入しにくくなっている。また、箱体1の内側に向けて突出する露出面6が障害となって、異物および水が箱体1の内部に溝7を通して浸入しにくくなっている。
このように、本実施の形態1における電気機器収納箱10では、栓3によって箱体1の内部への異物および水の浸入を防いで内部の電気機器の保護を図りつつ、何らかの理由で箱体1内に浸入した水については、栓3が差し込まれた穴12からの円滑な排出を図ることができる。
なお、露出面6が形成する凸面の形状は、球面形状に限られず、円錐面であってもよい。また、穴12の形状は円形に限られない。穴12の形状が三角形形状であれば、露出面6が形成する凸面の形状を三角錐面とすればよい。穴12の形状が四角形形状であれば、露出面6を四角錐面とすればよい。また、電気機器収納箱10に収納される電気機器は電力変換部に限られない。
図4は、実施の形態1における栓3の変形例1を示す斜視図である。図4に示すように、引っ掛かり部5同士のすべての隙間から延びるように溝7を形成して、水の排出機能の向上を図ってもよい。
図5は、実施の形態1における栓3の変形例2を示す斜視図である。図5に示すように、引っ掛かり部5と露出面6との境界部分に補強リブを形成せずに、露出面6の外周部分での水の流れの円滑化を図って、水の排出機能の向上を図ってもよい。
図6は、実施の形態1における栓3の変形例3を示す斜視図である。図6に示すように、引っ掛かり部5と露出面6との境界部分に補強リブを形成せず、さらに引っ掛かり部5同士のすべての隙間から延びるように溝7を形成して、水の排出機能の向上を図ってもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 箱体、1a 底面、1b 周囲面、2 蓋、3 栓、5 引っ掛かり部、6 露出面、7 溝、9 鍔部、10 電気機器収納箱、11 電力変換部、12 穴。

Claims (4)

  1. 底面に水抜き用の穴が形成された箱体と、
    前記箱体の外側から前記穴に差し込まれた栓と、を備え、
    前記栓は、前記穴から前記箱体の内側に露出する露出面と、前記露出面の外周に形成されて前記箱体の外側面であって前記穴の周囲を囲む周囲面に当接する鍔部と、前記露出面から前記箱体の内側に向けて突出されて前記穴の縁部に引っ掛かる引っ掛かり部と、を有し、
    前記露出面は、前記穴の縁部から中心に向うにしたがって、前記箱体の内側に向けて突出する凸面で形成され、
    前記鍔部には、前記露出面との境界から前記鍔部の外周に至る溝が形成されることを特徴とする電気機器収納箱。
  2. 前記溝の底面は、前記露出面との境界から外周に向かうにしたがって、前記箱体の底面から離れることを特徴とする請求項1に記載の電気機器収納箱。
  3. 前記穴は、円形形状を呈し、
    前記露出面は、球面形状を呈することを特徴とする請求項1または2に記載の電気機器収納箱。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の電気機器収納箱と、
    前記箱体の内部に収納されて、直流電流を交流電流に変換する電力変換部と、を備えることを特徴とするパワーコンディショナ。
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