JP2016120532A - チャック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異物流通阻止部材を目的に応じたものに容易に交換することができ、設備投資を抑制することができるチャック装置を提供する。
【解決手段】チャック装置10は、駆動機構12によって開閉動作する複数のフィンガ14が配設される配設孔16が形成されたチャックボディ18と、フィンガ挿通孔106が形成された複数のカバー部20とを備える。各カバー部20は、チャックボディ18に対して着脱可能に設けられることにより、目的に応じた異物流通阻止部材112が装着された別のカバー部20に交換可能となっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、開閉自在に設けられた複数の可動部を介してワークを把持するチャック装置に関する。
従来、ワークの把持、搬送等にエアチャック等のチャック装置が広汎に利用されている。チャック装置は、例えば、チャックボディ(ケーシング)内に2つの可動部(ガイドピン)を互いに反対向きに直線的に配設し、シリンダの作用下にこれら可動部を開閉することにより、各可動部に装着された爪によってワークを把持する(例えば、特許文献1参照)。そして、このようなチャック装置では、チャックボディの内壁面と可動部の外壁面との間にダストシール用のシール部材が配設されている。
特開昭59−166484号公報
ところで、チャック装置は、様々な環境で使用されるものであって、前記シール部材は、使用環境に対応したものが用いられる。すなわち、例えば、粉塵が発生する環境であれば粉塵流入防止用のシール部材が用いられ、水等の液体を使用する環境であれば液体流入防止用のシール部材が用いられ、溶接環境であればスパッタ流入防止用(可動部に付着したスパッタを削ぎ落とす目的)のシール部材が用いられる。また、クリーン環境であれば、チャック装置の内部発塵を外部に流出させないために、発塵流出防止用のシール部材が用いられる。
このようなシール部材(異物流通阻止部材)は、通常、チャックボディに対して圧入、止め輪、又は接着等の方法により直接的に装着されるため交換が容易ではない。また、目的に応じて(異物の種類、大きさ、形状等に応じて)異物流通阻止部材の形状等も異なるため、例えば、粉塵流入防止用のシール部材が配置されていた箇所(環状溝等)に液体流入防止用のシール部材を装着することができないこともある。そのため、使用環境が変化すれば、目的に応じた異物流通阻止部材(異物に対応したシール部材)が組み込まれたチャック装置を新たに準備する必要があり、設備投資の増加を招くおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、異物流通阻止部材を目的に応じたものに容易に交換することができ、設備投資を抑制することができるチャック装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るチャック装置は、開閉自在に設けられた複数の可動部を介してワークを把持するチャック装置であって、外部に開口して各前記可動部が配設される配設孔が形成されたチャックボディと、複数の前記可動部を開閉動作させる駆動手段と、各前記可動部が挿通する挿通孔が形成された複数のカバー部と、各前記挿通孔を構成する内壁面に装着されて前記配設孔及び前記外部の異物の流通を阻止する複数の異物流通阻止部材と、を備え、各前記カバー部は、前記チャックボディに対して着脱可能に設けられることにより、目的に応じた異物流通阻止部材が装着された別のカバー部に交換可能となっていることを特徴とする。
このような構成によれば、チャックボディからカバー部を取り外し、目的に応じた異物流通阻止部材が装着された別のカバー部を当該チャックボディに対して取り付けることができる。これにより、使用環境が変化したとしても、新たにチャック装置を準備する必要がなく、異物流通阻止部材を目的に応じたものに容易に交換することができるので、設備投資を抑制することができる。
上記のチャック装置において、前記カバー部と前記チャックボディとの間には、シール部材が設けられていてもよい。このような構成によれば、カバー部及びチャックボディの間における異物の流通を阻止することができる。
上記のチャック装置において、前記チャックボディには、流体が流通する所定の流体流路と前記配設孔とを連通する連通孔が形成されていてもよい。
このような構成によれば、例えば、流体流路を介してチャック装置の周囲の異物が存在しない空間に配設孔を大気開放することができる。これにより、流体流路を介して配設孔に異物が流入することを阻止しつつ複数の可動部を円滑に動作させることができる。また、例えば、流体流路を介して配設孔に空気等の流体を供給することにより、外部から配設孔への異物の流入をより効果的に阻止することができる。さらに、例えば、流体流路を介して配設孔の流体を吸引することにより、配設孔における内部発塵が外部に流出することを効果的に阻止することができる。
上記のチャック装置において、前記駆動手段は、前記チャックボディに設けられた筒状のシリンダ本体と、前記シリンダ本体内に摺動可能に配設されて流体圧の作用下に往復運動するピストンと、前記ピストンの往復運動を複数の前記可動部の開閉動作に変換するカム部と、を有していてもよい。このような構成によれば、簡易な構成で複数の可動部を開閉動作させることができる。
本発明によれば、チャックボディからカバー部を取り外し、目的に応じた異物流通阻止部材が装着された別のカバー部をチャックボディに対して取り付けることができるので、異物流通阻止部材を目的に応じたものに容易に交換することができ、設備投資を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るチャック装置の平面図である。 前記チャック装置の正面図である。 前記チャック装置の開状態を示す縦断面図である。 カム部及びカム溝の構成を示す断面説明図である。 前記チャック装置の閉状態を示す縦断面図である。
以下、本発明に係るチャック装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るチャック装置10は、開閉自在に設けられた複数のフィンガ14を介してワークを把持、搬送等を行うためのものであって、エアにより駆動するエアチャック装置として構成されている。ただし、チャック装置10は、電気により駆動する電動チャック装置として構成されていても構わない。
図1〜図3に示すように、チャック装置10は、駆動機構(駆動手段)12と、駆動機構12の作用下に開閉動作する複数(本実施形態では3つ)のフィンガ(可動部)14と、これらフィンガ14が配設される配設孔16が形成されたチャックボディ18と、これらフィンガ14に対応して設けられた複数のカバー部20とを備えている。
駆動機構12は、略円筒状のシリンダ本体22と、シリンダ本体22の一端側の開口部を閉塞するキャップ24と、軸線方向に変位可能な状態でシリンダ本体22内に摺動可能に配設されたピストン26と、ピストン26に設けられたピストンロッド28と、ピストンロッド28が挿通するロッド孔30が形成されてシリンダ本体22の他端側の開口部を閉塞するロッドカバー32と、ピストンロッド28に設けられたカム部34とを有している。
シリンダ本体22の外周面には、軸線方向に沿って延在した複数のセンサ溝36が周方向に並んで形成されている。センサ溝36には、ピストン26の軸線方向の位置を検出する図示しない磁気センサが装着される。
また、シリンダ本体22には、キャップ24及びピストン26の間に形成された第1シリンダ室38に連通する第1ポート40と、ピストン26及びロッドカバー32の間に形成された第2シリンダ室42に連通する第2ポート44と、チャックボディ18に形成された連通孔46を介して配設孔16に連通する第3ポート48とが形成されている。
第1ポート40及び第2ポート44には、ピストン26を駆動するための圧縮流体(駆動流体)を供給又は排気するための図示しない配管(エアチューブ)が接続されている。第3ポート48は、シリンダ本体22の他端面に開口しており、図示しないシール部材によって連通孔46に気密に連通している。
第3ポート48には、所定の流体流路(エアチューブ)52が接続されている。本実施形態では、配設孔16は、流体流路52、第3ポート48、及び連通孔46を介してチャック装置10の周囲の異物が存在しない空間に連通(大気開放)している。
また、例えば、チャック装置10を異物(粉塵、水等の液体、スパッタ等)が発生する環境で使用する場合には、流体流路52を介して配設孔16に空気等の流体を供給して加圧してもよい。これにより、外部から配設孔16への異物の流入を効果的に抑えることができる。
さらに、例えば、チャック装置10をクリーン環境で使用する場合には、流体流路52を介して配設孔16の流体を吸引(真空吸引)してもよい。これにより、配設孔16における内部発塵の外部への流出を効果的に抑えることができる。
シリンダ本体22は、位置決めピン54によってチャックボディ18に位置決めされた状態で、複数のねじ部材によりチャックボディ18に取り付けられている。
キャップ24の外周面とシリンダ本体22の内周面との間には、シール部材60が介設されている。キャップ24は、シリンダ本体22の内周面に形成された環状溝に装着されたC字状の止め輪62によって一端側の移動が阻止されている。
ピストン26の外周面には、環状のピストンパッキン64と環状のマグネット66とが溝を介して装着されている。マグネット66の磁気は、上述した磁気センサにより検出される。ピストン26には、ピストン26及びピストンロッド28を連結するピストンボルト68が挿通する段付きのボルト挿通孔70が形成されている。ピストンロッド28の頭部とボルト挿通孔70を構成する壁面との間にはシール部材72が介設されている。ピストンボルト68は、ピストンロッド28の一端面に形成されたねじ穴74に螺合する。
ロッドカバー32は、チャックボディ18に対して一体的に設けられている。ロッドカバー32の外周面とシリンダ本体22の内周面との間には、シール部材76が介設されている。ロッド孔30を構成する壁面には、環状のロッドパッキン78が溝を介して装着されている。
カム部34は、ピストンロッド28の他端面に一体的に設けられており、ピストン26の往復運動を3つのフィンガ14の開閉動作に変換する。具体的には、図4に示すように、カム部34は、ピストンロッド28の軸線回りに等間隔(120°間隔)に配設された3つのフィンガ14に接触する3つの係合部80を有している。各係合部80は、ピストンロッド28の軸線から半径方向外方に向かって延在すると共に先端部が幅広に形成されており、その先端面82がピストンロッド28の半径方向外方に向かうに従ってロッドカバー32側に傾斜している(図3参照)。
各フィンガ14は、略円柱状に形成されており、ピストンロッド28の径方向に沿って延在している。各フィンガ14には、係合部80の幅広の先端部が挿入されるカム溝84が形成されており、カム溝84の底面86が係合部80の先端面82と同じ傾斜角度で傾斜した状態で当該先端面82に接触している。各フィンガ14の先端部には、ワークを把持する爪部88(図3参照)が装着される。
図1から諒解されるように、チャックボディ18は、カム部34を収容して平面視で円形状に形成されたチャックボディ本体90と、チャックボディ18から3つのフィンガ14に沿ってピストンロッド28の半径方向外方に向けて突出した3つの突出部92とを有している。
チャックボディ本体90の一端側には、ロッドカバー32が一体的に設けられている。チャックボディ本体90には、3つのフィンガ14に沿って延在した図示しない案内溝が形成され、その案内溝に各フィンガ14の一部が挿入されることにより、フィンガ14の回転が規制されることとなる。
チャックボディ本体90には、その他端側の開口部を閉塞するエンドプレート100が複数のねじ部材によって固定されている。エンドプレート100の外周面とチャックボディ18との間には環状のシール部材104が介設されている。各突出部92は、正面視で矩形状に形成されており、その中央部分の開口部を介してフィンガ14の先端側が外部に露出している。
各カバー部20は、フィンガ14が挿通するフィンガ挿通孔106が形成されており、突出部92に対して複数(図2では4つ)のねじ部材108によって着脱可能に取り付けられている。カバー部20と突出部92との間には、シール部材110が気密又は液密に介設されている。
各カバー部20には、フィンガ挿通孔106を介する配設孔16及び外部の異物の流通を阻止する異物流通阻止部材112が装着されている。本実施形態では、カバー部20は、目的に応じた異物流通阻止部材112が装着された別のカバー部20に交換可能となっている。換言すれば、カバー部20は、チャック装置10の使用環境(異物の種類、大きさ、形状等)に応じて適切な異物流通阻止部材112が装着された別のカバー部20に交換可能となっている。
本実施形態において、異物流通阻止部材112は、フィンガ挿通孔106を構成する内壁面に形成された第1環状溝114に装着された第1ダストシール部材116と、当該内壁面に形成された第2環状溝118に装着された第2ダストシール部材120とを含む。
第1ダストシール部材116は、第2ダストシール部材120よりもチャックボディ18側に位置している。第1ダストシール部材116としては、例えば、潤滑剤が含浸されたルブリテーナが用いられる。
第2ダストシール部材120は、比較的大きな粉塵が発生する環境での使用であれば粉塵流入防止用のスクレーパが用いられ、比較的小さな粉塵が発生する環境での使用であれば乾式のルブリテーナが用いられる。また、水等の液体を使用する環境での使用であれば液体流入防止用のスクレーパが用いられ、溶接環境での使用であればスパッタ流入防止用(フィンガ14に付着したスパッタを削ぎ落とす目的)のスクレーパが用いられる。さらに、クリーン環境での使用であれば配設孔16における内部発塵の外部への流出を防止する発塵流出防止用のスクレーパが用いられる。
第1ダストシール部材116及び第2ダストシール部材120は、上述した例に限定されず、異物に応じて適宜選定される。
本実施形態に係るチャック装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
本実施形態に係るチャック装置10では、目的に応じた異物流通阻止部材112が装着されたカバー部20をチャックボディ18の突出部92に対してねじ部材108により取り付けられる。すなわち、チャック装置10を使用する環境に応じて異物に対応した異物流通阻止部材112が装着されたカバー部20をチャックボディ18に取り付ける。
この際、今回の使用環境とは異なる環境で使用されていたチャック装置10を用いる場合(例えば、粉塵が発生する環境で使用されていたチャック装置10を水が発生する環境で使用する場合)には、チャックボディ18に装着されている各カバー部20を取り外す。
そして、今回の使用環境に対応した異物流通阻止部材112(例えば、液体流入防止用のスクレーパとして構成された第1ダストシール部材116を含む異物流通阻止部材112)が装着された新たなカバー部20を取り付ける。また、ワークに対応した爪部88を各フィンガ14に取り付ける。
ワークを把持する場合、先ず、第2ポート44を大気開放した状態で第1ポート40に圧縮流体を供給する。そうすると、流体圧の作用下にピストン26がロッドカバー32側に変位すると共にカム部34がエンドプレート100側に進行する。
これにより、カム部34の係合部80によって押圧された各フィンガ14がピストンロッド28の半径方向外方に沿って移動するため、3つの爪部88の間隔が広がりチャック装置10が開状態になる(図3参照)。なお、異物流通阻止部材112によって配設孔16の気密性が高い場合であっても、フィンガ14の動作時に配設孔16は流体流路52を介して大気開放しているので、フィンガ14は円滑に動作する。
このとき、目的に応じた異物流通阻止部材112が装着されたカバー部20をチャックボディ18に取り付けているので、例えば、チャック装置10をクリーン環境で使用する場合であっても、配設孔16における内部発塵がフィンガ14及びカバー部20の間を介して外部に流出することはない。
次いで、ワーク及びチャック装置10の相対位置を調整した状態で、第1ポート40を大気開放すると共に第2ポート44に圧縮流体を供給する。そうすると、圧縮流体の作用下にピストン26がキャップ24側に変位すると共にカム部34がロッドカバー32側に後退する。これにより、カム部34の係合部80によって各フィンガ14が元の位置に向かって引き戻されるため、3つの爪部88の間隔が狭くなると共にチャック装置10が閉状態になりワークが爪部88により把持される(図5参照)。
このとき、目的に応じた異物流通阻止部材112が装着されたカバー部20をチャックボディ18に取り付けているので、例えば、異物(粉塵、水等の液体、スパッタ等)が発生する環境で使用する場合であっても、フィンガ14及びカバー部20の間を介して外部から配設孔16に異物が流入することはない。
なお、上述したように、第2ポート44を大気開放した状態で第1ポート40に圧縮流体を供給してチャック装置10を開状態にすることにより、爪部88により把持されたワークが開放される。
本実施形態によれば、チャックボディ18からカバー部20を取り外し、目的に応じた異物流通阻止部材112が装着された別のカバー部20をチャックボディ18に対して取り付けることができる。これにより、使用環境が変化したとしても、新たにチャック装置を準備する必要がなく、異物流通阻止部材112を目的に応じたものに容易に交換することができるので、設備投資を抑制することができる。また、カバー部20と突出部92との間にシール部材110を装着しているので、カバー部20及び突出部92の間における異物の流通を阻止することができる。
本実施形態では、流体流路52を介してチャック装置10の周囲の異物が存在しない空間に配設孔16を大気開放することができる。これにより、流体流路52を介して配設孔16に異物が流入することを阻止しつつ複数のフィンガ14を円滑に作動させることができる。
また、この流体流路52を介して配設孔16に空気等の流体を供給して配設孔16の流体を加圧することにより、外部から配設孔16への異物の流入をより効果的に阻止することができる。さらに、流体流路52を介して配設孔16の流体(空気)を吸引(真空吸引)することにより、配設孔16における内部発塵が外部に流出することを効果的に阻止することができる。
本実施形態では、ピストン26の往復運動をカム部34によって複数のフィンガ14の開閉動作に変換しているので、簡易な構成で複数のフィンガ14を開閉動作することができる。
本実施形態に係るチャック装置10は、上述した構成に限定されない。フィンガ14の数は、3つに限定されることはなく、2つ又は4つ以上であってもよい。
本発明に係るチャック装置は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…チャック装置 12…駆動機構(駆動手段)
14…フィンガ(可動部) 16…配設孔
18…チャックボディ 20…カバー部
22…シリンダ本体 26…ピストン
34…カム部 40…第1ポート
44…第2ポート 46…連通孔
48…第3ポート 52…流体流路
106…フィンガ挿通孔 112…異物流通阻止部材
116…第1ダストシール部材 120…第2ダストシール部材

Claims (4)

  1. 開閉自在に設けられた複数の可動部を介してワークを把持するチャック装置であって、
    外部に開口して各前記可動部が配設される配設孔が形成されたチャックボディと、
    複数の前記可動部を開閉動作させる駆動手段と、
    各前記可動部が挿通する挿通孔が形成された複数のカバー部と、
    各前記挿通孔を構成する内壁面に装着されて前記配設孔及び前記外部の異物の流通を阻止する複数の異物流通阻止部材と、を備え、
    各前記カバー部は、前記チャックボディに対して着脱可能に設けられることにより、目的に応じた異物流通阻止部材が装着された別のカバー部に交換可能となっていることを特徴とするチャック装置。
  2. 請求項1記載のチャック装置において、
    前記カバー部と前記チャックボディとの間には、シール部材が設けられていることを特徴とするチャック装置。
  3. 請求項1又は2に記載のチャック装置において、
    前記チャックボディには、流体が流通する所定の流体流路と前記配設孔とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とするチャック装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のチャック装置において、
    前記駆動手段は、前記チャックボディに設けられた筒状のシリンダ本体と、
    前記シリンダ本体内に摺動可能に配設されて流体圧の作用下に往復運動するピストンと、
    前記ピストンの往復運動を複数の前記可動部の開閉動作に変換するカム部と、を有することを特徴とするチャック装置。
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