JP2016119006A - 運動プログラム自動作成方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】血液情報を取り込み生活習慣病の予測を行い、医学的根拠に基づいて、運動プログラムを自動作成できる運動プログラム自動作成方法を提供する。【解決手段】1)HDLコレステロール値およびTG値の血液情報を入力させ(血液情報入力ステップ)、2)性別、体重、身長および体脂肪量の身体基礎情報を入力させ(身体基礎情報入力ステップ)、3)目標体重および目標達成時間を入力させ(目標入力ステップ)、4)血液情報入力ステップにより得た値から脂質異常を判定し、5)脂質異常判定結果と身体基礎情報入力ステップにより得た値から、有酸素運動と筋肉強化運動の比率が予め設定された運動レベルを決定し、6)決定された運動レベルにおける有酸素運動と筋肉強化運動の比率に基づいて、予め用意されたエクササイズメニューから個々のエクササイズを選定し、目標入力ステップから算定された消費カロリー値を達成する運動プログラムを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、血液情報を取り込み医学的根拠に基づいて、健康維持を図るための運動プログラムを自動作成する技術に関するものである。
近年、健康に対する人々の意識は向上しており、特に、メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)の予防や改善を目的として、積極的に運動を行っている人は多い。ここにメタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態をいい、内臓脂肪症候群と呼ばれる。
また、最近では、運動機能障害により、要介護になるリスクの高い状態になるロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)の予防および改善に対する人々の意識も高まっている。
メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームの予防・改善のためには、その人に合った運動を行うことが必要である。しかし、多くの人は、専門的な知識がなく、自分に合った運動プログラムの作成は、専門家に委ねているのが実情である。
また、従来の運動プログラムの場合、多くの人たちの平均的な状況を想定して作られたプログラムが中心であり、各個人にとっての運動目標に対しては十分なものではなく各個人のニーズに応じたものでもない。
そこで、利用者のニーズに応じて個人別に最適かつ効果的な運動を行うためのテーラーメイド運動プログラムを作成し、その実行に当たって的確なアドバイスを行う、健康増進プログラムの作成方法及び健康増進実行方法が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
また、個人個人に相応しい減量用の運動メニューを提供することを目的とした、センターサーバと利用者端末を接続した健康管理システムが知られている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開2004−54591号公報 特開2008−132258号公報
上述の特許文献1の健康増進プログラムでは、利用者の身体情報およびニーズ情報を取得し、取得した利用者の身体情報およびニーズを所定のクラスに分類し、クラスに分類した利用者の身体情報およびニーズ情報に適合する持久力トレーニングおよび筋力トレーニングの2 種類を含むトレーニングメニューを設定するものである。また、特許文献1の健康増進プログラムは、利用者の食事情報を取得し、さらに利用者の精神的および心理的情報を取得して、プログラムを作成できる。また、トレーニング施設および家庭で行うメニューに分類して設定したり、寝たきり予防のトレーニングの場合、トレーニングメニューに大腰筋および大腿伸筋の少なくとも一方を強化するメニューを含めたり、さらに、プログラムを所定期間実行した後に、その改善プログラムを作成することもできる。
また、上述の特許文献2の健康管理システムでは、サーバとデータ通信して、登録した基礎情報及び基礎情報に基づいて計算した目標減量体重に基づいて、各個人に適した運動プログラムを運動プログラムのデータベースから選択するものである。特許文献2の健康管理システムは、利用者端末から利用者の自覚運動強度が入力されるとそれをサーバ内のデータベースに登録するとともに、その自覚運動強度に応じて現在の運動プログラムの運動強度を変更し、利用者端末から利用者の障害部位が入力されるとそれをデータベースに登録すると共に、利用者の障害部位に応じ、特定部位の負担を減らした特殊運動プログラムを選択できる。
しかし、利用者にとって適切な運動プログラムの作成には、上述した特許文献1の健康増進プログラムや、特許文献2の健康管理システムでは、医学的根拠に基づいて、運動プログラムを自動作成するものではないという問題がある。
かかる状況に鑑みて、本発明は、血液情報を取り込み生活習慣病の予測を行い、医学的根拠に基づいて、運動プログラムを自動作成できる運動プログラム自動作成方法およびシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明の運動プログラム自動作成方法は、下記1)〜6)のステップを備える。
1)少なくともHDLコレステロール値およびTG(中性脂肪)値の血液情報を入力させる血液情報入力ステップ
2)少なくとも性別、体重、身長および体脂肪量の身体基礎情報を入力させる身体基礎情報入力ステップ
3)目標体重および目標達成時間を入力させる目標入力ステップ
4)上記血液情報入力ステップにより得た値から脂質異常を判定する判定ステップ
5)上記の脂質異常判定結果と上記身体基礎情報入力ステップにより得た値から、有酸素運動と筋肉強化運動の比率が予め設定された運動レベルを決定するレベル決定ステップ
6)決定された運動レベルにおける有酸素運動と筋肉強化運動の比率に基づいて、予め用意されたエクササイズメニューから個々のエクササイズを選定し、上記の目標入力ステップから算定された消費カロリー値を達成する運動プログラムを生成するプログラム生成ステップ
ここで、HDLコレステロール値は、基準値範囲が男性の場合、凡そ30〜80(mg/dL)、女性の場合、凡そ40〜90(mg/dL)であり、基準値よりも低い値であると、脂質異常症、動脈硬化症などのリスクがあると医学的知見から予測できる。また、TG(中性脂肪)値は、基準値範囲が凡そ30〜150(mg/dL)であり、基準値よりも高い値であると、脂質異常症、動脈硬化症などのリスクがあると医学的知見から予測できる。
過去には高脂血症という病名も用いられていたが、現在では脂質異常症という病名になり、HDLコレステロール、中性脂肪の内、1つでも異常値になることが診断や脂質管理の基準になっている。
HDLコレステロール値は、空腹時の血液を採取して調べる。特殊な試薬を用いて、LDL(低比重リポたんぱく)と他のリポたんぱくを沈殿させ、残ったHDL(高比重リポたんぱく)を酵素で処理して測定する。最近、HDLを直接検出する検査法もある。
なお、LDLコレステロールは、HDLに含まれるコレステロールを測定するHDLコレステロールに対して、LDLに含まれるコレステロールを測定したものである。HDLは血管内壁にへばりついて動脈硬化を引き起こすコレステロールを全身から回収して肝臓に戻す働きがあり動脈硬化の予防に役立つ一方、LDLはコレステロールを肝臓から全身に運ぶ働きがあり、LDLは多すぎると血管の壁にコレステロールがたまって動脈硬化を促進すると言われている。このLDLコレステロール値を血液情報として入力させても良い。
また、性別、体重、身長および体脂肪量の身体基礎情報を入力させることにより、肥満度を測定することができる。1つの方法として、BMI(ボディ・マス・インデックス)値があり、体重と身長のバランスを確認し、外見的な肥満度を測定できるものとして知られている。BMI値の計算式は、「BMI値=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」であり、凡そ18.5〜25までが正常範囲と言われている。また他の方法として、体重に占める体脂肪の割合である体脂肪率(%)が知られている。体脂肪率の計算式は、「体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100」であり、健康的な体脂肪率の目安(平均)は、男性の場合10〜19%、女性の場合20〜29%とされ、それ以上になると肥満ということになる。同じ体重であっても筋肉や骨による重さ、脂肪による重さなのかによって肥満判定は違ってくるため、外観や体重は標準であったとしても、脂肪の割合が多い人は「隠れ肥満」となる。このため、体脂肪率とBMI値を組み合わせて、ユーザの肥満体質を推測する。
目標体重および目標達成時間を入力させることで、減量目標を明確化すると共に、減量目標相当分の体重から減量に必要な総エクササイズ数を決定し、単位あたりの脂肪の燃焼に要するカロリー数から減量に必要な総消費カロリーを決定し、目標達成時間すなわち減量期間から単位期間あたりに実施すべきエクササイズ数および消費カロリーを算定する。
そして、血液情報入力ステップにより得た血液情報から脂質異常を判定し、脂質異常判定結果と身体基礎情報入力ステップにより得た値から、有酸素運動と筋肉強化運動の比率が予め設定された運動レベルを決定する。通常、肥満度合いが大きい場合、有酸素運動の比率が高い運動レベルを決定する。
1週間あたりに実施すべきエクササイズ数および消費カロリーと、決定された運動レベルに基づいて、単位期間の間にウォーキングやストレッチなど有酸素運動のエクササイズを実施する回数と、筋肉強化運動のエクササイズを実施する回数を決定する。そして、予め用意されたエクササイズメニューから個々のエクササイズを選定し、運動プログラムを生成する。
また、本発明の運動プログラム自動作成方法は、上記の血液情報入力ステップにおいて、更に、空腹時の血糖値を入力させ、上記のレベル決定ステップにおいて、血糖値を下げるために、インスリンが働く場所である筋肉の働きを良くして糖分の代謝をよくすべく、決定された運動レベルから筋肉強化運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定することが好ましい。
空腹時で凡そ110(mg/dL)未満であれば正常範囲内なので問題ないが、それ以上の数値となると血糖値を下げるための運動が必要である。更に数値が上って、数値が凡そ126(mg/dL)以上になれば糖尿病と判断されることになる。血糖値を下げるには、摂取したカロリーを消費する運動を行うことが重要であるが、インスリンの働きをよくすること、すなわち、筋肉を使う運動を行うことでインスリンが働く場所である筋肉の働きを良くして糖分の代謝をよくすることが血糖値を下げるのに効果的である。もちろん、筋肉を使う運動だけではなく、日々、有酸素運動を行なうのはより好ましいことから、有酸素運動と筋肉強化運動のバランスが重要になる。
本発明の運動プログラム自動作成方法は、血液情報入力ステップにおいて、更に、血圧を入力させ、レベル決定ステップにおいて、血圧を下げるために、決定された運動レベルから有酸素運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定し、プログラム生成ステップにおいて、ストレッチ効果の高いエクササイズを主に選定することが好ましい。
血行がよくなると、血管が広がって血液が流れやすくなり、血圧が下がることが知られている。血圧を下げるための運動として、血行がよくなるストレッチや深呼吸を行うなど有酸素運動を多用するのが高血圧の対策として効果的である。
本発明の運動プログラム自動作成方法は、エクササイズメニューにおいて、個々のエクササイズによって動かす身体部位が設定されており、プログラム生成ステップの前に、トレーニング当日の身体の痛みの部位および痛み期間を入力させるステップが設けられることが好ましい。これにより、プログラム生成ステップにおいて、痛み期間に応じて、身体の痛みの部位を動かすエクササイズを除外する、或は、リハビリのために身体の痛みの部位を動かすエクササイズを含めることができる。
トレーニング当日の身体の痛みの部位および痛み期間を入力させ、痛み期間に応じて、身体の痛みの部位を動かすエクササイズを除外するケースと、リハビリのために身体の痛みの部位を動かすエクササイズを含めるケースを判別して、適切な運動プログラムを生成する。
本発明の運動プログラム自動作成方法は、プログラム生成ステップの前に、トレーニング当日のモチベーションを入力させるステップが設けられることが好ましい。これにより、プログラム生成ステップにおいて、モチベーションに応じて、運動強度が低いエクササイズを主に選定することができる。
本発明の運動プログラム自動作成方法は、身体基礎情報入力ステップにおいて、更に、体組成計により骨格筋量を入力させることが好ましい。これにより、レベル決定ステップにおいて、骨格筋量が少ないほど、骨格筋量を増加させるために、筋肉強化運動の比率が増える運動レベルに決定することができる。
本発明の運動プログラム自動作成方法は、目標入力ステップにおいて入力された目標達成時間内に目標体重に到達できた運動プログラムを記憶するステップと、プログラム生成ステップにおいて、血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間が所定偏差内であるユーザに対して、記憶されている目標体重に到達できた運動プログラムを、生成した運動プログラムに置き換えることが好ましい。
目標達成に成功した運動プログラムを、類似する体質のユーザに対して提供することにより、目標達成に成功する確率を高めることができる。
本発明の運動プログラム自動作成方法は、血液情報入力ステップにおいて、血液情報の入力は、ユーザの健康診断データの結果が登録されたデータベースにネットワークを介してアクセスして入力することでも良い。
ここで、ユーザの健康診断データの結果が登録されたデータベースとは、例えば、公益社団法人国民健康保険中央会において、各都道府県国民健康保険団体連合会(国保連合会)の協力の下、開発を行っている国保データベース(KDB)システムである。将来、国民健康保険の保険者や介護保険の保険者が、個人の健康に関するデータを利用できるようになることが予測され、このようなデータベースにアクセスすることで、健康診断で採取された血液情報を入力できる可能性がある。
もちろん、個々のユーザが自身の健康診断や医療機関において採取した血液から得られる血液情報を、診断結果の紙を媒体としてデータ入力しても良い。
本発明の運動プログラム自動作成方法は、血液情報入力ステップにおいて、血液情報の入力は、当日運動開始前に血液採取デバイスを用いて自己採血した血液から血液情報を入力することでも良い。
運動開始前に、血液採取デバイスを用いて自己採血する場合、空腹時である必要がある。空腹時でない場合、HDLコレステロール値の信憑性が下げるため、主としてTG(中性脂肪)値で脂質異常を判定することになる。
また、本発明の運動プログラム自動作成方法は、目標入力ステップにおいて、更に、過去の運動情報を入力させ、レベル決定ステップにおいて、過去の運動情報から算出される消費カロリー量から推定される体脂肪減少量と、実際の体脂肪減少量との差分を日数で割ることによって算出された、1日当たりの体脂肪減少量の差分を、既存の目標消費カロリー量に加えて、運動レベルを再決定することでも良い。
次に、本発明の運動プログラム自動作成システムについて説明する。
本発明の運動プログラム自動作成システムは、クライアント端末とサーバがネットワークを介して接続されデータを送受信するシステムにおいて、クライアント端末は下記A−1)〜A−6)を備え、サーバは下記B−1)〜B−5)を備える。
A−1)少なくともHDLコレステロール値およびTG(中性脂肪)値の血液情報を入力させる血液情報入力手段
A−2)少なくとも性別、体重、身長および体脂肪量の身体基礎情報を入力させる身体基礎情報入力手段
A−3)目標体重および目標達成時間を入力させる目標入力手段
A−4)血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間をサーバに送信する手段
A−5)生成された運動プログラムをサーバから受信する手段
A−6)受信した運動プログラムを画面表示する手段
B−1)血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間をクライアント端末から受信する手段
B−2)クライアント端末から受信した血液情報から脂質異常を判定する判定手段
B−3)脂質異常判定結果とクライアント端末から受信した身体基礎情報から、有酸素運動と筋肉強化運動の比率が予め設定された運動レベルを決定するレベル決定手段
B−4)決定された運動レベルにおける有酸素運動と筋肉強化運動の比率に基づいて、予めデータベース化されたエクササイズメニューから個々のエクササイズを選定し、クライアント端末から受信した目標体重および目標達成時間から算定された消費カロリー値を達成する運動プログラムを生成するプログラム生成手段
B−5)生成した運動プログラムをクライアント端末に送信する手段
本発明の運動プログラム自動作成システムは、血液情報入力手段において、更に、空腹時の血糖値を入力させ、レベル決定手段において、血糖値を下げるために、インスリンが働く場所である筋肉の働きを良くして糖分の代謝をよくすべく、決定された運動レベルから筋肉強化運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定することが好ましい。
本発明の運動プログラム自動作成システムは、血液情報入力手段において、更に、血圧を入力させ、レベル決定手段において、血圧を下げるために、決定された運動レベルから有酸素運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定し、プログラム生成手段において、ストレッチ効果の高いエクササイズを主に選定することが好ましい。
本発明の運動プログラム自動作成システムにおけるクライアント端末は、更に、トレーニング当日の身体の痛みの部位および痛み期間を入力させる手段が設けられ、プログラム生成手段において、エクササイズメニューにおいて、個々のエクササイズによって動かす身体部位が設定されており、痛み期間に応じて、身体の痛みの部位を動かすエクササイズを除外する、或は、リハビリのために身体の痛みの部位を動かすエクササイズを含めることが好ましい。
本発明の運動プログラム自動作成システムにおけるクライアント端末は、更に、トレーニング当日のモチベーションを入力させる手段が設けられ、プログラム生成手段において、モチベーションに応じて、運動強度が低いエクササイズを主に選定することが好ましい。
本発明の運動プログラム自動作成システムは、身体基礎情報入力手段において、更に、体組成計により骨格筋量を入力させ、レベル決定手段において、骨格筋量が少ないほど、骨格筋量を増加させるために、筋肉強化運動の比率が増える運動レベルに決定することが好ましい。
本発明の運動プログラム自動作成システムにおけるサーバは、更に、目標入力手段において入力された目標達成時間内に目標体重に到達できた運動プログラムを記憶する手段と、プログラム生成手段において、血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間が所定偏差内であるユーザに対して、記憶されている目標体重に到達できた運動プログラムを、生成した運動プログラムに置き換えることが好ましい。
本発明の運動プログラム自動作成システムは、血液情報入力手段において、血液情報の入力は、ユーザの健康診断データの結果が登録されたデータベースにネットワークを介してアクセスして入力することでも良い。
或は、本発明の運動プログラム自動作成システムは、血液情報入力手段において、血液情報の入力は、当日運動開始前に血液採取デバイスを用いて自己採血した血液から血液情報を入力することでも良い。
また、本発明の運動プログラム自動作成システムは、目標入力手段において、更に、過去の運動情報を入力させ、レベル決定手段において、過去の運動情報から算出される消費カロリー量から推定される体脂肪減少量と、実際の体脂肪減少量との差分を日数で割ることによって算出された、1日当たりの体脂肪減少量の差分を、既存の目標消費カロリー量に加えて、運動レベルを再決定することでも良い。
本発明の運動プログラム自動作成方法およびシステムによれば、血液情報を取り込み生活習慣病の予測を行い、医師の指導が無くても、医学的根拠に基づいて、運動プログラムを自動作成できるといった効果がある。
実施例1の運動プログラム自動作成システムのフロー図 運動レベルの設定テーブル エクササイズの設定テーブル 実施例1のクライアント端末画面図 実施例2の運動プログラム自動作成システムのフロー図 実施例2の痛み部位入力時のクライアント端末画面図 実施例2の痛み状態入力時のクライアント端末画面図 実施例2の体調・やる気入力時のクライアント端末画面図 システム概略構成図
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図1は、実施例1の運動プログラム自動作成システムのフロー図である。
図1に示されるように、ユーザはクライアント端末(操作端末)において、自己のデータを入力する。ここで、データとは、(1)血液情報、(2)身体基礎情報、(3)目標情報に関するデータを指す。
まず、(1)血液情報を入力する(S101)。入力する血液情報は、HDLコレステロール値およびTG(中性脂肪)値である。
次に、(2)身体基礎情報入力する(S102)。入力する身体基礎情報は、性別、体重、身長および体脂肪量である。
さらに、(3)目標を入力する(S103)。入力する目標は、目標体重および目標達成時間である。
入力された上記のデータは、クライアント端末(操作端末)からサーバに送信される(S104)。サーバでは、データを受信し、それをサーバ内のデータベースに格納する(S105)。受信したデータの内、HDLコレステロール値およびTG(中性脂肪)値の、2つの血液情報を基に、脂質異常の判定を行う(S106)。脂質異常判定結果と、身体基礎情報として入力された値から、有酸素運動と筋肉強化運動の比率が予め設定された運動レベルを決定する(S107)。決定された運動レベルにおける有酸素運動と筋肉強化運動の比率に基づいて、予め用意されたエクササイズメニューから個々のエクササイズを選定し、入力した目標から算定された消費カロリー値を達成する運動プログラムを生成する(S108)。
具体的には、10個程度の運動モジュール(エクササイズ)を組み合わせた運動プログラムが作成される。
サーバにおいて生成された運動プログラムは、クライアント端末(操作端末)へと送信される(S109)。クライアント端末(操作端末)では、運動プログラムを受信すると(S110)、運動プログラムの内容を画面に表示する(S111)。
図2は、運動レベルの設定テーブルである。
運動レベルはレベル1からレベル5まで存在し、レベルが高くなるに従って、有酸素運動で消費する割合は減少し、筋肉強化運動で消費する割合は増加する。
有酸素運動で消費する割合(%)と筋肉強化運動で消費する割合(%)は、それぞれ、レベル1では90%,10%、レベル2では85%,15%、レベル3では80%,20%、レベル4では75%,25%、レベル5では70%,30%となっている。
1週間あたりのエクササイズ数は、何れも15としている。
図3は、エクササイズの設定テーブルである。図3に示されるように、エクササイズの設定テーブルでは、No.1からNo.10のエクササイズが存在し、それぞれ、エクササイズ名、ストレッチ、運動強度、メイン部位、サブ部位、が表示されている。ストレッチとは、ストレッチ効果の有無であり、運動プログラム生成にあたり、ストレッチの必要がある場合には、ストレッチの項目に丸が付けられたエクササイズが選択される。運動強度は数字が大きければ大きいほど運動強度が高く、激しい運動を行うことを示している。
メイン部位は、最も運動効果の高い部位のことであり、サブ部位は、メイン部位の次に効果の高い部位のことである。エクササイズが必要な部位が、メイン部位としてテーブルに設定されている場合は、該当するエクササイズが優先的に選択される。メイン部位としてテーブルに設定されていない場合は、次に、サブ部位として設定されているかを確認し、サブ部位としてテーブルに設定されている場合は、該当するエクササイズが選択される。
例えば、No.1のフレックスバンドアクティブストレッチというエクササイズは、ストレッチ効果があり、運動強度は1、メイン部位は太もも、股関節、サブ部位はお尻、となっているため、ストレッチや、太もも、股関節のエクササイズの必要がある場合には、選択されやすくなるのである。
図4は、本実施例におけるクライアント端末画面図である。図4に示されるように、性別、身長、体重、HDLコレステロール値、TG(中性脂肪)値、目標体重、目標達成時間の項目が設けられ、項目右欄にデータが入力されている。
ここで、性別、身長及び体重は身体基礎情報のことであり、HDLコレステロール値及びTG(中性脂肪)値は血液情報のことであり、目標体重及び目標達成時間は目標のことである。
本実施例では、ユーザの性別は男、身長は175cm、体重は80kg、HDLコレステロール値は25mg/dL、TG(中性脂肪)値は25mg/dL、目標体重は70kg、目標達成時間は3か月となっている。
本発明のシステム概略構成は、図9に示す通り、インターネット500を介して、クライアント端末(501a,501b,501c)と、管理サーバ502とが接続されている。管理サーバ502においては、データが保存され、データを基に運動プログラムが生成される。
図5は、実施例2の運動プログラム自動作成システムのフロー図を示している。
図5に示されるように、本実施例では、データ入力時に、(A)血液情報、(B)身体基礎情報、(C)目標情報だけではなく、(D)痛み情報(S121)、および(E)体調・やる気(S122)に関しても入力を行っている。
ここで、(D)痛み情報とは、トレーニング当日の身体の痛みの部位および痛み期間を指す。痛み情報を入力することで、その日の身体の状態により適した運動プログラムの作成が可能となる。例えば、入力した痛み情報が、痛みが比較的短期間に起こっていたり、強い痛みがあったりする場合には、身体の痛みの部位を動かすエクササイズを除外した運動プログラムが生成される。
また、痛みが長期間に渡っている場合には、リハビリのために身体の痛みの部位を動かすエクササイズが選定される。
さらに、痛みの程度が弱い場合には、運動強度の低いエクササイズが選定され、痛みの症状を考慮しなくても良い程度であれば、痛みを考慮しないエクササイズが選定される。
次に、(E)体調・やる気とは、トレーニング当日の体調やモチベーションのことである。トレーニング当日の体調が良かったり、モチベーションが高かったりする場合には、運動強度が高いエクササイズが主に選定され、トレーニング当日の体調が悪かったり、モチベーションが低かったりする場合には、運動強度が低いエクササイズが主に選定される。
なお、(D)痛み情報の入力は、クライアント端末上において、痛み部位入力と痛み状態入力の段階に分けて行われる。
図6は、実施例2の痛み部位入力時のクライアント端末画面図を示している。
図6に示されるように、クライアント端末画面上には、人形の正面図と背面図が表示されている。人形の各部位には丸型のマークが付され、ユーザの痛み部位に対応するマークをクリックして選択すると、痛み部位の入力が完了する。痛み部位が複数有る場合には複数の部位を選択しても良いし、痛み部位が無い場合には選択しなくても良い。
図7は、実施例2の痛み状態入力時のクライアント端末画面図を示している。
図7に示されるように、クライアント端末画面上には、症状、程度、期間、改善度、の4つの項目が表示され、それぞれ2つ或は3つの選択肢の中から1つを選択する形式となっている。改善度とは、前回のエクササイズによって改善したかどうかである。この質問項目および選択肢の数は、増やしても良いし減らしても良い。
ここでは、症状については、「常に痛い」「動かすと痛い」「痺れがある」の内、「動かすと痛い」を選択し、程度については、「日常生活に支障あり」「日常生活に支障なし」の内、「日常生活に支障なし」を選択し、期間については、「今日から」「2〜6日前から」「1週間以上前から」の内、「1週間以上前から」を選択し、改善度については、「良くなった」「変化なし」「悪くなった」の内、「良くなった」を選択している。
症状については「動かすと痛い」が、「日常生活に支障なし」という程度であり、また、期間は「1週間以上前から」であって、前回のエクササイズ後、「良くなった」ということから、例えば、前回のエクササイズが、当該痛み部位を軽度に動かすエクササイズであったのであれば、今回も同様に痛み部位を軽度に動かすエクササイズが選定されることになる。
図8は、実施例2の体調・やる気入力時のクライアント端末画面図を示している。
図8に示されるように、クライアント端末画面上には、本日の体調、前回のエクササイズ後の体調、本日のやる気、の3つの項目が表示され、それぞれ3つの選択肢の中から1つを選択する形式となっている。この質問項目および選択肢の数は、増やしても良いし減らしても良い。
ここでは、本日の体調については、「良い」「普通」「悪い」の内、「良い」を選択し、前回のエクササイズ後の体調については、「良くなった」「変化なし」「悪くなった」の内、「良くなった」を選択し、本日のやる気については、「ある」「普通」「ない」の内、「普通」を選択している。
トレーニング当日の体調が良く、しかも前回のエクササイズ後の体調もより良くなっているので、運動強度の高いエクササイズが選定されやすくなるが、本日のやる気は、「普通」であるので、「ある」を選択した場合よりは運動強度の低いエクササイズが選定されることとなる。
本発明は、ロコモティブシンドローム及びメタボリックシンドロームの予防及び改善に有用である。
500 インターネット
501a,501b,501c クライアント端末
502 管理サーバ

Claims (20)

  1. 1)少なくともHDLコレステロール値およびTG(中性脂肪)値の血液情報を入力させる血液情報入力ステップと、
    2)少なくとも性別、体重、身長および体脂肪量の身体基礎情報を入力させる身体基礎情報入力ステップと、
    3)目標体重および目標達成時間を入力させる目標入力ステップと、
    4)上記血液情報入力ステップにより得た値から脂質異常を判定する判定ステップと、
    5)上記の脂質異常判定結果と上記身体基礎情報入力ステップにより得た値から、有酸素運動と筋肉強化運動の比率が予め設定された運動レベルを決定するレベル決定ステップと、
    6)決定された運動レベルにおける有酸素運動と筋肉強化運動の比率に基づいて、予め用意されたエクササイズメニューから個々のエクササイズを選定し、上記の目標入力ステップから算定された消費カロリー値を達成する運動プログラムを生成するプログラム生成ステップと、
    を備えたことを特徴とする運動プログラム自動作成方法。
  2. 上記の血液情報入力ステップにおいて、更に、空腹時の血糖値を入力させ、
    上記のレベル決定ステップにおいて、血糖値を下げるために、インスリンが働く場所である筋肉の働きを良くして糖分の代謝をよくすべく、決定された運動レベルから筋肉強化運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定することを特徴とする請求項1に記載の運動プログラム自動作成方法。
  3. 上記の血液情報入力ステップにおいて、更に、血圧を入力させ、
    上記のレベル決定ステップにおいて、血圧を下げるために、決定された運動レベルから有酸素運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定し、
    上記のプログラム生成ステップにおいて、ストレッチ効果の高いエクササイズを主に選定することを特徴とする請求項1又は2に記載の運動プログラム自動作成方法。
  4. 前記エクササイズメニューにおいて、個々のエクササイズによって動かす身体部位が設定されており、
    上記のプログラム生成ステップの前に、
    トレーニング当日の身体の痛みの部位および痛み期間を入力させるステップが設けられ、
    上記のプログラム生成ステップにおいて、
    痛み期間に応じて、身体の痛みの部位を動かすエクササイズを除外する、或は、リハビリのために身体の痛みの部位を動かすエクササイズを含める、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の運動プログラム自動作成方法。
  5. 上記のプログラム生成ステップの前に、
    トレーニング当日のモチベーションを入力させるステップが設けられ、
    上記のプログラム生成ステップにおいて、
    モチベーションに応じて、運動強度が低いエクササイズを主に選定する、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の運動プログラム自動作成方法。
  6. 上記の身体基礎情報入力ステップにおいて、更に、体組成計により骨格筋量を入力させ、
    上記のレベル決定ステップにおいて、骨格筋量が少ないほど、骨格筋量を増加させるために、決定された運動レベルから筋肉強化運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定する、ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の運動プログラム自動作成方法。
  7. 上記の目標入力ステップにおいて入力された目標達成時間内に目標体重に到達できた運動プログラムを記憶するステップと、
    上記のプログラム生成ステップにおいて、
    血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間が所定偏差内であるユーザに対して、記憶されている目標体重に到達できた運動プログラムを、生成した運動プログラムに置き換えることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の運動プログラム自動作成方法。
  8. 上記の血液情報入力ステップにおいて、血液情報の入力は、ユーザの健康診断データの結果が登録されたデータベースにネットワークを介してアクセスして入力することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の運動プログラム自動作成方法。
  9. 上記の血液情報入力ステップにおいて、血液情報の入力は、当日運動開始前に血液採取デバイスを用いて自己採血した血液から血液情報を入力することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の運動プログラム自動作成方法。
  10. クライアント端末とサーバがネットワークを介して接続されデータを送受信するシステムにおいて、
    A)クライアント端末は、
    A−1)少なくともHDLコレステロール値およびTG(中性脂肪)値の血液情報を入力させる血液情報入力手段と、
    A−2)少なくとも性別、体重、身長および体脂肪量の身体基礎情報を入力させる身体基礎情報入力手段と、
    A−3)目標体重および目標達成時間を入力させる目標入力手段と、
    A−4)血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間をサーバに送信する手段と、
    A−5)生成された運動プログラムをサーバから受信する手段と、
    A−6)受信した運動プログラムを画面表示する手段と、
    を備え、
    B)サーバは、
    B−1)血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間をクライアント端末から受信する手段と、
    B−2)クライアント端末から受信した血液情報から脂質異常を判定する判定手段と、
    B−3)脂質異常判定結果とクライアント端末から受信した身体基礎情報から、有酸素運動と筋肉強化運動の比率が予め設定された運動レベルを決定するレベル決定手段と、
    B−4)決定された運動レベルにおける有酸素運動と筋肉強化運動の比率に基づいて、予めデータベース化されたエクササイズメニューから個々のエクササイズを選定し、クライアント端末から受信した目標体重および目標達成時間から算定された消費カロリー値を達成する運動プログラムを生成するプログラム生成手段と、
    B−5)生成した運動プログラムをクライアント端末に送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする運動プログラム自動作成システム。
  11. 上記の血液情報入力手段において、更に、空腹時の血糖値を入力させ、
    上記のレベル決定手段において、血糖値を下げるために、インスリンが働く場所である筋肉の働きを良くして糖分の代謝をよくすべく、決定された運動レベルから筋肉強化運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定することを特徴とする請求項10に記載の運動プログラム自動作成システム。
  12. 上記の血液情報入力手段において、更に、血圧を入力させ、
    上記のレベル決定手段において、血圧を下げるために、決定された運動レベルから有酸素運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定し、
    上記のプログラム生成手段において、ストレッチ効果の高いエクササイズを主に選定することを特徴とする請求項10又は11に記載の運動プログラム自動作成システム。
  13. クライアント端末には、更に、トレーニング当日の身体の痛みの部位および痛み期間を入力させる手段が設けられ、
    上記のプログラム生成手段において、
    前記エクササイズメニューにおいて、個々のエクササイズによって動かす身体部位が設定されており、
    痛み期間に応じて、身体の痛みの部位を動かすエクササイズを除外する、或は、リハビリのために身体の痛みの部位を動かすエクササイズを含める、
    ことを特徴とする請求項10〜12の何れかに記載の運動プログラム自動作成システム。
  14. クライアント端末には、更に、トレーニング当日のモチベーションを入力させる手段が設けられ、
    上記のプログラム生成手段において、モチベーションに応じて、運動強度が低いエクササイズを主に選定する、
    ことを特徴とする請求項10〜13の何れかに記載の運動プログラム自動作成システム。
  15. 上記の身体基礎情報入力手段において、更に、体組成計により骨格筋量を入力させ、
    上記のレベル決定ステップにおいて、骨格筋量が少ないほど、骨格筋量を増加させるために、決定された運動レベルから筋肉強化運動の比率が増える運動レベルにシフトさせて運動レベルを再決定する、ことを特徴とする請求項10〜14の何れかに記載の運動プログラム自動作成システム。
  16. サーバには、更に、上記の目標入力手段において入力された目標達成時間内に目標体重に到達できた運動プログラムを記憶する手段と、
    上記のプログラム生成手段において、
    血液情報、身体基礎情報、目標体重および目標達成時間が所定偏差内であるユーザに対して、記憶されている目標体重に到達できた運動プログラムを、生成した運動プログラムに置き換えることを特徴とする請求項10〜15の何れかに記載の運動プログラム自動作成システム。
  17. 上記の血液情報入力手段において、血液情報の入力は、ユーザの健康診断データの結果が登録されたデータベースにネットワークを介してアクセスして入力することを特徴とする請求項10〜16の何れかに記載の運動プログラム自動作成システム。
  18. 上記の血液情報入力手段において、血液情報の入力は、当日運動開始前に血液採取デバイスを用いて自己採血した血液から血液情報を入力することを特徴とする請求項10〜16の何れかに記載の運動プログラム自動作成システム。
  19. 上記の目標入力手段において、過去の運動情報を入力させ、
    上記のレベル決定手段において、過去の運動情報から算出される消費カロリー量から推定される体脂肪減少量と、実際の体脂肪減少量との差分を日数で割ることによって算出された1日当たりの体脂肪減少量の差分を、既存の目標消費カロリー量に加えて、運動レベルを再決定することを特徴とする請求項10〜18の何れかに記載の運動プログラム自動作成システム。
  20. 上記の目標入力ステップにおいて、過去の運動情報を入力させ、
    上記のレベル決定ステップにおいて、過去の運動情報から算出される消費カロリー量から推定される体脂肪減少量と、実際の体脂肪減少量との差分を日数で割ることによって算出された1日当たりの体脂肪減少量の差分を、既存の目標消費カロリー量に加えて、運動レベルを再決定することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の運動プログラム自動作成方法。

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