JP2016116806A - 発熱体 - Google Patents
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Abstract
Description
発熱層の含水率は次の方法で測定される。測定対象の発熱層からそれを構成する発熱組成物を2g採取して、120℃で30分間加熱処理し、その加熱処理で発熱組成物から放出された水分量を赤外線水分計によって測定して、下記式より測定対象の発熱層の水分率RH2Oを算出する。水分計としては、例えばハロゲン水分計 HB43、メトラー・トレド(株)製を用いることができる。
RH2O=放出された水分量/検体量(2g)
また、発熱層10の全面積に占める全ての第二の発熱層12の面積の割合は、好ましくは10%以上、さらに好ましくは20%以上、そして、好ましくは50%以下、さらに好ましくは40%以下、より具体的には、好ましくは10%以上50%以下、さらに好ましくは20%以上40%以下である。
尚、言うまでもないが、第二の発熱層12が複数個存在する場合には、発熱層10の全面積に占める単一の第二の発熱層12の面積の割合の好ましい上限値及び下限値は、各々、前述した値より小さく設定することができる。
同様の観点から、第二の発熱層12の発熱組成物の含有量(坪量)は、好ましくは960g/m2以上、さらに好ましくは1280g/m2以上、そして、好ましくは4600g/m2以下、さらに好ましくは1920g/m2以下、より具体的には、好ましくは960 g/m2以上2240g/m2以下、さらに好ましくは1280g/m2以上4600g/m2以下である。
吸水性ポリマーとしては、自重の20倍以上の水を吸収・保持でき且つゲル化し得るものが好ましく、そのような吸水性ポリマーは、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品にも使用されている。そのような吸水性ポリマーの例としては、デンプンや架橋カルボキシルメチル化セルロース、アクリル酸又はアクリル酸アルカリ金属塩の重合体又は共重合体等、ポリアクリル酸及びその塩並びにポリアクリル酸塩グラフト重合体を挙げることができる。ポリアクリル酸塩としては、ナトリウム塩を好ましく用いることができる。また、アクリル酸にマレイン酸、イタコン酸、アクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリロイルエタンスルホン酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート又はスチレンスルホン酸等のコモノマーを吸水性ポリマーの性能を低下させない範囲で共重合させた共重合体も好ましく使用し得る。吸水性ポリマーの形状は特に制限されず、例えば、球状、塊状、ブドウ状、繊維状など、何れの形状も用いることができる。
Wmax=W1−W0
また、図2に示す如く、第二の発熱層12の厚みを第一の発熱層11の厚みよりも薄くする場合、第一の発熱層11の厚みは、好ましくは0.3mm以上、さらに好ましくは0.5mm以上、そして、5mm以下、さらに好ましくは2.5mm以下、より具体的には、好ましくは0.3mm以上5mm以下、さらに好ましくは0.5mm以上2.5mm以下である。また、第二の発熱層12の厚みと第一の発熱層11の厚みとの差は、後者から前者を引いた差として、好ましくは0.2mm以上、さらに好ましくは0.3mm以上、そして、好ましくは3mm以下、さらに好ましくは1mm以下、より具体的には、好ましくは0.2mm以上3mm以下、さらに好ましくは0.3mm以上1mm以下である。両層11,12の厚み差をこの範囲とすることによって、使用時に予期せぬ撓みが生じ難く、かつ、動作追従性に優れ、フィット性が良好な発熱体を得ることが可能となる。
尚、本実施態様のように、発熱層10に厚み差がある場合における発熱層10の厚みとは、最も厚い発熱層部分の厚みを指す。
発熱体1Eにおける発熱層10は、図3(d)に示すように、平面視四角形形状の発熱体1Eの各辺と交差する方向に沿って斜めに延びる、平面視直線状の第一の発熱層11及び第二の発熱層12をそれぞれ複数有し、それら複数の発熱層11,12は、それらの長手方向と直交する方向に交互に配置されている。
被酸化性金属及び水を含有し、該被酸化性金属の酸化によって発熱する発熱組成物からなる発熱層を有する発熱体であって、
前記発熱層は、第一の発熱層と、該第一の発熱層に比して含水率の低い第二の発熱層とを含んでおり、
前記第一の発熱層は、前記第二の発熱層に比して発熱の持続時間が長く、該第二の発熱層は、該第一の発熱層に比して発熱の立ち上がりが早い発熱体。
前記第二の発熱層は、前記第一の発熱層に比して前記発熱組成物の含有量が少なく、該第一の発熱層及び該第二の発熱層の少なくとも一面側に保水材が積層されている前記<1>に記載の発熱体。
<3>
前記第一の発熱層及び前記第二の発熱層は、それぞれ、基材シートの一面側に前記発熱組成物を扁平状に形成させた発熱層であって、両発熱層の該基材シートは互いに同一であり、
前記第二の発熱層は、前記第一の発熱層に比して厚みが薄い前記<1>又は<2>に記載の発熱体。
前記保水材が、親水性ウエブと吸水性ポリマーとを含む保水シートである前記<2>又は<3>に記載の発熱体。
<5>
前記保水シートは、a)パルプ繊維等の繊維材料からなる繊維集合体(親水性ウエブ)に吸水性ポリマー粒子を保持させた形態、b)湿潤状態の吸水性ポリマーに生じる粘着力や別に添加した接着剤や接着性繊維等のバインダーを介して、繊維集合体(親水性ウエブ)に該吸水性ポリマーを固定させた形態、又はc)2枚以上のシート状の繊維集合体(親水性ウエブ)で吸水性ポリマーをサンドイッチ様に挟んだ形態の何れか1つである前記<4>に記載の発熱体。
前記第二の発熱層は、前記発熱体の面方向において複数の前記第一の発熱層に挟まれて配置されている前記<1>〜<5>の何れか一項に記載の発熱体。
<7>
前記第一の発熱層及び第二の発熱層がストライプ状に配置されている前記<6>に記載の発熱体。
<8>
前記第二の発熱層を複数有している前記<6>又は<7>に記載の発熱体。
<9>
前記第二の発熱層を1つだけ有している前記<6>又は<7>に記載の発熱体。
前記第二の発熱層を複数有している前記<1>〜<9>の何れか一項に記載の発熱体。
<11>
前記発熱層の全面積に占める単一の前記第二の発熱層の面積の割合が10〜50%であり、前記発熱層の全面積に占める全ての前記第二の発熱層の面積の割合が10〜50%である前記<1>〜<10>の何れか一項に記載の発熱体。
<12>
前記第一の発熱層の含水率と前記第二の発熱層の含水率との差が5質量%以上30質量%以下である前記<1>〜<11>の何れか一項に記載の発熱体。
<13>
前記第一の発熱層の含水率は4質量%以上13質量%以下である前記<1>〜<12>の何れか一項に記載の発熱体。
<14>
前記第二の発熱層の含水率は13質量%以上36質量%以下である前記<1>〜<13>の何れか一項に記載の発熱体。
<15>
前記第一の発熱層における前記発熱組成物の含有量と前記第二の発熱層における前記発熱組成物の含有量との比は、後者/前者として、0.14以上0.86以下である前記<1>〜<14>の何れか一項に記載の発熱体。
<16>
前記発熱層がシート状の層である前記<1>〜<15>の何れか一項に記載の発熱体。
<17>
前記発熱層が前記発熱組成物を塗工してなる塗工層である前記<1>〜<16>の何れか一項に記載の発熱体。
前記第一の発熱層の前記発熱組成物の含有量は320g/m2以上1920g/m2以下である前記<1>〜<17>の何れか一項に記載の発熱体。
<19>
前記第二の発熱層の前記発熱組成物の含有量は960 g/m2以上2240g/m2以下である前記<1>〜<17>の何れか一項に記載の発熱体。
<20>
前記発熱組成物が電解質及び保水剤を含んでいる前記<1>〜<19>の何れか一項に記載の発熱体。
<21>
前記保水材が活性炭である前記<20>に記載の発熱体。
<22>
前記発熱層の厚み(最も厚い発熱層部分の厚み)は0.1mm以上5mm以下である前記<1>〜<21>の何れか一項に記載の発熱体。
前記<3>〜<8>の何れか一項に記載の発熱体の製造方法であって、
前記基材シートの一面に、前記発熱組成物用塗料を塗工する発熱層形成工程と、該発熱層形成工程を経て形成された発熱層と接するように保水材を積層する保水材積層工程とを有しており、
前記発熱層形成工程において、前記塗料の塗工量を部分的に異ならせることによって前記第一の発熱層と前記第二の発熱層とを形成する、発熱体の製造方法。
前記発熱組成物塗工工程において、前記第一の発熱層を形成する第一の塗工手段と前記第二の発熱層を形成する第二の塗工手段とを用い、両塗工手段は、それぞれ、前記基材シートの一面と対向し該一面に対して前記塗料を吐出する、吐出口を備えており、
前記第一の塗工手段の前記吐出口の形状と、前記第二の塗工手段の前記吐出口の形状とが異なっており、後者の形状は、前者の形状に比して前記塗料の圧力損失が大きい形状である前記<23>に記載の発熱体の製造方法。
<25>
前記発熱組成物塗工工程において、前記第一の発熱層を形成する第一の塗工手段と前記第二の発熱層を形成する第二の塗工手段とを用い、両塗工手段は、それぞれ、前記基材シートの一面と対向し該一面に対して前記塗料を吐出する、吐出口を備えており、
前記第二の塗工手段の前記吐出口と前記基材シートの一面とのクリアランスは、前記第一の塗工手段の前記吐出口と該基材シートの一面とのクリアランスに比して小さい前記<23>又は<24>に記載の発熱体の製造方法。
<26>
前記第一の塗工手段の前記吐出口における前記塗料の吐出方向と直交する方向の断面形状と、前記第二の塗工手段の前記吐出口における前記塗料の吐出方向と直交する方向の断面形状とが異なっており、前記第二の塗工手段の前記吐出口は、前記第一の塗工手段の前記吐出口に比して、前記基材シートの搬送方向に沿う長さが短い前記<24>又は<25>に記載の発熱体の製造方法。
図1及び図2に示す発熱体1Aと同様の構成を有する発熱体を作製した。
具体的には、下記組成の発熱組成物を調製し、該発熱組成物を3枚の基材シート(図2の符号30で示すシートに相当するシート)それぞれの一面に所定の塗工量で塗布して、各基材シートの一面に扁平状の第一の発熱層又は第二の発熱層を形成した。形成した3枚の発熱層を基材シートごと、図1に示す如き3列のストライプ状に配置し、2つの第一の発熱層及び1つの第二の発熱層からなる発熱層を形成した後、該発熱層の上に3枚の互いに同一の吸水性能を持つ保水シートを図2に示す如く積層し、さらに、2枚の袋体形成シートで被覆してそれらの周縁部で熱融着させて、目的とする発熱体(複数種の発熱層を有する発熱体)を作製した。作製した発熱体は、酸素バリア性を有する包装袋内に密封収容した。
実施例1の発熱体において、第一の発熱層における発熱組成物の塗工量即ち含有量は、固形分換算で1280g/m2、第二の発熱層における発熱組成物の塗布量即ち含有量は固形分換算で640g/m2とした。
前記基材シートとして、坪量27g/m2のポリエチレンシートを用い、前記袋体形成シート(通気性シート)として、炭酸カルシウムを含む多孔質の延伸ポリエチレン透湿性フィルム(JIS8117による通気度2,500秒)とポリエチレン製の非透湿性フィルムとを用い、前記保水シートとして、パルプ坪量50g/m2、吸水性ポリマー坪量50g/m2の構成のシートを用いた。
実施例1の発熱体を構成する第一の発熱層及び第二の発熱層は、何れも平面視矩形形状で縦49mm、横16.7mmであり、また、実施例1の発熱体自体は、平面視正方形形状であり、縦49mm、横49mm、第一の発熱層の厚み0.25mm、第二の発熱層の厚み0.6mmであった。
鉄粉(被酸化性金属)58.1質量%、精製塩(塩化ナトリウム、電解質)5.25質量%、活性炭27.3質量%、増粘剤(DSP五協フード&ケミカル(株)製、ラボールガムGS−C)14.7質量%、pH調整剤(昭和興産(株)製、リン酸3カリウム)0.99質量%、水35.9質量%。
実施例1と同じ発熱組成物を用い、該発熱組成物を1枚の基材シートの一面に一様な塗工量で塗布して、該基材シートの一面に扁平状の発熱層を形成した後、該発熱層の上に1枚の保水シートを積層し、さらに、2枚の袋体形成シートで被覆してそれらの周縁部で熱融着させて、目的とする発熱体(単一の発熱層を有する発熱体)を作製した。作製した発熱体は、酸素バリア性を有する包装袋内に密封収容した。
比較例1の発熱体における発熱組成物の塗工量即ち含有量は、固形分換算で1280g/m2、比較例2の発熱体における発熱組成物の塗工量即ち含有量は、固形分換算で640g/m2とした。尚、比較例1及び2の発熱体の作製に使用した基材シート等の各部材は、実施例1と同じである。
比較例1及び2の発熱体は、何れも平面視正方形形状であり、縦49mm、横49mmであり、また、比較例1の発熱体における発熱層の厚みは0.6 mm、比較例2の発熱体における発熱層の厚みは0.25mmであった。
実施例及び比較例の発熱体について発熱特性を評価した。具体的には、JIS4100に準拠した測定器を用いて下記方法により、評価対象の発熱体について、発熱の立ち上がり時間及び持続時間を測定した。その結果を下記表1に示す。
また、その測定データに基づいて、実施例及び比較例の発熱体の発熱プロファイル(発熱時間と発熱温度との関係)を作成し、これを図11に示した。
測定対象の発熱体を、酸素バリア性を有する包装袋内に密封収容した状態で、25℃で1日保存した後、該包装袋を開封して該発熱体を取り出し、その袋体を構成する2枚の袋体形成シート(透湿性フィルム及び非透湿性フィルム)のうちの透湿性フィルム側外面を外側に向け、且つ非透湿性フィルム側外面をJIS4100に準拠した測定器に対向させるようにして、該測定機に固定し、さらに、該非透湿性フィルム側の外面に、メッシュ材(ポリエステル製、厚み8mmのダブルラッセル生地)によって温度センサーを固定した。前記包装袋の開封後、10秒間隔で温度を測定して60分間測定を行い、その最高温度を測定した。その測定において、発熱温度が35℃から45℃に到達した時間(分)を「発熱の立ち上がり時間」とし、発熱温度が45℃以上を維持した時間(分)を「発熱の持続時間」とした。
実施例及び比較例の発熱体の実使用時における性能評価を行った。具体的には、評価対象の発熱体を被験者の腕に付けてもらい、温感の現れ(立ち上がり時間)の早さとその持続時間を評価してもらった。その結果、被験者は、実施例1の発熱体については、温感の現れの速さ及びその持続時間の長さの両方を感じることができたが、比較例1の発熱体については、実施例1との対比において温感の持続時間の短さを実感し、比較例2の発熱体については、実施例1との対比で温感の現れの遅さを実感する結果となった。
10 発熱層
11 第一の発熱層
12 第二の発熱層
20 保水シート(保水材)
30 基材シート
40 袋体
41,42 袋体形成シート
100A,100B 発熱体の製造装置
110 発熱層形成部
111 第一の塗工手段
112 第二の塗工手段
113 複合型塗工手段
114 第二の吐出口
115 第一の吐出口
120 保水シート積層部
130 切断部
140 被覆部
150 電解質散布部
Claims (12)
- 被酸化性金属及び水を含有し、該被酸化性金属の酸化によって発熱する発熱組成物からなる発熱層を有する発熱体であって、
前記発熱層は、第一の発熱層と、該第一の発熱層に比して含水率の低い第二の発熱層とを含んでおり、
それぞれ分離して測定した温度プロファイルにおいて、前記第一の発熱層は前記第二の発熱層に比して発熱の持続時間が長く、該第二の発熱層は、該第一の発熱層に比して発熱の立ち上がりが早い発熱体。 - 前記第二の発熱層は、前記第一の発熱層に比して前記発熱組成物の含有量が少なく、該第一の発熱層及び該第二の発熱層の少なくとも一面側に保水材が積層されている請求項1に記載の発熱体。
- 前記第一の発熱層及び前記第二の発熱層は、それぞれ、基材シートの一面側に前記発熱組成物を扁平状に形成させた発熱層であって、両発熱層の該基材シートは互いに同一であり、
前記第二の発熱層は、前記第一の発熱層に比して厚みが薄い請求項1又は2に記載の発熱体。 - 前記保水材が、親水性ウエブと吸水性ポリマーとを含む保水シートである請求項2又は3に記載の発熱体。
- 前記第二の発熱層は、前記発熱体の面方向において複数の前記第一の発熱層に挟まれて配置されている請求項1〜4の何れか一項に記載の発熱体。
- 前記第二の発熱層を複数有している請求項1〜5の何れか一項に記載の発熱体。
- 前記発熱層の全面積に占める単一の前記第二の発熱層の面積の割合が10〜50%であり、前記発熱層の全面積に占める全ての前記第二の発熱層の面積の割合が10〜50%である請求項1〜6の何れか一項に記載の発熱体。
- 前記第一の発熱層の含水率と前記第二の発熱層の含水率との差が5質量%以上30質量%以下である請求項1〜7の何れか一項に記載の発熱体。
- 請求項3〜8の何れか一項に記載の発熱体の製造方法であって、
前記基材シートの一面に、前記発熱組成物用塗料を塗工する発熱層形成工程と、該発熱層形成工程を経て形成された発熱層と接するように保水材を積層する保水材積層工程とを有しており、
前記発熱層形成工程において、前記塗料の塗工量を部分的に異ならせることによって前記第一の発熱層と前記第二の発熱層とを形成する、発熱体の製造方法。 - 前記発熱組成物塗工工程において、前記第一の発熱層を形成する第一の塗工手段と前記第二の発熱層を形成する第二の塗工手段とを用い、両塗工手段は、それぞれ、前記基材シートの一面と対向し該一面に対して前記塗料を吐出する、吐出口を備えており、
前記第一の塗工手段の前記吐出口の形状と、前記第二の塗工手段の前記吐出口の形状とが異なっており、後者の形状は、前者の形状に比して前記塗料の圧力損失が大きい形状である請求項9に記載の発熱体の製造方法。 - 前記発熱組成物塗工工程において、前記第一の発熱層を形成する第一の塗工手段と前記第二の発熱層を形成する第二の塗工手段とを用い、両塗工手段は、それぞれ、前記基材シートの一面と対向し該一面に対して前記塗料を吐出する、吐出口を備えており、
前記第二の塗工手段の前記吐出口と前記基材シートの一面とのクリアランスは、前記第一の塗工手段の前記吐出口と該基材シートの一面とのクリアランスに比して小さい請求項9又は10に記載の発熱体の製造方法。 - 前記第一の塗工手段の前記吐出口における前記塗料の吐出方向と直交する方向の断面形状と、前記第二の塗工手段の前記吐出口における前記塗料の吐出方向と直交する方向の断面形状とが異なっており、前記第二の塗工手段の前記吐出口は、前記第一の塗工手段の前記吐出口に比して、基材シートの搬送方向に沿う長さが短い請求項10又は11に記載の発熱体の製造方法。
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