JP2016116797A - 目地材 - Google Patents

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Abstract

【課題】カウンタへの目地材の位置決め及び装着を容易に行うことができ、カウンタの前面が後方に向かって下方に傾斜するなど様々な形状であっても取り付け可能とする。
【解決手段】浴槽エプロンとカウンタとの隙間を目地材8で塞ぎ、目地材8は隙間を塞ぐ上面部27と上面部27から下方に延びる差込部28を備え、差込部28の下端には引っ掛け部29が設けられ、引っ掛け部29はカウンタの側壁13に引っ掛け固定されており、目地材8のカウンタ前方側の差込部28が切り欠かれてその前方に折返し部33が設けられ、折返し部33は側壁13の側壁13の一部が切り欠かれて設けられた舌部17に引っ掛け固定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、2つの部材間に取り付けて止水を行う目地材に関するものである。
従来、浴槽と浴室の壁面との隙間、浴槽とカウンタとの隙間、カウンタと浴室の壁面との隙間などを、止水上の目的で、コーキング材やモールなどの目地材で塞ぐことが行われている。例えば、浴槽又はカウンタと浴室の壁面との隙間に差込み固定する目地材が知られている(特許文献1参照)。
浴槽と浴室の壁面とによって形成される隙間に、端部を屈曲させた目地部材を装着させる構成が知られている(特許文献2、3参照)。また、浴槽と該浴槽と対向する壁面間に横設されるカウンタについて、浴槽と対向する壁面に対してカウンタの端部を隙間なく取り付ける構成が知られている(特許文献4参照)。
さらに、カウンタと壁面との隙間を覆うことのできるカウンタ隙間部材が知られている(特許文献5参照)。また、浴槽に設置されるエプロンと浴室カウンタとのなす隅部を閉塞する目地部材が知られている(特許文献6)。
ところで、図6は従来の目地材を示す図であるが、この目地材41は、図6(a)に示すように、隙間を塞ぐ上面部42と、上面部42から下方に延びる差込部43を備えており、一端には折返し部46に設けられている。差込部43には係止孔47が形成されている。
目地材41を、例えば、浴槽エプロン又は浴室の壁面とカウンタとの隙間に取り付ける場合には、まず、図6(b)に示すように、折返し部46を折り返して、図6(c)に示すように、折返し部46に設けられた引っ掛け部48を、差込部43の係止孔47に係合させ、図6(c)に示すような状態とする。このような状態にした目地材41を浴槽エプロン又は壁面とカウンタとの隙間に挿入することによって、隙間を塞ぐことができる。
特許第4432098号公報 特許第3659499号公報 特開2007−260318号公報 特許第4668050号公報 特許第4879698号公報 特許第5357504号公報
従来、目地材として使用されているコーキング材は、浴室の壁面、浴槽、カウンタなどの相互の隙間に充填する作業において手間がかかり、施工者の技量も必要とする。また、コーキング材は、メインテナンスなどで、浴室の壁面、浴槽、カウンタなどを相互に分離をする場合には、切って除去しなくてはならないので、手間がかかる。そして、再度、浴室の壁面、浴槽、カウンタなどを結合する際には、再度、コーキング材を充填する作業をしなくてはならないなどの問題がある。
また、上記特許文献1〜6に記載されている、隙間に装着する目地材は、コーキングに比べると隙間への取り付け作業は容易かもしれないが、取り付け後、その長手方向にずれてしまうなどの問題がある。
図6(a)に示す目地材41は、カウンタに装着することなく、単に浴槽エプロン又は浴室の壁面とカウンタとの隙間に挿入する構成であるので、その長手方向に移動し、ずれたり又は隙間から飛び出したりするおそれがある。また、カウンタの前面が後方に向けて下方に傾斜した構成(図2(b)参照)では、カウンタの前面の形状に沿うようにして、目地材を隙間に装着することができない、という問題がある。
本発明は、上記従来の問題を解決することを目的とし、構成が簡単で、浴室の壁面、浴槽、カウンタなど部材間の相互の隙間を塞ぐための取り付け作業および取り外し作業が容易にでき、隙間へ装着後、隙間の長手方向にずれたりすることを抑制可能な目地材を実現する。
本発明は上記課題を解決するために、互いに隣接する第1の部材と第2の部材の間の隙間を塞ぐ目地材であって、第1の部材は第2の部材に面した側壁を有し、側壁は、本体部と側壁の前方の一部が切り欠きもしくは凹まされて形成される舌部が設けられており、目地材は隙間を塞ぐ上面部と上面部から下方に延びる差込部を備え、差込部の下端には引っ掛け部が設けられ、引っ掛け部は第1の部材の側壁に引っ掛け固定されており、目地材の第1の部材の前方側の差込部が切り欠かれてその前方に折返し部が設けられ、折返し部は、舌部に引っ掛け固定されることを特徴とする目地材を提供する。
第1の部材の前面が後方に向って傾斜して設けられ、前記側壁の一部が切り欠かれて形成された側壁の切り欠きは、第1の部材の前面と略平行に後方に傾斜して形成されていることが好ましい。
舌部の前端から切り欠きの縁への垂線の長さは側壁の本体部の高さと略同じ長さであることが好ましい。
舌部の下端は側壁の本体部の下端よりも下方に位置することが好ましい。
第1の部材はカウンタであり、第2の部材は浴槽エプロン又は浴室壁であることが好ましい。
本発明によると、目地材はカウンタなどの取り付ける部材への位置決め及び装着を容易に行うことができ、取り付ける部材の前面が後方に向かって下方に傾斜するなど様々な形状であっても取り付け可能であり、浴槽エプロンや浴室の壁面とカウンタとの隙間など、部材間の隙間を、コーキング剤を装填することなく、容易に止水することができる。
本発明に係る目地材を取り付ける対象を説明する図であり、浴槽エプロンに対してカウンタを配置した全体構成を示す斜視図である。 本発明に係る目地材を装着するカウンタを説明する図であり、(a)は斜視図を示し、(b)はカウンタの側壁を側方(浴槽エプロン側)から見た側面図であり、(c)は(b)の要部の拡大図である。 本発明の目地材の実施例を説明する図であり、(a)は目地材の左側方から(目地材をカウンタに装着するように配置した際に浴槽側から)見た側面図であり、(b)は目地材の右側方から(目地材をカウンタに装着するように配置した際にカウンタ側から)見た側面図であり、(c)は(b)の一部拡大図であり、(d)は断面図である。 上記実施例について、カウンタに目地材を装着する工程を説明する図であり、(a)は装着に先立ち、カウンタの上方に目地材を配置した状態を浴槽側から見た図であり、(b)は(a)の状態から目地材を下方に移動してカウンタに目地材を被せた状態を示す図である。 図4に続いてカウンタに目地材を装着する工程を説明する図であり、(a)は図4(b)の状態から目地材の折返し部を折り返している状態を示す斜視図であり、(b)はカウンタへの目地材の装着を完了した図である。 従来の目地材を説明する図であり、(a)は従来の目地材の一部を示す斜視図であり、(b)は目地材の折返し部を折り返している状態を示し、(c)は目地材の折返し部の引っ掛け部を目地材自体に形成された係止孔に係合し、浴槽エプロンとカウンタとの隙間に装着する準備が完了した状態を示す図である。
本発明に係る目地材を実施するための形態を、実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。本発明に係る目地材は、第1の部材と第2の部材との隙間に取り付けて、隙間を塞ぎ止水を行うものであるが、本明細書では、第1の部材と第2の部材として、浴壁や浴室内に設けられる部材を例として挙げて、実施例で説明する。
本発明に係る目地材の実施例を図1〜5において説明する。図1は、浴室内において、浴槽1に浴槽エプロン2が取り付けられている。浴槽エプロン2は、大エプロン5と小エプロン6とを備え、それぞれが独立して着脱可能である。この浴槽エプロン2の小エプロン6に対面して接するようにカウンタ3が浴室の壁面4に取り付けられている浴室内の構成を示す。
本明細書では、図1に矢印で示すように、洗い場7側からカウンタ3を目視して、手前側を前方として、奥側(浴室の壁面4側)を後方とし、浴槽1側を左側とする。
本発明の目地材8は、小エプロン6又は浴室の壁面4とカウンタ3との隙間、浴槽1と浴室の壁面4との隙間など、互いに接する第1の部材と第2の部材との隙間に取り付けて、隙間を塞ぎ止水を行うものである。本実施例では、第1の部材をカウンタ3とし、第2の部材を小エプロン6とし、目地材8を、カウンタ3に装着し、小エプロン6とカウンタ3との隙間を塞いで止水する構成について説明する。
図2(a)は、カウンタ3を小エプロン6に対面して壁面4に取り付ける前の斜視図を示す。カウンタ3は、図2(a)〜(c)に示すように、天板部11と、天板部11の前端側(洗い場7側)から後端側(壁面4側)に向けて下方に傾斜した前面12と、天板11の左端側及び右端側それぞれから下方に延びる側壁13と、を備えている。
図2(b)は、図2(a)においてカウンタ3の側壁を矢印方向から見た図であり、図2(c)はその要部拡大図であるが、これらの図に示すように、側壁13は、側壁13の大部分をなす本体部16と、側壁13において前端側に位置する舌部17とを備えている。舌部17は、側壁13の前端側の一部が切り欠かれて設けられたものである。
舌部17の前端19は、側壁13の前面12とともに、後方に向かって下方に傾斜するように形成されている。前記のとおり側壁13の前端側の一部が切り欠かれているが、これによって、側壁13には切り欠き18が形成される。この切り欠き18は、その前縁23がカウンタ3の前面12(舌部17の前端19)と略平行に後方に向けて下方傾斜している。舌部17の下端20は水平に形成されている。
なお、切り欠き18は、後記するが、目地材8の折返し部33の引っ掛け部29を係入することで、舌部17に引っ掛けて固定する機能を有する。これと同等の機能を有する構成であるならば、切り欠き18に替えて、側壁13における切り欠き18に相当する箇所の外側面を、切り欠き18と同様の形状で凹ませ、舌部を設ける構成としてもよい。
図2(c)に示すように、舌部17の前端19(カウンタ3の前面12でもある)から切り欠き18の前縁23への垂線Sの長さLは、側壁13の本体部16の高さH(後記する目地材8の高さと略同じ)と略同じ長さである。そして、舌部17の下端20は、側壁13の本体部16の下端24よりも下方に位置するように構成されている。
図3(a)は、目地材8をカウンタ3に装着する前に、浴槽1側(図2(a)の矢印参照)から見た構成を示し、図3(b)、(c)は、図3(a)の反対側(カウンタ3側から)見た図である。目地材8は、樹脂材から形成され、図3(a)、(b)に示すように、全体として板状で長細い形状に形成されている。
目地材8は、図3(d)にその断面を示すように、前後へ張り出して隙間を塞ぐ上面部27と、上面部27から下方に延びる差込部28とを備え、差込部28の下端には後方かつ上方に突き出たフック状の引っ掛け部29が設けられている。差込部28には、左右に張り出した止水用のひれ30が上下方向に間隔をおいて複数段設けられている。
図3(a)〜(c)に示すように、目地材8の長手方向の一端側(図1に示すようなカウンタ3に装着した場合において前方側)の差込部28は、その一部が切り欠かれており、その前方に、折返し部33が設けられている。
折返し部33は、差込部28が切り欠かれて狭くなった狭小部34を中心に下方かつ後方に折り返すことが可能である。折返し部33は、その前方先端側に向かって下方に傾斜するように形成されている。
目地材8のカウンタ3への装着とその作用は、後で詳記するが、目地材8を、カウンタ3の側壁13に上方から被せ、引っ掛け部29をカウンタ3の側壁13の本体部16の下端24に引っ掛け、折返し部33の引っ掛け部29をカウンタ3の舌部17に引っ掛けてカウンタ3に装着することによって、目地材8は、小エプロン6とカウンタ3との隙間に取り付けられ、上面部27は、小エプロン6とカウンタ3との隙間を塞ぎ、ひれ30は止水することが可能となる。
(作用)
以上の構成から成る目地材8および目地材8が装着されたカウンタ3について、その作用などを以下に説明する。カウンタ3を、図1に示すように、小エプロン6に対面して壁面4に取り付けた状態としてから、目地材8をカウンタ3の左側の側壁13に装着する。
目地材8をカウンタ3の左側の側壁13に装着する工程を、図4、図5などにおいて説明する。図4(a)に示すように、目地材8を、小エプロン6とカウンタ3との隙間の上方において、その狭小部34がカウンタ3の前面12の上縁14に略対応するように位置させる。そして、図4(a)の矢印に示すように、目地材8を、カウンタ3に上方から被せながら、その差込部28を小エプロン6とカウンタ3との隙間内に挿入していく。
このようにして、目地材8の差込部28の下端に形成された引っ掛け部29が、図4(b)に示すように、カウンタ3の側壁13の本体部16の下端24に引っ掛かかり、目地材8の上面部27がカウンタ3の側壁13の上面に当接するまで挿入する。
この状態で、目地材8の狭小部34をカウンタ3の前面12の上縁14に当接させて、図5(a)に示すように、折返し部33を、目地材8の狭小部34を中心に、カウンタ3の舌部17の前端19の傾斜面に沿うまで、下方かつ後方に折り曲げる。
このように折り曲げてから、折返し部33の引っ掛け部29を、後方に位置するカウンタ3の切り欠き18内に係入することで、舌部17に引っ掛けて固定する。これによって、目地材8は、図5(b)に示すように、カウンタ3に装着されるとともに、小エプロン6とカウンタ3との隙間に挿入され、その隙間を塞いだ状態となる。
この状態では、目地材8の上面部27の左右の張り出し部が、それぞれ小エプロン6とカウンタ3の天板部11に当接するとともに、目地材8の差込部28に複数段設けられた左右のひれは小エプロン6とカウンタ3の側壁13に当接する。この結果、小エプロン6とカウンタ3との隙間は、目地材8で止水することが可能となる。
以上のとおり、本発明の目地材8は、小エプロン6とカウンタ3との隙間に挿入し、引っ掛け部29をカウンタ3に引っ掛けるだけで、ビスや両面粘着テープなどの特別な締結部材を要することなく、カウンタ3の側壁13に装着し、隙間を容易に塞ぐことができる。従って、本実施例によれば、目地材8の取り付け作業は、従来のコーキングの充填作業などに比べると、特に技量を要することなく容易となる。
ところで、前記のとおり、カウンタ3について、図2(c)に示すように、舌部17の前端19から切り欠き18の前縁23への垂線Sの長さLは、側壁13の本体部16の高さH(目地材8の高さに略同じ)と略同じ長さとしたが、カウンタ3をこのような寸法関係に形成することで、目地材8の折返し部33を折り返すと、その引っ掛け部29が舌部17に丁度引っ掛かけることが可能となる。
そして、折返し部33を折り曲げてから折返し部33の引っ掛け部29を、後方に位置するカウンタ3の切り欠き18内に係入し舌部17に引っ掛けて固定する構成であるので、図1に示すような一辺(カウンタの側壁13)のみへの目地材8の取り付けであっても、目地材8を小エプロン6とカウンタ3との隙間の適切な位置に位置決めして装着でき、しかも、目地材8が前方に移動してずれたり飛び出したするようなことが抑制される。
しかしながら、万一、折返し部33の引っ掛け部29が舌部17からはずれてしまうと、目地材8が前方に移動し、ずれたり飛び出したりするおそれもある。そのような場合であっても、本発明では、目地材8が前方に移動してカウンタ3からずれたり飛び出したりするようなことは抑制される。
即ち、前記したとおり、舌部17の下端20は、側壁13の本体部16の下端24よりも下方に位置するように構成されている。従って、引っ掛け部29が舌部17からはずれて目地材8が前方に移動しても、目地材8において差込部28が切り欠かれた前端の部分35(図5(a)、図5(b)参照)が舌部17(より詳細には切り欠き18の前縁23)に当接して規制されるので、目地材8が前方に移動してカウンタ3からずれたり飛び出したりするようなことは抑制される。
前記したとおり、図6に示すような従来の目地材41では、本実施例に示すように、カウンタ3の前面12が後方に向けて下方に傾斜していると、カウンタ3の前面12の形状に沿って、カウンタ3の側壁13に装着することができない。
しかし、本実施例では、カウンタ3の前面12(舌部17の前端19)と略平行に切り欠き18を形成することで、目地材8は、カウンタ3の舌部17の前端19が後方に向けて下方に鋭角(カウンタ3の天板部11と前面12のなす角度が鋭角)で傾斜している構成であっても、カウンタ3の舌部17の前端19に沿って、カウンタ3の側壁13に装着することができ、小エプロン6とカウンタ3との隙間の前後方向の全領域を塞ぐことが可能となる。
従って、目地材8が、隙間前方に抜け出るようなことがなく、十分な止水を行い、また見栄えが良い。なお、カウンタの前面12が前方向けて下方に鈍角(カウンタ3の天板部11と前面12のなす角度が鈍角)で傾斜している構成であっても、カウンタ3の前面12(舌部17の前端19)の形状に沿って隙間に装着することができる。
本実施例では、目地材8はカウンタ3の側壁13に装着されているが、小エプロン6とは係合していないので、メインテナンスなどで、大エプロン5を取り外した後に、小エプロン6を前方にスライドさせて取り外すと、カウンタ3との間で隙間を形成していた小エプロン6の支えがなくなり、目地材8は、破損することなくはずれるので、従来のコーキングのように切断して取り外す構成に比べて、目地材8を隙間からの取り外す作業が容易となる。
また、メインテナンス後に小エプロン6を元の状態に戻せば、小エプロン6とカウンタ3との間に再び隙間が形成されるので、この隙間に改めて目地材8を装着すれば、コーキングを再度、隙間に充填する必要はなく、目地材8を再利用できる。
以上の実施例では、目地材8が、カウンタ3の一辺である側壁13に装着され、小エプロン6とカウンタ3との隙間を止水する構成において説明したが、本発明の目地材8は、カウンタ3の一辺だけでなく、カウンタ3の周囲に装着してもよい。
また、カウンタ3の側壁13ではなく、小エプロン6など、浴槽側に引っ掛け部29を設けて装着してもよい。さらには、浴槽に引っ掛け部29を設け、目地材8を浴槽の周囲に装着して、浴槽と隣接する壁面、その他の部材との隙間を塞ぐ構成としてもよい。
以上、本発明に係る目地材を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
本発明に係る目地材は上記のような構成であるから、浴槽エプロン又は浴室の壁面とカウンタとの隙間に適用できるだけでなく、浴槽と壁面など、その周囲の部材との隙間の止水の構成としても適用可能である。さらには、浴槽などとは関係なく、2つの隣接する部材の隙間の止水をするためであれば、その他、いろいろな部材間の隙間に適用できる。
1 浴槽
2 浴槽エプロン
3 カウンタ
4 浴室の壁面
5 大エプロン
6 小エプロン
7 洗い場
8 目地材
11 カウンタの天板部
12 カウンタの前面
13 カウンタの側壁
14 カウンタの前面の上縁
16 側壁の本体部
17 側壁の舌部
18 側壁の切り欠き
19 舌部の前端
20 舌部の下端
23 切り欠きの前縁
24 本体部の下端
27 目地材の上面部
28 目地材の差込部
29 目地材の引っ掛け部
30 目地材の止水用のひれ
33 目地材の折返し部
34 目地材の狭小部
35 差込部の前端の部分
41 目地材
42 上面部
43 差込部
46 折返し部
47 差込部の係止孔
48 折返し部の引っ掛け部

Claims (5)

  1. 互いに隣接する第1の部材と第2の部材の間の隙間を塞ぐ目地材であって、
    第1の部材は第2の部材に面した側壁を有し、側壁は、本体部と側壁の前方の一部が切り欠きもしくは凹まされて形成される舌部が設けられており、
    目地材は隙間を塞ぐ上面部と上面部から下方に延びる差込部を備え、差込部の下端には引っ掛け部が設けられ、引っ掛け部は第1の部材の側壁に引っ掛け固定されており、目地材の第1の部材の前方側の差込部が切り欠かれてその前方に折返し部が設けられ、折返し部は、舌部に引っ掛け固定されることを特徴とする目地材。
  2. 請求項1に記載の目地材において、第1の部材の前面が後方に向って傾斜して設けられ、前記側壁の一部が切り欠かれて形成された側壁の切り欠きは、第1の部材の前面と略平行に後方に傾斜して形成されていることを特徴とする目地材。
  3. 請求項1または2に記載の目地材において、舌部の前端から切り欠きの縁への垂線の長さは側壁の本体部の高さと略同じ長さであることを特徴とする目地材。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の目地材において、舌部の下端は側壁の本体部の下端よりも下方に位置することを特徴とする目地材。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の目地材において、第1の部材はカウンタであり、第2の部材は浴槽エプロン又は浴室壁であることを特徴とする目地材。
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