JP2016111844A - 回転電機のステータ - Google Patents

回転電機のステータ Download PDF

Info

Publication number
JP2016111844A
JP2016111844A JP2014248068A JP2014248068A JP2016111844A JP 2016111844 A JP2016111844 A JP 2016111844A JP 2014248068 A JP2014248068 A JP 2014248068A JP 2014248068 A JP2014248068 A JP 2014248068A JP 2016111844 A JP2016111844 A JP 2016111844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
teeth
insulator
fixed
claw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014248068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6387816B2 (ja
Inventor
博 星名
Hiroshi Hoshina
博 星名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014248068A priority Critical patent/JP6387816B2/ja
Publication of JP2016111844A publication Critical patent/JP2016111844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6387816B2 publication Critical patent/JP6387816B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】異物の発生を防止しつつも、インシュレータを適切に固定できる回転電機のステータを提供する。【解決手段】本発明の回転電機のステータは、ステータコアと、ステータコイル24と、インシュレータ26と、を備え、各ティース32には、1以上の固定凹部36が形成されており、前記インシュレータ26は、前記ティース32に挿し込まれる角筒状部40と、前記角筒状部40の側壁40sに形成され、前記固定凹部36に嵌り込む固定爪44であって、無負荷状態において、前記側壁40sの内面より外側に位置し、前記ティース32に接離する方向に可動の固定爪44と、を備え、前記固定爪44は、前記ティース32に巻回された前記ステータコイル24により、前記固定凹部36側に押されて、当該固定凹部36に嵌り込む。【選択図】図5A

Description

本発明は、複数のティースを有するステータコアと、前記ティースに巻回されるステータコイルと、前記ステータコアと前記ステータコイルとの間に介在するインシュレータと、を備えた回転電機のステータに関する。
周知の通り、回転電機のステータコイルとステータコアとの間には、絶縁のためにインシュレータが配される。インシュレータは、通常、ティースに挿し込まれる角筒状部と、当該角筒状部の周縁から外側に張り出す鍔部と、を備えている。このインシュレータを、ティースに固定するために、従来、ティースの側面に溝を、また、角筒状部の周壁に当該溝に嵌り込む爪を、それぞれ形成し、角筒状部の爪をティースの溝に嵌め込むことでインシュレータをティースに固定していた。
また、特許文献1には、ティースの側面に凸部を形成し、ボビン(インシュレータ)を当該凸部に食い込ませることで、ボビンをティースに固定する技術が開示されている。
特開2009−141992号公報
こうした従来技術によれば、インシュレータをティースに挿し込むだけで、インシュレータをティースに固定できる。しかしながら、このように、インシュレータまたはティースに突出部(爪等)を設ける構成の場合、インシュレータを、ティースに挿し込む過程で、インシュレータの一部が、ティースの一部と擦れ合うことになる。インシュレータは、通常、ティースよりも柔らかい材質からなるため、ティースの一部とインシュレータの一部とが擦れ合うことで、インシュレータの一部が削れてしまい、異物が生じることがあった。
そこで、本発明では、異物の発生を防止しつつも、インシュレータを適切に固定できる回転電機のステータを提供することを目的とする。
本発明の回転電機のステータは、複数のティースを有するステータコアと、前記ティースに巻回されるステータコイルと、前記ステータコアと前記ステータコイルとの間に介在するインシュレータと、を備えた回転電機のステータであって、各ティースには、1以上の固定凹部が形成されており、前記インシュレータは、前記ティースに挿し込まれる角筒状部と、前記角筒状部の周壁に形成され、前記固定凹部に嵌り込む固定爪であって、無負荷状態において、前記周壁の内面より外側に位置し、前記ティースに接離する方向に可動の固定爪と、を備え、前記固定爪は、前記ティースに巻回された前記ステータコイルにより、前記固定凹部側に押されて、当該固定凹部に嵌り込む、ことを特徴とする。
好適な態様では、前記固定爪は、その基端が前記周壁に繋がり、前記基端を中心として揺動する片持ち梁状部材である。この場合、前記固定爪は、先端において、内側に屈曲した鉤状である、ことが望ましい。また、前記固定爪は、先端に近づくにつれ肉厚になる断面略三角形状である、ことも望ましい。
他の本発明である回転電機のステータは、複数のティースを有するステータコアと、前記ティースに巻回されるステータコイルと、前記ステータコアと前記ステータコイルとの間に介在するインシュレータと、を備えた回転電機のステータであって、各ティースには、1以上の固定凹部が形成されており、前記インシュレータは、前記ティースに挿し込まれる角筒状部と、前記角筒状部の周壁に形成され、前記固定凹部に嵌り込む固定爪であって、その基端が前記周壁に繋がるとともにその先端が前記周壁から分離した片持ち梁状で、前記ティースに接離する方向に可動の固定爪と、を備え、前記固定爪は、前記ティースに巻回された前記ステータコイルにより、前記固定凹部側に押されて、当該固定凹部に嵌り込む、ことを特徴とする。
本発明によれば、インシュレータをティースに挿し込んでも、インシュレータとティースが強く擦り合わないため、異物の発生を効果的に防止できる。また、ステータコイルにより、固定爪が固定凹部側に押されて、当該固定凹部に嵌り込むため、インシュレータを適切に固定できる。
本発明の実施形態である回転電機のステータの概略的な縦断面図である。 ステータの概略的な横断面図である。 インシュレータの斜視図である。 インシュレータの横断面図である。 インシュレータの横断面図である。 ステータの製造過程を示す横断面図である。 ステータの製造過程を示す横断面図である。 他のインシュレータの斜視図である。 他のインシュレータの横断面図である。 他のインシュレータの横断面図である。 他のインシュレータの横断面図である。 従来のステータのティースおよびインシュレータの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である回転電機10の概略的な縦断面図である。また、図2は、ステータ20の概略的な横断面図であり、図3は、ティース32に装着されるインシュレータ26の斜視図である。なお、発明を分かりやすくするために、各図面における各種寸法は、実際とは異なっており、また、図面間でも一部一致していない。また、以下の説明における「軸方向」、「径方向」、「周方向」とは、いずれも、ステータ20の軸方向、径方向、周方向を意味する。
本実施形態の回転電機10は、ロータ12およびステータ20を備えている。ロータ12は、ロータコア14と、当該ロータコア14に埋め込まれた複数の永久磁石16と、を備えている。ロータコア14の中心には回転軸18が挿通されており、当該回転軸18は、ベアリング(図示せず)等を介してケース(図示せず)に対して回転自在に支持されている。ロータ12は、この回転軸18とともに回転自在となっている。
ロータ12の外側には、ロータ12と同心にステータ20が配されている。ステータ20は、その内周に複数のティース32が形成された略環状のステータコア22と、各ティース32に巻回されたステータコイル24と、ステータコア22およびステータコイル24の間に介在するインシュレータ26と、を備えている。ステータコア22は、円環状のヨーク30と、当該ヨーク30の内周側に突き出すティース32と、に大別される。このステータコア22は、軸方向に積層された複数の電磁鋼板(例えばケイ素鋼板)から構成されている。ティース32は、内周側に近づくにつれて徐々に幅狭になる略台形の断面を有している。また、ティース32の周方向の両側面には、インシュレータ26の固定爪44を引っ掛けるための固定凹部36が形成されている。固定凹部36は、ティース32の側面のうち、基端近傍(ティース32とヨーク30との境界近傍)に設けられている。なお、図示例では、ティース32を15個設けているが、この個数は、適宜変更されてもよい。
ステータコイル24は、平角線からなる巻線を集中巻することで構成される。平角線の表面には、隣接する平角線間の絶縁を確保するためにエナメル加工が施されている。ステータコイル24は、三相のコイル、すなわち、U相コイル、V相コイル、W相コイルを有しており、各相コイルは、複数の単コイルを直列につなぐことで構成され、各単コイルは、巻線を一つのティース32に巻回して構成される。複数のティース32には、U相の単コイル、V相の単コイル、W相の単コイルが、周方向に順に繰り返し並ぶようにセットされている。なお、こうしたステータコイル24の構成は、一例であり、適宜、変更されてもよい。例えば、ステータコイル24は、集中巻に限らず、分布巻でもよく、また、巻線は、平角線ではなく、丸線でもよい。
ステータコア22とステータコイル24との間には、インシュレータ26が配される。インシュレータ26は、絶縁性材料、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)などの樹脂材料からなる部材である。インシュレータ26は、図3に示すように、略四角筒状の角筒状部40と、当該角筒状部40の周縁から外側に張り出す鍔部42と、に大別される。角筒状部40は、ティース32に対応する形状を有し、径方向に対向する二面が開口した四角筒状である。角筒状部40は、内周側からティース32に挿し込まれ、ティース32の周囲を覆う。角筒状部40を構成する周壁のうち、周方向に対向する二壁(以下「側壁40s」という)には、それぞれ一つずつ、合計二つの固定爪44が設けられている。この固定爪44は、その基端が側壁40sに繋がり、その先端が側壁40sから分離した片持ち梁状部材であるが、これについては、後に詳説する。
鍔部42は、角筒状部40の外周側端部から外側に広がっている。鍔部42は、インシュレータ26をティース32に装着した際、ヨーク30の内周面に沿って位置し、当該ヨーク30とステータコイル24との間に介在する。
ステータ20を製造する際には、ステータコア22の各ティース32にインシュレータ26を装着した状態で、各インシュレータ26の周囲(ひいてはティース32の周囲)に、予め巻回された単コイルを嵌め込んでいく。このとき、インシュレータ26をティース32に固定するために、従来から、インシュレータ26に凸部を、ティース32に凹部を形成し、両者を係合させていた。しかしながら、従来の技術では、インシュレータ26の凸部は、殆ど変位・変形しない単なる突起としていたため、インシュレータ26を装着する際に削れによる異物が生じるおそれがあった。これについて図9を参照して説明する。
図9は、従来のインシュレータ26の装着の様子を示す図である。従来のステータでは、インシュレータ26の側壁40sの内面に内側(ティース側)に向かって突出する凸部50を設け、ティース32の側面に、当該凸部50に対応する凹部52を設けていた。インシュレータ26を装着する際には、このインシュレータ26を、内周側からティース32に挿し込む。この挿し込みの際、凸部50は、ティース32の側面に向かって突出しているため、ティース32の側面に当たり、ティース32の側面と凸部50とが互いに擦れ合っていた。擦れ合った場合、ティース32に比べて柔らかいインシュレータ26が削れ、異物が生じるおそれがあった。
また、図9の例とは逆に、ティース32の側面に凸部を、インシュレータ26の側壁40sの内面に凹部を設ける技術も一部で提案されている。この場合においても、インシュレータ26をティース32に挿し込む過程で、インシュレータ26が、ティース32の凸部と擦れ合い、削れるおそれがあった。
本実施形態では、こうした問題を避けるため、固定凹部36に係合する固定爪44を可動式にしている。これについて図4A、図4Bを参照して説明する。図4A、図4Bは、固定爪44周辺におけるインシュレータ26の横断面図である。
既述した通り、本実施形態の固定爪44は、その基端が側壁40sに繋がり、先端が側壁40sから分離した片持ち梁状部材である。この固定爪44の形成箇所は、他部位に比して薄くなっており、比較的、強度が弱い。そのため、固定爪44は、比較的、小さな力でも容易に揺動できる板バネのようになっている。また、固定爪44の先端は、周方向ティース側(周方向内側、図4Aにおける右方向)に向かって鉤状に屈曲している。この鉤状部分44aの長さLは、側壁40sの肉厚より大きくなっている。
固定爪44は、無負荷状態では、図4Aに示すように、側壁40sの内面より外側(スロット側)に飛びだしている。一方、固定爪44は、周方向ティース向きの力Fを受けると、当該力Fの方向に揺動する。そして、この力Fを受けて、固定爪44の外面が、側壁40sの外面とほぼ一致する位置まで揺動したとき、固定爪44の先端(鉤状部分44a)は、側壁40sの内面よりティース側に突出する。そして、この側壁40sの内面よりティース側に突出した部分が、ティースの側面に設けられた固定凹部36に係合するように構成されている。
次に、このインシュレータ26およびステータコイル24をティース32に装着する様子について図5A、図5Bを参照して説明する。図5Aおよび図5Bは、ステータ20の製造過程を示す概略的な横断面図である。図5Aに示すように、ステータ20を製造する際には、インシュレータ26を内周側からティース32に挿し込む。この時点で、固定爪44は、周方向ティース側の力を受けていない無負荷状態である。そのため、固定爪44は、側壁40sの内面よりスロット側に飛びだしている。したがって、このインシュレータ26をティース32に挿し込んだとしても、固定爪44は、ティース32の側面に当たることはなく、固定爪44とティース32の側面とが擦れ合うことはない。結果として、削れによる異物の発生を効果的に防止できる。
インシュレータ26をティース32に挿し込めば、続いて、予め巻回されてステータコイル24(単コイル)を、内周側からインシュレータ26の周囲(ひいてはティースの周囲)に挿し込む。このとき、ステータコイル24は、インシュレータ26の側壁40sや固定爪44の外面に当たりながら外周側に進む。この過程で、固定爪44は、周方向ティース向きの力を受けることになり、周方向ティース側に揺動する。そして、最終的には、図5Bに示すように、その先端(鉤状部分44a)が、側壁40sの内面よりティース側に突出し、ティース32の側面に設けられた固定凹部36に係合する。そして、この係合により、インシュレータ26は、ティース32に固定されることになる。
以上の説明から明らかな通り、本実施形態では、固定爪44を可動式とし、無負荷状態では、固定爪44を側壁40sの内面よりスロット側に位置させているため、固定爪44とティースの側壁40sが擦れ合うことがなく、異物の発生を効果的に防止できる。また、ステータコイルの配置という、ステータ20の製造において必須の工程を実行することで、固定爪44を、側壁40sの内面よりティース側に突出させることができ、インシュレータ26をティース32に固定できる。換言すれば、新規の工程を追加することなく、インシュレータ26をティース32に固定できる。
なお、これまで説明した構成は、一例であり、角筒状部40に、ティース32に接離する方向に可動の固定爪44が設けられ、かつ、無負荷状態で固定爪44がインシュレータ26の周壁の内面より外側に位置しているのであれば、その他の構成は、適宜、変更されもよい。例えば、本実施形態では、一つの側壁40sの軸方向略中心位置に一つの固定爪44を設けている。しかし、固定爪44の位置や個数は、適宜変更されてもよい。したがって、一つの側壁40sに2以上の固定爪44を設けたり、側壁40sの上端近傍または下端近傍に固定爪44を設けたりしてもよい。また、固定爪44は、互いに対向する側壁40sの一方にのみ設けられてもよい。また、本実施形態では、固定爪44を、径方向に延びる薄板状としているが、固定爪44は、他の方向、例えば、軸方向に延びる形状としてもよい。
また、本実施形態では、固定凹部36をティースの基端近傍(ティース32とヨーク30との境界近傍)に設けているが、固定凹部36の位置は、より内周側でもよい。なお、固定凹部36の位置を変更する場合には、当然ながら、固定爪44の位置もより内周側に変更する。また、固定爪44は、インシュレータ26の周壁に設けられるのであれば、側壁40sに限らず、他の壁面に設けられてもよい。例えば、図6に示すように、インシュレータ26の軸方向端壁(天壁)に固定爪44を設けてもよい。この場合、固定凹部36は、ティース32の軸方向端面(すなわち、軸方向端部の電磁鋼板または軸方向端部に取り付けられるエンドプレート)に設ければよい。かかる構成とした場合であっても、ティース32にインシュレータ26を装着した後、当該ティース32にステータコイル24を挿し込めば、固定爪44は、ステータコイル24のコイルエンド部に押され、内側(ティース側)に押し込まれ、固定凹部36に係合する。その結果、インシュレータ26が適切に固定される。
また、本実施形態では、固定爪44を、先端が鉤状に屈曲した形状としているが、他の形状でもよい。例えば、製造時の抜き勾配を考慮して、図7に示すように、固定爪44を、先端に近づくにつれ、肉厚になる断面略三角形状としてもよい。かかる構成にした場合、インシュレータの製造を容易にできる。なお、この場合、固定爪44の先端の肉厚は、側壁40sの肉厚より大きくすることが望ましい。
また、本実施形態では、固定爪44を、片持ち梁状部材としているが、固定爪44は、ティースに接離する方向に可動で、無負荷状態において周壁の内面より外側に位置するのであれば、他の形態でもよい。例えば、図8Aに示すように、その両端が側壁40s(または軸方向端壁)に繋がるとともに、その中央が外側に凸に湾曲した帯状部材としてもよい。この固定爪44が内向き(ティースに近づく向き)の力を受けると、図8Bに示すように、固定爪44(湾曲部分)が、逆側、すなわち、内側(ティース側)に凸の湾曲部分に変形する。そして、この内側に凸の湾曲部分が、固定凹部36に係合する。
また、本実施形態では、無負荷状態において、固定爪44を周壁の内面よりスロット側に位置させている。しかし、固定爪44は、ティースに接離する方向に揺動可能な片持ち梁状であれば、無負荷状態において、周壁の内面よりティース側に位置してもよい。この場合、インシュレータ26をティース32に挿入する際、固定爪44は、ティース32の側面に当たることになる。しかし、固定爪44が片持ち梁状であれば、固定爪44は、ティース32との強い擦れを避けるように、ティース32から離れる方向に揺動するため、図9に示す従来技術と比べて、固定爪44が受ける負荷は大幅に低減され、固定爪44の削れによる異物発生が効果的に防止される。
10 回転電機、12 ロータ、14 ロータコア、16 永久磁石、18 回転軸、20 ステータ、22 ステータコア、24 ステータコイル、26 インシュレータ、30 ヨーク、32 ティース、36 固定凹部、40 角筒状部、40s 側壁、42 鍔部、44 固定爪、50 凸部、52 凹部。

Claims (5)

  1. 複数のティースを有するステータコアと、前記ティースに巻回されるステータコイルと、前記ステータコアと前記ステータコイルとの間に介在するインシュレータと、を備えた回転電機のステータであって、
    各ティースには、1以上の固定凹部が形成されており、
    前記インシュレータは、
    前記ティースに挿し込まれる角筒状部と、
    前記角筒状部の周壁に形成され、前記固定凹部に嵌り込む固定爪であって、無負荷状態において、前記周壁の内面より外側に位置し、前記ティースに接離する方向に可動の固定爪と、
    を備え、前記固定爪は、前記ティースに巻回された前記ステータコイルにより、前記固定凹部側に押されて、当該固定凹部に嵌り込む、
    ことを特徴とする回転電機のステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
    前記固定爪は、その基端が前記周壁に繋がり、前記基端を中心として揺動する片持ち梁状部材である、ことを特徴とする回転電機のステータ。
  3. 請求項2に記載の回転電機のステータであって、
    前記固定爪は、先端において、内側に屈曲した鉤状である、ことを特徴とする回転電機のステータ。
  4. 請求項2に記載の回転電機のステータであって、
    前記固定爪は、先端に近づくにつれ肉厚になる断面略三角形状である、ことを特徴とする回転電機のステータ。
  5. 複数のティースを有するステータコアと、前記ティースに巻回されるステータコイルと、前記ステータコアと前記ステータコイルとの間に介在するインシュレータと、を備えた回転電機のステータであって、
    各ティースには、1以上の固定凹部が形成されており、
    前記インシュレータは、
    前記ティースに挿し込まれる角筒状部と、
    前記角筒状部の周壁に形成され、前記固定凹部に嵌り込む固定爪であって、その基端が前記周壁に繋がるとともにその先端が前記周壁から分離した片持ち梁状で、前記ティースに接離する方向に可動の固定爪と、
    を備え、前記固定爪は、前記ティースに巻回された前記ステータコイルにより、前記固定凹部側に押されて、当該固定凹部に嵌り込む、
    ことを特徴とする回転電機のステータ。
JP2014248068A 2014-12-08 2014-12-08 回転電機のステータ Active JP6387816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014248068A JP6387816B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 回転電機のステータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014248068A JP6387816B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 回転電機のステータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016111844A true JP2016111844A (ja) 2016-06-20
JP6387816B2 JP6387816B2 (ja) 2018-09-12

Family

ID=56125203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014248068A Active JP6387816B2 (ja) 2014-12-08 2014-12-08 回転電機のステータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6387816B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180254674A1 (en) * 2017-03-03 2018-09-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cuff support
JPWO2019117207A1 (ja) * 2017-12-14 2020-12-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 インシュレータ及びそれを備えたステータ、モータ

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002305851A (ja) * 2001-03-30 2002-10-18 Mitsuba Corp ステータの突極構造
JP2004297986A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Mitsuba Corp 回転機
JP2005323477A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Asmo Co Ltd モータ
EP2009769A2 (de) * 2007-06-28 2008-12-31 Robert Bosch Gmbh Wicklungsträger für einen Elektromotor mit einzelnen Spulenwicklungen
JP2009044929A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toyota Motor Corp ステータ
JP2011055626A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Nissan Motor Co Ltd 回転電機及びステータ
US20110210640A1 (en) * 2007-08-17 2011-09-01 Armin Elser Stator of an electric machine
JP2011182573A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Toyota Motor Corp ステータ
JP2014023233A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Toyota Motor Corp 回転電機のステータ
JP2014110740A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Toyota Motor Corp 回転電機用ステータ
JP2014128163A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Toyota Motor Corp 回転電機

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002305851A (ja) * 2001-03-30 2002-10-18 Mitsuba Corp ステータの突極構造
JP2004297986A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Mitsuba Corp 回転機
JP2005323477A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Asmo Co Ltd モータ
EP2009769A2 (de) * 2007-06-28 2008-12-31 Robert Bosch Gmbh Wicklungsträger für einen Elektromotor mit einzelnen Spulenwicklungen
JP2009044929A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toyota Motor Corp ステータ
US20110210640A1 (en) * 2007-08-17 2011-09-01 Armin Elser Stator of an electric machine
JP2011055626A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Nissan Motor Co Ltd 回転電機及びステータ
JP2011182573A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Toyota Motor Corp ステータ
JP2014023233A (ja) * 2012-07-17 2014-02-03 Toyota Motor Corp 回転電機のステータ
JP2014110740A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Toyota Motor Corp 回転電機用ステータ
JP2014128163A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Toyota Motor Corp 回転電機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180254674A1 (en) * 2017-03-03 2018-09-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cuff support
CN108539892A (zh) * 2017-03-03 2018-09-14 丰田自动车株式会社 箍口
CN108539892B (zh) * 2017-03-03 2021-02-19 丰田自动车株式会社 箍口
US10971960B2 (en) * 2017-03-03 2021-04-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cuff support attached to an axial end surface of a stator core
JPWO2019117207A1 (ja) * 2017-12-14 2020-12-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 インシュレータ及びそれを備えたステータ、モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6387816B2 (ja) 2018-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3113333B1 (en) Insulator and motor having the same
JP5004110B2 (ja) アウターロータ型突極集中巻き電動機
US10439453B2 (en) Stator
JP2016158484A (ja) 電気モータ
KR102270422B1 (ko) 모터
JP2012075215A (ja) ステータ
JP6269435B2 (ja) 回転電機のステータ
US11271447B2 (en) Stator for rotating electric machine having coil support members for stator core
US10008896B2 (en) Rotary electric machine and insulator for rotary electric machine
CN107040069B (zh) 电机及其定子
KR20170052986A (ko) 스테이터 조립체 및 이를 포함하는 모터
US10128718B2 (en) Stator, brushless motor, and stator manufacturing method
JP5453881B2 (ja) モータ
JP6270510B2 (ja) Dcブラシレスモータ
CN108631467A (zh) 永磁体电动机
JP6387816B2 (ja) 回転電機のステータ
KR102554396B1 (ko) 로터 및 이를 포함하는 모터
TWI663814B (zh) 永久磁鐵式旋轉電動機、及使用此的壓縮機
JP2012100389A (ja) 回転電機及びその固定子並びに製造方法
JP5453880B2 (ja) モータ
JP2010141965A (ja) ステータ、回転電機、ステータの製造方法および回転電機の製造方法
JP2008236934A (ja) 回転電機の回転子及びその製造方法
JP6127494B2 (ja) 回転電機およびインシュレータ
JP2015035916A (ja) 回転電機のステータおよびコイル保持部材
JP2009100625A (ja) ステータおよび回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180730

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6387816

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151