JP2016111315A - レーザー加工装置及びレーザー加工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
ーザー光照射面からの深さが互いに異なり、かつウェーハの移動方向に互いに離れた複数の位置にレーザー光が集光レンズで同時に集光されるように空間光変調器を制御する制御部と、空間光変調器とは別に構成され、ウェーハの内部においてレーザー光の集光点を合わせる複数の位置でレーザー光の収差が所定の収差以下となるように補正する収差補正手段と、を備える。
ともに、第1の位置とはウェーハの深さ方向に異なる第2の位置にレーザー光が集光されるように空間光変調器を制御する。
)の空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)が用いられる。空間光変調器28の動作、及び空間光変調器28で呈示されるホログラムパターンは、制御部50によって制御される。なお、空間光変調器28の具体的な構成や空間光変調器28で呈示されるホログラムパターンについては既に公知であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
間光変調器28で変調されたレーザー光Lを集光レンズ38に縮小投影する。
って偏光方向が変更されて空間光変調器28に入射される。
低下させることなく、ウェーハWの表面からのウェーハWの最終厚みT2の位置を示す目標面とウェーハWの表面との間の所望の位置まで亀裂を伸展させることができる。なお、図2及び図3において、T1は、ウェーハWの初期厚み(本例では775μm)を示す。
ターン)を重畳させることにより、ウェーハWのレーザー光照射面から比較的深い部分に対しても、適切な収差補正が可能となる。
ミラーデバイス)等であってもよい。また、空間光変調器28は、反射型に限定されず、
透過型であってもよい。更に、空間光変調器28としては、液晶セルタイプ又はLCDタイプ等が挙げられる。
Claims (14)
- ウェーハの内部に集光点を合わせてレーザー光を照射することにより、前記ウェーハの切断予定ラインに沿って前記ウェーハの内部に改質領域を形成するレーザー加工装置であって、
前記レーザー光を出力するレーザー光源と、
前記レーザー光源から出力された前記レーザー光を変調する空間光変調器と、
前記空間光変調器で変調された前記レーザー光を前記ウェーハの内部に集光する集光レンズと、
前記ウェーハを前記レーザー光に対して相対的に移動させる移動手段と、
前記ウェーハの内部においてレーザー光照射面からの深さが互いに異なり、かつ前記ウェーハの移動方向に互いに離れた複数の位置に前記レーザー光が前記集光レンズで同時に集光されるように前記空間光変調器を制御する制御部と、
前記空間光変調器とは別に構成され、前記ウェーハの内部において前記レーザー光の集光点を合わせる前記複数の位置で前記レーザー光の収差が所定の収差以下となるように補正する収差補正手段と、
を備えるレーザー加工装置。 - 前記収差補正手段は、前記集光レンズに備えられた補正環を用いて前記レーザー光の収差を補正する請求項1に記載のレーザー加工装置。
- 前記収差補正手段は、前記集光レンズと前記空間光変調器との間の前記レーザー光の光路上に配設された補正光学系により構成される請求項1に記載のレーザー加工装置。
- 前記制御部は、前記ウェーハの深さ方向における第1の位置に前記レーザー光が集光されるとともに、前記第1の位置とは前記ウェーハの深さ方向に異なる第2の位置に前記レーザー光が集光されるように前記空間光変調器を制御する請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザー加工装置。
- 前記第2の位置は、前記第1の位置よりも前記ウェーハの移動方向の上流側に配置され、かつ前記ウェーハのレーザー光照射面から前記第1の位置よりも深い位置に配置される請求項4に記載のレーザー加工装置。
- 前記第2の位置は、前記第1の位置よりも前記ウェーハの移動方向の上流側に配置され、かつ前記ウェーハのレーザー光照射面から前記第1の位置よりも浅い位置に配置される請求項4に記載のレーザー加工装置。
- 前記収差補正手段は、前記ウェーハの厚さが775μmである場合、前記ウェーハのレーザー光照射面からの深さが500μmの付近位置で前記レーザー光の収差が最小となるように補正する請求項1〜6のいずれか1項に記載のレーザー加工装置。
- ウェーハの内部に集光点を合わせてレーザー光を照射することにより、前記ウェーハの切断予定ラインに沿って前記ウェーハの内部に改質領域を形成するレーザー加工方法であって、
レーザー光源から出力された前記レーザー光を空間光変調器で変調する変調工程と、
前記空間光変調器で変調された前記レーザー光を集光レンズで前記ウェーハの内部に集光する集光工程と、
前記ウェーハを前記レーザー光に対して相対的に移動させる移動工程と、
前記ウェーハの内部においてレーザー光照射面からの深さが互いに異なり、かつ前記ウェーハの移動方向に互いに離れた複数の位置に前記レーザー光が前記集光レンズで同時に
集光されるように前記空間光変調器を制御する制御工程と、
前記空間光変調器とは別に構成される収差補正手段を用いて、前記ウェーハの内部において前記レーザー光の集光点を合わせる前記複数の位置で前記レーザー光の収差が所定の収差以下となるように補正する収差補正工程と、
を含むレーザー加工方法。 - 前記収差補正工程は、前記集光レンズに備えられた補正環を用いて前記レーザー光の収差を補正する請求項8に記載のレーザー加工方法。
- 前記収差補正工程は、前記集光レンズと前記空間光変調器との間の前記レーザー光の光路上に配設された補正光学系を用いて前記レーザー光の収差を補正する請求項8に記載のレーザー加工方法。
- 前記制御工程は、前記ウェーハの深さ方向における第1の位置に前記レーザー光が集光されるとともに、前記第1の位置とは前記ウェーハの深さ方向に異なる第2の位置に前記レーザー光が集光されるように前記空間光変調器を制御する請求項8〜10のいずれか1項に記載のレーザー加工方法。
- 前記第2の位置は、前記第1の位置よりも前記ウェーハの移動方向の上流側に配置され、かつ前記ウェーハのレーザー光照射面から前記第1の位置よりも深い位置に配置される請求項11に記載のレーザー加工方法。
- 前記第2の位置は、前記第1の位置よりも前記ウェーハの移動方向の上流側に配置され、かつ前記ウェーハのレーザー光照射面から前記第1の位置よりも浅い位置に配置される請求項11に記載のレーザー加工方法。
- 前記収差補正工程は、前記ウェーハの厚さが775μmである場合、前記ウェーハのレーザー光照射面からの深さが500μmの付近位置で前記レーザー光の収差が最小となるように補正する請求項8〜13のいずれか1項に記載のレーザー加工方法。
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