JP2016111091A - シリサイド系熱電発電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温域で繰り返し使用する熱電発電モジュールに組み込まれても劣化を抑えることができるシリサイド系熱電発電素子を提供する。【解決手段】シリサイド系熱電発電素子2は、金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなる熱電変換部20と、熱電変換部20の表面の一部に形成された拡散防止層26と、を備え、拡散防止層26は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物である。【選択図】図2

Description

本発明は、シリサイド系熱電発電素子に関する。
熱を電気に変換する熱電発電素子は、各種機器の熱源部からの排熱を利用して発電を行う熱電発電に用いられている。このような熱電発電素子としては、例えば、Bi−Te系の材料からなるBi−Te系熱電発電素子が知られている。
Bi−Te系熱電発電素子は、一対の接続端子間に半田付けされ、これにより熱電発電モジュールが形成される。この熱電発電モジュールでは、Bi−Te系熱電発電素子の一方の端部が各種機器の熱源部からの排熱により加熱されることにより、他方の端部との間で温度差が生じるので、この温度差に対応して起電力が発生するゼーベック効果を利用して、熱エネルギーを電気エネルギーに直接変換する。
このような熱電発電モジュールは、可動部が無く、構造がシンプルであることから汎用性に優れており、排熱を伴う機器等からその排熱を利用して電気エネルギーを手軽に得る手段として期待されている。
ここで、Bi−Te系熱電発電素子は、一般的に、低温側が25℃程度、高温側が200℃〜300℃程度となる環境に置かれることにより、これら低温側と高温側との間の温度差を利用して発電が行われる。つまり、Bi−Te系熱電発電素子の熱電発電モジュールは、200℃〜300℃程度の熱が放出される機器の電気エネルギーの回収に好適に用いられる。
ところで、近年、自動車用エンジンや工業炉からの排熱を利用して発電を行うことが望まれている。これらの熱源からの排熱の温度は、具体的には、自動車用エンジンで400℃〜600℃、工業炉で800℃〜900℃となる。この場合、Bi−Te系熱電発電素子は使用することができない。なぜなら、Bi−Te系熱電発電素子は、300℃を超えるような高温に曝されると熱電変換の性能が低下するとともに材料自体が分解してしまうからである。また、Bi−Te系熱電発電素子に改良を加えたとしても350℃が使用の限界である。
そこで、400℃を超えるような高温域でも使用可能な熱電発電素子として、Co−Sb系熱電発電素子やPb−Te系熱電発電素子の使用が考えられる。これらの熱電発電素子は、上記したような高温域でも性能を維持することができ、使用が可能である。
しかしながら、Co−Sb系熱電発電素子やPb−Te系熱電発電素子は、Sb、Pb、Teといった有害又は希少な材料を母材として多く含むため、将来的に使用が規制されるおそれがある。
そこで、環境負荷がより低く、高温域でも使用可能なシリサイド系熱電発電素子を用いて熱電発電モジュールを製造することが考えられている。このようなシリサイド系熱電発電素子としては、例えば、特許文献1に示すようなマグネシウムシリサイド(Mg2Si)が知られている。
ところで、Mg2Siを用いて400℃を超えるような高温域での使用を想定した熱電発電モジュールでは、使用環境の温度が半田の溶融温度を超えてしまうので、製造に際し、半田による接合は採用できない。このため、高温域での使用が可能な熱電発電モジュールを形成するために、半田よりも溶融温度が高いAg系接合材(AgペーストやAgろう)を用いることが考えられている。
しかしながら、Mg2Si系熱電発電素子とCuブロック(接続部材)とをAg系接合材を用いて接合して熱電発電モジュールの形成を試みた場合、次のような問題が生じる。すなわち、AgとMg2Siとの間の反応性の度合いが高いため、AgがMg2Si中に拡散していってしまい、Agが界面に残らず、良好な接合部を形成することができない。このためCuとMg2Siとを接合することができない。
そこで、AgがMg2Si中に拡散していくことを抑制するためにMg2Si系熱電発電素子の端部にNi層を設けることが行われている。このように、Ni層を有するMg2Si系熱電発電素子とCuブロックとをAg系接合材を用いて接合すると、AgがMg2Si中に拡散していくことはNi層の部分で抑制されるので良好な接合部が得られ、Mg2Si系熱電発電素子を有する熱電発電モジュールを形成することができる。
特開2012−190984号公報
ところで、Ni層が設けられたMg2Siを備える熱電発電モジュールを高温域で繰り返し使用していると、Ni層とMg2Siとの界面においてNiとSiとの反応が進行し、Ni層中にSiが拡散していき、NiとSiとの化合物が続々と形成されていく。Ni層とMg2Siとの界面においてNiとSiとの化合物がある程度形成されることは、強固な接合部を得る上で必要である。しかしながら、NiとSiとの反応が進行し過ぎると、Mg2Siが分解されて単独のMgが生じ、その単独のMgの量が増えていく。Mg2Si熱電発電素子において、単独で存在するMgの部分が多くなると、Mgは極めて酸化され易いので、このMgが優先的に酸化されてしまう。その結果、熱電発電素子が劣化し、耐久性に問題が生じる。このような耐久性の問題は、Mg2Si熱電発電素子以外のシリサイド系熱電発電素子でも起こり得る。つまり、Ag系接合材からのAgがシリサイド中に拡散していくことを抑えるために設けたNi層にシリサイド中のSiが拡散していくことにより、Siと結合していた金属元素が分離されて単独で残され、この単独の金属元素が酸化されて、そこから熱電発電素子の劣化が進行する。
本発明は、上記の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、高温域で繰り返し使用する熱電発電モジュールに組み込まれても劣化を抑えることができるシリサイド系熱電発電素子を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなる熱電変換部と、前記熱電変換部の表面の一部に形成された拡散防止層と、を備え、前記拡散防止層は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物の層である、シリサイド系熱電発電素子が提供される。
好ましくは、前記M1元素と前記M2元素との化合物は、一般式:Ti1-xAlxN(ただし、添字xは、0≦x≦0.6で示される関係を満たす。)で表される組成を有している化合物である構成とする。
また、本発明によれば、別な態様として、金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなる熱電変換部と、前記熱電変換部の表面の一部に形成された中間層と、前記中間層における前記熱電変換部とは反対側の面に形成された拡散防止層と、を備え、前記拡散防止層は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物の層であり、前記中間層は、前記M1元素のうちの1種からなる金属の層又は前記M1元素のうちの2種以上からなる合金の層である、シリサイド系熱電発電素子が提供される。
好ましくは、上記した別な態様のシリサイド系熱電発電素子において、前記M1元素と前記M2元素との化合物は、一般式:Ti1-xAlxN(ただし、添字xは、0≦x≦0.6で示される関係を満たす。)で表される組成を有している化合物である構成とする。
本発明に係るシリサイド系熱電発電素子は、金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなる熱電変換部と、前記熱電変換部の表面の一部に形成された拡散防止層と、を備え、前記拡散防止層は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物である構成を備えており、上記した拡散防止層は、熱電発電モジュールを形成する際に用いるAg系接合材のAgが熱電変換部に拡散していくことを抑制するとともに、シリサイド中のSiが拡散防止層側に過剰に拡散することを防止する。これにより、Ag系接合材を用いた熱電発電モジュールの形成が可能であるとともにシリサイド中のSiが拡散することにともなう劣化の問題の発生は抑制される。よって、本発明に係るシリサイド系熱電発電素子は、高温域で繰り返し使用する熱電発電モジュールに組み込まれても劣化を抑えることができ、従来よりも耐久性に優れている。
また、本発明に係る別な態様のシリサイド系熱電発電素子は、熱電変換部と拡散防止層との間に中間層を備えており、拡散防止層は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物であり、中間層は、前記M1元素のうちの1種からなる金属の層又は前記M1元素のうちの2種以上からなる合金の層であるので、拡散防止層と熱電変換部との間の接合をより強固なものとするとともに、拡散防止層と熱電変換部との間の熱膨張係数の差に起因する熱応力を緩和することができる。
本発明に係るシリサイド系熱電発電素子を組み込んだ熱電発電モジュールを概略的に示した正面図である。 第1の実施形態に係るシリサイド系熱電発電素子の斜視図である。 シリサイド系熱電発電素子の製造手順を概略的に示した斜視図である。 第1の実施形態に係るシリサイド系熱電発電素子を組み込んだ熱電発電モジュールの一部を拡大して示した正面図である。 第2の実施形態に係るシリサイド系熱電発電素子を組み込んだ熱電発電モジュールの一部を拡大して示した正面図である。 第3の実施形態に係るシリサイド系熱電発電素子の斜視図である。 第3の実施形態に係るシリサイド系熱電発電素子を組み込んだ熱電発電モジュールの一部を拡大して示した正面図である。 第4の実施形態に係るシリサイド系熱電発電素子を組み込んだ熱電発電モジュールの一部を拡大して示した正面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係るシリサイド系熱電発電素子(以下、単に熱電発電素子という)2を適用した熱電発電モジュール4について、図面を参照しながら以下に説明する。
熱電発電モジュール4は、図1に示すように、一対の基板6、6と、これら基板6、6の間に挟まれた複数の熱電発電素子2とを備えている。
基板6は、矩形状をなしており、絶縁性を有しているとともに優れた熱伝導性を有している。このような基板6としては、例えば、酸化アルミニウムを用いることが好ましい。なお、この基板6は、酸化アルミニウムに限定されるものではなく、他の材料、例えば、SiN等を用いて形成しても構わない。なお、図1において下側に位置付けられている基板6は、低温側に配置される第1基板61とし、図1において上側に位置付けられている基板6は、高温側に配置される第2基板62とする。
熱電発電素子2は、金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなり、図2に示すように、角柱状をなしている。熱電発電素子2は、複数個用意され、上記した各基板6、6の間にてマトリクス状に配置されている。ここで、各熱電発電素子2は、Cuからなる接続部材により電気的に直列に接続された所謂ユニレグタイプでの接続がなされている。このユニレグタイプの接続の態様とは、図1に示されるように、ある熱電発電素子2の上端部2aと、この熱電発電素子2に隣接する熱電発電素子2の下端部2bとが、略Z字型をなすZ型接続部材8を用いて接続され、このZ型接続部材8による接続が順次繰り返されることにより、各熱電発電素子2が電気的に直列に接続されている態様をいう。
このユニレグタイプの接続がなされた各熱電発電素子2において、一方の端部と他方の端部には、電気機器18と接続するための一方端接続端子10と他方端接続端子12とがそれぞれ設けられている。図1を参照して説明すると、電気的な一方の端部に相当する図1中左端の熱電発電素子21の下端部2bには、Cuからなる平板部材14が接続されており、この平板部材14には一方端接続端子10が設けられている。また、電気的な他方の端部に相当する図1中右端の熱電発電素子24の上端部2aには、Z型接続部材8が接続されており、このZ型接続部材8の下端部8aには、他方端接続端子12が設けられている。
これら一方端接続端子10及び他方端接続端子12には、図1から明らかなように、リード16を介して電気機器18が接続されている。
次に、熱電発電素子2について詳しく説明する。
熱電発電素子2は、図2に示すように、金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなる熱電変換部20と、この熱電変換部20の表面の一部に形成された拡散防止層26とを有している。
この熱電変換部20としては、n型のMg2Siが好適なものとして挙げられる。なお、シリサイドとしては、Mg2Siに限定されるものではなく、400℃を超えるような高温域で使用可能なものであれば、他のシリサイドであっても構わない。例えば、マンガンシリサイド等を用いることができる。また、熱電変換部20の形状は、図2から明らかなように、横断面が四角形の四角柱状をなしている。つまり、正方形をなす両端面と、これら両端面の縁から延びる4つの長方形の側面とを有している。なお、熱電変換部20の形状は、特に限定されるものではなく、この第1実施形態で採用したような、横断面が四角形の四角柱状のもの以外に、横断面が多角形の多角柱状、横断面が円形の円柱状等のものを採用しても構わない。
次に、拡散防止層26は、熱電変換部20側への各種元素の拡散及び熱電変換部20側からのSiの拡散が過剰に進行することを防止する働きをなす。このような拡散防止層20としては、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物が用いられる。このM1元素とM2元素との化合物は、一般式:Ti1-xAlxN(ただし、添字xは、0≦x≦0.6で示される関係を満たす。)で表される組成を有していることが好ましい。より好ましくは、TiNを用いる。
ここで、拡散防止層26は、熱電変換部20の端面に形成することが好ましい。この第1実施形態では、図2に示すように、拡散防止層26は、熱電変換部20の両端面に形成されている。なお、拡散防止層26は、少なくとも熱電変換部20における高温側に位置付けられるべき側の端面20aを覆うように形成されている態様とすることがより好ましい。各種元素の拡散は、低温側の端部より高温に曝される高温側の端部で進行し易いので、少なくともこの高温側に拡散防止層26を設けることが有効である。
上記したような熱電発電素子2は、例えば、以下のようにして製造することができる。
まず、組成がMg2Siとなるように、MgとSiとを計量し、所定量のMg及びSiを混合して混合物を得る。得られた混合物を誘導溶解炉に投入した後、アルゴンガス雰囲気下で加熱し溶融する。その後、得られた溶融物を室温(25℃程度)まで冷却し、インゴットを作製する。得られたインゴットは、機械的に粉砕される。これにより所望粒径の粒子からなるMg2Siの粉末が得られる。
得られた粉末は、グラファイト製の焼結用治具内で、加圧圧縮焼結法により真空又は減圧雰囲気下で、所定の焼結圧力、所定の焼結温度で焼結され、図3の(a)に示すような円板状の焼結ブロック28とされる。
次いで、得られた焼結ブロック28の両端面28a、28bには、図3の(b)に示されるように、拡散防止層26となるべきTiN層30が形成される。ここで、このTiN層30の形成方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、スパッタリング法で形成することが好ましい。なお、スパッタリング法以外に、真空蒸着法、CVD法といった気相からの薄膜堆積法、又は、めっき法をはじめとした液相からの薄膜堆積法等を用いても構わない。
このようにして得られたTiN層30を有する焼結ブロック28には、図3の(c)に示すように、格子状にワイヤーソーの刃(図示せず)が入れられて切断が行われ、図3(d)に示されるような熱電発電素子2が切り出される。このようにして、当該焼結ブロック28から四角柱状の第1実施形態に係る熱電発電素子2が複数個切り出される。なお、図3(c)において、参照符号32で示される格子状の模様はワイヤーソーの刃(図示せず)が入れられる予定箇所を示している。
次に、以上のようにして得られた熱電発電素子2を用いて熱電発電モジュール4を製造する手順を説明する。
まず、複数個の熱電発電素子2がマトリクス状に配置されるとともに、所謂ユニレグタイプの接続がなされる。このユニレグタイプの接続については、図1に表されている部分を例に詳しく説明する。まず、例えば、図1中左端に位置付けられる熱電発電素子21の上端部2aと、熱電発電素子21の右隣に位置付けられた熱電発電素子22の下端部2bとが、Z型接続部材8により接続される。そして、熱電発電素子22の上端部2aと、熱電発電素子22の右隣に位置付けられた熱電発電素子23の下端部2bとが、同様な形状のZ型接続部材8により接続される。このようなZ型接続部材8による接続は、熱電発電素子22の右隣の熱電発電素子23、及び、図1中右端に位置付けられる熱電発電素子24においても順次行われていく。このようにして、各熱電発電素子2同士が電気的に直列に接続される。このとき、Z型接続端子8と熱電発電素子2とはAgろう36で接続される。このようにして複数個の熱電発電素子2がZ型接続端子8により連結された連結体34が得られる。
得られた連結体34は、酸化アルミニウムからなる一対の基板61、62により上下から挟み込まれ、熱電発電モジュール4が形成される。ここで、基板61、62と連結体34のZ型接続端子8とは、Agろう38により接続される。
この熱電発電モジュール4は、例えば、図1中下側(第1基板61側)が低温側で、上側(第2基板62側)が高温側であり、高温側が、対象となる機器の排熱により加熱されることにより、高温側と低温側との間で温度差が生じ、この温度差により発電が行われる。
この第1実施形態の熱電発電素子2を含む熱電発電モジュール4は、図4に示すように、熱電変換部20と、熱電変換部20の端面20a上に形成された拡散防止層26としてのTiN層とを含む熱電発電素子2が、Agろう36を介してZ型接続部材8に接合されており、このZ型接続部材8はAgろう38を介して基板6に接合されている。このように、熱電変換部20とAgろう36との間に拡散防止層26が存在するので、Agろう36のAg成分が熱電変換部20側へ拡散していくことが抑制される。これにより、従来、Agがシリサイド中に拡散していくことを抑えるために設けたNi層を省略することができる。このため、熱電発電モジュール4を繰り返し使用したとしても熱電変換部20のSiがNiと反応することはない。なお、Siが拡散防止層26(TiN層)内へ過剰に拡散していくことはない。このため、本発明に係る熱電発電素子2は、熱電変換部20のSiの拡散にともなう劣化が抑えられ耐久性に優れている。その結果、この熱電発電素子2を含む熱電発電モジュール4は長期間安定して使用することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る熱電発電素子3は、第1実施形態に係る熱電発電素子2と対比したとき、拡散防止層26の上にAgがシリサイド中に拡散していくことを抑えるためのNi層40が更に設けられている部分が異なり、それ以外の部分については、第1実施形態の熱電発電素子2と同様である。それ故、第2実施形態に係る熱電発電素子3を説明するに当たり、既に説明した第1実施形態の熱電発電素子2と同一の機能を発揮する部材および部位には同一の参照符号を付して、これらの説明は省略し、相違する点のみを説明する。
第2実施形態においては、TiN層30を有する焼結ブロック28を製造した後、このTiN層30の上にNi層40を形成する。ここで、Ni層40の形成方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、スパッタリング法で形成することが好ましい。なお、スパッタリング法以外に、真空蒸着法、CVD法といった気相からの薄膜堆積法、又は、めっき法をはじめとした液相からの薄膜堆積法等を用いても構わない。
このように、Ni層40及びTiN層30を有する焼結ブロック28はワイヤーソーにより切断され、第2実施形態に係る熱電発電素子3が得られる。第2実施形態に係る熱電発電素子3は、第1実施形態に係る熱電発電素子2と同様にして熱電発電モジュール4の製造に用いられる。得られた熱電発電モジュール4は、例えば、図5に示すような形態となる。つまり、熱電変換部20と、熱電変換部20の端面20a上に形成された拡散防止層26としてのTiN層と、この拡散防止層26を覆うように形成されたNi層40とを含む熱電発電素子3が、Agろう36を介してZ型接続部材8に接合されており、このZ型接続部材8はAgろう38を介して基板6に接合されている。
第2実施形態に係る熱電発電モジュール4によれば、拡散防止層26の上にNi層40が存在することによって、より確実にAgろう36のAgが熱電変換部20に拡散していくことを防止することができる。また、Ni層40と熱電変換部20との間に拡散防止層26が存在するので、熱電変換部20のシリサイド内のSiとNi層40内のNiとの反応は抑制される。このため、シリサイドが分解されることにともなう劣化は抑えられる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る熱電発電素子5は、第1実施形態に係る熱電発電素子2と対比したとき、図6に示すように、拡散防止層26と熱電変換部20との間に中間層42が形成されている部分が異なり、それ以外の部分については、第1実施形態の熱電発電素子2と同様である。それ故、第3実施形態に係る熱電発電素子5を説明するに当たり、既に説明した第1実施形態の熱電発電素子2と同一の機能を発揮する部材および部位には同一の参照符号を付して、これらの説明は省略し、相違する点のみを説明する。
中間層42は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)のうちの1種からなる金属の層又は前記M1元素のうちの2種以上からなる合金の層である。つまり、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWのうちの1種の金属層、又は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWのうちの2種以上の元素からなる合金層である。
この中間層42は、拡散防止層26と熱電変換部20との接合強度を高める働きをなすとともに、拡散防止層26と熱電変換部20との間の熱膨張係数の差に起因する熱応力を緩和する働きをなす。
第3実施形態に係る熱電発電素子5を製造する場合、焼結ブロック28を製造した後、この焼結ブロック28の両端面28a、28bに中間層42となるべきM1元素からなる層が形成される。ここで、M1元素としては、好ましくはTiが選ばれ、Ti層が形成される。ここで、このTi層の形成方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、スパッタリング法で形成することが好ましい。なお、スパッタリング法以外に、真空蒸着法、CVD法といった気相からの薄膜堆積法、又は、めっき法をはじめとした液相からの薄膜堆積法等を用いても構わない。
次に、第1実施形態と同様にして、このTi層の上に拡散防止層26となるべきTiN層30が形成される。そして、Ti層及びTiN層30を有する焼結ブロック28はワイヤーソーにより切断され、第3実施形態に係る熱電発電素子5が得られる。第3実施形態に係る熱電発電素子5は、第1実施形態に係る熱電発電素子2と同様にして熱電発電モジュール4の製造に用いられる。得られた熱電発電モジュール4は、例えば、図7に示すような形態となる。つまり、熱電変換部20と、熱電変換部20の端面20a上に形成された中間層42としてのTi層と、この中間層42を覆うように形成された拡散防止層26としてのTiN層とを含む熱電発電素子5が、Agろう36を介してZ型接続部材8に接合されており、このZ型接続部材8はAgろう38を介して基板6に接合されている。
この熱電発電モジュール4によれば、中間層42としてTi層が存在することにより、TiN層(拡散防止層26)と熱電変換部20との間の接合をより強固なものとすることができる。また、加熱された際に、このTiからなる中間層42は、拡散防止層26と熱電変換部20との間の熱膨張係数の差に起因する熱応力を緩和する働きもなす。このため、第3実施形態に係る熱電発電素子5は、熱が加わった際にTiN層(拡散防止層26)の剥離や熱電発電素子5の破損を防止することができる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る熱電発電素子7は、第3実施形態に係る熱電発電素子5と対比したとき、拡散防止層26の上にAgがシリサイド中に拡散していくことを抑えるためのNi層40が更に設けられている部分が異なり、それ以外の部分については、第3実施形態の熱電発電素子5と同様である。それ故、第4実施形態に係る熱電発電素子7を説明するに当たり、既に説明した第3実施形態の熱電発電素子5と同一の機能を発揮する部材および部位には同一の参照符号を付して、これらの説明は省略し、相違する点のみを説明する。
第4実施形態においては、Ti層及びTiN層30を有する焼結ブロック28を製造した後、このTiN層30の上にNi層40を形成する。ここで、Ni層40の形成方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、スパッタリング法で形成することが好ましい。なお、スパッタリング法以外に、真空蒸着法、CVD法といった気相からの薄膜堆積法、又は、めっき法をはじめとした液相からの薄膜堆積法等を用いても構わない。
このように、Ni層40、TiN層(拡散防止層26)及びTi層(中間層42)を有する焼結ブロック28はワイヤーソーにより切断され、第4実施形態に係る熱電発電素子7が得られる。第4実施形態に係る熱電発電素子7は、第3実施形態に係る熱電発電素子5と同様にして熱電発電モジュール4の製造に用いられる。得られた熱電発電モジュール4は、例えば、図8に示すような形態となる。つまり、熱電変換部20と、熱電変換部20の端面20a上に形成された中間層42としてのTi層と、この中間層42を覆うように形成された拡散防止層26としてのTiN層と、この拡散防止層26を覆うように形成されたNi層40とを含む熱電発電素子7が、Agろう36を介してZ型接続部材8に接合されており、このZ型接続部材8はAgろう38を介して基板6に接合されている。
この熱電発電モジュール4によれば、第3実施形態に係る熱電発電素子5で得られる効果に加え、Ni層40が存在することによって、より確実にAgろう36のAgが熱電変換部20に拡散していくことを防止することができる。
2 熱電発電素子(第1実施形態のシリサイド系熱電発電素子)
3 熱電発電素子(第2実施形態のシリサイド系熱電発電素子)
4 熱電発電モジュール
5 熱電発電素子(第3実施形態のシリサイド系熱電発電素子)
6 基板
7 熱電発電素子(第4実施形態のシリサイド系熱電発電素子)
8 Z型接続部材
20 熱電変換部
26 拡散防止層
36 Agろう
42 中間層

Claims (4)

  1. 金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなる熱電変換部と、
    前記熱電変換部の表面の一部に形成された拡散防止層と、
    を備え、
    前記拡散防止層は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物の層である、シリサイド系熱電発電素子。
  2. 前記M1元素と前記M2元素との化合物は、一般式:Ti1-xAlxN(ただし、添字xは、0≦x≦0.6で示される関係を満たす。)で表される組成を有している化合物である、請求項1に記載のシリサイド系熱電発電素子。
  3. 金属元素とSiとの化合物であるシリサイドからなる熱電変換部と、
    前記熱電変換部の表面の一部に形成された中間層と、
    前記中間層における前記熱電変換部とは反対側の面に形成された拡散防止層と、
    を備え、
    前記拡散防止層は、M1元素(ただし、M1元素は、Ti、Cr、Ta、Mo、Al、V、Zr、Nb、Hf及びWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素)と、M2元素(ただし、M2元素は、N、B及びCよりなる群から選ばれる1種の元素)との化合物の層であり、
    前記中間層は、前記M1元素のうちの1種からなる金属の層又は前記M1元素のうちの2種以上からなる合金の層である、シリサイド系熱電発電素子。
  4. 前記M1元素と前記M2元素との化合物は、一般式:Ti1-xAlxN(ただし、添字xは、0≦x≦0.6で示される関係を満たす。)で表される組成を有している化合物である、請求項3に記載のシリサイド系熱電発電素子。
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