JP2016108472A - 縮合硬化性シリコーン樹脂組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】速やかに硬化物を得ることができ、高い耐熱性と耐光性を発揮する硬化物を与えることができる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を提供する。【解決手段】縮合硬化性シリコーン樹脂組成物であって、(A)下記平均組成式(1)で示されるポリオルガノシロキサンの1種類以上:100質量部、(R3SiO1/2)x(R2SiO2/2)y(RSiO3/2)w(SiO4/2)u(1)(B)ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合した−OXで示される基を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上の−OXで示される基とを有するケイ素原子を1個以上有するポリオルガノシロキサン:0.1〜500質量部、からなる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物。【選択図】なし

Description

本発明は縮合硬化性シリコーン樹脂組成物に関する。
今日までに、縮合硬化性ポリオルガノシロキサンは接着剤、防水防湿コーティング材、電気絶縁膜、建築用シーリング材などの用途に広く利用されている。また、近年では、その高い耐熱性と耐光性、透明性などの観点から、光ダイオード(LED)の封止材としての利用が注目されている。しかしながら、そのような工業的な用途では樹脂の硬化速度が重要であり、付加硬化性ポリオルガノシロキサンに比べて反応性が低い縮合硬化性ポリオルガノシロキサンでは生産性に劣り、反応性を向上させるために多量の縮合触媒を用いると、シリコーン樹脂の劣化も加速してしまうため、シリコーン樹脂本来の高い耐熱性や耐光性を発揮できないという問題がある。また、触媒自体が色を帯びていたり、劣化により色を呈するようになったりと透明性が重要な分野には不適な触媒も多い。
縮合硬化性ポリオルガノシロキサンの改良、実用化についてはこれまでに様々な試みが行われている。例えば、特許文献1では1分子内にシラノール基を2個以上有するポリオルガノシロキサンと1分子内に2個以上のケイ素原子結合アルコキシ基を有するポリオルガノシロキサンにアルミニウムや亜鉛の金属触媒に加え、リン酸エステルやホウ素化合物の縮合触媒を加えることによって硬化速度の向上を図りながら、樹脂の劣化を最小限にしようとしている。また、特許文献2のように、アルケニル基とヒドロシリル基を有している付加硬化性のポリオルガノシロキサン組成物中にシラノール基やアルコキシ基も持たせ、付加硬化と縮合硬化を併用し、互いの欠点を補わせようという試みも行われている。さらには、特許文献3のように、あらかじめ縮合性ポリオルガノシロキサンの分子量を高分子量化しておくことで、少ない反応回数でゲル化を達成させる試みもなされている。
特開2011−219729号公報 特許4,788,837号公報 特許4,781,780号公報
しかし、上述のような縮合性ポリオルガノシロキサン組成物は、高い耐熱性や耐光性を要求される分野では未だ満足できるものではなかった。
本発明は、上記事情に鑑み成されたものであり、速やかに硬化物を得ることができ、高い耐熱性と耐光性を発揮する硬化物を与えることができる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を提供することを目的としている。
上記課題を達成するため、本発明は、
縮合硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
(A)下記平均組成式(1)で示されるポリオルガノシロキサンの1種類以上:100質量部、
(RSiO1/2(RSiO2/2(RSiO3/2(SiO4/2 (1)
(Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rのうち、2個以上は−OXで示される基(Xは上記と同様である)である。x,y,w,及びuは、互いに独立に0〜1,000の整数であり、2≦x+y+w≦3,000である。)
(B)ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合した−OXで示される基(Xは、各個に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上の−OXで示される基(Xは上記と同様である)とを有するケイ素原子を1個以上有するポリオルガノシロキサン:0.1〜500質量部、
からなる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を提供する。
このようなものであれば、速やかに硬化物を得ることができ、高い耐熱性と耐光性を発揮する硬化物を与えることができる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物となる。
このとき、前記縮合硬化性シリコーン樹脂組成物が、縮合触媒を含まないものであることが好ましい。
このようなものを用いて得られる硬化物であれば、縮合触媒を含有しないことから、触媒による樹脂の着色や触媒の劣化などの発生を防止でき、シリコーン樹脂本来の高い耐熱性と耐光性などを発揮することができる。
またこのとき、前記(B)成分が、下記一般式(2)、下記一般式(3)、及び下記一般式(5)で示されるポリオルガノシロキサンのうちの少なくとも1つから選ばれるものであることが好ましい。
Figure 2016108472
(式中、Xは上記と同様であり、Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基もしくは−OX’で示される基(X’は、それぞれ独立に、炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)である。dは1〜300の整数であり、eは0または1であり、d’は、e=0のときは、d’=0であり、e=1のときは、d’=dである。pは1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
Figure 2016108472
(式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様であり、Qは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基、−OX’で示される基(X’は上記と同様である)、もしくは下記一般式(4)で示される基である。但し、Qのうち、1つ以上は下記一般式(4)で示される基である。dは1〜300の整数であり、eは1であり、d=dである。p’は1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
Figure 2016108472
(式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様である。dは1〜300の整数であり、eは0または1である。p’’は、1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
Figure 2016108472
(式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様であり、Rは、互いに独立に、水素原子、メチル基、フェニル基、炭素数2〜10のアルケニル基、又は3−グリシジルオキシプロピル基である。但し、末端のケイ素原子に結合しているRのうち、1つ以上が−OX’で示される基(X’は上記と同様である)であるとき、これと同一のケイ素原子に結合しているRは水素原子ではない。tは0または1であり、sは0〜300の整数であり、s’は、t=0のときはs’=0であり、t=1のときはs’=sである。qは1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
(B)成分が、上記一般式(2)、上記一般式(3)、及び上記一般式(5)で示されるポリオルガノシロキサンから選ばれるものであれば、縮合触媒を用いなくても十分な硬化性を得ることができる。
またこのとき、前記縮合硬化性シリコーン樹脂組成物が、150℃におけるゲル化タイムが4時間以内であるものであることが好ましい。
このようなものであれば、速やかに硬化物を得ることができるため、好ましいものとなる。
本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物は、縮合触媒を含まない場合でも速やかに硬化することができ、さらに、本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて得られる硬化物は、縮合触媒を含有しないことから、触媒による樹脂の着色や樹脂の劣化、及び触媒の劣化などの発生を防止でき、シリコーン樹脂本来の高い耐熱性と耐光性などを発揮することができる。
上述のように、速やかに硬化物を得ることができ、高い耐熱性と耐光性を発揮する硬化物を与えることができる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物が求められていた。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、ケイ素原子に結合したアルコキシ基もしくは水酸基を分子内に2個以上有するポリオルガノシロキサンの1種類以上と、ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合したアルコキシ基もしくは水酸基を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上のアルコキシ基もしくは水酸基とを有するケイ素原子を1個以上有する特定のポリオルガノシロキサンの1種類以上を縮合硬化させることで、無触媒でありながら速やかな硬化性を有し、高い耐熱性、耐光性を発揮する硬化物を与えることができる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物が得られることを見出し、本発明を成すに至った。
以下、本発明について詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、本発明において、Phはフェニル基、Meはメチル基を示す。
本発明は、縮合硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
(A)下記平均組成式(1)で示されるポリオルガノシロキサンの1種類以上:100質量部、
(RSiO1/2(RSiO2/2(RSiO3/2(SiO4/2 (1)
(Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rのうち、2個以上は−OXで示される基(Xは上記と同様である)である。x,y,w,及びuは、互いに独立に0〜1,000の整数であり、2≦x+y+w≦3,000である。)
(B)ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合した−OXで示される基(Xは、各個に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上の−OXで示される基(Xは上記と同様である)とを有するケイ素原子を1個以上有するポリオルガノシロキサン:0.1〜500質量部、
からなる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物である。
[(A)成分]
(A)成分のポリオルガノシロキサンは、下記一般式(1)で示されるポリオルガノシロキサンの1種類以上である。
(RSiO1/2(RSiO2/2(RSiO3/2(SiO4/2 (1)
(Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rのうち、2個以上は−OXで示される基(Xは上記と同様である)である。x,y,w,及びuは、互いに独立に0〜1,000の整数であり、2≦x+y+w≦3,000である。)
上述のx,y,w,及びuの好ましい範囲としては、xは0〜300の整数であり、yは0〜500の整数であり、wは0〜800の整数であり、uは0〜500の整数である。また、x+y+wの好ましい範囲としては、2≦x+y+w≦2,000であり、更に好ましくは20≦x+y+w≦1,000である。
このような(A)成分のポリオルガノシロキサンは、公知の方法によって、ハロゲン化シランやアルコキシシランを加水分解縮合することによって合成することができるが、市販のものを用いても良い。
[(B)成分]
(B)成分のポリオルガノシロキサンは、ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合した−OXで示される基(Xは、各個に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上の−OXで示される基(Xは上記と同様である)とを有するケイ素原子を1個以上有するポリオルガノシロキサンである。
本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物における(B)成分のポリオルガノシロキサンは、後述する一般式(2)、一般式(3)、及び一般式(5)で示されるポリオルガノシロキサンのうちの少なくとも1つから選ばれるものであることが好ましく、(B)成分がこのようなものである場合には、縮合触媒を用いなくても十分な硬化性を得ることができる。
まず、(B)成分のポリオルガノシロキサンは、下記一般式(2)で示されるポリオルガノシロキサンであることが好ましい。
Figure 2016108472
(式中、Xは上記と同様であり、Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基もしくは−OX’で示される基(X’は、それぞれ独立に、炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)である。dは1〜300の整数であり、eは0または1であり、d’は、e=0のときは、d’=0であり、e=1のときは、d’=dである。pは1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
前記一般式(2)で示される化合物の一例としては、以下のような化合物が挙げられる。
Figure 2016108472
また、前記一般式(2)で示される化合物の一例としては、以下のような化合物も挙げることができる。
Figure 2016108472
(式中、dは上記と同様である。)
また、本発明では、(B)成分のポリオルガノシロキサンとして下記一般式(3)で示される分岐構造を持った化合物も好適に用いることができる。
Figure 2016108472
(式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様であり、Qは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基、−OX’で示される基(X’は上記と同様である)、もしくは下記一般式(4)で示される基である。但し、Qのうち、1つ以上は下記一般式(4)で示される基である。dは1〜300の整数であり、eは1であり、d=dである。p’は1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
Figure 2016108472
(式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様である。dは1〜300の整数であり、eは0または1である。p’’は、1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
前記一般式(3)で示される化合物の一例としては、以下のような化合物が挙げられる。
Figure 2016108472
Figure 2016108472
(式中、d、d、及びdは上記と同様である。)
さらに、本発明では、(B)成分のポリオルガノシロキサンとして下記一般式(5)で示される化合物も好適に用いることができる。このような化合物を用いることで硬化性を適宜調節することが可能である。
Figure 2016108472
(式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様であり、Rは、互いに独立に、水素原子、メチル基、フェニル基、炭素数2〜10のアルケニル基、又は3−グリシジルオキシプロピル基である。但し、末端のケイ素原子に結合しているRのうち、1つ以上が−OX’で示される基(X’は上記と同様である)であるとき、これと同一のケイ素原子に結合しているRは水素原子ではない。tは0または1であり、sは0〜300の整数であり、s’は、t=0のときはs’=0であり、t=1のときはs’=sである。qは1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
前記一般式(5)で示される化合物の一例としては、以下のような化合物が挙げられる。
Figure 2016108472
Figure 2016108472
(式中、sは上記と同様である。)
なお、本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の(A)成分と(B)成分の配合量は、(A)成分の合計100質量部に対し、(B)成分が0.1〜500質量部となる量であり、好ましくは0.5〜500質量部、より好ましくは1〜500質量部となる量である。
[その他の成分]
さらに、本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物においては、その他の成分を含んでいても良い。その他の成分の一例としては、白色顔料やシリカ、蛍光体などの無機充填材や希釈剤、pH調整剤、老化防止剤などが挙げられる。
無機充填材の例としては、Si、Al、Ti、Zr、Fe、Ca、Mg、Sr、Ba、Y、Zn、Cu、Cr、Nb、Ce、Mn、Sn、Cd、Se、Li、Co、Eu等の金属或いは非金属元素を含む、酸化物、硫化物、各種の複合酸化物、又はこれらの複合化合物等が挙げられる。
希釈剤の例としては、トルエン、キシレン、シクロヘキサノン、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル、メチルイソブチルケトンなどの溶剤や非反応性の短鎖シリコーンオイルなどが挙げられる。
pH調整剤の例としては、酢酸、クエン酸などの有機酸類、ピリジンやN,N−ジメチルアニリンなどの有機塩基類が挙げられる。
老化防止剤の例としては、安息香酸、イソプロピルメチルフェノール、エチルヘキサンジオール、塩化リゾチーム、クロルヘキシジン塩酸塩、オクチルフェノキシエタノール、オルトフェニルフェノールなどが挙げられる。
また、本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物は、縮合触媒を含まないものであることが好ましい。このようなものを用いて得られる硬化物であれば、触媒による樹脂の着色や触媒の劣化などの発生を防止でき、シリコーン樹脂本来の高い耐熱性と耐光性などを発揮することができる。ただし、目的に応じ縮合触媒を少量入れることはできる。
<縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の調製>
本発明における縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の調製は公知の方法によって行うことができる。即ち、自転公転式ミキサーやプラネタリーミキサー、三本ロールなどによって各成分を攪拌・混合して縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を調製することができる。
本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物は、所望の硬化時間で硬化するように硬化温度を調節することができる。硬化温度は、好ましくは20℃〜200℃の間であり、より好ましくは60℃〜180℃の間である。また、縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化は、揮発成分による発泡を抑える目的で、多段階の硬化温度で行うことがより好ましい。
また、本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物は、150℃におけるゲル化タイムが4時間以内であるものであることが好ましい。
本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物は、たとえ縮合触媒を用いなかったとしても、短時間で硬化することができるため、工業的に有利なものとなる。また、本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて得られる硬化物は耐熱性や耐光性に優れるので、半導体やLED、太陽電池の封止材など過酷な状況に曝される用途で非常に有用なものとなる。
以下、実施例を示し、本発明をより詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
実施例および比較例において使用した(A)成分を以下に示す。
(A−1)T単位で構成されたメチルフェニル系シリコーンレジン(信越化学工業株式会社製、SiOH量=1.5wt%、SiOCH量=3.0wt%、50wt%キシレン溶液)
(A−2)M単位とQ単位で構成されたメチル系シリコーンレジン(信越化学工業株式会社製、SiOH量=1.2wt%、60wt%トルエン溶液)
(A−3)両末端ヒドロキシ基メチルフェニルシリコーンオイル(信越化学工業株式会社製、下記平均式)
Figure 2016108472
(式中、nは平均12である。)
実施例および比較例において使用した(B)成分の構造を以下に示す。
Figure 2016108472
Figure 2016108472
Figure 2016108472
(式中、nは平均4であり、nは平均20であり、nは平均200であり、nは平均6であり、mは平均32である。)
[実施例1〜10]
表1に記載した通りに各成分を混合した後、減圧下、80℃で溶剤を留去し、縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を調製した。なお表1に記載した(A)成分の量は溶剤を除いた量である。また、表1に記載した(A)成分、(B)成分、及び後述する触媒の量は質量部を表す。
[ゲル化タイムの測定]
JIS K 6910記載の方法に従い、150℃に加熱したホットプレート上に約0.5gの調製した縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を乗せると同時に、ストップウォッチをスタートした。また、試料をホットプレート上に乗せた後、速やかに、試料を金属へら(長さ約10cm、幅約1.25cm)の端で前後に素早く往復させ、4cm×7.5cm程度の面積になるよう均一に広げ、軽く押さえながら3秒間で1往復、往復運動を行った。試料が糸を引かなくなった時点を終点とし、その時の時間を記録した。上記の測定を3回行い、その平均値を表1に示した。
[耐熱性および耐クラック性評価]
26mm×76mm×1mm厚スライドガラスの4辺を180μm厚テフロン(登録商標)テープ6枚重ね(1.08mm厚)によるダムで囲み、ダムで囲まれた中に実施例にて調製した縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を流し込んだ後、60℃で1時間、100℃で1時間、150℃で4時間の順にステップ加熱することによって厚さ1mmの縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物を作製した。得られた縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物のクラックの有無を確認した後、光波長450nmにおける初期透過率を可視紫外分光光度計により測定した。その後、200℃のオーブン中で2,000時間静置し、再度、光波長450nmにおける透過率を測定した。また、200℃、2,000時間後の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物のクラックの有無および色調を目視により確認した。その結果を表1に示す。
[耐光性評価]
上記耐熱性評価で作製した縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物に、温度調節機能付きレーザー照射装置(光源:日亜化学株式会社製UV−LED、オーブン:ESPEC STH−120、検出器:ADVANTEST R8240)を用いて、180℃にて440nmのレーザー光(出力:250mW/mm)を1,000時間照射した。初期(0時間)の440nmにおける透過率を100%として、レーザーを1,000時間照射した後の透過率との比較を行った。また、1,000時間後の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物の硬化物のクラックの有無および色調を目視により確認した。その結果を表1に示す。
[比較例1]
(A−1)のみを用いて縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を調製し、実施例1〜10と同様に評価した。その結果を表1に示す。
[比較例2]
実施例9の(B−7)の代わりに(B−9)を加え、縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を調製し、実施例1〜10と同様に評価した。その結果を表1に示す。
[比較例3]
比較例2の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物に、縮合触媒として(触媒1)アルミキレートD(川研ファインケミカル株式会社製)を加え、縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を調製し、実施例1〜10と同様に評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2016108472
※1 初期透過率を100%とする
表1に示されるように、本発明の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物である実施例1〜10は、縮合触媒を含まないにも関わらず、150℃、4時間で硬化し、得られた硬化物は、耐熱性や耐光性が良好なものとなった。
一方、(B)成分を有さない比較例1や、(B)成分が本発明と異なる比較例2は、150℃、4時間で硬化しなかった。また、比較例2に縮合触媒を添加した比較例3は、硬化はしたものの、耐熱性や耐光性には劣るものとなった。
また、実施例2の(B−1)の量を0.5質量部とした縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を実施例11とし、実施例2の(B−1)の量を0.1質量部とした縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を実施例12とし、評価を行った。その結果、実施例11の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物は2時間で硬化し、実施例12の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物は4時間で硬化することが明らかとなった。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
上記課題を達成するため、本発明は、
縮合硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
(A)下記平均組成式(1)で示されるポリオルガノシロキサンの1種類以上:100質量部、
(RSiO1/2(RSiO2/2(RSiO3/2(SiO4/2 (1)
(Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rのうち、2個以上は−OXで示される基(Xは、各個に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)である。x,y,w,及びuは、互いに独立に0〜1,000の整数であり、2≦x+y+w≦3,000である。)
(B)ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合した−OXで示される基(Xは上記と同様である)を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上の−OXで示される基(Xは上記と同様である)とを有するケイ素原子を1個以上有するポリオルガノシロキサン:0.1〜500質量部、
からなる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物を提供する。
本発明は、縮合硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
(A)下記平均組成式(1)で示されるポリオルガノシロキサンの1種類以上:100質量部、
(RSiO1/2(RSiO2/2(RSiO3/2(SiO4/2 (1)
(Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rのうち、2個以上は−OXで示される基(Xは、各個に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)である。x,y,w,及びuは、互いに独立に0〜1,000の整数であり、2≦x+y+w≦3,000である。)
(B)ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合した−OXで示される基(Xは上記と同様である)を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上の−OXで示される基(Xは上記と同様である)とを有するケイ素原子を1個以上有するポリオルガノシロキサン:0.1〜500質量部、
からなる縮合硬化性シリコーン樹脂組成物である。

Claims (4)

  1. 縮合硬化性シリコーン樹脂組成物であって、
    (A)下記平均組成式(1)で示されるポリオルガノシロキサンの1種類以上:100質量部、
    (RSiO1/2(RSiO2/2(RSiO3/2(SiO4/2 (1)
    (Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rのうち、2個以上は−OXで示される基(Xは上記と同様である)である。x,y,w,及びuは、互いに独立に0〜1,000の整数であり、2≦x+y+w≦3,000である。)
    (B)ケイ素原子に結合した水素原子を1個以上有し、且つ、ケイ素原子に結合した−OXで示される基(Xは、各個に水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)を分子内に2個以上有するものであり、同一ケイ素原子上に1個以上の水素原子と1個以上の−OXで示される基(Xは上記と同様である)とを有するケイ素原子を1個以上有するポリオルガノシロキサン:0.1〜500質量部、
    からなるものであることを特徴とする縮合硬化性シリコーン樹脂組成物。
  2. 前記縮合硬化性シリコーン樹脂組成物が、縮合触媒を含まないものであることを特徴とする請求項1に記載の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物。
  3. 前記(B)成分が、下記一般式(2)、下記一般式(3)、及び下記一般式(5)で示されるポリオルガノシロキサンのうちの少なくとも1つから選ばれるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物。
    Figure 2016108472
    (式中、Xは上記と同様であり、Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基であり、Rは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基もしくは−OX’で示される基(X’は、それぞれ独立に、炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数2〜10のアルコキシアルキル基である)である。dは1〜300の整数であり、eは0または1であり、d’は、e=0のときは、d’=0であり、e=1のときは、d’=dである。pは1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
    Figure 2016108472
    (式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様であり、Qは、互いに独立に、酸素原子、ハロゲン原子、窒素原子、又は硫黄原子を含んでいてよい炭素数1〜18の一価炭化水素基、−OX’で示される基(X’は上記と同様である)、もしくは下記一般式(4)で示される基である。但し、Qのうち、1つ以上は下記一般式(4)で示される基である。dは1〜300の整数であり、eは1であり、d=dである。p’は1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
    Figure 2016108472
    (式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様である。dは1〜300の整数であり、eは0または1である。p’’は、1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
    Figure 2016108472
    (式中、R、R、及びXは、互いに独立に、上記と同様であり、Rは、互いに独立に、水素原子、メチル基、フェニル基、炭素数2〜10のアルケニル基、又は3−グリシジルオキシプロピル基である。但し、末端のケイ素原子に結合しているRのうち、1つ以上が−OX’で示される基(X’は上記と同様である)であるとき、これと同一のケイ素原子に結合しているRは水素原子ではない。tは0または1であり、sは0〜300の整数であり、s’は、t=0のときはs’=0であり、t=1のときはs’=sである。qは1以上の整数である。なお、[ ]内のシロキサンはランダム構造を有してもブロック構造を有しても良い。)
  4. 前記縮合硬化性シリコーン樹脂組成物が、150℃におけるゲル化タイムが4時間以内であるものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の縮合硬化性シリコーン樹脂組成物。
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