JP2016107519A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体を接触加熱で加熱するときにコックリングを低減できない。
【解決手段】乾燥装置104は、媒体加熱手段を構成する接触部材である加熱ローラ141A〜141Dを備え、加熱ローラ141A〜141Dは媒体110が媒体搬送方向における接触範囲で、媒体送り方向と直交する方向である幅方向の全域に亘って、接触面に密着する曲率となる半径Rを有し、加熱ローラ141A、141B、141C、141Dの半径Rを、それぞれ半径R1、R2、R3、R4(R1<R2<R3<R4)とし、搬送方向下流側ほど半径Rの大きな加熱ローラを配置することで、媒体搬送方向で、上流側から順に配置された加熱ローラ141A、141B、141C、141Dは順に曲率が小さくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は画像形成装置に関する。
液体を吐出する液体吐出ヘッドを用いて画像を形成する液体吐出記録方式の画像形成装置にあっては、媒体上に付着した液体の乾燥を促進し、媒体のコックリング(膨潤による波打ち)を低減しようとするものがある。
例えば、所定の曲率を有する乾燥ドラムの周面を媒体の裏面側(画像が形成されていない面)側に接触させて媒体の乾燥とコックリングの低減を行うものが知られている(特許文献1)。
特開2010−167592号公報
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっても媒体に発生したコックリングを十分に低減することができないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、媒体に発生したコックリングの低減効率を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
媒体に対して液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段と、
前記画像が形成された前記媒体の画像が形成された面と反対の裏面側に接触して、前記媒体を加熱する媒体加熱手段と、を有し、
前記媒体加熱手段は、前記媒体が接触する所定の曲率の接触面を有し、前記曲率の異なる複数の接触部材を含み、
前記複数の接触部材の内、媒体搬送方向で上流側及び下流側に配置された少なくとも2つの接触部材は、前記下流側に配置された前記接触部材の曲率が、前記上流側に配置された前記接触部材の曲率よりも小さい
構成とした。
本発明によれば、媒体に発生したコックリングの低減効率を向上することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例の概略説明図である。 同じく乾燥装置部分の拡大説明図である。 相対的に曲率が小さな接触部材の接触面と媒体との密着性の説明に供する斜視説明図である。 相対的に曲率が大きな接触部材の接触面と媒体との密着性の説明に供する斜視説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する斜視説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する斜視説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する斜視説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する斜視説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1を参照して説明する。図1は同画像形成装置の概略説明図である。
この画像形成装置は、フルライン型インクジェット記録装置であり、連続紙である媒体110に対して所要の色の液滴を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドで構成された画像形成部101を有している。
画像形成部101は、例えば、媒体搬送方向上流側から、4色分のフルライン型記録ヘッド111K、111C、111M、111Yが配置されている。各記録ヘッド111は、それぞれ、搬送される媒体110に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液滴を吐出する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
媒体110は、元巻きローラ102から巻き出され、搬送部103の搬送ローラ112によって、画像形成部101に対向して配置された搬送ガイド部材113上に送り出され、搬送ガイド部材113で案内されて搬送される。
画像形成部101によって画像が形成された媒体110は、乾燥装置104を経て、排出ローラ114によって送られて、巻取りローラ105に巻き取られる。
次に、乾燥装置について図2も参照して説明する。図2は同乾燥装置部分の拡大説明図である。
乾燥装置104は、媒体加熱手段を構成する接触部材であるローラ部材としての加熱ローラ141A〜141D(区別しないときは、「加熱ローラ141」という。)と、複数の案内ローラ142A〜142Dとを備えている。
加熱ローラ141A〜141Dは、画像が形成された媒体110の画像形成面と反対の裏面側に接触する位置に配置されている。
加熱ローラ141A〜141Dは、媒体110が接触する所定の曲率を有する接触部材であり、媒体110は、媒体搬送方向における接触範囲で、媒体搬送方向と直交する方向である幅方向の全域に亘って、接触面に密着している。
つまり、加熱ローラ141A〜141Dは、接触面となる周面の曲率を、媒体110が媒体搬送方向における接触範囲で、媒体送り方向と直交する方向である幅方向の全域に亘って、接触面に密着する曲率にしている。
具体的には、加熱ローラ141A〜141Dは、いずれも、坪量100gsm未満の媒体110を使用する装置では、半径R=75mm(φ150mm)以下にしている。また、加熱ローラ141は、坪量100gsm以上の媒体110を使用する装置では、半径R=125mm(φ250mm)以下にすることが好ましい。
このとき、加熱ローラ141の半径の下限値については、内部に熱源を配置すること、強度が必要であること、媒体110を加熱するための媒体110の押し付け幅(媒体110がローラ141に当たる幅(長さ))が長い方が熱をより媒体110に伝達しやすいことから、半径30mm以上とすることが好ましい。
ここで、接触部材の媒体との接触面における曲率と媒体のコックリング低減作用について図3及び図4を参照して説明する。図3は相対的に接触面における曲率が大きいとき、図4は相対的に接触面における曲率が小さいときを示している。
まず、図3に示すように、媒体110との接触面200の曲率が大きい(半径が小さい)ときには、媒体の送り方向における接触面200との接触範囲201で、媒体の送り方向と直交する方向である媒体幅方向の全域に亘って、媒体110が接触面200に密着する。
これにより、画像300が形成されることで媒体110に発生したコックリングが矯正されて低減される。そして、コックリングが低減されることで、媒体加熱手段である接触部材の熱が効率的に媒体に伝達されるので、効率的な乾燥を行うことができる。
一方、図4に示すように、媒体110との接触面200の曲率が小さい(半径が大きい)ときには、媒体送り方向における接触面200との接触範囲201で、媒体搬送方向と直交する方向である媒体幅方向の全域に亘って、媒体110が接触面200に密着しなくなることがある。
その結果、画像300が形成されることで媒体110に発生したコックリングが低減されずに、そのまま接触面200を通過する。このとき、媒体110が接触面200に密着しないことで、浮いている箇所では媒体加熱手段である接触部材の熱が媒体110に伝達されないので、効率的な乾燥を行うこともできない。
そこで、加熱ローラ141A〜141Dは、接触面となる周面が、媒体110が媒体搬送方向における接触範囲で、媒体送り方向と直交する方向である幅方向の全域に亘って、接触面に密着する曲率となる半径Rを有している。
そして、本実施形態では、加熱ローラ141A、141B、141C、141Dの半径Rを、それぞれ半径R1、R2、R3、R4(R1<R2<R3<R4)とし、搬送方向下流側ほど半径Rの大きな加熱ローラを配置している。
したがって、媒体搬送方向で、上流側から順に配置された加熱ローラ141A、141B、141C、141Dは順に曲率が小さくなる。
このように構成したので、乾燥装置104に送りこまれた媒体110は、曲率が最も大きい加熱ローラ141Aの周面に接触し、加熱ローラ141Aの周面形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体110の裏面が密着することで加熱乾燥される。
この段階で媒体110の液体がある程度乾燥されることで、加熱ローラ141Aを通過した後に復元するコックリングは初期より小さくなる。
その後、媒体110は、曲率が2番目に大きい加熱ローラ141Bの周面に接触し、加熱ローラ141Bの周面形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体110の裏面が密着することで加熱乾燥される。このとき、加熱ローラ141Bは加熱ローラ141Aよりも曲率が小さいので、媒体110との密着時間が長くなり、伝熱を促進されて、乾燥が促進される。この段階で媒体110の液体をさらに乾燥させることで、加熱ローラ141B通過後に復元するコックリングは前段(加熱ローラ141A通過後)より小さくなる。
その後、媒体110は、曲率が3番目に大きい加熱ローラ141Cの周面に接触し、加熱ローラ141Cの周面形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体110の裏面が密着することで加熱乾燥される。このとき、加熱ローラ141Cは加熱ローラ141Bよりも曲率が小さいので、媒体110との密着時間が長くなり、伝熱を促進されて、乾燥が促進される。この段階で媒体110の液体をさらに乾燥させることで、加熱ローラ141C通過後に復元するコックリングは前段(加熱ローラ141B通過後)より更に小さくなる。
その後、媒体110は、曲率が最も大きい加熱ローラ141Dの周面に接触し、加熱ローラ141Dの周面形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体110の裏面が密着することで加熱乾燥される。このとき、加熱ローラ141Dは加熱ローラ141Cよりも曲率が小さいので、媒体110との密着時間が更に長くなり、伝熱を促進されて、乾燥が促進される。この加熱ローラ141D通過後の段階ではコックリングはなくなる。
このように、媒体搬送方向で下流側に向かうに従って順に曲率が小さくなる複数の接触部材を配置することで、確実に、コックリングを低減し、乾燥を行うことができる。
なお、ここでは、複数の接触部材の曲率がすべて異なる例で説明しているが、搬送方向で順に媒体が接触する2つの接触部材のうち、下流側の接触部材の曲率が上流側の接触部材の曲率より小さければよい。
例えば、本実施形態において、加熱ローラ141Aと141B、あるいは、加熱ローラ141Bと141C、あるいは、加熱ローラ141Cと141Dは同じ曲率であってもよい。
また、本実施形態のように媒体110として連続体を使用している場合、媒体110の裏面の全幅が加熱ローラ141と密着しているため、加熱による媒体幅方向(搬送方向と直交する方向)の伸縮が摩擦により抑えられるので、印字部(液体付着部)と非印字部(液体非付着部)間の伸縮差が内部応力となる。
しかしながら、加熱ローラ141と次段の加熱ローラ141との間で、一旦媒体幅方向の拘束がなくなるので、伸縮差による内部応力が緩和され、次段の加熱ローラ141に接触したときに、より均一化されることで、コックリングの矯正効率が促進される。
次に、本発明の第2実施形態について図5を参照して説明する。図5は同実施形態の説明に供する要部斜視説明図である。
本実施形態では、媒体加熱手段を構成する接触部材として、加熱ローラに代えて、媒体搬送方向に沿って、上流側から曲面ヒータ151A、151Bの順に配置してている。下流側の曲面ヒータ151Bの接触面の曲率は上流側の曲面ヒータ151Aの曲率より小さくしている。
また、本実施形態では媒体210としてカット紙(シート材)を使用することから、曲面ヒータ151A、151Bの入口側及び出口側などに複数の搬送ローラ143を配置している。
このように構成したので、液体が付着されて画像300が形成された媒体210は、曲率が相対的に大きい曲面ヒータ151Aの接触面に接触し、曲面ヒータ151の接触面の形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体210の裏面が密着することで加熱乾燥される。
この段階で媒体210の液体がある程度乾燥されることで、曲面ヒータ151Aを通過した後に復元するコックリングは初期より小さくなる。
その後、媒体210は、曲率が相対的に大きい曲面ヒータ151Bの接触面に接触し、曲面ヒータ151Bの接触面の形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体210の裏面が密着することで加熱乾燥される。このとき、曲面ヒータ151Bは曲面ヒータ151Aよりも曲率が小さいので、媒体210との密着時間が長くなり、伝熱を促進されて、乾燥が促進される。この段階で媒体210の液体をさらに乾燥させることで、曲面ヒータ151B通過後に復元するコックリングは前段(曲面ヒータ151通過後)より小さくなる。
本実施形態でも、媒体搬送方向で下流側に向かうに従って順に曲率が小さくなる複数の接触部材を配置することで、確実に、コックリングを低減し、乾燥を行うことができる。
なお、曲面ヒータ151A、151Bの接触面は、坪量100gsm以上の媒体を使用するときには半径R=125mm以下の周面の一部、坪量100gsm未満の媒体を使用するときには半径R=75mm以下の周面の一部とすることが好ましい。
ただし、半径Rは均一である必要はなく、最大曲率部が半径=R125mm、あるいは、半径R=75mm以下であれよい。さらに、曲率は、半径R=50mm以下に相当することがコックリング矯正の点からはより好ましい。
媒体がコックリングした場合、接触部材の接触面(加熱面)と0.1mm以上離れると急激に伝熱効率が低下するが、坪量100gsm以上では半径=R125mm・R100mmで密着し、坪量100gsm未満で半径R=75mm/R50で密着することを確認した。
例えば、坪量90gsmのコート紙では曲率をR50にすることで加熱面との距離は0.02mm以下となる。
次に、本発明の第3実施形態について図6を参照して説明する。図6は同実施形態の説明に供する要部斜視説明図である。
本実施形態では、媒体加熱手段を構成する接触部材として、媒体搬送方向に沿って、上流側から加熱ローラ161A、161Bの順に配置してている。下流側の加熱ローラ161Bの接触面の曲率は上流側の加熱ローラ161Aの曲率より小さくしている。
また、本実施形態でも媒体210としてカット紙(シート材)を使用することから、加熱ローラ161A、161Bの入口側及び出口側などに複数の搬送ローラ143を配置している。
このように構成したので、媒体210は、曲率が相対的に大きい加熱ローラ161Aの周面に接触し、加熱ローラ161Aの周面形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体210の裏面が密着することで加熱乾燥される。
この段階で媒体210の液体がある程度乾燥されることで、加熱ローラ161Aを通過した後に復元するコックリングは初期より小さくなる。
その後、媒体210は、曲率が相対的に小さい加熱ローラ161Bの周面に接触し、加熱ローラ161Bの周面形状に倣ってコックリングが矯正されるとともに、媒体210の裏面が密着することで加熱乾燥される。このとき、加熱ローラ161Bは加熱ローラ161Aよりも曲率が小さいので、媒体210との密着時間が長くなり、伝熱を促進されて、乾燥が促進される。この段階で媒体210の液体をさらに乾燥させることで、加熱ローラ161B通過後に復元するコックリングは前段(加熱ローラ161A通過後)より小さくなる。
本実施形態でも、媒体搬送方向で下流側に向かうに従って順に曲率が小さくなる複数の接触部材を配置することで、確実に、コックリングを低減し、乾燥を行うことができる。
なお、加熱ローラ161A、161Bは、坪量100gsm以上の媒体を使用するときには直径φ=250mm以下、坪量100gsm未満の媒体を使用するときには直径φ=150以下であることが好ましい。また、曲率は直径φ=100mm以下とすることがコックリング矯正の点から好ましく、ローラ幅589mmの場合、強度(たわみ)の点からは直径φ=30mm以上であることが好ましい。
次に、本発明の第4実施形態について図7を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供する要部斜視説明図である。
本実施形態では、前記第2実施形態における曲面ヒータ151A、151Bの接触面によって加熱される媒体210の領域に対して温風を吹き付ける温風吹付け手段130をそれぞれ配置している。
このように構成したので、媒体210は、曲面ヒータ161A、161Bによって加熱されるとともに、温風吹付け手段130から吹き出される温風によって加熱される。同時に、蒸発した液体の溶剤が媒体210の表面で形成する温度境界層が薄くなって伝熱が促進される。
これにより、より効率的に媒体210を乾燥させることができる。
なお、温風吹付け手段130から吹き出す温風は媒体210の表面における媒体210との相対速度が20m/s以上になる速度で吹き出すことが好ましい。これによって、蒸発した溶剤が媒体の表面側で形成する温度境界層をより確実に剥離壊することができ、伝熱を促進することができる。
次に、本発明の第5実施形態について図8を参照して説明する。図8は同実施形態の説明に供する要部斜視説明図である。
本実施形態では、前記第1実施形態における加熱ローラ141A〜141Dの接触面(周面)によって加熱される媒体110の領域に対して温風を吹き付ける温風吹付け手段130をそれぞれ配置している。
これにより、前記第4実施形態と同様に、媒体110は、加熱ローラ141A〜141!Dで加熱されるとともに、温風吹付け手段130から吹き出される温風によって加熱される。同時に、蒸発した液体の溶剤が媒体110の表面で形成する温度境界層が薄くなって伝熱が促進される。
これにより、より効率的に媒体110を乾燥させることができる。
なお、ここでも、温風吹付け手段130から吹き出す温風は媒体110の表面における媒体110との相対速度が20m/s以上になる速度で吹き出すことが好ましい。これによって、蒸発した溶剤が媒体の表面側で形成する温度境界層をより確実に剥離壊することができ、伝熱を促進することができる。
なお、本願において、媒体は、用紙、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などは同義とし、同様に、画像形成、記録、印字、印写、印刷は同義とする。
また、「画像形成装置」は媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
101 画像形成部
103 搬送部
104 乾燥装置
130 温風吹付け手段
141A〜141D、161A、161B 加熱ローラ
151A、151B 曲面ヒータ
200 接触面
201 接触範囲

Claims (5)

  1. 媒体に対して液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像が形成された前記媒体の画像が形成された面と反対の裏面側に接触して、前記媒体を加熱する媒体加熱手段と、を有し、
    前記媒体加熱手段は、前記媒体が接触する所定の曲率の接触面を有し、前記曲率の異なる複数の接触部材を含み、
    前記複数の接触部材の内、媒体搬送方向で上流側及び下流側に配置された少なくとも2つの接触部材は、前記下流側に配置された前記接触部材の曲率が、前記上流側に配置された前記接触部材の曲率よりも小さい
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の接触部材は、媒体搬送方向で下流側に向かうに従って順に曲率が小さくなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の接触部材は、ローラ部材であり、媒体搬送方向で下流側に向かうに従って順に半径が大きくなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 坪量100gsm以上の前記媒体を使用し、
    前記接触部材は半径Rが125mm以下の接触面を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 坪量100gsm未満の前記媒体を使用し、
    前記接触部材は半径Rが75mm以下の接触面を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
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