JP2016104534A - 気泡緩衝材用包装装置 - Google Patents

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Atsushi Hanakata
淳 花方
城戸 清春
Kiyoharu Kido
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Abstract

【課題】気泡緩衝材をきれいに二つ折りに成形することができ、緩衝機能を有した包装を容易に行うことができる気泡緩衝材用包装装置を提供する。【解決手段】多数の気泡を密閉した気泡緩衝材12を、長手方向に沿って二つ折りして送り出す気泡緩衝材供給装置18と、気泡緩衝材12を二つ折りする案内部材32を有する。案内部材32は、気泡緩衝材12の面に対して対面する板体であり、気泡緩衝材12が送られてくる第1の流れ方向Xに対して所定角度Aで交差し、かつ第1の流れ方向Xの下流側に対向する側縁部33を備える。側縁部33の途中には、折曲部34が設けられ、案内部材32の、折曲部34で区切られた両側の部分は互いに略平行に位置する。折曲部34の内側には、半筒状の空間が形成され、案内ローラ44が折曲部34に対して略平行に位置する。案内ローラ44と、折曲部34の内周面との間には、気泡緩衝材12が通過する隙間を有する。【選択図】図3

Description

この発明は、気泡緩衝材を用いて自動的に商品を包装する気泡緩衝材用包装装置に関する。
従来、例えば瓶等の割れ物を包装する包装材料として、多数の気泡をフィルム内に密閉した気泡緩衝材が多く用いられている。この気泡緩衝材は、図6に示すように、フィルムの表面に縦横に形成された気泡の厚み分とその弾力性により、緩衝機能を発揮するもので、軽量で緩衝効果の高い材料である。この気泡緩衝材により包装する場合、包装する商品の大きさに気泡緩衝材を裁断して包んで用いたり、予め袋状に3方をシールした気泡包装材を用意して、商品をその袋内に収容して用いていた。
しかしながら、気泡緩衝材は、表面の気泡とその厚みにより、自動機により商品を包装することが難しく、手作業による包装が必要であり、包装工数及びコストのかかるものであった。
一方、自動化した包装方法として、特許文献1に開示されているように、帯状の包装材料を二つ折りに成形して、その二つ折りされたフィルム間に商品を収容して、フィルムの周囲を溶断溶着して包装する包装装置がある。
特開平6−312710号公報
特許文献1に開示された包装装置は、薄いフィルムの包装材料を、二つ折りにして、包装するものであり、この包装装置に用いられているようなフィルムを二つ折りに成形する成形装置を気泡緩衝材に用いると、表面の気泡やその厚みにより、ロール状に巻き取られた気泡緩衝材の繰り出しがきれいに行われず、二つ折りした後の気泡緩衝材の進行方向や位置がずれてしまうものであった。従って、二つ折りした気泡緩衝材の周囲をシールする場合もその位置が狂ったり、きれいなシールができないという問題があった。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、気泡緩衝材を自動的にきれいに二つ折りに成形することができ、緩衝機能を有した包装を容易に行うことができる気泡緩衝材用包装装置を提供することを目的とする。
この発明は、多数の気泡をフィルム内に密閉した気泡緩衝材で包装物を包む気泡緩衝材用包装装置であって、前記気泡緩衝材を長手方向に沿って二つ折りして送り出す気泡緩衝材供給装置と、前記気泡緩衝材を二つ折りする案内部材が設けられている。前記案内部材は、送られてくる前記気泡緩衝材の面に対して対面する板体であり、前記案内部材には、前記気泡緩衝材が送られてくる第1の流れ方向に対して所定角度で交差しかつ第1の流れ方向の下流側に対向する側縁部が設けられ、前記側縁部の途中には、前記側縁部に対して前記所定角度で交差する折曲線で折り曲げられた折曲部が設けられ、前記案内部材の、前記折曲部で区切られた両側の部分は互いに略平行に位置している。前記折曲部の内側には半筒状の空間が形成され、前記空間には案内ローラが前記折曲部の前記折曲線に対して略平行に設けられ、前記案内ローラと、前記折曲部の内周面との間に隙間が設けられ、この隙間を前記気泡緩衝材が通過しながら二つ折りされ前記第2の流れ方向に送り出されるものである。前記第2の流れ方向は、前記折曲部の前記折曲線に対して略平行であり、前記第1の流れ方向から送られる前記気泡緩衝材の、前記側縁部と前記折曲部の交点よりも前記第2の流れ方向の上流側に位置する第2部分は、前記側縁部に巻き回されて前記第2の流れ方向に転向され、気泡緩衝材の、前記側縁部と前記折曲部の交点よりも前記第2の流れ方向の下流側に位置する第1部分は、前記折曲部により折り返されさらに前記側縁部に巻き回されて前記第2部分に重ねられて二つ折りされるものである。
前記案内部材は、直角三角形状の板体であり、直角三角形の直角な頂角に連続する一方の短辺が、前記気泡緩衝材の前記第1の流れ方向に対して略直角に位置し、前記頂角に連続する他方の短辺は、前記気泡緩衝材の前記第1の流れ方向に対して略平行に位置し、前記一対の短辺の、前記頂角と反対側の端部どうしを結ぶ斜辺は前記側縁部であり、前記側縁部は前記第1の流れ方向に対して略135°の角度で交差し、前記第2の流れ方向は前記側縁部に対して略135°となり、前記第1の流れ方向に対して略90°となる。
前記案内ローラの、前記気泡緩衝材の前記第2の流れ方向の上流側の端部は、前記折曲部の外側に突出して前記気泡緩衝材供給装置の所定の部位に固定され、片持ち状態で取り付けられている。
前記案内部材の前記折曲部は、前記折曲線に対して平行な中心軸を有する半円筒形状である。
前記案内部材の側縁部には、僅かに外側に矩形に広がる取付部が一体に設けられ、前記取付部にはねじ穴が設けられ、前記取付部が前記気泡緩衝材供給装置の所定の部材にねじを前記ねじ穴に挿通して締め、前記案内部材が固定されている。
前記気泡緩衝材の前記第2の流れ方向の下流側には、二つ折りされた前記気泡緩衝材の開放されている部分をシールする加熱装置本体が設けられているものである。
この発明の気泡緩衝材用包装装置は、簡単な構造と簡単な操作で、緩衝機能が高い気泡緩衝材を、自動的にきれいに二つ折りに成形することができ、緩衝機能を有した商品の包装を容易に行うことができる。
この発明の一実施形態の気泡緩衝材用包装装置の右側面図である。 この実施形態の気泡緩衝材用包装装置の正面図である。 この実施形態の気泡緩衝材用包装装置の気泡緩衝材供給装置を示す平面図である。 この実施形態の気泡緩衝材用包装装置の案内部材の平面図(a)と正面図(b)である。 図4(a)のB−B線縦断面図である。 気泡緩衝材の斜視図である。
以下、この発明の一実施形態の気泡緩衝材用包装装置10について、図面に基づいて説明する。この実施形態の気泡緩衝材用包装装置10は、緩衝機能を持たせて包装が必要な瓶等の包装物を、図6に示す気泡緩衝材12で包装するものであり、二つ折りされた気泡緩衝材12の間に包装物を挟み、折り目12a以外の3方向をシールするものである。
気泡緩衝材用包装装置10は、図1〜図3に示すように、床に設置される枠体である基台14が設けられ、基台14の下面には床に当接し移動する際に回転するキャスタ16が設けられている。
基台14の内側には、気泡緩衝材供給装置18が設けられている。気泡緩衝材供給装置18には、基台14の左右一対に固定されたロール用保持板20が設けられ、ロール用保持板20は略T字形に形成され、水平方向に突出する両端部は基台14の略垂直な一対の縦枠14aに固定され、垂直に下方向に突出する下端部は基台14の水平な下枠14bに固定されている。左右一対のロール用保持板20は、互いに平行に位置している。一対のロール用保持板20の上端縁部の中心には、上方に開口した凹部である軸受け部22が形成され、軸受け部22には紙管等に巻き回したロール26が取り付けられている。ロール26の紙管等に棒状の軸部材24が挿通され、ロール26の両端部から突出する軸受け部22の両端部が軸受け部22に入れられてロール26が回転可能に保持される。軸部材24の両端部には、ロール26の端面に接触するガイド部材28が左右に一対設けられ、ロール26が円滑に回転しながら気泡緩衝材12が正確に引き出されるようにガイドしている。
基台14の内側には、正面に近い位置でロール26の少し上の位置に、軸部材24に対して平行に転向ローラ30が設けられ、下方のロール26から引き出された気泡緩衝材12を略水平方向に転向している。
転向ローラ30の下流側には、転向ローラ30から送られた気泡緩衝材12の略水平な第1の流れ方向Xを、水平な面上で略90°転向して第2の流れ方向Yにする案内部材32が設けられている。案内部材32は、気泡緩衝材12を幅の中心に折り目12aを作って二つ折りして、半分の幅になって送り出すものである。案内部材32は、図4、図5に示すように気泡緩衝材12の長手方向に交差する幅よりも少し大きい幅を有する直角三角形状の板体であり、転向ローラ30よりも少し高い位置に水平に保持されている。直角三角形の直角である頂角32aが、転向ローラ30が送り出す気泡緩衝材12の長手方向の外側に位置し、頂角32aに連続する一方の短辺32bが、気泡緩衝材12が送られてくる第1の流れ方向Xに対して略直角に位置している。短辺32bは、気泡緩衝材12の長手方向に交差する幅よりも長く設けられ、頂角32aとは反対の端部は、気泡緩衝材12の外側に突出している。頂角32aに連続する他方の短辺32cは、第1の流れ方向Xに対して略平行に位置し、気泡緩衝材12の長手方向の外側に位置している。短辺32b,32cの、頂角32aと反対側の端部を結ぶ斜辺32dは、第1の流れ方向Xに対して、上流側から見て約135°の角度Aで交差している。斜辺32dは、第1の流れ方向Xから送られる気泡緩衝材12が巻き回されて90°転向して第2の流れ方向Yとなる側縁部33である。
案内部材32には、短辺32cに対して略直角な折曲線32fで折り曲げられた折曲部34が設けられ、折曲部34により、短辺32cと側縁部33で作られる角部32e付近が短辺32bに近づくように折り曲げられている。折曲部34は、(b)に示すように外側に湾曲する半円筒形状で形成され、折曲部34の内側には半円筒状の空間が形成されている。折曲部34は、側縁部33の中間部分で折り曲げられ、側縁部33と折曲部34との角度は、約135°であり、短辺32bと平行に設けられている。案内部材32は、折曲部34よりも角部32e側の部分を第1ガイド部38とし、折曲部34よりも短辺32b側の部分を第2ガイド部36とする。第1ガイド部38と第2ガイド部36は互いに平行に位置している。なお、気泡緩衝材12が送り出される第2の流れ方向Yは折曲部34の折曲線32fに対して略平行である。角部32eは、短辺32bに達しない位置にある。案内部材32の、短辺32bの両端部付近には、僅かに外側に矩形に広がる取付部40が一体に設けられ、取付部40にはねじ穴42が設けられている。取付部40は、基台14の上枠14cの少し下に位置する水平な案内部材取付枠14dに取り付けられ、取り付ける時に、ねじ穴42に図示しないねじを挿通して、案内部材取付枠14dに固定する。
案内部材32の、折曲部34の内側の半円筒状の空間には、案内ローラ44が設けられ、ている。案内ローラ44は、折曲部34の折曲線32fに対して略平行に設けられ、折曲部34の内周面にゆとりを有して嵌合される直径で設けられ、案内ローラ44と、折曲部34の内周面との間に、気泡緩衝材12が通過する隙間が設けられている。案内ローラ44の、気泡緩衝材12の第2の流れ方向Yの上流側の端部は、案内部材32の側縁部33から折曲部34の外側に突出し、突出した端部44aは、基台14の任意の位置に、片持ち状態で固定されている。
案内部材32の、気泡緩衝材12の第2の流れ方向Yの下流には、一対のフィルム保持ローラ46,48が設けられている。フィルム保持ローラ46,48は、二つ折りされた気泡緩衝材12の幅よりも少し長く設けられ、気泡緩衝材12の第2の流れ方向Yに対して各々直角に位置している。フィルム保持ローラ46,48は、基台14の、案内部材32の短辺32cに近い外側面に取り付けられ、基台14の上枠14cと案内部材取付枠14dの間に取り付けられているフィルム保持ローラ取作枠14eに、回転可能に軸支されている。フィルム保持ローラ46は、案内部材32の第1ガイド部38と同じ高さで気泡緩衝材12が引き出される位置に設けられ、フィルム保持ローラ48は、フィルム保持ローラ46の上方に設けられている。
基台14の上には、加熱装置本体50が設けられている。加熱装置本体50は矩形の箱体52で覆われて設けられ、箱体52の天面52aには、気泡緩衝材12の、折り目12a以外の3方向をヒートシールするL型シーラ54が設けられている。L型シーラ54は、天面52aに対して揺動自在に設けられている。L型シーラ54の構造は、市販されている一般的なものであり、天面52aに一端部が軸支された直線の棒状の第1シーラ54aと、第1シーラ54aの天面52aと反対側の端部に連続し第1シーラ54aに対して直角にL字形に一体に連結された直線の棒状の第2シーラ54bから成り、各シーラ54a,54bには、先端が下向きに取り付けられた溶断刃56が長手方向に沿って設けられている。第2シーラ54bには、L型シーラ54を揺動させる時に保持する持ち手57が設けられている。箱体52の天面52aには、L型シーラ54に対向するシール台58が設けられ、L型シーラ54が揺動して溶断刃56がシール台58の当接位置に均等に接するように平坦に形成されている。なお、溶断溶着する熱源は、L型シーラ54に設けられてもよく、シール台58に設けられてもよい。
フィルム保持ローラ48の上方には、箱体52の天面52aよりも少し上方に位置する高さに、転向ローラ59が設けられている。転向ローラ59は、二つ折りされた気泡緩衝材12の幅よりも少し長く設けられ、箱体52の側面に、転向ローラ用取付部材61を介して取り付けられている。
気泡緩衝材用包装装置10は、気泡緩衝材12を使用して物品を包装するものであり、ここで気泡緩衝材12について説明する。図6は気泡緩衝材12を示すものであり気泡緩衝材12は、互いに溶着された表側フィルム60と裏側フィルム62で作られ、表側フィルム60と裏側フィルム62は例えばポリエチレン製等である。表側フィルム60には、複数個の同形状の円形の突出部64が等間隔に設けられている。突出部64の中には空気が裏側フィルム62で閉鎖されて閉じ込められ、その空気圧で緩衝材の機能を実現している。製造された気泡緩衝材12は帯状であり、紙管等に所定長さの単位で巻き取られてロール26となる。
次に、この気泡緩衝材用包装装置10の使用方法について説明する。まず、気泡緩衝材用包装装置10にセットされたロール26から気泡緩衝材12を引き出し、図4(b)に示すように、上方に位置する転向ローラ30で略水平に送られて案内部材32に達する。気泡緩衝材12は、案内部材32の短辺32b側からロール26側の第2ガイド部36下面に沿って移動する。ここで、図4(a)に示すように、気泡緩衝材12の図面上の上半分、つまり側縁部33と折曲部34の交点35よりも第2の流れ方向Yの下流側に位置する第1部分12bは、折曲部34の外側面に巻き回されながら折り返され、第1ガイド部38の上面に沿っていったん短辺32bへ向かって送られ、さらに第1ガイド部38の側縁部33に巻き回され、第1ガイド部38の下面に沿って短辺32cへ向かって送られる。気泡緩衝材12の図面上の下側半分、つまり側縁部33と折曲部34の交点35よりも第2の流れ方向Yの上流側に位置する第2部分12cは、第2ガイド部36の側縁部33に巻き回されながら折り返され、第2ガイド部36の上面に沿って短辺32cへ向かって送られる。気泡緩衝材12の幅方向の中心部分は折曲部34の内側面と案内ローラ44の間を通過して流れ、気泡緩衝材12が折り曲げられる際に発生する抵抗力で折曲部34の内側面から離れようとする力に抗して、折曲部34に沿って送られる。気泡緩衝材12の幅方向の中心部分は折曲部34と案内ローラ44の間を通過した後、折り目12aとなる。折り目12aは気泡緩衝材12の幅方向の中心に位置し、第1部分12bと第2部分12cは同じ幅となる。これにより気泡緩衝材12は、図5に示すように、折り目12aで正確に二つ折りされ、案内部材32の、第2ガイド部36と第1ガイド部38の間から送り出される。なお、ここでは気泡緩衝材12の突出部64は、二つ折りした気泡緩衝材12の内側面に、互いに対向して位置している。ロール26をセットする左右方向を逆にして転向ローラ30を通過するときに突出部64が外側に位置するようにすると、突出部64が、二つ折りされた外側面に位置するものとなる。
次に、案内部材32の第2ガイド部36と第1ガイド部38の間から、第2の流れ方向Yに向かって、二つ折りの状態で水平方向に引き出された気泡緩衝材12は、フィルム保持ローラ46で転向して上方に向かって送られ、さらに上方に位置するフィルム保持ローラ48でガイドされ、さらに箱体52に取り付けられた転向ローラ59で送られて略水平に送られ、箱体52の天面52aの少し上方に、天面52aに対して平行に送り出される。
箱体52の天面52aに、二つ折り状態の気泡緩衝材12を転向ローラ59から引き出し、二つ折りされた気泡緩衝材12の先端部をL型シーラ54により溶着する。これにより、気泡緩衝材12の下流側の端部が閉じられる。気泡緩衝材12を任意の長さを引き出して溶着した部分を移動させ、図示しない包装物を二つ折りの側方開口部分から気泡緩衝材12中に挿入し、再びL型シーラ54で、開口した側方縁部及び上流側の端部を溶断して切り離す。これにより、包装物は気泡緩衝材12で折り目12aと、3方向の溶着部で囲まれ、包装が完了する。上記の動作を繰り返すことによって、複数の包装物を連続的に包装する。
L型シーラ54による気泡緩衝材12のシール操作は、持ち手57を保持してL型シーラ54を揺動して加工させ、溶断刃56とシール台58の間で二つ折りされた気泡緩衝材12の開口縁部を挟み、その部分を溶着によりシールするとともに、溶断刃56に挟まれた部分を溶断する。L型シーラ54の第2シーラ54bよりも外側に位置した残余の気泡緩衝材12は、図示しない巻き取り装置により巻き取られて、廃棄またはリサイクルに回される。
この実施形態の包装装置10は、帯状の気泡緩衝材12を簡単な構造で正確に長手方向に沿って二つ折りした状態にし、包装物の四方を気泡緩衝材12で閉じて包装することができる。気泡緩衝材12には複数個の突出部64が設けられて厚いため、二つ折りする際に抵抗があり、また折り曲げても折り目12aが復元しようとする力が強いため、二つ折りした時に折り目12aがずれやすいものであるが、案内部材32と案内ローラ44で折り目12aを正確な位置に折るため、正確に二つ折りすることができる。正確に二つ折りして加熱装置本体50に送られてL型シーラ54によりシールされ、きれいに包装することができる。気泡緩衝材12の折り目12aがずれることがなく、気泡緩衝材12にしわや曲がりが生じず、包装状態も綺麗に仕上げることができる。折り目12aが正確なため、L型シーラ54によりシールするときに手で二つ折り状態を修正する必要がなく、作業効率が良好となる。気泡緩衝材用包装装置10は、気泡緩衝材12の突出部64を有する面を内側にしても外側にしても包装することができ、便利である。
なお、この発明の気泡緩衝材用包装装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、ロールや気泡緩衝材供給装置、加熱装置本体の構成や配置等は任意に設定可能なものである。案内部材の位置を第1の流れ方向に交差して移動させることにより、気泡緩衝材の幅の中心以外で折り目を作って任意の重なり面積で二つ折りすることができる。
10 気泡緩衝材用包装装置
12 気泡緩衝材
18 気泡緩衝材供給装置
26 ロール
30 転向ローラ
32 案内部材
32a 頂角
32b,32c 短辺
32d 斜辺
32e 角部
32f 折曲線
33 側縁部
34 折曲部
35 交点
40 取付部
42 ねじ穴
44 案内ローラ
50 加熱装置本体

Claims (6)

  1. 多数の気泡をフィルム内に密閉した気泡緩衝材で包装物を包む気泡緩衝材用包装装置であって、前記気泡緩衝材を長手方向に沿って二つ折りして送り出す気泡緩衝材供給装置と、前記気泡緩衝材を二つ折りする案内部材が設けられ、前記案内部材は、送られてくる前記気泡緩衝材の面に対して対面する板体であり、前記案内部材には、前記気泡緩衝材が送られてくる第1の流れ方向に対して所定角度で交差しかつ第1の流れ方向の下流側に対向する側縁部が設けられ、前記側縁部の途中には、前記側縁部に対して前記所定角度で交差する折曲線で折り曲げられた折曲部が設けられ、前記案内部材の、前記折曲部で区切られた両側の部分は互いに略平行に位置し、前記折曲部の内側には半筒状の空間が形成され、前記空間には案内ローラが前記折曲部の前記折曲線に対して略平行に設けられ、前記案内ローラと、前記折曲部の内周面との間に隙間が設けられ、この隙間を前記気泡緩衝材が通過しながら二つ折りされ第2の流れ方向に送り出されることを特徴とする気泡緩衝材用包装装置。
  2. 前記案内部材は、直角三角形状の板体であり、直角三角形の直角な頂角に連続する一方の短辺が、前記気泡緩衝材の前記第1の流れ方向に対して略直角に位置し、前記頂角に連続する他方の短辺は、前記気泡緩衝材の前記第1の流れ方向に対して略平行に位置し、前記一対の短辺の、前記頂角と反対側の端部どうしを結ぶ斜辺が前記側縁部であり、前記側縁部は前記第1の流れ方向に対して略135°の角度で交差し、前記第2の流れ方向は前記側縁部に対して略135°となり、前記第1の流れ方向に対して略90°となる請求項1記載の気泡緩衝材用包装装置。
  3. 前記案内ローラの、前記気泡緩衝材の前記第2の流れ方向の上流側の端部は、前記折曲部の外側に突出して前記気泡緩衝材供給装置の所定の部位に固定され、片持ち状態で取り付けられている請求項1記載の気泡緩衝材用包装装置。
  4. 前記案内部材の前記折曲部は、前記折曲線に対して平行な中心軸を有する半円筒形状である請求項1記載の気泡緩衝材用包装装置。
  5. 前記案内部材の側縁部には、僅かに外側に矩形に広がる取付部が一体に設けられ、前記取付部にはねじ穴が設けられ、前記取付部が前記気泡緩衝材供給装置の所定の部材にねじを前記ねじ穴に挿通し締め、前記案内部材が固定されている請求項1記載の気泡緩衝材用包装装置。
  6. 前記気泡緩衝材の前記第2の流れ方向の下流側には、二つ折りされた前記気泡緩衝材の開放されている部分をシールする加熱装置本体が設けられている請求項1乃至5のいずれか記載の気泡緩衝材用包装装置。
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