JP2016103317A - レーザ合成光学装置 - Google Patents
レーザ合成光学装置Info
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Abstract
Description
本発明の実施形態を述べる前に、シングルエミッタレーザダイオード(以下シングルエミッタLDとも記載)およびマルチエミッタレーザダイオード(以下マルチエミッタLDとも記載)について説明する。図12(a),(b)は、シングルエミッタLDの構成を示す図である。図13は、マルチエミッタレーザLDの斜視図である。なお、図中に示した配置は、XYZ軸で図示した座標系に従うものとする。
本実施の形態1におけるレーザ合成光学装置100は、複数のマルチエミッタレーザダイオード20a,20bと、複数のマルチエミッタレーザダイオード20a,20bのそれぞれの光出射面側に配置された複数のコリメータレンズ30と、2つの全反射面50a,50bを備える少なくとも1つの反射素子50と、を備え、1つのマルチエミッタレーザダイオード20aから出射するレーザ光222aは、反射素子50の2つの全反射面50a,50bで順に反射されて、別のマルチエミッタレーザダイオード20bから出射するレーザ光222bに近づく方向にずれる。
図6は、実施の形態1におけるレーザ合成光学装置100の変形例を示す図である。図6に示すレーザ合成光学装置100Aに備わる反射素子50は、レーザ合成光学装置100に備わる反射素子50よりもY軸方向に短い。そのため、図6において、マルチエミッタLD20bから出射し、コリメータレンズ30を通過して略平行光となったレーザ光222bは、反射素子50の存在しない経路を通る。
図7は、本実施の形態2におけるレーザ合成光学装置200の構成を示す図である。図7において、2つのコリメータレンズ30は反射素子50と一体に構成されている。各コリメータレンズ30は、ファスト軸方向にのみレンズ機能を有する形状(図2(a))、あるいは各発光点に対応した複数レンズから構成される形状(図2(b))のいずれの形状においても、反射素子50と一体に構成することが可能である。その他の構成は実施の形態1(図1)と同じため、説明を省略する。
本実施の形態2におけるレーザ合成光学装置200において、複数のコリメータレンズ30が反射素子50と一体化されている。
図8は、実施の形態2におけるレーザ合成光学装置200の変形例を示す図である。図8に示すレーザ合成光学装置200Aは、光学素子60を備える。光学素子60には、複数のコリメータレンズ30が一体に形成されている。光学素子60と反射素子50とは、直接接合されるか、一体に形成されている。
本実施の形態2の変形例におけるレーザ合成光学装置200Aにおいて、複数のコリメータレンズ30は共通の部材(即ち光学素子60)に一体に形成されている。
図9は、本実施の形態2におけるレーザ合成光学装置300の構成を示す図である。レーザ合成光学装置200は、第1、第2の反射素子51,52と、第1から第5のマルチエミッタLD21,22,23,24,25と、5つのコリメータレンズ30とを備える。
本実施の形態3におけるレーザ合成光学装置300において、少なくとも1つの反射素子は、第1、第2の反射素子51、52であり、複数のマルチエミッタレーザダイオードの1つは第1の反射素子51に入射する第1のマルチエミッタレーザダイオード21であり、複数のマルチエミッタレーザダイオードの別の1つは第2の反射素子52に入射する第2のマルチエミッタレーザダイオード22であり、第1のマルチエミッタレーザダイオード21から出射するレーザ光2221は、第1の反射素子51の2つの全反射面51a,51bで順に反射されて、第2のマルチエミッタレーザダイオード22から出射するレーザ光2222に近づく方向にずれ、第2のマルチエミッタレーザダイオード22から出射するレーザ光2222は、第2の反射素子52の2つの全反射面52a,52bで順に反射されて、第1のマルチエミッタレーザダイオード21から出射するレーザ光2221に近づく方向にずれる。
図10は、実施の形態3におけるレーザ合成光学装置300の変形例を示す図である。図10に示すレーザ合成光学装置300Aは、レーザ合成光学装置300(図9)に対して共通部材70をさらに備える。共通部材70は透過性の部材であり、例えば平板ガラスである。第1、第2の反射素子51,52と共通部材70とは一体化されている。ここで、一体化されているとは、直接接合されているか、一体に形成されていることを意味する。
本実施の形態3の変形例におけるレーザ合成光学装置300Aにおいて、第1、第2の反射素子51,52は共通の部材(共通部材70)を介して一体化されている。
図11は、本実施の形態4におけるレーザ合成光学装置400の構成を示す図である。レーザ合成光学装置400は、反射素子50と、第1から第3のマルチエミッタLD21,22,23と、3つのコリメータレンズ30とを備える。第1から第3のマルチエミッタLD21,22,23はこの順序で並んで配置される。
本実施の形態4におけるレーザ合成光学装置400において、複数のマルチエミッタレーザダイオードは第1、第2、第3のマルチエミッタレーザダイオード21,22,23であり、第1、第2、第3のマルチエミッタレーザダイオード21,22,23はこの順序で並んで配置され、第3のマルチエミッタレーザダイオード23から出射するレーザ光2223は、反射素子50の2つの全反射面50a,50bで順に反射されて、第1のマルチエミッタレーザダイオード21から出射され反射素子50で反射されないレーザ光2221と、第2のマルチエミッタレーザダイオード22から出射され反射素子50で反射されないレーザ光2222との間に来るようにずれる。
Claims (10)
- 複数のマルチエミッタレーザダイオードと、
前記複数のマルチエミッタレーザダイオードのそれぞれの光出射面側に配置された複数のコリメータレンズと、
2つの全反射面を備える少なくとも1つの反射素子と、
を備え、
1つの前記マルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光は、前記反射素子の前記2つの全反射面で順に反射されて、別の前記マルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光に近づく方向にずれる、
レーザ合成光学装置。 - 1つの前記マルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光は、前記反射素子の前記2つの全反射面で順に反射されて、別の前記マルチエミッタレーザダイオードから出射され前記反射素子で反射されないレーザ光に近づく方向にずれる、
請求項1に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記複数のコリメータレンズが前記反射素子に直接固定されている、
請求項1または請求項2に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記複数のコリメータレンズは共通の部材に一体に形成されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記少なくとも1つの反射素子は、第1、第2の反射素子であり、
前記複数のマルチエミッタレーザダイオードの1つは前記第1の反射素子に入射する第1のマルチエミッタレーザダイオードであり、
前記複数のマルチエミッタレーザダイオードの別の1つは前記第2の反射素子に入射する第2のマルチエミッタレーザダイオードであり、
前記第1のマルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光は、前記第1の反射素子の前記2つの全反射面で順に反射されて、前記第2のマルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光に近づく方向にずれ、
前記第2のマルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光は、前記第2の反射素子の前記2つの全反射面で順に反射されて、前記第1のマルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光に近づく方向にずれる、
請求項1に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記複数のマルチエミッタレーザダイオードは、第3のマルチエミッタレーザダイオードを含み、
前記第3のマルチエミッタレーザダイオードから出射されるレーザ光は前記第1、第2の反射素子で反射されず、前記第1の反射素子から出射した前記第1のマルチエミッタレーザダイオードのレーザ光と、前記第2の反射素子から出射した前記第2のマルチエミッタレーザダイオードのレーザ光との間に来る、
請求項5に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記第1、第2の反射素子は共通の部材を介して一体化されている、
請求項5または請求項6に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記複数のマルチエミッタレーザダイオードは第1、第2、第3のマルチエミッタレーザダイオードであり、
前記第1、第2、第3のマルチエミッタレーザダイオードはこの順序で並んで配置され、
前記第3のマルチエミッタレーザダイオードから出射するレーザ光は、前記反射素子の前記2つの全反射面で順に反射されて、前記第1のマルチエミッタレーザダイオードから出射され前記反射素子で反射されないレーザ光と、前記第2のマルチエミッタレーザダイオードから出射され前記反射素子で反射されないレーザ光との間に来るようにずれる、
請求項1に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記第1、第2のマルチエミッタレーザダイオードの間隔と、前記第2、第3のマルチエミッタレーザダイオードの間隔とが異なる、
請求項8に記載のレーザ合成光学装置。 - 前記反射素子に備わる前記2つの全反射面は互いに平行である、
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のレーザ合成光学装置。
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