JP2016103076A - ユーザーインターフェースをカスタマイズする際の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】UIのカスタマイズでタブを非表示にする際に、表示状態の組み合わせによりユーザーの利便性を損ねる操作を自動的に判定し、非表示にできないよう制御することが可能な文書編集アプリケーションを提供すること。【解決手段】複数の編集モードを有する文書編集アプリケーションにおいて、タブの表示・非表示の状態を設定するタブカスタマイズ手段(700)と、アプリケーション起動時の編集モードを取得する起動モード取得手段(910、S1001)と、前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードが起動モードと同一かを判定するモード判定手段(S1002)と、前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードと、同一モードのタブがすべて非表示かを確認する同一モード表示状態判別手段(S1004)と、を有することを特徴とする。【選択図】図9
Description
本発明は、文書編集アプリケーションにおいて、ユーザーインターフェースのカスタマイズの制御に関する情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、アプリケーション上のユーザーインターフェース(以下UI)をユーザーの設定によりカスタマイズする機能が存在する。これは、アプリケーションがもともと編集コマンド(編集処理)を行うために配置されている編集コントロール(ボタンなど)を、ユーザーが自由に配置できるようにするものである。また、カスタマイズできるUIをタブ区切りにし、タブの生成や、任意のタブに任意の編集コントロールを配置することができるものも存在する(特許文献1)。また、任意のタブを表示・非表示することができるものも存在する。
また、1つのウィンドウ上で複数の編集モードを持ち、編集モードごとに編集画面を持つアプリケーションが存在する。例えば、文書を編集するアプリケーションについて、文書そのものを編集する編集モードと、印刷設定を変更する編集モードなどを持つものがある。文書を編集するモードでは、編集対象とする単一ページを編集領域とした画面を表示する。印刷設定を変更する編集モードでは、印刷のプレビュー画面を表示する。編集コマンドを使用する時にはその編集モードに適した表示状態にUIを切り替えるものが一般的に存在する。
こういった複数の編集モードを持つアプリケーションでは、アプリケーション起動時の編集モードが複数存在する場合がある。例えば、ユーザー設定により起動モードを指定可能にすることで、必ず印刷設定を変更するモードで起動するといったことが可能である。また、ファイル形式に応じて起動するモードを指定することもでき、複数の起動モードを持つアプリケーションも存在する。
しかしながら、複数の編集モードを持ち、編集モードごとに編集画面を持つアプリケーションにおいて、UIのカスタマイズにより逆にユーザーの利便性を損ねる可能性がある。
具体的には、UIのカスタマイズによりタブの非表示を行う際に、起動時の編集モードに関連するタブをすべて非表示状態にすると、起動時の編集モードが何になるのかわからないという課題がある。例えば、起動時に印刷設定を変更する編集モードになる条件のときに、印刷設定を変更する編集モードのタブがすべて非表示となっている場合、ユーザーの想定していない編集モードで起動されてしまう。ユーザーは、印刷のプレビュー画面を見たかったのにもかかわらず、単一ページを編集領域とした画面が表示されるなどが起こるため、ユーザーの利便性を損ねてしまう。
本発明の目的は、UIのカスタマイズでタブを非表示にする際に、表示状態の組み合わせによりユーザーの利便性を損ねる操作を自動的に判定し、非表示にできないよう制御することが可能な文書編集アプリケーションを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、
複数の編集モードを有する文書編集アプリケーションにおいて、
タブの表示・非表示の状態を設定するタブカスタマイズ手段(700)と、
アプリケーション起動時の編集モードを取得する起動モード取得手段(910、S1001)と、
前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードが起動モードと同一かを判定するモード判定手段(S1002)と、
前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードと、同一モードのタブがすべて非表示かを確認する同一モード表示状態判別手段(S1004)と、
を有することを特徴とする。
複数の編集モードを有する文書編集アプリケーションにおいて、
タブの表示・非表示の状態を設定するタブカスタマイズ手段(700)と、
アプリケーション起動時の編集モードを取得する起動モード取得手段(910、S1001)と、
前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードが起動モードと同一かを判定するモード判定手段(S1002)と、
前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードと、同一モードのタブがすべて非表示かを確認する同一モード表示状態判別手段(S1004)と、
を有することを特徴とする。
本発明のアプリケーションによれば、UIのカスタマイズでタブを非表示にする際に、表示状態の組み合わせによりユーザーの利便性を損ねる操作を自動的に判定し、非表示にできないよう制御することで、ユーザーの利便性を損なわせないという効果がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施形態]
<システム構成>
本実施形態は、後述する情報処理装置と後述する画像処理装置とがネットワークを介して通信可能なシステムである。図1は本発明の一実施形態におけるデータ処理システムの構成を示す図である。
<システム構成>
本実施形態は、後述する情報処理装置と後述する画像処理装置とがネットワークを介して通信可能なシステムである。図1は本発明の一実施形態におけるデータ処理システムの構成を示す図である。
図1において、100は情報処理装置であって、画像処理装置101及び102に対して印刷やFAX送信を指示するユーザーの使用するPCである。101及び102は画像処理装置であって、プリンタ機能、FAX機能、コピー機能、スキャナ機能、ファイル送信機能等を備える。なお、情報処理装置100には、所定のオペレーティングシステム(OS)がインストールされ、かつ、不図示である特定の機能処理を実行する各種のアプリケーションもインストールされている。
ここで、特定の機能処理とは、文書処理、表計算処理、プレゼンテーション処理、画像処理、図形処理等が含まれ、各アプリケーションはそれぞれ独自のデータ構造(ファイル構造)を備える。さらに、OSは、各ファイルの識別子を参照して対応するアプリケーションに印刷指示を行える構成となっている。また、本実施形態を示す情報処理装置100には、画像処理装置を利用するため文書編集アプリケーション400がインストールされている。
ここで、文書編集アプリケーション400は画像処理装置に対する印刷やFAX送信等の出力指示を行う機能、画像処理装置の使用状態や出力ジョブの実行状況を表示する機能を備えている。103は上記装置が接続されているLAN(Local Area Network)であって、LAN103を介して上記装置は情報の相互通信を行っている。
<ハードウェア構成(情報処理装置)>
図2は図1に示した情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。図2において、キーボードやポインティングデバイスなどのユーザー操作入力を受信する入力デバイス205が設けられている。さらに、ユーザーに視覚的な出力情報フィードバックを与える表示部202を備える。さらに、本実施形態における各種プログラムや実行情報を保管する記憶デバイスRAM 203,HDD(ハードディスクドライブ)やFDD(フレキシブルディスクドライブ)などの外部メモリ206,ROM 204が設けられる。
図2は図1に示した情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。図2において、キーボードやポインティングデバイスなどのユーザー操作入力を受信する入力デバイス205が設けられている。さらに、ユーザーに視覚的な出力情報フィードバックを与える表示部202を備える。さらに、本実施形態における各種プログラムや実行情報を保管する記憶デバイスRAM 203,HDD(ハードディスクドライブ)やFDD(フレキシブルディスクドライブ)などの外部メモリ206,ROM 204が設けられる。
さらに、外部機器との通信を行うインターフェースデバイスI/O207を備え、プログラム実行を行うCPU201を備える。なお、周辺機器との接続形態は有線/無線を問わない。情報処理装置100は、この外部機器接続I/Fを介して画像処理装置101や102と接続する。本実施例に記載されている処理はROM204に記録されているプログラムをRAM203に読み込み、CPU201で逐次実行することによって実現される。
<ハードウェア構成(画像処理装置)>
図3は図1に示した画像処理装置101及び102内のハードウェア構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態は、スキャナ機能と、プリンタ機能と、そしてFAX機能を有する複合機(MFP(Multi-Function Peripheral))の例を示す。図3において、301はI/Oで、ネットワーク(LAN)104などの通信媒介を介して情報処理装置100と接続している。I/O301は複数の接続形態に対応するために複数個搭載されていてもよい。このI/O 301を通して、画像処理装置101(102)は、デバイスIDやスキャンイメージを情報処理装置100に渡す。
図3は図1に示した画像処理装置101及び102内のハードウェア構成を説明するブロック図である。なお、本実施形態は、スキャナ機能と、プリンタ機能と、そしてFAX機能を有する複合機(MFP(Multi-Function Peripheral))の例を示す。図3において、301はI/Oで、ネットワーク(LAN)104などの通信媒介を介して情報処理装置100と接続している。I/O301は複数の接続形態に対応するために複数個搭載されていてもよい。このI/O 301を通して、画像処理装置101(102)は、デバイスIDやスキャンイメージを情報処理装置100に渡す。
また情報処理装置100より、各種の制御コマンドを受けて処理を行う。I/F制御部302は、画像処理装置101(102)に搭載されているスキャナ(不図示)やプリンタ(不図示)やまたはFAX(不図示)などの処理系に関してデバイスIDを発行する制御をおこなっている。RAM303は、一次記憶装置で、I/O301で取得した制御コマンドなどの外部データや、スキャナエンジン313で読み取られたイメージを格納するに使用される。さらに、RAM303は、プリンタコントローラ310で展開されたプリンタエンジン306に渡される前にイメージの格納などに使用される。
RAM303の割り当て管理はRAM制御部304が行っている。画像データ調歩回路305は、プリンタコントローラ310やスキャナエンジン313によって取り込まれたRAM制御部304に展開されたイメージをプリンタエンジン306の回転にあわせて出力する装置である。プリンタエンジン306は紙などの出力メディアにイメージを現像する装置である。メインコントローラ308は、エンジンI/F307によりプリンタエンジン306の各種制御を行う。また、メインコントローラ308は、制御の要のモジュールであり、スキャナコントローラ309やプリンタコントローラ310やFAXコントローラ311にI/O301経由で情報処理装置100より受け取る制御言語の適切な振り分け処理を行う。
さらに、メインコントローラ308は、それぞれのコントローラやUI312からの支持をうけてプリンタエンジン306やスキャナエンジン313の制御を行う。メインコントローラ308と各種コントローラの間の制御インターフェースを統一することにより、一つの周辺機器に複数種類の制御コマンドを処理可能な拡張ボードが搭載可能になる。また現在搭載されている拡張コントローラのデバイスIDを各コントローラより取得し管理するのもメインコントローラの役割である。スキャンコントローラ309は情報処理装置100より受けたスキャン制御コマンドをメインコントローラ308が解釈可能な内部実行命令に分解する。
またスキャナエンジン313で読み取ったイメージをスキャン制御コマンドに変更する。プリンタコントローラ310は情報処理装置100より受けたページ記述言語をメインコントローラ308が解釈可能なページ記述言語の展開イメージなどを含む内部実行命令に分解する。展開イメージはプリンタエンジンまで運ばれ、用紙などの出力メディアに印刷される。FAXコントローラ311は、情報処理装置100より受けたFAX制御言語をイメージに展開し不図示の公衆回線、又はインターネットを介して他のFAX装置やIP−FAXへ転送する。
UIは、メインコントローラ308の各種設定や、スキャナ機能やプリンタ機能や、そしてFAX機能を直接画像処理装置101(102)で実行する際に、ユーザーによる指示の入出力手段として使用される。スキャナエンジン313はメインコントローラ308の指示により光学装置を用いて印刷されたイメージを読み取り、電気信号に変換してメインコントローラ308に受け渡す。
<ソフトウェア構成図>
図4は情報処理装置100が有する文書編集アプリケーション400の機能構成の一例を示す図である。文書編集アプリケーション400は、外部メモリ206に記憶されており、文書編集システム実行時にRAM203及びROM204に展開され、CPU201にて計算処理を行って動作するアプリケーションである。文書編集アプリケーション400は、単一ページへの編集であるアノテーション機能と印刷設定という複数の編集モードを保持しており、出力管理部401、文書編集部402、入力管理部403、画面表示管理部404、から構成される。
図4は情報処理装置100が有する文書編集アプリケーション400の機能構成の一例を示す図である。文書編集アプリケーション400は、外部メモリ206に記憶されており、文書編集システム実行時にRAM203及びROM204に展開され、CPU201にて計算処理を行って動作するアプリケーションである。文書編集アプリケーション400は、単一ページへの編集であるアノテーション機能と印刷設定という複数の編集モードを保持しており、出力管理部401、文書編集部402、入力管理部403、画面表示管理部404、から構成される。
出力管理部401は、文書編集部402で編集し保存した文書を、画像処理装置101(102)に対して出力処理を行う。具体的には、プリンタコントローラ310から用紙へ印刷、ファクスコントローラー311からFAX送信といったものが出力処理である。
文書編集部402は、文書に対して編集や保存処理などを行う。ここでいう、編集とは、単一ページへの編集であるアノテーション機能と印刷設定が含まれる。入力管理部403は、画面表示管理部404により表示された文書編集アプリケーション400のUIを介して、ユーザーによる入力デバイス205の操作を検知し、ユーザーの操作情報を取得する。画面表示管理部404は、文書編集アプリケーション400のUIの一例として示す図5のようなUIの表示等の画面表示制御を行う。コマンド管理部405は、文書編集アプリケーションがもつコマンドの管理を行う。コマンドの情報は後述する図9の920に格納されている。
<文書編集アプリケーション表示画面>
図5は文書編集アプリケーション400の表示画面を模式的に示した図である。500は、OSによって表示されるUIを表している。501は、タブ一覧であり、選択されているタブは、タブごとに配置された編集コントロールの一覧を表示する。図の例では、アノテーションタブ、印刷設定タブ、印刷設定2タブが表示されており、アノテーションタブが選択された状態を示す。
図5は文書編集アプリケーション400の表示画面を模式的に示した図である。500は、OSによって表示されるUIを表している。501は、タブ一覧であり、選択されているタブは、タブごとに配置された編集コントロールの一覧を表示する。図の例では、アノテーションタブ、印刷設定タブ、印刷設定2タブが表示されており、アノテーションタブが選択された状態を示す。
502は、作業領域であり、編集モードに応じた文書内容を表示する文書表示領域および、設定のためのコントロールを表示する設定表示領域で構成される。タブ一覧501に存在するタブは、編集モードを保持し、任意のタブが選択されると選択されたタブが保持する編集モードが必要な作業領域を表示するように画面を更新する。切り替え前のタブが保持する編集モードと、切り替え後のタブが保持する編集モードが同一の場合はこの限りではない。本画面の構成例においては、アノテーション編集タブ503は、アノテーション編集モードを保持しており、印刷設定タブ600は印刷設定編集モードを保持している。
503は、アノテーションタブであり、アノテーション編集コマンドに関する編集コントロール一覧を配置している。アノテーションとは、文書の単一ページ対して追加的に付加する描画オブジェクトである。図の例では、テキストボックス挿入コントロールが配置されている。テキストボックスおよびスタンプの挿入コマンドは、アノテーション編集モードを保持しており、アノテーション編集モードにおいてのみ使用可能なコマンドである。
504は、テキストボックス挿入コントロールである。テキストボックス挿入コントロール504を選択すると、テキストボックス挿入コマンドが実行され、編集する文書に対してテキストボックスを挿入する。505は、アノテーション編集モードの文書表示領域であり、文書の単一ページを表示する。テキストボックス挿入コマンド実行時には、アノテーション編集モードの文書内容505にテキストボックスが挿入されたページの状態が表示される。また、挿入したテキストボックスの選択や移動を行うことが可能である。
506は、アノテーション編集モードの設定表示領域であり、アノテーション編集モードの文書表示領域505で選択されているアノテーションの属性情報などを表示する。例えば、テキストボックスを選択した場合、テキストボックスのフォント情報などが表示され、設定表示領域506からフォント情報を変更することも可能である。
図6は文書編集アプリケーション400の表示画面を模式的に示した図であり、タブ一覧501の中の印刷設定タブ600を選択した際の表示状態を示す。600は、印刷設定タブであり、印刷設定コマンドに関する編集コントロール一覧を配置している。図の例では、用紙サイズ設定コントロール、用紙の向き設定コントロールが配置された状態を示す。印刷設定タブ600は印刷設定に関する編集モードに属している。601は、印刷設定タブ2であり、印刷設定タブ600同様印刷設定に関する編集モードに属している。
602は、用紙サイズ設定コントロールである。用紙サイズ設定コントロール601を選択すると、用紙サイズ設定コマンドが実行され、文書を印刷する際の用紙サイズを変更する。603は、印刷設定編集モードの文書表示領域であり、印刷結果のプレビューを表示する。用紙サイズ設定コマンド実行時には、用紙サイズを変更した場合の印刷結果のプレビューが表示される。
<実施形態における、UIカスタム設定ダイアログ>
図7は、文書編集アプリケーション400のUIのカスタム設定するダイアログの表示の一例を示す。
図7は、文書編集アプリケーション400のUIのカスタム設定するダイアログの表示の一例を示す。
700は、UIカスタム設定ダイアログである。UIカスタム設定ダイアログ700は、タブ一覧501の任意のタブに対して、任意の編集コマンドを追加・削除する。編集コマンドを追加するとタブには編集コマンドに対応する編集コントロールが表示されるようになる。701は、追加するコマンド一覧であり、文書編集アプリケーション400の持つ編集コマンドの一覧を示す。コマンド一覧701ではテキストボックス挿入コマンド、スタンプ挿入コマンド、用紙サイズ変更コマンド、用紙の向き変更コマンドが表示されている。
702は、追加先のタブ一覧であり、タブ表示領域501に表示されているタブの一覧を示す。また文書編集アプリケーション400の機能によっては、特定の状態のみ表示されるタブもあり、その場合は追加先のタブ一覧702には、タブ表示領域501に表示されるタブ以外を表示するようにしてもよい。追加先のタブ一覧702は、ツリー構成で表示される。ツリーの表示状態はユーザーの操作によって開閉することができる。
703は、コマンド追加ボタンである。ユーザーは追加するコマンド一覧701から任意のコマンドを選択し、追加先のタブ一覧702から任意のタブを選択する。この状態でコマンド追加ボタン703を押下すると、選択したコマンドを選択したタブに追加することができる。704は、コマンド削除ボタンである。ユーザーは追加先のタブ一覧702から任意のコマンドを選択する。この状態でコマンド削除ボタン704を押下すると、追加先のタブ一覧702で選択されているコマンドが属するタブから削除される。
705は、タブの追加ボタンである。タブの追加ボタン705を押下すると、追加先のタブ一覧702に新しくタブが追加される。この時、追加されるタブは任意のモードに属する。706は、タブ表示チェックボックスであり、チェックされている場合タブ一覧501に表示し、チェックを外した場合非表示にする。707はOKボタンであり、UIカスタム設定ダイアログ700で設定したコマンドの追加や削除、タブの追加、タブの表示非表示などを適用し、ダイアログを閉じる。708は、キャンセルボタンであり、UIカスタム設定ダイアログ700で設定したコマンドの追加や削除、タブの追加などを適用せず、ダイアログを開く前の状態にし、ダイアログを閉じる。
図8は実施形態における、UIカスタム設定ダイアログ700のタブ表示チェックボックス706変更時のメッセージの一例を示す図である。図9は、実施形態における、UIのカスタマイズおよび、カスタマイズしたUIを表示することに関連するデータの内容の1例を示した図である。
900は、モード情報であり、編集モードごとに持つ設定値の構成を示す。901はモードIDであり、モードを識別する一意のIDである。902はモード表示情報であり、モード切替時に表示される表示状態などの情報を示す。例えば、アノテーション編集モードのモード表示情報902は、作業領域502に、アノテーション編集モードの文書表示領域505とアノテーション編集モードの設定表示領域506を表示するための情報を保持する。
903は、タブ情報であり、タブごとに持つ設定値の構成を示す。904はタブIDであり、タブを識別する一意のIDである。905はタブの属するモードIDであり、タブID904の属しているモードのIDを示す。906はタブの表示非表示を示す設定値であり、タブ一覧501に「表示する」「表示しない」の状態を表す。また、タブ表示チェックボックス706の状態を示す。
907は、アプリケーション情報であり、タブ及びモードに関連する設定値の構成を示す。908はタブリストであり、アプリケーションのすべてのタブのリストである。具体的にはタブID904のリストを持つ。909はモードリストであり、アプリケーションのすべてのモードのリストである。具体的にはモードID901のリストである。910は、起動モードリストであり、具体的には起動時のモードのモードID901のリストである。アプリケーションの起動パターンが複数存在する場合は、起動モードリスト910にはその数のモードID901をもつ。
<UIカスタム設定ダイアログでタブを非表示にする場合のフロー>
本実施形態のUIカスタム設定ダイアログでタブを非表示にする場合のフローを、図10を用いて説明する。まず、本フローは、UIカスタム設定ダイアログ700のタブ表示チェックボックス706のチェックを外したときのフローである。S1001では、起動モードリストを取得する。具体的にはアプリケーション情報907の起動モードリスト910の情報を取得する。本処理後S1002の処理へ進む。
本実施形態のUIカスタム設定ダイアログでタブを非表示にする場合のフローを、図10を用いて説明する。まず、本フローは、UIカスタム設定ダイアログ700のタブ表示チェックボックス706のチェックを外したときのフローである。S1001では、起動モードリストを取得する。具体的にはアプリケーション情報907の起動モードリスト910の情報を取得する。本処理後S1002の処理へ進む。
S1002では、タブ表示チェックボックス706のチェックを外したタブの属するモードが起動モードであるかどうかを判定する。具体的には、S1001で取得した起動モードリスト901のモードIDリストの中に、チェックを外したタブのタブ情報903のモードID905が存在するか否かを判定する。チェックを外したタブの属するモードが起動モードである場合はS1003の処理へ進む。そうでない場合は本フローの処理を終了する。
S1003では、表示されるタブのリストを取得する。具体的には、タブリスト908の各タブ情報903からタブの表示非表示を示す設定値906が「表示する」の状態となっている各タブの情報を取得する。本処理後S1004の処理へ進む。S1004では、S1003で取得した表示されるタブのリストの中に、起動モードのタブが存在するか否かを判定する。具体的には、S1001で取得した起動モードリスト901のモードIDリストの中に、S1003で取得したタブリストの各タブの属するモードID905が1つ以上存在するか否かを判定する。存在する場合はS1005の処理へ進む。そうでない場合は本フローの処理を終了する。
S1005では、タブ表示チェックボックス706のチェックを外さない制御を行う。具体的には、図8の本チェックを外すと起動モードに関連するタブがすべて非表示になる旨のメッセージを表示する。そして、現在チェックを外したタブのチェックをつけたままにする。
本実施形態では、チェックボックスを外した際に、図8の本チェックを外すと起動モードに関連するタブがすべて非表示になる旨のメッセージを表示し、現在チェックを外したタブのチェックをつけたままにするように記載しているが、メッセージを表示するのみでもよい。また、チェックボックスを外した際ではなく、OKボタン707押下時に図10のフローを行ってもよい。その場合、UIカスタム設定ダイアログ700で設定したコマンドの追加や削除、タブの追加、タブの表示非表示などを適用せず、ダイアログを閉じないという動作にしてもよい。
本実施形態を適用することによって、UIのカスタマイズでタブを非表示にする際に、表示状態の組み合わせによりユーザーの利便性を損ねる操作を自動的に判定し、非表示にできないよう制御することで、ユーザーの利便性を損ねるケースを軽減できる。
100 情報処理装置、101,102 画像処理装置、103 LAN、
400 文書編集アプリケーション
400 文書編集アプリケーション
Claims (1)
- 複数の編集モードを有する文書編集アプリケーションにおいて、
タブの表示・非表示の状態を設定するタブカスタマイズ手段(700)と、
アプリケーション起動時の編集モードを取得する起動モード取得手段(910、S1001)と、
前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードが起動モードと同一かを判定するモード判定手段(S1002)と、
前記タブカスタマイズ手段により非表示状態にするタブの編集モードと、同一モードのタブがすべて非表示かを確認する同一モード表示状態判別手段(S1004)と、
を有することを特徴とするアプリケーション。
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