JP2006227707A - 画像のサムネイルを表示・非表示制御する画像処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄積された文書のセキュリティを保持した上でのサムネイルを表示すること。
【解決手段】画像データを蓄積する蓄積手段と画像のサムネイルを表示する表示手段とを備えてサムネイルを表示する画像処理装置であって、蓄積手段に蓄積された画像データからサムネイル用画像データを生成し、生成されたサムネイル用画像データを記憶手段に転送し、サムネイルを表示手段に表示するか又は非表示にするかを判断するものであり、サムネイルの表示又は非表示の判断に際して、画像データに対するパスワードが非設定状態である場合にサムネイルを表示し、パスワードが設定状態である場合にサムネイルの非表示を示す保留画像100を表示すること。
【選択図】図1

Description

本発明は画像処理装置に係わり、特に、画像のサムネイルの表示又は非表示を制御する画像処理装置、サムネイル表示方法、サムネイル表示プログラム、サムネイル表示プログラムを記録した記録媒体に関する。
複数の画像データの内容を確認することなどに用いられるサムネイルは、容易に複数の画像の内容が確認できるため、多くのアプリケーションやOSにサポートされている。また、複写機などの操作部の画面にサムネイルを表示するものも既に提案されている。
さらに、ホスト装置から指定された親展印刷モード時には、レイアウト情報のみであって、データ内容の読み取りが全くできないような形の試し印刷を行える機能を備えた、機密保持を容易に行える文書印刷システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−132482号公報
しかしながら、画像処理装置において、安易にサムネイル表示を行うと画像内容が第三者に漏れてしまってセキュリティ上で好ましくない。また、上記の特許文献1では、画像処理装置において文書の機密保持についての配慮はなされているが、画像処理装置に多数蓄積された文書のサムネイルによる一覧表示についての技術は開示されておらず、サムネイルによる一覧表示と文書の機密保持の関連について、特段の技術開示はなされていない。
そこで、本発明は、蓄積された文書のセキュリティを保持した上でのサムネイルを表示することのできる画像処理装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、前記画像データに対応する画像のサムネイルを表示する表示手段と、を備える画像処理装置であって、前記表示手段が表示するサムネイルに対応するサムネイル用画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データから前記サムネイル用画像データを生成する生成手段と、前記生成された前記サムネイル用画像データを前記画像データ記憶手段に転送する転送手段と、前記サムネイルを前記表示手段に表示するか又は非表示にするかを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段は、前記画像データのセキュリティ属性に基づいて、前記サムネイルの表示又は非表示を判断するように制御する構成とする。
また、画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と前記画像データに対応する画像のサムネイルを表示する表示手段とを備えて、前記サムネイルを表示する画像処理方法であって、前記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データからサムネイル用画像データを生成するステップと、前記生成された前記サムネイル用画像データを画像データ記憶手段に転送するステップと、前記サムネイルを前記表示手段に表示するか又は非表示にするかを判断するステップと、を有し、前記判断するステップにおける前記サムネイルの表示又は非表示は、前記画像データに対するパスワードが非設定状態である場合にサムネイルを表示し、前記パスワードが設定状態である場合にサムネイルの非表示を示す保留画像を表示する画像処理方法。
本発明によると、画像処理装置に蓄積された画像データのセキュリティ属性に基づいて、画像データのサムネイルを表示するか非表示にするかを判断することによって、蓄積された文書のサムネイルを表示させるとともに、特定の蓄積文書のサムネイルを表示させないことで画像データのセキュリティも保つことができる。
また、サムネイル表示を保留された特定の蓄積された文書についても、パスワード入力などによって、該当する画像データについてサムネイル表示とすることもでき、画像処理装置として、使い勝手の良い画像データのサムネイル表示を可能とすることができる。
本発明の実施形態に係る、サムネイルを表示・非表示制御する画像処理装置について、図面を参照しながら以下説明する。図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置において保留画像を含むサムネイルを表示した画面を示す説明図である。図2は本実施形態に係る画像処理装置において保留画像の保留を解除したサムネイルを表示した画面を示す説明図である。
まず最初に、本発明の実施形態に係る、サムネイルを表示・非表示制御する画像処理装置の概要について、図1と図2を参照しながら説明する。図1に示されるサムネイルには4つの画像があり、そのうちの画像100は、「!」となっている。この画像100は、本来表示されるべき画像のサムネイルの表示が保留されていることを示す画像である。この画像100の下には、本来表示されるべき画像のファイル名(図示例では「右矢印」)が記される。
表示を保留された画像は、セキュリティが保たれる必要のある画像であり、例えばパスワードが設定されている画像である。この本来の画像を表示するためには、例えばユーザが画像100をマウスで選択することによりパスワード入力画面(図6を参照)が表示され、パスワードチェックが成功するとサムネイル表示保留が解除されることになる。一例として図2に示されるような、本来の画像のサムネイルである画像101が表示される。
このように、本実施形態は、画像に対するサムネイル表示において、セキュリティを保つ必要のある画像の場合、サムネイル表示を保留するようにして文書画像のセキュリティを保つようにするものである。
次に、上述した処理、動作を実行する本実施形態に係る画像処理装置について図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施形態に係る、サムネイルを表示・非表示制御する画像処理装置の機能ブロックを示す図である。図3において、本実施形態に係る画像処理装置の機能ブロックは、制御部110と、画像管理部111と、蓄積用画像記憶部112と、画像属性保存用記憶部113と、表示管理部114と、表示用画像記憶部115と、サムネイル非表示用記憶部116と、表示部117と、を備えている。
制御部110は画像処理装置全体の制御を行う。画像管理部111は、画像データの圧縮、生成などの画像データの管理を行うとともに、画像データからサムネイル用画像データを生成する。蓄積用画像記憶部112は画像データを記憶する。画像属性保存用記憶部113は後述する画像データの属性を保存する。
表示管理部114は、サムネイルの表示に関する管理を行う。表示用画像記憶部115は、サムネイルとして表示される画像データを記憶する。サムネイル非表示用画記憶部116は、図1で説明した画像100のような、サムネイルの表示を保留したことを示す保留画像が記憶されている。表示部117はユーザに対して画像を表示するものである。
なお、上述した制御部110は、サムネイル用画像データを表示するか否かを判断する判断手段に対応する。画像管理部111は、生成されたサムネイル用画像データを画像データ蓄積手段からサムネイル用画像データ記憶手段に転送する転送手段と、画像データ蓄積手段に蓄積された画像データからサムネイル用画像データを生成する生成手段に対応する。蓄積用画像記憶部112は画像データを蓄積する画像データ蓄積手段に対応する。表示管理部114と表示部117は、画像データに対応する画像のサムネイルを表示する表示手段に対応する。表示用画像記憶部115は、表示手段が表示するサムネイルに対応するサムネイル用画像データが記憶される画像データ記憶手段に対応する。なお、図3に示す機能ブロック図は、ソフトウェアで実現可能なソフトウェアブロック図である。
次に、本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成について、図4を用いて説明する。本実施形態に係る画像処理装置は、コントローラボード60と、オペレーションパネル53と、FCU(ファクシミリコントロールユニット)68と、エンジン71と、プロッタ72とを備えている。また、FCU68は、G3規格対応ユニット69と、G4規格対応ユニット70とを有する。
また、コントローラボード60は、CPU61と、ASIC(Application Specified IC)66と、HDD65と、ローカルメモリ(MEM−C)64と、システムメモリ(MEM−P)63と、ノースブリッジ(以下、NBと記す)62と、サウスブリッジ(以下、SBと記す)73と、NIC74(Network Interface Card)と、USBデバイス75と、IEEE1394デバイス76と、セントロニクスデバイス77とを含む。
オペレーションパネル53は、コントローラボード60のASIC66に接続されている。また、SB73と、NIC74と、USBデバイス75と、IEEE1394デバイス76と、セントロニクスデバイス77は、NB62にPCIバスで接続されている。また、FCU68と、エンジン71と、プロッタ72は、コントローラボード60のASIC66にPCIバスで接続されている。
なお、コントローラボード60は、ASIC66にローカルメモリ64、HDD65などが接続されるとともに、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB62を介して接続されている。このように、NB62を介してCPU61とASIC66とを接続すれば、CPU61のインタフェースが公開されていない場合に対応できる。
ここで、ASIC66とNB62とはPCIバスを介して接続されているのでなく、AGP(Accelerated Graphics Port)67を介して接続されている。このように、一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC66とNB62とを低速のPCIバスでなくAGP35を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。
CPU61は、本実施形態に係る画像処理装置の全体制御を行うものである。NB62は、CPU61、システムメモリ63、SB73およびASIC66を接続するためのブリッジである。システムメモリ63は、サムネイルを記憶するメモリである。SB73は、NB62とPCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。また、ローカルメモリ64は画像データを記憶するメモリである。
ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD65は、画像データの蓄積、文書データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積などを行うためのストレージである。また、オペレーションパネル53は、ユーザからの入力操作を受け付けるとともに、ユーザに向けた表示を行う操作部である。サムネイルは、このオペレーションパネル53に表示される。
なお、図3で説明した蓄積用画像記憶部112は、画像データを記憶するHDD65またはローカルメモリ64に対応する。画像属性保存用記憶部113も同様に、HDD65、ローカルメモリ64または図示しない例えばNV−RAM(Non−Volatile−RAM)に対応する。表示用画像記憶部115、サムネイル非表示用画像記憶部116はシステムメモリ63に対応する。表示部117は、サムネイルなどを表示するオペレーションパネル53に対応する。
次に、本実施形態に関するサムネイル表示について、画像データからサムネイルが表示されるまでのデータの流れを図5を参照しながら説明する。図5は本実施形態に関するサムネイル表示において、画像データからサムネイル表示までのデータの流れを示す図である。
図5に示すデータの流れ図には、全体画像120と、画像124,125,127と、部分画像121と、圧縮画像データ122と、保留画像126とが示されている。また、図5には、圧縮画像データ領域123と、伸長後画像データ領域128と、表示用メモリ129とが示されているが、これらの領域は、表示用画像記憶部115が管理するメモリ領域である。
全体画像120は、蓄積用画像記憶部112が記憶した画像データに対応する。圧縮画像データ122は、全体画像120に対応する画像データを圧縮したものである。画像124は、圧縮画像122を伸長し、伸長後画像データ領域128に記憶されている画像データに対応する画像である。画像125は、表示用メモリ129に記憶されている画像データに対応する画像である。画像126は、保留画像を示し、サムネイル非表示用画像メモリ118に記憶されている画像データに対応するものである。画像127は、実際にオペレーションパネル53に表示された画像を示す。
次に、データの流れについて説明する。図5のステップS101で、部分画像121に対応する画像データを圧縮し、圧縮画像データ122が生成される。図5のステップS102で、圧縮画像データ122は、圧縮画像データ領域123へ転送される。図5のステップS103で、圧縮画像データ122は伸長され、伸長後画像データ領域128へ展開される。伸長された画像データは、図5のステップS104で、表示用メモリ129に展開される。表示用メモリ129へ展開された画像データは、図5のステップS105で、オペレーションパネル53に表示される。このように、画像データの転送は、図5のステップS102、ステップS103、ステップS104の順で行われる。
次に、本実施形態に関する、画像ファイルのセキュリティ属性であるパスワード設定について、図7と図8を参照しながら説明する。図7は本実施形態に係る画像処理装置における原稿読み取りによる文書蓄積の画面例を示す図である。図8は本実施形態に係る画像処理装置における文書のパスワード設定の画面例を示す図である。図7において、画面で原稿を読み取るとHDDに画像が蓄積され、、また、パスワードキーの押し下げによって文書のパスワードが設定できるようになっている。図8の画面例において、パスワード入力して「実行」キー押し下げでパスワードが設定される。そして、設定後は図7に示す画面に遷移する。
画像形成装置の1つである多機能複写装置では、画像データは周知のように読取装置から原稿画像データが読み取られ、図4に示すHDD65に蓄積される。この場合、図4のオペレーションパネル53には図7に示す原稿読み取り画面が表示され、読み取り条件等を設定して原稿画像データの読み取りを行うことになる。
ここで、蓄積した画像データにセキュリティを掛けたい場合、図7の「パスワード」キー200にて蓄積した画像データに対してパスワードを設定可能となっている。すなわち、図7に示す「パスワード」キー200を押し下げすると図8に示すパスワード設定画面が表示される。
図8に「パスワード」キー200を押下した時の画面展開例を示す。この画面でテンキーでパスワードを入力して「実行キー」を押下すると蓄積画像データに対してパスワードが設定される。パスワードが設定されている蓄積画像データを使用する場合は、パスワードを入力しないと画像の参照が行えないようになっており(図6に示すパスワード入力要求画面を参照)セキュリティが保たれる。
また、既に蓄積済みの画像データに対しても、後からパスワードを設定したり、設定を解除したり、パスワードを変更したりできるようになっている。このようなパスワード編集画面の例を図9の(1),(2),(3)に示す。
図9の(1)は本実施形態に係る画像処理装置において蓄積済み画像の一覧を表示する画像リスト画面を示す図である。図9の(2)は本実施形態に係る画像処理装置において蓄積済み画像のパスワード変更を含む文書管理画面を示す図である。図9の(3)は本実施形態に係る画像処理装置において蓄積済み画像のパスワード編集画面を示す図である。
パスワードを変更したい画像を選択して文書管理キー300を押下すると、図9の(2)に示すように文書管理のための「ユーザ名変更」「文書名変更」「パスワード変更」キーが現れる。次に「パスワード変更」キー301を押下すると、図9の(3)に示すようなパスワード編集画面が表示される。この編集画面において該当画像のパスワードを「パスワードなし」「パスワード新規設定」「パスワード変更」することができる。
次に、本発明の実施形態に係る、サムネイルを表示・非表示制御する画像処理装置の動作手順について、図10〜図13を参照しながら以下説明する。図10は本実施形態に関するサムネイルを表示する全体処理を示すフローチャートである。図11は本実施形態に関するサムネイルの表示可否判定の処理を示すフローチャートである。図12は本実施形態に関する画像データの転送処理を示すフローチャートである。図13は本実施形態に関するサムネイルの一覧表示後の処理を示すフローチャートである。
図10において、ステップS1で、制御部110はムネイルで表示する画像数を取得する。次に、制御部110は、ステップS2で、全画像の表示処理が完了したかどうか判断する。完了した場合に処理は終了する。
完了していない場合、処理はステップS3へ進む。ステップS3で、制御部110は、サムネイルを表示するか否かの可否判定処理を実行する。この処理の詳細は後述する図11に示すフローチャートで説明する。
制御部110は、ステップS4で、画像のサムネイルを表示するかどうか(サムネイル表示抑制フラグがリセットされているか否か)判断する。この判断では、サムネイル表示可能と判断した場合、制御部110は、ステップS5で、画像管理部111に画像データの転送処理を行わせる。そして、ステップS6で、画像表示処理が行われ、画像がサムネイルとして表示される。その後、再びステップS2の処理が行われる。
ステップS4に戻り、画像のサムネイルを表示しないと判断された場合、制御部110は、ステップS7で、表示管理部114に事前に用意された保留画像を表示させる。このとき、本来表示すべき画像のファイル名は表示される。すなわち、画像転送は行わず書誌情報とダミーサムネイルを表示する。
次に、図10に示すステップS3の処理の詳細について図11を用いて説明する。ステップS11で、制御部110は、画像データの画像属性を取得して該当画像がパスワード付きの画像であるかを判断する。このパスワードは画像データに設定でき、画像を蓄積するとき(図7と図8を参照)や、蓄積済みの画像に対して(図9の(1),(2),(3))パスワードの編集(パスワード非設定、新規設定、パスワード変更)も行える構成となっている。
したがって、画像データにパスワード情報(パスワードの有無)が設定されており、そのパスワード情報に基づきサムネイルを表示することができる。その結果、ステップS12,S13にて「サムネイル表示抑制フラグ」に記憶される。すなわち、S11でパスワード付きファイルであれば、サムネイル表示抑制フラグがセットされ(S12)、そうでなければ、サムネイル表示抑制フラグがリセットされる(S13)。そして、このフラグは図10のステップS4で参照される。
次に、図10におけるステップS5の処理の詳細について、図12のフローチャートを用いて説明する。ステップS21で、画像管理部111は、全体画像データの画像データ圧縮処理を行う。ステップS22で、画像管理部111は、圧縮画像データの表示用画像記憶部115への転送処理を行う。続いて、表示管理部114は、ステップS23で、圧縮画像データの伸長処理を行い、ステップS24で、伸長された画像データを表示用メモリにDMA転送する。
次に、図13のフローチャートを用いて、サムネイル一覧表示後の処理(パスワード入力でサムネイル表示を実施する処理)を説明する。まず、ステップS31〜S33において、パスワード設定によるサムネイル表示保留画像が選択されたか否かを判定する(例えば、図1に示すサムネイル表示保留画像100が選択されたか否かの判定である)。選択された画像がパスワード設定によりサムネイルが表示保留されている場合、図6に示すようなパスワードの入力要求を行う画面を表示する(S34)。ステップS35でパスワード照合がOKであれば、ステップS36,S37において、既に記述したように画像転送を行い(図12を参照)、画像のサムネイル表示を行う。このような動作例が図2の図示例に相当する。
このように、画像データにパスワード情報(パスワードの有無)が設定されており、そのパスワード情報に基づきサムネイルを表示することができる。画像にセキュリティが掛かっている場合、むやみにサムネイル表示しないようにすることができるので画像のセキュリティが保たれる。
また、図10は、既に蓄積済みの画像に対してパスワードの編集(パスワード非設定、新規設定、パスワード変更)が行われた場合にも起動され、パスワード情報が変化した場合、すなわち、パスワードが非設定から設定状態へ変化した場合には、表示済みサムネイルを非表示(サムネイル表示保留画像の表示)にし、パスワードが設定から非設定状態へ変化した場合には、サムネイルの非表示(サムネイル表示保留画像の表示)状態をサムネイル表示状態へ遷移させることが可能となっている。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る画像処理装置を採用することによって、次のような機能乃至作用を奏させることができる。すなわち、蓄積された文書のセキュリティを考慮したサムネイルを表示する画像処理装置において、画像データのセキュリティ属性にもとずいて、サムネイルの表示/非表示を判断するように構成することで、蓄積済み文書のセキュリティを保つことができる。さらに、パスワード設定済みの画像データの場合、該当画像データのサムネイル表示を保留するように制御することで、蓄積済み文書のセキュリティを保つことができる。さらに、パスワード非設定の画像データの場合、該当画像データのサムネイル表示を行うように制御することで、蓄積済み文書のサムネイル一覧を参照できる。
また、パスワード設定済みの画像データの場合、該当画像データのサムネイル表示を保留してパスワード入力するように構成することで、パスワード付きの画像に対して永続的にサムネイル非表示にするのではなく、使い勝手の良いサムネイル表示機能を可能としている。さらに、パスワード設定済みの画像データの場合、該当画像データのサムネイル表示を保留して、パスワード入力するように構成することで、該当画像の管理者に対してはサムネイル表示を可能とすることができる。さらに、パスワード設定済みの画像データの場合、該当画像データのサムネイル表示を保留して、パスワード入力するように構成することで、該当画像の管理者以外の人に対してはサムネイルを非表示とすることで、蓄積文書のセキュリティを保つことができる。さらに、パスワード設定状態に対して動的にサムネイルの表示/非表示を行うように構成することで、使い勝手のよいサムネイル表示装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置において保留画像を含むサムネイルを表示した画面を示す説明図である。 本実施形態に係る画像処理装置において保留画像の保留を解除したサムネイルを表示した画面を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る、サムネイルを表示・非表示制御する画像処理装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る、サムネイルを表示・非表示制御する画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に関するサムネイル表示において、画像データからサムネイル表示までのデータの流れを示す図である。 本実施形態に係る画像処理装置における文書パスワードの確認画面を示す図である。 図7は本実施形態に係る画像処理装置における原稿読み取りによる文書蓄積の画面例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理装置における文書のパスワード設定の画面例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理装置において、蓄積済み画像の一覧を表示する画像リスト画面、蓄積済み画像のパスワード変更を含む文書管理画面、蓄積済み画像のパスワード編集画面を示す図である。 本実施形態に関するサムネイルを表示する全体処理を示すフローチャートである。 本実施形態に関するサムネイルの表示可否判定の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に関する画像データの転送処理を示すフローチャートである。 本実施形態に関するサムネイルの一覧表示後の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 サムネイル表示保留画像
101 サムネイル画像
110 制御部
111 画像管理部
112 蓄積用画像記憶部
113 画像属性保存用記憶部
114 表示管理部
115 表示用画像記憶部
116 サムネイル非表示用画像記憶部
117 表示部
200 パスワードキー
300 文書管理キー
301 パスワード変更キー

Claims (11)

  1. 画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と、前記画像データに対応する画像のサムネイルを表示する表示手段と、を備える画像処理装置であって、
    前記表示手段が表示するサムネイルに対応するサムネイル用画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データから前記サムネイル用画像データを生成する生成手段と、
    前記生成された前記サムネイル用画像データを前記画像データ記憶手段に転送する転送手段と、
    前記サムネイルを前記表示手段に表示するか又は非表示にするかを判断する判断手段と、を有し、
    前記判断手段は、前記画像データのセキュリティ属性に基づいて、前記サムネイルの表示又は非表示を判断するように制御する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記画像データのセキュリティ属性は、前記画像データに対するパスワード設定情報であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2において、
    前記パスワードが設定済みである画像データの場合、当該画像データのサムネイル表示を保留するように制御することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1又は2において、
    前記判断手段がサムネイルを非表示にすると判断すると、当該画像データに対応する画像のサムネイルの非表示を示す保留画像を表示することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4において、
    前記サムネイルの非表示を示す保留画像を前記表示手段で選択すると、パスワード入力手段を表示するように制御することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5において、
    前記パスワード入力手段によりパスワード入力されパスワードが認証されると、当該画像データのサムネイル表示を行うように制御することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項5において、
    前記パスワード入力手段によりパスワード入力されパスワードが認証拒絶されると、サムネイル非表示を持続するように制御することを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項2において、
    前記パスワードが設定済みである画像データが、前記パスワードが非設定状態となった場合、当該画像データのサムネイル表示を行うように制御することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項2において、
    前記パスワードが非設定である画像データが、前記パスワードが設定状態となった場合、当該画像データのサムネイル非表示を行うように制御することを特徴とする画像処理装置。
  10. 画像データを蓄積する画像データ蓄積手段と前記画像データに対応する画像のサムネイルを表示する表示手段とを備えて、前記サムネイルを表示する画像処理方法であって、
    前記画像データ蓄積手段に蓄積された画像データからサムネイル用画像データを生成するステップと、
    前記生成された前記サムネイル用画像データを画像データ記憶手段に転送するステップと、
    前記サムネイルを前記表示手段に表示するか又は非表示にするかを判断するステップと、を有し、
    前記判断するステップにおける前記サムネイルの表示又は非表示は、前記画像データに対するパスワードが非設定状態である場合にサムネイルを表示し、前記パスワードが設定状態である場合にサムネイルの非表示を示す保留画像を表示する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項10に記載された画像処理方法によってサムネイルの表示又は非表示を実行するプログラム。
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