JP2016100814A - マルチキャリア光伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】N波のサブキャリアを生成する任意のLD(Laser diode)に障害が発生した場合においても、データの伝送容量を低減することなく伝送可能とする。
【解決手段】N波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号S1,S2,…,SNを、符号化によりM波分(N<M)の符号化信号C1,C2,…,CMに変換し、M波のサブキャリアに重畳する。受信側では、通常時にはM波分の受信信号から送信信号S1,S2,…,SNを復調し、任意のサブキャリアを生成するLDに障害が発生した場合に、障害の発生しているサブキャリアを除いたM−1波分の受信信号から送信信号S1,S2,…,SNを復調する。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長多重光信号を複数の受信器を用いてコヒーレント検波し、デジタル信号処理により復調するマルチキャリア光伝送システムに関する。
データ通信需要の増大に伴い、大容量トラヒックの伝送を可能とする光信号変調技術や光信号多重技術を用いた光伝送ネットワークが普及しつつある。特に、1波当たりの伝送速度が 100Gbit/s 以上の超高速伝送システムにおいて、コヒーレント検波とデジタル信号処理技術を組み合わせたデジタルコヒーレント技術が広く用いられるようになってきた。
100 Gbit/s 級長距離光伝送システムにおける変復調方式として広く用いられているDP−QPSK(Dual Polarization Quadrature Phase Shift Keying) 方式では、4値の位相変調を用いることで64Gbit/s の光信号を生成し、さらに2つの偏波を多重することで 128Gbit/s の光信号を生成する。受信側では、信号光と同じ波長の局発光を用いてコヒーレント検波した信号を、アナログ−デジタル変換器(A/D変換器)を用いてデジタル化し、デジタル信号処理を施すことにより、伝送路の波長分散補償、偏波分散補償、偏波分離、位相推定等を行うことで、優れた伝送特性が実現されている。これらのDP−QPSK光信号を波長多重することにより、ファイバ当たり数Tbit/s の伝送容量を持つ光伝送システムを実現することが可能となる。
さらなる大容量化のアプローチとして、複数のサブキャリア光信号を波長多重したマルチキャリア光信号を伝送するマルチキャリア光伝送システムが提案されている。
G. Gavioli, et. al.,‘Investigation of the Impact of Ultra-Narrow Carrier Spacing on the Transmission of a 10-Carrier 1Tb/s Superchannel, ’ OFC/NFOEC 2010 OThD3
マルチキャリア光伝送システムでは、一般に複数のLD(Laser diode )光源を用いることで複数のサブキャリアを生成し、光変調器を介してそれぞれのサブキャリアに送信信号を重畳させることでマルチキャリア光信号を生成する。それぞれのサブキャリアには別々の信号が重畳されるため、LDに障害が発生した場合は、そのLDが生成するサブキャリアに重畳された送信信号は失われてしまう。例えば10波のサブキャリアでマルチキャリア光信号を生成した場合、そのうちのひとつのLDに障害が発生すると、10波のうちの1波の送信信号が失われてしまうため、データの伝送容量は10%低減してしまう。
ここで、LDに障害が発生した場合においても、データの伝送容量を低減することなくマルチキャリア光信号を伝送させる方法として、図11に示すように、N+1波目のサブキャリアにL波目のサブキャリアの送信信号SL を重畳する方法が考えられる。この方法では、L波目のサブキャリアを生成するLDに障害が発生した場合においては、L波目の光信号の代わりにN+1波目の光信号を受信することで、伝送容量を低減することなくマルチキャリア光信号を伝送させることが可能である。しかし、L波目以外のサブキャリアを生成するLDに障害が発生した場合においては、そのサブキャリアに重畳された送信信号を伝送する他のサブキャリアが存在しないため、そのサブキャリアで伝送しようとしていた送信信号は失われてしまうことになる。
本発明は、N波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号を符号化してM波(N<M)のサブキャリアに重畳し、各サブキャリアを生成する任意のLDに障害が発生した場合においても、データの伝送容量を低減することなく伝送可能なマルチキャリア光伝送システムを提供することを目的とする。
本発明は、光ファイバ伝送路を介して接続される送信部と受信部の間で、複数の波長の光信号を波長多重した波長多重光信号を伝送するマルチキャリア光伝送システムにおいて、送信部は、複数M個の波長のサブキャリアを生成するレーザ光源と、複数N個(N<M)の送信信号S1,S2,…, SN を符号化処理して互いに1次独立な複数M個の符号化信号C1,C2,…, CM を生成する符号化部と、各波長のサブキャリアを各符号化信号C1,C2,…, CM のx偏波成分およびy偏波成分でそれぞれ偏波多重変調して各波長の偏波多重光信号を生成する偏波多重ベクトル変調器と、各波長の偏波多重光信号を波長多重し、波長多重光信号として光ファイバ伝送路に送出する光合波器とを備え、受信部は、波長多重光信号を入力して各波長の偏波多重光信号を波長分離する光分波器と、各波長の偏波多重光信号の搬送波光周波数と等しい光周波数の局発光を出力する局発光源と、各波長の偏波多重光信号と、その搬送波光周波数と等しい光周波数の局発光を入力してコヒーレント検波を行うコヒーレント受信器と、コヒーレント受信器から出力されるM個の電気信号を入力してデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部とを備える。
このデジタル信号処理部は、コヒーレント受信器から出力されるM個の電気信号をデジタル信号に変換するM個のA/D変換器と、M個のデジタル信号に対して光ファイバ伝送路で発生した波長分散を起因とした光波形劣化を補償し、さらに波長分散を起因とした各サブキャリア間の伝搬遅延差を補償したM個の補償信号E1,E2,…, EM を出力するM個の波長分散・伝搬遅延差補償回路と、波長分散・伝搬遅延差補償回路から出力されるM個の補償信号E1,E2,…, EM を入力し、偏波分離、残留分散補償、偏波モード分散補償を含む適応等化処理を行い、さらに送信部で行った符号化に対応する復号化を行ってN個の波形等化信号E'1, E'2, …,E'Nを出力するN個の波形等化回路と、波形等化回路から出力される波形等化信号E'1, E'2, …,E'Nから光信号の搬送波位相を推定し、さらに信号識別を行ってN個の送信信号S1,S2,…, SN を出力する位相推定・識別回路とを備える。
本発明は、N波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号S1,S2,…, SN を、符号化によりM波分(N<M)の符号化信号C1,C2,…, CM に変換し、M波のサブキャリアに重畳する。受信側では、通常時にはM波分の受信信号から送信信号S1,S2,…, SN を復調し、任意のサブキャリアを生成するLDに障害が発生した場合に、障害の発生しているサブキャリアを除いた受信信号から送信信号S1,S2,…, SN を復調することができ、伝送容量を低減することなくマルチキャリア光信号を伝送させることが可能となる。
本発明のマルチキャリア光伝送システムの伝送原理を示す図である。 符号化空間(2次元ベクトル空間)を説明する図である。 本発明のマルチキャリア光伝送システムの実施例1の構成を示す図である。 実施例1におけるデジタル信号処理部24の構成例を示す図である。 符号化信号C1 が断となった場合の復調信号のコンステレーションを示す図である。 符号化信号C2 が断となった場合の復調信号のコンステレーションを示す図である。 符号化信号C3 が断となった場合の復調信号のコンステレーションを示す図である。 符号化空間(3次元ベクトル空間)を説明する図である。 本発明のマルチキャリア光伝送システムの実施例4の構成を示す図である。 実施例4におけるデジタル信号処理部24の構成例を示す図である。 従来のマルチキャリア光伝送システムの伝送原理を示す図である。
図1は、本発明のマルチキャリア光伝送システムの伝送原理を示す。
図1において、N波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号S1,S2,…, SN を、符号化によりN+1波分の符号化信号C1,C2,…, CN+1 に変換し、N+1波のサブキャリアに重畳する。この方法では、受信側では、通常時にはN+1波分の受信信号から送信信号S1,S2,…, SN を復調する。任意のサブキャリアを生成するLDに障害が発生した場合においては、障害の発生しているサブキャリアを除いたN波分の受信信号から送信信号S1,S2,…, SN を復調することで、任意のLDに障害が発生した場合においても伝送容量を低減することなくマルチキャリア光信号を伝送させることが可能となる。
符号化を実現する方法としては、符号化行列を用いる方法がある。符号化行列Hは、送信信号S1,S2,…, SN を符号化信号C1,C2,…, CN+1 に変換する (N+1) ×N行列であり、符号化信号C1,C2,…, CN+1 が互いに1次独立となる任意の行列を用いることができる。このとき、送信信号S1,S2,…, SN 、符号化信号C1,C2,…, CN+1 、符号化行列Hの関係は以下の式で表すことができる。
Figure 2016100814
図3は、本発明のマルチキャリア光伝送システムの実施例1の構成を示す。
図3において、実施例1のマルチキャリア光伝送システムでは、本来2波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号S1,S2 を、符号化により3波分の符号化信号C1,C2,C3 に変換し、3波のサブキャリアに、それぞれ符号化信号C1,C2,C3 を重畳することを特徴とする。
送信部は、送信信号S1,S2 を符号化信号C1,C2,C3 に変換する符号化部11−1,11−2と、3波分のサブキャリア(f1, f2, f3)を生成するLD12−1〜12−3と、各サブキャリアを符号化信号C1,C2,C3 に基づいて変調する偏波多重ベクトル変調器13−1〜13−3と、各サブキャリア光信号を波長多重する光合波器14とにより構成される。
送信信号は偏波多重光信号であり、本来サブキャリア1のX偏波、Y偏波に重畳されるべき送信信号をそれぞれS1x, S1yとし、本来サブキャリア2のX偏波、Y偏波に重畳されるべき送信信号をそれぞれS2x,S2yとする。各送信信号は複素数で表現されるものとする。X偏波信号に対する符号化部11−1では、送信信号S1x, S1yから符号化信号C1x, C2x, C3xを生成し、Y偏波信号に対する符号化部11−2では、送信信号S2x,S2yから符号化信号をC1y, C2y, C3yを生成する。符号化部11−1,11−2で用いられる符号化行列は、C1x, C2x, C3xならびにC1y, C2y, C3yが互いに1次独立となる任意の3×2行列でよいが、符号間干渉を最小化するためには、符号化空間内における各符号化信号の関係が可能な限り直交に近くなるような符号化行列を用いるのがよい。
本実施例における符号化空間は、送信信号S1,S2 を基底とするベクトル空間で表すことができる。このベクトル空間において、符号化信号C1,C2,C3 の直交性は各符号化信号の内積で表すことができ、内積が0のときに各符号化信号は直交となる。図2に示すように、符号化信号C1,C2,C3 が中心を原点とする正三角形の頂点を指すとき、符号化信号間の内積は0に最も近づく。すなわち、直交に近い状態が実現される。図2に示すC1,C2,C3 の関係は符号化空間の原点に対して点対称であるため、図2に示すケースに限らず、中心を原点とする正三角形の頂点を指すC1,C2,C3 であればよい。以下では簡単のために、C1 =S1 の場合について考える。
上記のような符号化を実現する符号化行列H2 は、以下の式で表すことができる。
Figure 2016100814
また、送信信号S1,S2 と符号化信号C1,C2,C3 の関係は、以下の式で表される。
Figure 2016100814
また、送信信号Si (i=1,2)、符号化信号Cj (j=1,2,3)は、偏波を基底とするベクトルを用いて以下の式で表される。
Figure 2016100814
受信部は、各サブキャリア信号を波長分離する光分波器21、コヒーレント受信器22−1〜22−3、局発光源23−1〜23−3、デジタル信号処理部24から構成される。光ファイバ伝送路を伝送した波長多重光信号は光分波器21で分波され、それぞれのコヒーレント受信器22−1〜22−3によって受信される。各コヒーレント受信器22−1〜22−3には、そのコヒーレント受信器で受信する光信号のサブキャリア光周波数と同一の光周波数を有する局発光が局発光源23−1〜23−3から入力され、局発光の光周波数を基準としたベースバンド信号がデジタル信号処理部24に送られる。
図4は、実施例1におけるデジタル信号処理部24の構成例を示す。
図4において、デジタル信号処理部24は、A/D変換器1−1〜1−3、分散補償回路2−1〜2−3、伝搬遅延差補償回路3−1〜3−3、波形等化回路4−1〜4−2、位相推定回路5−1〜5−2、識別回路6−1〜6−2から構成されている。
コヒーレント受信器22−1〜22−3からそれぞれ出力される信号は、直交する偏波状態に相当する複素信号から構成されており、A/D変換器1−1〜1−3によってサンプリング周波数fsでデジタル信号に変換された後に、分散補償回路2−1〜2−3に入力される。ここで、サンプリング定理に基づき、サンプリング周波数fsは各チャネルの変調周波数の2倍よりも大きいものとする。各分散補償回路2−1〜2−3は、光ファイバ伝送路の総波長分散量に相当する分散補償を施し、伝搬遅延差補償回路3−1〜3−3により、光ファイバ伝送路の波長分散に起因して生じた各サブキャリア間の伝搬遅延差が補償され、複素信号E1 ,E2 ,E3 が出力される。ここで、各分散補償回路が補償する分散量は、各コヒーレント受信器が受信する光信号のサブキャリア光周波数における総波長分散量の値を用いる。
こうして得られた複素信号E1 ,E2 ,E3 に対して、波形等化回路4−1〜4−2、位相推定回路5−1〜5−2、識別回路6−1〜6−2で次の処理を行う。ここで、複素信号Ei (j=1,2,3)は、偏波を基底とするベクトルを用いて以下の式で表される。
Figure 2016100814
波形等化回路4−1〜4−2は、FIRフィルタから構成されており、偏波成分ごとの最尤推定によりFIRフィルタの適応信号処理を行うことで、偏波分離、残留分散補償、偏波分散補償、そして、符号化された信号の復号化が実現される。ここで、適応信号処理に伴うFIRフィルタのタップ更新アルゴリズムとしては、よく知られたCMA(Constant Modulus Algorithm)を用いることが可能である。各FIRフィルタのタップ係数を
ij (i=1,2、j=1,2,3) とすると、波形等化回路4−1〜4−2からの出力信号E'iは以下の式で表される。ここで、hijは偏波を基底とする2×2行列である。
Figure 2016100814
波形等化回路4−1〜4−2からの出力は、位相推定回路5−1〜5−2、識別回路6−1〜6−2で処理されることにより、各チャネルの送信信号S1(S1x, S1y),S2(S2x, S2y)を復元する。ここで、例えばサブキャリア1を生成するLDに障害が発生した場合であっても、上記処理によりE2,E3 のみからE'1,E'2を復元することが可能であり、結果として送信信号S1(S1x, S1y),S2(S2x, S2y)が得られる。これは、本実施例は、LDに対して2:1のリストレーションを実現することを意味している。ここで、リストレーション対象となる障害はLDのみではなく、変調器や、伝送路中の波長に依存する障害など、サブキャリアに対する障害全般となっている。
図5〜図7に、本実施例に基づく処理によって得られる復調信号のコンステレーションを示す。図に示す通り、LD故障等で符号化信号C1,C2,C3 のうちどれか1つが断になったとしても、残りの2つの信号から送信信号S1(S1x, S1y),S2(S2x, S2y)が適切に復調できていることが確認できる。
実施例2のマルチキャリア光伝送システムでは、実施例1と同様の構成により、本来3波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号S1,S2,S3 を、符号化により4波分の符号化信号C1,C2,C3,C4 に変換し、4波のサブキャリア(f1, f2, f3,f4)に、それぞれ符号化信号C1,C2,C3,C4 を重畳する。
符号化部で用いられる符号化行列は、C1,C2,C3,C4 が互いに1次独立となる任意の4×3行列でよいが、符号間干渉を最小化するためには、符号化空間内における各符号化信号の関係が可能な限り直交に近くなるような符号化行列を用いるのがよい。本実施例における符号化空間は、送信信号S1,S2,S3 を基底とするベクトル空間で表すことができる。このベクトル空間において、符号化信号C1,C2,C3,C4 の直交性は各符号化信号の内積で表すことができ、内積が0のときに各符号化信号は直交となる。図8に示すように、符号化信号C1,C2,C3,C4 が中心を原点とする正四面体の頂点を指すとき、符号化信号間の内積は0に最も近づく。すなわち、直交に近い状態が実現される。図8に示すC1,C2,C3,C4 の関係は符号化空間の原点に対して点対称であるため、図8に示しているケースに限らず、中心を原点とする正四面体の頂点を指すC1,C2,C3,C4 であればよい。以下では簡単のために、C1 = (S1+S2+S3)/√3 の場合について考える。
上記のような符号化を実現する符号化行列H3 は、以下の式で表すことができる。
Figure 2016100814
また、送信信号S1,S2,S3 と符号化信号C1,C2,C3,C4 の関係は、以下の式で表される。
Figure 2016100814
また、送信信号Si (i=1,2,3)、符号化信号Cj (j=1,2,3,4)は、偏波を基底とするベクトルを用いて以下の式で表される。
Figure 2016100814
本実施例の受信部の構成については実施例1と同様であるので説明を省略する。ただし、伝搬遅延差補償回路から出力される複素信号Ej(j=1,2,3,4)は、偏波を基底とするベクトルを用いて
Figure 2016100814
と表される。
波形等化回路における等化フィルタのタップ係数hij (i=1,2,3、j=1,2,3,4) としたときに、波形等化回路から出力される波形等化信号E'i、そのx偏波成分E'ixおよびy偏波成分E'iy(i=1,2,3)は、
Figure 2016100814
と表される。
したがって、本実施例は、LDに対して3:1のリストレーション構成になっていることを意味している。ここで、リストレーション対象となる障害はLDのみではなく、変調器や、伝送路中の波長に依存する障害など、サブキャリアに対する障害全般となっている。
実施例3のマルチキャリア光伝送システムでは、実施例1および実施例2と同様の構成により、本来N波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号S1,S2,…,SN を、符号化によりN+1波分の符号化信号C1,C2,…,CN+1 に変換し、N+1波のサブキャリア(f1, f2, …,fN+1)に、それぞれ符号化信号C1,C2,…,CN+1 を重畳する。
符号化部で用いられる符号化行列は、C1,C2,…,CN+1 が互いに1次独立となる任意の(N+1)×N行列でよいが、符号間干渉を最小化するためには、符号化空間内における各符号化信号の関係が可能な限り直交に近くなるような符号化行列を用いるのがよい。本実施例における符号化空間は、送信信号S1,S2,…,SN を基底とするベクトル空間で表すことができる。このベクトル空間において、符号化信号C1,C2,…,CN+1 の直交性は各符号化信号の内積で表すことができ、内積が0のときに各符号化信号は直交となる。符号化信号C1,C2,…,CN+1 が中心を原点とするN次元正N+1胞体の頂点を指すとき、符号化信号間の内積は0に最も近づく。すなわち、直交に近い状態が実現される。C1,C2,…,CN+1 の関係は符号化空間の原点に対して点対称であるため、中心を原点とするN次元正N+1胞体の頂点を指すC1,C2,…,CN+1 であれば、どのようなC1,C2,…,CN+1 であっても、最大の直交性が実現される。以下では、上記のような符号化を実現する符号化行列をHN とする。
送信信号S1,S2,…,SN と符号化信号C1,C2,…,CN+1 の関係は、以下の式で表される。
Figure 2016100814
また、送信信号Si (i=1,2,…,N)、符号化信号Cj (j=1,2,…,N+1)は、偏波を基底とするベクトルを用いて以下の式で表される。
Figure 2016100814
本実施例の受信部の構成については実施例1および実施例2と同様であるので説明を省略する。ただし、伝搬遅延差補償回路から出力される複素信号Ej j=1,2,…,N+1)は、偏波を基底とするベクトルを用いて
Figure 2016100814
と表される。
波形等化回路における等化フィルタのタップ係数hij (i=1,2,…,N、j=1,2,…,N+1) としたときに、波形等化回路から出力される波形等化信号E'i、そのx偏波成分E'ixおよびy偏波成分E'iy(i=1,2,…,N)は、
Figure 2016100814
と表される。
したがって、本実施例は、LDに対してN:1のリストレーション構成になっていることを意味している。ここで、リストレーション対象となる障害はLDのみではなく、変調器や、伝送路中の波長に依存する障害など、サブキャリアに対する障害全般となっている。
図9は、本発明のマルチキャリア光伝送システムの実施例4の構成を示す。
図9において、マルチキャリア光伝送システムでは、実施例1〜実施例3と同様の構成により、本来N波のサブキャリアに重畳されるべき送信信号S1,S2,…,SN を、符号化によりM(M>N)波分の符号化信号C1,C2,…,CM に変換し、M波のサブキャリア(f1, f2, …,fM)に、それぞれ符号化信号C1,C2,…,CM を重畳する。なお、実施例1はN=2、M=3の場合であり、実施例2はN=3、M=4の場合であり、実施例3はM=N+1の場合である。
送信部は、送信信号S1,S2 …,SN を符号化信号C1,C2,…,CM に変換する符号化部11−1,11−2と、M波分のサブキャリア(f1, f2, …,fM)を生成するLD12−1〜12−Mと、各サブキャリアを符号化信号C1,C2,…,CM に基づいて変調する偏波多重ベクトル変調器13−1〜13−Mと、各サブキャリア光信号を波長多重する光合波器14とにより構成される。
送信信号は偏波多重光信号であり、本来サブキャリアnのX偏波、Y偏波に重畳されるべき送信信号をそれぞれSix, Siy(i=1,2,…,N)とする。各送信信号は複素数で表現されるものとする。X偏波信号に対する符号化部11−1では、送信信号Sixから符号化信号Cjx(j=1,2,…,M)を生成し、Y偏波信号に対する符号化部11−2では、送信信号Siyから符号化信号をCjyを生成する。符号化部11−1,11−2で用いられる符号化行列は、CjxならびにCjyが互いに1次独立となる任意のM×N行列でよいが、符号間干渉を最小化するためには、符号化空間内における各符号化信号の関係が可能な限り直交に近くなるような符号化行列HMNを用いるのがよい。
送信信号S1,S2 …,SN と符号化信号C1,C2,…,CM の関係は、以下の式で表される。
Figure 2016100814
また、送信信号Si (i=1,2,…,N)、符号化信号Cj (j=1,2,…,M)は、偏波を基底とするベクトルを用いて以下の式で表される。
Figure 2016100814
受信部は、各サブキャリア信号を波長分離する光分波器21、コヒーレント受信器22−1〜22−M、局発光源23−1〜23−M、デジタル信号処理部24から構成される。光ファイバ伝送路を伝送した波長多重光信号は光分波器21で分波され、それぞれのコヒーレント受信器22−1〜22−Mによって受信される。各コヒーレント受信器22−1〜22−Mには、そのコヒーレント受信器で受信する光信号のサブキャリア光周波数と同一の光周波数を有する局発光が局発光源23−1〜23−Mから入力され、局発光の光周波数を基準としたベースバンド信号がデジタル信号処理部24に送られる。
図10は、実施例4におけるデジタル信号処理部24の構成例を示す。
図10において、デジタル信号処理部24は、A/D変換器1−1〜1−M、分散補償回路2−1〜2−M、伝搬遅延差補償回路3−1〜3−M、波形等化回路4−1〜4−N、位相推定回路5−1〜5−N、識別回路6−1〜6−Nから構成されている。
コヒーレント受信器22−1〜22−Mからそれぞれ出力される信号は、直交する偏波状態に相当する複素信号から構成されており、A/D変換器1−1〜1−Mによってサンプリング周波数fsでデジタル信号に変換された後に、分散補償回路2−1〜2−Mに入力される。ここで、サンプリング定理に基づき、サンプリング周波数fsは各チャンネルの変調周波数の2倍よりも大きいものとする。各分散補償回路2−1〜2−Mは、光ファイバ伝送路の総波長分散量に相当する分散補償を施し、伝搬遅延差補償回路3−1〜3−Mにより、光ファイバ伝送路の波長分散に起因して生じた各サブキャリア間の伝搬遅延差が補償され、複素信号E1 〜EM が出力される。ここで、各分散補償回路が補償する分散量は、各コヒーレント受信器が受信する光信号のサブキャリア光周波数における総波長分散量の値を用いる。
こうして得られた複素信号E1 〜EM に対して、波形等化回路4−1〜4−N、位相推定回路5−1〜5−N、識別回路6−1〜6−Nで次の処理を行う。ここで、複素信号Ej(j=1,2,…,M)は、偏波を基底とするベクトルを用いて以下の式で表される。
Figure 2016100814
波形等化回路4−1〜4−Nは、FIRフィルタから構成されており、偏波成分ごとの最尤推定によりFIRフィルタの適応信号処理を行うことで、偏波分離、残留分散補償、偏波分散補償、そして、符号化された信号の復号化が実現される。ここで、適応信号処理に伴うFIRフィルタのタップ更新アルゴリズムとしては、よく知られたCMA(Constant Modulus Algorithm)を用いることが可能である。各FIRフィルタのタップ係数を
ij (i=1〜N、j=1〜M) とすると、波形等化回路4−1〜4−Nからの出力信号E'i(i=1,2,…,N)は以下の式で表される。ここで、hijは偏波を基底とする2×2行列である。
Figure 2016100814
波形等化回路4−1〜4−Nからの出力は、位相推定回路5−1〜5−N、識別回路6−1〜6−Nで処理されることにより、各チャネルの送信信号S1(S1x, S1y)〜SN ( SNx, SNy)を復元する。ここで、各サブキャリアを生成するM台のLDのうちM−N台のLDに障害が発生した場合であっても、上記処理により受信可能な残りの信号のみからE'1〜E' N を復元することが可能であり、結果として送信信号S1(S1x, S1y)〜SN (SNx, SNy)が得られる。これは、本実施例がLDに対してN:(M−N)のリストレーションを実現することを意味している。ここで、リストレーション対象となる障害はLDのみではなく、変調器や、伝送路中の波長に依存する障害など、サブキャリアに対する障害全般となっている。
1 A/D変換器
2 分散補償回路
3 伝搬遅延差補償回路
4 波形等化回路
5 位相推定回路
6 識別回路
11 符号化部
12 LD光源
13 偏波多重ベクトル変調器
14 光合波器
21 光分波器
22 コヒーレント受信器
23 局発光源
24 デジタル信号処理部

Claims (7)

  1. 光ファイバ伝送路を介して接続される送信部と受信部の間で、複数の波長の光信号を波長多重した波長多重光信号を伝送するマルチキャリア光伝送システムにおいて、
    前記送信部は、
    複数M個の波長のサブキャリアを生成するレーザ光源と、
    複数N個(N<M)の送信信号S1,S2,…, SN を符号化処理して互いに1次独立な複数M個の符号化信号C1,C2,…, CM を生成する符号化部と、
    前記各波長のサブキャリアを前記各符号化信号C1,C2,…, CM のx偏波成分およびy偏波成分でそれぞれ偏波多重変調して各波長の偏波多重光信号を生成する偏波多重ベクトル変調器と、
    前記各波長の偏波多重光信号を波長多重し、前記波長多重光信号として前記光ファイバ伝送路に送出する光合波器とを備え、
    前記受信部は、
    前記波長多重光信号を入力して前記各波長の偏波多重光信号を波長分離する光分波器と、
    前記各波長の偏波多重光信号の搬送波光周波数と等しい光周波数の局発光を出力する局発光源と、
    前記各波長の偏波多重光信号と、その搬送波光周波数と等しい光周波数の前記局発光を入力してコヒーレント検波を行うコヒーレント受信器と、
    前記コヒーレント受信器から出力されるM個の電気信号を入力してデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部とを備え、
    前記デジタル信号処理部は、
    前記コヒーレント受信器から出力される前記M個の電気信号をデジタル信号に変換するM個のA/D変換器と、
    前記M個のデジタル信号に対して前記光ファイバ伝送路で発生した波長分散を起因とした光波形劣化を補償し、さらに波長分散を起因とした各サブキャリア間の伝搬遅延差を補償したM個の補償信号E1,E2,…, EM を出力するM個の波長分散・伝搬遅延差補償回路と、
    前記波長分散・伝搬遅延差補償回路から出力されるM個の補償信号E1,E2,…, EM を入力し、偏波分離、残留分散補償、偏波モード分散補償を含む適応等化処理を行い、さらに前記送信部で行った符号化に対応する復号化を行ってN個の波形等化信号E'1, E'2, …,E'Nを出力するN個の波形等化回路と、
    前記波形等化回路から出力される前記波形等化信号E'1, E'2, …,E'Nから光信号の搬送波位相を推定し、さらに信号識別を行って前記N個の送信信号S1,S2,…, SN を出力する位相推定・識別回路と
    を備えたことを特徴とするマルチキャリア光伝送システム。
  2. 請求項1に記載のマルチキャリア光伝送システムにおいて、
    前記符号化部で用いる符号化行列は、前記符号化信号C1,C2,…, CM が互いに1次独立となるM×N行列をHMNとし、前記送信信号S1,S2,…, SN および前記符号化信号C1,C2,…, CM は、
    Figure 2016100814
    と表され、また偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表されことを特徴とするマルチキャリア光伝送システム。
  3. 請求項1に記載のマルチキャリア光伝送システムにおいて、
    前記波長分散・伝搬遅延差補償回路から出力されるM個の補償信号Ej は、偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表され、前記波形等化回路における等化フィルタのタップ係数hij (i=1,2,…,N、j=1,2,…,M) としたときに、前記波形等化回路から出力されるN個の波形等化信号E'i、そのx偏波成分E'ixおよびy偏波成分E'iy(i=1,2,…,N)は、
    Figure 2016100814
    と表され、前記各サブキャリアに起因した障害に対してN:(M−N)リストレーションを実現する構成である
    ことを特徴とするマルチキャリア光伝送システム。
  4. 請求項1に記載のマルチキャリア光伝送システムにおいて、
    N=2、M=3のときに、前記符号化部で用いる符号化行列H2 は、
    Figure 2016100814
    と表され、前記送信信号S1,S2 および前記符号化信号C1,C2,C3 は、
    Figure 2016100814
    と表され、また偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表され、
    前記波長分散・伝搬遅延差補償回路から出力される補償信号Ej (j=1,2,3)は、偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表され、前記波形等化回路における等化フィルタのタップ係数hij (i=1,2、j=1,2,3) としたときに、前記波形等化回路から出力される波形等化信号E'i、そのx偏波成分E'ixおよびy偏波成分E'iy(i=1,2)は、
    Figure 2016100814
    と表され、前記各サブキャリアに起因した障害に対して2:1リストレーションを実現する構成である
    ことを特徴とするマルチキャリア光伝送システム。
  5. 請求項1に記載のマルチキャリア光伝送システムにおいて、
    N=3、M=4のときに、前記符号化部で用いる符号化行列H3 は、
    Figure 2016100814
    と表され、前記送信信号S1,S2,S3 および前記符号化信号C1,C2,C3,C4 は、
    Figure 2016100814
    と表され、また偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表され、
    前記波長分散・伝搬遅延差補償回路から出力されるデジタル信号Ej (j=1,2,3,4)は、偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表され、前記波形等化回路における等化フィルタのタップ係数hij (i=1,2,3、j=1,2,3,4) としたときに、前記波形等化回路から出力される波形等化信号E'i、そのx偏波成分E'ixおよびy偏波成分E'iy(i=1,2,3)は、
    Figure 2016100814
    と表され、前記各サブキャリアに起因した障害に対して3:1リストレーションを実現する構成である
    ことを特徴とするマルチキャリア光伝送システム。
  6. 請求項1に記載のマルチキャリア光伝送システムにおいて、
    M=N+1のときに、前記符号化部で用いる符号化行列HN は、前記符号化信号C1,C2,…,CN+1 が前記送信信号S1,S2,…,SN を基底とするN次元ベクトル空間において中心を原点とするN次元正N+1胞体の頂点を指す互いに1次独立なベクトルであり、
    前記送信信号S1,S2,…,SN および前記符号化信号C1,C2,…,CN+1 は、
    Figure 2016100814
    と表され、また偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表され、
    前記波長分散・伝搬遅延差補償回路から出力されるデジタル信号Ej (j=1,2,…,N+1)は、偏波を基底とするベクトルを用いて
    Figure 2016100814
    と表され、前記波形等化回路における等化フィルタのタップ係数hij (i=1,2,…,N、j=1,2,…,N+1) としたときに、前記波形等化回路から出力される波形等化信号E'i、そのx偏波成分E'ixおよびy偏波成分E'iy(i=1,2,…,N)は、
    Figure 2016100814
    と表され、前記各サブキャリアに起因した障害に対してN:1リストレーションを実現する構成である
    ことを特徴とするマルチキャリア光伝送システム。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のマルチキャリア光伝送システムにおいて、
    前記波形等化回路のタップ更新アルゴリズムとしてCMA(Constant Modulus Algorithm)を用い、前記送信部で行った符号化に対応する復号化を行う
    ことを特徴とするマルチキャリア光伝送システム。
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