JP2016100369A - リアクトル - Google Patents

リアクトル Download PDF

Info

Publication number
JP2016100369A
JP2016100369A JP2014234024A JP2014234024A JP2016100369A JP 2016100369 A JP2016100369 A JP 2016100369A JP 2014234024 A JP2014234024 A JP 2014234024A JP 2014234024 A JP2014234024 A JP 2014234024A JP 2016100369 A JP2016100369 A JP 2016100369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portions
reactor
case
pedestal
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014234024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6130347B2 (ja
Inventor
岡本 直之
Naoyuki Okamoto
直之 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP2014234024A priority Critical patent/JP6130347B2/ja
Publication of JP2016100369A publication Critical patent/JP2016100369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6130347B2 publication Critical patent/JP6130347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Abstract

【課題】リアクトル本体をケースに固定する場合に、製造コストを低減させるとともに、ネジ締結時の位置ずれを抑止したリアクトルを提供する。【解決手段】環状コア10とこの環状コア10に装着されたコイル5とを備えるリアクトル本体と、リアクトル本体を収容するケース4と、を備える。リアクトル本体は、ネジ貫通孔33a〜33dが設けられた複数の固定部31a〜31dを備え、ケース4は、ネジ穴421a〜421dが設けられた、固定部31a〜31dを載置するための複数の台座部42a〜42dを備える。リアクトル本体とケース4は、台座部42a〜42dに固定部31a〜31dが載置され、ネジ貫通孔33a〜33d及びネジ穴421a〜421dを介してネジ締結され、台座部42a〜42dには、固定部31a〜31dの外形の少なくとも一部に沿う壁43を設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、リアクトル本体をケースに固定する際の位置ずれを抑制するリアクトルに関する。
リアクトルは、ハイブリッド自動車や電気自動車の駆動システム等をはじめ、種々の用途で使用されている。例えば、車載用の昇圧回路に用いられるリアクトルとして、磁性材からなる環状コアと、当該環状コアの外周を覆う樹脂部材と、樹脂部材を介して環状コアの外周の一部に巻かれたコイルとを備えたリアクトル本体が、金属製のケースに収容されたものが多く用いられる。環状コアの周囲に樹脂を配置して樹脂部材を形成するには、一般には、モールド成形法が採用されている。
リアクトル本体をケースに固定するには、従来から、リアクトル本体をケースに収容し、ネジで締結してケースに固定する方法が採用されている。すなわち、リアクトル本体には先端にネジ穴が設けられた金属製の固定具が設けられており、当該ネジ穴とケースに設けられたネジ穴とを一致させて、両方のネジ穴にネジを差し込んで締結することでリアクトル本体をケースに対して固定する。
特開2013−149868号公報
上記のように、ネジで締結する際には、リアクトル本体はケースに対して移動する場合がある。そのため、固定具のネジ穴をケースのネジ穴に合わせていても、未締結の箇所における固定具のネジ穴とケースのネジ穴とがずれてしまい、ネジが差し込めなくなる場合がある。
そこで、従来から、固定具は、主基準となる穴径の小さいネジ穴を有するものと、副基準となる穴径の大きいネジ穴を有するものとの2種類の固定具により締結していた。例えば、リアクトルの四隅に固定具のネジ穴を設けて、その4カ所でケースに対してネジ締結する場合で説明すると、まず、固定具の各ネジ穴とケースの各ネジ穴とが一致するように、リアクトル本体をケースに収容する。次に、主基準のネジ穴を締め、次いで主基準のネジ穴と対角に位置する副基準のネジ穴を締める。この主基準のネジ穴を締める際には、例えば、主基準のネジ穴の位置を円の中心として、ネジを締める方向と同方向にリアクトル本体が回転する。しかし、副基準のネジ穴は穴径を大きくしているので、多少のずれが生じても副基準のネジ穴からこれに対応するケースのネジ穴を臨むことができるので、ネジ締結が可能になる。
このように、固定具のネジ穴の穴径の公差を異ならせることで、再度の位置合わせを必要とせず、ケースに対してリアクトル本体を位置決めしている。
しかし、固定具のネジ穴径の公差を利用する技術は、ネジ穴径の異なる固定具を作製する必要がある。そのため、少なくとも2型以上の金型を用意しなければならず、製造コストが増大するという問題がある。できるだけ使用する固定具を共通化させて製造コストを低減したいという要望に応えることができなかった。
また、固定具の先端を曲げておき、当該先端をケースに設けられたくぼみに差し込むようにしてリアクトル本体をケースに対して位置決めする方法や、固定具の平坦な部分に突起又はへこみを設けておき、ケースに設けたくぼみに嵌め合わせて位置決めする方法も採られていた。しかし、このような特殊な形状を有する固定具を作製すること自体が困難である。また、これらの特殊な固定具を成形する金型が別途必要であり、製造コストが増大するという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、リアクトル本体をケースに固定する場合に、できるだけ共通の種類の固定具を用いて固定し、製造コストを低減させるとともに、ネジ締結時の位置ずれを抑止することのできるリアクトルを提供することにある。
本発明のリアクトルは、コアと前記コアに装着されたコイルとを備えるリアクトル本体と、前記リアクトル本体を収容するケースと、を備えるリアクトルであって、次の構成を有することを特徴とする。
(1)前記リアクトル本体は、ネジ貫通孔が設けられた複数の固定部を備えること。
(2)前記ケースは、ネジ穴が設けられた、前記固定部を載置するための複数の台座部を備えること。
(3)前記リアクトル本体と前記ケースは、前記台座部に前記固定部が載置され、前記ネジ貫通孔及び前記ネジ穴を介してネジ締結されていること。
(4)前記台座部には、前記固定部の外形の少なくとも一部に沿う壁が設けられていること。
本発明において、次の構成を有していても良い。
(5)前記固定部は、一対の平行な二辺と、前記二辺を繋ぐ辺とを有する形状を有し、
少なくとも2つの前記台座部には、前記固定部を挟むように、前記固定部の前記二辺に沿った平行な2つの壁が設けられていること。
(6)いずれか2つの前記台座部には、前記固定部の前記二辺を繋ぐ辺に沿った壁が設けられていること。
(7)前記固定部は、前記リアクトル本体の四隅に設けられ、前記台座部は、前記ケースの四隅に設けられていること。
本発明によれば、製造コストを低減させるとともに、ネジ締結時の位置ずれを抑止することのできるリアクトルを得ることができる。
第1の実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す分解斜視図である。 第1の実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。 他の実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。 他の実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。 他の実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。 他の実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。 他の実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。 他の実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態のリアクトルについて説明する。
[1.第1の実施形態]
[1−1.概略構成]
図1は、本実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図であり、図2は、その分解斜視図である。図3は、本実施形態に係るリアクトルを平面視した模式図である。但し、ケース4の一部については省略している。
リアクトルは、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換して蓄積及び放出する電磁気部品であり、電圧の昇降圧等に使用される。本実施形態のリアクトルは、例えばハイブリッド自動車や電気自動車の駆動システム等で使用される大容量のリアクトルである。リアクトルは、これら自動車に搭載される昇圧回路の主要部品である。昇圧回路は、リアクトルの他、IGBT等の半導体スイッチング素子を有する。リアクトルは、半導体スイッチング素子のオンオフが高速に行われることにより、外部電源から供給される電気エネルギーを磁気エネルギーに変換し、当該エネルギーの蓄積及び放出を繰り返し、電圧を昇圧する。
リアクトルは、リアクトル本体1がケース4に収容された状態で固定されて構成されている。リアクトル本体1は、図1および図2に示すように、環状コア10と、環状コア10の一部の外周に装着されたコイル5と、環状コア10の外周を覆い、環状コア10とコイル5とを絶縁する樹脂部材2と、ケース4に対してリアクトル本体1を固定するための固定部31a〜31dを有している。
環状コア10は、環状の磁性体であり、環状の一部に一対の平行な直線部分と、これら直線部分を繋ぐU字形状の連結部分とを有する。図2に示すように、環状コア10のうち、コイル5が巻回される直線部分は、磁束が発生する脚部である。本実施形態の環状コア10の脚部は、一対の平行に並んだコイル51a、51bに巻回された一対の直線状の部分である。脚部に磁束が発生するのは、コイル5に電流が流れるとコイル5を鎖交する磁束が発生するからである。コイル5が巻回されていないU字形状の連結部分は、脚部で発生した磁束が通過するヨーク部である。すなわち、ヨーク部は、一対の直線部分を繋ぐ。環状コア10内には、脚部で発生した磁束がヨーク部を通過することで、環状の閉じた磁気回路が形成される。
樹脂部材2は、環状コア10の外周を覆っており、全体として環状コア10と同じく、環状形状を有する。すなわち、一対の平行な直線部分とこれら直線部分を繋ぐ連結部分とを有している。本実施形態では、樹脂部材2は、二分割されて構成されており、第1の分離体21と第2の分離体22とを有する。
第1の分離体21は、一対の直線部21a、21bとこれら直線部21a、21bを繋ぐU字形状の連結部21cとを有する。第2の分離体22は、C字形状の連結部22aを有する。直線部21a、21bはコイル5が巻回される部分であり、ボビンとも称される。一対の直線部21a、21bが樹脂部材2の一対の直線部分であり、連結部21c、22aが一対の直線部分を繋ぐ連結部分である。
このように、リアクトル本体1は、環状コア10の形状に倣って、一対の平行な直線部分と当該直線部分を繋ぐ連結部分とからなる環状形状を有している。
このようなリアクトル本体1は、例えばアルミニウム合金等、熱伝導性が高く軽量な金属で形成された略直方体の収容スペースを有するケース4内に固定される。この固定のため、樹脂部材2の連結部21c、22aには一方向に延びる板状の金具3がそれぞれ埋め込まれており、各金具3の連結部21c、22aから突出した先端部分が固定部31a〜31dとなる。
固定部31a〜31dは、概略四角形状であり、一対の平行な二辺と、当該二辺を繋ぐ辺とを有する形状を有する。固定部31a〜31dには、ネジ貫通孔33a〜33dが設けられている。
ケース4は、リアクトル本体1を収容し、その四隅に固定部31a〜31dを載置するための台座部42a〜42dが設けられている。台座部42a〜42dには、ネジ穴421a〜421dが設けられている。リアクトル本体1とケース4は、台座部42a〜42dに固定部31a〜31dが載置された状態で、ネジ貫通孔33a〜33d及びネジ穴421a〜421dを介してネジ35a〜35dにより締結されて固定される。
ここで、台座部42a〜42dには、固定部31a〜31dの外形の少なくとも一部に沿った壁43が設けられている。このため、固定部31a〜31dが台座部42a〜42dに載置された状態では、壁43は、固定部31a〜31dの周囲の一部に位置する。従って、リアクトル本体1をケース4にネジ締結する際に固定部31a〜31dの少なくとも何れかが、その周縁の壁43に接触するため、リアクトル本体1の位置ずれが抑制される。すなわち、壁43は、ストッパーとしての機能を発揮する。
リアクトル本体1とケース4との隙間には充填材が充填・固化され、充填樹脂部6が形成されている。充填材には、リアクトル本体1の放熱性能の確保及びリアクトル本体1からケース4への振動伝搬の軽減のため、比較的柔らかく熱伝導性の高い樹脂が適している。
[1−2.詳細構成]
次に、本実施形態のリアクトルの各構成について、詳細に説明する。環状コア10は、圧粉磁心、フェライト磁心、又は積層鋼板などの磁性体である。環状コア10は、図2に示すように、複数の分割コア11〜13と、複数のスペーサ14とを有し、各分割コア11〜13間にスペーサ14を配置して接着剤によって環状になるように接続されている。
本実施形態の分割コアは、左右の脚部を構成する複数のI字型コア13と、ヨーク部を構成する2つのU字型コア11、12である。I字型コア13は、概略直方体の磁性体である。U字型コア11、12は、断面U字型形状を有する磁性体である。これらU字型コア11、12は、その角が面取りされている。
なお、環状コア10の脚部とは、上記の通りコイル5が巻回される部分であり、本実施形態では、2連のI字型コア13の他、U字型コア11、12の端部を含んでいる。環状コア10のヨーク部は、U字型コア11、12のうち、コイル5が巻回されていない曲線的な部分である。但し、コイル5の巻数又はI字型コア13の個数によっては、複数並べたI字型コア13を脚部とし、U字型コア11、12をヨーク部とすることもできる。分割コアのどの部分を脚部とし、ヨーク部とするかは設計により適宜変更可能である。
スペーサ14は、板状のギャップスペーサである。このスペーサ14は、各分割コア11〜13間に配置されており、接着剤によってスペーサ14の両側の分割コア11〜13の接着端面と接着固定される。スペーサ14は、分割コア11〜13間に所定幅の磁気的なギャップを与え、リアクトルの高電流側のインダクタンス低下を防止する。スペーサ14の材料としては、非磁性体、セラミック、非金属、樹脂、炭素繊維、若しくはこれら二種以上の合成材又はギャップ紙を用いることができる。なお、スペーサ14は必ずしも設けなくても良い。
樹脂部材2は、環状コア10の外周を樹脂により被覆している部材である。従って、樹脂部材2は、環状コア10の形状に倣って環状に形成されている。樹脂部材2の一部の外周にはコイル5が巻回されており、樹脂部材2は、環状コア10とコイル5とを絶縁する。
樹脂の種類としては、例えば、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ウレタン樹脂、BMC(Bulk Molding Compound)、PPS(Polyphenylene Sulfide)、PBT(Polybutylene Terephthalate)等が挙げられる。
樹脂部材2は、二分割されている。すなわち、樹脂部材2は、略U字形状の第1の分離体21と、略C字形状の第2の分離体22とを別々に成形しておき、互いの端部を突き合わせることで構成される。第1の分離体21と第2の分離体22とを別々に成形するのは、環状コア10の脚部を構成するI字型コア13を内部に収容するため、及び、コイル5をはめ込んで樹脂部材2にコイル5を装着するためである。
具体的には、第1の分離体21は、一対の筒状の直線部21a、21bと、これら直線部21a、21bを繋ぐ連結部21cと、を有する。第2の分離体22は、C字形状の連結部22aと、フック22bとを有する。フック22bは後述する温度センサ9の位置決めに用いられる。フック22bは、第2の分離体22とは別部材として成形し、リアクトル本体1内であるコイル51a、51bの間に設けても良い。
連結部21c、22aの内部には、U字型コア11、12がモールド成形法によって埋め込まれている。換言すれば、連結部21c、22aに覆われたU字型コア11、12の外周部分が、連結部21c、22aの内周とフィットしている。但し、U字型コア11、12の接着端面は露出するようになっている。
直線部21a、21bの内部には、環状コア10の直線方向に沿って、I字型コア13、スペーサ14が交互に積層して配置されている。直線部21a、21bの先端には開口部がそれぞれ設けられており、直線部21a、21bの開口部からI字型コア13、スペーサ14が挿入される。
固定部31a〜31dは、リアクトル本体1をケース4に対して固定するために用いられる。本実施形態では、固定部31a〜31dは、一方向に延びる板状の金具3の両先端部分で構成される。
板状の金具3は、その中央部分及び固定部31a〜31dを構成する両先端部分が平坦であり、中央部分と両先端部分との間は屈曲している。板状の金具3は、概略長方形であり、その両端で構成される固定部31a〜31dは、一対の平行な辺と、当該平行な二辺を繋ぐ辺とを有する。本実施形態では、固定部31a〜31dは、平行な二辺を繋ぐ辺が、リアクトル本体1の直線部分が延びる方向X(単に、方向Xともいう。)と平行であり、一対の平行な辺が、方向Xと直交する方向Y(単に、方向Yともいう。)と平行になるように樹脂部材2に設けられている。
具体的には、図1および図2に示すように、板状の金具3は、その中央部分が例えばモールド成形法によりU字型コア11、12の上方に位置するように埋め込まれ、板状金具の両端部が連結部21c、22aの表面から突出している。この突出している部分のうち、連結部21c、22a表面からU字型コア11、12の底面方向に屈曲した屈曲部は、環状コア10や樹脂部材2等の各部材の線膨張を吸収する。屈曲部の先には、合計4つの固定部31a〜31dが形成される。
固定部31a〜31dには、ネジ35a〜35dが差し込まれるネジ貫通孔33a〜33dが設けられており、その孔径はそれぞれ同一である。固定部31a〜31dは、ケース4の四隅に設けられた台座部42a〜42dに載置される。ネジ35a〜35dがネジ貫通孔33a〜33dに差し込まれて締結され、リアクトル本体1がケース4に固定される。
連結部21cの表面には、他の部材を接続可能な樹脂製のコネクタ8が設けられている。本実施形態では、このコネクタ8に温度センサ9が取り付けられている。温度センサ9は、温度検出部9aと、温度検出部9aに接続されたリード線9bとからなる。
温度検出部9aは、フック22bにより位置決めされてコイル51a、51bの間に配置され、リアクトル内部の温度を検出する。リード線9bはフック22bに巻回され、連結部21cに設けられた位置決め通し穴21dを通って端部がコネクタ8に取り付けられており、温度検出部9aが検出した温度情報をリアクトル外部に伝達する。温度センサ9としては、例えば、温度変化に対して電気抵抗が変化するサーミスタを用いることができるが、これに限定されない。
コイル5は、絶縁被覆を有する導線である。本実施形態では、コイル5は、平角線のエッジワイズコイルである。但し、コイル5の線材や巻き方は平角線のエッジワイズコイルに限定されず、他の形態であっても良い。コイル5は、環状コア10の脚部を構成する分割コアの外周に巻回されている。より具体的には、本実施形態では、コイル5は、左右のコイル51a、51bを有する。これらのコイル51a、51bは樹脂部材2の一対の直線部分の外周に巻回されている。
コイル51a、51bは、エナメル被覆した1本の銅線によってそれぞれ構成され、コイル51a、51bと同じ素材でなる連結線51cによって連結されている。コイル51aの端部52aとコイル51bの端部52bは第2の分離体22の連結部22a上方に引き出され、端子台71に配置されたバスバー72a、72bの端部に接続されている。
すなわち、端子台71は、側面視すると略Z字形状であり、その上辺部分が連結部22aの上方に設けられ、中辺がケース4の側壁に沿って設けられ、下辺部分がボルト73a、73bによってケース4の底面に延長された平板部44に固定されている。端子台71の下辺部分である底面には、位置決め用の不図示の突起が設けられている。バスバー72a、72bは端子台71に両端部を残してモールド成形法により埋め込まれている。バスバー72aの一端である平板部分74a、74bは、端子台71に設けられた凹部75a、75bにはめ込まれ、他端はコイル51a、51bの端部52a、52bに向かって立ち上がり、端部52a、52bに溶接されている。
平板部分74a、74bにはネジ挿入孔がそれぞれ設けられており、これらのネジ挿入孔にネジを差し込み締結することで、外部電源などの外部機器の配線と接続される。外部電源から電力供給されると、コイル51a、51bに電流が流れてコイル51a、51bを突き抜ける磁束が発生し、環状コア10内に環状の閉じた磁気回路が形成される。
次に、ケース4について詳細に説明する。ケース4は、上面に開口を備えたバスタブ形状を有しており、リアクトル本体1を収容し、リアクトル本体1を支持する。ケース4は、例えばアルミニウム合金など熱伝導性が高く軽量な金属で構成されている。ケース4が熱伝導性を有するのは、コイル5の通電により発生した熱を逃がすためである。ケース4は、具体的には、収容部41、台座部42a〜42d、壁43及び平板部44を備える。
収容部41は、開口を備え、当該開口からリアクトル本体1が収容される。台座部42a〜42dは、リアクトル本体1の固定部31a〜31dが載置される部分である。台座部42a〜42dは、リアクトル本体1の四隅に位置するように、収容部41の四隅に設けられている。言い換えれば、台座部42a〜42dは、ケース4の外側壁から出っ張るように、ケース4の四隅に設けられている。
台座部42a〜42dは、収容部41の底面よりも高く位置し、固定部31a〜31dが載置できるように平坦になっており、その平坦部分を平面視した形状は固定部31a〜31dに倣った形状を有している。台座部42a〜42dは、固定部31a〜31dが載置された状態でリアクトル本体1を支持する。
すなわち、リアクトル本体1の底面から固定部31a〜31dまでの距離は、収容部41の底面から台座部42a〜42dまでの距離より短い。そのため、固定部31a〜31dを台座部42a〜42dに載置した状態では、収容部41とリアクトル本体1の間には隙間が生じる。従って、収容部41内でリアクトル本体1が宙に浮いた状態で台座部42a〜42dによってリアクトル本体1を支持する。なお、当該隙間には充填樹脂部6が配置されており、リアクトル本体1は充填樹脂部6によっても支持される。
台座部42a〜42dには、ネジ穴421a〜421dが設けられており、固定部31a〜31dのネジ貫通孔33a〜33dと位置合わせしてネジ35a〜35dで締結される。
図1〜図3を参照して壁43について説明する。壁43は、台座部42a〜42dに固定部31a〜31dの外形の少なくとも一部に沿って、台座部42a〜42dの縁から隆起するように設けられている。壁43は、リアクトル本体1をケース4に固定する際の固定部31a〜31dの動きを抑制するストッパーである。
より詳細に説明すると、台座42aの壁431a及び台座42bの壁431bは、固定部31a、31bの一対の平行な二辺を繋ぐ辺に沿って、ケース4の外壁としてケース4底面から延長するように設けられている。換言すれば、壁431a、431bは、固定部31a、31bを外側から挟むように、方向Xと平行に設けられており、方向Y、並びに、ネジ35a〜35dの締結方向θ1及びその逆方向θ2の位置ずれを抑制する。また、台座42dの壁431cは、台座42aの壁431aと同一直線上に設けられており、方向Yのうち、固定部31cから固定部31dの方向の位置ずれを抑制する。また、ネジ35a〜35dの締結方向θ1、すなわち、リアクトル本体1を平面視した場合の時計回りの方向の位置ずれを抑制する。
台座部42cの壁432a、432b、及び台座部42dの壁433a、433bは、固定部31c、31dのX方向の幅程度離間し、方向Yと平行にそれぞれ設けられている。2つの壁432a、432bは、固定部31cを挟むように、固定部31cの一対の平行な二辺に沿って設けられ、2つの壁433a、433bは、固定部31dを挟むように、固定部31dの一対の平行な二辺に沿って設けられている。従って、リアクトル本体1をケース4に固定する際に、固定部31c、31dの外縁が壁432a、432b、433a、433bの少なくとも何れかに当たるので、リアクトル本体1の方向Xの位置ずれを抑制する。また、ネジ35a〜35dの締結方向θ1及びその逆方向θ2の位置ずれを抑制する。
壁432a、432bの一端部はケース4の外壁面に連なっており、台座部42cの壁432a、432bの間に壁43は設けられていない。一方、台座部42dの壁433a、433bは、壁431cと連なっており、これらの壁433a、431c、433bが一つの山脈のように連なって台座部42dの壁43を構成している。換言すれば、台座部42dの壁43は、固定部31dを囲うようにその外形に沿って設けられている。
なお、壁43は、固定部31a〜31dの外縁に若干の隙間を空けて設けても良い。若干の隙間とは、リアクトル本体1の位置ずれが生じてもネジ貫通孔33a〜33dから台座部42a〜42dのネジ穴421a〜421dにネジ35a〜35dを差し込むことができる程度の隙間である。
平板部44は、ケース4の底面を延長するように設けられている。平板部44は、ケース4を平面視するとL字形状を有しており、この平板部44には、端子台71を位置決めする大径の開口部44a、小径の開口部44b、及びネジ締結により固定するためのネジ穴44cが設けられている。大径及び小径のそれぞれの開口部44a、44bに端子台71の底面に設けられた不図示の突起がはめ込まれ、ネジ穴44cを介してネジで締結されて端子台71がケース4に固定される。
[1−3.作用効果]
(1)本実施形態のリアクトルは、環状コア10とこの環状コア10に装着されたコイル5とを備えるリアクトル本体1と、リアクトル本体1を収容するケース4と、を備え、リアクトル本体1は、ネジ貫通孔33a〜33dが設けられた複数の固定部31a〜31dを備え、ケース4は、ネジ穴421a〜421dが設けられた、固定部31a〜31dを載置するための複数の台座部42a〜42dを備え、リアクトル本体1とケース4は、台座部42a〜42dに固定部31a〜31dが載置され、ネジ貫通孔33a〜33d及びネジ穴421a〜421dを介してネジ締結され、台座部42a〜42dには、台座部42a〜42dに載置された固定部31a〜31dの外形の少なくとも一部に沿う壁43を設けるようにした。
これにより、リアクトル本1をケース2にネジ締結する際にリアクトル本体1がずれても、固定部31a〜31dが台座部42a〜42dの壁43に当たるので、固定部31a〜31dのネジ貫通孔33a〜33dとケース4のネジ穴421a〜421dの不一致によりネジ35a〜35dが差し込めなくなる事態を回避することができる。そのため、リアクトル本体1のずれに対応するため、別途ネジ貫通孔の穴径の異なる固定部を作製する必要がなくなる。従って、固定部用の金型作製に要するコストを削減することができるので、製造コストを低減させることのできるリアクトルを得ることができる。
(2)固定部31a〜31dは、一対の平行な二辺と、前記二辺を繋ぐ辺とを有する形状を有し、少なくとも2つの台座部42a〜42dには、この台座部42a〜42dと対応する固定部31a〜31dを挟むように、固定部31a〜31dの一対の平行な二辺に沿った平行な2つの壁43を設けるようにした。特に、本実施形態では、固定部31cが壁432a、432bに挟まれ、固定部31dが壁433a、433bに挟まるようにした。
これにより、リアクトル本体1をケース4に固定する際に、リアクトル本体1が方向Xにずれても、固定部31c、31dが壁432a、432b、433a、433bの少なくとも何れかに当たるので、方向Xのずれを抑制することができる。また、リアクトル本体1が平面内で回転する場合であっても、固定部31c、31dが壁432a、432b、433a、433bの少なくとも何れかに当たるので、時計回りθ1及び反時計回りθ2の回転も抑制することができる。さらに、例えば、壁432a、432bのように、平行にしか設けておらず、最小限の壁の設置で済むため、スペースの削減ができ、リアクトルの小型化が可能になる。
(3)いずれか2つの台座部42a〜42dには、固定部31a〜31dの一対の平行な二辺を繋ぐ辺に沿った壁43を設けるようにした。特に、本実施形態では、壁431a〜431cを設けるようにした。これにより、リアクトル本体1が方向Yにずれる際には、固定部31a、31cが壁431a、431cに、又は固定部31bが壁431bに当たるので、リアクトル本体1の方向Yの位置ずれを抑制することができる。また、リアクトル本体1が平面内で回転する場合であっても、時計回りθ1のときは、例えば、固定部31bが壁431bに当たり、反時計回りθ2のときは、固定部31aが壁431aに当たるので、時計回りθ1及び反時計回りθ2の回転も抑制することができる。
(4)固定部31a〜31dは、リアクトル本体1の四隅に設け、台座部42a〜42dは、ケース4の四隅に設けるようにした。これにより、U字型コア11、12の丸い部分の両脇のデッドスペースを活用できるので、リアクトルの小型化が可能になる。
[2.他の実施形態]
本発明は、第1の実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、下記の他の実施形態を組み合わせた形態も包含する。
(1)第1の実施形態では、2つの固定部31a、31bは、一枚の板状の金具3aにより構成し、2つの固定部31c、31dは一枚の板状の金具3bにより構成するが、一つの固定部31a〜31dを一枚の板状の金具3によりそれぞれ構成しても良い。その場合、例えば、板状の金具3の一端を樹脂部材2に埋め込み、樹脂部材2から突出した先端を固定部とする。
(2)第1の実施形態では、固定部31a〜31dは、金具3により構成したが、樹脂により構成しても良い。
(3)第1の実施形態では、台座部42a〜42dは、ケース2の底面から高い位置に設けられていたが、これに限定されない。すなわち、ケース2の底面に台座部42が設けられていても良い。
(4)第1の実施形態の壁43は、図3のように設けたが、リアクトル本体1の位置ずれを抑制できれば良く、壁43以外の構成を同じにして、図4〜図7のように設けても良い。すなわち、図4に示すように、台座部42a、42cの壁43を、固定部31a、31cを挟むように、固定部31a、31cの一対の平行な二辺に沿って、方向Yに平行に設け、台座部42b、42dの壁43を、固定部31b、31dの一対の平行な二辺を繋ぐ辺に沿って、方向Xと平行に設けるようにしても良い。図5に示すように、台座部42aの壁43を固定部31aの3辺の周縁を囲むように設け、台座部42b、42cの壁43を、方向Xと平行な方向に設け、台座部42dの壁43を、固定部31dを挟むように方向Yに平行に設けるようにしても良い。
また、図6に示すように、台座部42aの壁43を、方向Yに平行に設け、台座部42b、42cの壁43を、方向Xと平行な方向に設け、台座部42dの壁43を第1の実施形態と同様に、固定部31dの3辺の周縁を囲むように設けても良い。図7に示すように、台座部42aの壁43を、方向Yに平行に設け、台座部42bには壁43を設けず、台座部42cの壁43を方向Xと平行に設け、台座部42dの壁43を第1の実施形態と同様に、固定部31dの3辺の周縁を囲むように設けても良い。
また、図4〜図7に示す壁43の設置箇所を、方向Xと平行な中心線Cを軸として左右対称に変更した形態も本発明の範囲に包含される。
(5)第1の実施形態では、固定部31a〜31dは4つ設けられていたが、3つの場合の実施形態及び2つの場合の実施形態も本発明の範囲に包含される。例えば、固定部が3つの場合は、図8に示すように、固定部31a、31bは、第1の実施形態の固定部31a、31bと同様の箇所に設け、固定部31cは、連結部22aの中央部分からX方向に突出するように設ける。なお、台座部42a〜42cも同様に固定部31a〜31cを載置できる位置に設ける。
固定部31a〜31cは、例えば、略長方形の一枚の金具でそれぞれ構成され、その一端が連結部21c、22aに埋め込まれ、他端にネジ貫通孔33a〜33cが設けられる。固定部31a〜31cの周縁には、固定部31a〜31cの3辺を囲むように壁43が設けられている。すなわち、台座部42a〜42cの壁43は、それぞれ壁434a〜434c、壁435a〜435c、壁436a〜436cが連なって構成される。
具体的には、壁434a、434bは固定部31aを挟むように、また、壁435a、435bは固定部31bを挟むように、方向Yと平行に固定部31a、31bの方向Xの幅程度離間して設けられている。また、壁434cは壁434a、434bを繋ぐように、壁435cは壁435a、435bを繋ぐように、それぞれ方向Xと平行に設けられている。壁436a、436bは、固定部31cを挟むように、方向Xと平行に設けられ、壁436cは、壁436a、436bを繋ぐように、方向Yと平行に設けられている。
このように、固定部31a〜31cが3つの場合であっても、方向X及び方向Y、並びに、ネジ35a〜35dの締結方向θ1及びその逆方向θ2の位置ずれを抑制することができる。なお、壁434c、435c、436cの少なくとも何れか1つを設けないようにしても良く、この場合も同様に4方向の位置ずれを抑制することができるとともに、リアクトルの外縁となる部分の壁を設けないので、その分省スペース化を図れるので、厳しい設計条件にも対応可能になる。
さらに、図9に示すように、固定部31a、31cが2つの場合であっても同様である。この場合には、固定部31a、31cをリアクトル本体1の四隅の対角の位置に設ける。台座部42a、42cも同様にケース4の対角の位置に設ける。固定部31aの周囲に設けられた壁43は、固定部31aを挟むように、方向Yと平行に設けられた壁437a、437bと、壁437a、437bと繋がるように、方向Xと平行に設けられた壁437cとからなる。また、固定部31cの周囲に設けられた壁43は、固定部31cを挟むように、方向Yと平行に設けられた壁438a、438bと、壁438a、438bと繋がるように、方向Xと平行に設けられた壁438cとからなる。
(6)第1の実施形態及び図4〜図9に示した他の実施形態では、壁43は、方向X又は方向Yに延びるように続けて設けたが、方向X又は方向Yに一または複数の突起により構成しても良い。複数の突起を設ける場合について、第1の実施形態の台座部42aに設けられた壁431aを例に説明すると、壁431aは方向Xに延びるように設けられているが、方向Xと同方向の直線上に、台座部42aから上方に隆起した複数の突起を互いに離間させて設けるようにしても良い。
(7)第1の実施形態及び上記の他の実施形態では、固定部31a〜31dのネジ貫通孔33a〜33dは、丸形であったが、丸形の一部が切欠かれた形状としても良い。換言すれば、固定部31a〜31dの形状は、一対の平行な二辺及びこれらを繋ぐ辺の何れかの一部を削って二股にした鍬形形状であっても良い。
(8)第1の実施形態及び上記の他の実施形態では、環状コア10を構成するために、分割コアとしてU字型コア及びI字型コアを用いたが、これに限定されない。すなわち、環状コア10は、分割コアを複数突き合わせて構成されたものであればよく、分割コアとして、E字型コア、T字型コアその他の環状コア10を構成可能な形状を有するコアを用いることができる。
(9)第1の実施形態及び上記の他の実施形態では、環が1つの環状コア10を用いたが、E字型コアのように脚部を3本以上備えたコアを用いて、環が2つのθ形状に形成された環状コア10を用いても良い。
10 環状コア
11、12 U字型コア
13 I字型コア
14 スペーサ
2 樹脂部材
21 第1の分離体
21a、21b 直線部
21c 連結部
21d 位置決め通し穴
22 第2の分離体
22a 連結部
22b フック
31a〜31d 固定部
33a〜33d ネジ貫通孔
35a〜35d ネジ
3(3a、3b) 金具
4 ケース
41 収容部
42a〜42d 台座部
421a〜421d ネジ穴
43 壁
431a〜431c 壁
432a 壁
432b 壁
433a 壁
433b 壁
434a〜434c 壁
435a〜435c 壁
436a〜436c 壁
437a〜437c 壁
438a〜438c 壁
44 平板部
44a 大径の開口部
44b 小径の開口部
44c ネジ穴
5 コイル
51a、51b コイル
52a、52b 端部
6 充填樹脂部
71 端子台
72a、72b バスバー
73a、73b ボルト
74a、74b 平板部分
75a、75b 凹部
8 コネクタ
9 温度センサ
9a 温度検出部
9b リード線
C 中心線
X リアクトル本体1の直線部分が延びる方向
Y リアクトル本体1の直線部分が延びる方向と直交する方向
θ1 ネジ締結方向
θ2 ネジ締結方向の逆方向

Claims (4)

  1. コアと前記コアに装着されたコイルとを備えるリアクトル本体と、
    前記リアクトル本体を収容するケースと、
    を備え、
    前記リアクトル本体は、ネジ貫通孔が設けられた複数の固定部を備え、
    前記ケースは、ネジ穴が設けられた、前記固定部を載置するための複数の台座部を備え、
    前記リアクトル本体と前記ケースは、前記台座部に前記固定部が載置され、前記ネジ貫通孔及び前記ネジ穴を介してネジ締結され、
    前記台座部には、前記台座部に載置された前記固定部の外形の少なくとも一部に沿う壁が設けられていること、
    を特徴とするリアクトル。
  2. 前記固定部は、一対の平行な二辺と、前記二辺を繋ぐ辺とを有する形状を有し、
    少なくとも2つの前記台座部には、前記固定部を挟むように、前記固定部の前記二辺に沿った平行な2つの壁が設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載のリアクトル。
  3. いずれか2つの前記台座部には、前記固定部の前記二辺を繋ぐ辺に沿った壁が設けられていること、
    を特徴とする請求項2に記載のリアクトル。
  4. 前記固定部は、前記リアクトル本体の四隅に設けられ、
    前記台座部は、前記ケースの四隅に設けられていること、
    を特徴とする請求項3に記載のリアクトル。
JP2014234024A 2014-11-18 2014-11-18 リアクトル Active JP6130347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234024A JP6130347B2 (ja) 2014-11-18 2014-11-18 リアクトル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014234024A JP6130347B2 (ja) 2014-11-18 2014-11-18 リアクトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016100369A true JP2016100369A (ja) 2016-05-30
JP6130347B2 JP6130347B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=56078102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014234024A Active JP6130347B2 (ja) 2014-11-18 2014-11-18 リアクトル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6130347B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020013884A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2020013885A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2020088345A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社タムラ製作所 リアクトル
CN111834097A (zh) * 2019-04-18 2020-10-27 Tdk株式会社 线圈装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033714U (ja) * 1989-06-02 1991-01-16
JPH09326268A (ja) * 1996-06-06 1997-12-16 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 端子部材の緩止装置
JP2012119415A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Mitsubishi Electric Corp リアクトル装置
JP2013030721A (ja) * 2010-09-22 2013-02-07 Sumitomo Electric Ind Ltd リアクトル、コンバータ、および電力変換装置
US20140292456A1 (en) * 2013-03-29 2014-10-02 Tamura Corporation Reactor
JP2014199866A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2014199872A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033714U (ja) * 1989-06-02 1991-01-16
JPH09326268A (ja) * 1996-06-06 1997-12-16 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 端子部材の緩止装置
JP2013030721A (ja) * 2010-09-22 2013-02-07 Sumitomo Electric Ind Ltd リアクトル、コンバータ、および電力変換装置
US20130182478A1 (en) * 2010-09-22 2013-07-18 Sumitomo Electric Industries Ltd Reactor, converter, and electric power converter
JP2012119415A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Mitsubishi Electric Corp リアクトル装置
US20140292456A1 (en) * 2013-03-29 2014-10-02 Tamura Corporation Reactor
JP2014199866A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2014199872A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020013884A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2020013885A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP7117926B2 (ja) 2018-07-18 2022-08-15 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP7117925B2 (ja) 2018-07-18 2022-08-15 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP2020088345A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社タムラ製作所 リアクトル
JP7148376B2 (ja) 2018-11-30 2022-10-05 株式会社タムラ製作所 リアクトル
CN111834097A (zh) * 2019-04-18 2020-10-27 Tdk株式会社 线圈装置
JP2020178040A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 Tdk株式会社 コイル装置
JP7355520B2 (ja) 2019-04-18 2023-10-03 Tdk株式会社 コイル装置
JP7470239B2 (ja) 2019-04-18 2024-04-17 Tdk株式会社 コイル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6130347B2 (ja) 2017-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6280592B2 (ja) リアクトル
US8717133B2 (en) Reactor
JP5881015B2 (ja) リアクトル、コンバータ、および電力変換装置
US10250071B2 (en) Wireless power supply coil
JP6130347B2 (ja) リアクトル
US20130314964A1 (en) Reactor
JP6585888B2 (ja) リアクトル
JP6774726B2 (ja) リアクトル
JP2015046481A (ja) リアクトル
JP6681164B2 (ja) リアクトル
JP5339141B2 (ja) リアクトル、及びコンバータ
JP6513956B2 (ja) 磁気結合型リアクトル
JP6490392B2 (ja) リアクトル
JP6570982B2 (ja) リアクトル
JP5196139B2 (ja) リアクトル及びコイル成形体
JP6106645B2 (ja) リアクトル
US11908613B2 (en) Reactor
JP6619195B2 (ja) リアクトル
JP2017073491A (ja) リアクトル
JP6578187B2 (ja) リアクトル
JP7377249B2 (ja) リアクトル
JP7377250B2 (ja) リアクトル
JP2022041506A (ja) リアクトル
JP2016122764A (ja) リアクトル
JP2019216218A (ja) リアクトル

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6130347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150