JP2016100051A - リチウムイオン二次電池 - Google Patents

リチウムイオン二次電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2016100051A
JP2016100051A JP2014233287A JP2014233287A JP2016100051A JP 2016100051 A JP2016100051 A JP 2016100051A JP 2014233287 A JP2014233287 A JP 2014233287A JP 2014233287 A JP2014233287 A JP 2014233287A JP 2016100051 A JP2016100051 A JP 2016100051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active material
negative electrode
electrode active
material layer
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014233287A
Other languages
English (en)
Inventor
宏司 鬼塚
Koji Onizuka
宏司 鬼塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014233287A priority Critical patent/JP2016100051A/ja
Publication of JP2016100051A publication Critical patent/JP2016100051A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】初期の負極活物質層の抵抗を低くしながらも、電池の保存や使用により、負極活物質層の非対向部で電解質や非水溶媒の分解物を含む被膜が成長してリチウム析出が生じるのを抑制できるリチウムイオン二次電池を提供すること。
【解決手段】リチウムイオン二次電池1は、電極体20と、LiBOBを含む電解液40とを備え、負極活物質粒子34の粒子表面34nにLiBOBの分解物を含む被膜37を有する。この被膜37は、負極活物質層33の全体について平均した、負極活物質層33の単位面積当たりのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )と、負極活物質層33のうち非対向部33bの、負極活物質層33の単位面積当たりのホウ素の含有量B(μmol/cm2 )とが、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす。
【選択図】図5

Description

本発明は、正極板及び負極板をセパレータを介して対向させた電極体と、リチウムビスオキサレートボレート(LiBOB)を含む電解液とを備え、負極活物質粒子の粒子表面にLiBOBの分解物を含む被膜を有するリチウムイオン二次電池に関する。
従来より、リチウムイオン二次電池(以下、単に電池とも言う)では、初充電時に電解液の成分(電解質や非水溶媒など)が分解されて、その分解物を含む被膜(Solid Electrolyte Interphase:SEI被膜)が負極活物質層中の負極活物質粒子の粒子表面に形成される。更に、このSEI被膜は、充電された状態で電池を保存したり、充放電を繰り返すことにより成長して厚くなる。SEI被膜が厚くなり過ぎると、負極活物質層の抵抗が高くなって電池性能が低下する。
この問題に対し、電解液にリチウムビスオキサレートボレート(LiBOB)を添加しておき、初充電時にLiBOBの分解物(具体的にはホウ素及びシュウ酸イオン)を含む被膜を負極活物質層中の負極活物質粒子の粒子表面に形成することが知られている。このような被膜を設けることで、充電された状態で電池を保存したり、充放電を繰り返しても、電解液成分(電解質や非水溶媒)の分解物を含む被膜が成長し難くなるので、負極活物質層の抵抗が徐々に高くなるのを抑制できる。例えば特許文献1に、このような電池が開示されている。
国際公開第2014−002611号
ところで、リチウムイオン二次電池の中には、負極活物質層が、電極体を構成した状態で、セパレータを介して正極活物質層に対向する対向部のほかに、正極活物質層に対向しない非対向部を有する形態の電池がある。この電池では、負極活物質層の対向部に比して非対向部で、電解液成分(電解質や非水溶媒)の分解物を含む被膜が電池の保存時や充放電の繰り返しで成長して厚くなり易いことが、本発明者の調査により判ってきた。負極活物質層の非対向部は、正極活物質層に対向していないため、対向部に比べると、その周囲に余剰の電解液が多く存在する。このため、非対向部の周囲で電解質や非水溶媒が多く分解され、これらの分解物を含む被膜が成長し易いと考えられる。
負極活物質層の非対向部で電解質や非水溶媒の分解物を含む被膜が過度に厚く形成されると、負極活物質層の抵抗が局所的に高くなるため、大電流で充電したときに、負極活物質層の非対向部でリチウムの析出が生じ易くなる。
これに対し、負極活物質層の非対向部で電解質や非水溶媒由来の被膜が過度に厚く形成されるのを防止すべく、電解液に添加するLiBOBの濃度を高くして、初充電時にLiBOBの分解物を含む被膜を厚く形成することが考えられる。しかしながら、このLiBOB由来の被膜も、それ自体が抵抗体であるため、被膜が厚すぎると、初期の負極活物質層の抵抗が高くなって電池性能が低くなる。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、初期の負極活物質層の抵抗を低くしながらも、電池の保存や使用により、負極活物質層の非対向部で電解質や非水溶媒の分解物を含む被膜が成長してリチウム析出が生じるのを抑制できるリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、正極活物質層を有する正極板と、負極活物質粒子を含む負極活物質層を有する負極板とを、セパレータを介して対向させた電極体と、リチウムビスオキサレートボレート(LiBOB)を含み、上記電極体に含浸させた電解液と、を備え、上記負極活物質粒子の粒子表面に、LiBOBの分解物を含む被膜を有するリチウムイオン二次電池であって、上記負極活物質層は、上記電極体を構成した状態で、上記セパレータを介して上記正極活物質層に対向する対向部と、上記正極活物質層に対向しない非対向部とを有し、上記被膜は、上記負極活物質層の全体について平均した、上記負極活物質層の単位面積当たりのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )と、上記負極活物質層のうち上記非対向部の、上記負極活物質層の単位面積当たりのホウ素の含有量B(μmol/cm2 )とが、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たすリチウムイオン二次電池である。
このリチウムイオン二次電池では、負極活物質粒子の粒子表面に形成されたLiBOBの分解物(具体的にはホウ素及びシュウ酸イオン)を含む被膜は、負極活物質層全体についてのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )が、A≦0.35を満たす。即ち、この電池では、負極活物質層の全体について、LiBOBの分解物を含む被膜が厚すぎない。このため、初期の負極活物質層の抵抗を低くすることができる。
更に、LiBOBの分解物を含む被膜は、負極活物質層全体についてのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )と、負極活物質層のうち非対向部のホウ素の含有量B(μmol/cm2 )とが、B/A≧1.8を満たす。即ち、この電池では、負極活物質層の非対向部で、LiBOBの分解物を含む被膜が適切に厚く形成されている。このため、電池の保存や使用により、負極活物質層の非対向部で電解質や非水溶媒の分解物を含む被膜が成長して厚くなるのを抑制できる。従って、負極活物質層の抵抗が局所的に高くなって、大電流で充電したときに負極活物質層の非対向部でリチウム析出が生じるのを抑制できる。
なお、「LiBOBの分解物を含む被膜」には、LiBOBの分解物(ホウ素及びシュウ酸イオン)のほか、電解液の他の成分(電解質や非水溶媒など)の分解物も含まれ得る。
また、「電極体」の形態は、特に限定されず、例えば、各々帯状をなす正極板及び負極板をセパレータを介して捲回してなる扁平状や円筒状の捲回型の電極体や、矩形状等をなす正極板及び負極板をセパレータを介して複数積層した積層型の電極体などが挙げられる。
また、他の態様は、正極活物質層を有する正極板と、負極活物質粒子を含む負極活物質層を有する負極板とを、セパレータを介して対向させた電極体と、リチウムビスオキサレートボレート(LiBOB)を含み、上記電極体に含浸させた電解液と、を備え、上記負極活物質粒子の粒子表面に、LiBOBの分解物を含む被膜を有し、上記負極活物質層は、上記電極体を構成した状態で、上記セパレータを介して上記正極活物質層に対向する対向部と、上記正極活物質層に対向しない非対向部とを有し、上記被膜は、上記負極活物質層の全体について平均した、上記負極活物質層の単位面積当たりのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )と、上記負極活物質層のうち上記非対向部の、上記負極活物質層の単位面積当たりのホウ素の含有量B(μmol/cm2 )とが、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たすリチウムイオン二次電池の製造方法であって、LiBOBを含まない又はLiBOBを含む第1電解液を、減圧下で電池内に注液する第1注液工程と、上記第1注液工程の後、充電及び放電を行う第1充放電工程と、上記第1充放電工程の後、LiBOBを含む第2溶液を、常圧下で電池内に注液する第2注液工程と、上記第2注液工程の後、充電を行って、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす上記被膜を形成する第2充電工程と、を備えるリチウムイオン二次電池の製造方法である。
このリチウムイオン二次電池の製造方法によれば、まず、LiBOBを含まない又はLiBOBを含む第1電解液を電池内に注液して(第1注液工程)、充電及び放電を行う(第1充放電工程)。これにより、負極活物質層の全体にわたり、負極活物質粒子の粒子表面に第1電解液をなす成分の分解物を含む被膜が形成される。
その後、LiBOBを含む第2溶液を電池内に注液して(第2注液工程)、充電を行う(第2充電工程)。第2注液工程は、常圧下で行うので、第2溶液が電極体の内部まで浸透して第1電解液と完全に混ざり合うまでには、長時間を要する。また、電極体の内部は、既に第1電解液で満たされているため、第2溶液は、電極体の内部まで浸透し難い。また、第1電解液がLiBOBを含む場合でも、電極体の内部に浸透した第1電解液は、第1充放電工程における充電でLiBOBの多くが分解されて被膜中に固定されている。
このため、第2注液工程後の電極体のうち、負極活物質層の対向部の周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が低く、非対向部の周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が高い。従って、第2充電工程で充電を行ったときに、負極活物質層の非対向部では、対向部に比して、LiBOBの分解物をより多く含む被膜が形成される。この被膜は、第1電解液をなす成分の分解物を含む被膜上に、或いは、負極活物質粒子の粒子表面のうち、第1電解液由来の被膜の形成が不十分であった部位(第1電解液由来の被膜が形成されていない部位)に形成される。これにより、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす被膜を容易に形成できる。
なお、「第1電解液」の電解質の濃度と「第2溶液」の電解質の濃度とを同じ濃度とすることができる。この場合には、この電解質の濃度が、電池の電解液(第1電解液に第2溶液を加えたもの)における電解質の濃度となる。一方、「第1電解液」の電解質の濃度と「第2溶液」の電解質の濃度とを異ならせることもできる。この場合には、電池の電解液における電解質の濃度が所望の濃度となるように、「第1電解液」及び「第2溶液」の電解質の濃度をそれぞれ調整する。なお、「第2溶液」には、電解質を含まない溶液を用いることもできる。
また、「第1電解液」の非水溶媒の組成と「第2溶液」の非水溶媒の組成とを同じ組成とすることができる。この場合、この非水溶媒の組成が、電池の電解液における非水溶媒の組成となる。一方、「第1電解液」の非水溶媒の組成と「第2溶液」の非水溶媒の組成とを異ならせることもできる。この場合には、電池の電解液における非水溶媒の組成が所望の組成となるように、「第1電解液」及び「第2溶液」の非水溶媒の組成をそれぞれ調整する。
実施形態に係るリチウムイオン二次電池の斜視図である。 実施形態に係るリチウムイオン二次電池を電池横方向及び電池縦方向に沿う平面で切断した縦断面図である。 実施形態に係る電極体の斜視図である。 実施形態に係り、正極板及び負極板をセパレータを介して互いに重ねた状態を示す、電極体の展開図である。 実施形態に係り、負極活物質粒子の断面のうち粒子表面近傍の様子を模式的に示す説明図である。 実施例及び比較例に係る各電池について、負極活物質層全体についてのホウ素の含有量Aと電池の初期抵抗との関係を示すグラフである。 実施例及び比較例に係る各電池の充放電サイクル試験に関し、ホウ素の含有量の比B/Aと電池容量の低下量との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に、本実施形態に係るリチウムイオン二次電池1(以下、単に「電池1」とも言う)を示す。また、図3及び図4に、この電池1を構成する捲回型の電極体20を示す。更に、図5に、負極活物質粒子34の断面のうち粒子表面34n近傍の状態を模式的に示す。なお、以下では、電池1の電池厚み方向BH、電池横方向CH及び電池縦方向DHを、図1及び図2に示す方向と定めて説明する。また、電極体20の軸線AXに沿う軸線方向EH、電極体厚み方向FH及び電極体幅方向GHを、図3及び図4に示す方向と定めて説明する。また、負極板31の長手方向JH及び幅方向KHを、図4に示す方向と定めて説明する。
この電池1は、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両などに搭載される角型で密閉型のリチウムイオン二次電池である。電池容量は4Ahである。この電池1は、電池ケース10と、この内部に収容された電極体20及び電解液40と、電池ケース10に支持された正極端子50及び負極端子51等から構成される。
このうち電池ケース10は、直方体状で金属(本実施形態ではアルミニウム)からなる。この電池ケース10は、上側のみが開口した直方体箱状のケース本体部材11と、このケース本体部材11の開口11hを閉塞する形態で溶接された矩形板状のケース蓋部材13とから構成される。ケース蓋部材13には、電池ケース10の内圧が所定圧力に達した際に破断開弁する安全弁14が設けられている。また、このケース蓋部材13には、電池ケース10の内外を連通する注液孔13hが形成され、封止部材15で気密に封止されている。
また、ケース蓋部材13には、それぞれ内部端子部材53、外部端子部材54及びボルト55により構成される正極端子50及び負極端子51が、樹脂からなる内部絶縁部材57及び外部絶縁部材58を介して固設されている。なお、正極端子50はアルミニウムからなり、負極端子51は銅からなる。電池ケース10内において、正極端子50は、後述する電極体20のうち正極板21の正極集電部21mに接続し導通している。また、負極端子51は、電極体20のうち負極板31の負極集電部31mに接続し導通している。
次に、電極体20について説明する(図2〜図4参照)。この電極体20は、軸線AXを有する扁平状をなし、軸線AXに沿う軸線方向EHが電池横方向CHと一致し、電極体厚み方向FHが電池厚み方向BHと一致し、電極体幅方向GHが電池縦方向DHと一致する形態で、電池ケース10内に収容されている。電極体20は、帯状の正極板21と帯状の負極板31とを、帯状の一対のセパレータ39を介して互いに重ねて軸線AX周りに捲回し、扁平状に圧縮したものである。
電極体20は、その軸線方向EHの中央に、軸線AXの径方向にセパレータ39が存在する部位である電極体中央部20fを有する。そして、この電極体中央部20fから軸線方向EHの一方側(図2中、左側、図3中、上側)に、正極板21のうち後述する正極集電部21mの幅方向の一部が、渦巻き状をなして突出している。一方、電極体中央部20fから軸線方向EHの他方側(図2中、右側、図3中、下側)に、負極板31のうち後述する負極集電部31mの幅方向の一部が、渦巻き状をなして突出している。
正極板21は、帯状のアルミニウム箔からなる正極集電箔22の両主面のうち、幅方向の一部でかつ長手方向に延びる領域上に、正極活物質層23を帯状に設けてなる。この正極活物質層23は、電極体20を構成した状態で、その全域がセパレータ39を介して後述する負極板31の負極活物質層33と対向している。正極活物質層23には、正極活物質粒子、導電材及び結着剤が含まれる。また、正極集電箔22のうち、幅方向の片方の端部は、自身の厚み方向に正極活物質層23が存在せず、正極集電箔22が露出した正極集電部21mとなっている。前述の正極端子50は、この正極集電部21mに溶接されている。
負極板31は、帯状の銅箔からなる負極集電箔32の両主面のうち、幅方向KHの一部でかつ長手方向JHに延びる領域上に、負極活物質層33を帯状に設けてなる。この負極活物質層33のうち、幅方向KHの中央部分は、電極体20を構成した状態で、セパレータ39を介して正極板21の正極活物質層23と対向する対向部33aである。一方、負極活物質層33のうち、幅方向KHの両端部は、それぞれセパレータ39と対向するが、正極活物質層23とは対向しない非対向部33bである。
この負極活物質層33には、負極活物質粒子34、結着剤35及び増粘剤36が含まれる。本実施形態では、負極活物質粒子34として黒鉛粒子を、結着剤35としてスチレンブタジエンゴム(SBR)を、増粘剤36としてカルボシキメチルセルロース(CMC)を用いている。
このうち、負極活物質粒子34の粒子表面34nには、LiBOBの分解物(具体的にはホウ素及びシュウ酸イオン)を含む被膜37が形成されている(図5参照)。また、この被膜37には、LiBOBの分解物のほか、後述する電解液40の他の成分(電解質及び非水溶媒)の分解物も含まれている。
この被膜37は、負極活物質層33の全体について平均した、負極活物質層33の単位面積当たりのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )と、負極活物質層33のうち非対向部33bの、負極活物質層33の単位面積当たりのホウ素の含有量B(μmol/cm2 )とが、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす。具体的には、負極活物質層33全体についてのホウ素の含有量Aは、A=0.25μmol/cm2 であり、負極活物質層33の非対向部33bのホウ素の含有量Bは、B=0.95μmol/cm2である。従って、ホウ素の含有量の比B/Aは、B/A=3.80である。
なお、上述のホウ素の含有量A,Bは、以下の手法で求める。即ち、まず、電池1を3.0Vまで放電した後、電池1を解体して、負極板31を取り出す。その後、この負極板31をエチルメチルカーボネート(EMC)に浸漬して洗浄する。その後、負極板31を所定の大きさに切断する。負極活物質層33全体についてのホウ素の含有量Aを求める場合には、対向部33a及び両端の非対向部33bを含む負極活物質層33が得られるように、負極板31をその幅方向KHと平行に切断する。一方、負極活物質層33のうち非対向部33bのホウ素の含有量Bを求める場合には、負極活物質層33の非対向部33bのみが得られるように、負極板31を切断する。その後、切断した負極板31から負極活物質層33を削り取り、この負極活物質層33の断片を、島津製作所製のICP発光分析装置(ICPS8100)を用いて分析する。その後、分析により得られたホウ素量(μg)をモル数に換算し、分析に用いた負極活物質層33の表面積で除して、ホウ素の含有量を算出する。
負極集電箔32のうち、幅方向KHの片方の端部は、自身の厚み方向に負極活物質層33が存在せず、負極集電箔32が露出した負極集電部31mとなっている。前述の負極端子51は、この負極集電部31mに溶接されている。
セパレータ39は、樹脂からなる多孔質膜であり、帯状をなす。
次に、電解液40について説明する。この電解液40は、電池ケース10内に50g収容されている。この電解液40の一部は、電極体20内に含浸され、残りは余剰液として電池ケース10の底部に溜まっている。この電解液40の電解質は、LiPF6 であり、その濃度は1.0Mである。また、電解液40の非水溶媒は、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とエチルメチルカーボネート(EMC)とを、1:1:1の体積比で混合した混合有機溶媒である。更に、この電解液40には、リチウムビスオキサレートボレート(LiBOB)が添加されている。
次いで、上記電池1の製造方法について説明する。まず、ケース蓋部材13、内部端子部材53、外部端子部材54、ボルト55、内部絶縁部材57及び外部絶縁部材58を用意する。そして、ケース蓋部材13に、内部絶縁部材57及び外部絶縁部材58を介して、それぞれ内部端子部材53、外部端子部材54及びボルト55からなる正極端子50及び負極端子51を固設する。
また別途、正極板21、負極板31及びセパレータ39を用意し、正極板21及び負極板31を一対のセパレータ39を介して互いに重ね、巻き芯を用いて軸線AX周りに捲回する。更に、これを扁平状に圧縮して電極体20を形成する。そして、この電極体20の正極集電部21m及び負極集電部31mに、ケース蓋部材13と一体化された正極端子50及び負極端子51をそれぞれ溶接する。
次に、ケース本体部材11を用意し、このケース本体部材11内に、電極体20を収容した後、ケース本体部材11にケース蓋部材13を溶接して電池ケース10を形成する。
次に、第1注液工程において、LiBOBを含む第1電解液を40g、減圧下で、注液孔13hから電池ケース10内に注液し、第1電解液を電極体20内に含浸させる。この第1電解液は、電解質の濃度及び非水溶媒の組成が前述した電池1の電解液40と同じである。即ち、第1電解液は、電解質としてLiPF6 を1.0M含み、非水溶媒はECとDMCとEMCとが1:1:1の体積比で混合された混合有機溶媒である。なお、この第1電解液に含まれるLiBOBの濃度は、0.025Mである。
次に、第1充放電工程において、この電池にSOC100%まで充電する。この充電の際、第1電解液をなす各成分が分解されて、これらの分解物を含む第1被膜37aが負極活物質粒子34の粒子表面34n上に形成される(図5参照)。第1電解液をなす各成分のうち、特にLiBOBは速やかに分解されるため、第1被膜37aにはLiBOBの分解物(具体的にはホウ素及びシュウ酸イオン)が多く含まれる。また、第1被膜37aには、LiBOBの分解物のほか、第1電解液の他の成分(電解質及び非水溶媒)の分解物も含まれる。この充電で、負極板31の周囲に存在する第1電解液に含まれるLiBOBは、ほぼ全量が分解されて第1被膜37a中に固定される。充電後は、この電池をSOC0%まで放電させる。
次に、第2注液工程において、LiBOBを含む第2溶液を10g、常圧下で、注液孔13hから電池ケース10内に注液する。この第2溶液は、電解質の濃度及び非水溶媒の組成が前述した電池1の電解液40及び第1電解液と同じである。即ち、第2溶液は、電解質としてLiPF6 を1.0M含み、非水溶媒はECとDMCとEMCとが1:1:1の体積比で混合された混合有機溶媒である。但し、この第2溶液に含まれるLiBOBの濃度は、第1電解液よりも高く、0.100Mである。
この第2注液工程は、常圧下で行うので、第2溶液が電極体20の内部まで浸透して第1電解液と完全に混ざり合うまでには、長時間を要する。また、電極体20の内部は、既に第1電解液で満たされているため、第2溶液は、電極体20の内部まで浸透し難い。また、第1電解液はLiBOBを含むが、前述のように、電極体20の内部に浸透した第1電解液は、第1充放電工程での充電でLiBOBの多くが分解され、その分解物は第1被膜37a中に固定されている。このため、第2注液工程後の電極体20のうち、負極活物質層33の対向部33aの周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が低く、非対向部33bの周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が高くなっている。
次に、第2充電工程において、この電池にSOC100%まで充電を行って、前述のように、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす被膜37を形成する。即ち、この第2充電工程では、負極活物質層33の対向部33aに比して非対向部33bでLiBOBの分解物をより多く含む第2被膜37bが形成される(図5参照)。前述のように、負極活物質層33の対向部33aの周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が低く、非対向部33bの周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が高くなっているからである。この第2被膜37bは、第1充放電工程で形成された第1被膜37a上に、或いは、負極活物質粒子34の粒子表面34nのうち、第1被膜37aの形成が不十分であった部位(第1被膜37aが形成されていない部位)に形成される。また、この第2被膜37bには、LiBOBの分解物のほか、第2溶液の他の成分(電解質及び非水溶媒)の分解物も含まれる。そして、これら第1被膜37a及び第2被膜37bによって、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす被膜37が形成される。
第2充電工程の後は、注液孔13hを封止部材15で封止する。その後は、この電池について、各種検査を行う。かくして、電池1が完成する。
(実施例及び比較例)
次いで、本発明の効果を検証するために行った試験の結果について説明する。まず、実施例1〜6として、LiBOBの分解物を含む被膜37を変更した6種類の電池を用意した。具体的には、表1に示すように、電池の製造に用いる第1電解液及び第2溶液のLiBOBの濃度をそれぞれ変更することにより、負極活物質層33全体についてのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )を、0.03(実施例1)、0.23(実施例2)、0.25(実施例3)、0.26(実施例4)、0.28(実施例5)及び0.33(実施例6)とした。また、負極活物質層33のうち非対向部33bのホウ素の含有量Bと、負極活物質層33全体についてのホウ素の含有量Aとの比B/Aの値を、17.0(実施例1)、2.57(実施例2)、3.80(実施例3)、4.81(実施例4)、5.64(実施例5)及び1.91(実施例6)とした。なお、実施例3の電池は、前述の実施形態の電池1と同じである。また、上記以外の部分は、実施形態の電池1と同様とした。
Figure 2016100051
一方、比較例1として、LiBOBを添加しないことにより、負極活物質粒子34の粒子表面34nにLiBOBの分解物を含む被膜37を有しない電池を用意した。具体的には、電池を組み立てた後、まず注液工程において、LiBOBを含まず、それ以外は実施形態の第1電解液と同様とした電解液を50g、減圧下で電池ケース10内に注液した。その後、充電工程において、この電池にSOC100%まで充電し、電池を製造した。なお、この比較例1では、LiBOBを含む第2溶液の継ぎ足し及び再充電は行っていない。
また、比較例2〜5として、LiBOBの分解物を含む被膜37を変更した4種類の電池を用意した。具体的には、比較例2〜4では、電池を組み立てた後、まず注液工程において、表1に示す濃度のLiBOBを含み、それ以外は実施形態の第1電解液と同様とした電解液を50g、減圧下で電池ケース10内に注液した。その後、充電工程において、この電池にSOC100%まで充電し、電池を製造した。このようにして、ホウ素の含有量A(μmol/cm2 )を、0.22(比較例2)、0.32(比較例3)及び0.46(比較例4)とすると共に、ホウ素の含有量の比B/Aの値を、1.09(比較例2)、1.19(比較例3)及び1.20(比較例4)とした。なお、この比較例2〜4では、LiBOBを含む第2溶液の継ぎ足し及び再充電は行っていない。
また、比較例5では、第1電解液及び第2溶液のLiBOB濃度を表1に示す値に変更することにより、ホウ素の含有量Aを0.48μmol/cm2 とすると共に、ホウ素の含有量の比B/Aの値を1.98とした。それ以外は、実施形態の電池1と同様とした。
次に、実施例1〜6及び比較例1〜5の各電池について、初期抵抗(mΩ)をそれぞれ測定した。具体的には、SOC60%に調整した各電池を−30℃の温度環境下において、交流インピーダンス法(周波数は10-1〜105 MHzの範囲)により、各電池の反応抵抗を測定した。即ち、得られた周波数応答において、コール−コールプロットの円弧部分の直径から抵抗値を算出し、これを初期抵抗とした。その結果を表1及び図6に示す。
表1及び図6から明らかなように、負極活物質層33全体のホウ素の含有量A(μmol/cm2 )をA≦0.35とした実施例1〜6及び比較例1〜3の各電池では、初期抵抗が十分に低く(約105mΩよりも低く)良好であった。一方、負極活物質層33全体のホウ素の含有量A(μmol/cm2 )をA>0.35とした比較例5,6の各電池では、初期抵抗が高く、A>0.35の範囲では、ホウ素の含有量Aが増えるほど初期抵抗が大幅に高くなる。
その理由は、以下であると考えられる。即ち、LiBOBの分解物を含む被膜37は、それ自体が抵抗体であるため、厚すぎると、初期の負極活物質層33の抵抗が高くなって電池抵抗が高くなる。一方、負極活物質層33全体のホウ素の含有量AがA≦0.35を満たすように、LiBOBの分解物を含む被膜37を薄く形成することで、初期の負極活物質層33の抵抗を適切に低くすることができると考えられる。
次に、実施例1〜6及び比較例1〜5の各電池について、高温保存を行った。具体的には、SOC80%に調整した各電池を60℃の温度環境下において100日間保存した。
その後、各電池について、更に「充放電サイクル試験」を行って、電池容量の低下量(Ah)をそれぞれ測定した。具体的には、高温保存の後、SOC80%に調整した各電池を、25℃の温度環境下において、100Aの定電流で100秒間放電した後、10分間休止した。その後、100Aの定電流で100秒間充電した後、10分間休止した。この充放電を1サイクルとして、これを1000サイクル行った。この充放電サイクル試験の前後でそれぞれ電池容量を測定し、電池容量の低下量をそれぞれ求めた。その結果を表1及び図7に示す。なお、図7のグラフには、比較例1のデータは記載していない。
表1及び図7から明らかなように、ホウ素の含有量の比B/AをB/A≧1.8とした実施例1〜6及び比較例5の各電池では、充放電サイクル試験後の電池容量の低下量が小さかった(0.030Ah以下であった)。一方、LiBOB由来の被膜37を有しない比較例1、及び、ホウ素の含有量の比B/AをB/A<1.8とした比較例2〜4の各電池では、充放電サイクル試験後の電池容量の低下量が大きく、B/A<1.8の範囲では、B/Aの値が小さくなるほど電池容量の低下量が大幅に大きくなることが判る。
その理由は、以下であると考えられる。即ち、負極活物質層33の非対向部33bは、対向部33aに比して、充放電サイクル試験を行ったときに、電解質及び非水溶媒の分解物を含む被膜が成長して厚くなる。負極活物質層33の非対向部33bは、正極活物質層23に対向していないため、対向部33aに比べると、その周囲に余剰の電解液40が多く存在する。このため、非対向部33bの周囲で電解質や非水溶媒が多く分解され、これらの分解物を含む被膜が成長し易いと考えられる。負極活物質層33の非対向部33bで電解質や非水溶媒の分解物を含む被膜が過度に厚く形成されると、負極活物質層33の抵抗が局所的に高くなるため、充放電サイクル試験の充電時に、負極活物質層33の非対向部33bでリチウム析出が生じる。これにより、電池容量が大きく減少すると考えられる。
一方、ホウ素の含有量の比B/AがB/A≧1.8を満たすようにLIBOB由来の被膜37を形成すると、負極活物質層33の非対向部33bで、LiBOB由来の被膜37が適切に厚く形成される。このため、充放電サイクル試験を行ったときに、負極活物質層33の非対向部33bで電解質や非水溶媒の分解物を含む被膜が成長して厚くなるのを抑制できる。従って、負極活物質層33の抵抗が局所的に高くなって、充放電サイクル試験の充電時に、負極活物質層33の非対向部33bでリチウム析出が生じて、電池容量が減少するのを抑制できると考えられる。
以上で説明したように、本実施形態の電池1では、負極活物質粒子34の粒子表面34nに形成されたLiBOBの分解物を含む被膜37は、負極活物質層33全体についてのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )が、A≦0.35を満たす。即ち、この電池1では、負極活物質層33の全体について、LiBOBの分解物を含む被膜37が厚すぎない。このため、初期の負極活物質層33の抵抗を低くすることができる。
更に、LiBOBの分解物を含む被膜37は、負極活物質層33全体についてのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )と、負極活物質層33のうち非対向部33bのホウ素の含有量B(μmol/cm2 )とが、B/A≧1.8を満たす。即ち、この電池1では、負極活物質層33の非対向部33bで、LiBOBの分解物を含む被膜37が適切に厚く形成されている。このため、電池1の保存や使用により、負極活物質層33の非対向部33bで電解質や非水溶媒の分解物を含む被膜が成長して厚くなるのを抑制できる。従って、負極活物質層33の抵抗が局所的に高くなって、大電流で充電したときに負極活物質層33の非対向部33bでリチウム析出が生じるのを抑制できる。
また、電池1の製造方法によれば、まず、LiBOBを含む第1電解液を電池内に注液して(第1注液工程)、充電及び放電を行う(第1充放電工程)。これにより、負極活物質層33の全体にわたり、負極活物質粒子34の粒子表面34nに第1電解液をなす成分の分解物を含む第1被膜37aが形成される。
その後、LiBOBを含む第2溶液を常圧下で電池内に注液して(第2注液工程)、充電を行う(第2充電工程)。前述のように、第2注液工程後の電極体20のうち、負極活物質層33の対向部33aの周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が低く、非対向部33bの周囲に存在する電解液は、相対的にLiBOBの濃度が高い。従って、第2充電工程を行ったときに、負極活物質層33の非対向部33bでは、対向部33aに比して、LiBOBの分解物をより多く含む第2被膜37bが形成される。これにより、A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす被膜37を容易に形成できる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
1 リチウムイオン二次電池(電池)
10 電池ケース
20 電極体
21 正極板
22 正極集電箔
23 正極活物質層
31 負極板
32 負極集電箔
33 負極活物質層
33a 対向部
33b 非対向部
34 負極活物質粒子
34n 粒子表面
37 被膜
37a 第1被膜
37b 第2被膜
39 セパレータ
40 電解液
50 正極端子
== 負極端子

Claims (1)

  1. 正極活物質層を有する正極板と、負極活物質粒子を含む負極活物質層を有する負極板とを、セパレータを介して対向させた電極体と、
    リチウムビスオキサレートボレート(LiBOB)を含み、上記電極体に含浸させた電解液と、を備え、
    上記負極活物質粒子の粒子表面に、LiBOBの分解物を含む被膜を有する
    リチウムイオン二次電池であって、
    上記負極活物質層は、
    上記電極体を構成した状態で、上記セパレータを介して上記正極活物質層に対向する対向部と、上記正極活物質層に対向しない非対向部とを有し、
    上記被膜は、
    上記負極活物質層の全体について平均した、上記負極活物質層の単位面積当たりのホウ素の含有量A(μmol/cm2 )と、
    上記負極活物質層のうち上記非対向部の、上記負極活物質層の単位面積当たりのホウ素の含有量B(μmol/cm2 )とが、
    A≦0.35、かつ、B/A≧1.8を満たす
    リチウムイオン二次電池。
JP2014233287A 2014-11-18 2014-11-18 リチウムイオン二次電池 Pending JP2016100051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014233287A JP2016100051A (ja) 2014-11-18 2014-11-18 リチウムイオン二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014233287A JP2016100051A (ja) 2014-11-18 2014-11-18 リチウムイオン二次電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016100051A true JP2016100051A (ja) 2016-05-30

Family

ID=56077951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014233287A Pending JP2016100051A (ja) 2014-11-18 2014-11-18 リチウムイオン二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016100051A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020137818A1 (ja) * 2018-12-28 2020-07-02 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池及びその製造方法
JP2020149802A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020137818A1 (ja) * 2018-12-28 2020-07-02 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池及びその製造方法
JP2020149802A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池の製造方法
JP7161679B2 (ja) 2019-03-11 2022-10-27 トヨタ自動車株式会社 非水電解液二次電池の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5721334B2 (ja) 非水電解質二次電池
KR101186425B1 (ko) 2차 전지의 제조 방법
JP2019016483A (ja) 非水電解質二次電池
JP5754358B2 (ja) 非水電解液二次電池およびその製造方法
JPWO2013076847A1 (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP6361920B2 (ja) リチウムイオン電池
JP6376098B2 (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP2013097980A (ja) 非水電解液二次電池、及び、その製造方法
JP6380269B2 (ja) リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2015011969A (ja) 非水電解液二次電池及びその製造方法
KR101941796B1 (ko) 비수 전해액 이차 전지
JP6208560B2 (ja) リチウム二次電池
JP2012064544A (ja) リチウムイオン二次電池
JP2013247009A (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP5843107B2 (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP6304198B2 (ja) 非水電解液二次電池および非水電解液二次電池の製造方法
JP2015230761A (ja) 二次電池の製造方法
JP6217981B2 (ja) 非水電解液二次電池とその製造方法
JP2016100051A (ja) リチウムイオン二次電池
JP6210329B2 (ja) リチウムイオン二次電池の製造方法
JP2014130729A (ja) 非水電解液二次電池の製造方法
JP6414016B2 (ja) リチウムイオン二次電池の製造方法
JP6295324B2 (ja) リチウムイオン電池およびその製造方法
JP5985272B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP2013062050A (ja) 非水電解液二次電池の製造方法