JP2016098875A - 防振装置用ブラケットおよび防振装置 - Google Patents

防振装置用ブラケットおよび防振装置 Download PDF

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Abstract

【課題】防振装置本体を安定して保持する。【解決手段】防振装置用ブラケット30は、鉛直方向Zに延びるとともに互いに対向する一対の側壁部34、およびこれらの両側壁部34同士を連結する端壁部35を備える支持部31と、一対の側壁部34から突出し、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される脚部33と、を備え、一対の側壁部34において互いに対向する各内面には、これらの両側壁部34が互いに対向する対向方向Xに突出し、防振装置本体20を鉛直方向Zの下方から支持する下支持突部36が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、防振装置用ブラケットおよび防振装置に関する。
従来から、下記特許文献1に示すような防振装置用ブラケットが知られている。このブラケットは、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、を有する防振装置本体を保持する。
特開2011−256958号公報
しかしながら、前記従来の防振装置用ブラケットでは、防振装置本体を安定して保持することについて改善の余地がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、防振装置本体を安定して保持することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置用ブラケットは、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、を有する防振装置本体を保持する防振装置用ブラケットであって、鉛直方向に延びるとともに互いに対向する一対の側壁部、およびこれらの両側壁部同士を連結する端壁部を備える支持部と、前記一対の側壁部から突出し、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される脚部と、を備え、前記一対の側壁部において互いに対向する各内面には、これらの両側壁部が互いに対向する対向方向に突出し、前記防振装置本体を鉛直方向の下方から支持する下支持突部が形成されていることを特徴とする。
この場合、一対の側壁部における各内面に下支持突部が形成されているので、下支持突部により防振装置本体を下方から支持することができる。これにより、防振装置本体を安定して保持することが可能になり、例えば、防振装置用ブラケットから防振装置本体が鉛直方向の下方に脱落するのを抑えること等ができる。
前記一対の側壁部における各内面には、前記対向方向に突出し、前記防振装置本体を鉛直方向の上方から支持する上支持突部が形成されていてもよい。
この場合、一対の側壁部における各内面に上支持突部が形成されているので、下支持突部および上支持突部の両方により、防振装置本体を鉛直方向の両側から支持することができる。これにより、防振装置本体を上下方向に安定して保持することができる。
前記一対の側壁部における各内面には、鉛直方向に延び、鉛直方向の両端部から前記下支持突部および前記上支持突部が各別に突出する突出基部が形成され、前記下支持突部、前記上支持突部および前記突出基部は、前記側壁部を曲げ加工し、前記側壁部に前記対向方向の外側に膨出する膨出部を形成することで、前記側壁部における内面のうち、前記膨出部に対応する部分に一体に形成され、前記脚部には、前記膨出部が嵌合される嵌合凹部が形成されていてもよい。
この場合、脚部に、膨出部が嵌合される嵌合凹部が形成されているので、防振装置本体を、上支持突部および下支持突部を介して脚部により支持することが可能になり、防振装置本体をより安定して保持することができる。
前記脚部には、前記下支持突部を下方から支持する係止部が形成されていてもよい。
この場合、脚部に、下支持突部を下方から支持する係止部が形成されているので、防振装置本体を、係止部および下支持突部を介して脚部により支持することが可能になり、防振装置本体をより安定して保持することができる。
前記一対の側壁部における各内面の間には、鉛直方向および前記対向方向の両方向に直交する開口方向に開口し、前記開口方向の一方側から前記防振装置本体が圧入される圧入空間が形成されていてもよい。
この場合、一対の側壁部における各内面の間に圧入空間が形成されているので、防振装置用ブラケットを振動発生部または振動受部に、圧入空間を開口方向の一方側に向けて露出させた状態で連結することで、その後、防振装置本体を圧入空間内に開口方向の一方側から圧入することができる。これにより、防振装置本体の組み付け手順の多様化を図ることができる。しかも、防振装置用ブラケットを振動発生部または振動受部に連結するときには、脚部を振動発生部または振動受部に連結するので、防振装置本体の圧入時に、一対の側壁部が対向方向に過度に拡開してしまうのを抑えることが可能になる。これらにより、防振装置本体の組み付け性を向上させることができる。
また圧入空間に、防振装置本体が開口方向から圧入されるので、防振装置用ブラケットのうち、圧入空間に対して鉛直方向の両側に位置する部分の設計自由度を高め易くすることができる。
前記圧入空間に圧入された前記防振装置本体を前記開口方向の他方側から支持する規制部を備えていてもよい。
この場合、規制部を備えているので、規制部により防振装置本体を開口方向の他方側から支持することが可能になり、防振装置本体をより安定して保持することができる。
また、規制部を備えているので、圧入空間への防振装置本体の圧入時に、防振装置本体を規制部に突き当てることで、防振装置本体の過度の圧入を防ぐことが可能になり、防振装置本体の組み付け性を向上させることができる。
前記圧入空間における前記対向方向の両端部には、前記一対の側壁部における各内面に形成された圧入溝が設けられ、前記脚部は、前記側壁部において前記対向方向の外側を向く外面のうち、前記圧入溝に対応する部分を鉛直方向に含むように、前記側壁部に連結されていてもよい。
この場合、脚部が、側壁部の外面のうち、圧入溝に対応する部分を鉛直方向に含むように、側壁部に連結されているので、圧入空間に圧入された防振装置本体を、側壁部を介して脚部により対向方向の外側から支持することが可能になり、防振装置本体をより安定して保持することができる。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、を有する防振装置本体と、前記防振装置用ブラケットと、を備えることを特徴とする。
この場合、前記防振装置用ブラケットを備えているので、防振装置本体を安定して保持することが可能になり、例えば特性を確実に発揮させること等ができる。
本発明によれば、防振装置本体を安定して保持することができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の正面を斜め下方から見た斜視図である。 図1に示す防振装置の正面図である。 図1に示す防振装置の背面を斜め上方から見た斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る防振装置を説明する。
図1から図3に示す防振装置10は、自動車における振動発生部であるエンジンを振動受部である車体へ支持するエンジンマウントとして適用される。防振装置10には、主に鉛直方向Zに沿う振動(主振動)が入力される。
防振装置10は、防振装置本体20と、防振装置用ブラケット30と、を備えている。
防振装置本体20は、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の外側取付け部材21、および他方に連結される内側取付け部材22と、これらの両取付け部材21、22を連結する弾性体23と、を備えている。
外側取付け部材21は、円筒状に形成されている。外側取付け部材21の外周面には、圧入突起24(圧入部、被支持部)が設けられている。圧入突起24は、一対備えられていて、外側取付け部材21の外周面において、外側取付け部材21の軸線Oを間に挟んで反対側に位置する各部分に配置されている。
なお、防振装置10が振動発生部と振動受部との間に配置された状態で、外側取付け部材21の軸線Oは鉛直方向Zに沿い、外側取付け部材21の軸方向が鉛直方向Zとなる。外側取付け部材21は、防振装置用ブラケット30を介して車体(振動受部)に連結される。
内側取付け部材22は、円錐台状に形成され、外側取付け部材21と同軸に配置されている。内側取付け部材22は、鉛直方向Zから見た平面視において外側取付け部材21の内側に配置されている。内側取付け部材22は、外側取付け部材21から鉛直方向Zの上方に突出している。内側取付け部材22の上面には、図示しない連結用ボルトが螺合される連結ねじ穴が形成されている。連結用ボルトは、防振装置本体20に図示しないストッパアームを連結する。内側取付け部材22は、ストッパアームを介してエンジン(振動発生部)に連結される。
弾性体23は、例えばゴム等により形成されており、吸振主体となる。弾性体23は、外側取付け部材21の内周に加硫接着されるとともに内側取付け部材22の外面に加硫接着され、外側取付け部材21と内側取付け部材22とを弾性的に連結している。弾性体23には、鉛直方向Zの下方に向けて開口する凹部が形成されている。
防振装置用ブラケット30は、防振装置本体20を保持する。防振装置用ブラケット30は、支持部31と、規制部32と、脚部33と、を備えている。
支持部31は、一枚の板材が曲げ加工されてなり、支持部31の正面視において逆U字状に形成されている。支持部31は、鉛直方向Zに延びるとともに互いに対向する一対の側壁部34と、これらの両側壁部34同士を連結する端壁部35と、を備えている。端壁部35は、一対の側壁部34の上端部同士を連結していて、支持部31は、上方に位置する端壁部35の両側から、一対の側壁部34が各別に下方に向けて屈曲されることで一体に形成されている。
一対の側壁部34において互いに対向する各内面には、下支持突部36と、上支持突部37と、突出基部38と、が形成されている。下支持突部36および上支持突部37はそれぞれ、一対の側壁部34が互いに対向する対向方向Xに突出している。突出基部38は、鉛直方向Zに延び、鉛直方向Zの両端部から下支持突部36および上支持突部37が各別に突出している。
下支持突部36、上支持突部37および突出基部38は、側壁部34を曲げ加工することにより一体に形成されている。側壁部34の下端部には、対向方向Xの外側に膨出する膨出部39が曲げ加工により形成されていて、側壁部34における内面のうち、膨出部39に対応する部分に、下支持突部36、上支持突部37および突出基部38が一体に形成されている。下支持突部36、上支持突部37および突出基部38は、対向方向Xの内側に向けて開口する圧入溝40を形成している。
一対の側壁部34における各内面の間には、圧入空間41が形成されている。圧入空間41は、鉛直方向Zおよび対向方向Xの両方向に直交する開口方向Yに開口しており、圧入空間41における対向方向Xの両端部には、圧入溝40が設けられている。圧入空間41には、開口方向Yの一方側から防振装置本体20が圧入される。本実施形態では、圧入空間41のうちの圧入溝40に、防振装置本体20のうちの圧入突起24が圧入される。
圧入突起24は、下支持突部36および上支持突部37により上下方向から挟持され、下支持突部36は、防振装置本体20を鉛直方向Zの下方から支持し、上支持突部37は、防振装置本体20を鉛直方向Zの上方から支持する。防振装置本体20は、対向方向Xの両外側から、一対の側壁部34の各突出基部38により挟持され、突出基部38は、防振装置本体20を対向方向Xの外側から支持する。
図3に示すように、規制部32は、圧入空間41に圧入された防振装置本体20を開口方向Yの他方側から支持する。規制部32は、表裏面が開口方向Yを向く、支持部31とは異なる板材により形成されており、支持部31に溶接(固着)されている。規制部32は、開口方向Yから見た正面視において対向方向Xに長い矩形状の本体片42と、本体片42から下方に向けて突出された突出片43と、を備えている。
本体片42における対向方向Xの両端部は、一対の側壁部34における各内面に溶接されている。本体片42の両端部は、側壁部34の内面のうち、上支持突部37よりも上側に位置する部分に固定され、本体片42は防振装置本体20と非接触となっている。
突出片43は、防振装置本体20のうち、外側取付け部材21の外周面に、開口方向Yの他方側から係合する。突出片43は、突出基部38と鉛直方向Zに沿って同等の位置に配置されている。
図1から図3に示すように、脚部33は、一対の側壁部34から突出し、車体(振動発生部および振動受部のうちの一方)に連結される。脚部33は、一対備えられており、一対の側壁部34から各別に突出している。一対の脚部33は、対向方向Xに対称に形成されている。
脚部33は、支持部31および規制部32とは異なる一枚の板材が曲げ加工されてなり、脚部33を対向方向Xから見た正面視においてU字状に形成されている。脚部33は、鉛直方向Zに延びるとともに互いに対向する一対の支持壁部44と、これらの両支持壁部44同士を連結する連結壁部45と、を備えている。連結壁部45は、一対の支持壁部44の下端部同士を連結していて、脚部33は、下方に位置する連結壁部45の両側から、一対の支持壁部44が各別に上方に向けて屈曲されることで一体に形成されている。
連結壁部45は、この連結壁部45に対して下方に位置する車体に固定される。連結壁部45には、連結壁部45を鉛直方向Zに貫通する連結孔が形成されていて、連結壁部45は、連結孔に上方から差し込まれる図示しないボルトにより車体に固定される。
一対の支持壁部44は、開口方向Yに間隔をあけて配置されている。支持壁部44は、一対の側壁部34において対向方向Xの外側を向く各外面に溶接(固着)されている。
脚部33は、一対の側壁部34において対向方向Xの外側を向く各外面のうち、圧入溝40に対応する部分である膨出部39を鉛直方向Zに含むように、一対の側壁部34に連結されている。脚部33には、膨出部39が嵌合される嵌合凹部47が形成されていて、脚部33は、膨出部39が嵌合凹部47に嵌合された状態で、側壁部34のうち、膨出部39だけでなく、膨出部39よりも上方に位置する部分にまで溶接されている。
嵌合凹部47は、対向方向Xの内側に向けて開口しており、嵌合凹部47の内周面のうち、下方に位置して上方を向く部分は、下支持突部36を下方から支持する係止部48となっている。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置用ブラケット30によれば、一対の側壁部34における各内面に下支持突部36が形成されているので、下支持突部36により防振装置本体20を下方から支持することができる。これにより、防振装置本体20を安定して保持することが可能になり、例えば、防振装置用ブラケット30から防振装置本体20が鉛直方向Zの下方に脱落するのを抑えること等ができる。
また、一対の側壁部34における各内面に上支持突部37が形成されているので、下支持突部36および上支持突部37の両方により、防振装置本体20を鉛直方向Zの両側から支持することができる。これにより、防振装置本体20を上下方向に安定して保持することができる。
さらに脚部33に、膨出部39が嵌合される嵌合凹部47が形成されているので、防振装置本体20を、上支持突部37および下支持突部36を介して脚部33により支持することが可能になり、防振装置本体20をより安定して保持することができる。
さらにまた脚部33に、下支持突部36を下方から支持する係止部48が形成されているので、防振装置本体20を、係止部48および下支持突部36を介して脚部33により支持することが可能になり、防振装置本体20をより安定して保持することができる。
また、一対の側壁部34における各内面の間に圧入空間41が形成されているので、防振装置用ブラケット30を振動発生部または振動受部に、圧入空間41を開口方向Yの一方側に向けて露出させた状態で連結することで、その後、防振装置本体20を圧入空間41内に開口方向Yの一方側から圧入することができる。これにより、防振装置本体20の組み付け手順の多様化を図ることができる。しかも、防振装置用ブラケット30を振動発生部または振動受部に連結するときには、脚部33を振動発生部または振動受部に連結するので、防振装置本体20の圧入時に、一対の側壁部34が対向方向Xに過度に拡開してしまうのを抑えることが可能になる。これらにより、防振装置本体20の組み付け性を向上させることができる。
また圧入空間41に、防振装置本体20が開口方向Yから圧入されるので、防振装置用ブラケット30のうち、圧入空間41に対して鉛直方向Zの両側に位置する部分の設計自由度を高め易くすることができる。
さらに、規制部32を備えているので、規制部32により防振装置本体20を開口方向Yの他方側から支持することが可能になり、防振装置本体20をより安定して保持することができる。
また、規制部32を備えているので、圧入空間41への防振装置本体20の圧入時に、防振装置本体20を規制部32に突き当てることで、防振装置本体20の過度の圧入を防ぐことが可能になり、防振装置本体20の組み付け性を向上させることができる。
また脚部33が、側壁部34の外面における膨出部39を鉛直方向Zに含むように、側壁部34に連結されているので、圧入空間41に圧入された防振装置本体20を、側壁部34を介して脚部33により対向方向Xの外側から支持することが可能になり、防振装置本体20をより安定して保持することができる。
そして本実施形態に係る防振装置10によれば、前記防振装置用ブラケット30を備えているので、防振装置本体20を安定して保持することが可能になり、例えば特性を確実に発揮させること等ができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前記実施形態では、防振装置本体20として、液体が封入されていない、いわゆるソリッドタイプの防振ゴムを使用している例について説明したが、防振装置本体20としては、他のタイプのもの、例えば、液封式の防振ゴムを用いてもよい。
圧入突起24がなくてもよい。圧入突起24を圧入溝40に圧入するのに代えて、例えば、外側取付け部材21を直接、圧入溝40に圧入してもよい。
脚部33が、膨出部39に対して鉛直方向Zにずらされて側壁部34に連結されていてもよい。また脚部33に係止部48や嵌合凹部47がなくてもよい。
規制部32に突出片43を設けるのに代えて、本体片42により防振装置本体20を支持してもよい。また規制部32が、防振装置本体20の外側取付け部材21に代えて、内側取付け部材22を支持してもよい。さらに規制部32がなくてもよい。
下支持突部36、上支持突部37および突出基部38を、側壁部34を曲げ加工して形成するのに代えて、側壁部34を複数枚の板材により形成し、突出基部38を形成する第1の板材から、下支持突部36または上支持突部37を形成する第2の板材が対向方向Xに突出するように、これらの複数の板材を溶接(固着)してもよい。また上支持突部37はなくてもよい。
前記実施形態では、エンジンを内側取付け部材22に接続し、外側取付け部材21を車体に接続しているが、逆に接続するように構成してもよい。
本発明に係る防振装置10は、車両のエンジンマウントに限定されるものではなく、エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 防振装置
20 防振装置本体
21 外側取付け部材
22 内側取付け部材
23 弾性体
30 防振装置用ブラケット
31 支持部
32 規制部
33 脚部
34 側壁部
35 端壁部
36 下支持突部
37 上支持突部
38 突出基部
39 膨出部
40 圧入溝
41 圧入空間
47 嵌合凹部
48 係止部
O 軸線
X 対向方向
Y 開口方向
Z 鉛直方向

Claims (8)

  1. 振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、を有する防振装置本体を保持する防振装置用ブラケットであって、
    鉛直方向に延びるとともに互いに対向する一対の側壁部、およびこれらの両側壁部同士を連結する端壁部を備える支持部と、
    前記一対の側壁部から突出し、振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される脚部と、を備え、
    前記一対の側壁部において互いに対向する各内面には、これらの両側壁部が互いに対向する対向方向に突出し、前記防振装置本体を鉛直方向の下方から支持する下支持突部が形成されていることを特徴とする防振装置用ブラケット。
  2. 前記一対の側壁部における各内面には、前記対向方向に突出し、前記防振装置本体を鉛直方向の上方から支持する上支持突部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の防振装置用ブラケット。
  3. 前記一対の側壁部における各内面には、鉛直方向に延び、鉛直方向の両端部から前記下支持突部および前記上支持突部が各別に突出する突出基部が形成され、
    前記下支持突部、前記上支持突部および前記突出基部は、前記側壁部を曲げ加工し、前記側壁部に前記対向方向の外側に膨出する膨出部を形成することで、前記側壁部における内面のうち、前記膨出部に対応する部分に一体に形成され、
    前記脚部には、前記膨出部が嵌合される嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の防振装置用ブラケット。
  4. 前記脚部には、前記下支持突部を下方から支持する係止部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置用ブラケット。
  5. 前記一対の側壁部における各内面の間には、鉛直方向および前記対向方向の両方向に直交する開口方向に開口し、前記開口方向の一方側から前記防振装置本体が圧入される圧入空間が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の防振装置用ブラケット。
  6. 前記圧入空間に圧入された前記防振装置本体を前記開口方向の他方側から支持する規制部を備えていることを特徴とする請求項5記載の防振装置用ブラケット。
  7. 前記圧入空間における前記対向方向の両端部には、前記一対の側壁部における各内面に形成された圧入溝が設けられ、
    前記脚部は、前記側壁部において前記対向方向の外側を向く外面のうち、前記圧入溝に対応する部分を鉛直方向に含むように、前記側壁部に連結されていることを特徴とする請求項5または6に記載の防振装置用ブラケット。
  8. 振動発生部および振動受部のうちの一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結される内側取付け部材と、これらの両取付け部材を連結する弾性体と、を有する防振装置本体と、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の防振装置用ブラケットと、を備えることを特徴とする防振装置。
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