JP6513018B2 - 防振装置 - Google Patents
防振装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6513018B2 JP6513018B2 JP2015243227A JP2015243227A JP6513018B2 JP 6513018 B2 JP6513018 B2 JP 6513018B2 JP 2015243227 A JP2015243227 A JP 2015243227A JP 2015243227 A JP2015243227 A JP 2015243227A JP 6513018 B2 JP6513018 B2 JP 6513018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- bracket
- vibration
- mounting
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Description
しかも、上方取付け部に連結される柱状の第2脚部の中心軸線が、下方取付け部に連結される柱状の第1脚部の中心軸線よりも上下方向に対する傾斜角度が大きくなっているので、上方取付け部が、下方取付け部より上方に位置した分だけ、第2脚部の上下方向の大きさが小さくなったとしても、第2脚部の、取付け部材からの突出長さを長く確保することが可能になり、防振性能を維持することができる。
この場合、第1脚部が、連結部と抜け止め部とにより挟まれるので、第1脚部が、下方取付け部から、連結部と抜け止め部とが互いに対向する対向方向に外れるのを防ぐことができる。
この発明によれば、上方取付け部が、下方取付け部より上方に位置しているので、上方取付け部が、下方取付け部より上方に位置している分だけ、この防振装置の下方のスペースを空けることができる。
しかも、上方取付け部に連結される柱状の第2脚部の中心軸線が、下方取付け部に連結される柱状の第1脚部の中心軸線よりも上下方向に対する傾斜角度が大きくなっているので、上方取付け部が、下方取付け部より上方に位置した分だけ、第2脚部の上下方向の大きさが小さくなったとしても、第2脚部の、取付け部材からの突出長さを長く確保することが可能になり、防振性能を維持することができる。
また、上方取付け部に、第2脚部の先端面が当接した突き当て部が形成されているので、この防振装置に、第2脚部の先端面が、上方取付け部の突き当て部を相対的に押圧する方向の負荷が加えられたときに、大きな反力が生ずることとなり、この方向のバネを高めることができる。
この場合、この防振装置に、第2脚部の先端面が、上方取付け部の突き当て部を相対的に押圧する方向の負荷が加えられたときに、第1脚部によって連結部を押圧させることも可能になり、このときに生ずる反力をより一層高めることが可能になり、この方向のバネを確実に高めることができる。
また、抜け止め部および突き当て部によって、弾性体が前記対向方向の全長にわたって挟まれることとなり、この対向方向の入力振動を安定して減衰、吸収することができる。
この防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結されるブラケット11、および他方に連結される取付け部材12と、これらのブラケット11と取付け部材12とを弾性的に連結した弾性体13と、を備えている。
ブラケット11は、水平方向に延びる本体筒部19を備えている。取付け部材12は、水平方向に延びる長方形状の板状に形成され、表裏面を上下方向に向けた状態で、本体筒部19の内側に差し込まれている。取付け部材12は、本体筒部19の中心軸線より上方に配設されている。
以下、本体筒部19および取付け部材12が延びる方向を左右方向という。
ブラケット11の本体筒部19は、左右方向から見て下方に向けて開口した逆U字状に形成されている。本体筒部19の下部のうち、左右方向の他端部19aより一端部側に位置する一端側部分19bは、上方に向けて窪んでいる。
第1脚部14および第2脚部15は、左右方向に並べられて配置されている。弾性体13は、取付け部材12に接着され、ブラケット11に非接着状態で当接している。なお、弾性体13はブラケット11に接着してもよい。
第2脚部15は、上方から下方に向かうに従い漸次、左右方向のうち第1脚部14から離れる方向に延びている。第2脚部15は、取付け部材12および突部12aにおける左右方向の一端面に接着されている。第2脚部15における下方を向く下面のうち、取付け部材12側と反対側の先端部15aは、水平方向に延びる平坦面となっている。
そして、第2脚部15の中心軸線O2は、第1脚部14の中心軸線O1よりも上下方向に対する傾斜角度が大きくなっている。
下板部20は、第1脚部14が連結される下方取付け部16と、第2脚部15が連結され、下方取付け部16より上方で、かつ取付け部材12より下方に位置する上方取付け部17と、下方取付け部16と上方取付け部17とを連結する連結部18と、を備えている。下板部20は、本体筒部19よりも左右方向および上下方向の双方向に直交する前後方向の長さが長く、本体筒部19から前後方向の両側に突出している。下方取付け部16および上方取付け部17は、表裏面が上下方向を向く前後方向に長い長方形状に形成されている。連結部18は、表裏面が左右方向を向く前後方向に長い長方形状に形成されている。
下方取付け部16に、連結部18と対向して配置され、第1脚部14を挟み込む抜け止め部21が形成されている。第1脚部14は、連結部18と抜け止め部21とにより左右方向に挟まれている。なお、ブラケット11の本体筒部19の前記他端部19aが、連結部18と抜け止め部21との間に嵌合されている。本体筒部19の前記他端部19aにおける下端縁が、下方取付け部16の上面に当接している。
抜け止め部21の上端は、連結部18の上端より下方に位置している。抜け止め部21は、第1脚部14における前後方向の全長にわたって近接若しくは当接している。抜け止め部21は、表裏面が左右方向を向く前後方向に長い長方形状に形成されている。
突き当て部22は、上方取付け部17のうち、連結部18側と反対側の端部に形成されている。突き当て部22の上端は、第2脚部15の先端面15bより上方に位置している。第2脚部15の先端面15bが全域にわたって、突き当て部22に当接している。突き当て部22は、表裏面が左右方向を向く前後方向に長い長方形状に形成されている。
連結部18、抜け止め部21、および突き当て部22は、表裏面が互いに平行な板状に形成されている。
例えば、第2脚部15の先端面15bを、突き当て部22に接着することで、第2脚部15の先端面15bを突き当て部22に固定してもよいし、また、第2脚部15の先端面15bにボルトを加硫接着し、突き当て部22にこのボルトの挿通孔を形成し、挿通孔に挿通したボルトにナットを螺着することで、第2脚部15の先端面15bを突き当て部22に固定してもよいし、また、第2脚部15の先端面15bに板体を加硫接着し、この板体に突き当て部22における前後方向の両端部を抱き込ませるように折曲加工を施すことで、第2脚部15の先端面15bを突き当て部22に固定してもよい。また、第2脚部15の先端面15bは、突き当て部22に直接当接させる構成に限らず、例えば板体等を介して突き当て部22に当接させてもよい。
なお図示の例では、第1脚部14、および第2脚部15の中心軸線O1、O2方向の長さが、前後方向の長さより短くなっているが、第1脚部14、および第2脚部15の中心軸線O1、O2方向の長さを、前後方向の長さより長くしてもよい。
しかも、上方取付け部17に連結される柱状の第2脚部15の中心軸線O2が、下方取付け部16に連結される柱状の第1脚部14の中心軸線O1よりも上下方向に対する傾斜角度が大きくなっているので、上方取付け部17が、下方取付け部16より上方に位置した分だけ、第2脚部15の上下方向の大きさが小さくなったとしても、第2脚部15の、取付け部材12からの突出長さを長く確保することが可能になり、防振性能を維持することができる。
また、第1脚部14が、連結部18と抜け止め部21とにより挟まれるので、第1脚部14が、下方取付け部16から、連結部18と抜け止め部21とが互いに対向する左右方向に外れるのを防ぐことができる。
また、連結部18、抜け止め部21、および突き当て部22が、表裏面が互いに平行な板状に形成されているので、この防振装置1に、第2脚部15の先端面15bが、上方取付け部17の突き当て部22を相対的に押圧する方向の負荷が加えられたときに、第1脚部14によって連結部18を押圧させることも可能になり、このときに生ずる反力をより一層高めることが可能になり、この方向のバネを確実に高めることができる。
また、抜け止め部21および突き当て部22によって、弾性体13が左右方向の全長にわたって挟まれることとなり、左右方向の入力振動を安定して減衰、吸収することができる。
11 ブラケット
12 取付け部材
13 弾性体
14 第1脚部
15 第2脚部
15b 先端面
16 下方取付け部
17 上方取付け部
18 連結部
21 抜け止め部
22 突き当て部
O1、O2 中心軸線
Claims (4)
- 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結されるブラケット、および他方に連結される取付け部材と、
これらのブラケットと取付け部材とを弾性的に連結した弾性体と、を備え、
前記弾性体は、前記取付け部材から下方に向けて突出し、前記ブラケットに連結した弾性変形可能な柱状の第1脚部および第2脚部を備え、
前記ブラケットは、前記第1脚部が連結される下方取付け部と、前記第2脚部が連結され、前記下方取付け部より上方で、かつ前記取付け部材より下方に位置する上方取付け部と、を備え、
前記第2脚部の中心軸線は、前記第1脚部の中心軸線よりも上下方向に対する傾斜角度が大きく、
前記ブラケットは、前記下方取付け部と前記上方取付け部とを連結する連結部を備え、
前記第1脚部は、前記連結部に近接若しくは当接していることを特徴とする防振装置。 - 前記下方取付け部には、前記連結部と対向して配置され、前記第1脚部を挟み込む抜け止め部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
- 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結されるブラケット、および他方に連結される取付け部材と、
これらのブラケットと取付け部材とを弾性的に連結した弾性体と、を備え、
前記弾性体は、前記取付け部材から下方に向けて突出し、前記ブラケットに連結した弾性変形可能な柱状の第1脚部および第2脚部を備え、
前記ブラケットは、前記第1脚部が連結される下方取付け部と、前記第2脚部が連結され、前記下方取付け部より上方で、かつ前記取付け部材より下方に位置する上方取付け部と、を備え、
前記第2脚部の中心軸線は、前記第1脚部の中心軸線よりも上下方向に対する傾斜角度が大きく、
前記上方取付け部には、前記第2脚部における中心軸線方向の両端面のうち、前記取付け部材側と反対側の先端面が当接した突き当て部が形成されていることを特徴とする防振装置。 - 前記上方取付け部には、前記第2脚部における中心軸線方向の両端面のうち、前記取付け部材側と反対側の先端面が当接した突き当て部が形成され、
前記連結部、前記抜け止め部、および前記突き当て部は、表裏面が互いに平行な板状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015243227A JP6513018B2 (ja) | 2015-12-14 | 2015-12-14 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015243227A JP6513018B2 (ja) | 2015-12-14 | 2015-12-14 | 防振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017110679A JP2017110679A (ja) | 2017-06-22 |
JP6513018B2 true JP6513018B2 (ja) | 2019-05-15 |
Family
ID=59081780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015243227A Active JP6513018B2 (ja) | 2015-12-14 | 2015-12-14 | 防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6513018B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832039Y2 (ja) * | 1978-01-19 | 1983-07-15 | 日産自動車株式会社 | 防振支持装置 |
JP2011214608A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
JP5641524B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2014-12-17 | 住友理工株式会社 | エンジンマウント |
-
2015
- 2015-12-14 JP JP2015243227A patent/JP6513018B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017110679A (ja) | 2017-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6355255B2 (ja) | 防振装置 | |
JP6358747B2 (ja) | 防振装置 | |
JP6595371B2 (ja) | 防振装置 | |
JP6192961B2 (ja) | 制震装置 | |
JP2015096754A (ja) | 防振装置 | |
JP6783162B2 (ja) | ブラケット付き防振装置 | |
JP6513018B2 (ja) | 防振装置 | |
JP6410577B2 (ja) | 防振装置用ブラケットおよび防振装置 | |
JP6449035B2 (ja) | エンジンマウント | |
JP6824722B2 (ja) | 防振ユニット | |
JP6479523B2 (ja) | 防振装置および防振ユニット | |
JP6207320B2 (ja) | 防振装置 | |
JP6511311B2 (ja) | 防振装置および防振ユニット | |
JP6325689B2 (ja) | 防振装置及び防振装置の取付構造 | |
JP4857216B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP6704812B2 (ja) | 防振装置 | |
JP2011247333A (ja) | 防振支持構造 | |
JPS6333572B2 (ja) | ||
JP6473663B2 (ja) | 防振装置 | |
JP2013242001A (ja) | エンジンマウント | |
JP6576791B2 (ja) | 防振装置 | |
JP5698911B2 (ja) | スタビライザーブッシュ | |
JP2014185690A (ja) | 防振装置 | |
JP2006275203A (ja) | 防振装置 | |
JP6562696B2 (ja) | 防振装置用ブラケット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180309 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20180309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180309 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181019 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190122 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6513018 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |