JP2010084918A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩衝ゴムの破損を抑えることを目的とする。
【解決手段】第一取付部材5、第二取付部材6、及び第一取付部材5と第二取付部材6とを弾性的に連結するゴム弾性体7、を備え、第一取付部材5又は第二取付部材6に支持荷重が作用することで第二取付部材6が第一取付部材5に対して軸方向一方側に相対変位する防振装置1において、第一取付部材5又は第一取付部材5に取り付けられた第一ブラケット3には、第二取付部材6及び第二取付部材6に取り付けられた第二ブラケット4のうちの少なくとも一方に係止されて第二取付部材6の軸方向他方側への変位を規制するストッパ部32が設けられ、第二ブラケット4及び第二取付部材6のうちの少なくとも一方には、ストッパ部32に当接する緩衝ゴム9が設けられ、ストッパ部32には、凹部37が形成され、緩衝ゴム9には、支持荷重が作用していない無負荷状態において凹部37に嵌合する凸部94が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関する。
自動車のエンジンを車体側に支持させるとともにエンジンの振動を減衰させる防振装置として、従来から各種のものが用いられている。
その一つに、車体及びエンジンのうちの何れか一方に連結される筒状の第一取付部材と、車体及びエンジンのうちの何れか他方に連結される第二取付部材と、第一、第二取付部材を弾性的に連結するゴム弾性体と、を備える本体ゴムの他に、第二取付部材の頭部を挿通させた状態で配置されたリバウンド用ストッパ部を備えたものがある。このストッパ部は、例えばエンジンを支持する際の支持荷重とは反対方向の荷重が加わり、第二取付部材が第一取付部材から離間する方向へ所定量以上移動しようとするとき、第二取付部材の頭部周辺の肩部に当接して第二取付部材の所定量以上の移動を規制するものである。
この種のリバウンド用ストッパ部を備えた防振装置は、エンジンに取り付けられるエンジンブラケットや車体に取り付けられる車体ブラケットを予め本体ゴムに組み付け、アッセンブリの形で車体組み立てラインに搬送され、そこでエンジンとともに車体に組み付けられることがある。
ここで、車体に組み付けられる前のアッセンブリの形の防振装置にあっては、エンジンによる支持荷重がかかっていないため、ゴム弾性体の付勢力によって第二取付部材がリバンド用ストッパ部に押し当てられている。そして、例えば、搬送中等に何らかの原因で第二取付部材に組み付けられたブラケットに衝撃が加わると、そのブラケット(例えばエンジンブラケット)と第一取付部材に連結されたブラケット(例えば車体ブラケット)との相対的な位置関係にずれが生じたり、本体ゴム(ゴム弾性体)に捻りが生じたりする場合がある。
また、ボルト締めによって第二取付部材にブラケットが固定されている場合、ボルトを締め付ける際に、当該ボルトと共にブラケット及び第二取付部材が共回りし、第二取付部材に連結されたブラケットと第一取付部材に連結されたブラケットとの相対的な位置関係にずれが生じたり、本体ゴム(ゴム弾性体)に捻りが生じたりする場合がある。
上述したようにエンジンブラケットと車体ブラケットとの相対的な位置関係にずれが生じると、結果的に車体側への組み付け作業に支障を来たす場合がある。つまり、エンジンブラケットや車体ブラケットに予め設けたボルトやボルト挿通孔が車体側やエンジン側のねじ受け部と合致しなくなり、車両組立ラインにおける、車体やエンジンへの組み付け作業、特にロボットを使用した自動組み付け作業に支障を来たす。
また、支持荷重が作用する前の無負荷状態においてゴム弾性体に捻りが生じていると、ゴム弾性体の耐久性が低下したり、防振装置の性能が低下したりする場合がある。
このような、問題に対処するものとして、下記の特許文献1には、第二取付部材(特許文献1では「第1の取付部材」)に凸部を形成するとともに、リバウンド用ストッパ部に固着された緩衝ゴムに凹部を形成し、これら凸部と凹部とが互いに係合することによって、第二取付部材とリバウンド用ストッパ部との相対的な回転を防止することが提案されている。
特開平10−252828号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載された防振装置では、ゴムからなる凹部の内側に金属製の凸部が嵌め込まれているので、凸部によって凹部周辺のゴムに亀裂が生じやすく、緩衝ゴムが破損しやすいという問題が存在する。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、第一取付部材に取り付けられた第一ブラケットと第二取付部材に取り付けられた第二ブラケットとの相対的な位置関係のずれを防止することができるとともに、無負荷状態におけるゴム弾性体の捻りを防止することができ、さらに、緩衝ゴムに亀裂が生じにくく、緩衝ゴムの破損を抑えることができる防振装置を提供することを目的としている。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のいずれか一方に第一ブラケットを介して連結される第一取付部材、および他方に第二ブラケットを介して連結される第二取付部材と、前記第一取付部材と前記第二取付部材とを弾性的に連結するゴム弾性体と、を備えており、前記第一取付部材又は前記第二取付部材に支持荷重が作用することで前記第二取付部材が前記第一取付部材に対して軸方向一方側に相対変位する防振装置において、前記第一ブラケット又は前記第一取付部材には、前記第二ブラケット及び前記第二取付部材のうちの少なくとも一方に係止されて前記第二取付部材の軸方向他方側への変位を規制するストッパ部が設けられ、前記第二ブラケット及び前記第二取付部材のうちの少なくとも一方には、前記ストッパ部に当接する緩衝ゴムが設けられており、前記ストッパ部には、凹部が形成され、前記緩衝ゴムには、支持荷重が作用していない無負荷状態において前記凹部に嵌合する凸部が形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、無負荷状態においては、緩衝ゴムに形成された凸部が、ストッパ部に形成された凹部の内側に嵌合され、緩衝ゴムとストッパ部との相対的な回転が規制されるので、第一取付部材(第一ブラケット)と第二取付部材(第二ブラケット)との相対的な回転が防止される。一方、支持荷重が作用すると、上記凸部が上記凹部から離間され、緩衝ゴムとストッパ部との相対的な回転規制が解除される。
また、本発明に係る防振装置は、前記凹部が、板状の前記ストッパ部を凹状にプレスすることで形成されていることが好ましい。
これにより、凹部が補強リブとなり、凹部によって板状のストッパ部が補強される。また、凹部の角部にアール(丸み)がつき、その凹部に嵌合された凸部に応力が作用した際に当該凸部が破損しにくくなる。
また、本発明に係る防振装置は、前記第二取付部材の軸方向他方側の端面に、軸方向に延在した雌ネジ孔が形成されていると共に該雌ネジ孔に螺着されたボルトによって前記第二ブラケットが接合されており、該第二ブラケットの軸方向他方側の表面に、前記ボルトの頭部が収容される窪み部が形成され、前記ボルトの頭部頂面が、前記第二ブラケットの軸方向他方側の表面に配設された前記緩衝ゴムの表面よりも軸方向一方側に配置されていることが好ましい。
これにより、ボルトで第二取付部材に第二ブラケットを取り付ける場合であっても、防振装置の高さが抑えられる。
本発明に係る防振装置によれば、凹部及び凸部によって無負荷状態における第一ブラケットと第二ブラケットとの相対的な回転が防止されるので、第一ブラケットと第二ブラケットとの相対的な位置関係のずれを防止することができる。これにより、振動発生部や振動受部に対して防振装置を確実かつ容易に取り付けることができる。
また、凹部及び凸部によって第一取付部材と第二取付部材との相対的な回転が防止されるので、ゴム弾性体の捻りを防止することができる。これにより、ゴム弾性体の耐久性の低下や防振装置の性能の低下を抑えることができる。
さらに、緩衝ゴムに凸部が形成され、ストッパ部に凹部が形成されており、ゴムからなる凸部が凹部の内側に嵌合されているので、緩衝ゴムに亀裂が生じにくく、緩衝ゴムの破損を防止することができる。
以下、本発明に係る防振装置の実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は本実施の形態における防振装置1を表した破断斜視図であり、図2は防振装置1の分解斜視図である。
なお、図1に示す符号Oは防振装置1の中心軸線を示しており、以下、単に「軸心O」と記す。また、軸心Oに沿った方向が鉛直方向であり、以下、「軸方向」と記す。さらに、軸心Oに垂直な方向を「径方向」とし、軸心O回りの方向を「周方向」とする。
また、図1における下側がバウンド側、つまり防振装置1を設置した際に支持荷重が入力される方向であり、図1における上側がリバウンド側、つまり前記支持荷重の入力方向の反対側であり、以下の説明においてバウンド側を「下」とし、リバウンド側を「上」とする。
さらに、図1に示すX方向が車両の前後方向であり、以下、単に「前後方向」と記し、図1に示すY方向が車両の幅方向であり、以下、単に「幅方向」と記す。
防振装置1は、自動車における振動発生部であるエンジンを、振動受け部である車体へ支持するエンジンマウントである。防振装置1の概略構成としては、図1、図2に示すように、エンジンの振動を吸収する本体ゴム2と、図示せぬ車体に取り付けられる車体ブラケット3(本発明の第一ブラケットに相当する。)と、図示せぬエンジンに取り付けられるエンジンブラケット4(本発明の第二ブラケットに相当する。)と、を備えている。
本体ゴム2には、少なくとも、車体ブラケット3を介して車体に連結される第一取付部材5と、エンジンブラケット4を介してエンジンに取り付けられる第二取付部材6と、第一取付部材5と第二取付部材6とを弾性的に連結するゴム弾性体7と、が備えられている。
第一取付部材5は、両端がそれぞれ開放された筒状の金属部材であり、軸心Oを中心軸にして軸方向に沿って延設されている。第一取付部材5は、上端側に筒状の大径部50が形成されるとともに、下端側に大径部50に対して小径とされた筒状の小径部51が形成され、これら大径部50と小径部51との間に、大径部50の下端から小径部51の上端に向かうに従い漸次縮径された絞り部52が介在された構成となっている。
第二取付部材6は、軸方向に延在する柱状部材であり、平面視において筒状の第一取付部材5の内側に配設されている。第二取付部材6の上端面は、軸心Oに対して垂直な平面形状を成しており、この第二取付部材6の上端面には、軸方向に延びる雌ネジ孔60が穿設されており、この雌ネジ孔60に螺合される後述するボルト8によってエンジンブラケット4が接合されている。
ゴム弾性体7は、第一取付部材5の内周面と第二取付部材6の外周面との間に全周に亘って形成されたゴム体であり、第一取付部材5の内周面及び第二取付部材6の外周面にそれぞれ加硫接着されている。
なお、第一取付部材5の下端部を図示せぬダイヤフラムで閉塞し、第一取付部材5の内側に、ゴム弾性体7の下面と第一取付部材5の内周面と上記したダイヤフラムの上面とで囲まれた液室を形成し、その液室を、オリフィス通路が形成された図示せぬ仕切り部材によって主液室と副液室とに区画した構成にすることが好ましい。これにより、エンジンから車体に伝達される振動を、より効果的に減衰させることが可能である。
車体ブラケット3は、第一取付部材5を車体側に固定させるための金属製の部材であり、第一取付部材5を保持する保持部30と、保持部30を支持する支持部31と、第二取付部材6の上方への変位を規制するリバウンド側のストッパ部32と、を備えている。
保持部30は、両端がそれぞれ開放された筒状部であり、軸心Oを中心軸にして軸方向に沿って延設されている。この保持部30の内側には、第一取付部材5の大径部50が圧入嵌合されている。
支持部31は、保持部30の外周面から下方に延びて更に径方向外側に延在した略L字状の板状部であり、前後方向の両側にそれぞれ配設されている。径方向外側に延びた支持部31の下部には、当該車体ブラケット3を車体にボルト止めするためのボルト孔35が形成されている。また、支持部31の幅方向の両側の側端にはフランジ36がそれぞれ立設されている。
ストッパ部32は、車体ブラケット3を上方から係止する部材であり、保持部30の上方に配設されている。詳しく説明すると、ストッパ部32は、略コ字状に成形された板状部であり、前後方向にブリッジ状に架け渡すように延設されている。すなわち、ストッパ部32は、前後方向の両側にそれぞれ配設された一対の立上り部33と、一対の立上り部33の上端間に架設された頂壁部34と、から構成されている。また、略コ字状のストッパ部32の角部、つまりは、上記した立上り部33と頂壁部34との連結部分にはアール(丸み)がついている。また、ストッパ部32は、上記した両側の支持部31と一体的に形成されている。すなわち、ストッパ部32と両側の支持部31とは一枚の板材から形成されており、ストッパ部32の立上り部33の下端と支持部31の上端は一体に形成されている。
上記したストッパ部32の幅方向の中央部分には、上側に向けて窪んだ凹部37が形成されている。凹部37は、ストッパ部32の長さ方向(前後方向)に延在する溝部であり、板状のストッパ部32を凹状にプレスすることで断面視略台形状に形成されている。この凹部37は、ストッパ部32の頂壁部34の端部まで延在され、さらにストッパ部32の立上り部33の上端から下端までそれぞれ延在されている。
また、ストッパ部32の頂壁部34の中央部分には、後述するボルト8を通すための開口38が形成されている。さらに、ストッパ部32の幅方向の両側の側端には、フランジ39がそれぞれ立設されている。
エンジンブラケット4は、第二取付部材6をエンジン側に固定させるための金属製の部材であり、幅方向に延びたブロック状の部材である。このエンジンブラケット4の一端部は、略コ字状のストッパ部32の内側に差し込まれて頂壁部34と第二取付部材6の上端面との間に配設されており、ボルト8によって第二取付部材6に締結されている。また、エンジンブラケット4の一端部の上面には、ボルト8の頭部80が収容される窪み部40が形成されている。この窪み部40は、軸心Oを中心軸線とする平面視円形の有底孔である。この窪み部40の底面には、軸心Oを中心軸線とする貫通孔41が形成されている。この貫通孔41は、軸心Oを共通軸にして第二取付部材6の雌ネジ孔60と同軸上に配設されており、貫通孔41の内側には、ボルト8のネジ部81が挿通されている。ボルト8のネジ部81は、前記貫通孔41を貫通して第二取付部材6の雌ネジ孔60に螺合されており、ボルト8の頭部80はワッシャ82を介して窪み部40の底面に係止されている。なお、ボルト8の頭部80の頂面は、第二取付部材6の上面に配設された後述する緩衝ゴム9の上壁部92の上面よりも下方に配置されている。一方、エンジンブラケット4の他端部は、ストッパ部32の側方に張り出されており、このエンジンブラケット4の他端部には、エンジンにボルト止めするためのボルト孔42が形成されている。
また、エンジンブラケット4の一端部には、ストッパ部32に当接する緩衝ゴム9が設けられている。この緩衝ゴム9は、エンジンブラケット4の一端部に外装される角筒状のゴム体であり、この緩衝ゴム9の内側にエンジンブラケット4の一端部が圧入嵌合されている。緩衝ゴム9の下壁部90には、第二取付部材6の上端部が嵌合される平面視円形の開口91が形成されている。緩衝ゴム9の上壁部92には、上記した窪み部40に連通する平面視円形の開口93が形成されているとともに、上方に向けて突出した凸部94が形成されている。凸部94は、角筒状の緩衝ゴム9の横幅方向(前後方向)に延在する断面視略台形状の凸条部であり、支持荷重が作用していない無負荷状態(エンジンブラケット4にエンジンが取り付けられていない状態)において上記したストッパ部32の凹部37に嵌合されている。この凸部94は、上壁部92の端部まで延在されている。また、緩衝ゴム9の下壁部90の下面及び上壁部92の上面には、角筒状の緩衝ゴム9の長さ方向(幅方向)に延在する複数の凹溝95が並列にそれぞれ形成されている。緩衝ゴム9の側壁部96は、軸方向中央部分に向うに従い厚さが漸次大きくなった断面視略三角形状の壁部であり、ストッパ部32の立上り部33に対向配置されている。
次に、上記した構成の防振装置1の作用について説明する。
上記した防振装置1を組み立てる際には、図2に示すように、まず、本体ゴム2の第一取付部材5を車体ブラケット3に取り付けるとともに、エンジンブラケット4に緩衝ゴム9を外装させる。詳しく説明すると、車体ブラケット3の保持部30の内側に第一取付部材5の大径部50を圧入嵌合させ、車体ブラケット3に本体ゴム2を装着させる。また、緩衝ゴム9の内側にエンジンブラケット4の一端部を挿入し、緩衝ゴム9の上壁部92の開口93とエンジンブラケット4の窪み部40との位置合わせを行う。
次に、エンジンブラケット4を本体ゴム2の第二取付部材6に取り付ける。詳しく説明すると、緩衝ゴム9が装着されたエンジンブラケット4の一端部を、幅方向の一方側からストッパ部32の内側に差し込み、緩衝ゴム9の凸部94をストッパ部32の凹部37の内側に嵌合させるとともに緩衝ゴム9の下壁部90の開口91の内側に第二取付部材6の上端部を嵌合させる。これにより、エンジンブラケット4の貫通孔41と第二取付部材6の雌ネジ孔60とが位置合わせされる。続いて、ネジ部81にワッシャ82が嵌められたボルト8をストッパ部32の開口38からエンジンブラケット4の貫通孔41に挿入し、そのボルト8のネジ部81を第二取付部材6の雌ネジ孔60に締め込む。これにより、ボルト8の頭部80がワッシャ82を介してエンジンブラケット4の窪み部40の底面に定着し、エンジンブラケット4と第二取付部材6とが連結される。このとき、緩衝ゴム9の凸部94がストッパ部32の凹部37に嵌合されており、緩衝ゴム9とストッパ部32との軸心O回りの相対回転が規制されているので、ボルト8を締め付ける際に、当該ボルト8と共にエンジンブラケット4及び第二取付部材6が共回りすることが防止される。これにより、車体ブラケット3とエンジンブラケット4との軸心O回りの相対回転が防止されるとともに、第一取付部材5と第二取付部材6との軸心O回りの相対回転が防止される。
以上により、防振装置1の組み立てが完了する。
そして、完成した防振装置1は、車両組立ラインに搬入される。このとき、緩衝ゴム9の凸部94がストッパ部32の凹部37に嵌合され、緩衝ゴム9とストッパ部32との軸心O回りの相対回転が規制されているので、仮に、エンジンブラケット4や車体ブラケット3に衝撃が加えられても、車体ブラケット3とエンジンブラケット4との軸心O回りの相対回転が防止されるとともに、第一取付部材5と第二取付部材6との軸心O回りの相対回転が防止される。車両組立ラインに搬入された防振装置1は、車体ブラケット3の支持部31の先端部(下端部)が図示せぬ車体にボルト止めされることで車体に固定される。そして、車体に固定された防振装置1には、エンジンブラケット4の他端部に図示せぬエンジンがボルト止めされることでエンジンがマウントされる。このとき、エンジンブラケット4を介して第二取付部材6に支持荷重が作用し、第二取付部材6が第一取付部材5に対して下方に相対変位する。その結果、緩衝ゴム9の凸部94がストッパ部32の凹部37から離間し、緩衝ゴム9とストッパ部32との相対的な回転規制が解除される。
上記した構成からなる防振装置1によれば、凹部37及び凸部94によって、無負荷状態における車体ブラケット3とエンジンブラケット4との軸心O回りの相対回転が防止されるので、車体ブラケット3とエンジンブラケット4との相対的な位置関係のずれを防止することができる。これにより、車体やエンジンに対して防振装置1を確実かつ容易に取り付けることができる。すなわち、車体ブラケット3やエンジンブラケット4のボルト孔35,42と車体側やエンジン側のボルトやネジ孔との位置ずれを防止することができ、車両組立ラインにおける、防振装置1の車体やエンジンへの組み付け作業をスムーズに行うことができる。
また、凹部37及び凸部94によって第一取付部材5と第二取付部材6との軸心O回りの相対回転が防止されるので、ゴム弾性体3の捻りを防止することができる。これにより、ゴム弾性体3の耐久性の低下を抑えることができるとともに防振装置1の性能の低下を抑えることができる。
また、緩衝ゴム9に凸部94が形成され、金属製のストッパ部32に凹部37が形成されており、ゴムからなる凸部94が金属の凹部37の内側に嵌合されているので、緩衝ゴム9に亀裂が生じにくく、緩衝ゴム9の破損を防止することができる。
また、緩衝ゴム9の凸部94の部分については緩衝ゴム9の厚さが増加するので、緩衝ゴム9の衝撃吸収機能(緩衝性)を向上させることができ、エンジンブラケット4やストッパ部32の破損を防止することができる。さらに、凸部94によって緩衝ゴム9のボリュームが増加することで緩衝ゴム9の耐久性が向上し、緩衝ゴム9が破損しにくくなる。
また、上記した防振装置1では、上記した凹部37が板状のストッパ部32を凹状にプレスすることで形成されているので、凹部37が補強リブとなる。これにより、凹部37によって板状のストッパ部32が補強され、ストッパ部32の強度を向上させることができ、防振装置1の耐久性を向上させることができる。
また、板状のストッパ部32を凹状にプレスすることで凹部37の角部にアールがつく。これにより、凹部37に嵌合された凸部94に応力が作用した際に当該凸部94が破損しにくくなり、緩衝ゴム9の破損を防止することができる。
また、上記した防振装置1では、エンジンブラケット4の上面に窪み部40が形成され、ボルト8の頭部80の頂面が緩衝ゴム9の上壁部92の上面よりも下方に配置されているので、第二取付部材6の上端面にエンジンブラケット4をボルト止めする場合であっても、防振装置1の高さが抑えられる。これにより、防振装置1の軽量化を図ることができるとともにコストダウンを図ることができる。
また、上記した防振装置1では、凸部94が緩衝ゴム9の上壁部92の端部まで延びているので、緩衝ゴム9とストッパ部32とが軸心O回りの相対回転する際の凸部94におけるトルクが大きくなり、緩衝ゴム9とストッパ部32との軸心O回りの相対回転を効率的に規制することができる。
以上、本発明に係る防振装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記した実施の形態では、第一取付部材5が車体ブラケット3を介して車体に連結されているとともに、第二取付部材6がエンジンブラケット4を介してエンジンに取り付けられ、車体ブラケット3に設けられたストッパ部32が第二取付部材6(エンジンブラケット4)の上方に配設されており、第二取付部材6に支持荷重が作用して第二取付部材6が下降することで、第二取付部材6と共にエンジンブラケット4が下降し、エンジンブラケット4に装着された緩衝ゴム9の凸部94がストッパ部32の凹部37から離間する構成となっているが、本発明は、第一取付部材が第一ブラケット(エンジンブラケット)を介してエンジンに連結され、第二取付部材が第二ブラケット(車体ブラケット)を介して車体に連結され、第一ブラケットに設けられたストッパ部が第二取付部材(第二ブラケット)の下方に配設された構成の防振装置であってもよい。このような防振装置では、無負荷状態において、第二取付部材又は第二ブラケットに設けられた緩衝ゴムの凸部が、第一ブラケットに設けられたストッパ部の凹部に嵌合されており、第一取付部材に支持荷重が作用して第一取付部材が下降することで、第一取付部材と共に第一ブラケットが下降し、ストッパ部の凹部が緩衝ゴムの凸部から離間する。
また、上記した実施の形態では、第一取付部材5の上端から第二取付部材6が突出するような向きで本体ゴム2が配置され、第二取付部材6の上端面に連結されたエンジンブラケット4の上方にストッパ部32が配設された構成の圧縮式の防振装置1について説明したが、本発明は、吊り下げ式の防振装置であってもよい。例えば、第一取付部材5の下端から第二取付部材が突出するような向きで本体ゴムが配置され、第二取付部材の下端面に連結されたエンジンブラケットの下方にバウンド側のストッパ部が配設されていると共に、エンジンブラケットの上方(本体ゴムの下端部)にリバウンド側のストッパ部が配設された構成であってもよい。この場合、エンジンブラケットに装着される緩衝ゴムの上面に凸部が形成され、リバウンド側のストッパ部に凹部が形成される。
また、上記した実施の形態では、第二取付部材6の上端面にエンジンブラケット4(第二ブラケット)の一端部が接合され、このエンジンブラケット4の一端部に緩衝ゴム9が設けられているが、本発明は、第二取付部材に緩衝ゴムが設けられていてもよい。例えば、第二取付部材の上部がゴム弾性体7の上方に突出されていると共に第二取付部材の上部側面に幅方向に延在する雌ネジ孔が形成され、第二取付部材の上部側面に第二ブラケットがボルト止めされ、第二取付部材の上部の外周面に緩衝ゴムが設けられた構成であってもよい。さらに、第二取付部材及び第二ブラケットの両方に緩衝ゴムを設けることも可能である。
また、上記した実施の形態では、第二取付部材6とエンジンブラケット4(第二ブラケット)とがボルト8で接合されているが、本発明は、第二取付部材と第二ブラケットとがボルト止め以外で接合されていてもよい。例えば、第二取付部材及び第二ブラケットのうちの何れか一方に筒部を設けるとともに他方に挿入部を設け、筒部の内側に挿入部を圧入嵌合させることで第二取付部材と第二ブラケットとを接合させることが可能である。
また、上記した実施の形態では、板状のストッパ部32を凹状にプレスすることで凹部37が形成されているが、本発明は、上記した方法以外で凹部を形成することも可能である。例えば、ストッパ部に板状のリブプレートを垂直に2本平行に接合させることで凹部を形成することも可能であり、或いは、ストッパ部に断面コ字状のプレートを接合させることで凹部を形成することも可能である。
また、本発明に係る防振装置は、車両のエンジンマウントに限定されるものではなく、エンジンマウント以外に防振装置に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用することも可能である。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態を説明するための防振装置の破断斜視図である。 本発明の実施の形態を説明するための防振装置の分解斜視図である。
符号の説明
1 防振装置
3 車体ブラケット(第一ブラケット)
4 エンジンブラケット(第二ブラケット)
5 第一取付部材
6 第二取付部材
7 ゴム弾性体
8 ボルト
9 緩衝ゴム
32 ストッパ部
37 凹部
40 窪み部
60 雌ネジ孔
80 頭部
94 凸部

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のいずれか一方に第一ブラケットを介して連結される第一取付部材、及び他方に第二ブラケットを介して連結される第二取付部材と、
    前記第一取付部材と前記第二取付部材とを弾性的に連結するゴム弾性体と、
    を備えており、
    前記第一取付部材又は前記第二取付部材に支持荷重が作用することで前記第二取付部材が前記第一取付部材に対して軸方向一方側に相対変位する防振装置において、
    前記第一ブラケット又は前記第一取付部材には、前記第二ブラケット及び前記第二取付部材のうちの少なくとも一方に係止されて前記第二取付部材の軸方向他方側への変位を規制するストッパ部が設けられ、
    前記第二ブラケット及び前記第二取付部材のうちの少なくとも一方には、前記ストッパ部に当接する緩衝ゴムが設けられており、
    前記ストッパ部には、凹部が形成され、前記緩衝ゴムには、支持荷重が作用していない無負荷状態において前記凹部に嵌合する凸部が形成されていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1に記載の防振装置において、
    前記凹部は、板状の前記ストッパ部を凹状にプレスすることで形成されていることを特徴とする防振装置。
  3. 請求項1又は2に記載の防振装置において、
    前記第二取付部材の軸方向他方側の端面には、軸方向に延在した雌ネジ孔が形成されていると共に、該雌ネジ孔に螺着されたボルトによって前記第二ブラケットが接合されており、
    該第二ブラケットの軸方向他方側の表面には、前記ボルトの頭部が収容される窪み部が形成され、前記ボルトの頭部頂面は、前記第二ブラケットの軸方向他方側の表面に配設された前記緩衝ゴムの表面よりも軸方向一方側に配置されていることを特徴とする防振装置。
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