JP2016098485A - 便器装置 - Google Patents

便器装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016098485A
JP2016098485A JP2014233760A JP2014233760A JP2016098485A JP 2016098485 A JP2016098485 A JP 2016098485A JP 2014233760 A JP2014233760 A JP 2014233760A JP 2014233760 A JP2014233760 A JP 2014233760A JP 2016098485 A JP2016098485 A JP 2016098485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
movable trap
water level
bowl
trap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014233760A
Other languages
English (en)
Inventor
博 松永
Hiroshi Matsunaga
博 松永
中村 隆宏
Takahiro Nakamura
隆宏 中村
齋藤 隆久
Takahisa Saito
隆久 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014233760A priority Critical patent/JP2016098485A/ja
Publication of JP2016098485A publication Critical patent/JP2016098485A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】可動トラップに破れが発生した場合を早期に検知して、水漏れの損害を抑制し得る便器装置を提供する。
【解決手段】ボウル3の排水管部2に、下流端部に排水口4aを有する筒状の可動トラップ4の上流端部が接続され、可動トラップ4は、排水口4aが上向きでボウル3内に水を溜める溜め水状態と、排水口4aが下向きでボウル3内の水を排水する排水状態とに変更可能に設けられている。便器装置1は、可動トラップ4が溜め水状態にあるときこの可動トラップ4内の水位を検知する水位センサ12と、この水位センサ12による水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づいて可動トラップ4の破れ発生を判定する判定部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、姿勢が変更可能な可動トラップを備えた便器装置に関する。
従来、この種の便器装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、ボウルの排水管部に、下流端部に排水口を有する筒状の可動トラップの上流端部が接続されたものが知られている。前記可動トラップは、前記排水口が上向きで前記ボウル内に水を溜める溜め水状態と、前記排水口が下向きで前記ボウル内の水を排水する排水状態とに変更可能に設けられている。
また、特許文献1には、前記可動トラップが溜め水状態にあるときこの可動トラップ内の水位を検知する水位センサを備え、この水位センサにより検知された水位が基準水位となった場合に前記ボウルでの給水を停止することが記載されている。
特開2012−172388号公報
ところで、前記可動トラップは、通常ゴム製のものであり、便器装置の使用毎に姿勢が溜め水状態から排水状態に、排水状態から溜め水状態に1回ずつ変更されることから、劣化による破れが発生して水漏れが生じる虞がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題は、可動トラップに破れが発生した場合を早期に検知して、水漏れの損害を抑制し得る便器装置を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本発明は、便器装置として、ボウルの排水管部に、下流端部に排水口を有する筒状の可動トラップの上流端部が接続され、前記可動トラップは、前記排水口が上向きで前記ボウル内に水を溜める溜め水状態と、前記排水口が下向きで前記ボウル内の水を排水する排水状態とに変更可能に設けられたことを前提とする。そして、本発明は、前記可動トラップが溜め水状態にあるときこの可動トラップ内の水位を検知する水位センサと、この水位センサによる水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づいて前記可動トラップの破れ発生を判定する判定部とを備えることを特徴とする。
ここで、前記可動トラップが溜め水状態にあることを検知する位置センサを更に備えており、前記判定部は、前記位置センサの信号を受け、前記可動トラップが溜め水状態にあるときにのみ前記水位センサによる水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づいて前記可動トラップの破れ発生を判定するように設けられていることが好ましい。
また、前記判定部で前記可動トラップの破れ発生を判定したとき警報を発する警報器を更に備えることが好ましい。
本発明の便器装置によれば、可動トラップが溜め水状態にあるときこの可動トラップ内の水位を水位センサにより検知し、この水位センサによる水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づいて可動トラップの破れ発生を判定している。このため、可動トラップの破れ発生を早期にかつ確実に検出することができ、可動トラップの破れ発生に起因する水漏れの損害を抑制することができる。
図1は本発明の実施形態に係る便器装置の縦断側面図であり、可動トラップが溜め水状態にあるときを示している。 図2は同じく便器装置の縦断側面図であり、可動トラップが排水状態にあるときを示している。 図3は前記便器装置の制御系の構成を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る便器装置1の全体構成を示す。尚、便器装置1の前後方向は、便器装置1に着座した利用者から見た方向を基準にして説明する。すなわち、図1及び図2中、F方向を前方、B方向を後方として説明する。
便器装置1は、底部から後方に向かって水平に延びる排水管部2を有するボウル3と、ボウル3の排水管部2の下流端部に装着された可動トラップ4と、可動トラップ4を収容するケース5とを備えている。
ボウル3の上方には、図示していないが、便座及び便座カバーが載置されるようになっている。また、ボウル3には、その内部に水を供給する給水路の一端が接続されており、この給水路には給水路を開閉する給水弁6(図3参照)が設けられている。
可動トラップ4は、蛇腹状に形成されたゴム製の筒状の部材であって、その上流端部は、排水管部2の下流端部に嵌め込んで固定されている。可動トラップ4は、その下流端部に排水口4aを有し、この排水口4aが上向きでボウル3内に水を溜める溜め水状態(図1に示す状態)と、排水口4aが下向きでボウル3内の水を排水する排水状態(図2に示す状態)とに変更可能に設けられている。
ケース5は、可動トラップ4の姿勢が変更可能な大きさの内部空間を有している。ケース5は、その底部にケース排水口7を有し、このケース排水口7が外部排水管(図示せず)に接続されている。そして、可動トラップ4が溜め水状態から排水状態に変更されたときボウル3内及び可動トラップ4内の水が可動トラップ4からケース排水口7を通して外部排水管に排水されるようになっている。
便器装置1は、可動トラップ4の姿勢変更を行うための駆動部11(図3参照)を備えている。駆動部11は、図示していないが、ケース5の外側に配置されるモータと、このモータの回転力により支軸回りに所定角度範囲内で回転されるアームとを有している。アームの先端部は、可動トラップ4の下流端部に連結され、アームの回転に伴って可動トラップ4の姿勢が変更される。
また、便器装置1は、可動トラップ4が溜め水状態にあるときこの可動トラップ4内の水位を検知する水位センサ12と、可動トラップ4が溜め水状態にあることを検知する位置センサ13とを備えている。
水位センサ12は、本実施形態の場合、可動トラップ4が溜め水状態にあるときこの可動トラップ4の排水口4aを通して可動トラップ4内の水面と対向するようにケース5の上面部に取り付けられている。そして、水位センサ12は、可動トラップ4内の水面に対し光や超音波等を投射するとともに、その反射する光や超音波等を受け、その時間差から可動トラップ4内の水位を検知するようになっている。尚、水位センサ12としては、実施形態の如きものに限らず、特許文献1の如きフロート式のものを用いても良い。
位置センサ13は、本実施形態の場合、ケース5の上面部に取り付けられていて、可動トラップ4が溜め水状態にあるときこの可動トラップ4の下流端部と接触して検知を行ういわゆる接触式のセンサである。尚、位置センサ13は、実施形態の如き接触式のセンサに限らず、水位センサ12と同様に光や超音波等を使用する非接触式のセンサ、又は可動トラップ4の駆動部11のアーム等の動作状態から間接的に可動トラップ4の姿勢を検知するセンサを用いても良い。
水位センサ12及び位置センサ13の検知信号は、図3に示すように、便器装置1の制御部を構成するコントローラ14に入力される。コントローラ14には、便器装置1の利用者等がボウル3内の水を排水するときに押し操作を行う排水ボタン15の操作信号等も入力される。
コントローラ14は、マイクロコンピュータからなる。コントローラ14は、水位センサ12の検知信号等に基づいて可動トラップ4の破れ発生を判定する判定部16を機能的に備えている。コントローラ14は、給水弁6の開閉制御及び可動トラップ4の駆動部11(詳しくはモータ)の動作制御を行うとともに、判定部16で可動トラップ4の破れ発生を判定したとき音や光等で警報を発するように警報器17を制御するようになっている。警報器17は、便器装置1の操作パネル(図示せず)に組み込んで装備され、あるいは別体で装備される。
次に、コントローラ14の制御について、更に説明する。通常時には、コントローラ14は、図1に示すように、可動トラップ4を、その排水口4aが上向きでボウル3内及び可動トラップ4内に水を溜める溜め水状態に保持している。
そして、便器装置1の利用者等が排水ボタン15を押し操作したときには、コントローラ14は、可動トラップ4の駆動部11を駆動し、可動トラップ4を溜め水状態から、図2に示す如き可動トラップ4の排水口4aが下向きの排水状態に変更する。これにより、ボウル3内の溜め水及び汚物は、可動トラップ4の排水口4aからケース5内を通して外部排水管にまで排出される。
続いて、コントローラ14は、可動トラップ4の駆動部11を再度駆動し、可動トラップ4を排水状態から溜め水状態に戻す。それと前後して、コントローラ14は、給水弁6を開き、ボウル3内に水道からの給水を行う。ボウル3内の水面が上昇すると、ボウル3内と連通する可動トラップ4内の水面も上昇し、基準水位にまで達すればこれを水位センサ12が検知する。この水位センサ12の検知信号を受けるコントローラ14は、給水弁6を直ちに閉じ、水道からの給水を停止する。
また、通常時つまり可動トラップ4が溜め水状態にあるときには、コントローラ14の判定部16は、水位センサ12の検知信号を所定時間に亘って受け、その間の水位低下に基づいて可動トラップ4の破れ発生を判定する。そして、コントローラ14は、判定部16で可動トラップ4の破れ発生を判定したとき警報器17を作動させて、警報を発する。ここで、水位センサ12の検知信号を所定時間に亘って受けるとは、水位センサ12による水位検知を所定時間に亘って行うことと同じ意味であり、その水位検知の態様としては、継続的又は断続的のいずれでも良い。本実施形態の場合、判定部16は、水位センサ12の信号と別に位置センサ13の信号を受け、可動トラップ4が溜め水状態にあるときにのみ水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づき可動トラップ4の破れ発生を判定するようになっている。また、その間の水位低下に基づいてとは、低下量と低下状況に基づいてという意味である。具体的には、例えば低下量が所定量a1以上のとき、又は低下量が所定量a2(<a1)以上でかつ低下が継続している状況のときに可動トラップ4の破れ発生と判定する。
このように、コントローラ14の判定部16は、可動トラップ4が溜め水状態にあるとき可動トラップ4内の水位を検知する水位センサ12の検知信号を所定時間に亘って受け、その間の水位低下に基づいて可動トラップ4の破れ発生を判定している。このため、可動トラップ4の破れ発生を早期にかつ確実に検出することができ、可動トラップ4の破れ発生に起因する水漏れの損害を抑制することができる。
しかも、水位センサ12は、本来、ボウル3内に給水を開始した後、可動トラップ4内の水位が基準位置に達したことを検知するために必要なものであり、可動トラップ4の破れ発生の検出のためにのみ必要とするものではない。このため、コスト面等で実施化を図る上で有利である。
特に、本実施形態の場合、判定部16は、位置センサ13の信号を受け、可動トラップ4が溜め水状態にあるときにのみ水位センサ12による水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づいて可動トラップ4の破れ発生を判定している。このため、可動トラップ4の破れ発生の判定精度を高めることができ、信頼性の向上に寄与することができる。
また、コントローラ14は、判定部16で可動トラップ4の破れ発生を判定したとき警報器17を作動させて警報を発するようになっている。このため、可動トラップ4の破れ発生に起因する水漏れを早期に対処することができ、損害の抑制化を効果的に図ることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば前記実施形態では、判定部16で可動トラップ4の破れ発生を判定したとき警報器17を作動させて警報を発するように構成したが、本発明は、これ以外の対処法を採るようにしても良い。例えば破れ発生を判定した時以降にボウル3内に水道からの給水を行うときその給水量を少なくしたり、逆に多くしたりして、異常を知らせるようにしても良い。
また、前記実施形態では、可動トラップ4の姿勢変更を行うための駆動部11として、モータ及びアームを用いた構成を一例として述べたが、本発明は、これに限らず、モータの代わりに、シリンダを用いて構成しても良い。
1 便器装置
2 排水管部
3 ボウル
4 可動トラップ
4a 排水口
12 水位センサ
13 位置センサ
14 コントローラ
16 判定部
17 警報器

Claims (3)

  1. ボウルの排水管部に、下流端部に排水口を有する筒状の可動トラップの上流端部が接続され、前記可動トラップは、前記排水口が上向きで前記ボウル内に水を溜める溜め水状態と、前記排水口が下向きで前記ボウル内の水を排水する排水状態とに変更可能に設けられた便器装置であって、
    前記可動トラップが溜め水状態にあるときこの可動トラップ内の水位を検知する水位センサと、
    この水位センサによる水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づいて前記可動トラップの破れ発生を判定する判定部とを備えたことを特徴とする便器装置。
  2. 前記可動トラップが溜め水状態にあることを検知する位置センサを更に備えており、前記判定部は、前記位置センサの信号を受け、前記可動トラップが溜め水状態にあるときにのみ前記水位センサによる水位検知を所定時間に亘って行い、その間の水位低下に基づいて前記可動トラップの破れ発生を判定するように設けられている請求項1記載の便器装置。
  3. 前記判定部で前記可動トラップの破れ発生を判定したとき警報を発する警報器を更に備えた請求項1又は2記載の便器装置。
JP2014233760A 2014-11-18 2014-11-18 便器装置 Pending JP2016098485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014233760A JP2016098485A (ja) 2014-11-18 2014-11-18 便器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014233760A JP2016098485A (ja) 2014-11-18 2014-11-18 便器装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016098485A true JP2016098485A (ja) 2016-05-30

Family

ID=56076376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014233760A Pending JP2016098485A (ja) 2014-11-18 2014-11-18 便器装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016098485A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104514249B (zh) 冲水大便器
KR20070107532A (ko) 온수세정기의 자동 물내림 장치와 그 제어방법
JP5441008B2 (ja) 洗浄水タンク装置、及び、それを備えた水洗大便器
JP2016098485A (ja) 便器装置
JP2017133345A (ja) 水洗大便器装置
US20130180040A1 (en) Toilet leak prevention system
JP6029051B2 (ja) 便器装置
JP4345107B2 (ja) 圧送式トイレ装置
JP2015068088A (ja) 水洗大便器
JP2020051227A (ja) 水洗大便器
JP6241343B2 (ja) 水洗大便器
JP2017180373A (ja) 水位制御装置
KR101580123B1 (ko) 식기 세척기 및 식기 세척기의 급수 방법
JP6333212B2 (ja) 食器洗浄機
JP7270897B2 (ja) 水洗大便器装置
JP6238193B2 (ja) 便器装置
JP2023140949A (ja) 水洗式便器
RU2740861C2 (ru) Устройство обнаружения и сигнализации утечки и теплообменник
JP7134408B2 (ja) 水洗大便器
JP2023141187A (ja) 水位検出装置
JP2021036099A (ja) 水洗大便器装置
JP2012193565A (ja) 自動吐水装置
JP5842136B2 (ja) 便器装置
JP2016188460A (ja) 便器詰まり解消装置及び便器
JP2021139170A (ja) 水洗式便器

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170209