JP2016098456A - 織物 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、紫外線遮蔽性と通気性という、相反する性能を両立させ、かつスポーツシーンで重要なファクターである高ストレッチ性を有する織物を安定的に提供する。
【解決手段】
本発明の織物は、ポリエステル系繊維加工糸を使用してなる織物であって、通気性が50cc/cm・sec以上200cc/cm・sec以下で、紫外線遮蔽率が90%以上99%以下であり、かつ、ストレッチ率が12%以上40%以下の織物であり、そして、脱抵抗値が0.5mm以上3mm以下で、かつ、生地端ほつれが0.5mm以上5mm以下の織物である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、紫外線遮蔽性を有し、かつ通気性とストレッチ性に優れた織物に関するものである。
従来から春先から夏場にかけて、人体に有害な紫外線を遮蔽するために、糸自体に紫外線を遮蔽する酸化チタン等を練り込んだいわゆるフルダル糸を使用した高密度織物や、紫外線吸収剤を織物全体に付着させる加工などが知られている。これらの織物は紫外線を効率良く遮蔽することが可能であるが、上記の季節の気候は暑く、衣服内にこもった熱気や湿気を排出するための十分な通気性能を備えていなかった。一方、通気性を大きくさせる手段として、特定溶剤に対して溶解する糸を部分的に使用して製織し、染色整理加工工程中にて溶解させ意図的に空隙を作る技術が提案されている(特許文献1、2参照。)が、これらの提案は、通気性や意匠性を重視しているため、紫外線遮蔽性という観点では課題があった。
特開2011−89231号公報 昭56−43475号公報
そこで本発明の目的は、紫外線遮蔽性と通気性という、相反する性能を両立させ、かつスポーツシーンで重要なファクターである高ストレッチ性を有する織物を安定的に提供することにある。
本発明の織物は、上記の課題を解決せんとするものであって、本発明の織物は、ポリエステル系繊維加工糸を使用してなる織物であって、通気性が50cc/cm・sec以上200cc/cm・sec以下で、紫外線遮蔽率が90%以上99%以下であり、かつ、ストレッチ率が12%以上40%以下の織物である。
本発明の織物の好ましい態様によれば、前記の織物の滑脱抵抗値は0.5mm以上3mm以下で、かつ、生地端ほつれは0.5mm以上5mm以下である。
本発明の織物の好ましい態様によれば、前記の織物のカバーファクターは2000〜4000で、かつ、表面から裏面に貫通したタテヨコ比1:3〜3:1の穴が開いており、前記の穴の少なくとも1辺の長さは0.2mm以上0.5mm以下である。
本発明の織物の好ましい態様によれば、前記の織物のタテ糸および/またはヨコ糸の一部に、ポリエステル系繊維仮撚加工糸および/または単繊維がサイドバイサイド型で構成されたポリエステル系繊維からなる捲縮糸を使用してなることである。
本発明の織物の好ましい態様によれば、前記の織物のタテ糸および/またはヨコ糸の一部が、水および/または特定溶剤で溶解される繊維からなる織物であって、前記の水および/または特定溶剤中で溶解除去して、前記の繊維の交絡部分にその繊度に応じた表面から裏面に貫通した穴と、前記の繊維の交絡部分以外はその繊度に応じた、前記の水および/または特定溶剤で完全除去されない繊維からなる糸条がタテ糸のみまたはヨコ糸のみの部分として存在していることである。
本発明の織物の好ましい態様によれば、前記の織物の構成する繊維の単繊維繊度は、0.5dTex〜3.0dTexである。
本発明の織物の好ましい態様によれば、前記の特定溶剤は、水酸化ナトリウムを含むアルカリ水溶液である。
本発明によれば、通気性を有するための織物表面から裏面に貫通した穴と、タテ糸のみまたはヨコ糸のみで構成される疎の部分が存在するにも関わらず、十分な紫外線遮蔽性能とストレッチ性に優れた織物と、この織物を用いた衣料が得られ、これにより、快適で安全な着用環境を提供することができる。
本発明の織物は、上記のとおりのポリエステル系繊維加工糸を使用してなる織物であって、通気性が50cc/cm・sec以上200cc/cm・sec以下で、紫外線遮蔽率が90%以上99%以下であり、かつ、ストレッチ率が12%以上40%以下の織物であり、好ましくは滑脱抵抗値が0.5mm以上3mm以下で、かつ、生地端ほつれが0.5mm以上5mm以下の織物である。
本発明等は、前記の課題、すなわち紫外線遮蔽性と通気性を両立させる織物について、鋭意検討した結果、ポリエステル系繊維仮撚加工糸または/および繊維がポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートなどで構成されるサイドバイサイド型のポリエステル系繊維からなる捲縮糸と、タテ糸の一部とヨコ糸の一部に、水または特定溶剤で完全溶解除去できる繊維を用いて処理した空隙のある織物において、溶解後の疎な部分を前記の捲縮糸の十分な捲縮により補うことより、可視光を含む紫外線(280〜400nm)の透過を防ぎ、かつ、溶解される繊維の交絡部分にできる織物の表面から裏面に貫通した穴の大きさを制御することにより、高通気性と紫外線遮蔽性を一挙に獲得することができ、さらに十分なストレッチ性をも付与できることを究明したものである。
本発明では、このように、織物のタテ糸および/またはヨコ糸の一部に、好適にはポリエステル系繊維仮撚加工糸および/または単繊維がサイドバイサイド型で構成されたポリエステル系繊維からなる捲縮糸が使用される。
本発明で用いられるポリエステル系繊維仮撚加工糸を製造するための仮撚加工方法としては、一般に用いられるピンタイプ、フリクションディスクタイプ、ニップベルトタイプおよびエアー加撚タイプ等のいかなる方法も採用することができる。また、撚り数や撚り角度なども特に限定するものではないが、伸縮復元率(CR値)が20%以上となるように設定することが好ましい態様である。CR値が20%に満たない場合には、繊維の捲縮性が不十分となり、良好なストレッチ性が発現できない場合がある。形態としては、複数の単繊維からなる連続マルチフィラメント糸であり、その単繊維の断面が長さ方向に均一なものや太細があるものも使用することができ、断面形状が丸断面、三角、Y型、X型、八葉型、中空型および扁平等不定形なものも使用することができる。
本発明で用いられる単繊維がポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートなどで構成されるサイドバイサイド型のポリエステル系繊維からなる捲縮糸とは、固有粘度や共重合率等が異なる重合体を繊維の長さ方向に沿って張り合わせているため、それらの弾性回復率や収縮特性の差によって、高捲縮を発現するものであり、固有粘度や共重合比など特に限定するものではないが、同様に伸縮復元率(CR値)が20%以上となるように設定することが好ましい態様である。CR値が20%に満たない場合には、繊維の捲縮性が不十分となり、良好なストレッチ性が発現できない場合がある。形態としては、複数の単繊維からなる連続マルチフィラメント糸であり、その単繊維の断面が長さ方向に均一なものや太細があるものも使用することができ、断面形状が丸断面、だるま型、三角、Y型、八葉型および扁平等不定形なものも使用することができる。また、このような捲縮糸に、さらに仮撚加工を施して用いることができる。
本発明において、タテ糸の一部とヨコ糸の一部に用いられる水または特定溶剤で溶解される繊維としては、例えば、ポリビニルアルコール系繊維などの水溶性繊維、イソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸およびメトオキシポリオキシエチレングリコールなどの第3成分が共重合されたポリエステル系繊維、ポリ乳酸系繊維などの易アルカリ溶解性繊維などを用いることができる。また、これらを単独あるいは2種以上の複合物として使用することもできる。これらを単独で使用する場合は、2本以上を配列、引き揃え、合糸および合撚などの形態にすることによって用いることができる。
溶解される繊維からなる糸条の総繊度は、繊維が溶解して織物表面から裏面に貫通した穴が形成されるために、33dTex以上150dTex以下であることが好ましい。総繊度が33dTexより小さいと通気性に劣る場合があり、総繊度が150dTexより大きいと通気性は良好であるが、紫外線遮蔽性、滑脱抵抗力および生地端ほつれなどの物性が劣る傾向がある。
また、織物表面から裏面に貫通した穴の大きさは、3×10−2mm以上2.5×10−1mm以下であることが好ましい。穴の大きさが3×10−2mmより小さいと通気性に劣る傾向があり、2.5×10−1mmより大きいと通気性はよいが、紫外線遮蔽性や滑脱抵抗力、生地端ほつれなどの物性に劣る場合がある。穴の大きさは、より好ましくは4×10−2mm以上1.6×10−1mm以下である。
また、織物表面から裏面に貫通した穴のタテヨコ比は3:1〜1:3の比率であることが好ましい。タテヨコ比が3:1〜1:3の比率から外れると、一般に衣料品として使用される場合、生地端ほつれ、滑脱抵抗値等の物性値に劣る傾向があり、外観においても生地目寄れが発生しやすくなる場合がある。穴のタテヨコ比は、安定した生地の設計ができるという観点から、より好ましくは2:1〜1:2の比率である。
また、本発明の織物は、織物表面から裏面に貫通した穴の少なくとも1辺の長さが0.2mm以上0.5mm以下であることが好ましい態様である。一辺の長さが0.2mmより小さいと通気性が劣る傾向にあり、また、一辺の長さが0.5mmより大きいと通気性はよいが、紫外線遮蔽性、滑脱抵抗力および生地端ほつれなどの物性に劣る場合がある。1辺の長さは、より好ましくは0.25mm以上0.45mm以下である。上記の穴の大きさ、穴のタテヨコ比および1辺の長さは、水および/または特定溶剤で溶解される繊維の繊度や設計による配列を検討することにより制御することが可能である。
また、溶解して繊維表面から裏面に貫通した穴の存在頻度は、紫外線遮蔽性と通気性を満足させる範囲で任意に設定することが可能である。
本発明の織物を構成するポリエステル系繊維の素材ポリマーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートおよびポリヘキサメチレンテレフタレートなどが好ましく使用される。
本発明の織物は、布帛状物であって、帯状物や紐状物など、その構造と形状はいかなるものであっても差し支えない。また、複数の種類の繊維を混紡、混繊および交織した複合材料とすることができる。
本発明の織物は、その通気性が50cc/cm・sec以上200cc/cm・sec以下であることが重要である。通気性が50cc/cm・sec未満になると、衣服内のこもった熱気や湿気を排出するために十分な性能を得られず、また、通気性が200cc/cm・secを超えると通気性はよいが、紫外線遮蔽率90%以上の紫外線遮蔽性能が得られない。通気性は、より好ましくは50cc/cm・sec以上180cc/cm・sec以下であり、さらに好ましくは50cc/cm・sec以上150cc/cm・sec以下である。上記の通気性は、水および/または特定溶剤で溶解される繊維の繊度や設計による配列の検討と、十分な捲縮をもつ仮撚加工糸を使用することにより制御することが可能である。
本発明の織物は、その紫外線遮蔽率が90%以上99%以下であることが重要である。
前記の通気性が50cc/cm・sec未満になると、布帛の空隙が少なくなり、紫外線遮蔽率は99%以上となる場合があるが、通気性に乏しい織物となってしまう。また、通気性が200cc/cm・secを超えると、通気性は優れているが一般的な指標である紫外線遮蔽率90%以上を得られない場合がある。上記の紫外線遮蔽率は、水および/または特定溶剤で溶解される繊維の繊度や設計による配列の検討と、十分な捲縮をもつ仮撚加工糸を使用することにより制御することが可能である。
本発明の織物は、そのストレッチ率が12%以上40%以下であることが重要である。ストレッチ率を12%以上とすることより、糸の捲縮により紫外線遮蔽性能を上げることが可能になり、また、ストレッチ率が40を超えると衣料用として扱いにくくコストの面でも好ましくない。上記のストレッチ率は、CR値が20%以上の仮撚加工糸を使用することにより制御することが可能である。
また、本発明の織物は、その滑脱抵抗値が0.5mm以上3mm以下で、かつ、生地端ほつれが0.5mm以上5mm以下であることが好ましい態様である。滑脱抵抗値が0.5mm以上3mm以下でかつ、生地端ほつれが0.5mm以上5mm以下であることは、テキスタイルとして十分な耐久性を備えるために好ましい値である。滑脱抵抗値が3mmを超える場合や、生地端ほつれが5mmを超える場合、着用や洗濯において縫い目パンク(縫い目がはじけて破れること)が発生する可能性がある。また、滑脱抵抗値が0.5mm未満の場合や、生地端ほつれが0.5mm未満の場合、耐久性は十分であるが風合いが固くなる可能性がある。
上記の滑脱抵抗値と生地端ほつれは、水および/または特定溶剤で溶解される繊維の繊度や設計による配列の検討と、十分な捲縮をもつ仮撚加工糸を使用することにより制御することが可能である。
また、本発明の織物は、そのカバーファクターが2000〜4000であることが好ましい態様である。カバーファクターが2000〜4000であることは、カバーファクターが2000以下未満では糸間の隙間が大きく、十分な紫外線遮蔽性が得られない場合があり、また、カバーファクターが4000以上を超えると十分な通気性能が得られない場合がある。上記のカバーファクターは、使用する繊維の繊度と密度を制御することにより達成可能である。
また、本発明においては、織物のタテ糸およびヨコ糸を構成する繊維の単繊維繊度が、0.5dTex〜3.0dTexであることが好ましい態様である。単繊維繊度が0.5dTex〜3.0dTexであることは、単繊維繊度が0.5dTex未満の場合、風合いは柔らかくなるが加工難易度が上がり実用的なコストが得られない場合があり、一方、単繊維繊度3.0dTexを超える場合は、テキスタイルとしては風合いが固くなる場合がある。
次に、本発明の織物の製造方法について説明する。
本発明の織物の製造方法は、タテ糸の一部とヨコ糸の一部が、水および/またはタテ糸とヨコ糸がともに溶解する特定溶剤で溶解する繊維糸条からなる織物を、水および/または特定溶剤中で溶解除去して、前記の繊維糸条の交絡部分にその総繊度に応じた繊維表面から裏面に貫通した穴を開けることと、溶解除去された繊維糸条の交絡部分以外の水および/または特定溶剤で完全溶解除去されない繊維に十分な捲縮を発現させることを特徴とする。
水で溶解する繊維(糸条)とは、ポリビニルアルコール系繊維などの水溶性繊維であって、少なくとも1本のタテ糸と少なくとも1本のヨコ糸にその水溶性繊維を用い、水中において溶解除去することにより、前記のタテ糸とヨコ糸の交絡部分に繊維表面から裏面に貫通した穴を形成させるものである。用いられる水の水温は20℃以上であることが好ましいが、溶解の効率と完全溶解させない繊維の捲縮を十分に発現させるために、50℃以上の温度で溶解除去することが好ましい態様である。さらに、完全溶解させない繊維の捲縮を十分に発現させるために、60℃以上100℃以下の温度の湯浴処理を同浴または別浴で処理することが好ましい。
また、本発明で用いられる特定溶剤とは、易アルカリ溶解性繊維であるポリエステル系繊維やポリ乳酸系繊維に対しては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムおよび炭酸ナトリウムなどのアルカリ物質溶液のことであり、アルカリ水溶液として用いることが好ましい態様である。特に、水酸化ナトリウムを含むアルカリ水溶液であることが好ましく、アルカリ水溶液の浴中温度は50℃以上で溶解除去することが好ましい。さらに、完全溶解させない繊維の捲縮を十分に発現させるために、60℃以上100℃以下の温度の湯浴処理を同浴または別浴で実施することが好ましい。
また、水溶性繊維を、アルカリ物質を併用しアルカリ水溶液中で溶解除去することもできる。アルカリ物質の使用濃度は、水酸化ナトリウムであれば0.1%以上であることが好ましく、溶解時間を早める観点から、より好ましいくは1%以上である。
本発明の織物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、帯電防止剤、吸水剤、吸湿剤、撥水剤、撥油剤、防汚剤、着色剤および増摩剤などで処理することができる。
本発明の織物は、衣料品として、スポーツウェア、ホームウェア、コート、ブルゾン、ブラウス、シャツ、スカート、スラックス、室内運動着、パジャマ、寝間着、肌着、オフィスウェア、作業服、食品白衣、看護白衣、患者衣、介護衣、学生服、および厨房衣などとして好ましく用いられる。また、雑貨用品として、エプロン、タオル、手袋、マフラー、靴下、帽子、靴、サンダル、およびかばんなどにも用いられる。また、インテリア用品として、カーテン、こたつカバー、ソファーカバー、クッションカバー、ソファー用側地、およびテーブルクロスなどに好ましく用いられる。さらに、寝具用品として、布団用側地、シーツ、布団カバー、および枕カバーなどにも好ましく用いられる。
次に、本発明の織物について、実施例によりさらに具体的に説明する。実施例中における各種の評価方法は、下記の方法を用いた。
(紫外線遮蔽率)
アパレル製品等品質性能対策協議会ガイドラインで規定される方法で、280nm〜400nmにおいて、分光光度計を用いて試験片に照射した紫外線の透過率(%)を測定し、5回測定の平均値を紫外線遮蔽率とした。
(通気性)
JIS−L1096:2010通気性A法(フラジール形法)に規定される方法で、フラジール形試験機を用い、試験片を通過する空気量(cc/cm・sec)を求めた。
(ストレッチ性)
JIS−L1096:2010伸張率A法(カットストリップ法)に規定される方法で、引張試験機を用い引張速度20cm/分、つかみ間隔20cm、試験片巾5cmの条件で、14.7N(1.5kgf)荷重時の伸張率(%)を求めた。
(生地端ほつれ性)
30cm角の試験片を3枚採取し、3cm分角をすべて落とし試験片とする。その後、浴比1:30で、洗い10分、すすぎ2分および脱水30秒の洗濯を実施し、試験片を自然乾燥した後、タテ糸とヨコ糸のほつれた幅(mm)の最大値を測定し3枚の平均値を生地端ほつれ値とした。
(滑脱抵抗力)
JIS−L1096:2010滑脱抵抗力B法に規定される方法で、引張試験機を用い、117.7N(12kgf)荷重で引っ張り、縫い目滑りの最大孔の大きさ(mm)を求めた。
(CR値)
捲縮加工糸を10回巻きの綛状にし、90℃の温度の温水中で20分間、自由に収縮させる。一晩風乾した後、20℃の温度の水中において、繊維の表示dtexの0.036倍の初荷重と、繊維の表示dtexの1.8倍の実荷重を綛に掛け、2分後に長さを測定する(L0とする。)。すぐに実荷重を取り外し、2分後に再度綛の長さを測定する(L1とする。)。次式によって得られる値を、伸縮復元率とした。
・伸縮復元率(%)={(L0−L1)/L0}×100
(穴の面積)
織物の全巾×1mの範囲において、無作為の5カ所を選び、50倍以上に拡大できる電子顕微鏡にて穴のタテヨコの長さを0.01mm単位で測定し面積を求め、5カ所の面積の平均値を穴の面積とした。
(実施例1)
タテ糸に、84dTex/72フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維糸条と84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条を、それぞれ12本:3本の割合で交互に配列し、ヨコ糸に、84dTex/36フィラメントのCR値が30%以上であるポリエステル仮撚糸(A糸とする。)と56dTex/24フィラメントのポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートの複合繊維からなるCR値が30%以上である糸条を2本引き揃えた糸(B糸とする。)と、84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条(C糸とする。)を、(A糸+B糸):C糸=10本:2本の割合で交互に配列し、タテ密度が119本/2.54cmで、ヨコ密度が100本/2.54cmの織物を製織した。次に、常法に従い精練、乾燥および中間セットした後、水酸化ナトリウムを3%濃度となるよう調整した溶液中で90℃の温度で10分間、浴中処理を実施し易アルカリ溶解性のポリエステル繊維を完全溶解し、その後、常法に従い染色、乾燥および仕上げセットを行い、タテ密度が161本/2.54cm、ヨコ密度が113本/2.54cm、一つの穴の面積が6×10−2mm、紫外線遮蔽率が96.9%、通気度が56.6cc/cm/sec、ストレッチ性が25%以上、生地端ほつれが2mm、滑脱抵抗値が1.5mmの加工布を得た。
得られた加工布は、表1に示すとおり、紫外線遮蔽性能、通気性、ストレッチ性、生地端ほつれ性および滑脱抵抗性がともに良好なものであった。
(実施例2)
タテ糸に、84dTex/72フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維糸条と84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条をそれぞれ11本:4本の割合で交互に配列し、ヨコ糸に、84dTex/36フィラメントのCR値が30%以上であるポリエステル仮撚糸(A糸とする。)と56dTex/24フィラメントのポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートの複合繊維からなるCR値が30%以上である糸条を2本引き揃えた糸(B糸とする。)と、84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条(C糸とする。)を、(A糸+B糸):C糸=10本:2本の割合で交互に配列し、タテ密度が119本/2.54cmで、ヨコ密度が100本/2.54cmの織物を製織した。次に、常法に従い精練、乾燥および中間セットした後、水酸化ナトリウムを3%濃度となるよう調整した溶液中で90℃の温度で10分間、浴中処理を実施し易アルカリ溶解性のポリエステル繊維を完全溶解し、その後、常法に従い染色、乾燥および仕上げセットを行い、タテ密度が161本/2.54cm、ヨコ密度が113本/2.54cm、一つの穴の面積が8×10−2mm、紫外線遮蔽率が96.0%、通気度が73.4cc/cm/sec、ストレッチ性が25%以上、生地端ほつれが2mm、滑脱抵抗値が1.8mm、の加工布を得た。
得られた加工布は、表1に示すとおり紫外線遮蔽性能、通気性、ストレッチ性、生地端ほつれ性および滑脱抵抗性が良好なものであった。
(実施例3)
タテ糸に、84dTex/72フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維糸条と84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条をそれぞれ12本:3本の割合で交互に配列し、ヨコ糸に、84dTex/36フィラメントのCR値が30%以上であるポリエステル仮撚糸(A糸とする。)と56dTex/24フィラメントのポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートの複合繊維からなるCR値が30%以上である糸条を2本引き揃えた糸(B糸とする。)と、84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条(C糸とする。)を、(A糸+B糸):C糸=9本:3本の割合で交互に配列し、タテ密度が119本/2.54cmで、ヨコ密度が100本/2.54cmの織物を製織した。次に、常法に従い精練、乾燥および中間セットした後、水酸化ナトリウムを3%濃度となるよう調整した溶液中で90℃の温度で10分間、浴中処理を実施し易アルカリ溶解性のポリエステル繊維を完全溶解し、その後常法に従い染色、乾燥および仕上げセットを行い、タテ密度が161本/2.54cm、ヨコ密度が113本/2.54cm、一つの穴の面積が9×10−2mm、紫外線遮蔽率が95.5%、通気度が88.8cc/cm/sec、ストレッチ性が25%以上、生地端ほつれが3mm、滑脱抵抗値が2.5mmの加工布を得た。
得られた加工布は、表1に示すとおり、紫外線遮蔽性能、通気性、ストレッチ性、生地端ほつれ性および滑脱抵抗性が良好なものであった。
(実施例4)
タテ糸に、84dTex/72フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維糸条と84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条をそれぞれ11本:4本の割合で交互に配列し、ヨコ糸に、84dTex/36フィラメントのCR値が30%以上であるポリエステル仮撚糸(A糸とする。)と56dTex/24フィラメントのポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートの複合繊維からなるCR値が30%以上である糸条を2本引き揃えた糸(B糸とする。)と、84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条(C糸とする。)を、(A糸+B糸):C糸=9本:3本の割合で交互に配列し、タテ密度119本/2.54cm、ヨコ密度100本/2.54cmの織物を製織した。次に常法に従い精練、乾燥および中間セットした後、水酸化ナトリウムを3%濃度となるよう調整した溶液中で90℃の温度で10分間、浴中処理を実施し易アルカリ溶解性のポリエステル繊維を完全溶解し、その後常法に従い染色、乾燥および仕上げセットを行い、タテ密度が161本/2.54cm、ヨコ密度が113本/2.54cm、一つの穴の面積が1.2×10−1mm、紫外線遮蔽率が94.2%、通気度が108.8cc/cm/sec、ストレッチ性が25%以上、生地端ほつれが4mm、滑脱抵抗値が2.8mmの加工布を得た。
得られた加工布は、表1に示すとおり紫外線遮蔽性能、通気性、ストレッチ性、生地端ほつれ性および滑脱抵抗性が良好なものであった。
(比較例1)
タテ糸に、84dTex/72フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維糸条と84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条をそれぞれ14本:1本の割合で交互に配列し、ヨコ糸に、84dTex/36フィラメントのCR値が30%以上であるポリエステル仮撚糸(※1)と56dTex/24フィラメントのポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートの複合繊維からなるCR値が30%以上である該糸を2本引き揃えた糸(※2)と、84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維(※3)を、(※1+※2):※3=11本:1本の割合で交互に配列し、タテ密度が119本/2.54cmで、ヨコ密度が100本/2.54cmの織物を製織した。次に、常法に従い精練、乾燥および中間セットした後、水酸化ナトリウムを3%濃度となるよう調整した溶液中で90℃の温度で10分間、浴中処理を実施し易アルカリ溶解性のポリエステル繊維を完全溶解し、その後、常法に従い染色、乾燥および仕上げセットを行い、タテ密度が161本/2.54cm、ヨコ密度が113本/2.54cm、一つの穴の面積が1×10−2mm、紫外線遮蔽率が98.7%、通気度5cc/cm/sec、ストレッチ性が25%以上、生地端ほつれが2mm、滑脱抵抗値が1.3mmの加工布を得た。
得られた加工布は、表1に示すとおり紫外線遮蔽性能、ストレッチ性、生地端ほつれ性および滑脱抵抗性はよいが、穴の大きさが小さいため通気性に劣ったものであった。
(比較例2)
タテ糸に、84dTex/72フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維糸条と84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条をそれぞれ16本:4本の割合で交互に配列し、ヨコ糸に、84dTex/36フィラメントのCR値が15%であるポリエステル仮撚加工糸と、84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条を、16本:4本の割合で交互に配列し、タテ密度が123本/2.54cmで、ヨコ密度が98本/2.54cmの織物を製織した。次に常法に従い精練、乾燥および中間セットした後、水酸化ナトリウムを3%濃度となるよう調整した溶液中で90℃の温度で10分間、浴中処理を実施し易アルカリ溶解性のポリエステル繊維を完全溶解し、その後常法に従い染色、乾燥および仕上げセットを行い、タテ密度が132本/2.54cm、ヨコ密度が105本/2.54cm、一つの穴の面積が1×10−1mm、紫外線遮蔽率が79.4%、通気度が74.0cc/cm/sec、ストレッチ性が12%、生地端ほつれ6mm、滑脱抵抗値が3.5mmの加工布を得た。
得られた加工布は、表1に示すとおり通気性はよいが、CR値が低いため十分な捲縮が得られず紫外線遮蔽性能、ストレッチ性、生地端ほつれ性および滑脱抵抗性が劣ったものであった。
(比較例3)
タテ糸に、56dTex/48フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維糸条の生糸と84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条をそれぞれ12本:3本の割合で交互に配列し、ヨコ糸に、56dTex/24フィラメントのポリエステル繊維の生糸と、84dTex/24フィラメントの5−ナトリウムスルホイソフタル酸を共重合した易アルカリ溶解性のポリエステル繊維糸条を、10本:2本の割合で交互に配列し、タテ密度が134本/2.54cmで、ヨコ密度が110本/2.54cmの織物を製織した。次に常法に従い精練、乾燥および中間セットした後、水酸化ナトリウムを3%濃度となるよう調整した溶液中で90℃の温度で10分間、浴中処理を実施し易アルカリ溶解性のポリエステル繊維を完全溶解し、その後、常法に従い染色、乾燥および仕上げセットを行い、タテ密度が178本/2.54cm、ヨコ密度が117本/2.54cm、一つの穴の面積が8×10−2mm、紫外線遮蔽率が77.1%、通気度が85.0cc/cm/sec、ストレッチ性が6%、生地端ほつれが6mm、滑脱抵抗値が3.2mmの加工布を得た。
得られた加工布は、表1に示すとおり通気性はよいが、生糸で捲縮が無いため紫外線遮蔽性能、ストレッチ性、生地端ほつれ性および滑脱抵抗性が劣ったものであった。
Figure 2016098456

Claims (7)

  1. ポリエステル系繊維加工糸を使用してなる織物であって、通気性が50cc/cm・sec以上200cc/cm・sec以下で、紫外線遮蔽率が90%以上99%以下であり、かつ、ストレッチ率が12%以上40%以下であることを特徴とする織物。
  2. 滑脱抵抗値が0.5mm以上3mm以下で、かつ、生地端ほつれが0.5mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項1記載の織物。
  3. カバーファクターが2000〜4000で、かつ、表面から裏面に貫通したタテヨコ比1:3〜3:1の穴が開いており、前記穴の少なくとも1辺の長さが0.2mm以上0.5mm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の織物。
  4. タテ糸および/またはヨコ糸の一部に、ポリエステル系繊維仮撚加工糸および/または単繊維がサイドバイサイド型で構成されたポリエステル系繊維からなる捲縮糸を使用してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の織物。
  5. タテ糸および/またはヨコ糸の一部が、水および/または特定溶剤で溶解される繊維からなる織物であって、前記水および/または特定溶剤中で溶解除去して、前記繊維の交絡部分にその繊度に応じた表面から裏面に貫通した穴と、前記繊維の交絡部分以外はその繊度に応じた、前記水および/または特定溶剤で完全除去されない繊維からなる糸条がタテ糸のみまたはヨコ糸のみの部分として存在していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の織物。
  6. タテ糸およびヨコ糸を構成する繊維の単繊維繊度が、0.5dTex〜3.0dTexであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の織物。
  7. 特定溶剤が水酸化ナトリウムを含むアルカリ水溶液であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の織物。
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