JP2016095970A5 - - Google Patents

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プレッシャープレート200は、略板状の部材であり、セルスタック102Sに対して積層方向SDの最外側に位置する。プレッシャープレート200の一方の面(−X方向の面)は、第1エンドプレート170Eにおける積層方向SDの外側の端面と接し、他方の面(+X方向の面)は、ケース110(後述するカバー部114)の内側表面に対向している。本実施形態において、プレッシャープレート200は、アルミダイキャストにより形成されている。プレッシャープレート200は、ケース110の内側表面に対向する面に、8つのねじ受け部202と、3つの押圧受け部215、216、217とを備えている。8つのねじ受け部202は、いずれもプレッシャープレート200の外周縁の近傍に配置されている。各ねじ受け部202は、+X方向に向かって突出した略円柱状の外観形状を有し、後述する荷重調整ピン120の先端と接する。3つの押圧受け部215〜217は、いずれもプレッシャープレート200の面内において中央寄りに配置されている。各押圧受け部215〜217は、+X方向に若干隆起しており、燃料電池モジュール10の組み付け時に押圧部材の先端と接し、押圧部材から押圧力を受ける。
図3(A)に示すように、ピン収容部112cの厚さ(X軸方向の長さ)は、+Z方向の端部が最も小さく、−Z方向に向かうにつれて次第に大きくなる。ピン用貫通孔118cは、ピン収容部112cの−Z方向の周縁部近傍に配置されている。このため、図3(A)に示すように、ピン用貫通孔118c近傍の厚さは大きい。したがって、ピン用貫通孔118c近傍の剛性は、厚さがより小さい構成に比べて高いため、荷重調整ピン120を介してセルスタック102Sから受ける反力によりケース110が変形することが抑制される。また、図3(B)に示すように、ピン用貫通孔118c近傍の厚さL1は、ピン用貫通孔118cにおける荷重調整ピン120の挿入長さL2よりも長い。したがって、荷重調整ピン120の基端部はピン用貫通孔118cから+X方向に飛び出しておらず、また、厚さL1と挿入長さL2との差分の長さL3だけ、荷重調整ピン120の位置を+X方向に調整しても、荷重調整ピン120の基端部はピン用貫通孔118cから+X方向に飛び出さずに済む。換言すると、荷重調整ピン120がピン用貫通孔118cに挿入されてねじ受け部202に接した状態において、ピン用貫通孔118cには、長さL3だけの調整代が+X方向に存在する。したがって、単セル102の厚さの製造ばらつきに起因して、セルスタック102Sの積層方向SDの長さがロットによって異なり、ケース110とプレッシャープレート200との間の距離がロットによって異なる場合でも荷重調整ピン120のねじ込み量を調整することで荷重調整ピン120を適切な位置に配置できると共に、荷重調整ピン120の基端部がピン用貫通孔118cから+X方向に突出することを抑制できる。また、運用中にケース110とプレッシャープレート200との間の距離が変化した場合にも同様に、荷重調整ピン120のねじ込み量を調整することで荷重調整ピン120を適切な位置に配置し直すことができると共に、荷重調整ピン120の基端部がピン用貫通孔118cから+X方向に突出することを抑制できる。また、調整代を比較的大きくできるため、少ない種類(例えば一種類)の荷重調整ピン120により調整を行なうことができる。なお、上述したピン収容部112cにおけるピン用貫通孔118c近傍部分のように、各ピン収容部112a、112c、112dにおけるピン用貫通孔118a〜118d近傍部分は、請求項における厚肉部に相当する。
図2に示すように、各ピン収容部112a、112c、112dの間、カバー部114の−Y方向の端部とピン収容部112aとの間、およびカバー部114の+Y方向の端部とピン収容部112dとの間には、それぞれ薄肉部119が配置されている。換言すると、カバー部114は、各ピン収容部112a、112c、112dに対してY軸方向(+Y方向および−Y方向)に連続する薄肉部119を備えている。薄肉部119は、X軸方向の厚さが一定の板状の外観形状を有する。この薄肉部119のX軸方向の厚さは、各ピン収容部112a、112c、112dのX軸方向の厚さ(Z軸方向に沿った任意の位置における厚さ)よりも小さい(薄い)。このような薄肉部119と、各ピン収容部112a、112c、112dとのX軸方向の厚さの相違により、図4に示すように、ケース110とプレッシャープレート200との間には、Z軸方向に延びる4つの領域311、312、313、314が形成されている。領域311は、ケース110の−Y方向の内側表面と、薄肉部119と、ピン収容部112aとにより三方を囲まれている。同様に、領域312はピン収容部112aと薄肉部119とピン収容部112cとにより、領域313はピン収容部112cと薄肉部119とピン収容部112dとにより、領域314はピン収容部112dと薄肉部119とケース110の+Y方向の内側表面とにより、それぞれ三方を囲まれている。このような領域が形成されることにより、ケース110とプレッシャープレート200との間には、比較的大きな空き領域が存在する。このため、かかる空き領域を利用してワイヤーハーネス等を収容でき、ケース110を含む燃料電池モジュール10全体の設置スペースの大型化を抑制できる。
A3.比較例:
図5は、比較例のカバー部514の詳細構成を示す断面図である。比較例のケース510のカバー部514は、3つのピン収容部512を備えている。各ピン収容部512は、カバー部514の外側表面においてケース110の外側(+X方向)に突出し、Z軸方向と平行に延設されたリブ状の外観形状を有する。各ピン収容部512において、−Z方向の端部近傍には、ピン用貫通孔518が形成されている。なお、比較例のケース510の輪郭の大きさ(外側表面で囲まれた部分の体積)は、上述した実施形態のケース110の輪郭の大きさと同じである。また、ケース510に収容されている燃料電池20は、上述した実施形態の燃料電池20と同じである。
また、各ピン収容部112a、112c、112dを、+Z方向の端部の厚さが最も小さく、Z方向に向かうにつれて厚さが次第に大きくなるように構成しているため、各ピン収容部112a、112c、112dにおけるプレッシャープレート200と対向する面を平面状に形成できる。このため、かかる面に段差が存在する構成に比べて、ケース110を容易に製造できると共に、例えば、燃料電池自動車の衝突時等において、かかる段差のエッジ部分の接触によりプレッシャープレート200が損傷することを抑制できる。
また、荷重調整ピン120雄ねじとして構成され、貫通孔の内周表面には雄ねじと螺合するねじ山が形成されているため、荷重調整ピン120が各ピン用貫通孔118a〜118hに挿入された状態において、セルスタック102Sからの反力を確実にケース110に伝えることができる。
カバー部114bは、ピン収容部112cに代えてピン収容部112yを備えている点において、上記実施形態のカバー部114と異なる。ピン収容部112yの厚さは、Z軸方向に沿った任意の位置において同一である。このような構成においても、ピン収容部112yの厚さは、Y軸方向に隣接する薄肉部119の厚さに比べて大きい。したがって、変形例の第2の態様の燃料電池モジュールは、上記実施形態の燃料電池モジュール10と同様な効果を有する。なお、上述の変形例の第2の態様において、ピン収容部112yは、請求項におけるピン収容部および厚肉部に相当する。
B5.変形例5:
上記実施形態における燃料電池モジュールの構成は、あくまでも一例であり、種々変更可能である。実施形態のカバー部114の薄肉部119において、ピン収容部112a、112c、112dと平行に、ピン用貫通孔が形成されていないZ軸方向のリブを形成してもよい。この構成においても、少なくともピン収容部112a、112c、112dに対してY軸方向に連続する部分は、薄肉部119となるため、上記実施形態と同様な効果を有する。また、プレッシャープレート200において、3つの押圧受け部215、216、217を省略してもよい。また、プレッシャープレート200において、ねじ受け部202を省略してもよい。また、プレッシャープレート200において押圧受け部の数を任意の数としてもよい。同様に、プレッシャープレート200においてねじ受け部の数を任意の数としてもよい。また、荷重調整ピン120の数およびピン用貫通孔の数を、任意の数としてもよい。また、燃料電池モジュール10の設置時の姿勢と、水平面および鉛直方向との関係は、上述した実施形態の関係に限るものではない。また、各単セル102は、固体高分子型燃料電池用の単セルであったが、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池、固体酸化物形燃料電池等、種々の燃料電池用の単セルとして構成してもよい。
10…燃料電池モジュール
20…燃料電池
102…単セル
102S…セルスタック
103…ケース脚
104…溝
108a…ピン収容部
108b…ピン収容部
110…ケース
110a…ケース
110b…ケース
110c…ケース
112a…ピン収容部
112c…ピン収容部
112d…ピン収容部
112x…ピン収容部
112y…ピン収容部
113…突出部
114…カバー部
114a…カバー部
114b…カバー部
114c…カバー部
115、116、117…押圧用貫通孔
118a…ピン用貫通孔
118b…ピン用貫通孔
118c…ピン用貫通孔
118d…ピン用貫通孔
118e…ピン用貫通孔
119…薄肉部
119a…薄肉部
120…荷重調整ピン
160E…第1ターミナルプレート
160F…第2ターミナルプレート
165E…第1絶縁プレート
165F…第2絶縁プレート
170E…第1エンドプレート
170F…第2エンドプレート
200…プレッシャープレート
202…ねじ受け部
215…押圧受け部
311…領域
312…領域
313…領域
314…領域
510…ケース
512…ピン収容部
514…カバー部
518…ピン用貫通孔
SD…積層方向
Ar1…領域
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