JP2016095591A - 電力管理装置、及び情報提示方法 - Google Patents

電力管理装置、及び情報提示方法 Download PDF

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秀樹 笠井
寿雄 谷口
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寿雄 谷口
徹也 大橋
Tetsuya Ohashi
徹也 大橋
好江 高尾
Yoshie Takao
好江 高尾
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Abstract

【課題】需要家において発電機能又は蓄電機能を有する装置を導入すべきか否かの判断を補助する情報を提示する電力管理装置を提供する。
【解決手段】電力管理装置10は、第一需要家に関する第一需要家情報を取得する第一取得部11と、発電機能又は蓄電機能を有する特定装置を有する第二需要家に関する第二需要家情報を複数取得する第二取得部12と、取得された第一需要家情報と、取得された複数の第二需要家情報のそれぞれとを比較することにより、第二需要家情報が第一需要家情報に類似する第二需要家を対象需要家として選択する選択部13と、対象需要家における電力使用量に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて提示情報を出力する情報出力部14とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、需要家に発電機能又は蓄電機能を有する装置を導入すべきか否かの判断材料となる情報を提示するための電力管理装置等に関する。
従来、住宅におけるエネルギー管理をするHEMS(Home Energy Management System)が知られている。HEMSでは、エネルギー消費の抑制等のために、住宅における1台以上のHEMS機器をHAN(Home Area Network)を介してHEMSコントローラが制御する。また、HEMSは、例えば住宅における消費電力を測定して測定結果を住宅におけるHEMS機器で表示して、居住者に消費電力を認知させる。
また、従来、商用の電力系統から買電した電力量とその電力系統に売電される電力量とを測定する電力測定装置からの測定結果と、電力料金の単価とに基づいて電気料金を算出して表示する表示装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−158701号公報
上述のHEMSにより消費電力を認識し、特許文献1に係る表示装置により電気料金を認識しても、需要家にとって、発電装置又は蓄電装置を導入すべきか否かの判断は容易ではない。
そこで、本発明は、需要家において発電機能又は蓄電機能を有する装置を導入すべきか否かの判断を補助する情報を提示するための電力管理装置等を提供する。
本発明の一態様に係る電力管理装置は、第一需要家に関する第一需要家情報を取得する第一取得部と、発電機能又は蓄電機能を有する特定装置を有する第二需要家に関する第二需要家情報を複数取得する第二取得部と、取得された前記第一需要家情報と、取得された複数の前記第二需要家情報のそれぞれとを比較することにより、前記第二需要家情報が前記第一需要家情報に類似する第二需要家を対象需要家として選択する選択部と、前記対象需要家における電力使用量に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記第一需要家に提示するための提示情報を出力する情報出力部とを備える。
本発明の一態様に係る情報提示方法は、電力管理装置を用いた情報提示方法であって、第一需要家に関する第一需要家情報を取得する第一取得ステップと、発電機能又は蓄電機能を有する特定装置を有する第二需要家に関する第二需要家情報を複数取得する第二取得ステップと、取得された前記第一需要家情報と、取得された複数の前記第二需要家情報のそれぞれとを比較することにより、前記第二需要家情報が前記第一需要家情報に類似する第二需要家を対象需要家として選択する選択ステップと、前記対象需要家における電力使用量に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記第一需要家に提示するための提示情報を出力する情報出力ステップとを含む。
本発明の電力管理装置等は、需要家において発電機能又は蓄電機能を有する装置を導入すべきか否かの判断を補助する情報を出力することができる。
図1は、実施の形態1に係る電力管理装置に関連する装置群を示すシステム概略図である。 図2は、実施の形態1に係る電力管理装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る電力管理装置の情報提示処理を示すフローチャートである。 図4は、記憶部に記憶された電力使用パターンを模式的に示す図である。 図5は、記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図6は、情報提示画面の具体例を示す第一の図である。 図7は、情報提示画面の具体例を示す第二の図である。 図8は、情報提示画面の具体例を示す第三の図である。 図9は、情報提示画面の具体例を示す第四の図である。 図10は、家族構成を示す情報、及び、地域を示す情報の入力画面を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ここで示す実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であって本発明を限定するものではない。以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1に係る電力管理装置について説明する。
[構成]
まず、実施の形態1に係る電力管理装置の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る電力管理装置に関連する装置群を示すシステム概略図である。図2は、実施の形態1に係る電力管理装置のシステム構成を示すブロック図である。なお、図1において、第二需要家20b及び20cの詳細な構成については、第二需要家20aと同様であるため図示及び説明が省略される。
図1に示されるように、実施の形態1に係る電力管理装置10は、各需要家に設けられたHEMSコントローラとネットワーク31を介して通信を行う。具体的には、電力管理装置10は、第一需要家20に設けられたHEMSコントローラ100、第二需要家20aに設けられたHEMSコントローラ100a、並びに、第二需要家20b及び20cに設けられた各HEMSコントローラと通信を行う。ここで、第一需要家20は、PV(Photovoltaic)パネルが設けられていない需要家であり、第二需要家20a、20b、及び20cは、PVパネルが設けられた需要家である。ネットワーク31は、例えばインターネット等の広域ネットワークを含む。
電力管理装置10は、各需要家における電力使用量を管理し、PVパネルを導入すべきか否かの判断を補助する情報を第一需要家20に提示するための情報提示機能を有する点が特徴である。電力管理装置10は、具体的には、電力使用パターンの比較を行い、複数の第二需要家のうち、電力使用パターンが第一需要家20の電力使用パターンに類似する第二需要家を対象需要家として選択する。そして、電力管理装置10は、例えば、対象需要家が有するPVパネルが第一需要家20に導入された場合の第一需要家20における電力コストの予測値として、対象需要家における電力コストを提示する。
このような情報提示により、第一需要家20の居住者は、PVパネルを導入した場合の電力コストを実際の導入事例に基づいて予測することができる。
ここで、まず、図2を用いて電力管理装置の詳細な構成について説明する。図2に示されるように、電力管理装置10は、第一取得部11と、第二取得部12と、選択部13と、情報出力部14と、記憶部15とを備える。
電力管理装置10は、例えば電力会社、機器製造会社その他の団体等が運営するサーバであり、各需要家のHEMSに対して、各種情報を提供する機能を有する。電力管理装置10から提供される情報は、例えば、発電装置、蓄電装置等の特定装置の性能に関する性能情報、電力会社と住宅との間での電力の売買に関する情報(例えば売買の単価等を示す価格情報)等である。性能情報としては、例えば、発電装置についての容量(太陽電池容量等)、基準状態で測定された変換効率等、蓄電装置についての容量(蓄電容量)、充放電効率等が挙げられる。
第一取得部11は、第一需要家20における電力使用量(消費電力)の経時変化を示す第一電力使用パターンを取得する。第一電力使用パターンは、第一需要家20に関する第一需要家情報の一例である。第一取得部11は、より詳細には、選択部13の制御に基づいて、ネットワーク31を通じてHEMSコントローラ100から第一電力使用パターンを取得する。第一取得部11は、具体的には、汎用の通信モジュール(通信回路)であるが、特に限定されるものではない。また、第一取得部11は、有線又は無線のどのような通信方式(通信規格)を用いて通信してもよい。
第二取得部12は、複数の第二需要家20a、20b、及び20cのそれぞれにおける電力使用量の経時変化を示す第二電力使用パターンを取得する。第二電力使用パターンは、第二需要家に関する第二需要家情報の一例である。第二取得部12は、より詳細には、選択部13の制御に基づいて、ネットワーク31を通じてHEMSコントローラ100aから第二需要家20aにおける第二電力使用パターンを取得する。第二需要家20b及び20cにおける第二電力使用パターンについても同様である。第二取得部12は、具体的には、汎用の通信モジュール(通信回路)であるが、特に限定されるものではない。また、第二取得部12は、有線又は無線のどのような通信方式(通信規格)を用いて通信してもよい。
選択部13は、取得された第一電力使用パターンと取得された複数の第二電力使用パターンのそれぞれとを比較する。これにより、選択部13は、複数の第二需要家20a、20b、及び20cのうち、電力使用パターンが第一電力使用パターンに類似する第二需要家を対象需要家として選択する。選択部13は、より詳細には、第一取得部11によって取得された第一電力使用パターン及び第二取得部12によって取得された第二電力使用パターンを予め記憶部15に記憶しておく。そして、例えば、HEMSコントローラ100からの要求に応じて上記比較を行って対象需要家における関する情報(提示情報)を情報出力部14を介して提示する。選択部13は、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータ、又は専用回路などによって実現される。
情報出力部14は、選択部13によって選択された対象需要家における電力使用量に関する情報を選択部13を介して記憶部15から取得し、取得した情報に基づいて第一需要家20に提示するための提示情報を生成して出力する。情報出力部14は、より詳細には、ネットワーク31を通じてHEMSコントローラ100に提示情報を出力する。情報出力部14は、具体的には、プロセッサ、及び、通信モジュール(通信回路)などにより実現されるが、特に限定されるものではない。また、情報出力部14は、有線又は無線のどのような通信方式(通信規格)を用いて通信してもよい。
なお、情報出力部14の通信機能、第一取得部11、及び、第二取得部12は、一つの通信部として実現されてもよい。
記憶部15は、第一取得部11によって取得された第一電力使用パターン及び第二取得部12によって取得された第二電力使用パターンが記憶されるデータベースである。また、記憶部15には、例えば、需要家において使用されているPVパネル及び蓄電装置等の情報(例えば、機種情報、性能情報、価格情報など)、電力会社と住宅との間での電力の売買に関する情報(例えば、買電量、売電量、及び売買の単価等を示す価格情報)等も記憶される。記憶部15は、具体的には、HDD(Hard Disk Drive)、又は、半導体メモリなどである。
次に、各需要家におけるシステム構成について説明する。なお、以下の説明では、第二需要家20aについて説明するが、PVパネル40bを有する第二需要家20b、及びPVパネル40cを有する第二需要家20cについても同様の構成である。また、第一需要家20についても、PVパネルが設けられていない点を除いて同様であるため、説明が省略される。
図1に示されるように、第二需要家20aには、PVパネル40aと、電力測定装置200aと、HEMSコントローラ100aと、端末装置300aと、HEMS機器310aとが設けられる。
PVパネル40aは、いわゆる太陽電池モジュール等であり、発電機能を有する特定装置の一例である。PVパネル40aの生成する電力は、例えば、第二需要家20aにおける電気機器により消費される電力を賄うために用いられ、余剰が生じれば余剰分は電力会社に売られる。
電力測定装置200aは、第二需要家20aにおいて電力系統から供給される電力を分岐させる分電盤等に設けられ、各分岐回路に接続された電気機器で使用(消費)する電力量を測定する。電力測定装置200aは、具体的には、電流センサ等の電気回路、及び、通信回路を有する装置である。第二需要家20aにおける電気機器には、HEMS機器群が含まれ、照明器具、空調機器(エアコン)、冷蔵庫、給湯機器、電磁調理器、テレビ受像機等の電気機器、或いは、電気自動車の充電装置等がある。
なお、電力測定装置200aは、PVパネル40aで発電された電力量(発電量)を測定することができる。また、電力測定装置200aは、PVパネル40aで発電された電力のうち、電力系統に逆潮流される電力量(売電量)を測定できる。また、需要家20aにおいて電力を消費する場合、買電した電力を消費する場合と、PVパネル40aで発電された電力を消費する場合とがあるが、電力測定装置200aは、買電した電力の消費量と、PVパネル40aで発電された電力の消費量とを区別して測定することができる。
HEMSコントローラ100aは、例えば分電盤等に収容され、電力測定装置200aから電力使用量の測定結果を収集して、電力使用量の低減等のために一定条件下でHEMS機器を制御する装置である。また、HEMSコントローラ100aは、第二需要家20aの居住者(ユーザ)からの入力を受け付けるため、及び、居住者に情報を提示するために、ユーザインタフェース(UI:User Interface)を有するHEMS機器である端末装置300とデータの授受を行う。
居住者に提示される情報は、例えば、上述の提示情報(特定装置を導入すべきか否かの判断を補助する情報)である。なお、HEMSコントローラ100aは、メモリ、通信回路及びCPU(Central Processing Unit)を備える。メモリは、プログラム及びデータを予め保持しているROM、プログラムの実行に際してデータ等の記憶に利用するためのRAM等であり、例えば不揮発性メモリを含んでいてもよい。CPUは、メモリに格納されたプログラムを実行することにより通信回路等を制御して各種処理を行う。通信回路は、電力測定装置200及びHEMS機器群と、無線或いはLAN(Local Area Network)ケーブル、PLC(Power Line Communication)等の有線で通信するための回路である。
HEMS機器群は、UI手段を有する端末装置300、その他のHEMS機器310等である。第二需要家20a内でHEMSを構成するHEMS機器群は、3台以上存在してもよい。
端末装置300aは、第二需要家20aの居住者の入力を受け付けて情報の提示(例えば映像の表示、音声の出力等)を行うUI手段(ディスプレイ、タッチパネル、キーボード等)とメモリと通信回路とCPUとを有し、例えばタブレット端末、モニター等である。端末装置300aは、例えばHEMSコントローラ100が電力測定装置200から収集した電力使用量等を表示可能である。端末装置300についても同様であり、端末装置300により、第一需要家20の居住者は電力使用量を認知できる。また、端末装置300には、上記提示情報が表示(提示)される。
[動作]
以下、電力管理装置10の動作(情報提示処理)について説明する。図3は、電力管理装置10の情報提示処理を示すフローチャートである。この情報提示処理は、例えば、第一需要家20の居住者が端末装置300の操作等によって電力管理装置10に対して情報提示の要求を行った時等に開始される。また、情報提示処理は、その他の任意の時(例えば、数ヵ月毎等)に開始されてもよい。
まず、電力管理装置10の第一取得部11は、第一需要家20における電力使用量の経時変化を示す第一電力使用パターンを取得する(S11)。第一取得部11は、例えば、特定の期間(例えば、特定の日付)における第一電力使用パターンを取得し、取得された第一電力使用パターンは、第一需要家20を示すID等と紐付けられて記憶部15に記憶される。
次に、電力管理装置10の第二取得部12は、複数の第二需要家20a、20b、及び20c(以下、単に第二需要家と記載する)それぞれにおける電力使用量の経時変化を示す第二電力使用パターンを取得する(S12)。第二取得部12は、例えば、上記特定の期間における第二電力使用パターンを取得する。
なお、第二電力使用パターンにおける電力使用量は、電力の供給先を問わず、第二需要家において純粋に使用された電力の量である。つまり、第二電力使用パターンは、電力系統から供給される電力を使用した量と、PVパネルが発電した電力を使用した量との合計により定められる。取得された第二電力使用パターンは、当該第二需要家を示すID等と紐付けられて記憶部15に記憶される。図4は、記憶部15に記憶された電力使用パターンを模式的に示す図である。
図4に示されるように、電力使用パターン(消費電力パターン)は、需要家における電力の使用量の経時変化を示す。なお、図4に示される需要家aは、第一需要家20であり、需要家A〜需要家Nのそれぞれは、第二需要家である。
ここで、図5に示されるように、記憶部15には、上述の電力使用パターン以外に、各需要家における月々の平均買電量、月々の平均売電量、月々の電力コスト(電気代)、使用されているPVパネルの機種情報(型番)などが記憶されている。図5は、記憶部15に記憶されている情報の一例を示す図である。
なお、図5において、エコ度とは、電力コストが低い需要家ほど良いと定められた(星の数が多いように定められた)指標であり、提示情報において電力コストを直接的に提示できない場合等に使用される。また、図5に示される承諾情報は、各需要家の居住者が自己の情報の開示を承諾するか否かを示す情報である。
次に、選択部13は、第一電力使用パターンと取得された複数の第二電力使用パターンのそれぞれとを比較することにより、対象需要家を選択する(S13)。ここで、対象需要家は、複数の第二需要家のうち、電力使用パターンが第一電力使用パターンに類似する第二需要家である。
選択部13は、具体的には、複数の第二需要家のうち、承諾情報が開示可能を示す第二需要家の第二電力使用パターンを対象として、第一電力使用パターンとの比較を行う。つまり、選択部13は、承諾情報が開示可能を示す複数の第二需要家の中から対象需要家を選択する。
なお、承諾情報が開示不可能を示す第二需要家の電力使用量に関する情報は使用できないため、比較の対象から除かれる。このように、電力使用量に関する情報が使用できない第二需要家が予め比較の対象から除かれることにより、選択部13の比較処理の負荷が軽減される。
電力使用パターンの比較は、例えば、以下のように行われる。選択部13は、1日を複数の時間単位(例えば、1時間単位)に区分し、時間単位ごとに当該時間単位における電力使用量の平均値を比較する。平均値の差が小さい時間単位ほど小さい評価値を与えることにより、合計の評価値が小さい第二電力使用パターンほど第一電力使用パターンに類似している(類似度が高い)と判定できる。そして、例えば、最も類似していると判定された第二需要家、又は、合計の評価値が所定値以下(類似度が所定値以上)である第二需要家が対象需要家として選択される。
なお、このような比較方法は一例であり、電力使用パターンの比較には、相関係数を用いる方法など、既存のどのようなパターンマッチング方法が用いられてもよい。
最後に、情報出力部14は、選択部13が選択した対象需要家における電力使用量に関する情報(上述の買電量、売電量、電力コストなどの情報)を取得し、取得した情報に基づいて第一需要家20に提示するための提示情報を生成して出力する(S15)。提示情報は、情報出力部14からHEMSコントローラ100に出力され、HEMSコントローラ100から端末装置300に出力される。
なお、上記ステップS11とステップS12の処理は、予め行われていてもよい。この場合、例えば、第一需要家20の居住者が端末装置300の操作等によって電力管理装置10に対して情報提示の要求を行った時には、ステップS13以降の処理が行われる。
また、上記の例では、特定の日付における電力使用パターン同士を比較したが、日付が異なる電力使用パターン同士が比較されてもよい。また、例えば、一月分のデータを平均した電力使用パターン同士が比較されてもよい。しかしながら、比較される電力使用パターンは、取得の際の条件が合った電力使用パターンであることが望ましい。
なお、対象需要家は複数選択されてもよく、このような場合、複数の対象需要家に対応した情報を含む提示情報が出力される。
[情報提示画面の具体例]
以下、HEMSコントローラ100から出力された提示情報を受けた端末装置300がディスプレイに表示する情報提示画面の具体例について図6〜図9を用いて説明する。図6〜図9は、情報提示画面の具体例を示す図である。
図6に示されるように、端末装置300のディスプレイには、例えば、対象需要家において使用されているPVパネルの機種名60が表示される。つまり、この場合、情報出力部14は、対象需要家が有するPVパネルに関する情報を記憶部15から取得し、当該情報を含む提示情報を出力する。なお、機種名60に加えて対象需要家において使用されているPVパネルのカタログスペックや価格などが表示されてもよい。
また、端末装置300のディスプレイには、対象需要家における月々の買電量61(平均値)が第一需要家20においてPVパネルを導入した場合の予測値として表示される。つまり、この場合、情報出力部14は、電力使用量に関する情報として対象需要家における買電量を示す情報を記憶部15から取得する。そして、情報出力部14は、対象需要家が有するPVパネルが第一需要家20に導入された場合の第一需要家20における買電量の予測値として、対象需要家の買電量が用いられた提示情報を出力する。
また、端末装置300のディスプレイには、対象需要家における月々の電力コスト62が第一需要家20においてPVパネルを導入した場合の予測値として表示される。つまり、この場合、情報出力部14は、電力使用量に関する情報として対象需要家における電力コストを示す情報を記憶部15から取得する。そして、情報出力部14は、対象需要家が有するPVパネルが第一需要家20に導入された場合の第一需要家20における電力コストの予測値として、対象需要家の電力コストが用いられた提示情報を出力する。
また、図7に示されるように、買電量及び電力コストなどの各数値(図7の例では、買電量)は、グラフ63として表示されてもよい。
また、図7の表示領域64に示されるように第一需要家20と対象需要家との月々の買電量の差分や、月々の電力コストの差分が表示されてもよい。この場合、情報出力部14は、さらに、第一需要家20における電力コストを示す情報を記憶部15から取得する。そして、第一需要家20における電力コストと対象需要家における電力コストとの差分を示す情報を含む提示情報を出力する。買電量の差分についても同様である。
ところで、個人情報の保護等の観点から、対象需要家の電力使用量に関する情報をそのままディスプレイに表示できないことが想定される。このような場合、図8の表示領域65に示されるように、第一需要家20における現在の電力コストに対する割合(図8の例では、電力コストの削減量のパーセンテージ)が表示されてもよい。また、図9の表示領域66に示されるように、買電量及び電力コストなどの各数値の程度が図柄等(図9の例では星印の数)で表示されてもよい。
なお、ディスプレイに表示される情報は、図6〜図9によって示される例に限定されるものではない。例えば、対象需要家における売電量や、売電により得られる金額が表示されてもよい。
[効果等]
以上説明したように、実施の形態1に係る電力管理装置10は、第一需要家20と電力使用パターンが近い需要家であって、PVパネル等の特定装置を有する需要家を対象需要家として選択する。そして、電力管理装置10は、対象需要家における電力使用量に関する情報に応じた提示情報を第一需要家20に提示する。つまり、対象需要家における電力使用量に関する情報が、第一需要家20に対象需要家と同一のPVパネルが導入されたとした場合の、第一需要家における電力使用量に関する予測情報として提示される。
このように、電力管理装置10は、需要家においてPVパネルを導入すべきか否かの判断を補助する情報を出力することができ、これにより、第一需要家20の居住者は、PVパネルを導入した場合の電力コスト及び買電量などをある程度予測することができる。つまり、第一需要家20の居住者は、実績のある電力コスト及び買電量などを考慮してPVパネルの導入判断をすることができる。
電力コストは、電力を使用する時間帯に応じて大きく異なる。一般的には、深夜の時間帯の電力コストは低く、昼間の時間帯の電力コストは高い。つまり、電力使用パターンが異なれば、電力コストもそれに応じて大きく変動する。
しかしながら、PVパネルのスペック等に基づく電力コストの一般的なシミュレーション等においては、通常、電力使用パターンは考慮されない。したがって、シミュレーション結果が正確性を欠く場合がある。
これに対し、電力管理装置10では、電力使用パターンの比較に基づいて実際にPVパネルが導入されている対象需要家を選択することにより、第一需要家20にPVパネルが導入された場合の電力コストに近い情報の提示が可能である。
なお、上記実施の形態では、第一需要家20に対しPVパネルの導入判断を補助する情報を提示する例について説明されたが、他の発電装置として、例えば、燃料電池システムの導入判断を補助する情報が提示されてもよい。
また、蓄電装置(例えば、家庭用の蓄電システム)の導入判断を補助する情報が提示されてもよい。蓄電装置は、蓄電機能を有する特定装置の一例であり、蓄電及び放電により電力を効率的に利用する或いは停電時に備える等のための装置である。蓄電装置は、例えばリチウムイオン蓄電システム等である。
このような蓄電装置は、例えば、電力会社から時間帯別料金制で電力が提供されている場合には、買電価格の低い時間帯に電力を蓄電し、買電価格の高い時間帯では電力を放出して電気機器に供給する。このように、蓄電装置は、蓄電した電力を放出することにより電気機器において消費される電力を賄うことができる。なお、蓄電装置の導入判断を補助する情報が提示される場合、第一電力使用パターンと、蓄電装置が設けられた第二需要家の第二電力使用パターンとの比較が行われる。
また、PVパネルと蓄電装置との両方を備えるPVパネルシステム(蓄電装置がPVパネルの発電電力を蓄電するシステム)の導入判断を補助する情報が提示されてもよい。
[変形例1]
上記実施の形態で説明した電力使用パターンの比較には、さらに、需要家の家族構成を示す情報が用いられてもよい。この場合、第一取得部11は、さらに、第一需要家20における家族構成を示す第一家族情報を取得し、第二取得部12は、さらに、第二需要家における家族構成を示す第二家族情報を取得する。第一家族情報は、第一需要家情報の一例であり、第二家族情報は、第二需要家情報の一例である。そして、選択部13は、第一家族情報及び第二家族情報をさらに用いて対象需要家の選択を行う。
家族構成を示す情報とは、具体的には、家族の人数、性別、及び年齢などにより構成される。需要家における家族構成が近い第二需要家が対象需要家として選択されることにより、より正確な電力コスト等の予測が可能となる。
また、家族構成を示す情報には、職業に関する情報が含まれてもよい。職業が同一である場合、生活パターンが類似する場合があるため、このような情報は電力使用パターンの比較において有用である。
また、電力使用パターンの比較には、さらに、需要家が属する地域を示す情報が用いられてもよい。この場合、第一取得部11は、さらに、第一需要家20が属する地域を示す第一地域情報を取得し、第二取得部12は、さらに、第二需要家が属する地域を示す第二地域情報を取得する。第一地域情報は、第一需要家情報の一例であり、第二地域情報は、第二需要家情報の一例である。そして、選択部13は、第一地域情報及び第二地域情報をさらに用いて対象需要家の選択を行う。なお、需要家が属する地域を示す情報とは、具体的には、郵便番号などである。
第二需要家に設けられた特定装置がPVパネルであるような場合、地域によって日照時間等が異なるため、PVパネルによる発電量が大きく異なる場合がある。このような場合、需要家が属する地域を示す情報が用いられ、例えば、近い地域に属する第二需要家が対象需要家として選択されることにより、より正確な電力コスト等の予測が可能となる。
なお、家族構成を示す情報、及び、地域を示す情報は、図10に示されるように、典型的には各需要家の端末装置を通じて入力される。図10は、家族構成を示す情報、及び、地域を示す情報の入力画面を示す図である。しかしながら、例えば、記憶部15や、電力管理装置10以外のサーバ(例えば、電力会社が管理するサーバ等)にこのような情報がある場合は、記憶部15や、このようなサーバから情報が取得されてもよい。
また、電力使用パターンの比較には、さらに、需要家において使用されている(需要家に設けられた)電気機器の情報が用いられてもよい。この場合、第一取得部11は、さらに、第一需要家20において使用されている電気機器を示す第一機器情報を取得し、第二取得部12は、さらに、第二需要家において使用されている電気機器を示す第二機器情報を取得する。第一機器情報は、第一需要家情報の一例であり、第二機器情報は、第二需要家情報の一例である。そして、選択部13は、第一機器情報及び第二機器情報をさらに用いて対象需要家の選択を行う。
上記の電気機器は、例えば、エアコンなどの消費電力の比較的大きい電気機器である。同種の(同じ機種の)電気機器を使用している第二需要家、又は、消費電力が近い電気機器を使用している第二需要家が対象需要家として選択されることにより、より正確な電力コスト等の予測が可能となる。
なお、電気機器を示す情報は、上記の家族構成を示す情報及び地域を示す情報と同様に、典型的には各需要家の端末装置を通じて入力される。しかしながら、電気機器を示す情報は、各需要家のHEMSコントローラ及び電力測定装置等に予め電気機器を示す情報が保持されている場合は、このような装置から取得されてもよい。また、電力管理装置10とは異なるサーバ(例えば、電気機器のメーカが管理するサーバ)等にこのような情報がある場合は、このようなサーバから情報が取得されてもよい。
なお、上記のような家族構成などの各種情報は、電力使用パターンの比較の前に、第二需要家の絞込みに用いられてもよいし、電力使用パターンの比較後に、対象需要家をさらに絞り込む場合に用いられてもよい。
また、上記のような各種情報以外に、例えば、需要家における燃料電池システムなどの発電装置の有無を示す情報が用いられてもよい。また、例えば、第一需要家において導入が検討されている特定装置が端末装置300を通じて指定され、指定された特定装置を有する第二需要家の中から対象需要家が選択されてもよい。
[変形例2]
また、電力使用パターンの比較に代えて、需要家の家族構成を示す情報の比較、または、需要家の属する地域の比較に基づき、対象需要家の選択が行われてもよい。
例えば、家族構成を示す情報の比較により、対象需要家の選択が行われる場合、以下のような手順で、各需要家の端末装置を通じて家族情報(上述の第一家族情報及び第二家族情報)の入力が行われる。
まず、家族の人数が入力され、次に、家族を構成する各人の年齢層の入力が行われる。例えば、年齢層の入力においては、年齢層を示す区分(例えば、0歳以上3歳以下などの区分)の選択が行われてもよい。
次に、家族を構成する各人の性別の入力が行われ、最後に、家族を構成する各人の職業の入力が行われる。
なお、このような入力手順は、一例である。家族情報の入力においては、需要家の生活パターンが推定しやすい順に情報が入力されるとよい。また、上記の説明では、家族の人数、年齢層、人数、及び職業の4種類の家族情報が入力されたが、これらのうち一部の情報が入力されてもよい。
選択部13は、入力された第二家族情報が、入力された第一家族情報に類似する(または、一致する)第二需要家を対象需要家として選択する。
このように、第一需要家20に家族構成が近い第二需要家が対象需要家として選択されることにより、電力コスト等の予測が可能となる。
また、需要家が属する地域の比較により、対象需要家の選択が行われる場合、以下のような手順で、各需要家の端末装置を通じて地域情報(上述の第一地域情報及び第二地域情報)の入力が行われる。
まず、需要家の属する地域が入力され、次に、周辺情報の入力が行われる。ここで、周辺情報とは、例えば、日当たりが良い、または、日当たりが悪い、などを示す情報である。なお、需要家の属する地域の入力においては、郵便番号が入力されてもよい。
また、地域情報として、需要家が属する地域の地形を示す情報が入力されてもよい。ここで、地形を示す情報とは、具体的には、例えば。需要家が平野部に位置するか、山間部に位置するかの情報である。
選択部13は、入力された第二地域情報が、入力された第一地域情報に類似する(または、一致する)第二需要家を対象需要家として選択する。
このように、第一需要家20が属する地域に条件が近い第二需要家が対象需要家として選択されることにより、電力コスト等の予測が可能となる。
以上、変形例2において説明したように、家族情報または地域情報の比較による電力コスト等の予測も可能である。なお、対象需要家の選択は、機器情報(上述の第一機器情報及び第二機器情報)の比較に基づき行われてもよい。また、これまで説明した各種情報の一部を用いて対象需要家の選択が行われてもよい。
(他の実施の形態等)
以上、実施の形態に係る電力管理装置10について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、第一取得部11は第一電力使用パターンを取得し、第二取得部12は、第二電力使用パターンを取得した。しかしながら、第一取得部11及び第二取得部12は、少なくとも電力量を取得すればよく、電力使用パターンは、電力管理装置10(選択部13)によって算出(生成)されてもよい。
例えば、上記実施の形態では、第一需要家20には、PVパネル及び蓄電装置のいずれも設けられていないが、第一需要家20には、PVパネル及び蓄電装置の少なくとも一方が設けられていてもよい。このような場合にも、第一需要家20の居住者は、対象需要家の電力コストなどを参照してPVパネル又は蓄電装置の買い替え等の判断をすることができる。
また、上記実施の形態では、選択部13は、電力使用量に関する情報の開示を承諾した複数の第二需要家の中から対象需要家を選択した。このような構成においては、電力使用量に関する情報の開示を承諾した第二需要家に対してインセンティブが支払われてもよい。具体的には、電力管理装置10が電力会社の管理するサーバであれば、電力管理装置10は、電力使用量に関する情報の開示を承諾した第二需要家に対する電力コスト(電気代)を、所定のインセンティブ分、割り引いて算出してもよい。
また、上記実施の形態では、電力管理装置10はサーバ装置として実現されたが、本発明は、電力管理装置10と同様の機能を有するHEMSコントローラ100として実現されてもよい。また、電力管理装置の機能の一部がHEMSコントローラとして実現されてもよい。
また、上記実施の形態では、電力の使用量を用いて対象需要家の選択のための比較を行ったが、他のエネルギーの使用量が用いられてもよい。具体的には、ガスの使用量が比較に用いられてもよい。また、電力の使用量とガスの使用量との両方が比較に用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、需要家の居住者は端末装置から情報を入力し、端末装置のディスプレイに提示情報に基づく情報提示画面が表示された。しかしながら、情報を入力する装置と情報提示画面が表示される装置とは別の装置であってもよい。
また、情報を入力する装置と情報提示画面が表示される装置とは、HEMSを構成するHEMS機器でなくてもよい。例えば、需要家の居住者が携帯する、ネットワーク31に接続可能な携帯端末(例えばスマートフォン)等であってもよい。また、HEMSコントローラ自体がUIを有してもよい。
また、上記実施の形態では、電力管理装置10は、電力使用パターンをHEMSコントローラから取得したが、電力測定装置がスマートメータなどの通信機能を有する装置である場合は、電力管理装置10は、電力使用パターンを電力測定装置から取得してもよい。また、電力測定装置とHEMSコントローラとが一体の装置として構成されていてもよい。
また、実施の形態1では電力管理装置10は、住宅に設置された機器からなるHEMSが設けられた需要家を対象とした。しかしながら、電力管理装置10は、例えばビルにおけるBEMS(Building Energy Management System)、工場におけるFEMS(Factory Energy Management System)等が設けられた需要家を対象としてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、回路でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
なお、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以上、一つ又は複数の態様に係る電力管理装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つ又は複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
例えば、本発明は、電力管理装置を用いた情報提示方法(上述の情報提示処理)として実現されてもよい。
10 電力管理装置
11 第一取得部
12 第二取得部
13 選択部
14 情報出力部
15 記憶部
20 第一需要家
20a、20b、20c 第二需要家
31 ネットワーク
40a、40b、40c PVパネル
60 機種名
61 買電量
62 電力コスト
63 グラフ
64、65、66 表示領域
100、100a HEMSコントローラ
200、200a 電力測定装置
300、300a 端末装置
310、310a HEMS機器

Claims (13)

  1. 第一需要家に関する第一需要家情報を取得する第一取得部と、
    発電機能又は蓄電機能を有する特定装置を有する第二需要家に関する第二需要家情報を複数取得する第二取得部と、
    取得された前記第一需要家情報と、取得された複数の前記第二需要家情報のそれぞれとを比較することにより、前記第二需要家情報が前記第一需要家情報に類似する第二需要家を対象需要家として選択する選択部と、
    前記対象需要家における電力使用量に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記第一需要家に提示するための提示情報を出力する情報出力部とを備える
    電力管理装置。
  2. 前記第一需要家情報には、前記第一需要家における第一電力使用量が含まれ、
    前記第二需要家情報には、前記第二需要家における第二電力使用量が含まれ、
    前記選択部は、取得された前記第一電力使用量と取得された複数の前記第二電力使用量のそれぞれとを比較することにより、前記第二電力使用量の経時変化を示す第二電力使用パターンが前記第一電力使用量の経時変化を示す第一電力使用パターンに類似する第二需要家を前記対象需要家として選択する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  3. 前記情報出力部は、前記電力使用量に関する情報として前記対象需要家における電力コストを示す情報を取得し、当該情報を含む前記提示情報を出力する
    請求項1または2に記載の電力管理装置。
  4. 前記情報出力部は、前記対象需要家が有する前記特定装置が前記第一需要家に導入された場合の前記第一需要家における電力コストの予測値として、前記対象需要家の電力コストが用いられた前記提示情報を出力する
    請求項3に記載の電力管理装置。
  5. 前記情報出力部は、さらに、前記第一需要家における電力コストを示す情報を取得し、前記第一需要家における電力コストと前記対象需要家における電力コストとの差分を示す情報を含む前記提示情報を出力する
    請求項3に記載の電力管理装置。
  6. 前記情報出力部は、さらに、前記対象需要家が有する前記特定装置に関する情報を取得し、当該情報を含む前記提示情報を出力する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  7. 前記情報出力部は、前記電力使用量に関する情報として前記対象需要家における買電量を示す情報を取得し、前記対象需要家が有する前記特定装置が前記第一需要家に導入された場合の前記第一需要家における買電量の予測値として、前記対象需要家の買電量が用いられた前記提示情報を出力する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  8. 前記第一需要家情報には、前記第一需要家が属する地域を示す第一地域情報が含まれ、
    前記第二需要家情報には、前記第二需要家が属する地域を示す第二地域情報が含まれる
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  9. 前記第一需要家情報には、前記第一需要家における家族構成を示す第一家族情報が含まれ、
    前記第二需要家情報には、前記第二需要家における家族構成を示す第二家族情報が含まれる
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  10. 前記第一需要家情報には、前記第一需要家において使用されている電気機器を示す第一機器情報が含まれ、
    前記第二需要家情報には、前記第二需要家において使用されている電気機器を示す第二機器情報が含まれる
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  11. 前記第二取得部は、さらに、前記第二需要家における電力使用量に関する情報の開示の可否を示す承諾情報を取得し、
    前記選択部は、前記承諾情報が開示可能を示す複数の前記第二需要家の中から前記対象需要家を選択する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の電力管理装置。
  12. 電力管理装置を用いた情報提示方法であって、
    第一需要家に関する第一需要家情報を取得する第一取得ステップと、
    発電機能又は蓄電機能を有する特定装置を有する第二需要家に関する第二需要家情報を複数取得する第二取得ステップと、
    取得された前記第一需要家情報と、取得された複数の前記第二需要家情報のそれぞれとを比較することにより、前記第二需要家情報が前記第一需要家情報に類似する第二需要家を対象需要家として選択する選択ステップと、
    前記対象需要家における電力使用量に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて前記第一需要家に提示するための提示情報を出力する情報出力ステップとを含む
    情報提示方法。
  13. 請求項12に記載の情報提示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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