JP2010066792A - オール電化試算システム、オール電化試算方法およびオール電化試算プログラム - Google Patents

オール電化試算システム、オール電化試算方法およびオール電化試算プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 導入する機器やその使用量などの提示が需要家からなくても、オール電化する場合の電気料金を試算する。
【解決手段】 電力使用サーバ1に、未電化需要家の一般電力の使用状況と、既電化需要家の一般電力およびオール電化電力の使用状況とを記憶する。試算コンピュータ2に、試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況を電力使用サーバ1から取得し、取得した使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況を電力使用サーバ1から取得し、取得したオール電化電力の使用状況に基づいて該未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する試算タスク21を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、需要家がオール電化する場合の電気料金を試算するオール電化試算システム、オール電化試算方法およびオール電化試算プログラムに関する。
近年、生活環境や生活スタイルの多様化、あるいは電力の小売自由化などに伴って、電力会社などから提供される料金メニューが多種多様化し、さらに、各料金メニューによる電気料金の算出方法が複雑化している。このため、料金メニューによる電気料金を試算し、どの料金メニューが最適であるかを知ることは、個々の需要家にとって容易ではない状況となっている。このため電力の使用実態に基づいた比較的正確な電気料金を試算する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、需要家宅内のすべての機器を電気エネルギーによって稼働させるオール電化が普及しており、当初からオール電化された住宅に住む場合のみならず、これまで電力とガスなどを併用していた需要家が、オール電化に切り替えるケースも増えている。
特開2004−021660号公報
ところで、電力とガスなどを併用している需要家がオール電化を検討する場合、オール電化にすることで、エネルギー消費に係わるトータルのコストがどのくらい下がるのか、あるいは上がるのかを知る必要がある。つまり、オール電化した場合の電気料金を知りたいものである。しかしながら、オール電化をする場合、IH(電磁誘導加熱式)クッキングヒータや電気給湯器など、これまでにない機器を導入する必要があり、導入する機器の種類や容量などを選定し、機器の使用量、使用時間などに合った料金メニューを選定する必要がある。このため、オール電化した場合の電気料金を試算するには、新たに導入する機器やその使用量などの条件を想定する必要があり、このような条件が想定、提示されない需要家に対しては、電気料金を試算することができず、オール電化を促進することが困難であった。
そこでこの発明は、導入する機器やその使用量などの提示が需要家からなくても、オール電化する場合の電気料金を試算することが可能なオール電化試算システム、オール電化試算方法およびオール電化試算プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、オール電化する場合の電気料金を試算するオール電化試算システムであって、オール電化していない需要家を未電化需要家、既にオール電化している需要家を既電化需要家とし、オール電化に係らず使用する電力を一般電力、オール電化に伴って使用する電力をオール電化電力とし、未電化需要家の一般電力の使用状況を記憶する第1の記憶手段と、既電化需要家の一般電力の使用状況とオール電化電力の使用状況を記憶する第2の記憶手段と、試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況を前記第1の記憶手段から取得し、取得した使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況を前記第2の記憶手段から取得し、取得したオール電化電力の使用状況に基づいて該未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する処理手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、第1の記憶手段に未電化需要家の一般電力の使用状況が記憶され、第2の記憶手段に既電化需要家の一般電力の使用状況とオール電化電力の使用状況とが記憶される。そして、処理手段によって、試算対象の未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて、この未電化需要家がオール電化する場合の電気料金が試算される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオール電化試算システムにおいて、前記処理手段は、季節ごとに、前記未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて前記電気料金を試算する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のオール電化試算システムにおいて、前記処理手段は、前記未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する複数の既電化需要家のオール電化電力の使用状況を取得し、取得した複数のオール電化電力の使用状況に基づいて前記電気料金を試算する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3に記載のオール電化試算システムにおいて、前記処理手段は、前記既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいてオール電化電力の使用パターンを割り出し、使用パターンごとに前記電気料金を試算する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、オール電化する場合の電気料金を試算するオール電化試算方法であって、オール電化していない需要家を未電化需要家、既にオール電化している需要家を既電化需要家とし、オール電化に係らず使用する電力を一般電力、オール電化に伴って使用する電力をオール電化電力とし、未電化需要家の一般電力の使用状況を記憶し、既電化需要家の一般電力の使用状況とオール電化電力の使用状況を記憶し、試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて、該未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、オール電化する場合の電気料金を試算するオール電化試算プログラムであって、オール電化していない需要家を未電化需要家、既にオール電化している需要家を既電化需要家とし、オール電化に係らず使用する電力を一般電力、オール電化に伴って使用する電力をオール電化電力とし、コンピュータを、未電化需要家の一般電力の使用状況を記憶する第1の記憶手段と、既電化需要家の一般電力の使用状況とオール電化電力の使用状況を記憶する第2の記憶手段と、試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況を前記第1の記憶手段から取得し、取得した使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況を前記第2の記憶手段から取得し、取得したオール電化電力の使用状況に基づいて該未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する処理手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1、5および6に記載の発明によれば、試算対象の需要家の一般電力の使用状況と同一、近似する使用状況の既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて、試算対象の需要家がオール電化する場合の電気料金が試算される。すなわち、試算対象の需要家の電力使用に基づく生活パターンと同一、近似する生活パターンを有する、既にオール電化している需要家のオール電化に伴って使用する電力の使用状況に基づいて、電気料金が試算される。このように、電力使用に基づく生活パターンに基づいて、オール電化する場合の電気料金を試算するため、より適正な電気料金を試算することが可能となる。しかも、電力の使用状況を記憶することで、オール電化に伴って導入する機器やその使用量などの提示が需要家からなくても、試算することが可能となる。
また、電力の使用状況は季節によって異なることが一般的だが、請求項2に記載の発明によれば、季節ごとに電気料金を試算するため、より精度の高い電気料金を試算することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、未電化需要家の生活パターンと同一、近似する複数の既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて電気料金を試算するため、より精度の高い電気料金を試算することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、オール電化電力の使用パターンごと、すなわちオール電化に伴って使用する機器の使用パターンごとに電気料金が試算されるため、試算対象の需要家が使用パターンを選択することで、自己に適合した電気料金の試算結果を知得することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るオール電化試算システムを示す概略構成図である。このオール電化試算システムは、オール電化する場合の電気料金を試算するシステムであり、主として、電力会社Cに設置された電力使用サーバ(第1の記憶手段、第2の記憶手段)1と試算コンピュータ2とを備え、電力使用サーバ1と試算コンピュータ2とが通信可能に接続されている。以下、オール電化していない需要家を「未電化需要家」、既にオール電化している需要家を「既電化需要家」とする。また、オール電化に係らず使用する電力、この実施の形態では交流100Vの電力を「一般電力」、オール電化に伴って使用する電力、この実施の形態では交流200Vの電力を「オール電化電力」とする。このように交流100Vの電力を「一般電力」、交流200Vの電力を「オール電化電力」としているのは、オール電化に伴って使用するIHクッキングヒータや電気給湯器などの機器は交流200Vで稼働するものが多く、オール電化に係らず使用する機器は交流100Vで稼働するものが多いからである。
各需要家宅Hには電力メータH1が設置され、この電力メータH1は一時間ごとの電力使用量を計測、記憶する機能を備えている。すなわち、未電化需要家の電力メータH1は、一般電力の各時電力使用量を計測、記憶し、既電化需要家の電力メータH1は、一般電力とオール電化電力の各時電力使用量を別個に計測、記憶する機能を備えている。また、電力メータH1は、通信装置やUSB(Universal Serial Bus)インターフェイスなどの入出力装置を備え、記憶した各時電力使用量を外部に出力できるようになっている。
電力使用サーバ1は、各需要家の電力の使用状況を記憶するサーバであり、未電化需要家の場合には、一般電力の各時電力使用量を使用状況として記憶し、既電化需要家の場合には、一般電力とオール電化電力の各時電力使用量を使用状況としてそれぞれ記憶する。また、記憶する各時電力使用量は、最大2年間分とし、契約が2年を超える需要家に対しては、常に過去最新2年間分の電力使用量が記憶されるようになっている。このような各時電力使用量は、各需要家宅Hの電力メータH1で計測、記憶された各時電力使用量が、電力メータH1の入出力装置を介して電力使用サーバ1に記憶されるようになっている。
さらに、電力メータH1から最新の一般電力の各時電力使用量が記憶された際に、図2に示すように、各季における時間帯別平均使用電力量と時間帯推移電力量とが算出、記憶される。ここで、時間帯別平均使用電力量とは、各時電力使用量の各時における平均値であり、時間帯推移電力量とは、対象の時間帯別平均使用電力量から直前の時間帯別平均使用電力量を差し引いた電力量、つまり使用電力量の変化量である。また、この実施の形態では、1年のうち春季を3月1日から5月末日、夏季を6月1日から8月末日、秋季を9月1日から11月末日、冬季を12月1日から2月末日とする。
同様に、電力メータH1から最新のオール電化電力の各時電力使用量が記憶された際に、各季における単時間平均使用電力量が算出、記憶される。ここで、単時間平均使用電力量とは、オール電化電力の各時電力使用量の各時における平均値である(後述する図6参照)。
試算コンピュータ2は、電力使用サーバ1を管理制御するとともに、後述するように、外部のコンピュータやサーバと通信可能に接続され、試算タスク(処理手段)21を備えている。この試算タスク21は、試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて、この未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算するプログラムである。ここで、試算タスク21の起動の際の入力パラメータは、試算対象の未電化需要家の識別情報である。
図3、4に示すように、まず、試算対象の未電化需要家の一般電力の使用状況、つまり上記の各季における時間帯別平均使用電力量と時間帯推移電力量とを電力使用サーバ1から検索、取得する(ステップS1)。次に、試算対象以外の(他の)最初の需要家の電力の使用状況を電力使用サーバ1から取得し(ステップS2)、この需要家が既にオール電化しているか否かを判断する(ステップS3)。すなわち、取得した使用状況に、オール電化電力の各時電力使用量が含まれているか否かを判断し、含まれていない場合、つまりオール電化していない場合には、次の他の需要家の電力の使用状況を電力使用サーバ1から取得し(ステップS4)、同様の処理を繰り返す。
一方、オール電化済みの場合(ステップS3で「Y」の場合)には、最初の季節(春季)における試算対象の需要家の時間帯推移電力量と当該他の需要家の時間帯推移電力量とを比較する(ステップS5)。そして、両時間帯推移電力量が同一または近似している場合(ステップS6で「Y」の場合)にはステップS7に進み、同一かつ近似していない場合(ステップS6で「N」の場合)にはステップS9に進む。このように、時間帯別平均使用電力量ではなく時間帯推移電力量で比較するのは、需要家宅Hにより一般電力を使用する機器やその使用電力(容量)が異なるため、使用電力量の絶対値ではなくその変化(推移)を比較することで、電力使用に基づく生活パターンが近似しているか否かをより適正に判定可能となるからである。また、同一または近似しているかの判断は、図5に示すように時間帯推移電力量を折れ線グラフ化し、グラフの線形が同一または近似するかによって判断する。図5の場合、図5(a)に対して図5(d)の時間帯推移電力量が近似していると判断される。
次に、ステップS7において、当該他の需要家(既電化需要家)のオール電化電力の使用状況、つまり単時間平均使用電力量に基づいて、オール電化電力の使用パターンを割り出す。ここで、この実施の形態では、次のような使用パターンP1〜P5が存在するものとする。
使用パターンP1:電気給湯器(エコキュートを含む)を使用し、かつIHクッキングヒータ等を朝、昼、夕刻に使用
使用パターンP2:電気給湯器を使用し、かつIHクッキングヒータ等を朝、夕刻に使用(昼間不在がちな生活パターン)
使用パターンP3:電気給湯器のみを使用
使用パターンP4:電気給湯器を使用せず、IHクッキングヒータ等を朝、昼、夕刻に使用
使用パターンP5:電気給湯器を使用せず、IHクッキングヒータ等を朝、夕刻に使用(昼間不在がちな生活パターン)
そして、このような使用パターンP1〜P5は、オール電化電力の使用状況によって、次ように割り出されるものとする。ここで、朝については、一般にどの家庭的でも共通な電力使用状況となり、また、電気給湯器の通電時間と重なることがあるため、割出条件から除外されている。
使用パターンP1
23時〜5時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
11時〜13時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
17時〜21時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
使用パターンP2
23時〜5時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
11時〜13時の間の単時間平均使用電力量<0.5kWh
17時〜21時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
使用パターンP3
23時〜5時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
11時〜13時の間の単時間平均使用電力量<0.5kWh
17時〜21時の間の単時間平均使用電力量<0.5kWh
使用パターンP4
23時〜5時の間の単時間平均使用電力量<0.5kWh
11時〜13時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
17時〜21時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
使用パターンP5
23時〜5時の間の単時間平均使用電力量<0.5kWh
11時〜13時の間の単時間平均使用電力量<0.5kWh
17時〜21時の間の単時間平均使用電力量>0.5kWh
続いて、割り出した使用パターンと当該他の需要家の単時間平均使用電力量をメモリに記憶する(ステップS8)。そして、すべての季節に対する上記処理が終了していない場合(ステップS9で「N」の場合)には、次の季節(夏季以降)における試算対象の需要家の時間帯推移電力量と当該他の需要家の時間帯推移電力量とを比較し(ステップS10)、同様の処理を行う。このようにしてすべての季節に対する処理が終了した場合(ステップS9で「Y」の場合)には、すべての他の需要家に対する上記処理が終了したか否かを判断する(ステップS11)。そして、終了していない場合には、次の他の需要家の電力の使用状況を電力使用サーバ1から取得し(ステップS12)、ステップS3に戻り、同様の処理を行う。
このようにしてすべての他の需要家に対する処理が終了した場合には、各季節の使用パターンP1〜P5ごとに、単時間平均使用電力量の平均値(全単時間平均使用電力量)を算出する(ステップS13)。例えば、春季の使用パターンP1の場合、図6に示すように、各時間帯における単時間平均使用電力量の平均値を算出し、各時間帯の全単時間平均使用電力量WP1(01)〜WP1(24)としてメモリに記憶する。ここで、図中例えば「P1(1)」は、使用パターンP1の第1番目の既電化需要家を意味し、P1(100)は、使用パターンP1の第100番目の既電化需要家を意味する。
同様に、春季の使用パターンP2〜P5についても、図7に示すように、算出、記憶し、さらに、同様にして夏季〜冬季についても、全単時間平均使用電力量を算出、記憶する。ここで、電力使用サーバ1内のすべての需要家に対してオール電化の有無判断、時間帯推移電力量の比較などを行っているが、次のようにしてもよい。すなわち、各季節において各使用パターンP1〜P5に該当する既電化需要家が、例えば100に達した時点で、その季節、使用パターンP1〜P5に対する処理(単時間平均使用電力量の記憶)を終了してもよい。また、全単時間平均使用電力量の算出の際に、イレギュラーと判断される単時間平均使用電力量については、除外して算出してもよい。
次に、最初の使用パターンP1について、季節ごとに、試算対象の需要家の時間帯別平均使用電力量に上記の全単時間平均使用電力量を加算し、当季総合単時間平均使用電力量を算出する(ステップS14)。具体的には、春季の場合、図8に示すように、各時の時間帯別平均使用電力量K1〜K24に、各時の全単時間平均使用電力量WP1(01)〜WP1(24)を加算し、各時の春季総合単時間平均使用電力量KWP1〜KWP24を算出し、メモリに記憶する。同様に、夏季〜冬季についても算出、記憶する。ここで、試算対象の需要家の電力使用量や家族構成などに基づいて、全単時間平均使用電力量に係数を掛けて当季総合単時間平均使用電力量を算出してもよい。
続いて、上記算出結果に基づいて、電気料金を算出(試算)する。ここで、この実施の形態では、3つの料金メニューM1〜M3が存在するものとする。まず、最初の料金メニューM1による電気料金を算出する(ステップS15)。具体的には、図9に示すように、春季の場合(図9(a)参照)、各時の春季総合単時間平均使用電力量KWP1〜KWP24に各時の1kWh当たりの電気料金Az1〜Az24を乗算し、各時の電気料金A¥1〜A¥24を算出する。次に、各時の電気料金A¥1〜A¥24を合算(合計)して平均の1日当たりの電気料金を算出し、この電気料金に30日を乗算し、かつ料金メニューM1の基本料金を加算して、春季の平均の1月当たりの電気料金A¥春を算出する。
同様にして夏季〜冬季についても、各季の平均の1月当たりの電気料金A¥夏〜A¥冬を算出する(図9(b)〜(d)参照)。そして、次式のように、各電気料金A¥春〜A¥冬に3月を乗算し、その乗算結果を合算して、使用パターンP1で料金メニューM1による年間電気料金を算出する。
年間電気料金=A¥春×3ヶ月+A¥夏×3ヶ月+A¥秋×3ヶ月+A¥冬×3ヶ月
次に、すべての料金メニューM1〜M3に対する料金算出が終了していない場合(ステップS16で「N」の場合)には、次の料金メニューM2〜M3について、上記と同様にして年間電気料金を算出する(ステップS17)。そして、すべての料金メニューM1〜M3に対する料金算出が終了した場合(ステップS16で「Y」の場合)には、すべての使用パターンP1〜P5に対する料金算出が終了したか否かを判断する(ステップS18)。そして、終了していない場合には、次の使用パターンP2〜P5について、上記と同様にして各季の当季総合単時間平均使用電力量を算出し(ステップS19)、さらには各料金メニューM1〜M3による年間電気料金を算出する(ステップS15以降)ものである。
以上のように、この試算タスク21では、各使用パターンP1〜P5に対して、料金メニューM1〜M3ごとに年間電気料金を試算する。また、上記のように(ステップS5〜S12)、季節ごとに未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する既電化需要家を複数検索し、それらのオール電化電力の使用状況に基づいて電気料金を試算している。
次に、このような構成のオール電化試算システムの作用および、このシステムによるオール電化試算方法などについて、図10に示すタイミングチャートに基づいて説明する。
まず、各需要家宅Hの電力メータH1によって、一般電力およびオール電化電力の各時電力使用量が計測、記憶され(ステップS21)、各時電力使用量(計測データ)が定期的に入出力装置を介して電力使用サーバ1に記憶される(ステップS22、S23)。そして、上記のように、一般電力の各時電力使用量が記憶された際に、各季における時間帯別平均使用電力量と時間帯推移電力量とが算出、記憶され、オール電化電力の各時電力使用量が記憶された際に、各季における単時間平均使用電力量が算出、記憶される(ステップS24)。
次に、外部のコンピュータやサーバなどから試算コンピュータ2に試算指令が送信されると(ステップS25)、試算コンピュータ2の試算タスク21が起動される(ステップS26)。ここで、試算指令は、定期的に、あるいはオール電化の促進キャンペーン時などに送信され、この試算指令には、試算対象の未電化需要家の識別情報が含まれる。また、試算対象の未電化需要家は、単数でも複数でもよい。試算タスク21が起動されると、上記のように、電力使用サーバ1にアクセスしながら(ステップS27)、未電化需要家がオール電化する場合の電気料金が試算される。この試算結果は、試算指令を送信した外部のコンピュータやサーバなどに送信され(ステップS28)、さらに未電化需要家に通知される(ステップS29)。例えば、検針結果を需要家に知らせる「検針のお知らせ」紙を作成、出力するシステムにおいて、「検針のお知らせ」紙に図11に示すような試算結果を印刷し、未電化需要家に送ることで、試算結果を通知する。ここで、試算結果として、各使用パターンP1〜P5に対して、料金メニューM1〜M3ごとの年間電気料金が通知される。
以上のように、このオール電化試算システムおよびその試算方法によれば、試算対象の需要家の電力使用に基づく生活パターンと同一、近似する生活パターンの既電化需要家を検索し、この既電化需要家のオール電化に伴って使用する電力の使用状況に基づいて、電気料金を試算する。このように、電力使用に基づく生活パターンに基づいて、オール電化する場合の電気料金を試算するため、より適正な電気料金を試算することが可能となる。しかも、電力の使用状況は季節によって異なることが一般的だが、季節ごとに電気料金を試算するため、より精度の高い電気料金を試算することが可能となる。さらに、複数の既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて電気料金を試算するため、より精度の高い電気料金を試算することが可能となる。
また、電力の使用状況を計測、記憶するだけで、オール電化に伴って導入する機器やその使用量などの提示が需要家からなくても、オール電化する場合の電気料金を試算することができる。そして、その試算結果が「検針のお知らせ」紙などによって未電化需要家に通知されるため、未電化需要家は導入する機器などを想定しなくても、試算結果を知ることができる。しかも、試算結果として、使用パターンP1〜P5ごとの年間電気料金が通知さるため、未電化需要家は使用パターンを選択することで、自己に適合した電気料金を知ることができる。さらには、料金メニューM1〜M3ごとの年間電気料金が通知さるため、どの料金メニューM1〜M3が適しているかを容易に判断することができる。以上の結果、未電化需要家に対して、未電化需要家がオール電化を意識していない場合でも、オール電化を促進することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、第1の記憶手段と第2の記憶手段とをひとつの電力使用サーバ1で構成しているが、それぞれ別のサーバやデータベースなどで構成してもよい。また、交流100Vの電力を「一般電力」、交流200Vの電力を「オール電化電力」としているが、このような分類ができない場合には、オール電化に係らず使用する機器の使用電力量を一般電力の使用状況として、オール電化に伴って使用する機器の使用電力量をオール電化電力の使用状況として、別個に計測、記憶してもよい。
ところで、次のようなオール電化試算プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。すなわち、コンピュータを、上記の電力使用サーバ1と同様に各需要家の一般電力およびオール電化電力の使用状況を記憶する記憶手段と、上記の試算タスク21と同様に試算対象の未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する処理手段、として機能させるためのプログラムをインストールする。これにより、汎用のコンピュータで電気料金を試算することが可能となる。
この発明の実施の形態に係るオール電化試算システムを示す概略構成図である。 図1のシステムの電力使用サーバに記憶された時間帯別平均使用電力量と時間帯推移電力量との一例を示す図である。 図1のシステムの試算コンピュータに備わる試算タスクのフローチャートである。 図3の続きを示すフローチャートである。 図3の試算タスクのステップS6における判断例を示し、(a)は試算対象の需要家の時間帯推移電力量、(b)〜(e)は比較する他の需要家の時間帯推移電力量を示す図である。 図3の試算タスクにおいて、春季の使用パターンP1の場合の全単時間平均使用電力量を算出する方法およびその結果の一例を示す図である。 図3の試算タスクにおいて、春季の使用パターンP2〜P5の場合の全単時間平均使用電力量を算出した結果を示す図である。 図3の試算タスクにおいて、春季の使用パターンP1の場合の当季総合単時間平均使用電力量を算出する方法およびその結果を示す図である。 図3の試算タスクにおいて、料金メニューM1の場合の平均の1月当たりの電気料金を算出する方法およびその結果を示し、(a)は春季、(b)は夏季、(c)は秋季、(d)は冬季の場合を示す図である。 この発明の実施の形態に係るオール電化試算方法を示すタイミングチャートである。 図10の試算方法による試算結果の通知内容の一例を示す図である。
符号の説明
1 電力使用サーバ(第1の記憶手段、第2の記憶手段)
2 試算コンピュータ
21 試算タスク(処理手段)
H 需要家宅
H1 電力メータ

Claims (6)

  1. オール電化する場合の電気料金を試算するオール電化試算システムであって、
    オール電化していない需要家を未電化需要家、既にオール電化している需要家を既電化需要家とし、オール電化に係らず使用する電力を一般電力、オール電化に伴って使用する電力をオール電化電力とし、
    未電化需要家の一般電力の使用状況を記憶する第1の記憶手段と、
    既電化需要家の一般電力の使用状況とオール電化電力の使用状況を記憶する第2の記憶手段と、
    試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況を前記第1の記憶手段から取得し、取得した使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況を前記第2の記憶手段から取得し、取得したオール電化電力の使用状況に基づいて該未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する処理手段と、
    を備えることを特徴とするオール電化試算システム。
  2. 前記処理手段は、季節ごとに、前記未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて前記電気料金を試算する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のオール電化試算システム。
  3. 前記処理手段は、前記未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する複数の既電化需要家のオール電化電力の使用状況を取得し、取得した複数のオール電化電力の使用状況に基づいて前記電気料金を試算する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のオール電化試算システム。
  4. 前記処理手段は、前記既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいてオール電化電力の使用パターンを割り出し、使用パターンごとに前記電気料金を試算する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のオール電化試算システム。
  5. オール電化する場合の電気料金を試算するオール電化試算方法であって、
    オール電化していない需要家を未電化需要家、既にオール電化している需要家を既電化需要家とし、オール電化に係らず使用する電力を一般電力、オール電化に伴って使用する電力をオール電化電力とし、
    未電化需要家の一般電力の使用状況を記憶し、
    既電化需要家の一般電力の使用状況とオール電化電力の使用状況を記憶し、
    試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況に基づいて、該未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する、
    ことを特徴とするオール電化試算方法。
  6. オール電化する場合の電気料金を試算するオール電化試算プログラムであって、
    オール電化していない需要家を未電化需要家、既にオール電化している需要家を既電化需要家とし、オール電化に係らず使用する電力を一般電力、オール電化に伴って使用する電力をオール電化電力とし、コンピュータを、
    未電化需要家の一般電力の使用状況を記憶する第1の記憶手段と、
    既電化需要家の一般電力の使用状況とオール電化電力の使用状況を記憶する第2の記憶手段と、
    試算対象とする未電化需要家の一般電力の使用状況を前記第1の記憶手段から取得し、取得した使用状況と同一または近似する一般電力の使用状況を有する既電化需要家のオール電化電力の使用状況を前記第2の記憶手段から取得し、取得したオール電化電力の使用状況に基づいて該未電化需要家がオール電化する場合の電気料金を試算する処理手段、
    として機能させるためのオール電化試算プログラム。
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