JPWO2015198524A1 - 料金体系選択支援システム、および料金体系選択支援方法 - Google Patents

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Abstract

需要家が満足する電気料金体系への変更を、需要家に決断させることができる料金体系選択支援システム、および料金体系選択支援方法を提供する。サーバ(4)は、月間電力購入量が第1需要家(901)と同ランクにあるとみなせる需要家を、管理対象となる全ての需要家(900)から第2需要家(902)として抽出する。そして、サーバ4は、第2需要家(902)の月間電力購入量、月間電気料金、電気料金体系の各情報を含む支援情報を生成して、表示端末3へ送信する。

Description

本発明は、一般に料金体系選択支援システム、および料金体系選択支援方法、より詳細には需要家における電気料金体系の決定を支援する料金体系選択支援システム、および料金体系選択支援方法に関する。
建物および施設等である需要家内の人(電力需要者)は、電力会社等の電気事業者から供給された電気を使用し、その対価を電気料金として支払っている。現在、様々な電気料金体系が用意されており、電力需要者は、電力消費量、電気の使用時間帯、電気の使用場所等の使用形態に応じて、適した電気料金体系を選択して電気事業者と契約する。しかし、電気料金体系は多種多様にわたるため、電力需要者自身が最適な電気料金体系を選択することは難しい。
そこで、需要家で使用されている電力量の計測を行い、この計測値をもとに電気料金シミュレーションを行い、需要家での使用実態に沿う電気料金体系を提示するシステムが提案された(例えば、文献1「日本国特許公開番号2008−146116」参照)。
上述の文献1によれば、シミュレーションによって需要家での使用実態に沿う電気料金体系が提示される。例えば、現在の電気料金体系による電気料金と、シミュレーションによって電気料金が最も低価格となった電気料金体系およびその場合の電気料金とが、対比して提示される。
しかしながら,電力需要者は、電気料金体系の変更に対しての心理的負担があるため、提示された電気料金体系への変更を実際に実行するまでには容易に至らないという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、電力需要者が満足する電気料金体系への変更を、電力需要者に決断させることができる料金体系選択支援システム、および料金体系選択支援方法を提供することにある。
本発明の一態様である料金体系選択支援システムは、複数の需要家のそれぞれで購入された電力購入量に関する複数の電力情報、前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金に関する複数の料金情報、前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金体系に関する複数の料金体系情報を記憶する記憶部と、前記複数の需要家のうち第1需要家の対象期間における電力購入量を上回る所定の範囲内に前記対象期間における電力購入量が属する第2需要家を前記複数の需要家から抽出し、前記複数の電力情報のうち前記第2需要家で前記対象期間に購入された電力購入量に関する電力情報、前記複数の料金情報のうち前記対象期間における前記第2需要家の電気料金に関する料金情報、および前記複数の料金体系情報のうち前記第2需要家の電気料金体系に関する料金体系情報を前記記憶部から取得する情報取得部と、前記情報取得部で取得された前記電力情報、前記料金情報、および前記料金体系情報を含む支援情報を生成する情報生成部と、前記複数の需要家のそれぞれに対応付けられた複数の表示端末と、前記支援情報を前記複数の表示端末のうち前記第1需要家に対応する表示端末へ送信する通信部とを備え、前記第1需要家に対応する前記表示端末は、前記支援情報を画面に表示することを特徴とする。
本発明の一態様である料金体系選択支援方法は、記憶部は、複数の需要家のそれぞれで購入された電力購入量に関する複数の電力情報、前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金に関する複数の料金情報、および前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金体系に関する複数の料金体系情報を記憶し、情報取得部は、前記複数の需要家のうち第1需要家の対象期間における電力購入量を上回る所定の範囲内に前記対象期間における電力購入量が属する第2需要家を前記複数の需要家から抽出し、前記複数の電力情報のうち前記第2需要家で前記対象期間に購入された電力購入量に関する電力情報、前記複数の料金情報のうち前記対象期間における前記第2需要家の電気料金に関する料金情報、前記複数の料金体系情報のうち前記第2需要家の電気料金体系に関する料金体系情報を前記記憶部から取得し、情報生成部は、前記情報取得部で取得された前記電力情報、前記料金情報、前記料金体系情報を含む支援情報を生成し、複数の表示端末は、前記複数の需要家のそれぞれに対応付けられており、通信部は、前記支援情報を前記複数の表示端末のうち前記第1需要家に対応する表示端末へ送信し、前記第1需要家に対応する前記表示端末は、前記支援情報を画面に表示することを特徴とする。
上述した料金体系選択支援システムおよび料金体系選択支援方法では、電力需要者が満足する電気料金体系への変更を、電力需要者に決断させることができるという効果がある。
実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 実施形態の電力管理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態の第2需要家の抽出処理を説明するための説明図である。 実施形態の第2需要家の別の抽出処理を説明するための説明図である。 実施形態の支援情報の表示例を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態の料金体系選択支援システムの構成を示す。この料金体系選択支援システムは、計測部1、電力管理装置2、表示端末3、サーバ4、検針メータ5、分電盤6、太陽電池7、蓄電池8、パワーコンディショナ9を備える。
本料金体系選択支援システムは、複数の電気の需要家900内の複数の人(電力需要者)に対して電気料金体系(電気料金プラン)の選択支援を行う。複数の需要家900のそれぞれには、計測部1、電力管理装置2、表示端末3、検針メータ5、分電盤6が設けられており、各需要家900は、必要に応じて太陽電池7、蓄電池8、パワーコンディショナ9を備える。
分電盤6は、需要家900内、例えば集合住宅の各住戸、戸建住宅、工場、事務所等の建屋内に引き込まれたAC100/200Vの幹線電路100が接続され、幹線電路100を介して、電力会社の等の電気事業者の電力系統から商用電力が供給される。また検針メータ5が、幹線電路100に設けられており、商用電源の電力供給量を計測し、この計測結果(検針データ)を無線通信、電力線搬送通信等を用いて送信する通信機能を具備する。この検針メータ5の通信機能は、検針データを遠隔地にある上位装置が収集する遠隔検針等に用いられる。
そして分電盤6は、分岐部61を備え、さらに計測部1を内蔵している。分岐部61は、複数の分岐ブレーカから構成されており、幹線電路100は、分岐部61を介して、需要家900(建屋)内に敷設した複数の分岐電路101に分岐する。計測部1は、需要家900における各種電力を計測する機能と、電力管理装置2との間で無線通信を行う機能とを有する。計測部1は、実需要電力、購入電力、自己消費電力、売電電力を計測する。実需要電力は、需要家900で実際に消費された電力(蓄電池8の充電電力を含む)である。購入電力は、商用電源から需要家900に供給されて需要家900で購入される電力である。自己消費電力は、太陽電池7の発電電力のうち需要家900で消費された電力である。売電電力は、太陽電池7の発電電力のうち売電された電力である。この計測部1は、電流を測定するロゴスキーコイルまたは変流器を用いて構成される。また、計測部1は、分電盤6の外部に設けられてもよい。そして、分岐電路101のそれぞれは、空調装置、照明装置、テレビ等の電気機器200が1つ以上接続され、分岐電路101はこれらの電気機器200へ動作電力を供給する。
そして、需要家900の電力需要者は、上述の需要家900(建屋)に商用電力の供給を受けて電気を使用するために、電力会社等の電気事業者と契約し、電気事業者から電気を購入して、その対価を電気料金として支払っている。そして、電気事業者は、様々な電気料金体系を用意しており、需要家900は、電力消費量、電気の使用時間帯、電気の使用場所等の使用形態に応じて、適した電気料金体系を選択して電気事業者と契約する。電気事業者が用意する複数種類の電気料金体系の一例としては、「従量電灯」、「朝得プラン」、「夜得プラン」、「半日お得プラン」の他、オール電化住宅用の電気料金体系、別途売電契約を行っている場合の電気料金体系などがある。ただし、選択肢に含まれる電気料金体系は上記の種類に限定する趣旨ではなく、電気事業者によってはさらに別の種類の電気料金体系を選択可能である。
さらに、太陽電池7は太陽光によって発電して、この発電電力をパワーコンディショナ9へ出力する。パワーコンディショナ9は、太陽電池7の発電電力を交流電力に変換して分岐電路101に出力する。パワーコンディショナ9は、分岐電路101に供給する交流出力を、商用電力に協調させる系統連系運転機能を有する。さらに、パワーコンディショナ9は、太陽電池7の発電電力を電気機器200に供給するだけでなく、太陽電池7の発電電力を幹線電路100から商用電源側へ逆潮流させて売電することもできる。
また、パワーコンディショナ9は、蓄電池8の充放電機能も備えており、商用電力、太陽電池7の発電電力を用いて蓄電池8を充電し、蓄電池8の放電電力を分岐電路101に出力する。
電力管理装置2は、図2に示すように、記憶部21(需要家側記憶部)と、データ管理部22と、料金算出部23と、電力算出部24と、通信部25(データ送信部)と、無線通信部26とを備える。通信部25は、ルータを通してインターネット等の広域ネットワーク300に接続している。
サーバ4は、図1に示すように、記憶部41と、情報取得部42と、情報生成部43と、通信部44とを備える。通信部44は、広域ネットワーク300に接続しており、電力管理装置2の通信部25とサーバ4の通信部44とは、互いに広域ネットワーク300を介した通信を行うことができる。
以下、料金体系選択支援システムの動作について説明する。
まず、複数の需要家900のそれぞれに対応付けて設置された電力管理装置2は、需要家900での電力購入量、需要家900で契約されている電気料金体系に基づいて、直近の1ヶ月(対象期間)の各需要家900における電気料金(月間電気料金)を定期的に算出する。そして、電力管理装置2は、月間電気料金のデータ、需要家900における各種電力のデータ、需要家900で契約されている電気料金体系のデータをサーバ4へ送信する。
具体的に、計測部1は、実需要電力、購入電力、自己消費電力、および売電電力を定期的に計測し、実需要電力、購入電力、自己消費電力、および売電電力の各計測結果を電力管理装置2へ無線送信する。電力管理装置2の無線通信部26は、実需要電力、購入電力、自己消費電力、および売電電力の各計測結果を計測部1から受信する。
データ管理部22は、実需要電力、購入電力、自己消費電力、および売電電力のそれぞれを1時間毎に時間積分する。そして、データ管理部22は、実需要電力を時間積分した結果を1時間毎の実需要電力量のデータとして記憶部21に格納する(記憶させる)。また、データ管理部22は、購入電力を時間積分した結果を1時間毎の電力購入量のデータとして記憶部21に格納する。また、データ管理部22は、自己消費電力を時間積分した結果を1時間毎の自己消費電力量のデータとして記憶部21に格納する。また、データ管理部22は、売電電力を時間積分した結果を1時間毎の売電電力量のデータとして記憶部21に格納する。また、計測部1が購入電力を計測する機能を備えていない場合、データ管理部22は、[電力購入量=実需要電力量−自己消費電力量]の算出式に基づいて電力購入量を算出してもよい。
さらに、記憶部21は、需要家900で契約されている電気料金体系のデータ、および売電単価のデータも記憶している。電気料金体系のデータとは、電気料金体系の種類と、時間帯毎の電気料金単価(買電単価)とのデータであり、需要家900で契約されている電気料金体系に対応している。売電単価のデータは、発電電力の売電時に適用される。この電気料金体系のデータ、および売電単価のデータは、記憶部21に予め格納されている。
具体的に、データ管理部22は、1時間毎の実需要電力量、電力購入量、自己消費電力量、売電電力量、および電気料金単価を日時に対応付けたデータテーブル(表1参照)を生成して、記憶部21に格納する。すなわち、記憶部21は、需要家900における各種電力の履歴を、電気料金単価に対応付けて格納している。ここで、[電力購入量=実需要電力量−自己消費電力量]の関係にある。
Figure 2015198524
そして、電力算出部24は、需要家900における直近の1ヶ月(対象期間)の電力購入量の総和(月間電力購入量)を算出する。
また、料金算出部23は、表1に示すデータテーブルを参照して、需要家900における直近の1ヶ月(対象期間)の電気料金(月間電気料金)を算出して、月間電気料金のデータを、電気料金に関するデータとして作成する。料金算出部23は、この月間電気料金のデータの作成処理を定期的(例えば、1日毎、または1週間毎、または1ヶ月毎等)に行う。電気料金は、{(電力購入量×電気料金単価)−(売電電力量×売電単価)}で求められる。売電電力量×売電単価は、需要家900における電力需要者の売電収入となる。なお、月間電力購入のデータと月間電気料金のデータとは、同一の対象期間(1ヶ月)に対応して生成される。
通信部25は、需要家900での月間電力購入量のデータ、需要家900での月間電気料金のデータ、および需要家900で契約されている電気料金体系のデータを定期的(例えば、1日毎、または1週間毎、または1ヶ月毎等)にサーバ4へ送信する。
サーバ4では、通信部44が、需要家900での月間電力購入量のデータ、需要家900での月間電気料金のデータ、および需要家900で契約されている電気料金体系のデータを、複数の需要家900の電力管理装置2のそれぞれから受信する。通信部44が受信した各データは、記憶部41に格納される。表2は、記憶部41に格納されているデータテーブルを示しており、このデータテーブルは、需要家情報、月間電力購入量、月間電気料金、電気料金体系、および最終更新日を互いに対応付けて構成される。需要家情報は、需要家900毎に予め決められている識別情報(ID)、居住地、ユーザ名で構成されている。そして、電力管理装置2は、対応する需要家900の識別情報を用いてサーバ4との間の通信を行っており、サーバ4は、受信したデータに付与された需要家900の識別情報に基づいて、データの送信元の電力管理装置2を区別する。また、サーバ4は、需要家900の識別情報、居住地、ユーザ名の対応関係の情報を予め保持している。
Figure 2015198524
表2のデータテーブルの月間電力購入量には、複数の需要家900のそれぞれの電力管理装置2から受信した月間電力購入量の最新データが格納される。表2のデータテーブルの月間電気料金には、複数の需要家900のそれぞれの電力管理装置2から受信した月間電気料金の最新データが格納される。表2のデータテーブルの電気料金体系には、複数の需要家900のそれぞれの電力管理装置2から受信した電気料金体系の最新データが格納される。表2のデータテーブルの最終更新日には、複数の需要家900のそれぞれのデータの最新の更新日が格納される。
すなわち、記憶部41は、複数の需要家900のそれぞれに対応する複数の電力情報、複数の料金情報、複数の料金体系情報を記憶している。複数の電力情報のそれぞれは、対応する需要家900で購入された月間電力購入量に関する情報である。複数の料金情報のそれぞれは、対応する需要家900における電気料金に関する情報である。複数の料金体系情報のそれぞれは、対応する需要家900における電気料金体系に関する情報である。つまり、サーバ4は、通信部44で受信された月間電力購入量のデータを電力情報として、月間電気料金のデータを料金情報として、電気料金体系のデータを料金体系情報として、記憶部41に記憶する。
そして、サーバ4は、当該サーバ4の管理対象となる全ての需要家900の電力需要者のそれぞれに対して、電気料金体系の選択支援を行うための支援情報を作成し、各需要家900に対応する表示端末3へ支援情報を送信する。
まず情報取得部42は、管理対象となる全ての需要家900から、支援情報の作成対象となる1つの需要家を第1需要家901に設定する。そして、情報取得部42は、第1需要家901での月間電力購入量のデータを、記憶部41から取得する。そして、情報取得部42は、月間電力購入量が第1需要家901と同ランクにあるとみなせる需要家を、管理対象となる全ての需要家900から第2需要家902として抽出する。
具体的に、情報取得部42は、第1需要家901での月間電力購入量P1に所定値を加えた閾値W1を設定し(図3参照)、月間電力購入量が閾値W1以上である複数の需要家のそれぞれを第2需要家902として抽出する。
または、情報取得部42は、第1需要家901での月間電力購入量P1以上に所定幅の範囲W2を設定し(図4参照)、月間電力購入量が範囲W2内に属する需要家を複数の第2需要家902として抽出してもよい。
また、情報取得部42は、抽出した複数の第2需要家902の数が所定値より多い場合、上述の閾値W1をさらに低く設定したり、上述の範囲W2をさらに狭く設定することで、複数の第2需要家902の抽出数を所定値以内に収めることができる。
そして、情報取得部42は、複数の第2需要家902のそれぞれに対して、複数の電力情報のうち当該第2需要家902での月間電力購入量に関する電力情報を記憶部41から取得する。情報取得部42は、複数の第2需要家902のそれぞれに対して、さらに複数の料金情報のうち当該第2需要家902での月間電気料金に関する料金情報を記憶部41から取得する。情報取得部42は、複数の第2需要家902のそれぞれに対して、複数の料金体系情報のうち当該第2需要家902での電気料金体系に関する料金体系情報を記憶部41から取得する。情報生成部43は、情報取得部42で取得された少なくとも電力情報、料金情報、および料金体系情報を含む支援情報を生成する。この支援情報は、メッセージ情報であり、第1需要家901での月間電力購入量、月間電気料金、電気料金体系の各情報、および複数の第2需要家902の月間電力購入量、月間電気料金、電気料金体系の各情報が含まれる。そして、支援情報は、第1需要家901および複数の第2需要家902の各データを、月間電気料金が低い順にランキング表示することが好ましい。さらに、記憶部41に需要家900の地域情報(第2需要家902のある県等)を格納している場合、複数の第2需要家902の地域情報を支援情報に含めることも好ましい。
通信部44は、第1需要家901に対応する表示端末3を送信先とする支援情報を広域ネットワーク300に送出する。第1需要家901の電力管理装置2の通信部25が広域ネットワーク300経由で支援情報を受信すると、無線通信部26が、表示端末3へ支援情報を無線通信で送信する。すなわち、電力管理装置2が、サーバ4と表示端末3間との通信を中継する。
表示端末3は、受信した支援情報を画面上に表示する。図5は、支援情報の表示例を示しており、第1需要家901および第2需要家902の各データを、月間電気料金が低い順にランキング表示している。なお、サーバ4は、支援情報が格納されたURL(Uniform Resource Locator)情報を第1需要家901の表示端末3に通知し、表示端末3は、このURLにアクセスすることによって、支援情報を表示してもよい。
第1需要家901の電力需要者は、表示端末3に表示された支援情報を見ることによって、月間電気料金、月間電力購入量を他の需要家(第2需要家902)と比較することができる。したがって、第1需要家901の電力需要者は、月間電力購入量が同ランクにある一の第2需要家902の月間電気料金が第1需要家901より低い場合、この第2需要家902の電気料金体系に変更することを検討できる。
すなわち、サーバ4は、第1需要家901より割安に電気を使用している第2需要家902の情報(月間電気料金のランキングが第1需要家より上位の第2需要家902の情報)を、第1需要家901の表示端末3へ通知する。而して、サーバ4は、割安に電気を使用している第2需要家902の電気料金体系を、推奨する電気料金体系として第1需要家901へ通知できる。結果として、サーバ4は、第1需要家901の電力需要者へ推奨する電気料金体系を知らせる際に、お得感ではなく、現在の電気料金体系による損失感を与えることによって、電気料金体系の変更を第1需要家901の電力需要者に促すことができる。したがって、本実施形態の料金体系選択支援システムは、需要家が満足する電気料金体系への変更を、第1需要家901の電力需要者に決断させることができる。
また、情報取得部42は、月間電気料金が第1需要家901より低いことを、第2需要家902の抽出条件に付加することが好ましい。この場合、情報取得部42は、記憶部41を参照して、月間電力購入量が第1需要家901と同ランクにあるとみなすことができ、且つ月間電気料金が第1需要家901より低い需要家を、第2需要家902として抽出する。而して、第2需要家902として、第1需要家901より月間電気料金が低い需要家のみの情報が提示される。したがって本システムでは、第1需要家901の電力需要者に対して、経済的に満足できる電気料金体系の情報のみを提示し、第1需要家901の電力需要者に対して電気料金体系の変更をより強く促すことができる。
さらに、情報取得部42は、需要家900の属性を用いて第2需要家902を抽出することが好ましい。例えば、複数の電力管理装置2のそれぞれは、対応する需要家900の属性のデータを通信部25(データ送信部)からサーバ4へ送信させる。サーバ4は、受信した属性のデータを送信元の電力管理装置2に対応する需要家900に対応させて記憶部41に記憶させる。情報取得部42は、属性が第1需要家901と一致することを第2需要家902の抽出条件に付加する。
具体的に、需要家900の属性とは、需要家900が位置する地域、需要家900内の人員構成(家族構成)、太陽電池、燃料電池、および風力発電装置等の分散電源の有無、分散電源の発電容量、建屋条件、主たる電気使用時間帯等である。建屋条件とは、需要家900の建屋の延床面積、間取り、および木造造り/鉄筋コンクリート造り等である。主たる電気使用時間帯とは、需要家900で電気が主に使用される時間帯(昼間/夜間)である。この需要家900の属性は、需要家900の電力需要者の操作によって記憶部21に書き込まれて、記憶部21は、対応する需要家900の属性を格納している。
そして、電力管理装置2は、記憶部21の属性データを定期的にサーバ4へ送信する。サーバ4は、受信した属性のデータを送信元の電力管理装置2に対応する需要家900に対応させて記憶部41に記憶させる。
この場合、情報取得部42は、記憶部41を参照して、月間電力購入量が第1需要家901と同ランクにあるとみなすことができ、且つ第1需要家901の属性に一致する需要家を、第2需要家902として抽出する。情報取得部42は、第1需要家901に設定されている全ての属性に一致する第2需要家902を抽出してもよく、または第1需要家901に設定されている全ての属性のうち所定数以上の属性に一致する第2需要家902を抽出してもよい。
一般に、需要家900の属性は、需要家900の電力購入量、電気料金に影響を与える。したがって、月間電力購入量が第1需要家901と同ランクにある第2需要家902であっても、第1需要家901と第2需要家902の各属性が異なれば、適する電気料金体系も第1需要家901と第2需要家902とでは異なる場合がある。例えば、需要家900が位置する地域の気候、気象条件によって電力購入量、および電気料金は変動し、需要家900内の家族人数が多いほど電力購入量、および電気料金は増大し、建屋が広いほど電力購入量、電気料金は増大する。また、「朝得プラン」、「夜得プラン」、および「半日お得プラン」等の時間帯別料金を採用している需要家900では、電気料金単価が安い時間帯に電気を集中して使用する傾向にあり、さらに需要家900毎に電気を集中して使用する時間帯は異なる。
そこで、情報取得部42は、第1需要家901と属性が一致することを第2需要家902の抽出条件に付加する。したがって、情報取得部42は、第1需要家901の同じ属性を有する第2需要家902のみを抽出でき、第1需要家901に対してより適合する電気料金体系を提示することができる。また、第1需要家901の電力需要者は、電力管理装置2の記憶部21に格納する属性データの種類を増やすほど、第1需要家901における電気料金体系を選択する上で参考となる第2需要家902の抽出精度を向上させることができる。
また、情報生成部43は、第2需要家902の属性情報を支援情報に含めることが好ましい。この場合、第1需要家901の電力需要者は、表示端末3に表示された第2需要家902の属性情報を参考にして、さらなる電気料金の抑制にために必要な属性を知ることができる。
また、情報取得部42は、第1需要家901と電気料金体系が一致することを第2需要家902の抽出条件に付加することができる。この場合、第2需要家902の属性情報を支援情報に含めることで、第1需要家901の電力需要者が、同じ電気料金体系を採用している第2需要家902の属性を確認できることが好ましい。例えば、時間帯別料金体系が採用されている第1需要家901であれば、同じ時間帯別料金体系が用いられながら割安に電気が購入されている第2需要家902の属性を参考にして、電気料金をさらに抑制できる方法を見つけ出すことができる。ここで、時間帯別料金体系とは、時間帯毎の電気料金単価(買電単価)が異なる料金体系である。
なお、電力管理装置2は、例えばHEMS(Home Energy Management System)コントローラで構成されてもよい。この場合、計測部1は、分岐電路101のそれぞれで消費される電力(分岐電力)を計測する機能を有しており、電力管理装置2は、複数系統の分岐電路101のそれぞれの分岐電力のデータを用いて、HEMS(Home Energy Management System)を構築する。HEMSにおいて、電力管理装置2は、分岐電力のデータを適宜の提示装置に提示することによって、電力消費量を見える化する機能を有する。またHEMSにおいて、電力管理装置2は、分岐電力のデータに基づいて、省電力化を目的とした電気機器200の制御を行う機能を有する。
上述の実施形態の料金体系支援システムは、記憶部41と、情報取得部42と、情報生成部43と、複数の表示端末3と、通信部44とを備える。
記憶部41は、複数の需要家900のそれぞれで購入された電力購入量に関する複数の電力情報、複数の需要家900のそれぞれにおける電気料金に関する複数の料金情報、複数の需要家900のそれぞれにおける電気料金体系に関する複数の料金体系情報を記憶する。
情報取得部42は、複数の需要家900のうち第1需要家901の対象期間における電力購入量を上回る範囲を含む電力購入量の範囲内に対象期間における電力購入量が属する第2需要家902を複数の需要家900から抽出する。そして、情報取得部42は、複数の電力情報のうち第2需要家902で対象期間に購入された電力購入量に関する電力情報を記憶部41から取得する。情報取得部42は、さらに複数の料金情報のうち対象期間における第2需要家902の電気料金に関する料金情報、および複数の料金体系情報のうち第2需要家902の電気料金体系に関する料金体系情報を記憶部41から取得する。
情報生成部43は、情報取得部42で取得された電力情報、料金情報、および料金体系情報を含む支援情報を生成する。複数の表示端末3のそれぞれは、複数の需要家900のそれぞれに対応付けられる。通信部44は、支援情報を複数の表示端末3のうち第1需要家901に対応する表示端末3へ送信する。第1需要家901に対応する表示端末3は、支援情報を画面に表示する。
したがって、料金体系支援システムは、第1需要家901の電力需要者が満足する電気料金体系への変更を、第1需要家901の電力需要者に決断させることができる。
また、情報取得部42は、複数の需要家900のうち、対象期間における第1需要家901の電気料金より低い電気料金の需要家900を第2需要家902として抽出することを第2需要家902の抽出条件に付加することが好ましい。したがって、料金体系支援システムは、第1需要家901の電力需要者に対して、経済的に満足できる電気料金体系の情報のみを提示し、第1需要家901の電力需要者に対して電気料金体系の変更をより強く促すことができる。
また、サーバ4と、複数の電力管理装置2と、複数の計測部1とを備えることが好ましい。この場合、サーバ4は、記憶部41、情報取得部42、情報生成部43、通信部44を備える。複数の電力管理装置2のそれぞれは、複数の需要家900のそれぞれに対応して設置されて、サーバ4と通信可能に構成される。複数の計測部1のそれぞれは、複数の需要家900のそれぞれに対応して設置されて、対応する需要家900で購入された電力を測定し、対応する電力管理装置2へ測定結果を送信する。
そして、複数の電力管理装置2のそれぞれは、電力算出部24と、記憶部21(需要家側記憶部)と、料金算出部23と、通信部25(データ送信部)とを備える。電力算出部24は、複数の計測部1のうち対応する計測部1から受信した電力の測定結果に基づいて、複数の需要家900のうち対応する需要家900で購入された電力購入量に関するデータを作成する。記憶部21は、複数の需要家900のうち対応する需要家900における電気料金体系に関するデータを記憶する。料金算出部23は、複数の計測部1のうち対応する計測部1から受信した電力の測定結果および記憶部21に記憶されている電気料金体系に関するデータに基づいて、電気料金に関するデータを作成する。通信部25は、電力算出部24が算出した電力購入量に関するデータ、記憶部21に記憶されている電気料金体系に関するデータ、および料金算出部23が作成した電気料金に関するデータをサーバ4へ送信する。サーバ4は、通信部25から受信した電力購入量に関するデータを電力情報として、電気料金体系に関するデータを料金体系情報として、および電気料金に関するデータを料金情報として、記憶部41に格納する。
したがって、料金体系支援システムは、サーバ4を用いて構成することができ、サーバ4において複数の需要家900それぞれの電力購入量に関するデータ、電気料金体系に関するデータ、および電気料金に関するデータを一括管理することができる。また、サーバ4が、複数の需要家900それぞれにおける支援情報を作成、送信するので、支援情報の作成、送信処理も一括管理できる。
また、記憶部41は、さらに需要家900の属性を複数の需要家900のそれぞれに対応させて記憶している。情報取得部42は、複数の需要家900のうち、第1需要家901に対応する属性と一致する属性の需要家900を第2需要家902として抽出することを第2需要家902の抽出条件に付加することが好ましい。
あるいは、複数の電力管理装置2のそれぞれは、対応する需要家900の属性のデータを通信部25(データ送信部)からサーバ4へ送信する。サーバ4は、受信した属性のデータを送信元の電力管理装置2に対応する需要家900に対応させて記憶部21に記憶させる。そして、情報取得部42は、属性が第1需要家901と一致することを第2需要家902の抽出条件に付加することが好ましい。
したがって、情報取得部42は、第1需要家901の同じ属性を有する第2需要家902のみを抽出でき、第1需要家901に対してより適合する電気料金体系を提示することができる。
また、複数の需要家900のそれぞれに対応する属性は、対応する需要家900が位置する地域、対応する需要家900内の人員構成、分散電源の有無、分散電源の発電容量、対応する需要家900の建屋条件のうち少なくとも1つ以上を含むことが好ましい。この場合、情報取得部42は、電力購入量、電気料金への影響度が大きい属性を用いて第2需要家902を抽出することができる。
また、複数の需要家900のそれぞれで購入された電力購入量は、当該需要家900で実際に消費された実需要電力量から、分散電源(太陽電池7)の発電電力のうち当該需要家900で消費された自己消費電力を差し引いた値であることが好ましい。この場合、料金体系支援システムは、電力購入量として、需要家900で消費された発電電力を差し引いた実情に合ったデータを用いることができる。
また、電気料金は、電力購入量に対応する電気料金から需要家900での売電による収入を差し引いた値であることが好ましい。この場合、料金体系支援システムは、電気料金として、需要家900での売電収入を差し引いた実情に合ったデータを用いることができる。
上述の実施形態の料金体系支援方法において、記憶部41は、複数の需要家900のそれぞれで購入された電力購入量に関する複数の電力情報、複数の需要家900のそれぞれにおける電気料金に関する複数の料金情報、および複数の需要家900のそれぞれにおける電気料金体系に関する複数の料金体系情報を記憶する。
情報取得部42は、複数の需要家900のうち第1需要家901の対象期間における電力購入量を上回る範囲を含む電力購入量の範囲内に対象期間における電力購入量が属する第2需要家902を複数の需要家900から抽出する。そして、情報取得部42は、複数の電力情報のうち第2需要家902で対象期間に購入された電力購入量に関する電力情報を記憶部41から取得する。情報取得部42は、さらに複数の料金情報のうち対象期間における第2需要家902の電気料金に関する料金情報、および複数の料金体系情報のうち第2需要家902の電気料金体系に関する料金体系情報を記憶部41から取得する。
情報生成部43は、情報取得部42で取得された電力情報、料金情報、および料金体系情報を含む支援情報を生成する。複数の表示端末3のそれぞれは、複数の需要家900のそれぞれに対応付けられる。通信部44は、支援情報を複数の表示端末3のうち第1需要家901に対応する表示端末3へ送信する。第1需要家901に対応する表示端末3は、支援情報を画面に表示する。
したがって、料金体系支援方法は、第1需要家901の電力需要者が満足する電気料金体系への変更を、第1需要家901の電力需要者に決断させることができる。
また、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。

Claims (9)

  1. 複数の需要家のそれぞれで購入された電力購入量に関する複数の電力情報、前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金に関する複数の料金情報、前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金体系に関する複数の料金体系情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の需要家のうち1つの第1需要家の対象期間における当該第1需要家で購入された電力購入量を上回る所定の範囲内に前記対象期間における電力購入量が属する第2需要家を前記複数の需要家から抽出し、前記複数の電力情報のうち前記第2需要家で前記対象期間に購入された電力購入量に関する電力情報、前記複数の料金情報のうち前記対象期間における前記第2需要家の電気料金に関する料金情報、および前記複数の料金体系情報のうち前記第2需要家の電気料金体系に関する料金体系情報を前記記憶部から取得する情報取得部と、
    前記情報取得部で取得された前記電力情報、前記料金情報、および前記料金体系情報を含む支援情報を生成する情報生成部と、
    前記複数の需要家のそれぞれに対応付けられた複数の表示端末と、
    前記支援情報を前記複数の表示端末のうち前記第1需要家に対応する表示端末へ送信する通信部とを備え、
    前記第1需要家に対応する前記表示端末は、前記支援情報を画面に表示する
    ことを特徴とする料金体系選択支援システム。
  2. 前記情報取得部は、前記複数の需要家のうち、前記対象期間における前記第1需要家の電気料金より低い電気料金の需要家を前記第2需要家として抽出することを前記第2需要家の抽出条件に付加することを特徴とする請求項1記載の料金体系選択支援システム。
  3. 前記記憶部、前記情報取得部、前記情報生成部、前記通信部を備えるサーバと、
    前記複数の需要家のそれぞれに対応して設置されて、前記サーバと通信可能に構成された複数の電力管理装置と、
    前記複数の需要家のそれぞれに対応して設置されて、対応する需要家で購入された電力を測定し、対応する電力管理装置へ測定結果を送信する複数の計測部とを備え、
    前記複数の電力管理装置のそれぞれは、
    前記複数の計測部のうち対応する計測部から受信した電力の測定結果に基づいて、前記複数の需要家のうち対応する需要家で購入された電力購入量に関するデータを作成する電力算出部と、
    前記複数の需要家のうち対応する前記需要家における電気料金体系に関するデータを記憶する需要家側記憶部と、
    前記複数の計測部のうち対応する前記計測部から受信した前記電力の測定結果および前記需要家側記憶部に記憶されている前記需要家の電気料金体系に関するデータに基づいて、電気料金に関するデータを作成する料金算出部と、
    前記電力算出部が算出した前記電力購入量に関するデータ、前記需要家側記憶部に記憶されている前記電気料金体系に関するデータ、前記料金算出部が作成した前記電気料金に関するデータを前記サーバへ送信するデータ送信部とを備え、
    前記サーバは、前記複数の電力管理装置の前記データ送信部のそれぞれから受信した前記電力購入量に関するデータを電力情報として、前記電気料金体系に関するデータを料金体系情報として、前記電気料金に関するデータを料金情報として、前記記憶部に格納する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の料金体系選択支援システム。
  4. 前記記憶部は、さらに需要家の属性を前記複数の需要家のそれぞれに対応させて記憶しており、
    前記情報取得部は、前記複数の需要家のうち、前記第1需要家に対応する属性と一致する属性の需要家を前記第2需要家として抽出することを前記第2需要家の抽出条件に付加する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の料金体系選択支援システム。
  5. 前記複数の電力管理装置のそれぞれは、対応する需要家の属性のデータを前記データ送信部から前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、受信した前記属性のデータを送信元の前記電力管理装置に対応する需要家に対応させて前記記憶部に記憶させ、前記情報取得部は、前記属性が前記第1需要家と一致することを前記第2需要家の抽出条件に付加する
    ことを特徴とする請求項3記載の料金体系選択支援システム。
  6. 前記複数の需要家のそれぞれに対応する前記属性は、対応する需要家が位置する地域、当該需要家内の人員構成、分散電源の有無、分散電源の発電容量、当該需要家の建屋条件のうち少なくとも1つ以上を含むことを特徴とする請求項4または5記載の料金体系選択支援システム。
  7. 前記複数の需要家のそれぞれで購入された電力購入量は、当該需要家で実際に消費された実需要電力量から、分散電源の発電電力のうち当該需要家で消費された自己消費電力を差し引いた値であることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の料金体系選択支援システム。
  8. 前記電気料金は、前記電力購入量に対応する電気料金から需要家における売電による収入を差し引いた値であることを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の料金体系選択支援システム。
  9. 記憶部は、複数の需要家のそれぞれで購入された電力購入量に関する複数の電力情報、前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金に関する複数の料金情報、前記複数の需要家のそれぞれにおける電気料金体系に関する複数の料金体系情報を記憶し、
    情報取得部は、前記複数の需要家のうち第1需要家の対象期間における当該第1需要家で購入された電力購入量を上回る所定の範囲内に前記対象期間における電力購入量が属する第2需要家を前記複数の需要家から抽出し、前記複数の電力情報のうち前記第2需要家で前記対象期間に購入された電力購入量に関する電力情報、前記複数の料金情報のうち前記対象期間における前記第2需要家の電気料金に関する料金情報、および前記複数の料金体系情報のうち前記第2需要家の電気料金体系に関する料金体系情報を前記記憶部から取得し、
    情報生成部は、前記情報取得部で取得された前記電力情報、前記料金情報、および前記料金体系情報を含む支援情報を生成し、
    複数の表示端末は、前記複数の需要家のそれぞれに対応付けられており、
    通信部は、前記支援情報を前記複数の表示端末のうち前記第1需要家に対応する表示端末へ送信し、
    前記第1需要家に対応する前記表示端末は、前記支援情報を画面に表示する
    ことを特徴とする料金体系選択支援方法。
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