JP2004164009A - 使用電力最適化提案システム - Google Patents
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Abstract
【課題】過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて電気料金の最適契約メニューを提案すること。
【解決手段】使用電力最適化提案システム1であって、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置10と、電力測定記録装置10が記録した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する使用電力分析装置20とを有してなるもの。
【選択図】 図1
【解決手段】使用電力最適化提案システム1であって、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置10と、電力測定記録装置10が記録した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する使用電力分析装置20とを有してなるもの。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用電力最適化提案システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に記載の如く、電力需要家において、電力供給会社により設備された30分最大需要電力計などにより、一定時限(一般的には30分)における平均使用電力を監視し、この平均使用電力が契約電力又は管理目標電力を越えるおそれが生じたときに警報を発し、予め設定されている制御方式に従って自動的に負荷の遮断を行ない、最大電力に余裕ができたときに自動復帰させるものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−197450(2頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電力需要家が電力供給会社に支払う電気料金の契約メニューは複数あり、しかも各契約メニュー毎に基本料金(例えばA00)と2以上の季節別、昼夜別等の時間帯別単価(例えばA000とA001)を定めていて極めて複雑である。このため、電力需要家は、契約メニューの最適化によれば年間の支払い電気料金を例えば4〜5%削減できる可能性を持ちながら、契約メニューの複雑な体系が隘路になって、その最適メニューの明確な選定は困難で検討も主張もされていない。
【0005】
また、電力需要家は、過去の電力及び電力量の使用実績を分析し、将来における無駄な電力の使用を節減する明確な手段を有していない。
【0006】
本発明の課題は、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて電気料金の最適契約メニューを提案することにある。
【0007】
本発明の他の課題は、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて将来における無駄な電力の使用を明確にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置と、電力測定記録装置が記録した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する使用電力分析装置とを有してなる使用電力最適化提案システムである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記使用電力分析装置が、最適契約メニューに基づく電気料金と、従前の契約メニューに基づく電気料金の差額を算出する手段を備えるようにしたものである。
【0010】
請求項3の発明は、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置と、電力測定記録装置が測定した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を分析する使用電力分析装置とを有し、使用電力分析装置は、過去の一定期間の中で細分化した一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量を演算し、この演算結果を将来における上記平均使用電力が高くなる時期及び日時の推定のために利用可能にするとともに、過去の使用電力の当該時間帯における一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量を同時刻で比較し、使用電力が突出する時期及び日時を演算し、この演算結果を将来における使用電力が高くなる時期及び日時の推定のために利用可能にする使用電力最適化提案システムである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の使用電力最適化提案システムに用いる電力測定記録装置である。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の使用電力最適化提案システムに用いる使用電力分析装置である。
【0013】
【作用】
請求項1の発明によれば下記▲1▼の作用がある。
▲1▼電力測定記録装置と使用電力分析装置を用いることにより、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する。従って、契約メニューの体系がいかに複雑であったり、また体系の更新がされても、過去の電力及び電力量の使用実績と同等の使用状況が将来も見込まれることを前提とする限り、電気料金の最適契約メニューを簡易かつ高精度に選定できる。
【0014】
請求項2の発明によれば下記▲2▼の作用がある。
▲2▼使用電力分析装置により、最適契約メニューの適用に基づく電気料金の節減効果(差額)を確認できる。
【0015】
請求項3の発明によれば下記▲3▼、▲4▼の作用がある。
▲3▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量が高くなる時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0016】
▲4▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において使用電力が突出する時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0017】
請求項4の発明によれば下記▲5▼の作用がある。
▲5▼電力測定記録装置を独立して用いることにより、電力需要家の受配電設備に設置する電力測定記録装置の小型化を図ることができる。
【0018】
請求項5の発明によれば下記▲6▼の作用がある。
▲6▼使用電力分析装置を独立して用いることにより、電力需要家毎に設置した電力測定記録装置の記録データを分析するために単一の使用電力分析装置を共用し、電力需要家の経済的負担を軽減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の使用電力最適化提案システムを示す模式図である。
【0020】
使用電力最適化提案システム1は、図1に示す如く、電力測定記録装置10と使用電力分析装置20とを有して構成される。
【0021】
電力測定記録装置10は、入出力回路、演算部、記録部、表示部を有して構成され、記録部に記録したデータを取り出し可能とする記録メディア11(不図示)を着脱自在に備える。
【0022】
使用電力分析装置20は、入出力回路、演算部、記録部、表示部を有して構成される。
【0023】
電力測定記録装置10は、一般の電力需要家の負荷につながる電線路に設けた受配電設備に設置されている取引用電力計2に接続され、その電力計2からの出力信号を受けて、過去の一定期間(本実施形態では12ヶ月)における電力及び電力量の使用実績を入出力回路から演算部に入力し、これを演算部の介在下で時系列的電力値(出力パルス値)の形態にて記録部に記録する。
【0024】
使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データ(過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績)を、記録メディア11の介在等により読み込み、(A)最適契約メニュー選定作業、(B)使用実績分析表示作業を以下の如くに行なう。
【0025】
(A)最適契約メニュー選定作業
(1)使用電力分析装置20は、複数の電気料金契約メニューの契約内容を入出力回路から演算データとして入力する。尚、使用電力分析装置20は、電力会社の契約メニュー体系に変更/追加があっても、ソフトウエアー手段で分析機能を変更/追加できる機能を備えている。
【0026】
契約メニューとしては、例えば6種類の契約1〜6(表1〜表3)がある。
契約1は、例えば「業務用電力」であり、1kW当たりの基本料金をA00、夏季の1kWh当たりの電力量単価をA000、その他季の1kWh当たりの電力量単価をA001とする。
【0027】
契約2は、例えば「第2業務用電力」(ハイプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA01、夏季の1kWh当たりの電力量単価をA010、その他季の1kWh当たりの電力量単価をA011とする。
【0028】
【表1】
【0029】
契約3は、例えば、「業務用季節別時間帯別電力」(タイムプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA10、重負荷時間の1kWh当たりの電力量単価をA100、昼間時間の1kWh当たりの電力量単価をA101、夜間時間の1kWh当たりの電力量単価をA102とする。
【0030】
契約4は、例えば、「第2業務用季節別時間帯別電力」(タイムハイプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA11、重負荷時間の1kWh当たりの電力量単価をA110、昼間時間の1kWh当たりの電力量単価をA111、夜間時間の1kWh当たりの電力量単価をA112とする。
【0031】
【表2】
【0032】
契約5は、例えば、「業務用休日平日別電力」(ウイークエンドプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA20、夏季平日の1kWh当たりの電力量単価をA200、夏季休日の1kWh当たりの電力量単価をA201、その他季平日の1kWh当たりの電力量単価をA202、その他季休日の1kWh当たりの電力量単価をA203とする。
【0033】
契約6は、例えば、「第2業務用休日平日別電力」(ウイークエンドハイプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA21、夏季平日の1kWh当たりの電力量単価をA210、夏季休日の1kWh当たりの電力量単価をA211、その他季平日の1kWh当たりの電力量単価をA212、その他季休日の1kWh当たりの電力量単価をA213とする。
【0034】
【表3】
【0035】
そして、使用実績(契約電力G、電力力率F、各契約メニューにおける各時間帯(季節、昼夜、平日、休日)毎の電力使用量a000〜a213、蓄熱電力量割引等の差額料金C)と一定期間(D)を変数とする、契約1〜6の各契約メニュー毎の電気料金Yは、下記(1)式〜(6)式により演算される。
【0036】
【数1】
【0037】
【数2】
【0038】
【数3】
【0039】
【数4】
【0040】
【数5】
【0041】
【数6】
【0042】
(2)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(D)で細分化した一定時限(本実施形態では30分)毎の平均使用電力を演算部で演算し、この平均使用電力の当該一定期間における最大値又は現在の契約条件を前述の契約電力Gとし、これを記録部に記録する。尚、使用電力分析装置20が演算した上述の最大値に基づき、電力供給会社と協議して契約電力を定めるものとしているときには、需要家は使用電力分析装置20の上記演算結果(平均使用電力の最大値)に基づいて電力供給会社と協議して定めた契約電力Gを入出力回路から記録部に記録する。
【0043】
電力需要家は、電力供給会社から提供された当該需要家における過去の一定期間(D)に渡る電力力率データを使用電力分析装置20の入出力回路から演算部に入力し、その平均値を演算して電力力率Fとし、これを記録部に記録する。
【0044】
電力需要家は、電力供給会社との協議により定めた蓄熱電力量割引等の電力量を使用電力分析装置20の入出力回路から演算データとして入力する。
【0045】
(3)使用電力分析装置20の演算部は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、前述(1)の各契約メニュー(契約1〜6)毎に、この電力需要家における過去の一定期間(D)で、当該契約メニューにおける各時間帯毎の当該期間の電力使用量a000〜a213を演算し、これを記録部に記録する。
【0046】
(4)使用電力分析装置20の演算部は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間(例えば本実施形態では12ヶ月)も見込まれるとしたとき、契約1〜6の各契約メニュー毎の電気料金Yを、前述(1)の(1)式〜(6)式に、上述(1)及び(2)のG、F、C、D上述(3)のa000〜a213を代入することにより演算し、この演算結果を記録部に記録する。
【0047】
(5)使用電力分析装置20の演算部を、上述(4)の演算結果により、各契約メニュー毎の電気料金を比較し、電気料金が最低になる最適契約メニュー、例えば契約6を選定する。
【0048】
使用電力分析装置20の演算部は、最適契約メニューが例えば契約6、従前の契約メニューが例えば契約1であったとき、それらの電気料金の差額(YA21−YA00)を算出し、これを節減効果(差額)として出力する。
【0049】
(B)使用実績分析表示作業
(1)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)の中で、各1日の使用電力量を演算部で演算し、この演算結果を記録部で記録するとともに、表示部に表示する。
【0050】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、電力測定記録装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における使用電力量の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)に渡る推移を示す時系列的データを検討することにより、将来における上記使用電力量が高くなる時期を推定し、電力使用計画の立案又は修正等を試みる。
【0051】
(2)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)の中で細分化した一定時限(本実施形態では30分)毎の平均使用電力を演算部で演算し、この演算結果を記録部に記録するとともに、表示部に表示する。
【0052】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、使用電力分析装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における平均使用電力の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)に渡る推移を示す時系列的データを検討することにより、将来における上記平均使用電力が高くなる日時を推定し、電力使用計画の立案又は修正等を試みる。
【0053】
(3)使用電力分析装置20は、上述(2)で演算した一定時限(本実施形態では30分)毎の平均使用電力の当該1日における最大値を最大使用電力(デマンド値)として演算し、この演算結果を記録部に記録するとともに、表示部に表示する。
【0054】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、使用電力分析装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における最大使用電力の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)に渡る推移を示す時系列的データを検討することにより、将来における上記最大使用電力が高くなる時期を推定し、電力使用計画の立案又は修正等を試みる。
【0055】
(4)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)の中で、使用電力量の当該時間帯における一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量(各1日の負荷の経時的データ)を同時刻で比較する。そして、使用電力量が他の日時に比して突出する如くに高い日時を演算部で演算し、この演算結果を記録部に記録するとともに、表示部に表示する。
【0056】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、使用電力分析装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における使用電力量の当該時間帯における一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量の比較データを検討することにより、将来において使用電力量が高くなる日時を推定し、電力使用計画の立案、修正等を試みる。
【0057】
本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼電力測定記録装置10と使用電力分析装置20を用いることにより、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する。従って、契約メニューの体系がいかに複雑であったり、また体系の過去の更新がされても、過去の電力及び電力量の使用実績と同等の使用状況が将来も見込まれることを前提とする限り、電気料金の最適契約メニューを簡易かつ高精度に選定できる。
【0058】
▲2▼使用電力分析装置20により、最適契約メニューの適用に基づく電気料金の節減効果(差額)を確認できる。
【0059】
▲3▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量が高くなる時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0060】
▲4▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において使用電力が突出する時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0061】
▲5▼電力測定記録装置10を独立して用いることにより、電力需要家の受配電設備に設置する電力測定記録装置10の小型化を図ることができる。
【0062】
▲6▼使用電力分析装置20を独立して用いることにより、電力需要家毎に設置した電力測定記録装置10の記録データを分析するために単一の使用電力分析装置20を共用し、電力需要家の経済的負担を軽減できる。
【0063】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて電気料金の最適契約メニューを提案することができる。
【0065】
また、本発明によれば、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて将来における無駄な電力の使用を明確化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の使用電力最適化提案システムを示す模式図である。
【符号の説明】
1 使用電力最適化提案システム
10 電力測定記録装置
20 使用電力分析装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用電力最適化提案システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に記載の如く、電力需要家において、電力供給会社により設備された30分最大需要電力計などにより、一定時限(一般的には30分)における平均使用電力を監視し、この平均使用電力が契約電力又は管理目標電力を越えるおそれが生じたときに警報を発し、予め設定されている制御方式に従って自動的に負荷の遮断を行ない、最大電力に余裕ができたときに自動復帰させるものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−197450(2頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
電力需要家が電力供給会社に支払う電気料金の契約メニューは複数あり、しかも各契約メニュー毎に基本料金(例えばA00)と2以上の季節別、昼夜別等の時間帯別単価(例えばA000とA001)を定めていて極めて複雑である。このため、電力需要家は、契約メニューの最適化によれば年間の支払い電気料金を例えば4〜5%削減できる可能性を持ちながら、契約メニューの複雑な体系が隘路になって、その最適メニューの明確な選定は困難で検討も主張もされていない。
【0005】
また、電力需要家は、過去の電力及び電力量の使用実績を分析し、将来における無駄な電力の使用を節減する明確な手段を有していない。
【0006】
本発明の課題は、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて電気料金の最適契約メニューを提案することにある。
【0007】
本発明の他の課題は、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて将来における無駄な電力の使用を明確にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置と、電力測定記録装置が記録した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する使用電力分析装置とを有してなる使用電力最適化提案システムである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記使用電力分析装置が、最適契約メニューに基づく電気料金と、従前の契約メニューに基づく電気料金の差額を算出する手段を備えるようにしたものである。
【0010】
請求項3の発明は、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置と、電力測定記録装置が測定した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を分析する使用電力分析装置とを有し、使用電力分析装置は、過去の一定期間の中で細分化した一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量を演算し、この演算結果を将来における上記平均使用電力が高くなる時期及び日時の推定のために利用可能にするとともに、過去の使用電力の当該時間帯における一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量を同時刻で比較し、使用電力が突出する時期及び日時を演算し、この演算結果を将来における使用電力が高くなる時期及び日時の推定のために利用可能にする使用電力最適化提案システムである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の使用電力最適化提案システムに用いる電力測定記録装置である。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の使用電力最適化提案システムに用いる使用電力分析装置である。
【0013】
【作用】
請求項1の発明によれば下記▲1▼の作用がある。
▲1▼電力測定記録装置と使用電力分析装置を用いることにより、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する。従って、契約メニューの体系がいかに複雑であったり、また体系の更新がされても、過去の電力及び電力量の使用実績と同等の使用状況が将来も見込まれることを前提とする限り、電気料金の最適契約メニューを簡易かつ高精度に選定できる。
【0014】
請求項2の発明によれば下記▲2▼の作用がある。
▲2▼使用電力分析装置により、最適契約メニューの適用に基づく電気料金の節減効果(差額)を確認できる。
【0015】
請求項3の発明によれば下記▲3▼、▲4▼の作用がある。
▲3▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量が高くなる時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0016】
▲4▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において使用電力が突出する時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0017】
請求項4の発明によれば下記▲5▼の作用がある。
▲5▼電力測定記録装置を独立して用いることにより、電力需要家の受配電設備に設置する電力測定記録装置の小型化を図ることができる。
【0018】
請求項5の発明によれば下記▲6▼の作用がある。
▲6▼使用電力分析装置を独立して用いることにより、電力需要家毎に設置した電力測定記録装置の記録データを分析するために単一の使用電力分析装置を共用し、電力需要家の経済的負担を軽減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の使用電力最適化提案システムを示す模式図である。
【0020】
使用電力最適化提案システム1は、図1に示す如く、電力測定記録装置10と使用電力分析装置20とを有して構成される。
【0021】
電力測定記録装置10は、入出力回路、演算部、記録部、表示部を有して構成され、記録部に記録したデータを取り出し可能とする記録メディア11(不図示)を着脱自在に備える。
【0022】
使用電力分析装置20は、入出力回路、演算部、記録部、表示部を有して構成される。
【0023】
電力測定記録装置10は、一般の電力需要家の負荷につながる電線路に設けた受配電設備に設置されている取引用電力計2に接続され、その電力計2からの出力信号を受けて、過去の一定期間(本実施形態では12ヶ月)における電力及び電力量の使用実績を入出力回路から演算部に入力し、これを演算部の介在下で時系列的電力値(出力パルス値)の形態にて記録部に記録する。
【0024】
使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データ(過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績)を、記録メディア11の介在等により読み込み、(A)最適契約メニュー選定作業、(B)使用実績分析表示作業を以下の如くに行なう。
【0025】
(A)最適契約メニュー選定作業
(1)使用電力分析装置20は、複数の電気料金契約メニューの契約内容を入出力回路から演算データとして入力する。尚、使用電力分析装置20は、電力会社の契約メニュー体系に変更/追加があっても、ソフトウエアー手段で分析機能を変更/追加できる機能を備えている。
【0026】
契約メニューとしては、例えば6種類の契約1〜6(表1〜表3)がある。
契約1は、例えば「業務用電力」であり、1kW当たりの基本料金をA00、夏季の1kWh当たりの電力量単価をA000、その他季の1kWh当たりの電力量単価をA001とする。
【0027】
契約2は、例えば「第2業務用電力」(ハイプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA01、夏季の1kWh当たりの電力量単価をA010、その他季の1kWh当たりの電力量単価をA011とする。
【0028】
【表1】
【0029】
契約3は、例えば、「業務用季節別時間帯別電力」(タイムプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA10、重負荷時間の1kWh当たりの電力量単価をA100、昼間時間の1kWh当たりの電力量単価をA101、夜間時間の1kWh当たりの電力量単価をA102とする。
【0030】
契約4は、例えば、「第2業務用季節別時間帯別電力」(タイムハイプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA11、重負荷時間の1kWh当たりの電力量単価をA110、昼間時間の1kWh当たりの電力量単価をA111、夜間時間の1kWh当たりの電力量単価をA112とする。
【0031】
【表2】
【0032】
契約5は、例えば、「業務用休日平日別電力」(ウイークエンドプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA20、夏季平日の1kWh当たりの電力量単価をA200、夏季休日の1kWh当たりの電力量単価をA201、その他季平日の1kWh当たりの電力量単価をA202、その他季休日の1kWh当たりの電力量単価をA203とする。
【0033】
契約6は、例えば、「第2業務用休日平日別電力」(ウイークエンドハイプラン)であり、1kW当たりの基本料金をA21、夏季平日の1kWh当たりの電力量単価をA210、夏季休日の1kWh当たりの電力量単価をA211、その他季平日の1kWh当たりの電力量単価をA212、その他季休日の1kWh当たりの電力量単価をA213とする。
【0034】
【表3】
【0035】
そして、使用実績(契約電力G、電力力率F、各契約メニューにおける各時間帯(季節、昼夜、平日、休日)毎の電力使用量a000〜a213、蓄熱電力量割引等の差額料金C)と一定期間(D)を変数とする、契約1〜6の各契約メニュー毎の電気料金Yは、下記(1)式〜(6)式により演算される。
【0036】
【数1】
【0037】
【数2】
【0038】
【数3】
【0039】
【数4】
【0040】
【数5】
【0041】
【数6】
【0042】
(2)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(D)で細分化した一定時限(本実施形態では30分)毎の平均使用電力を演算部で演算し、この平均使用電力の当該一定期間における最大値又は現在の契約条件を前述の契約電力Gとし、これを記録部に記録する。尚、使用電力分析装置20が演算した上述の最大値に基づき、電力供給会社と協議して契約電力を定めるものとしているときには、需要家は使用電力分析装置20の上記演算結果(平均使用電力の最大値)に基づいて電力供給会社と協議して定めた契約電力Gを入出力回路から記録部に記録する。
【0043】
電力需要家は、電力供給会社から提供された当該需要家における過去の一定期間(D)に渡る電力力率データを使用電力分析装置20の入出力回路から演算部に入力し、その平均値を演算して電力力率Fとし、これを記録部に記録する。
【0044】
電力需要家は、電力供給会社との協議により定めた蓄熱電力量割引等の電力量を使用電力分析装置20の入出力回路から演算データとして入力する。
【0045】
(3)使用電力分析装置20の演算部は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、前述(1)の各契約メニュー(契約1〜6)毎に、この電力需要家における過去の一定期間(D)で、当該契約メニューにおける各時間帯毎の当該期間の電力使用量a000〜a213を演算し、これを記録部に記録する。
【0046】
(4)使用電力分析装置20の演算部は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間(例えば本実施形態では12ヶ月)も見込まれるとしたとき、契約1〜6の各契約メニュー毎の電気料金Yを、前述(1)の(1)式〜(6)式に、上述(1)及び(2)のG、F、C、D上述(3)のa000〜a213を代入することにより演算し、この演算結果を記録部に記録する。
【0047】
(5)使用電力分析装置20の演算部を、上述(4)の演算結果により、各契約メニュー毎の電気料金を比較し、電気料金が最低になる最適契約メニュー、例えば契約6を選定する。
【0048】
使用電力分析装置20の演算部は、最適契約メニューが例えば契約6、従前の契約メニューが例えば契約1であったとき、それらの電気料金の差額(YA21−YA00)を算出し、これを節減効果(差額)として出力する。
【0049】
(B)使用実績分析表示作業
(1)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)の中で、各1日の使用電力量を演算部で演算し、この演算結果を記録部で記録するとともに、表示部に表示する。
【0050】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、電力測定記録装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における使用電力量の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)に渡る推移を示す時系列的データを検討することにより、将来における上記使用電力量が高くなる時期を推定し、電力使用計画の立案又は修正等を試みる。
【0051】
(2)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)の中で細分化した一定時限(本実施形態では30分)毎の平均使用電力を演算部で演算し、この演算結果を記録部に記録するとともに、表示部に表示する。
【0052】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、使用電力分析装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における平均使用電力の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)に渡る推移を示す時系列的データを検討することにより、将来における上記平均使用電力が高くなる日時を推定し、電力使用計画の立案又は修正等を試みる。
【0053】
(3)使用電力分析装置20は、上述(2)で演算した一定時限(本実施形態では30分)毎の平均使用電力の当該1日における最大値を最大使用電力(デマンド値)として演算し、この演算結果を記録部に記録するとともに、表示部に表示する。
【0054】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、使用電力分析装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における最大使用電力の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)に渡る推移を示す時系列的データを検討することにより、将来における上記最大使用電力が高くなる時期を推定し、電力使用計画の立案又は修正等を試みる。
【0055】
(4)使用電力分析装置20は、電力測定記録装置10の記録データに基づき、この電力需要家における過去の一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)の中で、使用電力量の当該時間帯における一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量(各1日の負荷の経時的データ)を同時刻で比較する。そして、使用電力量が他の日時に比して突出する如くに高い日時を演算部で演算し、この演算結果を記録部に記録するとともに、表示部に表示する。
【0056】
電力需要家は、過去の一定期間の使用実績と同等の使用状況が将来の一定期間も見込まれることを前提とすることを条件に、使用電力分析装置20が演算した一定期間(例えば12ヶ月又は1ヶ月)における使用電力量の当該時間帯における一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量の比較データを検討することにより、将来において使用電力量が高くなる日時を推定し、電力使用計画の立案、修正等を試みる。
【0057】
本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼電力測定記録装置10と使用電力分析装置20を用いることにより、過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する。従って、契約メニューの体系がいかに複雑であったり、また体系の過去の更新がされても、過去の電力及び電力量の使用実績と同等の使用状況が将来も見込まれることを前提とする限り、電気料金の最適契約メニューを簡易かつ高精度に選定できる。
【0058】
▲2▼使用電力分析装置20により、最適契約メニューの適用に基づく電気料金の節減効果(差額)を確認できる。
【0059】
▲3▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量が高くなる時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0060】
▲4▼過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて、将来において使用電力が突出する時期及び日時を推定し、推定したその時期及び日時における電力の使用計画を事前に見直し、無駄な電力の使用を未然に回避する。
【0061】
▲5▼電力測定記録装置10を独立して用いることにより、電力需要家の受配電設備に設置する電力測定記録装置10の小型化を図ることができる。
【0062】
▲6▼使用電力分析装置20を独立して用いることにより、電力需要家毎に設置した電力測定記録装置10の記録データを分析するために単一の使用電力分析装置20を共用し、電力需要家の経済的負担を軽減できる。
【0063】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて電気料金の最適契約メニューを提案することができる。
【0065】
また、本発明によれば、過去の電力及び電力量の使用実績に基づいて将来における無駄な電力の使用を明確化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の使用電力最適化提案システムを示す模式図である。
【符号の説明】
1 使用電力最適化提案システム
10 電力測定記録装置
20 使用電力分析装置
Claims (5)
- 過去の一定期間の電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置と、
電力測定記録装置が記録した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績と同一の使用条件下で、複数の電気料金契約メニューのそれぞれに基づく電気料金を演算し、電気料金が最低になる最適契約メニューを選定する使用電力分析装置とを有してなる使用電力最適化提案システム。 - 前記使用電力分析装置が、最適契約メニューに基づく電気料金と、従前の契約メニューに基づく電気料金の差額を算出する手段を備える請求項1に記載の使用電力最適化提案システム。
- 過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を測定して記録する電力測定記録装置と、
電力測定記録装置が測定した過去の一定期間における電力及び電力量の使用実績を分析する使用電力分析装置とを有し、
使用電力分析装置は、
過去の一定期間の中で細分化した一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量を演算し、この演算結果を将来における上記平均使用電力が高くなる時期の推定のために利用可能にするとともに、
過去の使用電力の当該時間帯における一定時限毎の平均使用電力及び積算電力量を同時刻で比較し、使用電力が突出する時期及び日時を演算し、この演算結果を将来における使用電力が高くなる時期及び日時の推定のために利用可能にする使用電力最適化提案システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の使用電力最適化提案システムに用いる電力測定記録装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の使用電力最適化提案システムに用いる使用電力分析装置。
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