JP2013102637A - 電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置 - Google Patents

電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013102637A
JP2013102637A JP2011245413A JP2011245413A JP2013102637A JP 2013102637 A JP2013102637 A JP 2013102637A JP 2011245413 A JP2011245413 A JP 2011245413A JP 2011245413 A JP2011245413 A JP 2011245413A JP 2013102637 A JP2013102637 A JP 2013102637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
demand
consumer
unit
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011245413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013102637A5 (ja
JP5899830B2 (ja
Inventor
Junko Saito
潤子 齋藤
Taro Tadano
太郎 只野
Yoshinori Honjo
良規 本庄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2011245413A priority Critical patent/JP5899830B2/ja
Priority to CN2012104409600A priority patent/CN103164815A/zh
Priority to US13/667,447 priority patent/US9577472B2/en
Publication of JP2013102637A publication Critical patent/JP2013102637A/ja
Publication of JP2013102637A5 publication Critical patent/JP2013102637A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5899830B2 publication Critical patent/JP5899830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J13/00Circuit arrangements for providing remote indication of network conditions, e.g. an instantaneous record of the open or closed condition of each circuitbreaker in the network; Circuit arrangements for providing remote control of switching means in a power distribution network, e.g. switching in and out of current consumers by using a pulse code signal carried by the network
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J13/00Circuit arrangements for providing remote indication of network conditions, e.g. an instantaneous record of the open or closed condition of each circuitbreaker in the network; Circuit arrangements for providing remote control of switching means in a power distribution network, e.g. switching in and out of current consumers by using a pulse code signal carried by the network
    • H02J13/00032Systems characterised by the controlled or operated power network elements or equipment, the power network elements or equipment not otherwise provided for
    • H02J13/00034Systems characterised by the controlled or operated power network elements or equipment, the power network elements or equipment not otherwise provided for the elements or equipment being or involving an electric power substation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
    • H02J3/003Load forecast, e.g. methods or systems for forecasting future load demand
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

【課題】電力需要量が事前に求めた電力需要予測量に近づくように電力の管理を行う電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置を提供する。
【解決手段】将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する電力需要予測部と、日時において電力需要者の電力消費量を取得する電力計測部と、電力需要予測部により予測された電力需要予測量と電力計測部により測定された電力消費量とに基づいて、電力需要者に対して電力消費量の調整を促すデマンドを決定するデマンド制御部と、デマンド制御部により決定されたデマンドを電力需要者に対して発行するデマンド発行部とを備える電力管理装置である。
【選択図】図1

Description

本技術は、電力管理装置および電力管理方法およびデマンド通知装置に関する。
従来、多くの国において、電力需要者に対する電力供給は電力会社により独占的に行われていた。しかし近年、電気事業において競争原理を導入することにより電気事業の一層の効率化を図るとともに、より低価格で電力を供給することを目的として、電力会社以外の事業者の電力小売事業への参入することおよび電力の先物取引が実現または推進されている。
電力先物取引は例えば、必要となる電力量を予め予想し、電力市場を通して、翌日もしくは24時間先までの電力を売買する。よって、電力小売および電力先物取引を業として行う事業者が電力取引を優位に行って大きな利益を生むためには、電力需要の予測を正確に行う必要がある。
電力需要の予測を行う技術としては、過去の気温および湿度を含む気象変数と、電力総需要量のデータとを取り込み、さらにニューラルネットによって学習を行うことで電力総需要量の予測を行う電力総需要量予測装置が提案されている(特許文献1)。
特開平5−18995号公報
特許文献1に記載された電力総需要量予測装置は、過去の気象データと、電力総需要量のデータとに基づいて電力需要の予測を行うものである。電力需要は平均気温、湿度などの気象データと関連性が高いため、気象データを用いることによりある程度の電力需要の予測を行うことは可能である。
しかし、実際の気候は予測とは大きく異なる場合があるため、気象データなどに基づいて電力需要予測を行うと、需要予測結果と実際の電力消費量とに大きなズレが生じる場合がある。
本技術はこのような問題点に鑑みなされたものであり、実際の電力需要量が事前に求めた電力需要予測量に近づくように電力の管理を行う電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、第1の技術は、将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する電力需要予測部と、日時において電力需要者の電力消費量を取得する電力計測部と、電力需要予測部により予測された電力需要予測量と電力計測部により測定された電力消費量とに基づいて、電力需要者に対して電力消費量の調整を促すデマンドを決定するデマンド制御部と、デマンド制御部により決定されたデマンドを電力需要者に対して発行するデマンド発行部とを備える電力管理装置である。
また、第2の技術は、電力需要者の将来の日時における電力需要を予測し、日時において電力需要者の電力消費量を測定し、予測された電力需要予測量と測定された電力消費量とに基づいて電力需要者に対するデマンドを決定し、決定されたデマンドを発行する電力管理方法である。
さらに、第3の発明は、将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する電力需要予測部と、日時における電力需要者の電力消費量を測定する電力計測部と、電力需要予測部により予測された電力需要予測量と電力計測部により測定された電力消費量とに基づいて電力需要者に対するデマンドを決定するデマンド制御部と、デマンド制御部により決定されたデマンドを発行する電力需要者に対して発行するデマンド発行部とを備える電力管理装置から送信されるデマンドを受信する通信部と、デマンドを電力需要者に通知する通知部を備えるデマンド通知装置である。
本技術によれば、電力需要者による電力消費量を事前に予測した量に合わせて調整することができる。
図1は、電力管理装置の構成を示すブロック図である。 図2は、電力需要予測について説明するための図である。 図3は、デマンドデータベースに格納されている情報を示す図である。 図4は、電力管理装置を含むHEMSシステムの概要を示すブロック図である。 図5は、デマンド通信装置の構成を示すブロック図である。 図6は、デマンドによる電力管理処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本技術の実施の形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本技術は以下の実施例のみに限定されるものではない。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.実施の形態>
[1−1.電力取引の概要]
[1−2.デマンドによる電力管理の概要]
[1−3.電力管理装置の構成]
[1−4.通知装置の構成]
[1−5.デマンドによる電力管理]
<2.変形例>
<1.実施の形態>
[1−1.電力取引の概要]
本技術に係る電力管理装置は、受渡しする電力の取引を事前に行ういわゆる電力取引で電力を調達する場合に用いられる。そこで、まず、その電力取引の概要について説明する。電力取引には、翌日、翌々日など使用する電力を取引するスポット取引(スポット市場)、当日の数時間後に使用する電力を取引する時間前取引(時間前市場)とがある。本技術に係る電力管理装置は、スポット取引で電力を調達する場合に用いられる。
スポット取引は例えば、以下のような方式により行われる。取引の対象となるのは翌日に受渡しする電力である。よって、取引対象日は取引を行う日の翌日となる。一日を30分単位で区切ることにより48の区分に分け、その48商品について取引が行われる。毎朝午前8時から9時半の間に翌日分の電力の入札が行われ、9時半に取引が成立する。なお、金曜日には翌日(土曜日)、翌々日(日曜日)および3日後(月曜日)に受け渡す電力の取引が行われる。
入札は、価格および量を示すことにより行われる。取引および受け渡しは、例えば、1000kwを1単位とされる。1kwhあたりの価格は、1銭単位とする。例えば、13:00〜14:00の時間区分で600kwhが7円48銭/kwhで成約した場合、売買代金は「600kwh×7円48銭/kwh=8976円」となる。また、13:00〜13:30の時間区分で600kwhが7円48銭/kwhで成約した場合、売買代金は「600kwh×7円48銭/kwh=4488円」となる。
なお、取引対象日においてスポット取引により調達した電力が不足する場合には、その取引対象日にリアルタイムで電力取引を行い電力を調達することとなる。取引対象日当日においてはスポット取引に比べて電力の値段が高くなるのが通常である。したがって、なるべく取引対象日当日には電力の取引を行わないことが望ましい。
[1−2.デマンドによる電力管理の概要]
本技術に係る電力管理装置は、スポット取引に用いるために取引対象日前に取引対象日における電力需要量を予測する。このスポット取引のために予測する電力需要量を第1電力需要予測量と称する。また、第1電力需要予測量を求める予測処理を第1電力需要予測と称する。この第1電力需要予測量に基づいてスポット取引が行われる。
詳しくは後述するが、電力需要量の予測は過去の電力消費量、過去の気象情報などに基づいて行われる。よって、取引対象日における天候などが予測と異なると、それにより電力需要予測量と実際の取引対象日当日における電力需要量とに誤差が生じることとなる。例えば、第1電力需要予測においては気温が低いため第1電力需要予測量は低く求められたが、取引対象日当日は気温が高く需要者がエアコンの多用することにより、電力需要量が増加してしまった場合などである。
そこで本技術は、第1電力需要予測の後に再度電力需要予測を行う。この第1電力需要予測の後に行う予測を第2電力需要予測と称する。第2電力需要予測は例えば取引対象日当日に行われる。第2電力需要予測により求められる予測量を第2電力需要予測量と称する。
そして、第1電力需要予測量と第2電力需要予測量とを比較して誤差がある場合には、その誤差を調整するように需要者にデマンドを発行する。なお、デマンドとは、電力需要量の調整するために、需要者に様々な行動をとるように促すための指示である。また、需要者とは、電力を使用する者であり、本技術に係る電力管理装置によって電力管理を受ける個人、家族、団体、会社、組織などのことをいう。
第1電力需要予測量が第2電力需要予測量に比べて足りない場合には、取引対象日当日の電力需要量を削減するようにデマンドが発行される。また、第1電力需要予測量が第2電力需要予測量に比べて多い場合には、取引対象日当日の電力需要量を増加するようにデマンドが発行される。需要者がデマンドに従い行動し、電力需要量が調整されれば、取引対象日に電力取引を行う必要がなくなるため、経済的である。
[1−3.電力管理装置の構成]
次に、本技術に係る電力管理装置100の構成について説明する。図1はデマンドによる電力管理を行う電力管理装置100の構成を示すブロック図である。電力管理装置100は、電力需要計測部110、環境情報入力部120、電力需要予測部130、デマンド制御部140、デマンド発行部150、デマンド通知装置160およびデマンド監視部170とから構成されている。
電力需要計測部110、環境情報入力部120、電力需要予測部130、デマンド制御部140は例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)などから構成されている。ROMには、CPUにより読み込まれるプログラムが格納されている。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに格納されているプログラムを実行することによって各部に応じた処理を行う。
電力需要計測部110は、例えばインターネットなどのネットワークを介して、需要者の電力消費量を測定する電力測定機器に接続される。電力測定機器は例えば、需要者の住宅などに設けられている。これにより、需要者の電力消費量を取得する。この電力消費量が、需要者が必要とする電力需要量となる。電力需要計測部110は、特許請求の範囲における電力計測部に相当するものである。なお、電力測定機器は、例えば、電流計としての機能と電圧計としての機能を備えることにより電力を測定する。また、電流波形を取得し分析することにより電力を測定するものであってもよい。
電力需要計測部110は、需要者が発電設備を有する場合には、その発電設備による発電量を測定する発電量測定機器、需要者が蓄電設備を有する場合にはその蓄電量を測定する蓄電量測定機器などにも接続される。これにより、発電設備による発電量、蓄電設備における蓄電量を取得する。そして、電力消費量、発電設備による発電量、蓄電設備における蓄電量から、需要者が調達する必要がある電力量を電力需要量として算出する。算出された電力需要量は電力需要予測部130に供給される。
なお、需要者が発電設備および蓄電設備を所有しており、発電設備をより得られた電力を全て自家消費に充てる場合、電力需要量は「電力消費量+発電設備からの発電量+蓄電設備からの放電量」となる。需要者が発電設備のみを所有しており、発電設備をより得られた電力を全て自家消費に充てる場合、電力需要量は「電力消費量+発電設備からの発電量」となる。また、需要者が蓄電設備のみを有しており、蓄電設備に蓄えられた電力を自家消費に充てる場合、電力需要量は「電力消費量+蓄電設備からの放電量」となる。なお、蓄電設備への蓄電は買電などにより行われる。さらに、需要者が発電設備、蓄電設備を所有していない場合には電力需要量は電力消費量と等しくなる。
なお、蓄電設備は、例えば、電気を蓄える蓄電池モジュール、蓄電制御および管理などを行う蓄電制御部などから構成されている。蓄電池モジュールは例えば、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池、ニッケル水素電池など充放電を行うことができるものであればいかなるものを採用してもよい。
また、発電設備は、電力以外のエネルギーを電力に変換することにより電力を生み出す設備である。発電設備としては、環境負荷が低いいわゆる自然エネルギー、再生可能エネルギーなどと称されるエネルギーを用いた発電設備であることが好ましい。例えば、太陽光、太陽熱、風力、水力、マイクロ水力、潮汐力、波力、水の温度差、海流、バイオマス、地熱、音や振動などのエネルギー、などを利用した発電設備である。また、発電機能を備えるエアロバイク、人が上を歩くことにより発電する仕組みを有する床(発電床などと称される。)などの発電設備であってもよい。
電力管理装置100の説明に戻る。環境情報入力部120は、環境情報を得て、電力需要予測部130にその環境情報を入力するためのものである。環境情報としては例えば、晴れ、曇、雨、雪などの天気の種類、気温、湿度、降水量、風力、日照量などの気象情報が挙げられる。環境情報入力部120は例えば、インターネットなどのネットワークを介して気象庁などが提供する気象情報を環境情報として取得するようにしてもよい。また、温度計、湿度計、雨量計、風力計など各種測定機に接続され、それらの測定機から気象情報を取得するようにしてもよい。さらに、一般企業などが提供する気象情報データベースなどから取得するようにしてもよい。
電力需要予測部130は、上述した第1電力需要予測と第2電力需要予測とを行うものである。第1電力需要予測は、スポット取引の取引対象日における需要者の電力需要量を予測するものである。電力需要予測部130は時計機能、カレンダー情報を有しており、現在、過去、未来の日時、時間を把握可能なものとする。
電力需要予測部130は、電力需要データベース131を備えている。電力需要予測部130は、電力需要計測部110から供給された過去の電力需要量、環境情報入力部120から供給された環境情報、日付、時刻を対応させて電力需要データベース131に格納する。電力需要予測部130はその電力需要データベース131を参照することにより、需要者の予測日時における電力需要量を予測する。
電力需要予測部130における電力需要予測は例えば、電力需要データベース131に格納された情報に基づき、特許文献1に記載されているような、ニューラルネットワーク処理を用いた学習、既存の学習アルゴリズム、帰納学習などを行うことによって行われる。ニューラルネットワーク処理とは、人間の脳の仕組みを模倣して構築された、パターン認識や予測が可能な情報処理機構である。
このような学習を行いながら電量需要予測を行うことによって、例えば、「需要者は毎週火曜日と土曜日には電力需要量は5kw以下となる。」、「7月から9月で気温が30度以上の時には電力需要量は10kw以上となる。」、「毎月3日は電力需要量が約3kwとなる。」、というような電力需要予測が可能となる。なお、電力需要量、環境情報が電力需要データベース131に溜め込まれていくに従い、参照することができる情報が増えていくため、この学習による予測は精度が高まっていく。
電力需要予測部130により求められた第1電力需要予測量は例えば、外部との通信により電力を調達する電力調達部200に供給される。電力調達部200は、電力供給を行う電力関連事業者にネットワークなどを介して接続されている。そして、電力需要予測部130により求められた第1電力需要予測量を調達すべき電力量として電力関連事業者に送信する。
なお、電力関連事業者とは、電力を需要者に供給するための、発電・変電・送電・配電、売買などを担う電力会社、発電業者、送電業者、分電業者、電力小売事業者などを含むものであるとする。そして、例えば、電力関連事業者に含まれる電力小売事業者によって電力需要予測結果に基づいた電力取引が行われる。電力需要予測量は、電力小売業者に用いられる場合もあれば、電力会社によって用いられる場合もある。最終的に、電力関連事業者から各需要者に対して電力取引に応じた量の電力が供給される。
図2は、第2電力需要予測について説明するための図である。取引対象日当日においては、所定の長さの期間である電力需要量参照期間における電力需要量に基づいて、調整対象期間における第2電力需要予測量を求める。調整対象期間とはデマンド発行による電力需要の調整の対象となる時間帯である。
第1電力需要予測量に基づいてスポット取引で前日以前に予め電力を調達しておき、その後、取引対象日当日に第2電力需要予測を行い、第2電力需要予測量を算出する。そして、第1電力需要予測量と第2電力需要予測量との差から第1電力需要予測量の誤差をデマンド発行により調整する。
例えば、電力需要量参照期間における電力需要量の変化率から調整対象期間における電力需要予測量を求める。この電力需要予測量が第2電力需要予測量となる。この第2電力需要予測は例えば、電力需要量参照期間が経過した時点で行われる。第2電力需要予測量はデマンド制御部140に供給される。
なお、電力需要量参照期間と調整対象期間との間には通知期間が介在している。この通知期間は、調整対象期間における電力需要量を調整するためのデマンドの通知を行う期間である。
図2においては、調整対象期間13:30〜14:00における第2電力需要予測量を、電力需要量参照期間12:00〜13:00における電力需要量から求める。予測は13:00に行われている。そして、13:00〜13:30の間に13:30〜14:00における電力消費量を調整するように需要者にデマンドを通知する。
引き続き、調整対象期間14:00〜14:30における第2電力需要予測量を、電力需要量参照期間12:30〜13:30における電力需要量から求める。予測は13:30に行われている。そして、13:30〜14:00の間に14:00〜14:30における電力消費量を調整するように需要者にデマンドを通知する。
引き続き、調整対象期間14:30〜15:00における第2電力需要予測量を、電力需要量参照期間13:00〜14:00における電力需要量から求める。予測は14:00に行われている。そして、14:00〜14:30の間に14:30〜15:00における電力消費量を調整するように需要者にデマンドを通知する。
このような第2電力需要予測量の算出を取引対象日当日において1日分(0時から24時(0時))まで継続して行う。なお、図2に示された電力需要量参照期間、通知期間、調整対象期間の長さは例示であり、それらは図2に示される時間に限られるものではない。何れの時間ももっと長くしても短くしてもよい。
電力管理装置100の説明に戻る。デマンド制御部140は、電力需要予測部130から供給される第1電力需要予測量と、第2電力需要予測により求められる第2電力需要予測量の差分(以下、差分電力量)を算出する。差分電力量は、第1電力需要予測量が第2電力需要予測量よりも少ない場合にはマイナス(電力が不足している)となる。一方、差分電力量は、第1電力需要予測量が第2電力需要予測量よりも多い場合にはプラス(電力が余っている)となる。
すなわち、この差分電力量は、事前に予測した第1電力需要予測量に基づいて調達した電力が当日において足りないのか、余分なのかを示すものである。
また、デマンド制御部140は、事前に管理対象である需要者が使用する電気機器の種別、個数、各電気機器(複数の動作モードを有する機器の場合には動作モードごとの)の消費電力などを示す情報を保持している。
これらの情報は、本技術を用いたサービスを行う事業者が各需要者の住宅などをまわって取得し、デマンド制御部140に格納するようにしてもよい。また、本技術を用いたサービスの契約時に需要者から提供してもらい、デマンド制御部140に格納するようにしてもよい。さらに、機器センサなどによって自動的に取得するようにしてもよい。
機器センサとしては、例えばIC(Integrated Circuit)などにより構成され、住宅の分電盤に設けられるものがある。機器センサは、コンセントを介して分電盤に接続されている電気機器のうち、どの電気機器が稼働中であるかを検出し、さらに、稼働している電気機器の電力消費量を測定するものである。機器センサは、分電盤に流れる電流値を測定することにより電流波形を取得する。電気機器へ供給される電流の波形は、電気機器の種類及びメーカなどによって異なっている。そこで、例えば、機器センサが各機器の正常時における波形を予め保持しておき、電力供給時の電流波形と比較することにより、分電盤に接続され、稼働している電気機器の種別を判定することができる。さらに、取得した電流波形に基づいて、電気機器の電力消費量を測定する。
このようにして、分電盤に接続されているどのような電気機器が接続され、どの電気機器が稼働中であり、さらに電気機器の電力消費量を把握することができる。これらの情報は例えば、インターネットなどのネットワーク通じて電力管理装置100のデマンド制御部140に送信される。
また、電気機器の種別、稼働している機器の検出、電力消費量の測定は上述のように分電盤に設けられた機器センサによって行うのではなく、それらの検出、測定を行うことができるものであればどのようなものを用いてもよい。他の方法としては例えば、いわゆるスマートタップを用いて行うようにしてもよい。
スマートタップとは、電力センサと通信モジュールを内蔵した消費電力測定機器である。コンセントにスマートタップを差し込んでおき、電力消費量を把握したい電気機器をつなげて使用する。スマートタップにより各電気機器の電力使用状況がリアルタイムに計測・分析され、その計測・分析データがスマートタップが備える通信モジュールなどにより電力管理装置100に送られる。電気機器使用時の電流の波形などは、電気機器の種類によって異なるので、スマートタップによる計測・分析データから接続されている電気機器の種別、その電気機器の消費電力を把握することができる。
電気機器としては、一般家庭においては、テレビジョン受像機、オーディオ機器、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、空調機器、アイロン、ドライヤ、電気ストーブ、電気コンロ、オーブン、電気カーペット、パーソナルコンピュータ、コピー機、ファクシミリ、プリンタ、空調機器などがある。さらに、店舗、商業施設などにおいては照明機器、空調機器、エレベーターなどの輸送機器などがある。なお、電気機器はこれらに限られず電力により動作する機器であればどのようなものでもよい。
デマンド制御部140の機能の説明に戻る。デマンド制御部140は差分電力量に応じて需要者に対するデマンドを決定する。上述したように、デマンドとは、需要者の電力消費量を調整するために、需要者に様々な行動をとるように促すための指示である。デマンド制御部140は、需要者ごとの過去のデマンドとそのデマンドに対する需要者の対応の履歴をデマンドデータベース141に保持している。その過去のデマンドに関する履歴を参照することにより、需要者ごとのデマンドを決定する。
差分電力量がマイナスである場合のデマンドとしては、電力消費量を削減する内容のものとなる。例えば、電気機器の電源オフ、電気機器の設定変更、各種店舗のクーポン発行、イベントの通知などである。
電気機器の電源オフとは、需要者が使用するテレビ、エアコン、パーソナルコンピュータ、ライトなどの電気機器の電源をオフにすることを要求するものである。これにより需要者の電力需要量を削減することができる。電気機器の設定変更とは、エアコンの設定温度を下げるなど、電気機器の電源をオフにしなくても電気機器の各種設定を変更することにより電力需要量を削減するものである。
各種店舗のクーポン発行とは、飲食店などにおいて割引、その他のサービスなど受けることができるクーポンを発行することである。クーポンを発行することにより需要者に外出するインセンティブを与えることができる。需要者が外出すれば、住宅内における電気機器の使用が停止されるため、電力消費量を削減することができる。なお、クーポンはEメールなどによる電子クーポンとして提供するようにするとよい。
イベントの通知とは、お祭り、各種音楽イベント、映画イベント、スポーツイベント、パレード、各種伝統行事などの催し物の内容、開催日時などの通知を行うものである。イベントの開催を通知することにより需要者に外出するインセンティブを与えることができる。需要者がそのイベントに興味を持ち、外出すれば住宅内における電気機器の使用が停止されるため、電力需要量を削減することができる。
一方、デマンドは、差分電力量がプラス、すなわち、第1電力需要予測量が第2電力需要予測量よりも多い場合(調達した電力の方が使用する電力より多い場合)には、電力需要量を増加する内容のものとなる。例えば、効率のよい電気機器の使用を促すデマンドなどが考えられる。例えば、電力が余っている場合に洗濯機を稼働させて洗濯を行なっておけば、近い将来、電力が不足しているときに洗濯を行わなくて済むので、電気を効率よく使用することが可能となる。
次に、デマンドの決定について説明する。上述したように過去に需要者に発行したデマンドと、そのデマンドに対する需要者の対応状況は関連付けられてデマンド制御部140のデマンドデータベース141に格納されている。そして、デマンド制御部140は過去のデマンドの種別とデマンドに対する需要者の対応状況から図3に示されるように、デマンドとそのデマンドに対する需要者の応答率を算出する。図3はデマンド種別ごとにそのデマンドに対して需要者が正しく応答した割合である応答率とが対応付けられて、応答率が高い順に並べられている。図3に示されるデマンドはあくまで例示であり、さらに多くのデマンドを発行する事が可能である。また、応答率、順位も例示である。
このデマンドデータベース141に従って、応答率が高いデマンドを優先して発行するデマンドとして決定することにより、各需要者に合致したデマンドを発行することができる。これにより、効率よくデマンドによる電力調整を行うことができる。また、需要者の立場にとっては、対応する気のない、または対応することができないデマンドが通知されることが少なくなるため、需要者がデマンドに対して煩わしさを感じることを抑制することができる。
なお、デマンド制御部140には、後述するデマンド監視部170により取得される需要者のデマンドに対する対応状況がフィードバックとして供給される。これを用いて、デマンド制御部140はデマンドデータベース141を常時更新していく。これにより、本技術によるサービスを利用すればするほど、需要者の嗜好に合致したデマンドを発行することが可能となる。
なお、デマンドの決定は、需要者が使用する電気機器の消費電力と関連付けて行う必要がある。上述したようにデマンド制御部140は、事前に管理対象である需要者が使用する電気機器の種別、個数、各電気機器の消費電力などを示す情報を保持している。また、外出することによりどのくらいの電力が削減できるかも過去の需要者のデマンドに対する応答から把握することができる。
例えば、差分電力量がマイナス20whであり、20wh電力需要量を削減する必要があるとする。この場合、上述したように応答率が高いデマンドを優先するとともに、電気機器の消費電力を参照してデマンドを決定する。例えば、デマンドが「電気機器のオフ」である場合、電気機器の消費電力を参照してどの電気機器をオフにすることにより20wh削減できるかを求める。これは1つの電気機器で達成できる場合もあれば、複数の電気機器をオフにすることにより達成される場合もある。
また、20wh削減が必要であるが、電気機器のオフのデマンドには応答率が低い需要者に対しては、クーポンの発行、イベントの通知などの外出を促すデマンドが選択される。
このようなデマンドの決定は、デマンドは過去に発行されたデマンドおよびそのデマンドに対する需要者の応答率、電気機器の消費電力、外出時の削減電力量などに基づいて公知のニューラルネットワーク処理を用いた学習、または、既存の学習アルゴリズム、帰納学習などを行うことによって決定することが可能である。
デマンド制御部140は、決定したデマンドの発行をデマンド発行部150に指示する。デマンド発行部150は、例えば、インターネットなどのネットワークなど介してデマンド通知装置160に接続されている。そして、デマンド発行部150はデマンドを需要者に通知するために、デマンド情報をデマンド通知装置160に送信する。
デマンド通知装置160は、デマンド発行部150から送信されたデマンドを需要者に通知する通知手段である。デマンド通知の手段としては例えば、LEDなどの点灯、Eメールなどの各種文字メッセージ、音声アナウンスなどが挙げられる。通知方法がLEDなどの点灯である場合にはデマンド通知装置160はLEDを備える通知用端末となる。LEDを備える通知用端末としてはLEDを備えるゲートウェイ機器、LEDを備えるコンセントプラグなどが考えられる。
また、通知方法がEメールなどの各種文字メッセージである場合には、デマンド発行部150はメッセージ送信用サーバとなり、デマンド通知部は携帯電話機、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどのメール受信端末となる。デマンド通知手段が音声アナウンスである場合には、デマンド発行部150は音声情報送信装置、デマンド通知部はスピーカなどを備える音声出力装置となる。また、スマートフォンの場合にはアプリをインストールすることにより、スマートフォンが本技術に係るデマンド通知に対応した機能(LED点灯、音声、文字メッセージなど)を有するようにしてもよい。デマンド通知装置160の具体的構成については後述する。
デマンド監視部170は、通知されたデマンドに対する需要者の対応状況の監視、把握を行うものである。需要者に通知されたデマンドが電気機器のオフ、電気機器の設定変更である場合には、デマンド監視部170は、需要者の住宅に設けられている需要者の電力消費量を測定する電力消費測定装置から電力消費量を取得する。
また、デマンドが各種店舗のクーポンである場合には、その店舗における料金支払い・クーポンの使用を管理するレジシステム、POS(Point Of Sales system)システムなどからクーポン使用情報を受け取るシステムとなる。例えば、Eメールなどにより需要者に送信される電子クーポンに固有の識別子を付与しておけば、どの電子クーポンが使用されたかを確認することができるため、需要者がデマンドに対応したか否かを確認することができる。
また、デマンドがイベントの通知である場合には、例えば、GPS(Global Positioning System)で需要者の位置を把握することにより需要者が外出したか否かを確認するためのGPS発信機とGPS受信機からなるGPSシステムとなる。なお、クーポンの使用、需要者の外出を確認できない場合には、需要者宅などに設けられた電力消費測定装置から得られる需要者の電力消費量から需要者の対応状況を監視、把握するようにしてもよい。需要者がクーポンを使用、イベントに行くなどにより外出した場合には、電気機器は使用されず電力需要量は低下するはずだからである。
デマンド監視部170により取得した需要者のデマンドに対する対応情報はデマンド制御部140に供給され、デマンドデータベース141にデマンドと対応付けられて格納される。デマンド監視部170により取得した需要者のデマンド対応状況をデマンドデータベース141に格納していくことにより、より需要者の嗜好に合致したデマンドを出すことが可能となる。
以上のようにして電力管理装置100が構成されている。電力管理装置100は例えば、HEMS(home energy management system)システムにおいて用いられる。HEMSとは、IT技術などを用いることにより、の一般家庭などにおけるエネルギーの使用を効率良く行い、省エネルギー化を実現するシステムのことである。
図4を参照して、電力管理装置100を適用したHEMSシステムの概要について説明する。図4は、電力管理装置100の機能を備えており電力管理を行う管理サーバ1000と、複数の管理対象2000、電力関連事業者3000との関係を示すものである。管理体制2000とは需要者が電力を使用する住宅、マンション、ビルディング、商業施設、ビルディングや商業施設のフロアなどである。電力管理装置100を構成する、電力需要計測部110、環境情報入力部120、電力需要予測部130、デマンド制御部140、デマンド発行部150は本技術に係るサービスを提供する事業者側の管理サーバ1000に設けられる。デマンドによる電力管理は管理サーバ1000で行われる。
図4に示されるように、電力管理を行う管理サーバ1000は複数の管理対象2000をその管理下に置き、管理対象2000それぞれについて電力管理を行う。管理サーバ1000と管理対象2000とは例えばインターネットなどのネットワーク4000を介して接続されている。デマンド通知装置160は管理対象2000側に設置され、管理サーバ1000に設けられているデマンド発行部150からのデマンドはネットワーク4000を介して管理対象2000側のデマンド通知装置160に送信される。
本技術に係る電力管理はいわゆるクラウドサービスとして需要者に提供される。クラウドサービスとは、ネットワーク上に存在するサーバによって提供するサービスであり、インターネットをベースとしたコンピュータの利用形態の一つである。必要な処理は基本的に全てサーバ側で行われる。ユーザはデータを自分のパソコン、スマートフォン、携帯電話機などではなく、インターネット上のサーバに保存する。よって、自宅、会社、ネットカフェ、学校、外出先など、さまざまな環境においてもサービスの利用、データを閲覧、編集、アップロードなどを行うことができる。
電力関連事業者は、上述したように発電・変電・送電・配電、売買などを担う電力会社、発電業者、送電業者、分電業者、電力小売事業者などを含むものあり、電力関連事業者はネットワークを介して管理サーバ1000に接続されている。
例えば、電力関連事業者に含まれる電力小売事業者によって電力取引が行われる。電力関連事業者から各管理対象に対して電力が供給される。
[1−4.デマンド通知装置の構成]
次に、電力管理装置100を構成するデマンド通知装置160について説明する。図5A乃至図5Cは通知装置の概略構成を示すブロック図である。図5Aは通知装置の第1の例を示す図である。デマンド通知装置160は、通信部161、制御部162、LED163から構成されている。
通信部161は、例えば、所定のプロトコルに基づいてインターネット、専用回線などのネットワークを介して電力管理装置100を構成するデマンド発行部150と通信を行うための通信モジュール、ネットワークインターフェースである。通信方式は有線通信、無線LAN(Local Area Network)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)、3G回線を用いた通信など、どのようなものでもよい。
制御部162は例えば、CPU、RAMおよびROMなどから構成されている。ROMには、CPUにより読み込まれるプログラムが格納されている。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに格納されているプログラムに基づき様々な処理を実行することによってデマンド通信装置160の各部および全体の制御を行う。
LED163は、制御部162の制御のもと点灯する1または複数の発光手段である。LED163が点灯することにより需要者に対してデマンドの通知が行われる。発行されたデマンドに応じて制御部162がLED163の点滅回数、点灯時間、点灯する色などを変化させることによってデマンドを需要者に通知することができる。
図5Bはデマンド通知装置160の第2の例を示す図である。第2の例のデマンド通知装置160は、通信部161、制御部162音声処理部164および音声出力部165とから構成されている。通信部161および制御部162は第1の例と同様のものである。通信部161はインターネットなどのネットワークを介してデマンド発行部150から送信されたデマンドを通知するための音声データを受信する。音声データは音声処理部164に供給される。音声処理部164は音声データに対してデコード処理、増幅処理などの所定の処理を施して音声出力部165に供給する。
音声出力部165は、制御部162の制御のもと音声を出力するスピーカである。音声出力部165からはデマンドに応じた音声アナウンスが出力される。例えば「13時〜14時の間はテレビを消してください。」、「15時〜17時の間はエアコンの設定温度を1度下げてください。」、「駅前でお祭りが開催されています。」などである。これにより、デマンドを需要者に通知することができる。また、アラーム音を出力するようにしてもよい。
図5Cはデマンド通知装置160の第3の例を示す図である。第3の例のデマンド通知装置160は、通信部161、制御部162、映像処理部166および表示部167とから構成されている。通信部161および制御部162は第1の例と同様のものである。通信部161はインターネットなどのネットワークを介して、デマンド発行部150から送信されたデマンドを通知するための映像データを受信する。映像データは映像処理部166に供給される。映像処理部166は映像データに対して所定の処理を施して表示部167に供給する。
表示部167は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)パネルなどにより構成された表示手段である。表示部167には、制御部162の制御のもとデマンド内容を記述した文字メッセージなどを表示する。これにより、デマンドを需要者に通知することができる。
デマンド通知装置160は上述のものに限られず、上述した第1乃至第3の例を組み合わせて、LED163、音声出力部165および表示部167を備える構成としてもよい。これにより、例えば、表示部167によるメッセージ表示を行ない、所定時間経過後、音声出力部165による音声アナウンスを行い、さらに所定時間経過後、音声出力部165からのアラームと、LED163の点滅を行うなどの通知が可能となる。これにより、確実にデマンドを需要者に通知することができる。なお、デマンド通知装置は上述のものに限られず、デマンドを需要者に伝えることができればどのようなものであってもよい。
また、独立した装置ではなく、上述の第1乃至第3の例の構成を備えるコンセントプラグとして構成してもよい。この場合、デマンドに対応する電気機器が接続されたコンセントプラグにおいてデマンドの通知がなされるようにするとよい。
[1−5.デマンドによる電力管理]
次に上述した電力管理装置100により行われるデマンドによる電力管理について説明する。電力管理は上述したスポット取引で電力を調達する上で行うものとする。
まず、ステップS1で電力需要予測部130は、上述したスポット取引に用いるための第1電力需要予測量を算出する。算出された第1電量需要予測量は電力調達部200に供給され、電力調達部200が電力関連事業者にその第1電量需要予測量を送信する。そして、その電力関連事業者によりスポット取引が行われ、取引対象日である翌日分の電力が調達される。また、第1電力需要予測量はデマンド制御部140にも供給される。
取引対象日当日に至ると、次にステップS2で電力需要予測部130は、電力測定部から供給される取引対象日当日の電力需要量参照期間における電力需要量に基づいて、取引対象日当日の調整対象期間における電力需要量を予測する第2電力需要予測を行なう。第2電力需要予測で求められた第2電力需要予測量はデマンド制御部140に供給される。
次にステップS3で、デマンド制御部140はステップS2で求めた第2電力需要予測量とステップS1でスポット取引のために求めた第1電力需要予測量との差分である差分電力量を算出する。
次にステップS4でデマンド制御部140は、差分電力量に基づいて調整対象期間における電力消費量を調整するためのデマンドを決定する。このデマンドは上述したように、過去のデマンドとそのデマンドに対する需要者の対応状況とが関連付けられて格納されているデマンドデータベースを参照することにより求められる。
次にステップS5で、デマンド発行部150がデマンド通知装置160に対してデマンドの発行を行い、デマンド通知部によりデマンドが需要者に通知される。次にステップS6で、デマンド監視部170が需要者のデマンドに対する対応を監視、把握する。以上のようにしてデマンド発行による電力管理が行われる。
本技術に係る電力管理によれば、電力需要量を一時的に削減、または増加させるように需要者を誘導することができる。これにより、電力需要量を一時的に調整することができ、電力小売り事業者に利益をもたらすことができる。なぜなら、スポット取引により電力を事前に調達しておき、当日に電力が足りなかった場合には、割高な値段でリアルタイムに電力を調達しなければならないからである。また、電力需要量を削減することにより、電気の無駄遣いを減らすことができる。
デマンドは、電気機器の電源オフ、クーポンの発行、イベントの通知などの形式で行われ、需要者には電力の具体的な値などは提示されないため、需要者がデマンドは気楽にデマンドに対応することが可能となる。ただし、これはデマンドの通知において電力値を提示することを排除するものではない。
また、クーポン、イベントの通知などにより需要者に外出を促進することにより、電力を削減できると共に、他の事業の宣伝広告も行うことができる。また、他の事業と関連づけて、ビジネスの拡大に寄与することも可能となる。以上のようにして本技術に係るデマンドによる電力管理が行われる。
<2.変形例>
以上、本技術の一実施の形態について具体的に説明したが、本技術は上述の実施形態に限定されるものではなく、本技術の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
実施の形態では、需要者ごとに電力需要予測、差分電力量算出を行うように説明を行った。しかし、電力取引においては、電力小売事業者は通常、契約を結んでいる複数の需要者の電力需要予測量を合算して、一度の電力取引で複数の需要者のための電力を調達する。そこで、デマンドによる電力管理も同様に、契約を結んでいる複数の需要者を束ねて、電力需要予測、差分電力量の算出を行う。そして、差分電力量を各需要者に配分して、需要者ごとにデマンドを決定するようにしてもよい。
実施の形態では、差分電力量が存在する場合にはデマンド発行を行うと説明を行った。しかし、差分電力量と所定の閾値を比較し、差分電力量が所定の閾値以上である場合にのみデマンドを発行するようにしてもよい。これにより、差分電力量が僅かな場合にはデマンドは発行されないため、頻繁にデマンド発行がなされて、需要者に不快感を与えることが防止することができる。
実施の形態では、第2電力需要予測は取引対象日当日に行うとして説明を行ったが、例えば、取引対象日の前々日にスポット取引を行い、その次の日である取引対象日の前日に第2電力需要予測を行い、デマンド発行によって取引対象日当日における電力管理を行うようにしてもよい。
本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する電力需要予測部と、
前記日時において前記電力需要者の電力消費量を取得する電力計測部と、
前記電力需要予測部により予測された電力需要予測量と前記電力計測部により測定された電力消費量とに基づいて、電力需要者に対して前記電力消費量の調整を促すデマンドを決定するデマンド制御部と、
該デマンド制御部により決定された前記デマンドを前記電力需要者に対して発行するデマンド発行部と、
を備える
電力管理装置。
(2)前記デマンド制御部は、前記電力需要予測量が前記電力消費量よりも少ない場合、前記電力消費量を削減するように前記デマンドを決定する
前記(1)に記載の電力管理装置。
(3)前記デマンド制御部は、前記電力需要者に電気機器の使用を制限させるように前記デマンドを決定する
前記(1)または(2)に記載の電力管理装置。
(4)前記デマンド制御部は、前記電力需要者に外出を促すように前記デマンドを決定する
前記(1)から(3)のいずれかに記載の電力管理装置。
(5)前記デマンド制御部は、前記電力需要予測量が前記電力消費量よりも多い場合、前記電力消費量を増加するように前記デマンドを決定する
前記(1)から(5)のいずれかに記載の電力管理装置。
(6)前記デマンド制御部は、前記電力需要予測量が前記電力消費量よりも多い場合、前記電気機器の使用を促すように前記デマンドを決定する
前記(1)から(5)のいずれかに記載の電力管理装置。
(7)前記デマンドに対する前記電力需要者の対応状況を把握するデマンド監視部をさらに備え、
前記デマンド発行部により発行された前記デマンドと、前記デマンド監視部により得た前記電力需要者の前記デマンドへの対応状況と関連付けて格納するデータベースと
をさらに備え、
前記デマンド制御部は、前記データベースを参照することにより前記デマンドを決定する
前記(1)から(6)のいずれかに記載の電力管理装置。
(8)前記デマンド発行部により発行された前記デマンドを前記電力需要者に通知するデマンド通知部をさらに備える
前記(1)から(7)のいずれかに記載の電力管理装置。
(9)電力需要者の将来の日時における電力需要を予測し、
前記日時において前記電力需要者の電力消費量を測定し、
予測された電力需要予測量と測定された電力消費量とに基づいて電力需要者に対するデマンドを決定し、
決定されたデマンドを発行する
電力管理方法。
(10)将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する電力需要予測部と、
前記日時における前記電力需要者の電力消費量を測定する電力計測部と、
前記電力需要予測部により予測された電力需要予測量と前記電力計測部により測定された電力消費量とに基づいて電力需要者に対するデマンドを決定するデマンド制御部と、
該デマンド制御部により決定されたデマンドを発行する前記電力需要者に対して発行するデマンド発行部と、
を備える電力管理装置から送信される前記デマンドを受信する通信部と、
前記デマンドを前記電力需要者に通知する通知部と
を備えるデマンド通知装置。
100・・・・電力管理装置
110・・・・電力需要計測部
130・・・・電力需要予測部
140・・・・デマンド制御部
141・・・・デマンドデータベース
150・・・・デマンド発行部
160・・・・デマンド通知装置
170・・・・デマンド監視部

Claims (10)

  1. 将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する電力需要予測部と、
    前記日時において前記電力需要者の電力消費量を取得する電力計測部と、
    前記電力需要予測部により予測された電力需要予測量と前記電力消費量とに基づいて、電力需要者に対して前記電力消費量の調整を促すデマンドを決定するデマンド制御部と、
    該デマンド制御部により決定された前記デマンドを前記電力需要者に対して発行するデマンド発行部と、
    を備える
    電力管理装置。
  2. 前記デマンド制御部は、前記電力需要予測量が前記電力消費量よりも少ない場合、前記電力消費量を削減するように前記デマンドを決定する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  3. 前記デマンド制御部は、前記電力需要者に電気機器の使用を制限させるように前記デマンドを決定する
    請求項2に記載の電力管理装置。
  4. 前記デマンド制御部は、前記電力需要者に外出を促すように前記デマンドを決定する
    請求項2に記載の電力管理装置。
  5. 前記デマンド制御部は、前記電力需要予測量が前記電力消費量よりも多い場合、前記電力消費量を増加するように前記デマンドを決定する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  6. 前記デマンド制御部は、前記電力需要予測量が前記電力消費量よりも多い場合、前記電気機器の使用を促すように前記デマンドを決定する
    請求項5に記載の電力管理装置。
  7. 前記デマンドに対する前記電力需要者の対応状況を把握するデマンド監視部をさらに備え、
    前記デマンド発行部により発行された前記デマンドと、前記デマンド監視部により得た前記電力需要者の前記デマンドへの対応状況と関連付けて格納するデータベースを
    をさらに備え、
    前記デマンド制御部は、前記データベースを参照することにより前記デマンドを決定する
    請求項1に記載の電力管理装置。
  8. 前記デマンド発行部により発行された前記デマンドを前記電力需要者に通知するデマンド通知部をさらに備える
    請求項1に記載の電力管理装置。
  9. 電力需要者の将来の日時における電力需要を予測し、
    前記日時において前記電力需要者の電力消費量を測定し、
    予測された電力需要予測量と測定された電力消費量とに基づいて電力需要者に対するデマンドを決定し、
    決定されたデマンドを発行する
    電力管理方法。
  10. 将来の日時における電力需要者の電力需要を予測する電力需要予測部と、
    前記日時における前記電力需要者の電力消費量を測定する電力計測部と、
    前記電力需要予測部により予測された電力需要予測量と前記電力計測部により測定された電力消費量とに基づいて電力需要者に対するデマンドを決定するデマンド制御部と、
    該デマンド制御部により決定されたデマンドを発行する前記電力需要者に対して発行するデマンド発行部と、
    を備える電力管理装置から送信される前記デマンドを受信する通信部と、
    前記デマンドを前記電力需要者に通知する通知部と
    を備えるデマンド通知装置。
JP2011245413A 2011-11-09 2011-11-09 電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置 Active JP5899830B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011245413A JP5899830B2 (ja) 2011-11-09 2011-11-09 電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置
CN2012104409600A CN103164815A (zh) 2011-11-09 2012-11-02 电力管理装置、电力管理方法和需求通知装置
US13/667,447 US9577472B2 (en) 2011-11-09 2012-11-02 Power management apparatus, power management method and demand notification apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011245413A JP5899830B2 (ja) 2011-11-09 2011-11-09 電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013102637A true JP2013102637A (ja) 2013-05-23
JP2013102637A5 JP2013102637A5 (ja) 2014-12-04
JP5899830B2 JP5899830B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=48224260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011245413A Active JP5899830B2 (ja) 2011-11-09 2011-11-09 電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9577472B2 (ja)
JP (1) JP5899830B2 (ja)
CN (1) CN103164815A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018444A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大和ハウス工業株式会社 電力管理システム及び電力管理方法
JP2015019517A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大和ハウス工業株式会社 電力管理装置及び電力管理方法
JP2015022443A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 富士電機株式会社 発注支援システム
JP2016032334A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 株式会社Nttファシリティーズ 電力管理装置および電力管理方法
WO2016084282A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 日本電気株式会社 電力調整装置、電力流通システム、電力調整方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2017034775A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 富士電機株式会社 電力需要誘導装置
JP2017146921A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 住友電気工業株式会社 電力管理装置および電力管理プログラム
JP2018049550A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 大和ハウス工業株式会社 電力消費調整システム及び電力消費調整方法
JP2018055651A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大和ハウス工業株式会社 電力需要管理システム、電力需要管理方法及び電力需要管理プログラム
WO2019064905A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 株式会社日立製作所 需要制御装置および方法
US10415843B2 (en) 2014-09-19 2019-09-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air information management apparatus

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5874311B2 (ja) * 2011-10-24 2016-03-02 ソニー株式会社 電力需要予測装置、電力需要予測方法および電力需要予測システム
JP2013165448A (ja) 2012-02-13 2013-08-22 Sony Corp 機器管理装置及び機器管理方法
JP5944574B2 (ja) * 2013-02-27 2016-07-05 株式会社日立製作所 電力創出制御システム及び方法
BR112015029424B1 (pt) * 2013-05-30 2021-07-13 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Dispositivo de gestão de energia
FR3023043B1 (fr) * 2014-06-27 2016-07-29 Winslim Procede de gestion de puissance dans une installation electrique et installation electrique
WO2016143021A1 (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 株式会社日立製作所 電力系統安定化システム
JP6397999B2 (ja) * 2015-04-24 2018-09-26 株式会社日立製作所 電力系統安定化システム及び方法
JP2017153274A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 オムロン株式会社 電力取引マッチングシステム、電力取引マッチング方法および電力取引マッチングプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002135976A (ja) * 2000-10-26 2002-05-10 Mitsubishi Electric Corp 負荷平準化システム及び負荷平準化方法
JP2003309929A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Toshiba It Solution Corp 電力サービスシステム及び電力サービス用サーバ
JP2006277174A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Tokyo Electric Power Co Inc:The ピーク電力制御システム、プログラム、方法、住宅電力制御装置
JP2007020314A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Hitachi Ltd 電力需給予測システム
JP2007124793A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力負荷平準化システム
JP2008295193A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力デマンド制御装置、システム、および方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4916328A (en) * 1988-12-08 1990-04-10 Honeywell Inc. Add/shed load control using anticipatory processes
JPH0518995A (ja) 1991-07-15 1993-01-26 Tokyo Electric Power Co Inc:The 電力総需要量予測装置
CN1585953A (zh) * 2001-09-13 2005-02-23 Abb股份有限公司 计算电力需求的方法和系统
WO2008086114A2 (en) * 2007-01-03 2008-07-17 Gridpoint, Inc. Utility console for controlling energy resources
JP5288782B2 (ja) * 2007-03-09 2013-09-11 三洋電機株式会社 デマンド制御システム、デマンドコントローラ、デマンドプログラム及びデマンド制御方法
PL2210328T3 (pl) * 2007-11-12 2013-12-31 Eskom Holdings Soc Ltd Sposób, aparat oraz system do zarządzania obciążeniem elektrycznym po stronie zapotrzebowania
JP5255462B2 (ja) * 2009-01-13 2013-08-07 株式会社日立製作所 電力需給運用管理サーバ、および電力需給運用管理システム
US8706650B2 (en) * 2009-01-14 2014-04-22 Integral Analytics, Inc. Optimization of microgrid energy use and distribution
WO2010083334A1 (en) * 2009-01-14 2010-07-22 Integral Analytics, Inc. Optimization of microgrid energy use and distribution
US7778738B2 (en) * 2009-02-11 2010-08-17 Accenture Global Services Gmbh Method and system for reducing feeder circuit loss using demand response
US8494685B2 (en) * 2009-04-27 2013-07-23 Cisco Technology, Inc. System for utilizing predictive energy consumption
US8068938B2 (en) * 2009-05-15 2011-11-29 General Electric Company Method and system for managing a load demand on an electrical grid
US20110202467A1 (en) * 2010-01-19 2011-08-18 Hilber Del A Automated load control and dispatch system and method
EP2348596B1 (en) * 2010-01-25 2021-09-08 Accenture Global Services Limited Analytics for consumer power consumption
EP2365416A1 (en) * 2010-02-02 2011-09-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for controlling operations of devices based on information about power consumption of the devices
US20110258018A1 (en) * 2010-04-19 2011-10-20 General Electric Company System and method for scheduling demand response events in a network
JP2012094077A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Toshiba Corp 家庭用エネルギー管理システム
EP2652855B1 (en) * 2010-12-17 2019-06-12 ABB Research Ltd. Systems and methods for predicting customer compliance with demand response requests
US8712595B2 (en) * 2011-01-18 2014-04-29 General Electric Company Dynamic load profiling in a power network
US20120253532A1 (en) * 2011-03-30 2012-10-04 General Electric Company Systems and methods for forecasting electrical load
US20120316688A1 (en) * 2011-06-08 2012-12-13 Alstom Grid Coordinating energy management systems and intelligent electrical distribution grid control systems
US20130030583A1 (en) * 2011-07-29 2013-01-31 Owen James E Non-binding consumer premises energy forecast sharing in energy management system
US8972071B2 (en) * 2011-10-27 2015-03-03 General Electric Company Systems and methods to predict a reduction of energy consumption

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002135976A (ja) * 2000-10-26 2002-05-10 Mitsubishi Electric Corp 負荷平準化システム及び負荷平準化方法
JP2003309929A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Toshiba It Solution Corp 電力サービスシステム及び電力サービス用サーバ
JP2006277174A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Tokyo Electric Power Co Inc:The ピーク電力制御システム、プログラム、方法、住宅電力制御装置
JP2007020314A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Hitachi Ltd 電力需給予測システム
JP2007124793A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力負荷平準化システム
JP2008295193A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力デマンド制御装置、システム、および方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018444A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大和ハウス工業株式会社 電力管理システム及び電力管理方法
JP2015019517A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大和ハウス工業株式会社 電力管理装置及び電力管理方法
JP2015022443A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 富士電機株式会社 発注支援システム
JP2016032334A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 株式会社Nttファシリティーズ 電力管理装置および電力管理方法
US10415843B2 (en) 2014-09-19 2019-09-17 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air information management apparatus
WO2016084282A1 (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 日本電気株式会社 電力調整装置、電力流通システム、電力調整方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2017034775A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 富士電機株式会社 電力需要誘導装置
JP2017146921A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 住友電気工業株式会社 電力管理装置および電力管理プログラム
JP2018049550A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 大和ハウス工業株式会社 電力消費調整システム及び電力消費調整方法
JP2018055651A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大和ハウス工業株式会社 電力需要管理システム、電力需要管理方法及び電力需要管理プログラム
WO2019064905A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 株式会社日立製作所 需要制御装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9577472B2 (en) 2017-02-21
US20130116842A1 (en) 2013-05-09
CN103164815A (zh) 2013-06-19
JP5899830B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5899830B2 (ja) 電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置
JP5857646B2 (ja) 電力管理装置、電力管理方法およびデマンド通知装置
US9880578B2 (en) Power demand forecast device, method and system and power failure detection system
JP5899640B2 (ja) 電力管理装置、電力管理方法および電力管理システム
JP4945077B2 (ja) 蓄電設備管理システム
JP5379948B2 (ja) 分散型発電管理システム用のサーバーおよびそれを用いた発電管理システム
JP6019566B2 (ja) 電力管理装置および電力管理方法
Mattern et al. ICT for green: how computers can help us to conserve energy
JP4584920B2 (ja) 発電設備管理システム
US20190035035A1 (en) Power system
JP2005094891A (ja) 電力不足解消システム
JP5070309B2 (ja) 蓄電設備管理システム
JP2023068356A (ja) 省エネルギー支援システム
US20130149626A1 (en) System and method for device power management
JP6286038B2 (ja) 料金体系選択支援システム、および料金体系選択支援方法
JP2016144234A (ja) 電力管理装置、表示装置及び電力管理方法
JP2017201847A (ja) 施設側装置、電力管理装置、電力管理システム、電力管理方法および電力管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160222

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5899830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250