JP2016094723A - スマートエントリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のドアの解錠および施錠の状態に操作者の意図を適切に反映させる。【解決手段】スマートエントリシステム10は、運転席アンロックセンサ31aと、集中制御ユニット39と、を備える。運転席アンロックセンサ31aは、車両1の運転席のドアのドアハンドル近傍に設けられて操作者の解錠意志を検出する。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aが操作されたことを検出し、かつ、車両1の近傍における所定の通信範囲内で操作者が所持する携帯機11との通信が成立したことを検出した場合に、運転席ドアロック40aを解錠させる。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する所定時間未満の操作を検出した場合には、運転席ドアロック40aのみを解錠させる。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する所定時間以上の操作を検出した場合には、全てのドアロック40を解錠させる。【選択図】図1

Description

この発明は、スマートエントリシステムに関する。
従来、車両の運転席ドアにおけるドアハンドルの内側に設けられたタッチセンサと、ドアハンドル近傍に設けられた機械式スイッチと、を備えるスマートエントリシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このスマートエントリシステムは、運転席ドアのロック状態において、タッチセンサの操作によって運転席ドアのロック状態を選択的に解錠し、その後の所定時間内の機械式スイッチの操作によって運転席ドア以外の少なくとも1つのドアのロック状態を解錠する。また、このスマートエントリシステムは、運転席ドアのロック状態において、機械式スイッチの1回の操作によって運転席ドアのロック状態を選択的に解錠し、その後の所定時間内の機械式スイッチの再操作によって運転席ドア以外の少なくとも1つのドアのロック状態を解錠する。
特許第5311083号公報
しかしながら、上記従来技術に係るスマートエントリシステムにおいて、タッチセンサおよび機械式スイッチの操作の組み合わせに応じてドアを解錠する場合には、操作手法が異なる複数の操作対象を操作する必要があるので操作が解り難いという問題が生じる。また、機械式スイッチの操作に応じてドアを解錠する場合には、最初の操作から再操作までの間に設定される所定時間を把握することが難しいという問題が生じる。例えば、最初の操作によって、一旦運転席ドアのロック状態が解錠された後に所定時間が経過した後に機械式スイッチの再操作が行われた場合には運転席ドアが再度施錠されるので、操作者の意図とは異なる状態になり、利便性が損なわれるという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両のドアの解錠および施錠の状態に操作者の意図を適切に反映させることが可能なスマートエントリシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係るスマートエントリシステムは、車両の運転席のドア(例えば、実施形態でのドア2a)のドアハンドル(例えば、実施形態でのドアハンドル3a)近傍に設けられて利用者の解錠意志を検出するアンロックセンサ(例えば、実施形態での運転席アンロックセンサ31a)と、該アンロックセンサが操作されたことを検出し、かつ、前記車両の近傍における所定の通信範囲内で前記利用者が所持する携帯機(例えば、実施形態での携帯機11)との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席のドアのロック機構(例えば、実施形態での運転席ドアロック40a)を解錠させる制御部(例えば、実施形態での集中制御ユニット39)と、を備えるスマートエントリシステムであって、前記制御部は、前記アンロックセンサに対する所定時間未満の操作を検出した場合には、前記運転席のドアのロック機構のみを解錠させ、前記アンロックセンサに対する前記所定時間以上の操作を検出した場合には、前記車両の全てのドアのロック機構を解錠させる。
(2)上記(1)に記載のスマートエントリシステムでは、前記制御部は、前記車両の運転席以外のドア(例えば、実施形態でのドア2)のドアハンドル(例えば、実施形態でのドアハンドル3)近傍に設けられるアンロックセンサ(例えば、実施形態での助手席アンロックセンサ31b、バックドアアンロックセンサ)が操作されたことを検出し、かつ、該押圧操作が検出されたドアの近傍における所定の通信範囲内で前記車両の利用者が所持する携帯機との所定の通信が成立したことを検出した場合には、前記所定時間の経過にかかわらず前記車両の全てのドアのロック機構を解錠させてもよい。
(3)上記(1)または(2)に記載のスマートエントリシステムでは、前記制御部は、前記アンロックセンサが操作状態にある間は加算を行い、前記アンロックセンサが非操作状態にある間は減算を行うことで算出される累積値が、前記所定時間に達した際に前記所定時間が経過したと判定してもよい。
(4)上記(1)から(3)の何れか1つに記載のスマートエントリシステムは、前記運転席のドアの近傍における所定の通信範囲内における前記携帯機の存在の有無を定期的に確認する携帯機確認手段(例えば、実施形態でのスマート制御ユニット33)と、前記車両のドアハンドル近傍を照明するドアハンドル照明手段(例えば、実施形態でのドアハンドル照明灯41)と、を備え、前記制御部は、前記車両の運転席のドアを少なくとも含むドアが施錠状態で、かつ、前記携帯機確認手段により前記運転席のドアの近傍における所定の通信範囲内に前記携帯機が存在することが確認された場合には前記運転席のドアハンドルのドアハンドル照明手段(例えば、実施形態での運転席ドアハンドル照明灯41a)のみを点灯させ、その後、前記運転席のドアのドアハンドル近傍に設けられる前記アンロックセンサが前記所定時間以上に操作されたことを検出した場合には、前記運転席以外のドアハンドルのドアハンドル照明手段(例えば、実施形態での助手席ドアハンドル照明灯41b、バックドアハンドル照明灯)を点灯させてもよい。
(5)上記(1)から(4)の何れか1つに記載のスマートエントリシステムは、前記車両の複数の座席の各々を加温する座席加温手段(例えば、実施形態での座席ヒータ42)を備え、前記制御部は、前記アンロックセンサが前記所定時間未満に操作されたことを検出した場合には、前記運転席の解錠動作とともに前記運転席のみの前記座席加温手段(例えば、実施形態での運転席ヒータ42a)を動作させ、前記アンロックセンサが前記所定時間以上に操作されたことを検出した場合には、全ての座席の前記座席加温手段を動作させてもよい。
(6)上記(1)から(5)の何れか1つに記載のスマートエントリシステムでは、前記制御部は、前記車両のメータまたは前記車両と通信可能な携帯端末を用いて前記所定時間および該所定時間に応じた前記ドアの前記ロック機構の制御態様の少なくともいずれかを含む設定項目の設定値の変更を行うカスタマイズ部(例えば、実施形態での入力部38または携帯機11、および集中制御ユニット39)を有してもよい。
(7)上記(6)に記載のスマートエントリシステムでは、前記カスタマイズ部は、前記設定項目において、前記利用者のみでの前記車両の利用を前提としたプライベートモードと、前記利用者以外も含む状態での前記車両の利用を前提としたパブリックモードとを個別に設定可能な項目を含み、前記制御部は、前記アンロックセンサが前記所定時間未満に操作されたことを検出した場合には、前記プライベートモードでの動作を行わせ、前記アンロックセンサが前記所定時間以上に操作されたことを検出した場合には、前記パブリックモードでの動作を行わせてもよい。
(8)上記(1)から(7)の何れか1つに記載のスマートエントリシステムでは、前記車両は、該車両の外部に存在する前記利用者に認識可能に可視的動作または可聴的動作によるアンサーバックを行なうアンサーバック部を備え、前記制御部は、前記所定時間よりも短い時間であって、前記アンロックセンサに対する前記所定時間未満の操作としての前記検出を有効とする操作確定時間が経過したときに前記アンサーバック部を動作させ、前記所定時間が経過したときに再度前記アンサーバック部を動作させてもよい。
上記(1)に記載の態様に係るスマートエントリシステムによれば、同一のスイッチ(アンロックセンサ)を用いながら、解錠が運転席のみか全席かの切り替えに対する利用者の意図を明確に判別可能にした。これにより利用者にとってわかりやすく、かつ、利用者の意図と車両の動作が相違することがない操作性を確保することができる。
さらに、上記(2)の場合、ドアの解錠に対するセキュリティ性を確保しつつ、荷物の積み下ろし等、運転席以外での使い勝手を向上することができる。
さらに、上記(3)の場合、ノイズや瞬間的に接触圧が弱まった場合等により操作状態の検出が瞬間的に無くなった場合でも操作時間の継続がリセットされてしまうことを防止することができる。これにより、操作状態の検出が瞬間的に無くなった場合の後も操作が継続されている場合にはすぐに所定時間に到達することができ、所望の操作性を確保することができる。
さらに、上記(4)の場合、ドアハンドルの照明によるウェルカム演出を行う場合に、通常時は運転席のみの点灯とし、他のドアから乗車する乗員も居ることが推定される場合には他のドアハンドルのウェルカム照明も行うため、通常時の省電力化と他の乗員に対するおもてなし動作の両立を図ることができる。
さらに、上記(5)の場合、省電力化と他の乗員に対するおもてなし動作の両立を図ることができる。
さらに、上記(6)の場合、利用者がカスタマイズ可能にしたため、より利用者にとってわかりやすい設定が可能となる。
さらに、上記(7)の場合、運転者以外にも乗員が存在することが推定される場合にはパブリックモードに切り替えるため、音声案内の種類等、カスタマイズ項目で趣味性の高い設定を行っている場合でも他の乗員に不快感を与える虞がない。
さらに、上記(8)の場合、操作確定時間の経過によりアンロックセンサに対する入力が確定したこと、および所定時間の経過により解錠動作内容が切り替えられることの各々を、利用者に認識可能とすることができる。これにより、より一層、確実に、利用者の意図と車両の動作が相違することがない操作性を確保することができる。
本発明の実施形態に係るスマートエントリシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスマートエントリシステムを搭載する車両を車体左右方向の外部から見た図である。 本発明の実施形態に係るスマートエントリシステムの動作を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態に係るスマートエントリシステムについて添付図面を参照しながら説明する。
実施形態によるスマートエントリシステム10は、図1に示すように、車両1の電子キーとして機能する携帯機11と、車両1に搭載される車載システム12と、を備えている。
携帯機11は、車両1の運転者が所持する通信端末である。携帯機11は、車載システム12との間で無線通信を行う。携帯機11は、車載システム12から送信されるリクエスト信号に応答する応答信号、および所定の車載機器の作動を指示する指令信号などを、固有の識別情報とともに送信する。携帯機11は、車両1の駆動源(内燃機関またはモータなど)の始動または停止、および車両1の後述するドアロック40の駆動によるドア2の施錠または解錠などを指示する。
携帯機11は、通信機21、操作スイッチ22、および制御部23を備えている。
通信機21は、車載システム12の後述する送信機34および受信機35と無線通信を行なう。通信機21は、車載システム12の送信機34から定期的に送信されるLF(Low Frequency)信号をLFアンテナ(図示略)によって受信する。携帯機11は、RF(Radio Frequency)信号をRFアンテナ(図示略)によって車載システム12の受信機35に送信する。
操作スイッチ22は、操作者の入力操作を受け付けて、入力操作に応じた信号(例えば、所定の車載機器の作動を指示する指令信号など)を出力する。
制御部23は、携帯機11の動作を統括的に制御する。
制御部23は、車載システム12から間欠的に送信されるLF信号によるリクエスト信号を通信機21が受信した場合に、このリクエスト信号が正規のリクエスト信号であるか否かを判定する。制御部23は、受信したリクエスト信号が正規のリクエスト信号であると判定すると、このリクエスト信号に対する応答として固有の識別情報を有するRF信号による応答信号を車載システム12に送信することを通信機21に指示する。制御部23は、操作スイッチ22から所定の車載機器の作動を指示する指令信号が出力されると、この指令信号を車載システム12に送信することを通信機21に指示する。
車載システム12は、複数のアンロックセンサ31(運転席アンロックセンサ31a、助手席アンロックセンサ31b、バックドアアンロックセンサ、…)と、スマート制御ユニット33と、送信機34と、受信機35と、ドアロック状態検知部36と、ドアスイッチ37と、入力部38と、集中制御ユニット39と、複数のドアロック40(運転席ドアロック40a、助手席ドアロック40b、バックドアロック、…)と、複数のドアハンドル照明灯41(運転席ドアハンドル照明灯41a、助手席ドアハンドル照明灯41b、バックドアハンドル照明灯、…)と、複数の座席ヒータ42(運転席ヒータ42a、ヒータ42b、…)と、を備えている。
複数のアンロックセンサ31の各々は、車両1の複数のドア2におけるドアハンドル3の各々の近傍に配置されている。運転席アンロックセンサ31aは、図2に示すように、運転席のドア2aにおけるドアハンドル3aの外表面に配置されている。助手席アンロックセンサ31bは、助手席のドア2(図示略)におけるドアハンドル3(図示略)の外表面に配置されている。バックドアアンロックセンサ(図示略)は、後部のドア(バックドア)2におけるドアハンドル3(図示略)の外表面に配置されている。複数のアンロックセンサ31の各々は、例えば、操作者の手指などによる押圧操作を検出する機械式スイッチである。複数のアンロックセンサ31の各々は、操作者の押圧操作に応じてドア2の解錠を指示する信号を出力する。これにより複数のアンロックセンサ31の各々は、操作者のドア2に対する解錠意思を検出する。
スマート制御ユニット33は、汎用の通信ラインであるCAN通信ラインなどによって、集中制御ユニット39などに相互に通信可能に接続されている。スマート制御ユニット33は、送信機34および受信機35と携帯機11との無線通信を制御する。送信機34は、複数のドアハンドル3の各々に設けられるLFアンテナを備えている。受信機35は、スマート制御ユニット33に内蔵されるRFアンテナを備えている。スマート制御ユニット33は、送信機34から周辺の所定の通信範囲内に定期的にLF信号によるリクエスト信号を送信する。スマート制御ユニット33は、リクエスト信号に応答する携帯機11からのRF信号による応答信号を受信機35が受信した場合に、この応答信号に含まれる識別情報と、予め記憶している識別情報とを比較する。スマート制御ユニット33は、受信した識別情報と記憶している識別情報とが一致する場合に、携帯機11と送信機34および受信機35との通信が成立したことを検出するとともに、携帯機11を所持する操作者が正規の操作者であると認証する。スマート制御ユニット33は、携帯機11の操作者が正規の操作者であると認証した後、携帯機11から出力される所定の車載機器の作動を指示する指令信号を受信機35が受信した場合に、この指令信号を集中制御ユニット39に送信する。
スマート制御ユニット33は、複数のアンロックセンサ31の各々から出力される信号(ドア2の解錠要求および施錠要求の各々の信号)を受信した場合に、この信号を集中制御ユニット39に送信する。
ドアロック状態検知部36は、複数のドア2の各々において操作者の操作によってドアロック40を機械的に駆動する操作部材(図示略)の位置情報(つまり、ドア2の解錠および施錠の情報)の信号を出力する。
ドアスイッチ(ドアSW)37は、複数のドア2の各々における開閉情報の信号を出力する。
入力部38は、操作者の入力操作を受け付けて、入力操作に応じた信号を出力する。入力部38は、例えば、車両1のマルチインフォメーションディスプレイ(図示略)を用いて各種の設定変更を行なうスイッチ(図示略)などである。
集中制御ユニット39は、CPUなどのプロセッサ、プログラムを格納するROM、およびデータを一時的に記憶するRAMなどを備えている。集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33とともに、いわゆるボディコントロールモジュール(BCM)を構成している。集中制御ユニット39は、各種の車載機器の動作を統括的に制御する。集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33から出力される信号と、ドアロック状態検知部36およびドアスイッチ37の各々から出力される信号とに応じて、複数のドアロック40、ドアハンドル照明灯41、および座席ヒータ42を制御する。
複数のドアロック40の各々は、ドア2の解錠および施錠の各々を行なうドアロック機構(図示略)と、ドアロック機構を駆動するドアロックモータ(図示略)と、を備えている。運転席ドアロック40a、助手席ドアロック40b、およびバックドアロックの各々は、運転席のドア2a、助手席のドア2、およびバックドア2の各々に設けられている。
複数のドアハンドル照明灯41の各々は、複数のドアハンドル3の各々の近傍を照明する。運転席ドアハンドル照明灯41a、助手席ドアハンドル照明灯41b、およびバックドアハンドル照明灯の各々は、運転席のドアハンドル3a、助手席のドアハンドル3、およびバックドア2のドアハンドル3の各々に設けられている。
複数の座席ヒータ42の各々は、複数の座席の各々を加温する。運転席ヒータ42aおよび助手席ヒータ42bの各々は、運転席および助手席の各々を加温する。
実施形態によるスマートエントリシステム10は上記構成を備えており、次に、このスマートエントリシステム10の動作の一例について説明する。
集中制御ユニット39は、全てのドア2の施錠を検出する状態において、運転席アンロックセンサ31aが操作されたことを検出し、かつ、車両1の近傍における所定の通信範囲内で操作者が所持する携帯機11と送信機34および受信機35との通信が成立したことを検出した場合に、運転席のドア2aにおける運転席ドアロック40aを解錠させる。
集中制御ユニット39は、図3に示すように、運転席アンロックセンサ31aに対する下限時間以上、かつ所定時間未満の操作を検出した場合には、運転席ドアロック40aのみを解錠させる。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する所定時間以上の操作を検出した場合には、車両1の全てのドア2のドアロック40を解錠させる。
下限時間は、例えば数十ミリ秒(50msなど)である。所定時間は、例えば数秒(例えば、3sなど)である。集中制御ユニット39は、各アンロックセンサ31が操作状態にある間は加算を行い、各アンロックセンサ31が非操作状態にある間は減算を行うことで算出される累積値が、所定時間に達した際に所定時間が経過したと判定する。
なお、集中制御ユニット39は、全てのドア2の施錠を検出する状態において、運転席のドア2a以外のドア2においてアンロックセンサ31が操作されたことを検出し、かつ、車両1の近傍における所定の通信範囲内で操作者が所持する携帯機11と送信機34および受信機35との通信が成立したことを検出した場合には、所定時間の経過にかかわらずに車両1の全てのドア2のドアロック40を解錠させる。
集中制御ユニット39は、図3に示すように、運転席のドア2aのみの解錠を検出する状態において、運転席アンロックセンサ31aに対する下限時間以上、かつ所定時間未満の操作を検出した場合には、運転席ドアロック40aを施錠させる。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する所定時間以上の操作を検出した場合には、車両1の全てのドア2のドアロック40を解錠させる。
集中制御ユニット39は、図3に示すように、全てのドア2の解錠を検出する状態において、運転席アンロックセンサ31aに対する下限時間以上の操作を検出した場合には、車両1の全てのドア2のドアロック40を解錠させる。
集中制御ユニット39は、運転席のドア2aを少なくとも含むドア2が施錠状態で、かつ、運転席のドア2aの近傍における所定の通信範囲内に携帯機11が存在することを検出した場合には、運転席ドアハンドル照明灯41aのみを点灯させる。その後、集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aが所定時間以上に操作されたことを検出した場合には、運転席のドアハンドル3a以外のドアハンドル3におけるドアハンドル照明灯41を点灯させる。
集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する下限時間以上、かつ所定時間未満の操作を検出した場合には、運転席ドアロック40aの解錠動作とともに運転席ヒータ42aのみを動作させる。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する所定時間以上の操作を検出した場合には、全てのドアロック40の解錠動作とともに全ての座席ヒータ42を動作させる。
集中制御ユニット39は、入力部38から出力される信号に応じて所定時間および所定時間に応じたドアロック40の制御態様の少なくともいずれかを含む設定項目の設定値の変更を行う。
集中制御ユニット39は、ドアロック40の制御態様の設定項目として、操作者のみでの車両1の利用を前提としたプライベートモードと、操作者以外も含む状態での車両1の利用を前提としたパブリックモードとを、個別に設定可能な項目を備えている。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する下限時間以上、かつ所定時間未満の操作を検出した場合には、運転席ドアロック40aの解錠動作とともに、所定の車載機器のプライベートモードでの動作を行わせる。集中制御ユニット39は、運転席アンロックセンサ31aに対する所定時間以上の操作を検出した場合には、全てのドアロック40の解錠動作とともに所定の車載機器のパブリックモードでの動作を行わせる。
集中制御ユニット39は、例えば、ドアロック40の解錠動作に伴って音声によるアンサーバックを行なう際に、プライベートモードでの音声とパブリックモードでの音声とを個別に設定する。集中制御ユニット39は、プライベートモードでの動作時には、プライベートモードに設定された音声でアンサーバックを行ない、パブリックモードでの動作時には、パブリックモードに設定された音声でアンサーバックを行なう。
上述したように、実施形態によるスマートエントリシステム10によれば、単一の運転席アンロックセンサ31aに対する異なる操作状態に応じて、運転席のドア2aのみの解錠と全てのドア2の解錠との切り替えに対する操作者の意図を明確に判別することができる。これによりセキュリティ性を確保しつつ、操作者にとってわかりやすく、かつ、操作者の意図と車両1の動作が相違することがない操作性を確保することができる。
さらに、運転席アンロックセンサ31a以外のアンロックセンサ31に対する操作に応じて全てのドア2を解錠させるので、荷物の積み下ろし等、運転席以外での使い勝手を向上することができる。
さらに、各アンロックセンサ31の操作状態の有無に応じて加算および減算を行なうことで算出される累積値によって所定時間の経過を判定する集中制御ユニット39を備えるので、ノイズや瞬間的に接触力が弱まった場合等により操作状態の検出が瞬間的に無くなった場合でも操作時間の継続がリセットされてしまうことを防止することができる。これにより、操作状態の検出が瞬間的に無くなった場合の後も操作が継続されている場合にはすぐに所定時間に到達することができ、所望の操作性を確保することができる。
さらに、ドアハンドル照明灯41によるウェルカム演出を行う場合に、通常時は運転席ドアハンドル照明灯41aのみの点灯とし、他のドア2から乗車する乗員も居ることが推定される場合には他のドアハンドル照明灯41のウェルカム演出も行うため、通常時の省電力化と他の乗員に対するおもてなし動作の両立を図ることができる。
さらに、座席ヒータ42の予熱を行なう場合に、運転席のドア2aのみの解錠と全てのドア2の解錠との切り替えに対応して、作動する座席ヒータ42を切り替えるので、省電力化と運転者以外の他の乗員に対するおもてなし動作の両立を図ることができる。
さらに、所定時間および所定時間に応じたドアロック40の制御態様の少なくともいずれかを、入力部38または携帯機11に対する操作者の操作に応じて変更する集中制御ユニット39を備えるので、より操作者にとってわかりやすい設定が可能となる。
さらに、運転者以外にも乗員が存在することが推定される場合には、ドアロック40の制御態様をパブリックモードに切り替えるため、音声案内の種類等、プライベートモードのカスタマイズ項目で趣味性の高い設定を行っている場合でも他の乗員に不快感を与える虞がない。
以下、上述した実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態において、複数のアンロックセンサ31の各々は、機械式スイッチであるとしたが、これに限定されず、例えば静電容量型などのタッチセンサであってもよい。
上述した実施形態において、集中制御ユニット39は、アンロックセンサ31の操作を検出するとともに、携帯機11と送信機34および受信機35との通信成立を検出した場合に、ドアロック40の動作を制御するとしたが、これに限定されない。
集中制御ユニット39は、アンロックセンサ31の操作を検出することに先立って通信成立を検出する場合、およびアンロックセンサ31の操作を検出してから新たに通信成立を検出する場合の何れかを採用してドアロック40の動作を制御してもよい。また、集中制御ユニット39は、アンロックセンサ31の操作検出前後での通信範囲を相違させることによって2段階で通信成立を検出してもよい。集中制御ユニット39は、例えば、アンロックセンサ31の操作検出前には車両1の周辺の相対的に大きな通信範囲で通信成立を検出し、アンロックセンサ31の操作検出後にはドアハンドル3の周辺の相対的に小さな通信範囲で通信成立を検出してもよい。
上述した実施形態において、集中制御ユニット39は、入力部38から出力される信号に応じて、所定時間および所定時間に応じたドアロック40の制御態様の少なくともいずれかを含む設定項目の設定値の変更を行うとしたが、これに限定されない。
集中制御ユニット39は、例えば、操作者が所持する携帯端末から出力される信号に応じて、所定時間および所定時間に応じたドアロック40の制御態様の少なくともいずれかを含む設定項目の設定値の変更を行なってもよい。携帯端末は、例えばBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信、またはWi−Fi(登録商標)などの無線LAN(Local Area Network)などによって、車両1の車載システム12との間で無線通信を行う。
上述した実施形態において、車載システム12は、複数のドアハンドル照明灯41および座席ヒータ42を備えるとしたが、これに限定されず、複数のドアハンドル照明灯41および座席ヒータ42の少なくとも何れかは省略されてもよい。
上述した実施形態において、車載システム12は、車両1の外部に存在する操作者に認識可能に可視的動作または可聴的動作によるアンサーバックを行なうアンサーバック部を備えてもよい。アンサーバック部は、例えば、可視的動作として点灯または点滅などを行なう灯体、可聴的動作として電子音を出力するスピーカーなどである。
集中制御ユニット39は、所定時間よりも短い時間であって、アンロックセンサ31に対する所定時間未満の操作としての検出を有効とする操作確定時間が経過したときにアンサーバック部を動作させ、所定時間が経過したときに再度アンサーバック部を動作させてもよい。集中制御ユニット39は、例えば電子音(「ピッ」などの電子音)を出力するアンサーバックに対して、操作確定時間が経過したときの電子音と、所定時間が経過したときの電子音とを異ならせてもよい。
この変形例によれば、操作確定時間の経過によりアンロックセンサに対する入力が確定したこと、および所定時間の経過により解錠動作内容が切り替えられることの各々を、操作者に認識可能とすることができる。これにより、より一層、確実に、操作者の意図と車両の動作が相違することがない操作性を確保することができる。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…車両、10…スマートエントリシステム、11…携帯機、12…車載システム、21…通信部、22…操作スイッチ、23…制御部、31…アンロックセンサ、31a…運転席アンロックセンサ、31b…助手席アンロックセンサ、33…スマート制御ユニット、34…送信機、35…受信機、36…ドアロック状態検知部、37…ドアスイッチ、38…入力部、39…集中制御ユニット(制御部)、40…ドアロック、40a…運転席ドアロック、40b…助手席ドアロック、41…ドアハンドル照明灯、41a…運転席ドアハンドル照明灯、41b…助手席ドアハンドル照明灯、42…座席ヒータ、42a…運転席ヒータ、42b…助手席ヒータ

Claims (8)

  1. 車両の運転席のドアのドアハンドル近傍に設けられて利用者の解錠意志を検出するアンロックセンサと、該アンロックセンサが操作されたことを検出し、かつ、前記車両の近傍における所定の通信範囲内で前記利用者が所持する携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席のドアのロック機構を解錠させる制御部と、を備えるスマートエントリシステムであって、
    前記制御部は、前記アンロックセンサに対する所定時間未満の操作を検出した場合には、前記運転席のドアのロック機構のみを解錠させ、前記アンロックセンサに対する前記所定時間以上の操作を検出した場合には、前記車両の全てのドアのロック機構を解錠させる、
    ことを特徴とするスマートエントリシステム。
  2. 前記制御部は、前記車両の運転席以外のドアのドアハンドル近傍に設けられるアンロックセンサが操作されたことを検出し、かつ、該操作が検出されたドアの近傍における所定の通信範囲内で前記車両の利用者が所持する携帯機との所定の通信が成立したことを検出した場合には、前記所定時間の経過にかかわらず前記車両の全てのドアのロック機構を解錠させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスマートエントリシステム。
  3. 前記制御部は、前記アンロックセンサが操作状態にある間は加算を行い、前記アンロックセンサが非操作状態にある間は減算を行うことで算出される累積値が、前記所定時間に達した際に前記所定時間が経過したと判定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスマートエントリシステム。
  4. 前記運転席のドアの近傍における所定の通信範囲内における前記携帯機の存在の有無を定期的に確認する携帯機確認手段と、
    前記車両のドアハンドル近傍を照明するドアハンドル照明手段と、を備え、
    前記制御部は、前記車両の運転席のドアを少なくとも含むドアが施錠状態で、かつ、前記携帯機確認手段により前記運転席のドアの近傍における所定の通信範囲内に前記携帯機が存在することが確認された場合には前記運転席のドアハンドルのドアハンドル照明手段のみを点灯させ、その後、前記運転席のドアのドアハンドル近傍に設けられる前記アンロックセンサが前記所定時間以上に操作されたことを検出した場合には、前記運転席以外のドアハンドルのドアハンドル照明手段を点灯させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載のスマートエントリシステム。
  5. 前記車両の複数の座席の各々を加温する座席加温手段を備え、
    前記制御部は、前記アンロックセンサが前記所定時間未満に操作されたことを検出した場合には、前記運転席の解錠動作とともに前記運転席のみの前記座席加温手段を動作させ、前記アンロックセンサが前記所定時間以上に操作されたことを検出した場合には、全ての座席の前記座席加温手段を動作させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1つに記載のスマートエントリシステム。
  6. 前記制御部は、前記車両のメータまたは前記車両と通信可能な携帯端末を用いて前記所定時間および該所定時間に応じた前記ドアの前記ロック機構の制御態様の少なくともいずれかを含む設定項目の設定値の変更を行うカスタマイズ部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載のスマートエントリシステム。
  7. 前記カスタマイズ部は、前記設定項目において、前記利用者のみでの前記車両の利用を前提としたプライベートモードと、前記利用者以外も含む状態での前記車両の利用を前提としたパブリックモードとを個別に設定可能な項目を含み、
    前記制御部は、前記アンロックセンサが前記所定時間未満に操作されたことを検出した場合には、前記プライベートモードでの動作を行わせ、前記アンロックセンサが前記所定時間以上に操作されたことを検出した場合には、前記パブリックモードでの動作を行わせる、
    ことを特徴とする請求項6に記載のスマートエントリシステム。
  8. 前記車両は、該車両の外部に存在する前記利用者に認識可能に可視的動作または可聴的動作によるアンサーバックを行なうアンサーバック部を備え、
    前記制御部は、前記所定時間よりも短い時間であって、前記アンロックセンサに対する前記所定時間未満の操作としての前記検出を有効とする操作確定時間が経過したときに前記アンサーバック部を動作させ、前記所定時間が経過したときに再度前記アンサーバック部を動作させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1つに記載のスマートエントリシステム。
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