JP2017166167A - スマートエントリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上させることができるスマートエントリシステムを提供する。【解決手段】携帯機との通信が成立したか否かを検出するスマート制御ユニットと、運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、運転席ドアを解錠する集中制御ユニットと、を備え、集中制御ユニットは、他席ドアに対する開放操作を検出した場合、若しくは他席ドアに対する開放操作を検出し、かつ携帯機との通信が成立しなかったことを検出した場合に、時間計測を行うタイマー手段を備え、集中制御ユニットは、タイマー手段による所定時間の計測中に、運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、他席ドアの少なくとも1つを運転席ドアとともに解錠する。【選択図】図2

Description

本発明は、スマートエントリシステムに関するものである。
スマートエントリシステムでは、操作者(例えば、運転者)が携帯する携帯機と、車両に搭載された車載システムと、の無線通信によってドアの施錠又は解錠が行われる。
ところで、スマートエントリシステムでは、防犯上等の観点から、解錠操作の際に運転席のドア以外のドア(以下、他席のドアという。)が解錠されないような構成が採用される場合がある。この場合、他席のドアを解錠するには、運転席のドアを解錠した後、車室内のドアスイッチを操作したり、携帯機を所持している操作者自身が他席のドアまで回り込んで解錠操作を行ったりする必要がある。そのため、操作者に掛かる操作負担が大きい。また、同乗者(携帯機を所持していない者)においても、操作者による他席ドアの解錠操作が完了するまで乗車を待機する必要があり、煩雑である。
そこで、例えば下記特許文献1では、解錠操作の際に、運転席のドアのみ、又は全席のドアを選択的に解錠する技術(いわゆる、セレクタブルアンロック)が検討されている。下記特許文献1には、運転席のドアにおけるドアアウトハンドルにタッチセンサ及び機械式スイッチが設けられている。
下記特許文献1の構成では、運転席のドアのロック状態において、タッチセンサのみが操作された場合に運転席のドアのみを解錠し、タッチセンサ及び機械式スイッチの双方が所定時間内に操作された場合に全席のドアを解錠する。また、下記特許文献1には、運転席のドアのロック状態において、機械式スイッチが1回操作された場合に運転席のドアのみを解錠し、機械式スイッチが所定時間内に複数回操作された場合に全席のドアを解錠する構成も開示されている。
特許第5311083号公報
しかしながら、上述した従来のスマートエントリシステムでは、操作性の向上を図る点で未だ改善の余地があった。
すなわち、特許文献1の構成のうち、タッチセンサ及び機械式スイッチの操作を組み合わせて全席のドアを解錠する場合には、操作方法が異なる複数の操作部(タッチセンサ及び機械式スイッチ)を操作する必要があるので、操作が解り難いという課題が生じる。また、機械式スイッチを複数回操作して全席のドアを解錠する場合においても、操作者による解錠されるまでの操作が多く、操作者に掛かる操作負担を軽減することは難しい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、操作性を向上させることができるスマートエントリシステムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車両(例えば、実施形態における車両1)の運転席ドアに設けられ、前記運転席ドアの解錠操作を検出する運転席ドア解錠検出手段(例えば、実施形態における運転席アンロックセンサ31a)と、前記運転席ドア以外の他席ドアの開放操作を検出する他席ドア開放操作検出手段(例えば、実施形態における助手席アンロックセンサ31b)と、操作者が所持する携帯機(例えば、実施形態における携帯機11)との通信が成立したか否かを検出する通信成立検出手段(例えば、実施形態におけるスマート制御ユニット33)と、前記運転席ドア解錠検出手段により前記運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ前記通信成立検出手段により前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席ドアを解錠する制御部(例えば、実施形態における集中制御ユニット39、スマート制御ユニット33)と、を備え、前記制御部は、前記他席ドア開放操作検出手段により前記他席ドアに対する開放操作を検出した場合、若しくは前記他席ドア開放操作検出手段により前記他席ドアに対する開放操作を検出し、かつ前記通信成立検出手段により前記携帯機との通信が成立しなかったことを検出した場合に、時間計測を行うタイマー手段を備え、前記制御部は、前記タイマー手段による所定時間の計測中に、前記運転席ドア解錠検出手段により前記運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記他席ドアの少なくとも1つを前記運転席ドアとともに解錠する。
請求項2に記載した発明では、前記制御部は、前記所定時間の経過後に、前記運転席ドア解錠検出手段により前記運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席ドアのみを解錠する。
請求項3に記載した発明では、前記制御部は、前記他席ドア開放操作検出手段により前記他席ドアの開放操作を検出し、かつ前記通信成立検出手段によって前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席ドア及び前記他席ドアの全てを解錠する。
請求項1に記載した発明によれば、タイマー手段による所定時間の計測中、運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、他席ドアの少なくとも1つを運転席ドアとともに解錠することができる。この場合、例えば同乗者等(携帯機を所持していない者)が他席ドアの開放操作を行った後、操作者(携帯機を所持している者)が運転席ドアの解錠操作を所定時間内に行うだけで、運転席ドア及び他席ドアを解錠できる。これにより、従来のように運転席ドアを解錠した後、車室内のドアスイッチを操作したり、操作者自身が他席ドアまで回り込んで解錠操作を行ったりする必要がない。また、操作者が異種又は同種の操作部を複数回操作する構成と異なり、操作者及び同乗者が通常乗車時に行う動作と同一の動作(一度の解錠又は開放操作)によってドアを選択的に解錠できる。
したがって、操作者に掛かる操作負担を低減した上で、運転席ドア及び他席ドアを解錠するまでの待機時間を削減できる。よって、操作性を向上させた上で、防犯性に優れたスマートエントリシステムを提供できる。
請求項2に記載した発明によれば、所定時間の経過後に、運転席ドアの解錠操作を行ったとしても、他席ドアが運転席ドアとともに解錠されることがないので、防犯性を確実に向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、他席ドアの開放操作を検出し、かつ携帯機との通信が成立した場合に全席のドアが解錠するので、荷物の積み下ろし等、運転席以外での使い勝手を向上することができる。
実施形態に係るスマートエントリシステムのブロック図である。 スマートエントリシステムによる解錠方法を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[スマートエントリシステム]
図1は、スマートエントリシステム10のブロック図である。
図1に示すスマートエントリシステム10は、車両1の電子キーとして機能する携帯機11と、車両1に搭載される車載システム12と、を備えている。
<携帯機>
携帯機11は、操作者(例えば車両1の運転者)が所持する通信端末である。携帯機11は、車載システム12との間で無線通信を行う。携帯機11は、車載システム12から送信されるリクエスト信号に応答する応答信号、及び所定の車載機器の作動を指示する指令信号等を、固有の識別情報とともに送信する。携帯機11は、例えば車両1の駆動源(内燃機関やモータ等)の始動又は停止、及び車両1のドアの施錠又は解錠等を指示する。
携帯機11は、通信機21、操作スイッチ22及び制御部23を備えている。
通信機21は、車載システム12と無線通信を行なう。通信機21は、車載システム12の送信機34から定期的に送信されるLF(Low Frequency)信号をLFアンテナ(不図示)によって受信する。携帯機11は、RF(Radio Frequency)信号をRFアンテナ(不図示)によって車載システム12の受信機35に送信する。
操作スイッチ22は、操作者の入力操作を受け付けて、入力操作に応じた信号(例えば、所定の車載機器の作動を指示する指令信号等)を出力する。
制御部23は、携帯機11の動作を統括的に制御する。
制御部23は、通信機21で受信したLF信号によるリクエスト信号が正規のリクエスト信号であるか否かを判断する。制御部23は、受信したリクエスト信号が正規のリクエスト信号であると判断すると、このリクエスト信号に対する応答として固有の識別情報を有するRF信号による応答信号を車載システム12に送信することを通信機21に指示する。また、制御部23は、操作スイッチ22から所定の車載機器の作動を指示する指令信号が出力されると、この指令信号を車載システム12に送信することを通信機21に指示する。
<車載システム>
車載システム12は、複数のアンロックセンサ31(運転席アンロックセンサ31aや助手席アンロックセンサ31b、後部席アンロックセンサ(不図示)等)と、スマート制御ユニット33と、送信機34と、受信機35と、ドアロック状態検知部36と、ドアスイッチ37と、集中制御ユニット39と、複数のドアロック40(運転席ドアロック40aや助手席ドアロック40b、後部席ドアロック(不図示)等)と、を主に備えている。
アンロックセンサ31は、車両1の各ドアのうち、例えばドアアウトハンドルに配設されている。すなわち、運転席アンロックセンサ(運転席ドア解錠検出手段)31aは、運転席ドアのドアアウトハンドルに配設されている。助手席アンロックセンサ(他席ドア開放操作検出手段)31bは、助手席ドアのドアアウトハンドルに配設されている。後部席アンロックセンサ(他席ドア開放操作検出手段)は、後部席のドアアウトハンドルに配設されている。各アンロックセンサ31としては、例えば押圧操作を検出する機械的スイッチや、ドアとの間の静電容量の変化を検出するタッチセンサ等を採用できる。各アンロックセンサ31は、操作者の操作に応じてドアの解錠操作信号や施錠操作信号等を出力する。なお、アンロックセンサ31は、ドアのうちドアアウトハンドル以外の部分(例えば、ドアアウトハンドルの周囲等)に配設されていても構わない。
スマート制御ユニット(通信成立検出手段、制御部)33は、例えばCAN通信ライン等によって、集中制御ユニット39等に相互に通信可能に接続されている。スマート制御ユニット33は、送信機34及び受信機35と携帯機11との無線通信を制御する。
スマート制御ユニット33は、送信機34から周辺の所定の通信範囲内に定期的にLF信号によるリクエスト信号を送信する。スマート制御ユニット33は、リクエスト信号に応答する携帯機11からのRF信号による応答信号を受信機35が受信した場合に、この応答信号に含まれる識別情報と、予め記憶している識別情報と、を比較する。スマート制御ユニット33は、受信した識別情報と、記憶している識別情報と、が一致する場合に、携帯機11と送信機34及び受信機35との通信が成立したことを検出するとともに、携帯機11を所持する操作者が正規の操作者であると認証する。スマート制御ユニット33は、携帯機11の認証結果(携帯機11と送信機34及び受信機35との通信が成立したか否か)に関する情報を認証信号として集中制御ユニット39に出力する。また、スマート制御ユニット33は、携帯機11の操作者が正規の操作者であると認証した後、携帯機11から出力される所定の車載機器の作動を指示する指令信号を受信機35が受信した場合に、この指令信号を集中制御ユニット39に送信する。
スマート制御ユニット33は、各アンロックセンサ31から出力される信号(ドアの解錠操作信号等)を受信した場合に、この信号を集中制御ユニット39に送信する。
スマート制御ユニット33は、他席のアンロックセンサ31による他席のドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機11との通信が成立していないと判断した場合に、時間計測を行うタイマー手段45を備えている。すなわち、タイマー手段45は、例えば同乗者等、操作者以外の者(携帯機11を所持していない者)により他席のドアの解錠操作が行われた場合に、時間計測を行う。スマート制御ユニット33は、タイマー手段45による計測開始後、さらに操作者による運転席のドアの解錠操作を検出した場合(運転席アンロックセンサ31aによる運転席のドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機11との通信が成立したと判断した場合)に、タイマー手段45の計測結果を集中制御ユニット39に送信する。
送信機34は、各ドアアウトハンドルに設けられたLFアンテナを備えている。
受信機35は、スマート制御ユニット33に内蔵されたRFアンテナを備えている。
ドアロック状態検知部36は、各ドアにおいて操作者の操作によってドアロック40を機械的に駆動する操作部材(不図示)の位置情報(ドアの解錠及び施錠の情報)の信号を集中制御ユニット39に出力する。
ドアスイッチ37は、各ドアの開閉情報の信号を集中制御ユニット39に出力する。
各ドアロック40は、各ドアにそれぞれ設けられている。各ドアロック40は、例えばドアの解錠及び施錠を行なうドアロック機構(不図示)と、ドアロック機構を駆動するドアロックモータ(不図示)と、を備えている。
集中制御ユニット(制御部)39は、CPUやROM、RAM等を備えている。集中制御ユニット39は、各種の車載機器の動作を統括的に制御する。
集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33から出力される解錠操作信号や認証信号、計測結果に基づいてドアロック40を選択的に解錠する。まず集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33において他席(運転席以外の席)のアンロックセンサ31による他席のドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機11との通信が成立したと判断した場合に、全てのドアロック40を解錠する。
ここで、集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33において運転席アンロックセンサ31aによる運転席のドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機11との通信が成立したと判断した場合に、タイマー手段45による計測結果に基づき、ドアロック40を選択的に解錠する。具体的に、集中制御ユニット39は、タイマー手段45による計測結果が所定時間内の場合(所定時間の計測中に運転席のドアの解錠操作がされた場合)、運転席ドアロック40aを含む全てのドアロック40を解錠する。例としては、同乗者が他席のドアの解錠操作を行った後、解錠操作に伴う携帯機11との通信が不成立になってから所定時間内に操作者が運転席のドアの解錠操作を行う場合がある。この場合には、全てのドアロック40を解錠する。
一方、集中制御ユニット39は、タイマー手段45による計測結果が所定時間を経過している場合(又はタイマー手段45による計測が開始していない場合)、運転席ドアロック40aのみを解錠する。例としては、操作者のみが運転席のドアの解錠操作を行った場合や、他席のドアの解錠操作に伴う携帯機11との通信が不成立になってから所定時間経過後に操作者が運転席のドアの解錠操作を行った場合がある。この場合には、運転席のドアロック40aのみを解錠する。なお、上述した「所定時間」とは、例えば2秒程度に設定することが好ましい。但し、「所定時間」は、操作者が自由に設定することが可能である。
[スマートエントリシステムの動作方法]
次に、スマートエントリシステム10の動作方法として、ドアの解錠方法について説明する。図2は、上述したスマートエントリシステム10による解錠方法を説明するためのフローチャートである。
図2に示すように、ステップS01において、スマート制御ユニット33は、ドアの解錠操作信号を検出する。
ステップS02において、スマート制御ユニット33は、ドアの解錠操作が他席のドアの解錠操作であるか否かを判断する。
ステップS02における判断結果が「NO」の場合(他席のドアの解錠操作ではない場合)は、運転席のドアの解錠操作であると判断して、ステップS03に進む。
ステップS03において、スマート制御ユニット33は、携帯機11と車載システム12との通信が成立したか否かを判断する。
ステップS03における判断結果が「NO」の場合(通信が不成立の場合)は、本ルーチンを終了する。
ステップS03における判断結果が「YES」の場合(通信が成立した場合)は、操作者のみが運転席のドアの解錠操作を行ったと判断して、ステップS05に進む。
ステップS05において、集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33から出力される解錠操作信号や認証信号に基づき、運転席ドアロック40aを解錠する。そして、本ルーチンを終了する。
上述したステップS02における判断結果が「YES」の場合(他席のドアの解錠操作である場合)は、ステップS04に進む。
ステップS04において、スマート制御ユニット33は、携帯機11と車載システム12との通信が成立したか否かを判断する。
ステップS04における判断結果が「YES」の場合(通信が成立した場合)は、操作者自身が他席のドアの解錠操作を行ったと判断して、ステップS06に進む。
ステップS06において、集中制御ユニット39は、全席のドアロック40を解錠して、本ルーチンを終了する。
一方、上述したステップS04における判断結果が「NO」の場合(通信が不成立の場合)は、操作者以外の者(例えば、同乗者)が他席のドアの解錠操作を行ったと判断して、ステップS07に進む。
ステップS07において、スマート制御ユニット33は、タイマー手段45による計測を開始して、ステップS08に進む。
続いて、ステップS08において、スマート制御ユニット33は、運転席のドアの解錠操作が行われたか否かを判断する。
ステップS08における判断結果が「NO」の場合は、ステップS09に進む。
上述したステップS08における判断結果が「YES」の場合は、ステップS10に進む。
ステップS09において、スマート制御ユニット33は、タイマー手段45による計測時間が所定時間を経過したか否かを判断する。
ステップS10における判断結果が「NO」の場合には、ステップS08に戻る。
ステップS10における判断結果が「YES」の場合は、本ルーチンを終了する。
ステップS10において、スマート制御ユニット33は、携帯機11と車載システム12との通信が成立したか否かを判断する。
ステップS10における判断結果が「NO」の場合は、例えば操作者以外の者による運転席のドアの解錠操作が行われたと判断する。この場合には、ドアロック40の解錠操作は行わず、本ルーチンを終了する。
ステップS11において、スマート制御ユニット33は、タイマー手段45の計測開始から所定時間内であるか否かを判断する。
ステップS11における判断結果が「NO」の場合(所定時間が経過している場合)は、ステップS12に進む。
ステップS12において、集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33から出力される解錠操作信号や認証信号、計測結果に基づき、運転席ドアロック40aを解錠する。そして、本ルーチンを終了する。すなわち、他席のドアの解錠操作に伴う携帯機11との通信が不成立になってから所定時間経過後に操作者が運転席のドアの解錠操作を行った場合等には、運転席のドアのみが解錠する。
一方、ステップS11における判断結果が「YES」の場合(所定時間内の場合)は、ステップS13に進む。
ステップS13において、集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33から出力される解錠操作信号や認証信号、計測結果に基づき、全席のドアロック40を解錠する。そして本ルーチンを終了する。すなわち、同乗者が他席のドアの解錠操作を行った後、解錠操作に伴う携帯機11との通信が不成立になってから所定時間内に操作者が運転席のドアの解錠操作を行う場合には、全てのドアが解錠する。
このように、本実施形態では、タイマー手段45の計測開始から所定時間内に、運転席のドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機11との通信が成立したことを検出した場合に、全席のドアを解錠する構成とした。
この構成によれば、同乗者等が他席のドアの解錠操作を行った後、操作者が運転席のドアの解錠操作を行うだけで、全席のドアを解錠することができる。これにより、従来のように運転席のドアを解錠した後、車室内のドアスイッチを操作したり、操作者自身が他席のドアまで回り込んで解錠操作を行ったりする必要がない。また、操作者が異種又は同種の操作部を複数回操作する構成と異なり、操作者及び同乗者が通常乗車時に行う動作と同一の動作(一度の解錠操作)によってドアを選択的に解錠できる。
したがって、操作者に掛かる操作負担を低減した上で、全席を解錠するまでの待機時間を削減できる。よって、操作性を向上させた上で、防犯性に優れたスマートエントリシステム10を提供できる。
本実施形態では、タイマー手段45の計測開始から所定時間経過後に、運転席のドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機11との通信が成立した場合には、運転席のドアのみが解錠する構成とした。
この構成によれば、タイマー手段45の計測開始から所定時間経過後に、運転席のドアの解錠操作を行ったとしても、他席のドアが運転席のドアとともに解錠されることがないので、防犯性を確実に向上させることができる。
本実施形態では、他席のドアの解錠操作を検出し、かつ携帯機11との通信が成立した場合に全席のドアが解錠するので、荷物の積み下ろし等、運転席以外での使い勝手を向上することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、同乗者等が他席のドアの解錠操作を行った後、操作者が運転席のドアの解錠操作を行うことで、全席のドアが解錠する構成について説明したが、これに限らず、他席のドアの少なくとも1つを運転席のドアとともに解錠する構成であれば構わない。
なお、同乗者等が他席のドアの解錠操作を行った後、操作者が運転席のドアの解錠操作を行う際の全席のドアが解錠するタイミングとしては、以下の構成を採用することも可能である。例えば、操作者が運転席のドアの解錠操作を行い、ドアが解錠された後、実際にドアが開放されたタイミングで他席のドアの解錠を行っても構わない。この際、ドアが開放されるタイミングが所定時間内であってもよく、上述した実施形態と同様に運転席のドアの解錠操作が所定時間内であっても構わない。
上述した実施形態において、集中制御ユニット39は、ドアの解錠操作を検出した後、携帯機11と送信機34及び受信機35との通信成立を検出した場合に、ドアロック40の動作を制御するとしたが、これに限定されない。
集中制御ユニット39は、スマート制御ユニット33においてアンロックセンサ31の操作を検出することに先立って通信成立を検出する場合、及びスマート制御ユニット33においてアンロックセンサ31の操作を検出してから新たに通信成立を検出する場合の何れかを採用してドアロック40の動作を制御してもよい。また、スマート制御ユニット33は、アンロックセンサ31の操作検出前後での通信範囲を相違させることによって2段階で通信成立を検出してもよい。スマート制御ユニット33は、例えば、アンロックセンサ31の操作検出前には車両1の周辺の相対的に大きな通信範囲で通信成立を検出し、アンロックセンサ31の操作検出後にはドアハンドル3の周辺の相対的に小さな通信範囲で通信成立を検出してもよい。
上述した実施形態では、他席のドアの解錠操作を行った後、解錠操作に伴う携帯機11との通信が不成立になってからタイマー手段45による時間計測を開始する構成について説明したが、これに限られない。例えば、他席のドアの解錠操作を検出した時点でタイマー手段45による時間計測を開始する構成であっても構わない。
上述した実施形態では、タッチセンサ又は機械式スイッチを用いて他席のドアの解錠操作を検出した場合に、タイマー手段45による時間計測を開始する構成としたが、これに限られない。例えば、他席のドアアウトハンドルの操作(ドアを開放しようとする操作)に基づいてタイマー手段45による時間計測を開始する構成としても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…車両
10…スマートエントリシステム
11…携帯機
31a…運転席アンロックセンサ(運転席ドア解錠検出手段)
31b…助手席アンロックセンサ(他席ドア開放操作検出手段)
33…スマート制御ユニット(通信成立検出手段、制御部)
39…集中制御ユニット(制御部)
45…タイマー手段

Claims (3)

  1. 車両の運転席ドアに設けられ、前記運転席ドアの解錠操作を検出する運転席ドア解錠検出手段と、
    前記運転席ドア以外の他席ドアの開放操作を検出する他席ドア開放操作検出手段と、
    操作者が所持する携帯機との通信が成立したか否かを検出する通信成立検出手段と、
    前記運転席ドア解錠検出手段により前記運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ前記通信成立検出手段により前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席ドアを解錠する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記他席ドア開放操作検出手段により前記他席ドアに対する開放操作を検出した場合、若しくは前記他席ドア開放操作検出手段により前記他席ドアに対する開放操作を検出し、かつ前記通信成立検出手段により前記携帯機との通信が成立しなかったことを検出した場合に、時間計測を行うタイマー手段を備え、
    前記制御部は、前記タイマー手段による所定時間の計測中に、前記運転席ドア解錠検出手段により前記運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記他席ドアの少なくとも1つを前記運転席ドアとともに解錠することを特徴とするスマートエントリシステム。
  2. 前記制御部は、前記所定時間の経過後に、前記運転席ドア解錠検出手段により前記運転席ドアの解錠操作を検出し、かつ前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席ドアのみを解錠することを特徴とする請求項1に記載のスマートエントリシステム。
  3. 前記制御部は、前記他席ドア開放操作検出手段により前記他席ドアの開放操作を検出し、かつ前記通信成立検出手段によって前記携帯機との通信が成立したことを検出した場合に、前記運転席ドア及び前記他席ドアの全てを解錠することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスマートエントリシステム。
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