JP6880765B2 - 車両用ドア制御装置 - Google Patents

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本発明は、複数の車両用ドアを自動で閉制御する車両用ドア制御装置に関する。
リモコンに設けられた左操作スイッチと右操作スイッチの操作に基づいて、車両の左右のスライドドアのそれぞれを自動開閉させるスライドドア制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、所定時間内に左操作スイッチと右操作スイッチの双方が操作された場合に、左右のスライドドアを同時に開閉制御する。
特開2013−113005号公報
上記技術では、左右のスライドドアが同時に閉じる際に、車外のスイッチ操作者は、自らに近い操作者側のスライドドアの動作を注視してしまい、操作者と反対側のスライドドアの動作を確認し難い可能性がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の車両用ドアを自動で閉制御する車両用ドア制御装置において、操作者に複数の車両用ドアの閉動作を目視で確認させやすくできる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両用ドア制御装置は、複数の自動閉動作する車両用ドアの開閉状態を取得する取得部と、操作者の閉操作を受け付ける受付部と、前記受付部により一度の前記閉操作が受け付けられた場合に、前記取得部で開状態にあることを取得された複数の自動閉動作する車両用ドアを、所定の優先順位に基づいて時間差を設けて閉制御する閉制御部と、を備える。前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、左右のスライドドアを含み、前記操作者と反対側の前記スライドドアの前記優先順位は、前記操作者側の前記スライドドアの前記優先順位より高い。
この態様によると、開状態にある複数の自動閉動作する車両用ドアを、所定の優先順位に基づいて時間差を設けて閉制御するので、車外の操作者に複数の自動閉動作する車両用ドアの閉動作を目視で確認させやすくできる。
前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、バックドアをさらに含んでもよい。前記閉制御部は、前記バックドアの前記優先順位を、前記操作者の前記閉操作に基づいて決定してもよい。
本発明の別の態様の車両用ドア制御装置は、複数の自動閉動作する車両用ドアの開閉状態を取得する取得部と、操作者の閉操作を受け付ける受付部と、前記受付部により一度の前記閉操作が受け付けられた場合に、前記取得部で開状態にあることを取得された複数の自動閉動作する車両用ドアを、所定の優先順位に基づいて時間差を設けて閉制御する閉制御部と、を備える。前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、左右のスライドドアを含み、前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、バックドアをさらに含み、前記閉制御部は、前記バックドアの前記優先順位を、前記操作者の前記閉操作に基づいて決定する
前記受付部は、前記操作者の前記閉操作を受け付けるドアロックスイッチまたはドアロック用のタッチセンサを含んでもよい。前記車両用ドア制御装置は、前記受付部により前記閉操作が受け付けられた場合に、前記複数の自動閉動作する車両用ドアをロックするロック制御部をさらに備えてもよい。
本発明によれば、複数の車両用ドアを自動で閉制御する車両用ドア制御装置において、操作者に複数の車両用ドアの閉動作を目視で確認させやすくできる。
第1の実施形態に係る車両用ドア制御システムの概略的な構成を示すブロック図である。 図1の車両用ドア制御システムにおける運転席側のドアロックスイッチの操作に関するフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る車両用ドア制御システム1の概略的な構成を示すブロック図である。図1に示すように、車両用ドア制御システム1は、携帯機2と、車両用ドア制御装置10と、を備える。
携帯機2は、電子キーとも称され、車両の運転者などにより携帯される。携帯機2は、車両に割り当てられた固有の識別情報(キー)を予め記憶しており、車両用ドア制御装置10と無線通信可能である。
車両用ドア制御装置10は、複数の自動開閉する車両用ドアを有する車両に搭載され、それらの車両用ドアを開閉制御する。複数の自動開閉する車両用ドアは、左右のスライドドアと、バックドアとを含む。スライドドアは、パワースライドドアとも称され、バックドアは、パワーバックドアとも称される。車両は、自動開閉せずに手動で開閉する車両用ドアも有し、このような車両用ドアは、運転席の車両用ドアと助手席の車両用ドアとを含む。
車両用ドア制御装置10は、受付部12と、照合ECU14と、通信部16と、ボディECU18と、取得部20と、ドアロック機構22と、右スライドドアECU24と、左スライドドアECU26と、バックドアECU28と、を備える。
受付部12は、操作者の車両用ドアの閉操作を受け付ける。受付部12は、この閉操作を受け付けるドアロックスイッチを含み、ドアロックスイッチは、運転席のドアハンドルと助手席のドアハンドルのそれぞれに設けられている。閉操作は、ドアロックスイッチの一度の操作であり、例えば、ドアロックスイッチの長押しである。車両用ドア制御装置10は、ドアロックスイッチが押されている期間が比較的短い場合、ドアロックを行う。車両用ドア制御装置10は、ドアロックスイッチが押されている期間が比較的長い場合、即ち長押しされた場合、ドアロックを行うと共に開状態にある全ての自動開閉する車両用ドアを自動的に閉じる。ドアロックスイッチは、操作者によって押されている間、操作信号を照合ECU14に出力する。
受付部12は、ドアロックスイッチに替えて、または、ドアロックスイッチに加えて、操作者によってタッチ操作されている間、操作信号を照合ECU14に出力するドアロック用のタッチセンサを含んでもよい。タッチセンサの機能はドアロックスイッチの機能と同様であり、閉操作は、例えば、タッチセンサの長押しである。
照合ECU14は、操作判定部30と、照合部32とを有する。操作判定部30は、受付部12から出力された操作信号に基づいて、受付部12が閉操作を受け付けたか、即ちドアロックスイッチが長押しされたか判定する。
照合部32は、操作判定部30によりドアロックスイッチが長押しされたと判定された場合、正規のユーザの操作であるか確認するためのキー照合を行う。そのために照合部32は、通信部16に、携帯機2の応答を要求するリクエスト信号を含む所定の第1周波数帯域(例えば、LF(Low Frequency)帯)の電波を送信させる。
携帯機2は、通信部16から送信された電波からリクエスト信号を取得すると、記憶されている固有の識別情報を含む所定の第2周波数帯域(例えば、RF(Radio Frequency)帯)の電波を送信する。通信部16は、携帯機2から送信された電波から識別情報を取得して、当該識別情報を照合部32に通知する。
照合部32は、通信部16から通知された識別情報が正規のものであるか照合し、正規のものである場合、即ちキー照合が成立した場合、ワンモーションクローズ操作意思検出信号(以下、検出信号と呼ぶ)をCAN(Controller Area Network)などによる通信を用いてボディECU18に送信する。
取得部20は、複数の手動で開閉する車両用ドア、および、複数の自動開閉する車両用ドアのそれぞれに設けられたカーテシスイッチを含み、それら車両用ドアの開閉状態を取得する。
ドアロック機構22は、複数の手動で開閉する車両用ドア、および、複数の自動開閉する車両用ドアのそれぞれに設けられ、ドアロックを行う。
ボディECU18は、ロック制御部40と、閉制御部42とを有する。ロック制御部40は、照合部32から検出信号を受信した場合、即ち受付部12により閉操作が受け付けられ、且つ、正規のユーザの操作が確認された場合に、ドアロック機構22を作動させ、複数の手動で開閉する車両用ドア、および、複数の自動開閉する車両用ドアをロックする。ドアロック機構22が作動すると、開状態の車両用ドアは、閉状態になった時点でロックされる。
閉制御部42は、照合部32から検出信号を受信した場合、即ち受付部12により閉操作が受け付けられ、且つ、正規のユーザの操作が確認された場合に、取得部20で開状態にあることを取得された全ての複数の自動開閉する車両用ドアを、所定の優先順位に基づいて時間差を設けて閉制御する。閉制御部42は、取得部20で開状態にあることを取得された自動開閉する車両用ドアが1つである場合、当該車両用ドアを閉制御する。閉制御部42は、右スライドドアECU24と、左スライドドアECU26と、バックドアECU28のうち閉制御する車両用ドアに対応するものに、CANなどによる通信を用いて閉指示を送信する。
操作者と反対側のスライドドアの優先順位は、操作者側のスライドドアの優先順位より高い。閉制御部42は、運転席のドアロックスイッチから操作信号が出力された場合、操作者側のスライドドアが右のスライドドアであると判定し、助手席のドアロックスイッチから操作信号が出力された場合、操作者側のスライドドアが左のスライドドアであると判定する。
バックドアの優先順位は、予め定められており、本実施形態では左右のスライドドアの優先順位より高い。但し、バックドアの優先順位は、この例に限定されず、左右のスライドドアの優先順位より低くてもよいし、あるいは、操作者と反対側のスライドドアの優先順位より低く、且つ、操作者側のスライドドアの優先順位より高くてもよい。
右スライドドアECU24は、右のスライドドアを駆動する図示しない右スライドドア駆動部を制御して、右のスライドドアの自動開閉を制御する。右スライドドアECU24は、閉制御部42から閉指示を受信した場合、閉作動条件が満たされていれば、右のスライドドアを閉作動させる。閉作動条件とは、例えば、ドアロック機構22によるドアロックが正常に作動していることである。
左スライドドアECU26は、左のスライドドアを駆動する図示しない左スライドドア駆動部を制御して、左のスライドドアの自動開閉を制御する。左スライドドアECU26は、閉制御部42から閉指示を受信した場合、閉作動条件が満たされていれば、左のスライドドアを閉作動させる。
バックドアECU28は、バックドアを駆動する図示しないバックドア駆動部を制御して、バックドアの自動開閉を制御する。バックドアECU28は、閉制御部42から閉指示を受信した場合、閉作動条件が満たされていれば、バックドアを閉作動させる。
照合ECU14等の各ECUはコンピュータを含み、照合ECU14等の各ECUの各種機能は、ハードウェア的には、回路ブロック、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、照合ECU14等の各ECUの各種機能はハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
図2は、図1の車両用ドア制御システム1における運転席側のドアロックスイッチの操作に関するフローチャートである。図2では、右のスライドドア、即ち運転席側のスライドドアを「PSDR」と表し、左のスライドドア、即ち助手席側のスライドドアを「PSDL」と表し、バックドアを「PBD」と表す。
まず、車外にいる操作者により運転席側のドアロックスイッチが長押しされると(S10)、照合部32は、キー照合が成立するか判定する(S12)。キー照合が成立しない場合(S12のN)、S10に戻る。キー照合が成立する場合(S12のY)、ロック制御部40は、ドアロックを行うと共に、ハザードランプの点灯やブザー音などにより操作者にアンサーバックし(S14)、次に閉制御部42は、取得部20で取得された車両用ドアの開閉状態を確認する(S16)。
S16の確認の結果、閉制御部42は、操作者などによる機能停止操作が行われた場合、または、全ドアが閉状態である場合、処理を終了する。機能停止操作とは、例えば、閉じていた車両用ドアが操作者などにより開かれる操作、操作者によるドアロックスイッチの再操作、または、操作者によるドアハンドルに設けられたアンロックスイッチの操作を含む。全ドアが閉状態である場合、車外からドアハンドルのドアロックスイッチを押すだけで全ドアのドアロックが行われる、いわゆるスマートドアロックが行われたことになる。
S16の確認の結果、閉制御部42は、バックドアが開状態である場合、左右のスライドドアの開閉状態によらず、バックドアの閉作動を開始する(S18)。つまり、スライドドアが開状態である場合、バックドアの閉作動の開始がスライドドアの閉作動の開始よりも優先される。
次に、閉制御部42は、車両用ドアの開閉状態を確認し(S20)、左のスライドドアまたは右のスライドドアが開状態であれば、所定時間待機し(S22)、S16に戻る。所定時間は、特に限定されず、実験などにより最適値を求めることができ、例えば、1秒以下であってもよいし、0.5秒であってもよい。S22で所定時間待機することにより、閉制御部42は、複数の自動開閉する車両用ドアを時間差を設けて閉制御することになる。
S20において、左のスライドドアおよび右のスライドドアが閉状態または閉作動中であれば、後述するS28に移行する。
また、S16の確認の結果、閉制御部42は、操作者と反対側のスライドドアである左のスライドドアが開状態であり、且つ、バックドアが閉状態または閉作動中である場合、操作者側のスライドドアである右のスライドドアの開閉状態によらず、左のスライドドアの閉作動を開始する(S24)。つまり、操作者側のスライドドアが開状態である場合、操作者と反対側のスライドドアの閉作動の開始が、操作者側のスライドドアの閉作動の開始よりも優先される。S24の次に、S20に移行する。
また、S16の確認の結果、閉制御部42は、右のスライドドアが開状態であり、左のスライドドアが閉状態または閉作動中であり、且つ、バックドアが閉状態または閉作動中である場合、右のスライドドアの閉作動を開始する(S26)。次に、閉制御部42は、左右のスライドドアとバックドアが閉作動の終了により閉状態になる予定のタイミングにて、全ドアが閉状態であるか確認する(S28)。
S28の確認の結果、閉制御部42は、操作者などによる機能停止操作が行われた場合、処理を終了する。機能停止操作は、前述の操作に加え、例えば、閉作動中のドアが操作者などにより強制的に停止させられる操作を含む。
一方、S28の確認の結果、全ドアが閉状態である場合、閉制御部42は、照合部32と通信部16を用いて車室内に携帯機2があるか確認し(S30)、携帯機2がない場合(S30のN)、処理を終了する。車室内に携帯機2がある場合(S30のY)、閉制御部42は、携帯機2の閉じ込み防止処理、具体的にはアンロックを行い(S32)、処理を終了する。S30で車室内に携帯機2がある状況としては、S12のキー照合の後で、操作者が携帯機2を車室内に置いた場合などが考えられる。
なお、助手席側のドアロックスイッチが操作された場合、次の3つの処理以外は、以上のフローチャートの処理と同様の処理が行われる。即ち、S10では、助手席側のドアロックスイッチが長押しされるとS12に移行する。また、S16の確認の結果、閉制御部42は、操作者と反対側のスライドドアである右のスライドドアが開状態であり、且つ、バックドアが閉状態または閉作動中である場合、S24で右のスライドドアの閉作動を開始する。また、S16の確認の結果、閉制御部42は、左のスライドドアが開状態であり、右のスライドドアが閉状態または閉作動中であり、且つ、バックドアが閉状態または閉作動中である場合、S26で左のスライドドアの閉作動を開始する。
このように本実施形態によれば、開状態にある複数の自動開閉する車両用ドアを、所定の優先順位に基づいて時間差を設けて閉制御するので、車外の操作者に複数の自動開閉する車両用ドアの閉動作を目視で確認させやすくできる。
また、操作者側のスライドドアは、操作者と反対側のスライドドアの閉作動の開始から遅れて閉作動を開始するので、車外の操作者は、操作者と反対側のスライドドアの閉動作を視認する際に、操作者側のスライドドアにより視界を遮られ難い。よって、操作者に、操作者と反対側のスライドドアの閉動作を目視で確認させやすくできる。
また、ドアロックスイッチの一度の閉操作により、開状態にある全てのスライドドアとバックドアを自動的に閉じると共にドアロックを実行できる。従って、利便性を向上できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、バックドアの優先順位を変更可能であることが、第1の実施形態と異なる。以下では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
閉制御部42は、バックドアの優先順位を、操作者の閉操作に基づいて決定する。例えば、閉制御部42は、ドアロックスイッチの長押しの時間に応じてバックドアの優先順位を決定してもよい。
バックドアを優先的に閉じることが好ましいか否かは、操作者の状況、同乗者の状況、または、車両周囲の状況などに応じて異なる場合がある。このような場合にも、本実施形態ではバックドアの優先順位を操作者の閉操作に基づいて決定するので、バックドアを閉じる順序を操作者に決定させることができる。従って、車外の操作者に、複数の自動開閉する車両用ドアの閉動作を状況に応じてより適切に目視で確認させやすくできる。
以上、実施形態をもとに本発明を説明した。実施形態はあくまでも例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、第1および第2の実施形態では、車両のドアハンドルに設けられたドアロックスイッチやタッチセンサが操作者の閉操作を受け付ける例について説明したが、これに限らない。車両とは別の携帯機2や図示しないリモコンなどに設けられたドアロックスイッチやタッチセンサが、操作者の閉操作を受け付ける受付部として機能してもよい。この場合、閉制御部42は、通信部16が携帯機2またはリモコンから受信する電波の方向に基づいて、操作者側のドアが左のスライドドアであるか右のスライドドアであるか判定することができる。この変形例によれば、車両に触れることなく開状態にある全てのスライドドアとバックドアを閉じることができるので、第1および第2の実施形態の効果に加え、利便性をより向上できる。
また、左右のスライドドアが自動開閉すればよく、バックドアは、自動開閉せず、手動で開閉されるように構成されてもよい。この変形例では、第1および第2の実施形態の効果に加え、車両用ドア制御システム1を低コスト化できる。
1…車両用ドア制御システム、2…携帯機、10…車両用ドア制御装置、12…受付部、14…照合ECU、16…通信部、18…ボディECU、20…取得部、22…ドアロック機構、24…右スライドドアECU、26…左スライドドアECU、28…バックドアECU、30…操作判定部、32…照合部、40…ロック制御部、42…閉制御部。

Claims (4)

  1. 複数の自動閉動作する車両用ドアの開閉状態を取得する取得部と、
    操作者の閉操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により一度の前記閉操作が受け付けられた場合に、前記取得部で開状態にあることを取得された複数の自動閉動作する車両用ドアを、所定の優先順位に基づいて時間差を設けて閉制御する閉制御部と、
    を備え
    前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、左右のスライドドアを含み、
    前記操作者と反対側の前記スライドドアの前記優先順位は、前記操作者側の前記スライドドアの前記優先順位より高いことを特徴とする車両用ドア制御装置。
  2. 前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、バックドアをさらに含み、
    前記閉制御部は、前記バックドアの前記優先順位を、前記操作者の前記閉操作に基づいて決定することを特徴とする請求項に記載の車両用ドア制御装置。
  3. 複数の自動閉動作する車両用ドアの開閉状態を取得する取得部と、
    操作者の閉操作を受け付ける受付部と、
    前記受付部により一度の前記閉操作が受け付けられた場合に、前記取得部で開状態にあることを取得された複数の自動閉動作する車両用ドアを、所定の優先順位に基づいて時間差を設けて閉制御する閉制御部と、
    を備え、
    前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、左右のスライドドアを含み、
    前記複数の自動閉動作する車両用ドアは、バックドアをさらに含み、
    前記閉制御部は、前記バックドアの前記優先順位を、前記操作者の前記閉操作に基づいて決定することを特徴とする車両用ドア制御装置。
  4. 前記受付部は、前記操作者の前記閉操作を受け付けるドアロックスイッチまたはドアロック用のタッチセンサを含み、
    前記車両用ドア制御装置は、前記受付部により前記閉操作が受け付けられた場合に、前記複数の自動閉動作する車両用ドアをロックするロック制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の車両用ドア制御装置。
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