JP2016094126A5 - - Google Patents
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Description
この発明によれば、加湿運転または除湿運転の終了後、次回の運転開始時には、除湿運転を実施するため、運転開始時に臭気を含んだ空気が乗員以外の場所に吹き出される。これにより、運転開始時の臭気を含んだ空気は乗員に届かないところで拡散して乗員が臭気を感じにくい状況を提供できる。また、加湿装置は、加湿運転及び除湿運転の両方において空気が流通するように設けられた単一の空気通路を備えるため、通路構成が複雑でない装置を提供できる。したがって、この発明によれば、運転開始時に乗員に対する臭気の影響を軽減し、かつ空気通路構成の簡素化が図れる加湿装置を提供できる。
開示された発明のひとつは、吸着材から脱離させた水分によって加湿した加湿空気を乗員に向けて吹き出す加湿運転と、吸着材に吸湿した除湿空気を乗員以外の場所に吹き出す除湿運転と、を実施可能な車両用の加湿装置であり、吸着材を有し、通過する空気に対して吸着材に吸着されている水分を脱離したり、空気の水分を吸着材に吸着したりする吸着材モジュール(4)と、吸着材モジュールを通過する空気の温度または吸着材モジュールの温度を調整する温調装置(3、5、7)と、加湿運転時と除湿運転時とで、互いに逆向きの空気の流れを発生させる送風機(2)と、少なくとも送風機の作動を制御する制御装置(50)と、を備え、制御装置は、加湿運転または除湿運転の終了後、次回の運転開始時には、除湿運転を実施するように送風機の作動を制御することを特徴とする。
開示された発明のひとつは、吸着材から脱離させた水分によって加湿した加湿空気を乗員に向けて吹き出す加湿運転と、吸着材に吸湿した除湿空気を乗員以外の場所に吹き出す除湿運転と、を実施可能な車両用の加湿装置であり、吸着材を有し、通過する空気に対して吸着材に吸着されている水分を脱離したり、空気の水分を吸着材に吸着したりする吸着材モジュール(4)と、吸着材モジュールを通過する空気の温度または吸着材モジュールの温度を調整する温調装置(3、5、7)と、加湿運転時と除湿運転時とで、互いに逆向きの空気の流れを発生させる送風機(2)と、少なくとも送風機の作動を制御する制御装置(50)と、を備え、制御装置は、加湿運転または除湿運転の終了後、次回の運転開始時には、除湿運転を実施するように送風機の作動を制御することを特徴とする。
Claims (9)
- 吸着材から脱離させた水分によって加湿した加湿空気を吹き出す加湿運転と、前記吸着材に吸湿した除湿空気を吹き出す除湿運転と、を実施可能な車両用の加湿装置(1、101、201、301)であって、
前記吸着材を有し、通過する空気に対して前記吸着材に吸着されている水分を脱離したり、前記通過する空気の水分を前記吸着材に吸着したりする吸着材モジュール(4)と、
前記吸着材モジュールを通過する空気の温度または前記吸着材モジュールの温度を調整する温調手段(3、5、7)と、
前記加湿運転及び前記除湿運転のそれぞれにおいて空気を送風する送風手段(2)と、
少なくとも前記送風手段の作動を制御する制御装置(50)と、
を備え、
前記制御装置は、前記加湿運転または前記除湿運転の終了後、次回の運転開始時には、通常の加湿運転の送風風量よりも小風量となるように前記送風手段の作動を制御して、小風量の加湿運転を実施することを特徴とする加湿装置。 - 前記加湿運転では前記加湿空気を乗員に向けて吹き出し、前記除湿運転では前記除湿空気を前記乗員以外の場所に吹き出すことを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
- 吸着材から脱離させた水分によって加湿した加湿空気を乗員に向けて吹き出す加湿運転と、前記吸着材に吸湿した除湿空気を前記乗員以外の場所に吹き出す除湿運転と、を実施可能な車両用の加湿装置(1、101、201、301)であって、
前記加湿運転及び前記除湿運転の両方において空気が流通するように設けられた単一の空気通路(62)と、
前記吸着材を有し、通過する空気に対して前記吸着材に吸着されている水分を脱離したり、前記通過する空気の水分を前記吸着材に吸着したりする吸着材モジュール(4)と、
前記吸着材モジュールを通過する空気の温度または前記吸着材モジュールの温度を調整する温調手段(3、5、7)と、
前記加湿運転において前記単一の空気通路に空気を送風し、前記除湿運転において前記単一の空気通路に前記加湿運転とは逆向きに空気を送風する送風手段(2)と、
少なくとも前記送風手段の作動を制御する制御装置(50)と、
を備え、
前記制御装置は、前記加湿運転または前記除湿運転の終了後、次回の運転開始時には、前記除湿運転を実施するように前記送風手段の作動を制御することを特徴とする加湿装置。 - 前記温調手段は、前記吸着材モジュールに供給される空気を加熱する加熱手段(7)と、前記吸着材モジュールによって加湿された空気を冷却する冷却手段(5)と、を有して構成され、
前記加湿運転においては、前記加熱手段によって加熱された空気に対して前記吸着材から水分を脱離させた後、さらに当該空気を前記冷却手段によって冷却し、
前記除湿運転においては、前記冷却手段によって空気を冷却してから、前記吸着材で水分を吸着させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の加湿装置。 - 前記加熱手段、前記吸着材モジュール、前記冷却手段は、前記加湿運転時、前記除湿運転時の両方において空気が流通する単一の空気通路(62)に設けられ、
前記送風手段は、前記単一の空気通路において前記加湿運転時と前記除湿運転時とで、互いに逆向きの空気流れを発生させ、
前記加熱手段、前記吸着材モジュール及び前記冷却手段は、前記単一の空気通路において、前記加湿運転時に空気が流れる方向に、前記加熱手段、前記吸着材モジュール、前記冷却手段の順に並んで設けられることを特徴とする請求項4に記載の加湿装置。 - 前記加熱手段は、前記除湿運転時に、前記吸着材で水分が吸着された後の空気を加熱し、当該加熱後の空気は、乗員の上半身へ送風されないように車室内に供給されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の加湿装置。
- 前記送風手段は、
ケーシング(6)の内部に配置され、ファン回転軸(20a)を中心として回転する貫流式のファン(20)と、
前記ケーシングの内部の前記ファンの周囲に配置され、前記ファンの内部に循環流(B1、B2)を安定して形成するための第1ガイド部(21)と、
前記ケーシングの内部の前記ファンの周囲に配置され、前記ファンから流出した空気をスムーズに送り出すための第2ガイド部(22)と、
を備え、
前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部は、前記ファンに対して同軸状に配置され、前記ファン回転軸の位置を中心として回転可能に構成され、
前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部は、前記単一の空気通路を構成する壁と離れており、
前記ファンの回転方向が一定方向であっても、前記第1及び前記第2ガイド部が回転移動することによって前記ファンによる送風方向が切り替えられることを特徴とする請求項5に記載の加湿装置。 - 前記冷却手段は、前記加湿運転時、前記除湿運転時にそれぞれ空気が流通する空気通路(62)を流通する空気と外気とを熱交換することにより、当該空気を冷却する熱交換器であることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか一項に記載の加湿装置。
- 吸着材から脱離させた水分によって加湿した加湿空気を乗員に向けて吹き出す加湿運転と、前記吸着材に吸湿した除湿空気を前記乗員以外の場所に吹き出す除湿運転と、を実施可能な車両用の加湿装置であって、
前記吸着材を有し、通過する空気に対して前記吸着材に吸着されている水分を脱離したり、前記空気の水分を前記吸着材に吸着したりする吸着材モジュール(4)と、
前記吸着材モジュールを通過する前記空気の温度または前記吸着材モジュールの温度を調整する温調装置(3、5、7)と、
前記加湿運転時と前記除湿運転時とで、互いに逆向きの空気の流れを発生させる送風機(2)と、
少なくとも前記送風機の作動を制御する制御装置(50)と、を備え、
前記制御装置は、前記加湿運転または前記除湿運転の終了後、次回の運転開始時には、前記除湿運転を実施するように前記送風機の作動を制御することを特徴とする加湿装置。
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