JP2003089315A - 室温調整装置 - Google Patents

室温調整装置

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JP2003089315A
JP2003089315A JP2001283516A JP2001283516A JP2003089315A JP 2003089315 A JP2003089315 A JP 2003089315A JP 2001283516 A JP2001283516 A JP 2001283516A JP 2001283516 A JP2001283516 A JP 2001283516A JP 2003089315 A JP2003089315 A JP 2003089315A
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room temperature
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JP2001283516A
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Ryoichi Nakagawa
良一 中川
Koji Uto
耕士 宇都
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内外方向に関する寸法を削減することによ
りコンパクト化を図ることのできる室温調整装置を提供
する。 【解決手段】 室温調整装置22は、内気通路35と外
気通路45とを仕切り板部24で仕切られた状態で形成
するケース23と、仕切り板部24に設けられ、各通路
35,45に露出する吸熱部26aと放熱部26bとを
有する熱交換器26と、各通路35,45にそれぞれ配
設された内気送風機38及び外気送風機48とを備え
る。各送風機38,48を、熱交換器26の吸熱部26
a又は放熱部26bの上流側又は下流側でかつ仕切り板
部24を間に隣合う通路35,45の通路部分に対し
て、羽根車38a,48aの回転軸38A,48Aの軸
線Lが仕切り板部24に交差する状態で設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室温調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】室温調整装置の従来例(例えば、特開平
6−297936号公報参照)について図4の側断面図
を参照して述べる。室温調整装置122は、車内外を仕
切る基板124と、その基板124に配置されたペルチ
ェ素子126と、そのペルチェ素子126の下側に配置
された吸熱器127と、前記ペルチェ素子126の上側
に配置された放熱器128と、吸熱器127及び放熱器
128の外側にそれぞれ配置された送風機138,14
8とを備えている。そして、ペルチェ素子126のペル
チェ効果により、室内側の吸熱器127で冷却した冷気
を、送風機138によって室内側に拡散することによっ
て、室内の冷房を行なうようになっていた。また、室外
側の放熱器128に発生した熱は、送風機148によっ
て室外側へ放出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記室
温調整装置122では、基板124に対して吸熱器12
7と放熱器128及び送風機138,148が、上下方
向に並んで配置されていた。このため、室内外方向(図
4において上下方向)に関する寸法Sの増大を余儀なく
され、室温調整装置122の大型化を招くという問題が
あった。そこで、本発明が解決しようとする課題は、室
内外方向に関する寸法を削減することによりコンパクト
化を図ることのできる室温調整装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は、特許請求の
範囲の欄に記載された構成を要旨とする室温調整装置に
より解決することができる。請求項1に記載された室温
調整装置によると、ケースに形成された内気通路には、
内気送風機による送風によって内気が流通される。ま
た、ケースに形成された外気通路には、外気送風機によ
る送風によって外気が流通される。そして、例えば、前
記内気が熱交換器の吸熱部を通過するときには、該吸熱
部の吸熱作用で熱を奪われることにより、内気が冷却さ
れるので、内気側の室温が低下されるいわゆる冷房がな
される。このとき、前記吸熱部に吸熱された熱は、前記
熱交換器の放熱部に伝達される。前記放熱部の熱は、該
放熱部を通過する外気によって放熱される。また、内気
が熱交換器の放熱部を通過し、外気が熱交換器の吸熱部
を通過するときには、前記とは逆に、内気が加熱される
ので、内気側の室温が上昇いわゆる暖房がなされる。ま
た、軸流式の羽根車を有する内気送風機及び外気送風機
を、熱交換器の吸熱部又は放熱部の上流側又は下流側で
かつケースの仕切り板部を間に隣合う内気通路及び外気
通路の通路部分に対して、前記羽根車の回転軸の軸線が
前記仕切り板部に交差する状態で設置したものである。
したがって、従来の室温調整装置に比べて、室内外方向
に関する寸法を削減することができることにより、該室
温調整装置のコンパクト化を実現することができる。
【0005】請求項2に記載された室温調整装置による
と、壁部に形成した開口部に、前記ケースの内気通路を
形成するケース部分を収容することにより、壁部からの
ケースの室内側及び室外側への突出量を減少させること
ができる。なお、壁部からのケースの室内側への突出量
が「0(ゼロ)」以下あるいは「0」に近いほど、室内
空間を有効に利用することができる。
【0006】請求項3に記載された室温調整装置による
と、ペルチェ素子の吸熱部に対し吸熱器を配設したこと
により吸熱能力を向上することができるとともに、該ペ
ルチェ素子の放熱に対し放熱器を配設したことにより放
熱能力を向上することができる。また、ペルチェ素子に
対する直流電流の流れ方向を制御することによって、吸
熱部と放熱部の各機能を変換することができるので、冷
房と暖房の切換えを容易に行うことができる。
【0007】請求項4に記載された室温調整装置による
と、ケースを設置する壁部に設置した太陽電池を電源と
して、熱交換器及び各送風機を作動させることができ、
自然エネルギーの有効利用を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を説明す
る。本実施の形態では、貨物車両における荷室の温度管
理を行う補助冷却システムとしての室温調整装置を例示
する。図1は貨物車両の平面図、図2は同じく側面図、
図3は室温調整装置の側断面図である。
【0009】図1及び図2に示すように、冷凍車、冷蔵
車等の貨物車両(単に、車両という)10は、ほぼ箱型
の断熱性を有する荷室本体11を備えている。荷室本体
11の内部空間が荷室となっている。この車両10に
は、周知のように、走行用のエンジン運転中において、
該エンジン又は専用のバッテリを駆動源として作動され
るコンプレッサ、クーリングユニット等からなり、前記
荷室本体11内(荷室)を冷却可能に構成された冷却装
置(図示省略)が装備されている。
【0010】前記荷室本体11の天井壁(符号、14を
付す)の外側面すなわち上面には、太陽光を受けて発電
する左右2枚の太陽電池20が取り付けられている。太
陽電池20は、車両前後方向(図1において左右方向)
に延びるほぼ長四角形板状に形成されている。太陽電池
20は、図1に示すように、天井壁14の上面の左右部
に対し相互間に所定間隔を隔てて平行状に配置されてい
る。
【0011】前記荷室本体11の天井壁14における太
陽電池20の相互間には、以下に詳述する室温調整装置
22が設置されている。なお、天井壁14は本明細書で
いう「ケースを設置する壁部」に相当している。
【0012】室温調整装置22は、図3に示すように、
ほぼ箱型に形成されたケース23を備えている。ケース
23は、平板状の基板24と、上面開口状の箱状に形成
されかつその開口縁部が前記基板24の下面に結合され
た室内側カバー30と、下面開口状の箱状に形成されか
つその開口縁部が前記基板24の上面に結合された室外
側カバー40とにより構成されている。
【0013】前記室内側カバー30と前記室外側カバー
40とは、前記基板24を間にして上下対称状に形成さ
れている。そして、室内側カバー30と基板24とによ
り形成される内部空間が内気通路35に設定されてい
る。また、室外側カバー40と基板24とにより形成さ
れる内部空間が外気通路45に設定されている。なお、
基板24は、ケース23内を内気通路35と外気通路4
5とに仕切るものであるから、本明細書でいう「仕切り
板部」に相当する。
【0014】前記基板24の周縁部は、前記両カバー3
0,40の結合部分よりも外側方へ突出されており、前
記車両10の天井壁14に対する取付け部24aに設定
されている。また、前記基板24と、該基板24に結合
される両カバー30,40の開口縁部との間には、スペ
ーサ25が介在されている。該スペーサ25は、周方向
に関し断続的に配置されている。
【0015】前記室内側カバー30の下板部(符号、3
0aを付す)の一端部(図3において左端部)には、前
記内気通路35内外を連通する吸気口31が形成されて
いる。また、該室内側カバー30の下板部30aの他端
部(図3において右端部)には、前記内気通路35内外
を連通する吹き出し口33が形成されている。
【0016】前記室外側カバー40の上板部(符号、4
0aを付す)の一端部(図3において左端部)には、前
記外気通路45内外を連通する吸気口41が形成されて
いる。また、該室外側カバー40の上板部40aの他端
部(図3において右端部)には、前記外気通路45内外
を連通する吹き出し口43が形成されている。なお、前
記両カバー30,40の各吸気口31,41及び各吹き
出し口33,43は、それぞれ網状材(図示省略)によ
って通気可能に覆われている。
【0017】前記基板24の中央部には、熱交換機能を
有するほぼ板状のペルチェ素子26が組込まれている。
ペルチェ素子26は、周知のものであり、例えば、Bi
2Te3等のn形半導体とp形半導体とを多数配設すると
ともに、その両半導体の上端側と下端側とをそれぞれ電
極によって接合してpn接合点を形成したものである。
一方の電極には吸熱板(又は放熱板)が接合されて吸熱
部(又は放熱部)が形成され、他方の電極には放熱板
(又は吸熱板)が接合されて放熱部(又は吸熱部)が形
成されている。このペルチェ素子26に流れる電流の方
向によって吸熱部と放熱部とが決まる。本実施の形態で
はペルチェ素子26の下面を吸熱部26aとし、その上
面を放熱部26bとするように通電する。なお、ペルチ
ェ素子26は本明細書でいう「熱交換器」に相当してい
る。
【0018】前記ペルチェ素子26の吸熱部26aは、
基板24の下面に対しほぼ同一平面をなす状態で露出さ
れている。また、該ペルチェ素子26の放熱部26b
は、基板24の上面に対しほぼ同一平面をなす状態で露
出されている。
【0019】前記基板24の下面には、ほぼブロック形
状の吸熱器27が設置されている。吸熱器27は、前記
ペルチェ素子26の吸熱部26aに対し熱伝導可能に配
設されている。吸熱器27は、前記内気通路35に配置
されており、その内気通路35の流れ方向(図3におい
て左右方向)に関し通気性を有している。なお、基板2
4と吸熱器27の外周部との間の境界部分にはシール剤
29aが装填されており、ペルチェ素子26の吸熱部2
6aが密封されている。
【0020】前記基板24の上面には、ほぼブロック形
状の放熱器28が設置されている。放熱器28は、前記
ペルチェ素子26の放熱部26bに対し熱伝導可能に配
設されている。放熱器28は、前記外気通路45に配置
されており、その外気通路45の流れ方向(図3におい
て左右方向)に関し通気性を有している。なお、基板2
4と放熱器28の外周部との間の境界部分にはシール剤
29bが装填されており、ペルチェ素子26の放熱部2
6bが密封されている。
【0021】前記室内側カバー30内には、その下板部
30aの吹き出し口33に対応する軸流式の羽根車38
aを有する内気送風機38が配設されている。内気送風
機38は、羽根車38aを回転させる電動モータ(図示
省略)を備えている。内気送風機38の羽根車38aの
回転による送風によって、内気通路35内の内気が吹き
出し口33外へ吹き出され、これにともない、室内の空
気(内気)が吸気口31より内気通路35内へ吸込ま
れ、内気通路35内に内気が流通される。
【0022】前記室外側カバー40内には、その上板部
40aの吹き出し口43に対応する軸流式の羽根車48
aを有する外気送風機48が配設されている。外気送風
機48は、羽根車48aを回転させる電動モータ(図示
省略)を備えている。外気送風機48の羽根車48aの
回転による送風によって、外気通路45内の外気が吹き
出し口43外へ吹き出され、これにともない、室外の空
気(外気)が吸気口41より外気通路45内へ吸込ま
れ、外気通路45内に外気が流通される。
【0023】しかして、前記内気送風機38及び前記外
気送風機48は、前記ペルチェ素子26の吸熱部26a
又は放熱部26bの下流側でかつ前記基板24を間に隣
合う前記内気通路35及び前記外気通路45の通路部分
に対して、前記羽根車38a,48aの回転軸38A,
48Aの軸線Lが前記基板24に対しほぼ直角に交差す
る状態で設置されている。なお、回転軸38A,48A
は、同一軸線L上に配置されている。
【0024】上記のように構成された室温調整装置22
は、前記車両10の荷室本体11の天井壁14(図2参
照)に設置される。すなわち、図3に示すように、前記
荷室本体11の天井壁14には、荷室(符号、12を付
す)内外を連通する開口部15が形成されている。この
開口部15は、前記ケース23の室内側カバー30を嵌
合可能な形状をもって形成されている。
【0025】前記天井壁14の開口部15に前記ケース
23の室内側カバー30を室外側(図3において上側)
から嵌合した状態で、前記基板24の取付け部24aが
天井壁14に対し、図示しない固定手段(例えば、ねじ
止め手段、クリップ手段等)によって固定されている。
これにより、前記ケース23の内気通路35を形成する
ケース23部分に相当する室内側カバー30が、前記天
井壁14の開口部15内に収容される。また、天井壁1
4の厚さをTとし、基板24の下面から室内側カバー3
0の下板部30aの下面までの高さをHとしたとき、T
≧Hの関係を満たすように、前記厚さTと前記高さHが
設定されている。これにより、天井壁14からのケース
23の室内側への突出量は「0(ゼロ)」又は「0」以
下に設定されている。
【0026】なお、前記ペルチェ素子26及び前記各送
風機38,48は、前記太陽電池20(図1及び図2参
照)に対して電気的に接続されている。また、前記ペル
チェ素子26及び前記各送風機38,48は、車両10
のエンジン停止中において通電されるようにし、エンジ
ン運転中には前記通電が解除されるように構成されてい
る。
【0027】上記した車両10(図1及び図2参照)に
おいて、エンジン運転中においては、エンジン又は専用
のバッテリを駆動源として作動されるコンプレッサ、ク
ーリングユニット等からなる冷却装置(図示省略)によ
って、荷室本体11の荷室12(図3参照)内が冷却さ
れる。
【0028】また、エンジン停止中においては、前記冷
却装置が運転できない。このような場合には、太陽光を
受けて発電する太陽電池20(図1及び図2参照)を電
源として、室温調整装置22(図3参照)のペルチェ素
子26及び各送風機38,48が作動される。そうする
と、ケース23内に形成された内気通路35には、内気
送風機38による送風によって内気が流通される。ま
た、ケース23内に形成された外気通路45には、外気
送風機48による送風によって外気が流通される。そし
て、内気がペルチェ素子26の吸熱部26aに配置した
吸熱器27を通過するときには、該吸熱器27を含む吸
熱部26aの吸熱作用で熱を奪われることにより、内気
が冷却されるので、内気側の室温(荷室12(図3参
照)内の室温)が低下されるいわゆる冷房がなされる。
このとき、前記吸熱部26aに吸熱された熱は、前記ペ
ルチェ素子26の放熱部26bに伝達されひいては放熱
器28に伝達される。その放熱部26bの熱は、該放熱
器28を通過する外気によって放熱される。
【0029】上記した室温調整装置22(図3参照)に
よると、軸流式の羽根車38a,48aを有する内気送
風機38及び外気送風機48を、ペルチェ素子26の吸
熱部26a又は放熱部26bの下流側でかつケース23
の基板24を間に隣合う内気通路35及び外気通路45
の通路部分に対して、前記羽根車38a,48aの回転
軸38A,48Aの軸線Lが前記基板24に交差する状
態で設置したものである。したがって、従来の室温調整
装置122(図4参照)に比べて、室内外方向(図3に
おいて上下方向)に関する寸法Sを削減することができ
ることにより、該室温調整装置22(図3参照)のコン
パクト化を実現することができる。
【0030】また、天井壁14に形成した開口部15
(図3参照)に、前記ケース23の室内側カバー30を
収容することにより、天井壁14からのケース23の室
内側及び室外側への突出量を減少させることができる。
また、天井壁14からのケース23の室内側への突出量
を「0(ゼロ)」以下としたことにより、室内空間を有
効に利用することができるので、荷室12(図3参照)
の荷役効率が低下しない。
【0031】また、ペルチェ素子26の吸熱部26aに
対し吸熱器27を配設したことにより吸熱能力を向上す
ることができるとともに、該ペルチェ素子26の放熱部
26bに対し放熱器28を配設したことにより放熱能力
を向上することができる。また、ペルチェ素子26に対
する直流電流の流れ方向を制御することによって、吸熱
部26aと放熱部26bの各機能を変換することができ
るので、冷房と暖房の切換えを容易に行うこともでき
る。
【0032】また、ケース23を設置する天井壁14に
設置した太陽電池20(図1参照)を電源として、室温
調整装置22(図3参照)のペルチェ素子26及び各送
風機38,48を作動させることができ、自然エネルギ
ーの有効利用を図ることができる。
【0033】また、スペーサ25(図3参照)が周方向
に断続的に配置されている。このため、例えば、室外側
カバー40において、吸気口41及び吹き出し口43か
ら外気通路45内に浸入する雨水等を、前記スペーサ2
5の相互間の隙間を通じて外部へ速やかに排出させるこ
とができる。
【0034】本発明は上記した実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
変更が可能である。例えば、本発明の室温調整装置22
(図3参照)は、車両10の荷室12(図3参照)の
他、車室、船室、コンテナ、倉庫、建物の部屋等の室内
の温度の調整に利用することができる。また、室温調整
装置22(図3参照)は、荷室本体11の天井壁14に
限らず、その荷室本体11の側壁に設置することができ
る。また、太陽電池20に代えて、室温調整装置22
(図3参照)に専用のバッテリを搭載しても良い。ま
た、内気送風機38及び/又は外気送風機48は、ペル
チェ素子26の吸熱部26a又は放熱部26bの上流側
の通路部分に設置することもできる。また、吸熱器27
及び/又は放熱器28は省くことも考えられる。また、
室内側カバー30の吸気口31及び/又は吹き出し口3
3は、内気通路35内外を連通するものであれば、室内
側カバー30の側板部に形成してもよい。また、室外側
カバー40の吸気口41及び/又は吹き出し口43は、
外気通路45内外を連通するものであれば、室外側カバ
ー40の側板部に形成してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の室温調整
装置によれば、従来の室温調整装置に比べて、室内外方
向に関する寸法を削減することができ、コンパクト化を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る室温調整装置を備
えた貨物車両の平面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】室温調整装置を示す側断面図である。
【図4】従来例を示す側断面図である。
【符号の説明】
11 荷室本体 14 天井壁(壁部) 15 開口部 20 太陽電池 22 室温調整装置 23 ケース 24 基板(仕切り板部) 26 ペルチェ素子(熱交換器) 26a 吸熱部 26b 放熱部 27 吸熱器 28 放熱器 30 室内側カバー 35 内気通路 38 内気送風機 38a 羽根車 38A 回転軸 40 室外側カバー 45 外気通路 48 外気送風機 48a 羽根車 48A 回転軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内気が流通する内気通路と外気が流通す
    る外気通路とを仕切り板部で仕切られた状態で形成する
    ケースと、 前記仕切り板部に設けられ、前記内気通路と前記外気通
    路のうち一方の通路に露出する吸熱部と残りの通路に露
    出する放熱部とを有する熱交換器と、 前記内気通路と前記外気通路にそれぞれ配設され、内気
    又は外気をそれぞれ送風する軸流式の羽根車を有する内
    気送風機及び外気送風機と、を備える室温調整装置であ
    って、 前記内気送風機及び前記外気送風機を、前記熱交換器の
    吸熱部又は放熱部の上流側又は下流側でかつ前記仕切り
    板部を間に隣合う前記内気通路及び前記外気通路の通路
    部分に対して、前記羽根車の回転軸の軸線が前記仕切り
    板部に交差する状態で設置したことを特徴とする室温調
    整装置。
  2. 【請求項2】 前記ケースを設置する壁部に開口部が形
    成され、 前記開口部には、前記ケースの内気通路を形成するケー
    ス部分を収容したことを特徴とする請求項1に記載の室
    温調整装置。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器は、 熱交換機能を有するペルチェ素子と、 前記ペルチェ素子の吸熱部に対し熱伝導可能に配設され
    た吸熱器と、 前記ペルチェ素子の放熱部に対し熱伝導可能に配設され
    た放熱器と、を備えることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の室温調整装置。
  4. 【請求項4】 前記ケースを設置する壁部には、太陽光
    を受けて発電しかつ前記熱交換器及び前記各送風機を作
    動させる電源としての太陽電池を設置したことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1つに記載の室温調整装
    置。
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Cited By (8)

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