JP2016092719A - 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム - Google Patents
受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016092719A JP2016092719A JP2014227991A JP2014227991A JP2016092719A JP 2016092719 A JP2016092719 A JP 2016092719A JP 2014227991 A JP2014227991 A JP 2014227991A JP 2014227991 A JP2014227991 A JP 2014227991A JP 2016092719 A JP2016092719 A JP 2016092719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- program
- service
- unit
- video
- view service
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
Description
本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の構成を示すブロック図である。放送システム1は、送信装置11と、受信装置31とを含んで構成される。送信装置11は、放送事業者が有する放送設備を構成する。受信装置31は、送信装置11から放送される放送番組を受信し、受信した放送番組の映像を表示し、当該放送番組の音声を再生する。受信装置31は、各家庭や事業所等に設置される。
この構成により、通知情報が出力される期間がマルチビューサービスの提供期間の一部に限られる。そのため、ユーザーは通知情報による番組の視聴が妨げられず、マルチビューサービスの提供に気づき、操作により表示させる映像の変更がユーザーに促すことを両立することができる。
次に、本実施形態に係る送信装置11の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る送信装置11の構成を示すブロック図である。送信装置11は、番組データ生成部111、構成情報生成部112、多重化部113、暗号化部114及び送信部115を含んで構成される。
暗号化部114は、多重化部113から入力された多重化データを所定の暗号化方式(例えば、AES(Advanced Encryption Standard))を用いて暗号化する。暗号化部114は、暗号化した多重化データを送信部115に出力する。
送信部115は、暗号化部114から入力された多重化データを受信装置31に放送伝送路12を介して送信する。ここで、送信部115は、ベースバンド信号である多重化データで所定の搬送周波数を有する搬送波を変調させて、搬送周波数に対応したチャネル帯域の電波(放送波)をアンテナ(図示せず)により放射する。
次に、構成情報に含まれるMPTの例について説明する。
図3は、MPTの例を示す図である。図3に示す例では、MPTは、MPT記述子領域(MPT_descriptors_byte)とアセット毎にアセットタイプ(asset_type)を含む。MPT記述子領域(MPT_descriptors_byte)は、MPTの記述子が記述される領域である。マルチビューサービスを提供する場合には、構成情報生成部112は、MH−コンポーネントグループ記述子(MH−Component_Group_Descriptor())を生成し、生成したMH−コンポーネントグループ記述子(MH−Component_Group_Descriptor())をMPT記述子領域(MPT_descriptors_byte)に含める。マルチビューサービスを提供しない場合には、構成情報生成部112は、MH−コンポーネントグループ記述子(MH−Component_Group_Descriptor())を生成しない。アセットタイプ(asset_type)には、アセットの種類を示す符号が記述される。構成情報生成部112は、アセットタイプ(asset_type)として、例えば、HEVCで符号化された映像データを示すhcv1と、MPEG−4オーディオで符号化された音声データを示すmp4aを記述する。
次に、MH−コンポーネントグループ記述子の例について説明する。
図4は、MH−コンポーネントグループ記述子の例を示す図である。図4に示す例では、MH−コンポーネントグループ記述子(MH−Component_Group_Descriptor())は、コンポーネントグループ種別(component_group_type)、グループ数(number_of_group)、コンポーネントグループ識別(component_group_id)、コンポーネントタグ値(component_tag)、及びコンポーネント記述(text_char)を含む。コンポーネントグループ種別(component_group_type)には、本記述子で指定されるコンポーネントグループの種別を示す符号が記述される。放送によりマルチビューサービスを提供する場合には、構成情報生成部112は、マルチビューサービスを示す符号‘000’をコンポーネントグループ種別(component_group_type)を記述する。グループ数(number_of_group)は、イベント内でのコンポーネントグループの数、つまりマルチビューサービスにおいて提供される映像の数が記述される。コンポーネントグループ識別(component_group_id)は、コンポーネントグループ個々を識別する番号が記述される。コンポーネントグループ識別(component_group_id)として、例えば、メイングループ(主映像等)‘0x0’、サブグループ(副映像等)‘0x1’−‘0xF’のいずれかが記述される。コンポーネントグループ識別(component_group_id)により、マルチビューサービスを構成する個々の映像データが識別される。コンポーネントタグ値(component_tag)には、各コンポーネントグループに属するコンポーネント、つまり構成要素となるデータを指示するコンポーネントタグ値が記述される。コンポーネント記述(text_char)には、各コンポーネントグループに関する説明を表すテキストが記述される。なお、「…識別」とは、その事物を識別する情報を意味し、「識別子」とも呼ばれる。
次に、主映像と副映像の2つの映像V0、V1からなるマルチビューサービスが提供される場合を例にして、構成情報生成部112による各コンポーネントグループの設定例について説明する。
図5は、コンポーネントグループの設定例を示す図である。図5に示す例では、第2、3行に、主映像、副映像それぞれのコンポーネントグループの設定を示す。主映像について、コンポーネントグループ識別(component_group_id)として、メイングループであることを示す符号‘0x0’、コンポーネント記述(text_char)として「通常放送」が設定されている。コンポーネントタグ値(component_tag)として、映像V0及び音声A0が設定されている。副映像について、コンポーネントグループ識別(component_group_id)として、サブグループであることを示す符号‘0x1’、コンポーネント記述(text_char)として「トップ集団」が設定されている。コンポーネントタグ値(component_tag)として、映像V1及び音声A0が設定されている。図5に示す例では、映像V0、V1のそれぞれについて、共通の音声A0が対応付けられているが、これには限られない。映像V0、V1のそれぞれについて、異なる音声、例えば、音声A0、A1が対応付けられてもよい。
次に、受信装置31の構成について説明する。図6は、本実施形態に係る受信装置31の構成を示すブロック図である。受信装置31は、受信部311(チューナー)、復号部312、分離部313、音声復号部314、再生部315、映像復号部316、表示部317、記憶部322、操作入力部323、及び制御部331を含んで構成される。
復号部312は、受信部311から入力された多重化データ(暗号化されている)を、送信装置11の暗号化部114で用いられた方式に対応する復号方式(例えば、AES)で復号し、復号した多重化データを生成する。復号部312は、生成した多重化データを分離部313に出力する。
再生部315は、音声復号部314から入力された音声データに基づく音声を再生する。再生部315は、例えば、スピーカを含んで構成される。
操作入力部323は、ユーザーによる操作入力を受け付けて生成される操作信号を取得し、取得した操作信号を制御部331に出力する。操作信号は、例えば、電源のオン/オフを示す信号、マルチビューサービスが提供されている場合に、表示させる映像として主映像、副映像のいずれを示す信号、放送波のチャネルを示す信号、がある。操作入力部323は、例えば、操作ボタン、リモートコントローラから操作信号を受信する入力インタフェース、等である。
次に、本実施形態に係る制御部331の構成について説明する。図7は、本実施形態に係る制御部331の構成を示すブロック図である。制御部331は、サービス検出部332、サービス通知部333、及び映像選択部334を含んで構成される。
は切り替えられたとき、切り替えられたチャンネルでマルチビューサービスが提供される番組に係る番組データの受信を開始したとき、(3)受信装置31の起動直後にマルチビューサービスが提供される番組に係る受信データの受信を開始したとき。
次に、表示部317に表示される通知情報の表示例について説明する。
図8は、通知情報の表示例を示す図である。図8(a)に示す例は、主映像の表示中に表示される通知情報の一例(通知情報42)である。通知情報42は、表示部317の表示面Dの中心部よりも1つの頂点(左下端)に近接した位置に表示されているボタンである。この位置に通知情報42が表示されることで、ユーザーによる番組の視聴が妨害されない。
通知情報42に付された「副映像」の文字は、副映像が存在し、副映像が操作により選択可能であることを示す。そこで、通知情報42が押下された場合には、映像選択部334は、副映像を示す映像選択信号を生成し、生成した映像選択信号を映像復号部316に出力する。ここで、「押下」とは、その表示領域内の位置が操作入力部323から入力される操作信号で指示されることを意味する。例えば、表示部317がタッチパネルとして構成されている、「押下」とはユーザーの操作により接触することを意味する。また、副映像が複数存在する場合には、通知情報42は副映像のそれぞれについて表示されてもよい。なお、通知情報42が押下された場合には、主映像と副映像とが、表示面D内の分割された領域(マルチウィンドウ)に表示されてもよい。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)受信部311は、送信装置11が送信した放送波を受信し、受信した放送波をベースバンド信号にダウンコンバートして多重化データ(暗号化されている)に変換する。復号部312は、受信部311で変換された多重化データを復号して、復号した多重化データを生成する。分離部313は、復号により得られた多重化データを番組データと構成情報に分離する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)制御部331のサービス検出部332は、分離された構成情報からMPTを検出し、検出したMPTを解析し複数の映像を有する番組が放送されるサービスであるマルチビューサービスが提供されるか否かを判定する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS103)サービス検出部332は、マルチビューサービスが提供されると判定した場合(ステップS103 YES)、ステップS104に進む。マルチビューサービスが提供されないと判定した場合(ステップS103 NO)、図9に示す処理を終了する。
(ステップS105)サービス通知部333は、現時刻が当該番組の開始時刻になったか否かを判定する。当該番組の開始時刻になったと判定されたとき(ステップS105 YES)、ステップS106に進む。当該番組の開始時刻になっていないと判定されたとき(ステップS105 NO)、ステップS105の処理を繰り返す。
(ステップS107)サービス通知部333は、通知情報の出力開始から所定の継続時間(例えば、3秒)が経過したか否かを判定する。経過したと判定されたとき(ステップS107 YES)に進み、経過していないと判定されたとき(ステップS107 NO)、ステップS107の処理を繰り返す。
(ステップS108)サービス通知部333は、通知情報の出力を停止し、表示部317に表示させたマルチビューサービスの提供に係るお知らせの表示を消去する。その後、図9に示す処理を終了する。
この構成により、マルチビューサービスの提供に気づかせ、操作により表示させる映像の変更をユーザーに促すことができる。また、通知情報が出力される期間がマルチビューサービスの提供期間の一部に限られるため、通知情報の表示によってユーザーによる番組の視聴が妨げられないことと両立することができる。
この構成により、ユーザーは、マルチビューサービスが提供される番組の開始を契機にマルチビューサービスの存在と、操作により表示させる映像が変更可能であることに気付くことができる。そのため、ユーザーにはマルチビューサービスを享受できる機会が十分に与えられる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。上述した説明と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
受信装置31は、サービス検出部332に代えてサービス検出部332a(図示せず)を備える。サービス検出部332aは、MPTに代えてMH−イベント情報テーブル(MH−EIT:MH−Event Information Table)を用いてマルチビューサービスが提供されるか否かを判定する。
次に、構成情報に含まれるMH−EITの例について説明する。
図10は、MH−EITの例を示す図である。図10に示す例では、MH−EITは、イベント識別(event_id)、開始時刻(start_time)、継続時間(duration)及び記述子領域(descriptor())を含む。イベント識別(event_id)には、個々のイベント(番組)の識別番号が記述される。開始時刻(start_time)、継続時間(duration)には、そのイベント(番組)の開始時刻、継続時間がそれぞれ記述される。従って、サービス通知部333は、これらの情報を読み取ることにより、番組の開始時刻、終了時刻を知得し、放送状態(開始前、放送中、終了済) を判定することができる。記述子領域(descriptor())は、上述したMH−コンポーネントグループ記述子(MH−Component_Group_Descriptor())が記述される領域である。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図11は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。本実施形態に係る受信処理は、ステップS101、S102a、S103、及びS104−S108を含む。ステップS101、S103及びS104−S108の処理は、図9に示すものと同様であるため、それらの説明を援用する。
図11に示す処理では、ステップS101の処理が終了した後、ステップS102aに進む。
(ステップS102a)サービス検出部332aは、分離された構成情報からMH−EITを検出し、検出したMH−EITを解析し複数の映像を有する番組が放送されるサービスであるマルチビューサービスが提供されるか否かを判定する。その後、ステップS103に進む。
この構成により、マルチビューサービスの提供に気づかせ、操作により表示させる映像の変更をユーザーに促すことと、通知情報の表示によってユーザーによる番組の視聴が妨げられないこと、を両立することができる。また、MH−EITから1つの番組で複数の映像が提供されるマルチビューサービスの存在を番組単位で効率的に検出することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。上述した説明と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
受信装置31は、サービス検出部332に代えてサービス検出部332b(図示せず)を備える。サービス検出部332bは、音声復号部314から入力された音声データに基づいて、無音区間を検出したか否かを判定する。サービス検出部332bは、例えば、音声データが示す音声のレベルの絶対値が、所定のレベルの閾値よりも低い状態が、所定の継続時間(例えば、50ms)よりも長く継続している区間を無音区間と判定する。所定のレベルの閾値は、レベルが有意に0よりも高いと判定される値、例えば、処理に伴うノイズのレベルと同等な値である。無音区間は、同一チャンネルで放送される番組が切り替わる際に発生する。サービス検出部332bが、無音区間を検出したと判定した場合、読み取った通知情報を表示部317に出力する。
また、マルチビューサービスが提供される番組の放送時間内に、マルチビューサービスが提供されない他の番組、例えば、広告番組(CM:Commercial Advertisement)が挿入される場合がある。そのような場合においても、サービス通知部333は、受信した構成情報を参照しなくてもマルチビューサービスが提供されない他の番組からマルチビューサービスが提供される番組への切り替えを検出することができる。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図12は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係る受信処理は、ステップS101−S104、S105b、及びS106−S108を含む。ステップS101−S104及びS106−S108の処理は、図9に示すものと同様であるため、それらの説明を援用する。
図12に示す処理では、ステップS104の処理が終了した後、ステップS105bに進む。
(ステップS105b)サービス検出部332bは、音声復号部314から入力された音声データに基づいて、無音区間を検出したか否かを判定する。無音区間を検出したと判定されたとき(ステップS105b YES)、ステップS106に進む。無音区間を検出していないと判定されたとき(ステップS105b NO)、ステップS105bの処理を繰り返す。
この構成により、マルチビューサービスが提供されない番組から提供される番組への変化が検出され、その変化をユーザーに気づかせ、操作により表示させる映像の変更をユーザーに促すことと、通知情報の表示によってユーザーによる番組の視聴が妨げられないこと、を両立することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。上述した説明と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
受信装置31は、サービス通知部333に代えてサービス通知部333cを備える。サービス通知部333cは、マルチビューサービスが提供される番組の放送中において現時刻がマルチビューサービスを提供する番組の開始時刻から所定の経過時間(例えば、15分)を経過したか否かを判定する。所定の経過時間を経過したと判定されたとき、サービス通知部333cは、読み取った通知情報を表示部317に出力する。そのため、ユーザーに、当該番組の開始から相当時間が経過しても、マルチビューサービスの存在と、操作により表示させる映像が変更可能であることを気付かせることができる。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図13は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。
本実施形態に係る受信処理は、ステップS101−S104、S105c、及びS106−S108を含む。ステップS101−S104及びS106−S108の処理は、図9に示すものと同様であるため、それらの説明を援用する。
図13に示す処理では、ステップS104の処理が終了した後、ステップS105cに進む。
(ステップS105c)サービス通知部333cは、マルチビューサービスが提供される番組の放送中において現時刻がマルチビューサービスを提供する番組の開始時刻から所定の経過時間を経過したか否かを判定する。所定の経過時間を経過したと判定されたとき(ステップS105c YES)、ステップS106に進む。所定の経過時間を経過していないと判定されたとき(ステップS105c NO)、ステップS105cの処理を繰り返す。
この構成により、ユーザーは、マルチビューサービスが提供される番組の開始から所定の経過時間後であっても、マルチビューサービスの存在と、操作により表示させる映像が変更可能であることに気づくことができる。そのため、ユーザーは、マルチビューサービスを享受する機会を逸しない。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。上述した説明と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
送信装置11の構成情報生成部112は、あるチャンネルで放送される番組についてマルチビューサービスの提供の有無を示す専用の信号であるマルチビューサービス提供フラグを取得する。構成情報生成部112は、取得したマルチビューサービス提供フラグを含む構成情報を生成し、生成した構成情報を多重化部113に出力する。即ち、構成情報には、マルチビューサービス提供フラグを記述するためのビットフィールドが設けられる。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図14は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。本実施形態に係る受信処理は、ステップS101−S104、S105d及びS106−S108を含む。ステップS101−S104及びS106−S108の処理は、図9に示すものと同様であるため、それらの説明を援用する。
図14に示す処理では、ステップS104の処理が終了した後、ステップS105dに進む。
この構成により、番組提供者は、予め計画した番組の放送予定に拘束されずに、マルチビューサービスの存在を受信装置31のユーザーに通知することができる。そのため、番組提供者は、マルチビューサービスをより柔軟に提供することができるとともに、ユーザーは、提供されたマルチビューサービスを享受する機会を逸しない。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。上述した説明と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
受信装置31は、サービス通知部333に代えてサービス通知部333eを備える。サービス通知部333eは、分離部313から入力された構成情報を参照してマルチビューサービスが提供される番組が継続しているか否かを判定する。サービス通知部333eは、当該番組が開始から所定の時間間隔(例えば、5分)継続する毎に、読み取った通知情報を所定の継続時間(例えば、3秒)表示部317に出力する。よって、通知情報は、当該時間間隔の経過毎に当該継続時間の間において表示される。なお、当該時間間隔は5分に限られず、当該番組の放送時間よりも短ければよい(例えば、3分)。また、当該継続時間は3秒に限られず、当該時間間隔よりも短く、ユーザーが通知情報の存在に気づき、操作に要する時間より長ければよい(例えば、5秒)。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図15は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。本実施形態に係る受信処理は、ステップS101−S108、S109e及びS110eを含む。ステップS101−S108の処理は、図9に示すものと同様であるため、それらの説明を援用する。図15に示す処理では、ステップS108の処理が終了した後、ステップS109eに進む。
(ステップS110e)サービス通知部333eは、複数の映像を有するマルチビューサービスが提供される番組が継続しているか否かを判定する。継続していると判定された場合(ステップS110e YES)、ステップS106に進む。終了したと判定された場合(ステップS110e NO)、図15に示す処理を終了する。
この構成により、マルチビューサービスが提供される番組の継続中に、マルチビューサービスの存在と、操作により表示させる映像が変更可能であることを示す通知情報が定期的に表示される。そのため、ユーザーは、マルチビューサービスを享受できる機会を逸しない。
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。上述した説明と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
受信装置31は、サービス通知部333に代えてサービス通知部333fを備える。サービス通知部333fは、サービス通知部333eと同様な処理を実行する他、次の処理を実行する。サービス検出部332は、マルチビューサービスが提供される番組の放送時間内に、マルチビューサービスが提供されない番組(マルチビューサービス非提供番組)が放送されているか否かを判定する。当該判定において、サービス検出部332は、分離部313から入力された構成情報に含まれるMH−EITを参照してもよい。マルチビューサービス非提供番組が放送されている期間においては、マルチビューサービスが提供される番組は一時的に中断される。マルチビューサービス非提供番組は、例えば、CMである。そこで、現時刻が、マルチビューサービスが提供される番組の開始から所定の時間間隔の周期になっても、サービス通知部333fは、マルチビューサービス非提供番組の放送中において通知情報の表示部317への出力を停止する。
次に、本実施形態に係る受信処理について説明する。
図16は、本実施形態に係る受信処理を示すフローチャートである。本実施形態に係る受信処理は、ステップS101−S108、S109e、S110e及びS111fを含む。ステップS101−S108の処理は、図9に示すものと同様であり、ステップS109e、S110eの処理は、図15に示すものと同様であるため、それらの説明を援用する。
(ステップS111f)サービス検出部332は、マルチビューサービスが提供される番組の放送時間内に、マルチビューサービス非提供番組(例えば、CM)が放送されているか否かを判定する。マルチビューサービス非提供番組が放送されていると判定された場合(ステップS111f YES)、ステップS109eに進む。これにより、通知情報が出力されない。マルチビューサービス非提供番組が放送されていないと判定された場合(ステップS111f NO)、ステップS106に進む。その場合には、通知情報が出力される。
この構成により、マルチビューサービスの提供が一時的に中断されるときには、通知情報が出力されないので、視聴者にマルチビューサービスが提供されないことを通知し、映像を選択するための無用な操作を回避することができる。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
このようにして、サービス通知部333、333c、333e、333fは、MH−EITに基づいて通知情報を出力する継続時間を制御することができる。従って、放送事業者や番組制作者の意図に応じて視聴者にマルチビューサービスの提供に係るお知らせの表示の有無や、その表示期間が制御される。
受信装置31は、サービス検出部332、332a、332b、332dのいずれか、それらの一部の任意の組、または、それらの全てを備えてもよい。また、受信装置31は、サービス通知部333、333c、333e、333fのいずれか、それらの一部の任意の組、または、それらの全てを備えてもよい。また、図9、11、12のいずれかに示す処理の後に、図13のステップS105c〜S108の処理が行われてもよい。
上述した実施形態では、各種のデータを伝送するための伝送方式として、MPEG−Hで規定されたMMT(MPEG Media Transport)によるメディアトランスポート方式が用いる場合を例にしたが、その他の伝送方式、例えば、MPEG−2 Systemsで規定された方式が用いられてもよい。また、伝送に係るデータ形式、暗号化方式、符号化方式も、その伝送方式で規定された形式または方式が用いられてもよい。
(1)受信したデータから1つの番組で複数の映像が提供されるマルチビューサービスの存在を検出する検出部と、前記複数の映像間で表示させる映像が操作により変更可能でることを示す通知情報を前記マルチビューサービスの期間の一部において出力する通知部と、を備える受信装置。
Claims (9)
- 受信したデータから1つの番組で複数の映像が提供されるマルチビューサービスの存在を検出する検出部と、
前記複数の映像間で表示させる映像が操作により変更可能であることを示す通知情報を前記マルチビューサービスの期間の一部において出力する通知部と、
を備える受信装置。 - 前記期間の一部は、前記検出部が前記マルチビューサービスの提供番組の開始を検出した時点からの所定の継続時間内の期間である請求項1に記載の受信装置。
- 前記期間の一部は、前記検出部が前記マルチビューサービスの提供番組の開始を検出した時点から所定の経過時間後からの所定の継続時間内の期間である請求項1に記載の受信装置。
- 前記検出部は、前記受信したデータに前記マルチビューサービスの提供の有無を示すマルチビューサービス信号が含まれるとき、前記マルチビューサービスの存在を検出する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。
- 前記通知部は、前記マルチビューサービスの提供番組が継続されるとき、前記通知情報を所定の時間間隔で出力する請求項1から4のいずれか一項に記載の受信装置。
- 前記通知部は、前記検出部が前記マルチビューサービスの提供番組の中断を検出するとき、前記通知情報の出力を停止する請求項1から5のいずれか一項に記載の受信装置。
- データを送信する送信装置と、前記データを受信する受信装置とを備える放送システムであって、
前記受信装置は、
受信したデータから1つの番組で複数の映像が提供されるマルチビューサービスの存在を検出する検出部と、
前記複数の映像間で表示させる映像が操作により変更可能であることを示す通知情報を前記マルチビューサービスの期間の一部において出力する通知部と、
を備える放送システム。 - 受信装置における受信方法であって、
受信したデータから1つの番組で複数の映像が提供されるマルチビューサービスの存在を検出する検出過程と、
前記複数の映像間で表示させる映像が操作により変更可能であることを示す通知情報を前記マルチビューサービスの期間の一部において出力する通知過程と、
を有する受信方法。 - 受信装置のコンピュータに、
受信したデータから1つの番組で複数の映像が提供されるマルチビューサービスの存在を検出する手順、
前記複数の映像間で表示させる映像が操作により変更可能であることを示す通知情報を前記マルチビューサービスの期間の一部において出力する手順、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014227991A JP2016092719A (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014227991A JP2016092719A (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016092719A true JP2016092719A (ja) | 2016-05-23 |
JP2016092719A5 JP2016092719A5 (ja) | 2017-12-14 |
Family
ID=56019081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014227991A Pending JP2016092719A (ja) | 2014-11-10 | 2014-11-10 | 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016092719A (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003283450A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンテンツ送受信システム、受信装置、コンテンツ送信システム、プログラム及びプログラムの記録媒体 |
JP2004193673A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-08 | Sony Corp | 受信装置及び方法、再生装置及び方法、並びに記録再生装置及び方法 |
JP2005159592A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | コンテンツ送信装置およびコンテンツ受信装置 |
JP2009201032A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Canon Inc | 選択装置、方法、およびプログラム |
JP2011030028A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Canon Inc | 表示制御装置及びその制御方法 |
JP2011087139A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Canon Inc | 映像受信装置及びその制御方法 |
JP2011211338A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Canon Inc | 再生装置及び再生方法 |
JP2013255204A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Sharp Corp | 表示制御装置、表示制御方法、表示システム、表示制御プログラム、記録媒体およびメタデータ。 |
-
2014
- 2014-11-10 JP JP2014227991A patent/JP2016092719A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003283450A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンテンツ送受信システム、受信装置、コンテンツ送信システム、プログラム及びプログラムの記録媒体 |
JP2004193673A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-08 | Sony Corp | 受信装置及び方法、再生装置及び方法、並びに記録再生装置及び方法 |
JP2005159592A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | コンテンツ送信装置およびコンテンツ受信装置 |
JP2009201032A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Canon Inc | 選択装置、方法、およびプログラム |
JP2011030028A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Canon Inc | 表示制御装置及びその制御方法 |
JP2011087139A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Canon Inc | 映像受信装置及びその制御方法 |
JP2011211338A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Canon Inc | 再生装置及び再生方法 |
JP2013255204A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Sharp Corp | 表示制御装置、表示制御方法、表示システム、表示制御プログラム、記録媒体およびメタデータ。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102489857B1 (ko) | 동일하거나 동등한 콘텐츠를 포함하는 서비스들의 식별 | |
JP7062115B2 (ja) | 受信装置 | |
JP6700658B2 (ja) | 受信装置、受信方法、及びプログラム | |
JP6381465B2 (ja) | 受信装置、受信方法、及びプログラム | |
JP6137755B2 (ja) | 受信装置、受信方法及びプログラム | |
JP6386353B2 (ja) | 受信装置、テレビジョン装置、プログラム、記憶媒体、及び受信方法 | |
JP6500956B2 (ja) | 受信装置、テレビジョン装置、プログラム、記憶媒体、及び制御方法 | |
JP2016092719A (ja) | 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム | |
JP6448073B2 (ja) | 受信装置、テレビジョン装置、記憶媒体、受信方法、及びプログラム | |
JP6309061B2 (ja) | 放送システム | |
JP6238086B2 (ja) | 受信装置、受信方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP6137754B2 (ja) | 受信装置、受信方法及びプログラム | |
JP2017118576A (ja) | 受信装置、受信方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JP6429402B2 (ja) | 受信装置、テレビジョン受信装置、受信方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP6279140B1 (ja) | 受信装置 | |
JP6279063B2 (ja) | 受信装置、受信方法及びプログラム | |
JP6327711B2 (ja) | 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム | |
JP2016116032A (ja) | 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム | |
JP6355263B2 (ja) | 受信装置、受信方法、及びプログラム | |
JP6644470B2 (ja) | 受信装置、受信方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP2019062549A (ja) | 受信装置、テレビジョン装置、記憶媒体、受信方法、及びプログラム | |
JP2016116172A (ja) | 受信装置、受信方法、プログラム及び送信装置 | |
JP2018142971A (ja) | 受信装置、受信方法およびプログラム | |
WO2020209890A1 (en) | Relay of audio and/or video steganography to improve second screen experiences | |
JP2017017740A (ja) | 放送システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171102 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171102 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20171102 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180112 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180904 |